コクった彼氏は肉食�nでした・・・(2)

1: 猫又◆Pw:2016/04/24(日) 19:10 ID:.gc

 初めましての人が多いと思います。猫又です。
この小説は主人公が彼氏に押し倒されたり、後ろから襲われたりするだけのとってもピュアな作品です。

 ……マジメに言うと、小学生には見て欲しくないレベルでエロいです。
とはいえ大人向けのエロではないので、

○通報
○荒らし行為
○根拠の無い誹謗中傷
……などはやめて下さい。

 では『コクった彼氏は肉食�nでした・・・』。
略してコク肉カレー。お楽しみいただければ幸いです。

2: 猫又◆Pw:2016/04/24(日) 19:16 ID:.gc

◇プロローグ あぁ、初恋は、儚くも

 一日千秋の思いという言葉がある。
たった1日を千回の秋が巡るほどに待ち焦がれる様子を表しているらしいその言葉を私は今、身を持って感じていた。
 井上奏�n(いのうえ そうま)先輩。
男子陸上部のメンバー。温厚でのんびりとした性格からか男子女子問わず、周囲からの信頼は厚い。特に目立つような行動はせず、裏方に回っている引っ込み思案ではあるがそのお人好しさゆえに彼女を志願する女子も多い。

 以上が私のあこがれの人、ソウマ先輩の基本データである。
ここまで言えば分かるだろうが、並の女子が手を出して良いお方ではない。
特に私のような根暗、コミュ症、友達0が近づけるような存在は、無い。
――�nズだった。

「あ。あそ、その……す、好きれしたぁッ! 付きらってくださいィ!!」
 この盛大にコケたセリフを私が吐いたのは昨日。人目につかない校舎裏に先輩を呼び出した時のことだ。
もちろん期待はしていなかった。
どうせ何もしないで諦めるくらいなら告白して玉砕しよう。先輩のことだ、告白したことで私の悪口をいう人では無いだろうし、他の女子が何をウワサしようと私のイメージはこれ以上悪くなりようもない。そう考えての決行だった。
 先輩の後光に目を潰されながらも私はどうにかして先輩のことが好きだと伝え、テキトーにごまかして帰るつもりだった。しかし先輩から返ってきたのは私の予想の遥か上、雲どころか成層圏まで超えて宇宙まで届くほどの答えだった。

『……考えさせてくれない、かな? 明日まで。……僕も君となら上手く行く気がするんだ』
「クワァ――ッ!!」
 若干頬を染めながらそう言った先輩の顔がフラッシュバックして、私はもたれ掛かっていたボイラー施設の扉をガンガンガンガンガンと叩いて羞恥を誤魔化す。
 そう。先輩は言ってくれたのだ。君となら上手く行きそう。と
それはつまり、そう、つまり、そういうことですよ、えぇ!!

*Reason*(8)

1: 亜加梨◆gw:2016/04/19(火) 21:48 ID:ZAc

おはこんにちばんわ。初めまして。亜加梨(あかり)です!
ここでは…まあ恋愛っぽいのを書くような書かないような…って感じです!お話、読んでいけば分かりますよ!エエモチロン。
亀更新です。コメントもらえると嬉しいです!

ではスタート♪

2: 亜加梨◆gw:2016/04/19(火) 22:01 ID:ZAc

0.*プロローグ*

「行ってきまーす!」

皆さんこんにちはー!私は星茅舞香(ほしがや まいか)でーす。

今何してるかって?決まっているでしょう?


舞香「待ってぇぇぇー!!!!」

食パンくわえながら、去っていくバスを追いかけてるのよ!
自慢することじゃあないんだけどね…

腕時計を確認する。
8時だ。

舞香「マズッ!遅刻しちゃうよ…」

走って行けばなんとかなるよね。何せ私は
50m 6.8秒!
運動は得意なんだよね〜

よし!走って行こうじゃないか。

舞香「確かこっちの方が近道だったよね?………と!」

ドンッ!!

角で誰かとぶつかる。

舞香「わわわ…すいません、大丈夫ですか?」
?「大丈夫…君は?」

あ〜良かった。

舞香「大丈夫です…」

そう言って彼の顔を見て驚いた。
イケメンだったから。←おい
しかも

舞香「あ、うちの学校の制服…」
?「あれ、そうなの?よろしくねー」
舞香「ああはい。よろしくお願いします」

…って、おおっと!こんなことしてる場合じゃなかった!

