皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。
こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。
今宵は静かですわね…我らの父に祈りを捧げましょう
3:ナイ=ア◆.s:2021/02/15(月) 22:36
あら あら ……仮に同じ"神"の類いが訪れる …そんな時…
( 静寂は今宵の中に消え 軽々しい 不敬の声は響く )
___響く元 …協会によくある長椅子の一つより…
「 あなたの父はどう導いて下さるのかしらぁ? 」
…あら…あなたも導かれたのですね、お客人。
(突如その姿を現したナイアに目線を向け、コツリと音を立てて踵を返す。
背後には色とりどりにそびえ立つステンドグラス。月の光に妖しく光る。)
わたくしの父、すなわち我らの神でございます。
神はこの世の混沌を鎮め、悪を制し、生きとし生けるものを正しく導いてくださるでしょう。
「 良い信徒ですわねぇ …愚直な 人間の在り方。
…けれど そんな所だから
わたくしも足を運びましたのですわぁ 」
( 改まる気配もなく 不敬を散りばめた声は
より一層の声高さを含んで協会の中に響く )
「 ……さて、何かしら… 矛盾の元に否定したくもあって
けれど意味もない口の叩き方をするのも困りもの、ふふ 」
愚直…しかし、それこそが人間の真髄ですわ。
己が信じた道を踏み外すことなく、まさに敬虔なる信徒でしょう。
…あなたも人間ならば、理解なさる筈ですが?
( 次いで響く拍手の音… 嘲るようなリズムで手を鳴らす )
「 わたくしが問いたのならば、一部にして正しい言葉ね
神聖とはそうやって紡がれるものなのですわぁ?…あら
そんな人物がねじ曲げて残すと言った方が正しいかしら 」
_______蝋燭の火… 安定を知らず 不規則に揺れ動く…
「 ……ただ、"人の真髄"については貴方…大分間違った
見解を抱える様子ですわね…良くない 良くないですわぁ 」
とっても
では、あなたは神が間違っていると?
神の尊さを知らぬ哀れな人間よ…わたくしが懺悔を聞いてさしあげましょうか?
「 あらあら、あらあらあら… とんでもない 」
「 神に"間違い"なんてありませんわよぉ?
やることなす事、定めて行った後に残る"結果"。
運命そのものが神なんですもの!…少なくとも
人間が用いるべき神、という言葉はそんな感じですわ 」
( 椅子からは声のみが響く …立つ影も 何もない )
「 ……人、それをそれたらしめるもの…
それが、何なのかわかりまして? 」
神を尊び精進し、されど届かない。
儚く限られた時の中で生きる。その概念こそが人間を形成しているのですよ。
分かりますか? …人ならざる者よ。
「 人に …限りなどありえませんわ…ふふ 」
( 静けさ ___充ちる空間に響く小さな声
凍り付いたような 無音の時が部屋を覆う )
「 さぁ?…ただ、その考え方に理解を示すことは
"決して"出来ませんわぁ? …神、悪魔、怪物…
揺らがぬ強者も 万物の知恵者も 全能なる者も 」
ひとすじ …そう、ただのひとすじしかない
突破、乗り越え… 無し得る事の出来ぬモノを
無くしてしまう 神も悪魔も何者も抗えぬ力。
「 …逆に問わせていただきますわぁ…
人にしか持ち得ない、唯一にして無二の力
……例えるなら …そう、貴方の場合 」
[ ゴトンッ ]
女神像の 首が落ちる
「 …神でも、殺してしまえる力…お分かりかしらぁ? 」
……
(女神像の首が地に落ちた時、蝋燭の光がフッと消えた。
より一層月明かりが輝きを増し、教会内の崩れた女神像を照らす)
その問いに答える術を、わたくしはどうやら持ち得ていないようです。
あなたは一体…何者ですか?
( 長い 長い沈黙の後… ソレ は 答える )
「 …さぁ? 確定を求めるのはわたくしに近しくある
心を持つもののみが叶うる話。…ただ、貴方に関しては
確定的な事… それが、一つだけありますのよ 」
席を立つ … 暗くはない…ただ 黒い 黒い影が見えた
「 知れないこと この事のわたくしが拒否した結果… 」
「 ねじ曲げられる程 貴方は運が良くなかったのですわ 」
( …小さくも 大きくもない影が扉へ向かう )
…お帰りになるのですか? お客人。
どうやらわたくしは、あなたの存在を認識するに値しないようですね。
人々の魂を導く使命の放棄です。
それは禁忌ですが…神はお許しになるでしょう。
(崩れた女神像を一瞥する。
神殺しの力。それはすなわち、人ならざる者を表す証明。)
…さようなら、人ならざる者よ。
どうかあなたの魂にも安寧があらんことを。
…
(掃き掃除中。黙々と女神像の破片を片付ける)
少しばかり疲れますわね…箒を掃くということは、想像以上に体力を消耗するようです。
はぁ…さて、そろそろ片付いてきましたし、朝のお祈りといたしましょう。
我らの父、救世の神よ。
この世を、迷える生命を導き、どうかお救いになってください。
その為ならばこの命捧げ、あなたの御心のもとにわたくしは使命を遂行いたしましょう。
さあ…今日はどなたかいらっしゃるでしょうか?
