皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。
こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。
...僕の顔、どうなってるだろう
(楽しそうに風呂場に行く)
(風呂場!)
たしかここに…ああ、見つけました。
これが鏡ですよ、ソラン。
(洗面所の引き出しから手鏡を取り出す。)
んゆ?...わっ!?これが...僕?
(鏡に映った自分を見て驚く)
ふふふ、言ったでしょう?
あなたはとても綺麗な天使ですよ。
(驚くソランの横から手鏡を覗き込む。)
けど、ハリジャの方が綺麗だよ!僕よりもね!
(覗いてきたハリジャ頬をすりすりして)
…どこでそんな言葉を覚えてきたのでしょうか。
もう、本当に仕方のない子ですね。
(困ったように微笑むとソランの頭を撫で)
さあ、汚れを落としましょう。
ソランの綺麗な翼は清潔にしておかないと、ね?
うゆ!
(ゆっくり脱いでいく)
(昨日と同じ手順で浴槽にお湯を注ぐ。)
(…で、入浴)
うゆゆ〜♪やっぱりお風呂は気持ちいいよ〜♪
(ぷか〜んとお湯に浮く。のんびり気持ちよさそうな顔)
…
(着衣のままソランをじーっと見つめる修道女。)
石鹸、使いますか?
うゆ!それとさ...何で見つめてるの?魔法で洗浄してるだけだよ?
(苦笑いのソラン)
ああ、なんでもありません…わたくしには入浴という行為が必要ないので、少し興味深くて。
それに、とてもいじらしいと思ったのです。ふふ。
(石鹸を手渡す)
みゅ?ハリジャは色々凄いなぁ〜、普通僕らはいるけどね。
(ありがとうと言い、石鹸を使って頭を洗う)
天使の生態も不思議ですね。
…まだまだ知らないことばかりです。
(お湯を汲む桶をソランに渡してやる)
そうなのかな?普通に他の人達と案外変わらないかも知れないし♪
(ニヤニヤ笑いながら、桶を貰う)
そうですね。
本当に、誰もが人間と同じように暮らせたらいいのに。
…頭を流したら上がりましょうか。
(ぽつりと吐いた呟きを取り消すように告げる。
深紅の瞳には未来への憧憬と忌まわしき過去が浮かんでいた。)
うん♪
(桶でそのまま頭を流し、上がる)
それにしても、すっかり色々なことを覚えましたね。
人間よりは学習速度が速いようです。
(バスタオルを手渡し)
多分ね♪ふきふき...
(髪の毛拭くのだが、全然乾かない。本人は苦手のようだ)
…ふふ。
慌てずに、ゆっくり拭きなさい。
(ソランの背後から両手をバスタオルの上に乗せて優しく拭く。)
んゆ、えへへ...///
ハリジャは凄い優しくて、大好き!
(笑顔ながら頭拭いてく)
…そうでしょうか。
いつからか、慈悲の扱いも忘れてしまったのですけれど。
(くすりと笑う。すると完全に拭き終わったのか両手を離して)
愛…その感情は、わたくしにとって生まれた時から唯一です。
けれど他に形容する術があるなら、きっとわたくしはあなたを愛していますよ。
…柄でもない。寝ましょうか、ソラン。
えへへ///うん!
(タオルをなおし、ハリジャと手を繋ぐ)
…わたくしの故郷の建築家は、姿も態度も大きい人でしたわ。
だから、いつもこんなに大きく造ってしまうのです。
困ってしまうでしょう?
(手を繋ぎながら長い廊下を歩く。)
ソラン、あなたはもうわたくしの部屋を覚えましたか?
まだ何となくだよ、僕暗記するの苦手かも
(周りを見渡しながら)
あなたは賢い天使ですから、きっとすぐに慣れますよ。
…着きましたわ。
(気付くと扉の前。)
んみゅ、相変わらず広いよ
(言いながらドアを開ける)
今日は新月ですね。
…月の裏側では兎が餅をついているそうです。
ほんの少し、白兎に聞かなければ。
あなたはもう寝なさい、ソラン。
うん...お休み、ハリジャ
(スヤスヤと笑顔で寝始める)
…
(ソランが就寝したことを確認すると、白兎のぬいぐるみに向き直り)
起きなさい、白兎。
あなたには聞くことがあります。
何よ...今から情報ちゃんととこ行くのに...