舞香「すいませんでした!それでは」
?「あ、待っ!て…」


これが私の、運命的な出会いの�nまりだった…

ヒカリナ*Online(9)

1: 雪凛刹那(矢澤にこ)◆f.:2016/04/14(木) 18:45 ID:OiI

ちょっとSAO要素入ってるかもしれないが、
原作もアニメも見てないのでそこまで近くならないと思います(多分)
でも冒頭似てるかもしれません←曖昧にすんな
主はこの板で
GIRLSIDOLPROJECT!
書いてます
そちらもよろしければ評価お願いしますね!
(露骨な宣伝乙)

アテンション
荒らしは無視だぜ
主はコメントめっちゃ喜びます。感想あったら批判でもいいんでよろしくお願いします

4: 雪凛刹那(矢澤にこ)◆f.:2016/04/15(金) 20:25 ID:OiI

・・・部屋に音が響き�nった。
彼女の名前は光野愛夏。
「・・・・・・宿題」
コウノアイナ。
「その前にご飯・・・」
「カップ麺作るか・・・」
高校二年生。
「・・・あっつ」
コウコウニネンセイ
「・・・・・・やっぱ先に宿題しよ」
光野愛夏は所謂ゲーマーである。
ゲーム内でもかなりうまいレベルの剣士だ。
しかしながら彼女は主にソロプレイヤーでやっている。たまにマルチにも行くが、まずマルチに行くことが少ないので彼女がマルチに行くときは噂が一瞬で広がるほどである。
「できた」
「・・・おいしい」
彼女がバイトしたお金で買ったオンラインゲーム、
『Online』
そのまま、オンラインゲームである。
しかしながらOnlineは普通のオンラインゲームとは
違い、実際にゲームに入って動くことができるのである。

5: 雪凛刹那(矢澤にこ)◆f.:2016/04/16(土) 11:48 ID:OiI

Onlineは2079年に発売されたゲームだ。
しかしながら、それ専用のゲーム機が必要で
あったり、Onlineとそのゲーム機だけでも
10万するというだけでも普通の家庭には置かれず、
さらにログアウトするまではゲームから故意的に
出られなかったり強制的に外から出せなかったりするのが引きこもりにつながるとされ、大人以外は買うこともなかった。

forget me not(5)

1: しょぼんR◆xg:2016/04/03(日) 12:51 ID:zE6

《ドナウ川の伝説》
その昔、若い騎士ルドルフが恋人ベルタとドナウ川河畔を散策していると、岸辺に咲く美しいこの花を見つけます。

ルドルフはベルタのためにその花を摘もうと岸を降りましたが、誤って川の流れに飲まれてしまいます。
彼は最後の力を尽くして花を岸に投げ、ベルタに

「私を忘れないで」

という言葉を残して死んでしまう。残されたベルタは、亡き人の思い出に生涯この花を身につけ、その花は「勿忘草」と呼ばれるようになったと。

※死ネタです
※感想待ってます

2: しょぼんR◆xg:2016/04/03(日) 20:16 ID:zE6

唐突だが、俺の職業は殺し屋だ。
人を殺すだけの簡単なお仕事、といえば簡単だが、
長年こんな職業をしていると、殺された奴の“思い”がわかる。

今日の仕事は比較的楽な仕事だった、しかし、思いはいつもよりも、重く感じた。
泥濘に嵌る様な不快な思いを感じながら、俺は行く宛もなく、路�n裏を歩いた

家には帰りたくない、洗濯物すらできない俺の部屋は、まさに混沌だった。
すると、道の脇に、手足だけが伸びている、年頃の少女を見つけた

捨てられたのだろう、この国は捨て子が多いことで有名だ。
長い間見つめていたらしく、少女は聞いた

「……お兄さん、何?」 
「いや、お前、捨てられたのか?」
「そう、捨てられたの」

見た目よりもずっとか細い声を出し、少女は告げる。
勿忘草色の目をした少女に、俺は聞く、

「……家事はできるか?」
「できる、裁縫も少々」
「行く宛はあるのか?」
「……ない」
「決定だ、住み込みの家政婦として俺に雇われろ、小娘、給料は弾んでやる」
「…いいの?」
「ああ、俺の部屋の汚さにビビるなよ?」

ここで一人うずくまっていても、将来の道は娼婦になるだけだろう、
だったら、拾ってやる方がまだマシだ。
俺は家に向かって歩き出す、後ろについてくる少女は、何故か微笑んでいる様に見えた。