救世の礎となる新たな信徒が…
今日はオレが来たよ。オレは回帰教の信徒で、
お前らとはまた別の存在になる。
お前らと違って、オレたちは
今の世の中は救えないと考える。
ぜんぶクソだ。神に頼っても助けてくれないし。
ちゅか、神はとっくの昔に死んだんだよ。
目の前に広がってるのは灰色の光景だけ。
お前は本当で現状が変えられると思ってるのか?
あら、お客様ですね。ごきげんよう。
うふふ、それはね、頼る神を間違えているのですよ。
空虚に救いを求めても無駄なことでしょう?
我らの神によって世界が一変するのは、確定事項ですわ。
あなたも導かれてみませんこと?
どうせつまらない人生なのでしょう?
>>19
都合がいいな。
お前らの言う神が、世界の一体何を変えてくれると言うんだ?神は嘘つきじゃないか。
嘘つき? ええ…そうかもしれませんわね?
いいことをお教えしましょうか?
誰も気付かない嘘はね、えてして真実になりえるのですよ。
あなた一人が気付いたところで世界には…神にはなんの問題もありません。
さあ、くだらない考えなど捨てて、神の御心のもとに従いなさい。
あなたが何もしなくとも必ず神は導いてくれますから。
断る。従うわけないだろう。今日ここに来たのは、
お前たちの宗教の狂信者どもを解放するためだ。
そして、回帰教に改宗させる。
…そうだ、逆にお前が回帰教に来い。
…なんのことでしょうか?
神愛の信徒が狂信者ですって?
あははは! 笑わせてくれますね。
おかしいのはあなたの方ではなくて?
わたくしこそ丁重にお断りさせていただきますが。
なら乱暴する。
この問題は暴力で解決するしかないようだし。
お前をさっさと倒して、狂信者を助けなくちゃな。
( 腕を回し。軽く準備運動を始め )
あらあら…不敬ですわよ?
わたくしはただ一心に神を愛しているだけだというのに…
それに、狂信者と言いますが…あなたはわたくしの信者をご存知で?
素晴らしい方々ですわ。
きっと神も喜んでおられます。
あなたの無駄な正義は咎められるでしょうが、いいでしょう。
存分に生き恥をかいてみせるのですよ?
じゃあ行くぞ。開眼ッ グロロ !!
( そして手のひらを前にかざす。
手のひら。ニチャリ。開眼。
そこには、三日月を反転させたニヤついた
黒い目が女の顔を捉えた。 )
発射しろ!
ボフッッ ! !
( 目から噴出した墨色の煙。
目の前の女を黒煙で包み込んだ )
!
(黒煙をまともに食らう。)
視界が…ずいぶんと姑息な術ですわね?
キモ助 ! カタナッ !
( 黒煙が一点まで集まる。
まるで風呂場の栓を抜いたみたいに。
そして )
おまえ、話してる余裕ねぇだろ。
ジャッッ ! !
( 斬る。
黒煙は黒い塊、弧を描いた黒刀となって、今現在、自分の手に握られ、女の横腹を勢いよくエグった。
自分の中ではそのつもりだ。次の瞬間は、女は倒れてると予想する )
ハリジャ様!!
(突如黒いローブを着た男がハリジャの前へ飛び出す。)
ギャアアアアア!!
(黒刀は男の横腹を裂いた。上半身が崩れる。
バタリと倒れるとそのまま動かない)
はぁ??狂信者??邪魔だカス !
グロロッ 回収 !
『 いやだ。疲れた。オレたち働きすぎだ 』
はぁ?まだ4秒しか顕現してないだろ。
『 2日前の戦いでだいぶ消耗したからな。
お前の脳内に保存してあるエロ画像みて寝る』
しね!!
…キモ助。刀の形状は何秒いける?
『 222秒 』
よし。
( 踵を返して、一歩、二歩、三歩、
四歩目。力強く刀を握りしめて女めがけて縦状に振るう )
――トンッ
(一瞬女の足元に光の陣が輝き、姿を消す。音がしたのは倒れた狂信者の傍ら。
刀は縦に空気を裂いた)
…わたくしのために死んでくれたのですね?
ああ、神はとてもお喜びになりますよ。
あなたの神愛を認めましょう。
(黒いローブの下の顔を優しく撫で付ける)
…さて、
生き恥をさらすのは終わりにしてもらいましょうか?
――ばん
(謎の男に向けた人差し指から、魔力のビームが放たれる。それは男へと向かう)
がッ!!
( それが喉を貫いた。
まずい死ぬ。体に力が入らないせいで、重心が傾く。
刀が勝手に手から離れてゆく)
かっ…くはぁ、っ
( 喉から出るのは声じゃない。どろどろの血。
死ぬ死ぬ。クソっ!あれを使ったらオレの未来は… )
グフ…ト、クク
『 求不得苦。それでいいのか?』
( 頷く。
『 忌憚なく戴こう 』
自分の手の内から刀は動き出す。そして到着したところで、喉元をムシャムシャ喰らい中まで入った。
血は止まる。
およそ視認できる限りのこちらの肌の大部分には、黒模様が。 )
残りのワガハイの割合は何%だ。
『 10% 』
そうか。ならさっさと終わらそう。
キモ助。大砲。
( 腕が大砲状へ )
『 死風刃雷弾ッ !』
( 黒い弾丸を打ち込んだ )
! この速度は…間に合わな――
(全身全霊の一撃。瞬間的な移動すら叶わない速さ。
それに抗う術はなく、)
――っ!!