(拗ねた顔でハリジャを見る)
その前に、情報を提供してもらいますよ。
対価が欲しいのなら望みなさい。
(窓際の椅子に座り、詰問するような態度でウサラミアを見つめ返す。)
対価は新しい身体さえくれれば良いわ。
此処に来る前に元の姿に戻れない呪いに掛かったから、この身体嫌なのよ。
あの悪魔のチョイスで。
(嫌みを言いながら答える)
新しい身体?
…
分かりました、用意します。
苦しみに耐え抜いた尊き肉体を一つ。
どーも、出来れば兎の耳をお願いね?
687:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 18:43
左様ですわ。
兎の獣人ならいますから。
…これで契約は成立しましたね。
では今から質問します。
――紋章石、未確認物体、水色の羽…
ソランは一体、何者ですか。
聞くとは思ったけど、もう少し先だと思っていたわ...こんなに早く思わないもの。
...前、ソランが寝言で賢者みたいな事を言ってたでしょ?
あの言葉が招待よ。
(真剣な顔で言う)
わたくしにも時間が残されていないのですよ。
…来るべく決戦に備えて、尊き命を救済へ導かなければいけませんので。
――賢者。
正体と言われても、あまりに抽象的ですね。
...天空の天使と鳥の王だから、多分息子かしらね?(ボソッ
691:ハリジャ◆o6:2021/03/15(月) 20:04
なるほど、それが賢者たる由縁ですか。
他に類を見ない混血ですね。
どうりで…ただの天使とは少し違う。
聞きたいことはまだあります。
ソランがなぜ戦場で悪魔に拾われ、今日まで生きてきたのか。
そして、謎の影や紋章石のことも。
それに関しては悪魔本人に聞きなさい。
私が分かるのは、紋章石の条件は高貴なる血族の血があるか何かしらの紋章柄があることよ
色々と不明瞭な点が多いですが、『あなたに関しては』これでいいでしょう。
…悪魔。相変わらず盗み聞きをしているのでしょう。
姿を現しなさい。
(椅子から立ち上がり、宙に向かって語りかける。)
ククク...盗み聞きなのは貴様もだろう?
(と姿を現す。大きい黒い翼 目は赤く光り 高身長の大男だ)
さあ、なんのことでしょうか?
まったく趣味の悪い悪魔ですこと。
ソランについて知っているのでしょう。
洗いざらい教えてもらいますよ。
…さあ、対価を望みなさい。
対価ねぇ...別に対価を要求するところはない。
あるとするならばねぇ...
(ニヤニヤしながら、ソランの横に近づく)
...弟のネサレストや裏切りのリフティン様みたいに、こいつを愛情深く育てて欲しいだけだ。
勿論、拾った理由も...昔の俺みたいになって欲しくはない。
(珍しく、真剣な顔で湿った話をし始めた)
....こいつがあの戦場にいたのは事実。だが...その戦は天使とスカイランプハーピー族の戦だった。
その時...スカイランプハーピー族の長『スベンガル・ハーピー』、そして天空の管理者『ハンヴィ・トラン』が死亡した。
何故その二人だけ死んだんだって?答えは簡単さ。
こいつらの間に禁断子を産んでしまい、両親共々自害しのさ。
だから、天使やハーピーの奪い合いになって...最終に逃げたのはあの平原。
そしてこいつは...予言の子。
『ある気に入った女性が危険に侵された時、茨を包みその女性を救った。そして危険を冒す者は茨によって消し去る』...
右肩に水色の紋章石は父親似、右腕の紋章柄は母親似ってことよ...
それと影に関しては...もう少しだろうな。
紋章石が出た者は必ず見るものだ、そして...力の暴走...
厄日が近い証拠だ。
でも...いつかは本気モードを完成させれば良いことだ。
…
(マリンによって紡がれる出生の歴史を清聴する。)
動く人形、人外に天空族…おとぎ話のようですね。
展開までは思考が及びませんでした。
…つまり、ソランは禁忌の落とし子。そういうことですね。
神託、予言のオラクル…耳にしたことがあります。
本気モードなんて稚拙な表現です。
いずれ来る覚醒は紋章者の宿命なのですね。
…なにが禁忌の落とし子、宿命。
そんなものつまらない。ソランはソランです。
たとえどんなことがあったとしても、必ず守り通してみせます。
(深紅の双眸に強い意志を宿らせる。)
...初めて会った時より180度変わった、修道女。
まるで、俺の知っている聖女マリアのようだな。
(ククク...と安心した顔)
ウサラミア「で、当主様?対価の件は...」
(不安そうな顔)
ああ、良いだろう...我が妹に会わせてやろう
ウサラミア「やった〜!ありがとうございます!マリン様」
いや、まぁ...あいつも多分そうだろうと思ったまでよ
聖女だなんて遠く及ばない。
そうですね、ただ…愛が溢れた、と形容しましょう。
…白兎、肉体を望みますか?