3: しょぼんR◆xg:2016/04/06(水) 06:07 ID:Ohg

路�n裏を歩き、家に向かって歩いている途中、少女は様々なことを尋ねてくる

「お兄さんって殺し屋だよね?」
「俺は殺し屋だ、あとお兄さんと言われる程には俺は若くない」
「……おじいちゃん」
「何故そうなる……?、まあ、おじさんだな」

小生意気な少女と共に歩くおじさん、どうみても娼婦館に売り飛ばす直前にしか見えないだろう、そんなことを考えながら歩いていると、少女が不思議そうな顔で聞いてきた

「おじさんの名前って、何なの?」
「シヴァ=サレラ、だ、お前の名前は何だ?」
「シア、簡単な名前だと思わない?」

自嘲気味に話す少女の背中が、とても小さいことに気がつき、少しだけ胸が苦しくなった。
暫く歩き、俺が住んでいるマンションのエントランスに辿り着いた。

「へぇ、結構綺麗な所住んでるんだ、シヴァさん」
「中まで綺麗だとは限らないぞ?」

いきなり名前で呼んできたことに少し戸惑ったが、そこまで違和感は感じなかった、部屋の前に立ち、ドアを開けた瞬間、少女はこう呟いた、

「何この部屋…汚い……!」
「部屋が汚いから引っ越しもできなくてなぁ…」
「それ、致命的な弱点じゃない?」

とりあえず少女を部屋に入れ、明日は大掃除だな、と一人考えた。

まったり村の�nチャメチャ日常(134)

1: ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 20:46 ID:vBw

こんにちは!ほのあです!
今日から新しい小説を書いて行きます!
とにかく、明るい�nの小説を書きたいなと思っています!
良ければ感想をお願いします!
荒らしや悪口等は辞めてください!
よろしくお願いします!

2: ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 20:55 ID:vBw

キャラ紹介
ほのあ…まったり村に越してくる意�n汚い村長。下品な事が大好きだが、余計な所で神経質が出る。食いしん坊で大食い。でもお腹は普通。
すずか…運動神経抜群で、運動の事なら誰にも負けない。と言っても勉強は1+1も出来ない程頭が悪い。口が悪く、よくほのあと喧嘩をする。
もも…村一番で個性的なオネェ。と言っても、根は優しい。占いが得意で、その占いもよく当たるとか?化粧濃い。結構ケチ。
れいな…レイレイ煩い語尾野郎。語尾に「レイ」が付く。一度言い出すと、その事を全て聴くまでしつこい。勉強はそれも足し算と引き算だけは一人前。実は酷い神経質で、汚い物を平気で触っているあんこが�n上最大の苦手人物。
あんこ…食べ物の事では誰にも負けないくらいの大食いで、語尾には食べ物が付く。テンションが高く、沢山食べてもすぐにお腹が空く。そこら辺で食べ物をくれと言ってくるとしつこいので、無視するか腐ったあんこを投げておくと良い。汚い物が大好きで、悪趣味で汚い物コレクションをやっている。
ここあ…おっとりした目付きで、天然な子。皆からはちやほやされているが、実際はとても腹黒い。ぶりっ娘と言えばぶりっ娘だが、優しい心の持ち主。怖い話が大好きで、怖い話大会だと、皆を驚かせようとしている。
ゆず…元々は幽霊だったが、ある理由が有りももの弟になった。思った事をはっきりと言う。影が薄い。将来の夢は歌手を目指しているが、酷い音痴。影分身の術を使える。
もみじ…よく女の子と間違えられるが、男の子。ドMで、叩かれるのやら攻められるのが大好き。ちょっと変わった性格。リアクションが大きい。
よもぎ…動物や植物を大切にする優しい男の子。まったり村を大切にしようとしている。ほのあの秘書。誰にでもタメ口を使う。落ち着いた性格。