(修道女の体を黒い砲丸が貫いた。
肉を裂き、骨を砕き、貫通した砲丸がステンドグラスへと一直線に向かう。
パリン、と音がしてガラスが割れた直後、女の体も地に伏せた。)
もう終わりでいいだろ。いさぎよくタヒね。
そして、お前は永遠に回帰するんだ。
同じ人生を何度も何度も。
( 腕の大砲がパキパキに割れ
破片として地面にこぼれ )
お前らは、一度でも最上の喜びを味わったことなんてないだろう。だから、その人生を永遠に繰り返していいと思わないし、常に死後、救われたいと願い続けるのさ。くだらねえ宗教だ。
( 倒れた女を尻目に体を翻す )
――死後、世界は救われるのですよ。
(刹那、男の背後で声が響くと、再び指の先から魔力の束が放たれた。)
…安心するのですよ、無知で愚かなあなたも救ってあげましょう。
(砲丸によって空いた傷が少しずつ、細胞が繋がって回復していく。
それよりも目に飛ぶこむのは、落ちたウィンプルの下にある桃色の頭の更に上…赤黒い二本の角だ。)
まだ生きてーー
ーー人間じゃねえのか。
[ 再生が早い。種族はなんだ? 鬼? 魔物?
それが確定できない以上、下手に出れそうにない。加えてオレの体の寄生物たちの活動限界がきている。あと10%、眼前の狂い物を相手にするには… ]
なぁ少し聞きたいんだが、
死後救われるってどういうことだ?
あはは、人間ではありませんね。
人間なんていうものは、わたくしの配下と、神のための礎にすぎませんから。
神の崇高な教えをあなたに教授することは気が引けますが…
いいでしょう、近くに寄りなさい。
いや、素直に従うかよ。
さっき、お前が打ち込んだ光線に殺されかけたんだ。お前にはバケモンだが、人間そっくりの口がついてんだから、その口で説明しろ。
[ こいつは頭がおかしいみたいだ。
人間じゃない奴に人間の価値観が分かるはずがない。
予測不可能だ。だからこそ、距離を保つ。
向こうの部屋に信者たちがいる。このまま話を続け、時間を稼ぐしかない。1%を使って貯めるんだ ]
( 背に隠した自らの手。
その指先に黒煙をまとわせ、銃口を形成 )
あらあら…ふふ、つれませんね。
ならばお望み通り話してさしあげましょう。
直に傷も塞がるでしょうから。
…唯一無二の神を崇拝する信者の行方をあなたは知っていますか?
もちろん、わたくしは知っています。彼らが辿り着くのは救世です。
死によって、神の糧となるのですよ。分かりますか?
あなたの足りない頭でよく考えてくださいね?
それってぜんぜん救いじゃねえんだけど。
むしろやだわ。男のまま死んでくなんて絶対やだね。
しかも、神とか全然顔タイプじゃないし。
てか、死後とか神とか、空虚に救いを求めても無駄なことだし、やっぱお前、こっちに…
( ドサ
体(器)の限界が迎えてしまった。
ここで死ぬのか )
あれ? 死ぬのですか?
大変ですね、惨めなままで死ぬのは心苦しいでしょう。
でもダメですよ?
もっと苦しんで死ななければ。
救いとは苦しみの先にあるものでしょう。
わたくしが冥土の土産としてあなたを救いに導く為の準備をしますから、そのあとに死んでくださいね。
(コツコツ、と白い床の上を歩き、男の前に立つ。手をかざすと回復魔法をかけた。)
…いてて、こんにゃろ〜
( 目が覚めた頃はとっくに暗く。どれくらい経ったのか分からないまま、教会の床から半身を起こす )
グロロ、キモ助、エグ太。
お前らも起きてんのか?
『 ・・・ 』
おいっ、グロロ、キモ助、エグ太!
起きてるのかって!
『 ・・・』
グロロ、キモ助、エグ太っ!
( いつもなら、体にいるキセイモンたちが、グロくてキモくてエグい姿で体に現れるはずなのに。返事すらもない。そして、何よりいつもと違って股間に違和感がある。ので、手を恐る恐る伸ばしてみた )
…あぁー? えっと…
アレがない…?
( 今度は胸に手をやる)
アレがある…?
どういうことだ。オレは……私は。
( 蠢木 宿は気づいていない。
与えられた回復魔法によって、体の性別まで元通り回復してしまったことに)
…あら、お目覚めになったのですね。
あんまり寝ているから、少し退屈でしたわ。
あなたの頭と同じくおかしな体については何も言いません。
どうです? わたくしに感謝してみませんか?
(傷治すつもりが…ごめん、確定ロルだったかもしれん><)
45:蠢木 宿◆CQ:2021/02/17(水) 21:50 >>42
いや言えよ。オレの体に何したんだ?
なんでオレが女に戻ってるんだ?
てかっ!グロロを返せ!
(( 回復魔法が寄生生物を駆逐する効果があることは知らない世界観だったんだよ。きっと。あと、確定ロルばりばりやっていいよ))
知りませんよ。わたくしが知りたいですわ。
ただ回復魔法をかけただけ。そういえば理解なさるでしょうか?
