魔の森 再開に揺らめく灯火

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1:魔王◆Pw:2020/04/08(水) 23:14

王の帰還か、新たなる世界の幕開けか

その真実を知るものは、造り上げるものは、それは誰なのか知られていない。

779:魔森に溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/02/25(金) 22:38


  「 ....それでも ..... ....ッ ...あ〜〜ッ、やッぱり
 何でも無いでスッ! ...えぇ、必ず待ッてまス ... 」


( ...尊敬する先輩の言葉は、いつもいつも心の中に刻んでいる ...だからこそ、今更深く深く、罪悪感が ...
生きる為、妹の為 ...それで『掃除屋』として仕事をして ... ...思い返せば、辛く ..酷く ...後悔に溢れる .. )

  でも、先輩が気にしない様にしているし ...
今は二人して暖かい気持ちに溢れて 癒されているのは ...後輩も同じ ...


  だから精一杯、今出来ること ...恩返しを
  償いを .. ..主人以上に、仕えるべき人だと ...ただ
  静かにそう思っている。


___何より、そんな想いを抱かれては ...幸せでしか無い
だから ...少しばかりサービスを加えても
       ...良いでスよね?


  ( ...両肩を揉みながら ...耳へ、口を近付ける )


「 ニャル先輩にはお世話になッてまスから ...少し位は
...沢山してあげたくなるンでスよね .... ...ふふふ 」



( ...ウィスパーボイス、じわじわと響かせながら ... ...自分がつけた、消えない所有の証を軽く撫でて ...
... ...全身隈無く、密着させて ... ...ぷにっとした柔肌を、白黒の身体へ ... )


  タオルだけじゃ無い ...いわば、流すだけでは無く
マッサージにも近い ...癒しを、幸福を ...送り続ける

  触れ合う方が、熱もしっかりと ...共有されて
....洗えば洗う程柔らかく、汚れも取れていく

780:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/02/27(日) 21:55




  …わかってるよ、ウチの ___お姫様…


 [__つぷ …にゅく… じゅ]

 ( 一言が皮切りとなって… 終わっても、ずぅっと
  …続いてしまいそうな快楽の深いひとときの始まり

 __ちょっぴり、乱暴に … ナカでは ゆっくりと
  挿入し …簡単に奥へと入った二本の指__ )


[ ぐぃっ …[ふるっ…!] ]

  __白機が …淫れる姿に、堕とすのが
 …己であると自覚させられ 堪らなく脳裏と背筋が震え

( 挿れた指を感じるトコで、上向きに
__ノックするみたいに トントンと動かして )


 ___淫れた叫びが上がりそうになれば


     [ んむ… __にゅぅ ]


 (…約束通りに __唇を熱く閉じてあげる)

781:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/02/27(日) 22:06


 (__また… "実家"のようなことをされる気がする
  けれど、…頭で抵抗を考えても …殆ど、…[ぷにっ]
  …色々と柔らかな感覚に拭い去られて 結局は__)


 「[ぴく…っ]!… こら…、また… 」

 __顔を少し下に傾け …僅かな否定が
  行為の容認を暗に示してしまうだけ



  ッ… …ん …っ

 ( 汚れが消えて、疲労が溶ける… よりも
  まるで脳に這いよるような 意識してしまう
  あの… 愛しい、…幼くもある声に __悶え …堪える )


 ___実力は …まだまだ、自分が上なのだろうけど
  …もっと、意味のあって …愛や 快楽に寄ること
  …色んなことで、…この子に、__支配されそうな気がした


     __…ぅ … みぇん… …!

782:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/05(土) 00:23



 っ ...は、ぁ〜〜っ ..ぁっ、か、ろ ...かろ、ぉんっ...


  ( ...乱暴でも、気持ち良くて、愛おしくて ...
   ...身体を捩らせて、震えさせる ... 快感は続く
  記憶が一時的にバグって ... ...全てが黒機に、染められて ... 聞いた事も無い様な、変な声を自身が出している
  ...とても、聞かれたくない、こんな声 )


   わす、れて

   こんなの、私 ..じゃ、ない



  おね、がいっ ..かろ、ぉんっ ..わすれて、よぉ ...