3: ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 21:26 ID:vBw

第一話 まったり村で生活しよう!編
ガタガタと揺れる一つの電車。その電車は、まったり村と言う所に向かって行った。人はあまり乗っていないが、勿論乗っている人は居る。
ほのあ「これから新生活が�nまるぞー!まったり村、楽しみなのだ!」
一人車両で騒いでいる、小学二年生くらいの少女。だが、顔はあまりよろしくない。名前はほのあ。持ちネタはほのあんぱん。理想のほのあんぱん作りを目指している。手作りのほのあんぱんのを口にしながら、まったり村に着くのを待った。
待つ事三十分後。ほのあは半分残したほのあんぱんをバックにしまい、そのまま寝ていた。しまった後、まったり村に着いてしまったのか、ほのあは電車の呼び掛けで起きる。
「まもなく〜まったり村〜まったり村〜」
ほのあ「ムムム!?寝たばっかりなのにいいぃ!もう着いたのか!早く降りないと!」
横に置いてあったポーチを肩に背負い、慌ただしく電車から降りた。
ほのあ「こーんーにーちーわー!ほのあでーす!今日、この村の村長になりにきまし…」
すずか「うわーあの人じゃんあの人!今日からこの村の村長になるって噂の…」
もも「本当に!?…あら〜、思ったよりもマヌケな顔してるわね…」
もみじ「あの子はドSかな?あの子はほのあって子だっけ?攻められた〜い!」
よもぎ「きょ、今日からほのあさんは村長なのに…し、失礼過ぎる!秘書の僕としても失礼過ぎる!」
駅の前では、四人の男女が待ち構えていた。ほのあが駅から出ると、皆口々にほのあの事を言い出す。
だが、ほのあには人何かよりも、見�nす限りの緑、逞しそうに生えている木。ほのあの目には、人が居るのをお構い無しに、その綺麗な景色を見に前に出た。
ほのあ「うおおおぉぉ!この村、凄い綺麗だよ!此処の村の村長になる何て、最高だ!」
目をキラキラさせて言うほのあ。すずかは、出迎えに来たのを気付かせる様に、無理矢理大きな声を出した。
すずか「あーのー!ほーのーあーさあああぁぁん?聴こえますかあぁー?」
と村全体に聴こえる様な、大きな声でほのあに問い掛けた。だが、問い掛ける言い方もウザったらしい。
ほのあ「…あ、居たの?」
ほのあ以外「いや普通気付くだろ!」
天然なのか、それとも嫌がらせなのか。と四人は思っていた。ももは、とにかく自己紹介をしよう、と場の雰囲気を変えようとする。
もよぎ「それじゃあ自己紹介!はじめまして、僕はもよぎだよ!敬語が使えない者だけど、これでも一応秘書だからね!」
もみじ「はーい!次俺ね!皆からドMドMって言われるもみじだよ!よろしくね〜。」
次々に自己紹介をする住民達。ほのあは、よろしく〜と軽々しく挨拶をした。
ほのあ「で、そこのお二人さんは?」
もも「あぁ!あたし達の事ね、あたしはももよ!それで、此方がすずかよ!」
すずか「よ〜ろしっくね〜?」
ももの自己紹介は良いが、すずかの自己紹介はウザッたらしく感じてしまった。ももの方も、化粧が濃い等と失礼な事ばかり思ってしまう。いつもなら口に出すだろうが、初対面なのだから仕方がない。と表には出さなかった。
よもぎ「それじゃあ、とりあえず…やる事は…家だね!家に行こう!」
もも「あら?もう家決まっているの?」
すずか「もみじが立てたんじゃないか?」
もみじ「俺が立てといたぞ☆しっかりきっくりね!」
ほのあ「おぉ〜凄い!是非見てみたい物だ!」
もみじ「オーケーオーケー!じゃあ連れて行ってあげるよ!実は俺、不動屋やってんだ〜♪」
よもぎ「此処は秘書の僕、おともするよ!」
すずか&もも「私(あたし)も着いて行って良い?」
ほのあ「えぇ…あぁ…うん…」
どうやら、ほのあはこの村の村長として人気者らしい。もみじの説明から聴くと、もみじは不動屋をやっているらしい。ほのあはどんな物なのか見てみたくて、ほのあ達はそのままもみじの跡を着いて行った。
そして、五分くらい立つと、ほのあの家らしき家の前に到着した。それはとても豪華で、しっかりと組み立ててあった。

metronome(4)

1: あばばぼんばー:2016/03/20(日) 00:33 ID:a8Q

顔も名前も知らない人に恋心を抱く少女、智子と密かに智子に恋心を抱く友人、朋美と智子が恋心を抱く誰かの青春の話。


※同性愛的表現があります。

Ten〜九人が誘拐された瞬間〜(3)

1: 匿名:2016/02/28(日) 22:04 ID:5Ek

主人公»福原 勇気
兎に角普通すぎる16歳。対して友達が多いわけではないが、成績がいいので、目立ちまくり。

・宇佐美 祐三
誘拐されて3年目であり、死体を何十回も見た。世間は彼を待っている。

・相原 みおん
勇気の友達。絶賛反抗期中であり、不良である。

他の七人は後々お楽しみに。

※誘拐されて三年目の祐三+後の九人が、Ten(十人)です!!