グロロとは、あのイカスミのような霧を吐き出す気持ちの悪い化け物ですね。
よかったではないですか。憑き物がとれて。
あなたも嫌だったのでしょう? 男のままで召されるのは。
(ありがとナス…風呂いくナス)
>>46
ふざけんなっ!
オレだけ良くなっても意味ねえんだよ。
〈 パリッ 〉
( ガラスの置物みたいなもんを投げる )
それになぁ、アンタ、知ってんのか分かんないけどさ、魔法って、ある特定の人種が生きるおかげで出せるんだぞ…?
火を出すなら、その人種が使う火を消すことになるし、腕を再生するなら、その人種の誰かの腕を強制切断することになる。
グロロを祓ったんだったら、その人種の誰かにグロロを取り憑かせたってことだ。
アンタ最低だよ!よくもそんなことできたな。
魔法はオレたちの種族の間では禁止されてんのに!
……っふふ、
あははははっ!
(怒号の余韻をかきけすように、笑い声が教会に響く。
涙をうっすらと目尻に浮かべて、顔を赤くし、心底楽しそうに笑う女の姿がそこにあった。)
…ああ、本当におかしい。
あのね、その人はね、あなたの代わりに苦しみを背負ったのですよ。
その先にあるのはなんですか? 救いでしょう?
あなたは善行をしましたよ。なにを憤ることがあるのです。
痛いの痛いのとんでいけって、聞いたことありませんか?
まさにそれですよ。善なる行いの上で他人に呪いが課せられることは、運命と呼ばざるを得ませんわ。ご存知ですか? お嬢さん。
>>48
救い救いクソムカつく野郎だな。
人が神の贄?それが救世?それが運命?
んなわけないだろ。
( 立ち上がる過程でガラスを破片をすくい持ち、一番鋭利な部分を相手に向ける )
オレはな、お前みたいにその時がくれば救われるんだって考え方してるヤツが大嫌いなんだよ。
病み期ん時の自分を見てるみたいでイライラする。
( 血。ぽたり。
気づけば、破片を強く握りしめていた )
結局、お前らが言ってるのはさ、今世がクソだから死後に賭けようぜってことだろ。ばっっかじゃねえの?
確かに、この世界はクソほど終わってる。そこは、みんなの共通の思いだ。でもだからと言って、この世での自分を諦める理由にはなんないね。
だから今から、バケモノなしでお前をぶっ飛ばす。
なんか異論はある?最後の言葉ぐらい聞いてやってもいいけど。
世界は変わるのですよ。
今まで虐げられてきた種族達のために。
正義など所詮は都合のいい悪ですよ。
けれど神はその世界を変えられる。『わたし』達の時代が訪れる。
そのための犠牲など、花道には必要ですわ。
それを理解した上でね、怪物のお嬢さん。
みな命を捧げているのですよ。いずれ来る新世界のために。
最後の言葉? それを言うのはあなたの方ではなくて?
あはは、ちょうどいい。わたしもあなたを殺そうと思っていました。
勿論、救世への糧となってもらいますよ。
(向けられた破片、そして滴る血に表情一つ変えず、深紅の双眸にただ遠い情景を宿す。)
罵倒の連鎖が思考形態の否定を相次がせる
抗えない個人の壁に張り付いていく棘は悉く
収拾を忘れ怨嗟の流れに呑まれていった
( ……矛を持てば害を為す 盾を持てば隔たりが産まれる
平和を唱える者は矛と盾を振りかざし
戦に溺れるものどもはそれを矛盾と嗤う
正しきなど 最早何処にも見えず 世は混沌を極めた )
___だから人は求める
天上へ仰げばそこに、あるのだと
(__女神を象る青銅の像が 淡い光を放つ)
あらあらあら…詩人のお客人ですか?
うふふ、少しお待ちになってくださいね。
(黒い修道服をひるがえし、宿に近寄る。息が触れ合うほどの距離でコツリと踵を鳴らした。
その刹那、小さな魔法陣が宿の足元まで広がり、宿の体は信者共の部屋に送られた。)
なにかご用でしょうか? あなたも救いを?
ならばわたくしが導いてさしあげますが。
(______語る声… 終末を見届ける 老いた人物の声は途切れる)
女神の像が輝き ____尊き透き通る声は心へ語りかけた
: 迷える心を断ち切り よくぞわたしの声を受け止めました…
…わたくしの心に?
あはは、面白い。
(ガシャン! 指の先から束ねた魔力を放ち、女神像を粉々に破壊する。
笑顔の下には憤怒があるようだった。)
冒涜ですね。わたくしの神は唯一無二です。
あなたのような下劣な存在が騙るのはやめてくださいますか?
今とても機嫌が悪いのですよ。『仕事』に邪魔が差しましてね。
(とても修道女とは思えない粗暴さで砕けた像に語りかける。)
教会の扉、勢いよく開け放つは一人の少年。
その目、殺意に燃え、口を歪め剣呑に嗤う。
「あはははははっ、匂うぜ異能の匂いだ、出てこいよ異能者っ! 祭りを始めようぜぇっ!」
腰に佩く長短一対日本刀、其の名「白雪」&「如月」
少年、双刀疾く抜き放ち臨戦態勢。
…なんですかあなたは。本当に次から次へと騒々しい。
頭が痛いですよ。そんなにいたぶられたいですか?