  ( ....涙が溜まる程恥ずかしくて、恐らく消去したい記憶No. 1になる ... でも、それは口だけ )

   ___本当は忘れたくない
    ___黒機との思い出は、何もかも


   __ましてや、こんなキモチイイ事____


  っ ...ぁ ..ん、むっ ...ーーーーっ!!


  ( 唇、閉じられた事 ..それが、一番安心する
  ...だから、無我夢中に ...吸い付く、離れない ...
  吐息を吐き出して、舌を垂らして .... ... )


    好きを、好きを、好きを__伝える

783:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/05(土) 00:42



  「 ニャル先輩 」


   ___急に、声のトーンは変わり、真面目 ...



 「 ...お疲れ様でス、いつも頑張ッていて...見習う姿勢
  ...とても、参考になりまス ...それでスから私は
  必要以上に ...やッちゃいたくなるンでスよね ... 」


   ___それは、この城で過ごす内に身に付けられた
   ____魔性の、悪いこころ


  ( 愛しい白黒の声、いつもとは違う声 それって貴重
   そして ...何故かとっても、心の奥が疼く )


  「 それにニャル先輩も、この展開、少しは ..期待
     ____[ むにゅ ]してたンじゃないでスか? 」


  ( 直接背中に、押し当てられる ...成長途中の 胸部 )


 「 怒るのならば後で本気で怒ッて下さい、でも今は
  ...ふふ、私なりの、リラックスタイムでスから 」


   ...タオルはいつの間にか、剥がれている
   そして ...

  [ ふにゅ、みゅ ] ( ...白黒の双椀に、後輩の小さな手がかかる )

784:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/08(火) 22:44


 (月跳………)


( 初めて見る表情 …正直になれないキミは
  隠せないとこんな顔になるんだ、…知ると
 何を思うでも難しいのに …落ち着いて _愛しくて )


   [ずいっ](…ずるいよ 月跳…っ)


( __雄が抱いてるみたいに …口づけと挿入をそのまま
  眼と お腹と …下腹部を合わせる、__本当に …狡い )


 [ぐっ …ぐいっ](忘れてなんて …忘れてなんて…っ)


 ( …本当は、分かってる __指を強めるのはただの劣情。
  正直に …なれないから、思わず言っていることなんて
 __それでも …それでも __妬いてしまうのは仕方がない )


    (ウチに…っ …ウチにっ、…!)

   ____"正直" …きかせてよ…っ!


  ( …唇を離して …達させる時に入る
  肩に顎を乗せ …指を更に強めて、…名前を呼んで… )


   [ ぐっ ぐっ ぐっ… ぐいっ…っ ]


 『 だいすき… っ … ……げっちょぉ…っ! 』



  ____羞恥に眼を閉じて …指で __達させる。

785:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/08(火) 23:13


__(ゅん…)

___姉のように …実りが大くはない
 …貧相という訳でもない __締まってて
 …後輩の __手触りにとても丁度よい…形と …大きさ



 …[ん] ……[んっ]……


( __攻めに …本格的に入ると…彼女の抵抗はなく
  右手を軽く口に当て …白銀の眼を固く閉じている

  声は抑え … 為すがままに__ )

  _______


 「 ……[んっ]…… …ですが ミェン 」

( ひととおりを聞いたあとに …横顔だけを向けて
  鋭い眼でミェンを眺める、…凛として …鋭く__

___怒気を含まない"歳上"の 冷静な瞳 )


 「 …結局は … あなたも
  …欲しいだけでしょう…?」

 ____私が …私という … 全てが

786:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/08(火) 23:24



( __揉ませたまま …触れさせたまま
  …前を向き、顔を俯かせ __記憶に浸る )


「 …あなたはいつも …よく、頑張ってくれていますよ
 私にしか出来なかったこと …誰にも頼めなかったこと
 …切り売りした気と、心がいっぺんに戻ってくれたように
 ___日々は軽く …忘れていたものも …思い出せています 」