恋愛妄想小説inリクエスト(8)

1: かなかな:2016/02/20(土) 14:47 ID:gq6

恋愛の妄想小説書きます(´∀`*)

リクエストがあれば1週間以内に
書き上げてみせます。

どしどしリクエストください。
勿論腐向けも書きます。
過激なモノは受け付けません。
ご了承ください。
自分の意思で書くことも多々あります。
荒しはいけません。
ご退場くださいな。

2: かなかな:2016/02/20(土) 17:06 ID:gq6

これはYさんとNさんのお話。

『Y、好きだよ。』
何事も無かった様に振る舞う私だが
頭の中でこの言葉がループしている。
不思議だ。
ずっとずっと追いかけたあの人が
ずっとずっと遠い人に感じる。
不貞腐れたこの日常が
覆された小学校の頃。
いつの日か大好きに変わっていった。
絶望が希望に。
元気が勇気に。
偶然が鼓動に。

…………………………………………

『N〜。部活一緒に行こ〜』
『うん!ちょっと待って今行く〜』
今日の部活はトレーニング。
多分柔軟とか体幹とかだろう。
憂鬱過ぎて着替えに2時間かけてやろうか
と思うくらいだ。
『Nー早くしてー遅い〜』
お前は部活が楽しみなのか。
訳わからん。
『もー、待ってよ〜。これでも
急いでる方なんだから〜』
辺りが生徒で湧いている。ざわめく教室
と廊下が部活への熱を消してゆく。
急いでいると嘘をついたが、これは
これ、あれはあれだ。

着替え終わったもののトレーニングだ
から行く気はサラサラない。
行かないといけないのだが。
『準備できたから行こ〜』
『やっと終わった〜。Nっていつも
ノロノロしてるよね〜』
何を言ってくれるんだ、コイツは。
『ノロノロとは失礼な!』
『だってそうなんだもん。』
プリッと効果音の着きそうなほっぺたを
膨らませる。本当可愛いんだから。
『そういえばNって、Yとどうなっ
たの?しばらく話してないんじゃ
ない?』
不意にYが出てきて心臓がドキっと
高鳴る。
『あ、いや、別に?…っていうか
こんなに人いるのにその話すんな!』
『えへへ〜いいじゃん別に〜』
いつも一緒にいてくれる同じ陸上部の
A(適当)は誰からも好かれる存在だが
少々口が軽い。私はそんな明るくて
運動神経がいいAにちょっとだけ
憧れている。Yと接触しているのも憧
れている点の1つだ。
『さ、荷物置いて準備しよ〜』
『えー、面倒臭い〜』
『いいじゃん、会えるかもしれない
よ?行ってみないとわかんな…イタッ!』
私はAをすかさずひっぱたいた。
『いいし!会えなくてもいいし!』
『え〜カッコいいYが……ダカライタイッテ!』
また私はAの肩を叩いた。
『もう!行けばいいんでしょ、いけば!』
やけくそになった私を見て楽しんで
いるAが痛々しい。
『そうだよ!準備するだけで
いいんだよ!』
『あー、はいはい。』
適当な返事をした。
そんな私の後ろからY達の声がした。
『…のことどう思ってるの?』
『は?別に普通…』
『…のこと、好きか嫌いかで!』
『え、だったら……かな。』
『うわぁぁぁぁぁ!』
『んだよ、うっせぇな』(ボソッ
肝心なところは聞こえなかったが
自分の事だといいなって期待している
私がいる。でも悪い噂だったら…。
不安も期待もごっちゃになっている。
『N、よかったじゃん♪』
カァァと私の顔が赤く染まる。頬に
当たる風が心�nよく感じる。
『「よかったじゃん♪」じゃないから!』
内心、嬉しかったことを隠す。
こんなの、私らしくない気がする。
『あ、ほら、それより準備しないと!
ね?!』
『あ〜そうだね〜』
Aは未だにニヤニヤしている。
さっきのことを思い出すたけで
顔が火照ってくる。

Part1はここまでにします。
次回お楽しみに。

4: かなかな :2016/02/26(金) 19:53 ID:gq6

Part2【題名考え中………】

『ほら〜!頑張れ〜!あと少し〜!!』
女子担当のB先生(また適当)の大きく
響く声が鼓膜に突き刺さる。B先生は
かっこいいし、女子生徒にモテるのに
(先生談)、未だに独身…という悲しい
奴だ。そんな奴の声が私の意識の邪魔
をしている。