お望み通り救ってあげます。来なさい、青二才。
(そこに笑顔の面影はない。勝手な行為は神への冒涜。
ハリジャは憤り、深紅の瞳を謎の少年に向ける。放つ殺意。)
「ふはははは、それでこそ――オレの獲物だ」
少年嗤い、双刀を背面にて交差。
刀、紅く輝き、炎立ち上る、その姿、両肩に炎の翼が生えたよう。
そして紡がれるは異能の名。
「燬き尽くせ――《双龍緋厳花》!!」
言葉に呼応。炎、龍を象り顎門を開く。
あら…熱い熱い。
冬にはとても便利ですわね?
(手のひらの前に結界を展開し、炎の龍をふせぐ。しかし、少しずつ溢れだした炎龍に震える手の先が焼かれ、焦げていく。)
あーあ、本当に…少しは礼節を持つべきでは?
ひょっとしてあなた脳ミソがないんですか?
名乗りもせずにね。
(砕け散った上で… 更に 砕けた女神の像)
( …既に 首から下は入念に砕かれており
今しがた破壊した部分は残された頭部…
つまり …先程まで光っていた像 語りかける声… )
_______幻惑
「 見る眼はちょっとばかりはあるか
それとももうおかしくなっちゃったかな? 」
(_____嘲るような称賛 パイプオルガンの上に腰掛ける
…… 何者 か )
>>52
おまえ、転送する気かっ
( 床からの眩い輝きは言わずもがな魔法陣。この女何ニヤけてんだ。ムカつく。ほんとに死んでほしいと思った。だから今一瞬の隙に、眉間が痛くなるほどのこの怒りで破片を握りしめ、赤黒二本角の女目掛け思いっきり振るうッ、 )
…っ
( パッと置換した景色。手の血がぴちゃりと飛んだ音。空虚を切り裂いた後の動作は不恰好に半身が歪む。静かに並ぶ信者たちの目の前で。 )
卑怯者!卑怯者!ぶっころしてやるっ!
わた、オレを雑魚扱いしやがって。そうだ。
いいこと思いついた。
>>59
…いい加減、姿を現してはどうです?
でないと首から下も粉々に潰しますよ?
あなたのそれは神への冒涜です。何者でしょうか。
(焦げた指の先、崩れかけた魔法陣でようやく炎を防ぎ切り、謎の声がする女神像へ向き直る。)
……子供?
(声の主の正体を見て双眸を細める。そこには小柄な少女がいたからだ。)
>>60
(恐ろしいほどの静寂の中。百人程度の信者達がまるで人形のように制止していた。
そこへ現れる一人の女。先頭の信者が目深に被ったローブごと頭を上げる。)
『番号』を言え。新たな使徒よ。
ハリジャ様から賜った聖なる数字を。
>>58
相手の結界、止まる炎。火力は上げず、楽しむように。
「脳みそが無い、か。なかなか正鵠を射た――ん、そういやまだ名乗ってなかったな?」
少年、発言、相手の高い洞察力による、あるいは偶然の発言に少々感心した様子。
そしてまだ名を告げていないことに気づけば、炎龍、勢いを弱め、少年の背後に控え。
「コイツの名はミックだ、そう呼ばれていた」
少年、名を名乗る。
しかし、その言動不自然極まりなく。
なんですって? こいつ?
(チリチリと燃える炎龍を背後に伏せる少年、その眸をじっと見つめる。
そして、少しの間考え、向き直り――)
…まるで、自分の体ではないとでも言うようですね。
あなたの目的はなんでしょう。
わたくしの殺害ですか?
誰に言われたのかは存じ得ませんが、それなら容赦はしませんわ。
救いを与えるにも相応しくない。
そんな救えない輩には死を以て贖罪を与えるのですよ?
( くすくすと隠しもしない… 笑みが響く )
「 どっちかって言うならおかしいんだね
自分で自分をバカにしてるって決め付けるだなんて 」
(___何を以て例えるか 神 天女 不死の精___
___ただ 確たるモノとしてを現さば …超常の )
'ナニカ'
( 眼前で起こる争いに軽々しく拍手をして )
「 ふーん もっと面白くできないかなぁ 」
あはは、耳障りな声が鬱陶しいほど頭に響きますね。
なんでしょう、幻術ですか?
新世界に傍観者など必要ない。
ただ一つの崇拝する神さえあればそれでいい。
…邪魔ですよ、しれものが。
(ミックと対峙したまま、背後から脳内に響く声を殺意でかきけす。)
「 へぇ、固いねぇ ほんとにご立派。
ま そんなのがホントーに"お救い"する訳ないよねぇー 」
( 掻き消すなんてとんでもない …響く声なんて気まま )
「 邪魔ー?酷いなぁ、君が望んでるのがカミサマなのにさ 」
…少し戯れ言がすぎますね。
神様? たとえあなたがそうだとしても、わたくしの中の神は変わりませんわ。
それ以外は全て下等な存在ですのよ。
あなたは何ができますか。神とは名ばかり。
救世とは真逆の位置に生きる分際で救世を語るのですか?