 ___けれど…


 「 …こうなっても … まだ、私に向けて…
  正直に切り出せない自己評価の低さや…
  …心そのものは奥手な所は …焦らせますね 」

  ____私はとっくに …


「 …あなたと添い遂げる __用意も覚悟も済んでいるのに 」

  ( …次に向けたのは __緩んだ瞳、…全てを赦す…眼 )


  ____好きに、…していいんです
    …あなたが 心の赴くままに

 ( …抵抗はなく __彼女の …裸体が
  ____鏡に映って …後ろにも見える )

787:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/12(土) 00:57



   ( コアは熱く、熱く ...弾け飛んじゃいそうな位
    疼きっぱなし ....それもこれも全部黒機のせい )


  ( ...股の湿り、指だけじゃ収まらずに手まで染めて
     ....情欲に満ち溢れた吐息と、身体を
    止められずに、見せて、溢れさせる )


      ...そんなに、言われたら
     心の鍵を閉める事なんて、出来ない ...全て、曝け出してしまうに、決まってる ....!



   『 ひっっ .....ぎゅ、っっ ...は、ぁっっ ...! 』



      ___プツンッ

  ( ...絶頂を迎えれば、回路の何処かが切れた音
   ...嫉妬させてしまった、黒機の身体を )


    ___ぎゅうって、力無く抱き締めて



   『 ...忘れ、ないで ...忘れ、ないで ...っ!
 大好きな、かろん に、だから ...言えるっ ..!!
  忘れないでっ ...ぜんぶ、みて、おぼえて ....おねがいっ ..... .....かろん、わたしを、月跳を ....! 』



   ずっと 忘れないで
        記憶 の中に 残し、続け ....て


   ( ...最後まで浮かべる表情は、赤みがかった
      ...それでいて涙に濡れた


       幸せで、忘れられないだろう笑顔 )




     ____オーバーヒート防止の為急速冷却
    ______即ち強制シャットダウン



     ...スリープモードの月跳の顔は




    何処かとっても、幸せそう_____

788:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/12(土) 01:03



   「 ....あ、あはは ...バレて、ましたか .... 」

    ....そうでス


  「 ...私も本気でス、本気で貴女が欲しいンでス
   ...ニャル先輩 」


( ....双椀に手を掛けて、ましてや触りながらなので緊迫感は無い ...いやらしい触り方
でもマッサージって感じはまだ残ってる ...それにどこか、遠慮がち )





   「 ....私はニャル先輩の一番になりたいンでス 」


   白黒の次で良い
  歩を進める事も、家事の熟練度も、清掃の上手さも




    ....でも、欲張るのならば
     ....一つ欲張るのなら


     __ニャル先輩よりも
     ___上手に恋を伝えたい、だけ

789:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/12(土) 01:14



   改めまして、言わせて下さいね、ニャル先輩



    [ かぷりっ ]

  ( ...付けた痕を、更に濃くするかの様に犬歯を立て
   .....ちょっとだけ吸いつつ、何度か舐めて ...
  [ぺたり]と、絆創膏を貼る ....くすり、笑い )



   「 ...私のモノ、 ...は違いまスね ...ンと
  あぁ、こう言えば良いでスッ ....! 」



「 私 と 一 生 を  ....添い遂げて、下さいッ! 」


   [ ...ぐっ、ぐっ ]

 ( 臀部、親指で押し込んだりしつつ ...ぎゅうっっっと、無遠慮に、全身を押し付けて抱きついて ....にィと笑い ...)

   [ ...っぷ、にゅ .... ]

  ( ...不意に、濡れた指を構えて ...白黒の純潔をゆっくり、ゆっくりと奪い ....強く、上に押す )

   「 でスから、ニャル先輩の言う通り
  ...心の赴くまま、好きにさせて貰いまス ..ね♡ 」


  ( ....少し強引、されど ...それが、本心だから
    想いは尊重して_____ ....のぼせちゃうまで )



    終えたのは ...約1時間、後?

790:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/17(木) 00:13



__沈黙を経ての覚醒、眠りから …急に目覚めるような、
 強い衝撃にも似た頭の感覚を境にして意識が正常化する
 …夢のような先触も無かったが夢のような心の動悸が
  半ば暴走していた知覚を徐々に 復旧させる …眼を開く

  […ふぁ]____…っんく…


__眼下で眠る白い機は …まるで糸の切れた人形のよう
  そこまでを確認して、自分はやっと …やり終えたと
  遅い自覚を遂げ。…覚えを探り、心は平常に帰還した


  『 ………(じぃ) 』

791:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/17(木) 10:32


 『 ……(寝顔だけでも …キミは人を喜ばせるね)』


 ( …それはまるで、眠りに落ちた白雪の姫
  嬉に溢れた表情を浮かべて、尚も美しい
  …傍らに寄り添う オオカミは頬を撫で… )


 ぐ___ [ ぽふっ …ん ]


  ___________



 __二人で …布団を被る、人が産まれた時の
  …そのままの姿で 分厚い布団に、…隠れるんだ

 …私たちは、機械だからこれはただの"真似事"なのかな
 誰かはこう言ってた …成り代わる事は何にだって出来ない
 人は人でしかなく、…機械は機械でしかない …そんなの

   (…抱き締める返しに、…強く抱き締め)

 『 …間違いだ。… 私たちには意思があり、思考があり
  …自己で判断し論理、理論から外れて答えを出せる
  生物として不足はない私たちを …"機械"という
  狭く、偏見に満ちた枠で括ることは …もう、出来ない 』


 ___言葉を 顔を …メモリと意識しない
   …心で強く記憶して … __眠りを前に


 『 …ウチはずっと __キミと"生きる"よ
  … 愛して、…大好きで …大切な ___月跳… 』



   ____眠りへと

792:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/17(木) 11:43


 (__指摘すれば、…声を掛ければ それほど
   報復のように攻めは激しくなり …熱くなる
   声を出す余裕も …隙もなくなった)


  なっ… み、…ミェ… んっ …ん…ぅ …ぁ…

 __悔しい程に抵抗は出来ない


 ( 揉まれて …それが愛しい手と知っているから
  愛の侵蝕は止められない__ 無意識が腕の力を
  脚に込める力を抜いて …好き放題を許してしまう
  …愛は、無力を白黒に強いると __せめて顔を俯かせ
  表情 …見せないまま、激しく息を吸って …吐いて )


  __んッ…ぁ… う…っ ゅ__ [ぷ、にゅ…]ぅぁ…っ!


   …仰け反り __舌が垂れて

793:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/17(木) 16:22

  _____

(__好き放題は …遂に白黒の殆どが屈服に喘いだような
  悲鳴を許すだけになる __…支配され、…しかし愛に
  否定を叫べど押し潰される程の劣情が…光の無い瞳を映す)


 ぐみゅ__ [ハァ…ハァ] むに …ゅん
 __もに …ちゅく__ぐちゅ …[や…っ]

  _________ただ


 ……… [ぐぐぐっ]

 ___返事、は …しなければ


( …抵抗 にすら見えない鈍い動き …ただ力はとても強く
 __後輩、…愛しい彼女の …首の、後ろに手を掛けると

 … 押して、…顔を横に向けて __合わせ… )


 「 … 喜んで …あなたの手を取り、歩ませて頂きます 」


   ______…口づけ

794:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/21(月) 03:12



     [ ....ぢゅ、む ...ッッ ]


   ( ....白黒からの口付け ...離れようとしない
  何時も飴ばかり舐めていたからか、少し甘く ...
 それでいて ....ドッロドロに、濃厚な ...愛の味 )


 「 ( ....あァッ ...本当幸せでス、堪らないでス ...
   とッてもとッても、嬉しい事ばかりでス ....!) 」


   ( ...これから、沢山、もっともっと
    ...長く、深く、関係を築けるのは ....夢の様で


    心を込め続ける余り、止める機会を失う )