フッ、そうかそうか
(微笑む)
ウサラミア「当たり前でしょ!?」
なんだか、隠した心すら見透かされているようで落ち着きませんね。
悪魔に言っても仕方がないのでしょうけど。
…情報の対価です、器を受け取りなさい。
(コツリ。踵を鳴らすと、修道女の前に光る魔法陣が浮かび上がる。
朧気な影が燐光に包まれて姿を現せば、そこにいるのは兎の獣人。)
まぁ、近い姿になれるから嬉しいわ♥
それじゃあ...
(と兎の獣人に寄生し、器と合体する)
どーも♥これで復活♥昼でも動けるわ〜♪
…これで交換は終わりですね。
あとは各々好きなようにしなさい。
どうせ悪魔は耳野郎ですから、ソランはわたくしに任せるのです。
(再度椅子に座る。)
口が悪い修道女だなぁ...ま、そういうの好きだが。
セラフィエルに伝えておくぞ、『新しい母親が見つかった』ってな♪
(瞬間移動をして消え去る...だが、マリンのいたとこに一枚の写真が落ちていた。大勢の家族写真のようだ)
私は暫くはこの世界に留まるわ、また情報が欲しかったら人間の街に来なさいよ
(と本物の白兎のぬいぐるみをソランの隣において、ピョンピョン消えて去った)
ですから、わたくしは母親ではないと――
(言い終わる前に、悪魔は姿を消す。床に落ちた一枚の写真を拾い)
…家族。
そうですね、家族は共にいるものです。
(なにか思うことがあるのか目を伏せる。そして逸らし、眠るソランを見つめた。)
スヤスヤ...
(可愛い寝顔)
…ふふ、この天使が禁忌の子だなんて考えられませんね。
(傍に歩み寄り髪を撫で付ける)
まま...ぱぱ...
(と寝言言う)
……っ
(修道女は知っていた。切望せど叶わぬ願いがあることを。
それでも、願ってしまうことを。)
…あのね、ソラン。
わたくしも、『私』も…禁忌の命なのですよ。
うみゅ...ハリジャ、ハリジャ....
(いつの間にかハリジャの手をぎゅ〜)
…それでも、誰も虐げられることのない、そんな世界が…
……おかしいですね、あなたの温もりのせいですか?
必要ないはずなのに…
(微睡んだ瞳、ぼやける視界の中)
みゅう...スヤスヤ...ハリジャ...ずっと...一緒...
(ハリジャの手を無意識にすりすり)
…
叶うなら、このまま――
(ソランの傍らで瞼を落とす。寝てしまった。)
ハリジャ...スヤスヤ...
718:ソラン:2021/03/16(火) 16:18 んみゅ...ふぁ〜...
(起きたら小学生くらいの大きさ(まだ低学年サイズ)になり、紋章石が半分出てきて、紋章柄の白い部分が右目を拘束するような
柄になる)
...ハリジャ寝てるの?
(ハリジャの顔を覗く。寝ているようだ)
...たまには僕もハリジャみたいな事をしよ!
(とベッドから降りて、自分で着替え、そっとドアを開け閉めして厨房に向かう)
…ん
(ベッドに上半身だけを埋めて寝ている)
(厨房!)
さて...簡単なレシピとかあるかな?
..こういう時は輪っかだね。
(知識が着いたのか輪っかから料理本を取り出す!)
んとんと...朝ご飯に合うのは...
(探してる...)
これだ!
(パンケーキと決めて、材料を輪っかで探す)
完了!
(材料の卵、牛乳、砂糖、サラダ油、薄力粉、ベーキングパウダーが揃った!)
ちょうり開始!
(とご機嫌にパンケーキを作っていく)
(ボウルに卵、牛乳、砂糖、サラダ油を入れてまぜまぜ)
ふっふ〜ん♪
えと、次は...こうか!
(ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを震わせながら入れてまぜる)
良い色♪
ふふ〜ん♪
これで良いでしょ、それでフライパン♪
(可愛い女の子みたいに楽しみながら料理をする。まぜた物をフライパンに入れて弱火と中火の真ん中ぐらいにする)
んと...こんぐらいかな?