…ふふふ、愚かですわね。
(口元を修道服の袖で覆い、くつくつと笑う。その下に隠れる明らかな敵意。)
>>62
いいこと思いついたのにお前がいきなり話しかけてきたせいで忘れちゃったじゃんか。ばーーか。
( 古びた匂いのする部屋で、信者たちは馬鹿みたいに写真の一部を演じているのか、不気味にピタッと止まったままで。でも )
顔はちゃんとそれぞれ違うんだな。なんか安心した。ちゃんと人間なんだな、お前ら。そうだ、さっき話しかけてきた奴だれー?あ、お前だ。
( さっき話しかけてきたヤツの肩に手をかけて、私は問うた )
お前らさ、回帰教にこない?信仰対象はあんまないけど、強いて言えばツァラチッ!すまん、噛んだ。ツァラトゥステュッ!噛んだ。
もう一回。ツァラトゥストラ!言えたぞ。
おい、なに黙ってる。褒めろよ。モブ。
>>69
神は生きている。
貴様のような狂信教には興味がない。
ハリジャ様は必ず私達を救ってくださる。
(話しかけられた先頭の男は一切表情を変えずに淡々と語る。
そのローブの下には垂れた獣の耳があった。よく周りを見渡せば、信者共にはどれも角や獣耳がローブの隙間からのぞいている。異種族の集まり。)
しかし、この場所に召喚されたということは、ハリジャ様に救われる資格を得たということ。
なにゆえ番号を持ち得ていないのかは分からないが、女。
後列の最後尾に膝まずけ。
>>64
「成る程、オマエもオレと同類だな、躊躇いなく人を殺せる奴だ」
ミック、楽しそう言って如月を納刀。
炎龍消失、炎、白雪の刀身へと集束、形成されるは爆炎の刃。
灼炎纏いし白雪を上段に構え、戦法変化。
「……オレの事が気にくわないなら遠慮なく殺せば良いさ、オレもオマエに遠慮はしねぇ」
――ああ、そうですか。
ならば糾弾しましょう。
では死んでくださいますか?
(にこりと笑うと、腕をすっと上げ、ミックに向けた指の先から躊躇なく魔力の束を放つ。)
>>70
チッ ガチうざ。
( ともあれ、指示に従う。「チッ」もう一回舌打ちした。猫耳に 犬耳に 兎耳に 狐耳。なんでも居るじゃないか。そして、オレは後列で足を止める…。「 かんわいい〜〜 」オレは思わず呟いてしまった。狐耳の子のフードから見えた顔。黄金比を達成した目 鼻 口 。オレは手を伸ばした )
『ひゃぁぁぁぁぁぅうぅうぅ ! 』
( 人 質 確 保 完 了
狐耳の信者の後ろにへばりつき、その子の首には破片を。白い皮膚から垂れる血 )
ごめんよ〜。あまりにそのモブがうざすぎてさぁ! おい、モブ。おまえさ、わた、オレが褒めろって言ってんのに、無視したよな。まず褒めろ。オレがあんなに努力してチャラシュチュトラって言ったんだからさぁ!あ〜もう言えなくなっちゃったじゃんか。どう落とし前つけるよこれ。早く褒めろ!
……愚かな。
我が信徒を離せ、狂信者。
我々を救いに導くのはハリジャ様だけだ。
(すくっ、と立ち上がるモブ)
貴様ごときが褒めろだと?
我らが誰かを褒めるとしたら、それは多大な苦しみを受けた者だけだ。
その方がより救われるからな。
>>74
『 やぁぁあぁあぁあぁあ ! ! !』
オレもやぁあぁあぁあぁ ! ! こんな可愛い子が痛めつけたくない〜 ! ! ! いやー ! !
( 破片の三角形になってる部分を、狐耳の子の喉に少しずつ刺し込んでゆく。ゆっくりと、じっくり。狐耳の子の目尻から涙が出てくる。心が痛いよう。これもぜんぶ、モブのせいだ )
『やだっ やめ』
せーーのっ [ ザク…っ ]
『 やぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ ! ! ! 』
やぁあぁあぁあぁあぁ ! ! ! あ、まだ続く。
おい。モブ。次は喉の血管ぶっちんだぞ。
いいの?やでしょ。なら褒めろよ。
「此処が例の教会か」
(ぞろぞろと教会内に謎のスーツ男の集団が入って来る)
((/背後の者です。混ざってもいいでしょうか?
番号376番。
(狐耳の子にモブが声をかける。)
それは試練だ。
耐えなさい。
そうすれば君はより救われるだろう。
(助けようともせず、ただ傍観の表情。
狂っている。否、『狂わされている』。)
>>76
(どうぞどうぞ!)
…誰ですか?
救いをお求めになる新たな信徒でしょうか。
(背後、足を踏み入れる集団に語りかける。
声には少しの憤り。複数から邪魔をされていることで平静が崩れているようだ。)
>>77
『 はい…最後までがんばって耐えます…
救世のために。 』
うっわ〜〜しんどすぎひん?そういうやつ?
モブおまえさ、今からオレがこの子に何か酷い事したら、同じこと言う?