 ____ぐぢゅ、む ...もみゅ、ぐちゅっ ...にゅぷ
    ぬぷ、れろ ...むにゅぅ、っ ... ...ぐにゅり


    __ただ、響くのは淫猥な音ばかり

795:魔森に満ち溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/03/21(月) 03:16




     ___大好き、でス


   _____大好きでス、ニャル先輩!!!




 ( ...表情も、丸見えで ...思わず、蕩けながらの笑みが溢れる ... ...独占欲に、ちょっぴり染められる位 )


   ....後輩のスタミナが切れるまで、何度も何度も
 囁いて、キスをして、揉んで、弄って ...止めず、止まらず、満ち溢れさせる_____


    白と黒の中に ...未熟な青を、混ざらせて

796:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/24(木) 00:44


 ____清掃員が …後輩が白黒に望む全ては

   気付かなくともずっと昔に叶っている

( …築き続けている甘くもほろ苦い二人の思い出
 ロマンスとは遠い出会い、…それを上書きして
 奥手な白黒に何よりも恋は早く伝わって… )


 …ぢゅっ ぐぷ…ん む…んんっ[はぁっ]…かぷっ
 ___はふ…ぅ…みぇ…ん あぁっ… …ぁ… じゅっ…んんっ


 (__何度も 何度も何度も何度も… _頬に
  胸に、肩に …腕に 首筋に… 今は、…秘唇に
 __刻み付けられた"所有"と、…"生涯"の証
  …逃れられない …喜ばしい運命のベーゼを
  懸命に堪能し、…__彼女らの舌を絡ませ続ける)


 _____白は青に染まる …黒は青を飲み込む…
    …湯けむりが女体を艶に染め上げて
   止まらない劣情に火を注ぎ …

797:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/03/24(木) 00:48


__________


( __浴場から、…揃いの寝巻きを着て出てきた
  …そんな二人の体は、…艶に溢れて_火照り
  けれど、…緩い浴衣で隠せない __痕が白黒に。)


 「 …上下、襟も少しロングにしましょうか 」

  ___何気ない一言も …後輩に意識を向けて


「 …湯加減はいかがでしたか? 」

798:魔森に溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/04/03(日) 21:55



 _____ ...全てが終われば、後悔はしてなくとも
    ..今更ながらやった事の重大さに羞恥に


  [ ...ちら ]

  ( ...白黒に対して視線を向ければ ...やはり
   __少しばかり目立つ、痕の数々 ...
   ...火を見るよりも明らかに、顔は更に火照り
   ...顔を両手で覆い隠して頷くしか出来ない )



 「 ゆ、湯加減はとても気持ちの良い物でス ...した
  ...恐らくきッと、忘れられないのは ...確定でス 」


  ( ...少し、歩む距離 ...肩を並べる様に調整
   ...自覚を持ち、これからもしっかりと )


   ___側にいることを、誓う

799:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/04/08(金) 01:58


 歩く夜中の帰り道、寝巻きでゆっくり歩む道
 …いたたまれぬと言の葉を飲み 並んで目先は
  先輩の部屋 __今や 二人を納める場所へ


( __気の効いた事ひとつも言えず、結局
  部屋に戻るまで …録に会話がなかった )

_______

[ガチャン]


「 ……… 」

( ドアを閉めると、… 城に静けさが広まっていく
 宵の宴は既に終り 明日を眠り、待つものは増える… )


____


「 …ミェン 」


( ひとつ 名を呼び、…向き合う間も待てず
華奢な肩を抱いて寄せ 胸に押し付けるように抱く… )

「 … 」

800:魔森に溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/04/09(土) 01:02


 _____宴もたけなわとは言うもので


 ...風呂にて戯れている間に、殆どは終わりを告げ ...
月の光が静かに森を照らし続ける


  「 ......ぁ .....え、えッと.... 」


( 話す事は何も思い浮かばず ... ...のぼせた?熱が冷め切らず ...顔は火照り続けている ... ...愛する先輩の部屋にて静かに ...悩み続ける
...どう発言をすれば良いのか分からずじまい )


  ___あッ、はい ...なンで ...


    !!!!!?