(焼けてきた物をひっくり返し、また焼く)
そういやハリジャ以外にも信者さんいるのかな?こんなに大きいし、ハリジャもそう言ってたな...その人達のも作ろ!
(まさに純粋優し過ぎる女神級のソラン)
ふっふ〜ん♪
(と15人分のパンケーキが出来て、ドヤ顔満足ソラン君。13人分を紙で『信者さんの分!!』と書き、冷蔵庫に入れる。
そして二人分を持っていく)
ハリジャ喜ぶかな〜♪
あ、信者さん!!おはよう
(女神の笑顔で挨拶する)
ん?君は…というか、その羽…そうか、君もハリジャ様が救いに導いてくださるんだね。
大丈夫だ安心したまえ、苦しいことはもうないから。
(廊下を歩いていたローブの信者。魔族の角が覗いている)
それにしても、ハリジャ様はどこか知らないかい?
昨夜は救済の儀式にいらっしゃらなくて、皆心配していたんだ。
ああ、ハリジャなら部屋で寝ているよ?
僕一人で朝ご飯作ったから持っていくとこ!
信者さん達の分も作ったから、お腹が減ったら冷蔵庫にあるからね!
(笑顔で教える)
そんなに小さいのに朝食を?すごいなぁ君は…
でも、僕らは断食してるんだよ。苦しみに耐えるためにね。
どうしようか…
じゃあ、一緒にハリジャの部屋に行こうよ。
確認しに来たって言ったら良いと思うよ?
(と言ってこっちと着いて来るよう表現する)
ああ、分かった。様子を確認したいのは本当だし。
ありがとう坊や!
(幼き天使の後をついていく)
ふっふっふ〜ん♪
(と低空に飛びながらハリジャの部屋に向かう)
(やっぱり、飛べるんだなぁ天使って…)
…それにしても坊やはすごいね。
もうハリジャ様の部屋が分かるなんて。迷わないの?
暗記は苦手だけど覚えたよ!それに僕は鼻が効くからハリジャの匂いが分かるんだ〜。
ほら、着いたよ!
(とハリジャの部屋の前に立つ)
ハリジャ様の匂い?どんなんだろう…
お、本当についた。
僕でも覚えるのに一週間以上かかったのに。
そうなんだ。
ハリジャ?起きてる?信者さんもついでに来たよ〜。
(二人分のパンケーキを宙に浮かせ、2回ノックする)
(ぴくりと指先が動く。)
…ソラン?
ハリジャ?起きてる〜?
(呼びかける)
…寝ていたのですか?わたくしが?
(ゆっくり上体を起こして立ち上がる)
う…起きていますよ。
うん、入るよ〜
(ドアを開けて、ソランと信者が入る)
あら、あなたは…何故ここに?
(信者の顔を見て疑問を浮かべ)
昨夜の儀式に来てなくて心配してたんだよ?
(とテーブルにパンケーキを置く)
ああ、儀式…ごめんなさい。
決戦の時が迫っているというのに、怠慢ですね。
信者「滅相もございません、ハリジャ様!」
…ふふ、ありがとうございます。
それで、ソラン。それは?
(パンケーキを不思議そうに見て)
僕が一人で作ったんだよ!後、信者さんの分も!
(女神の満面の笑みで答える)
一人で?…うふふ、えらいですね。
とても上手ですよ。それに信者の分まで作ってくれるなんて。
(頭を撫でる)
信者「しかしハリジャ様は、我々は断食を…」
いいのです、今回ばかりは特別ですよ?
苦しみは一様ではない。目の前の幸福は掴み取るものです。
えっへん!
冷蔵庫にみんなの分があるからね!
ハリジャはテーブルのにあるから!
(嬉しくて羽がバタバタ)
そうですか。ではせっかくですから頂きましょう。
…それから、わたくしのことは心配なさらず。
あなたも食べなさい、魔族の信者さん。
信者「ありがたき幸せ!」
(魔族はどこかへ行った…そして、修道女はテーブルへ)
材料はどこにあったのですか?
んゆ?輪っかの中から卵、牛乳、砂糖、サラダ油、薄力粉、ベーキングパウダーを出しただけだよ?
(さらっと凄いことを言う。ソラン)
え?なんですって?
牛乳、ぺーキング…まあ、いいでしょう。
ソランの輪はすごいですね。
…さて。
(テーブルの皿を手にとり、フォークでパンケーキを刺す。
そのまま口へと運び入れた。)