『 ん、え? 』
あのクソモブ次第だよ。
( オレはその子に笑顔を作って見せた。ちょっとまじで酷いと思ったからだ。答え次第で次に取る行動を考えておこう。もっとも、最終的にモブをボコボコにするのは確定事項だが )
>>79
その程度の苦しみ、越えられなければ元より救われる資格などない。
救いとは死。たとえ376番が貴様のせいで命を落としたとて、それは運命だ。
ハリジャ様より救済を執行されない者は必要ないのだ。
(淡々と言い放った。)
>>80
オレには何言ってんのか分からんかったけど、
だってさ。キツネちゃん。
『 …うぇ…ぐじゅ、…わたし
レッサ…パンダぁ… 』
ああ、レッサーパンダだったのね。
てかモブ。おまえのせいで泣いちゃってるし。
まぁこれからもっと泣いちゃうと思うけど、
これも全部モブの選択のせいだから。ごめんね。
[ ビリビリビリ ]
『…ハっ…ハ…ハリジャさまばんじゃぁぁぁい ! ! 』
( ローブは薄かった。だからすぐに破れた。
結果、その惨状は言うまでもないだろう。その姿に、信者の誰もが何かしらの感情を突き動かされただろう。当のラダサーパンダちゃんはというと、 )
『 わあぁあぁぁあぁん! 耐える…っ 耐えりゅっ
ハリジャ様ばんざい!ハリジャ、
ハリジャっ、さまぁ!ばんざい っ 』
あーーまじで罪悪感やばい。
モブ、レッサーパンダちゃんのこと見て
どう思う?かわいそうと思う?エロいと思う?
…どうも思わない。
羞恥も苦しみの一つだ。
存分にそのレッサーパンダを辱しめろ。
救いに近付くのだからな。
(表情一つ変えず高みの見物。ハリジャガチ勢のモブらしい。)
>>82
『 わぁあぁあぁあぁあぁん 』
( ついにレッサーパンダは膝から崩れ、両手で目をがしがし擦りまくって、泣き喚くことしかしなくなった。ハリジャのハの字も出てこない。信者たちは相変わらず、見ているだけ。だけど、ほんのわずかに、もぞもぞしているのが、1人、2人、ぐらいか。 )
いや、存分に辱めろって。それアンタが見たいだけだろ。ていうか、どうも思わないって絶対嘘。
( モブのローブを強引に引っ張る )
ちんこ見せて証明しろ。お前みたいなワルモンはなぁ、だいたいゲスやろうなんだよ。
ふざけるな、狂信者。
俺は救済の道しるべを説いているだけだ。
それに、そういう趣味じゃない。
女の泣き顔に興奮を見出だすとは愚かな奴等だ。
(ローブを引っ張られてもなお、表情を変えない。ローブの下はいたって普通)
>>84
ふざけてねぇよ、狂信者。
( ローブをパッと離す。冷めた。
多分、コイツに何を言っても通じないのがオチだ。悪ガキが悪いことした場合、罰を与えればいうことを聞く。けれど、コイツらは悪ガキより聞き分けが悪い。死後世界をマジで信じてしまっているのだから。 )
ところで思ったんだけど、きみたちやけにおとなしいな。オレがどん っっなに、理不尽しても、きみたちは抵抗してこない。
『 ぁぇ 』
( 破けたローブを拾い上げ、レッサーパンダちゃんにボフッ と被せ。この子もずっと裸でいた。泣いてしまうぐらい嫌なはずなのに。自分でローブを拾えばいいのに。理不尽が死後の救済だと、約束であると、信じているからだ。
どうして?
たぶん、虐げられてきたからだろう。あまりに多くの理不尽を受けて、その理不尽を利益と捉えることでしか、心が持たなかったんだろう。
で、今のこの人たちの頭のおかしさは、その盲信による後遺症だろう。だから、この人たちに何を言っても無駄なんだ。 )
オレ、ハリジャのところに戻るけど、きみたち、襲ってこないよね?
>>78
俺達は混沌教団の者だ。
救い何て必要は無い。
この世界に必要な物は混沌のみ。
(リーダー格らしき大人の叔父さんが話す)
所用は一つ、お前達が混沌であるか俺達に示して欲しい。
それだけだ。
(リーダー格の背後に居た集団がバラバラになって散開すると、各々が十手や警棒と言った近接武器をチンピラの如く構える。どうやら喧嘩を売りに来たようだ。相手がイライラしている最中なのにも関わらず礼儀無しに襲いかかる酷い連中である事が分かるだろう)
>>85
……俺は止める術を持たない。
貴様も試練に迎え。
ハリジャ様は慈愛の心で貴様に苦しみを与えてくださるだろう。
(ローブの男はそういうと、元いた位置に戻り、再び膝まずいた。
それは寛容とかほんの少しの良心とか、そういう類いのものではない。
本気でそれが救いだと信じているから。)
(今まで受けたどんな苦しみや痛みも、全ては救いのためにあるのだと、信じている。
現世では決して報われることのない現実が、自らの死によって。犠牲によって。世界が救われる。
それらを理解した上で彼らは命を捧げている。悲しい宿命である。)
…混沌ですか、ふふふ。
確かに、ある意味では救世はそう捉えられるでしょう。
しかしね、わたくしから見ればこの世界の方が間違っている。
混沌の方がマシなくらいにね。
あなた方の思考は理解できますわ。
でもね、おじさん。
新世界に『混沌』は2つもいらないのですよ。
(決して相手に屈服しない抵抗の意志を見せる。
武装した敵であれ、怖じ気付かず応戦しようと身構える。)
>>88
お前は新世界に唯一無二の混沌を望むか。
ならば見せてもらおう―――お前が羨望する混沌を。
(突撃する前に周囲の部下達を一瞥する)
お前達は他の者達の相手をしろ。
どうするかは好きにしていいぞ。
(部下達が散らばって行く。部下達に他の信者達の相手をさせ、頭は目の前の者と交戦する戦法だ)
さあ―――「混沌(カオス)」を始めようか。
(リーダーは身構える)
「総てを見通す混沌の瞳術(カオスアイ・ウィデーレ)」…お前の総てを見通そう。
(異能を使用した事で双眸が赤目に変化した。その特殊な異能を使用する事で相手の性別、身長、体重、種族と言った基本的情報を得ようとする)
>>72
振り下ろされる炎刃、刀身に圧縮された炎はさながら恒星の如く赫灼と輝き。
――渾身の斬撃。
相手の放った魔力、二つに裂かれ、教会の壁、二つの破壊。
ゆっくりと相手に視線を向ければ一言。
「……そんなもんか?」
>>90
あらあら、困りますわね…大鼠が何匹も。
駆除しなくては。
(四面楚歌。周りを見渡せば敵だらけ。
すなわち、救世の妨害。)
わたくしはあまり殺傷能力に長けていませんが…
鼠の一匹や、二匹、どうとでもなりますわ。
ね、そうでしょう?