  「 に、ににゃ、ニャル、せンぱ ...ァッ!? 」


  ( ...後頭部に当たる女体 ...背後からでも当たる
 ...抱かれる事に対しての安心感とは別に ...付き合ってるからと言ってそんな軽率に ...と言う ...後輩ならではの悩み )

801:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/04/18(月) 01:11


( …終わり告げるは森のことごとく されど…
長い間燻らせた情愛…、堅さや真面目を上書き
 蹂躙に悦びを思わせる程の愛への欲求へと
…改めて付いた火は止まりようがない その上__)


 「 …貴女は私に __跡を何度も付けました
  所有し、隷属させ、肌を重ねる。…そういう印を 」

[くるり …]

( 清掃員を回して向かい合わせる
__窓から差し込む月の光を背に受けて
 …身を寄せ合うので、…見下ろして )

802:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/04/18(月) 01:20


[ぐいっ…] [ぼすん]

___ベッドへ押し倒し …床ドンで逃げ場を奪う


 「 …貴女と、…私は互いに同じく
  …所有しあう仲となった以上、は… 」


____顎を…上げさせ、軽く唇を奪って


[んむ __ゅ …はぁ]


「 …私とて 貴女にふたつみっつ
 __刻まなければ気が済みません …

  ___貴女を… 」



『所有して』___頬から首へ…

『隷属して』___首から下腹部へ

『…愛しあう』___太股へ …ゆっくりと撫で下ろし


( __月の光は、差し込み 妖しく白黒の輪郭を
  揺らめかせるように輝く …鋭く眼が、後輩を見て

  …乱れの続きを求めるような __視線が注ぐ )


  「 『私のもの』と示す …私の、証を 」


 

803:魔森に溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/04/20(水) 02:49



 「 へ、あ ...に、ニャルせンぱい? ...そ、その
  言いようのない圧があると言いまスか ..ひッ!?
 お、お待ちを ...ンむッ、ふ ...ゥううッ ..! 」


( 体格差、力の関係上 ...この状況を打開する事は出来ず
 何度もこの距離は体験しているはずなのに ...何故か心の緊張が止まらずにいて ...顎、無理矢理上げさせられて奪われれば ... )


  ___心はもう、既に染まり始めていて ...


  流れる様な一連の動作 ... ...注がれる視線に


 自分のした事の重大さと ...責任の処罰に ..白黒を受け入れるしか選択は無かった。


   「 ...良い、でスよ 」


 ( そんな視線耐えられる訳が無いと言わんばかりに
  つい視線を逸らして ...静かに頷いて )


「 ...首でも、太腿でも、何処でも ...ニャル先輩の
 その証を刻み込んで下さい ...これは何方かと言うならば、お願いでス ...ね? 」


 ( 決して罪悪感を残さない様に ... ...そして、心残りを無くす為に ...続きを最後まで、させてあげる )



 ..やっぱり恥ずかしくて、顔はじわじわと恥ずかしくなって ... ...やるなら早くして欲しいと、視線が来る

804:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/04/24(日) 22:56


「 …生物に於ける、異性へのマーキング
 痕を付け、所有を示す事 …それは決して
 珍しい事ではないのでしょうけれど…

 …それは伴侶であること、所有する…
 自分の異性だと主張してしまえるもの。

 ___1980年代著作"マーカー"にはこうあります 」

( …ベッドへ運び、身に纏う布を …手順を遵守し
 丁寧に外して 焼け色の薄い肌を露にする最中に
 眼の冴えた白黒は __言葉と …撫でで怯えを嗜める )


 ____ひととおりを …桃色に染まりはじめた
   部屋の空気に晒して終え … 身を寄せれば…


[するり]"…首すじは命の所有を示し"

[むに…]"胸元の牙痕を許すは、与える者"

[さわ…]"太股に走った噛み傷は逃がさぬ意思"

 ___…


 ( …口で示した体の部分を撫で __緊張を感じ
  抵抗の余韻もない、…後輩にキスをして …緩めて… )