(すっ、と指の先で宙をなぞると、魔力の結晶がずらりと浮かぶ。
何本も連なったそれが、ミック目掛けて放たれた。)
>>89
(申し訳ない、気付かずに返信遅れてました…)
…チッ、無駄なことを。
まあ、いいでしょう。
さっさとあなたを殺して終わりにしちゃいましょう。
信者が頭のおかしいあなた方の手に渡る前にね。
(身構えながら、リーダーの男と相対し、その深紅の双眸をじっと見つめる。
男の視界にはこう表情されていた。
性別 : ♀
身長 : 162cm
体重 : 47kg
種族 : 神)
>>92
(/いえいえ大丈夫ですよ!私も遅いので気にしなくて大丈夫です)
威勢の良い女だ。
その勢いで俺を殺せるか試してみるといい。
(種族が神である事を見ても驚いていない。何故なら色んな種族を見慣れているからだ。何の妨害もなく異能の発動に成功すると、相手の頭の中にこの様な情報が入って来るだろう)
性別 : 男
身長 : 180cm
体重 : 75kg
種族 : 人間/混沌を司る神の眷属
容姿 : 黒いスーツ。赤髪短髪。黒い瞳。黒いブーツ。
能力 : 総てを見通す混沌の瞳術(カオスアイ・ウィデーレ)、混沌三千大千世界
(能力の判定に成功すると相手の情報を得る代わりとして此方も情報を一部渡さなければいけないデメリットがあるのだ)
部下A:信者達を見つけたらどうする?取り合えず拘束でもするか?
部下B:そうだな、色々と調べたりしたいから先ずはそうするか。
(一方部下達は話しながらこの教会にいる可能性がある信者達を捜索する)
>>93
…なんですか、この不要な情報は。
なるほど、あなた…わたくしの正体をご存知になったのですね。
ならば生きて帰すわけにはいきません。
あなたの命令を聞き入れるのは尺ですから、そうですわね…
わたくしが命令いたしますわ。
死になさい。
(刹那、男の頭上に影が落ちる。振り上げた腕、その指の先で操るのは巨大な魔力の結晶。
淡く桃色に光る氷のようなそれは、男を押し潰そうと落ちてくる。)
初めてまして。
僕の名は漆黒の脊髄。闇で出来ている。
これ以上語れることはない。
>>95
クケケケ…よーー、あんた誰?
闇、ねぇ…食っちまってもいいかなぁ
(ぬらり。闇から姿を現す男がひとり。
漆黒なる存在に語りかけた。)
>>95
ふっは、笑わせるなよ。
君と僕じゃ、同じ「闇」とは言えど性質が違いすぎる。
君の闇は少しばかり荒すぎる。
>>97
ふーん、そう?
おれ闇なの?知らなかったわー
ところでさぁ、オマエ、なんの用?
おれー教会に用があんのー
>>94
お前の種族が誰かに知られれば不都合な物なのか?
(何が良くないのか理解していない)
滅尽せよと言われて素直に死ぬ訳にはいかないな。
(不敵に微笑むと左手で左目を隠す)
"止まれ"
(右目が黒く変色する。すると此方に迫る魔力の塊の速度が減衰する。瞳術で運動エネルギーを減らしたのだ)
砕けろ。
(跳躍する。右腕で魔力の塊に殴打すると魔力の塊が粉砕される。凄まじい膂力だ)
まだまだ…だな。
(着地すると右手を見遣る。痺れる感覚を多少は感じるが威力不足だと感じる)
今度は此方が行くぞ。
(話した瞬間に男の姿が掻き消える。俊敏に走って移動した男は貴女の背後に周り込んだ。右腕で貴女の首を締めようとする)
>>99
ぐっ…ふふふ、わたくしの命を奪うおつもりですか?
(人間を超越した男の速度に、抗う片鱗すら許されず意のままに首を絞められる。)
己の力を誇示しなければ生きていけないのですか?
か弱い女一人に、ずいぶんとまあ惨めですこと。
…っ、わたくしは命令しましたよ。
死になさいってね。
(絞首されながらも決して屈服しない姿勢を見せ、深紅の瞳で男を睨むと、手のひらに魔力を集中させた。
そのまま男の横腹に食らわせてやろうと魔力の結晶を放つ。)