 「 …力を抜きなさい ___それとも …先に
  骨を抜いてしまいたいのですか? … 」


 ____声はとても近く …先程のお返しのように

805:魔森に溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/05/02(月) 00:16



  [ ぴくっ ] ( ...撫でられれば僅かに跳ねて
        ...それ以上に、優しい暖かさに
       ....心を許せば、口が緩む )

  ....一つ一つ、説明される度に

  羞恥を全身が包む ...それ以上に嬉と言うものが
 ___表情から分かるほど、伝わって


 お揃いとまではいかずとも、つけられ続けたその痕に
...不変の愛を、心に響かせる...とても、幸せだと

   自覚をして ...先輩後輩と言う肩書きは変わらずとも、態度は軟化して


   「 ...骨抜きにされるのも、悪く無いかも
     しれないでス ...ね? ...ふふ 」


 ( ...もちろん、言葉で作った偽装の余裕
  ...既に体の力はゆっくりと抜かれていて、寝具に体を休め置き ...細い両腕を広げる )


  「 大丈夫でスよ、ニャル先輩の全て ...ぜ〜ンぶ
  受け入れられまスから ...ね! 」


  __するりと、健康的な肌を撫で ...薄い黒に、橙色を混ぜた様な ...明光な瞳を、白黒へと負ける

806:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/05/04(水) 22:34


 [きゅ]「…理論や思想は、思考に理解を与えますが」

 「 …何より貴女と、こうして… 添い遂げる意志と
  誓う証を刻める事… 何よりの真実が、そうなのが
  とても喜ばしく思えます __それも… "この地" で 」


 …残り物は、数多い。…"思い出"という優しく
 時の流れを残酷に彩る正邪の鎖。…今でさえ
 目に見えぬ灰色の記憶に … 恐怖は甦る

 __…孤独の永遠を覚悟さえも 諦め、…受け入れた時間(とき)


  …今は、…いや __その時から、…私は恵まれた


 (…目を閉じれば、からかい混じりに微笑む顔が浮かぶ
 __意地悪で、悪戯好きで、…諦めの悪い魔人の顔。

  …恨んだことさえある ___けれど 今は…)




  ____何よりも…


( …回した腕で背中を抱いて __小さな肩に顎を乗せ
 身体と身体を寄せ合い、存在の全てを感じる …

 ____あなたと巡り会って …心がやっと
   …求めてる静穏に安心と 希望に溢れた )

807:魔が森へ吹いた風◆.s hoge:2022/05/04(水) 22:39


___わたしが任せようとしているのは…
 …本当に、わたしの全て。__小さな体に
 受け入れきれるか不安になりそうな程の…

 …愛、思い、心、…関係性 人として …その全て。


 ( 迷いなく …涙も流さず。__あなたを抱き締める )




 「 …ミェン


  ___ありがとう…ございますね 」


 ( …抱き締めて、顔を見合わせて )



 ___あなたに会えて …本当によかった




(…唇を重ねて __不純に、乱れて
それでも …愛は静かに美しく__

 …時は、明日まで流れていった)

808:魔森に溢れて止まらない幸せ◆rDg hoge:2022/05/12(木) 01:28


 .......しっかりとした愛で全身が覆われる感覚に ...


   嬉しさや恥ずかしさよりも ...誇らしさを感じ


   ただ、静かに抱き締め返す ...決意を持ち


「 ...そンな事、私の告白でス、ぜ〜〜〜ンぶ!
私を共にこうして ...大事な場所で ...しッかりと、気持ちを確認しあえて、時間を過ごせるンでスから!



 でスからこれからも ...私の希望でいて下さい
私も、ニャル先輩の ...光で有り続けまス、から!
 _思い出はどンどン上書きして、忘れさせませン! 」


 救われたのは互いに同じ ...だから、それ相応の
安心を、希望を、想いを ...秘めた夢も


   口付けと共に、全部流し込む ...




 ( そうして、吹いた風は ...森に溢れて
 幸せとなりて駆け巡る ...止まらない、愛を捧ぎ
 決して終わる事の無い二人の時間を紡いでいく___ )





      また、日が昇る
   しかしその日は ...前よりも明るく見えた


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