……なんとYの部活(男バレ)と隣で
トレーニングなのだ。

だというのに10分間走×3といつもの
があって、更に「女子だけだから」と
いう理由で休憩時間は設けられていな
いのだ。しかも、部活終了時刻まで
あと2時間もある。�n獄だ。
その�n獄の�nまり、10間走の1回目
なのだ。
『はぁ…はぁぁ…』
ついつい息が漏れてしまう。Yがここ
を通ったときどう思うだろうか。

「息が荒い」?
「髪がぐしゃぐしゃ」?
「鼻が大きい」?
「走るのが遅い」?
「サボり魔」?
「運動オンチ」?

いろいろ考えてベストな姿で
頑張っている。いつかYが私の目の前
を通る時のためだけに。

『はーい、終わりー!お疲れー』
やっと終わった�n獄が遂に灰と化した。
あと2回もあると思うとおかしくなる。
『せんせー!ちょっと位休憩時間
とらないと私達死んじゃうよ〜』
うんうん。
盗み聞きは悪い事だが先が気になる。
だから聞いてみる。
『だってお前ら喋り出すだろ?』
確かに。
『だって〜いいじゃん別に〜』
うんうんうんうん。
『だめ!はい、もう一回いくよー』
はぁ?!
『嫌だよ〜!』
そうだ!そうだ!
『じゃあ10分間走が3回終わったら
5分休憩あげるから』
少なっ!!!
『せんせー!!少ない〜!』
うんうんうんうんうんうんうん。
『仕方ない。お前らが喋ってるから
だろ?!日頃の行いだ』
『えー!!』
『仕方ない……もうそれしか出てこない』
『はぁーーー?!』
本当「はぁ?!」だよ。
『いい、いい。もう�nめるぞー』
『えー。先生の意�n悪ー!!』
『先生は意�n悪だからな((』
『はぁーー?!』
女子生徒の要望が通らないだなんて
どうかしている気がする。
『んじゃあ、2回目いくぞー』
『はぁーーい』
『全力でいけよ?』
『えーー…』
『返事!!!』
『はぁーーーーい』
『じゃあ、よーいスタート!!』
(↑なんかダサい)

このまま�n獄が続き、灰と化すまで
かなりの時間がかかった。
「Y、いないなぁ。」
という台詞が心の何処かにいる。
……………その時。

『おーーーー』
『ファイトーーー』
男バレの声がした。
『陸上部ー!男バレトレーニングで
しばらくここ使えなくなるから休憩
とるぞー』
『やったぁぁぁ!!!』
女子陸上部は全員大声をあげて喜んだ。
休憩時間だということに。
私はYのトレーニング姿を見ることが
できる!!!そこに喜んで声をあげた。
陸上部女子達は廊下のはしっこで
大人しく座っている。一列になって。
Aも1年生も近くにいない。
そう。2年生に囲まれて過ごすのだ。
これもこれで�n獄である。

『ファイトー!』
『ファイトー!!』
男子の声が校舎と私の体に染み�nる。
Yが目の前で走って息を荒げている。
カッコいい。カッコよすぎて私の顔が
赤く、熱くなっている。自分でも分か
るくらいだ。
Yは私の真ん前で『ファイトー』と
叫んだ。そして足を掻いた。足を掻い
た時、私の顔との距離はほぼない。
Yがはく息が髪や顔にかかってくる。
トレーニングで疲れたYの体から
出てくる暖かい熱気が肌で感じられる。
そして足を掻く時間が相当長く、
顔が爆発寸前に陥(おちい)っていた。

『N、大丈夫?顔赤いよ?走りすぎて
疲れたのかなぁ。なんかあったら
私に言ってね!』
『あ、はい!』
先輩のCさん(これまた適当)は
私の体(顔)を心配してくれた。だけど
顔が赤いのは辛いからじゃない。疲れ
たからでもない。

目の前にYがいたこと。


Part2はここまで。
次回お楽しみに。不定期です

Go home naw(5)

1: fia◆LM:2016/02/16(火) 21:37 ID:iwg

厨二設定を練るに練り、拗らせた結果出来た物です。
暇な時に書いて行きます。まあルールなどはよくわからないので、自分なりにw お手柔らかにお願いします。
※注意事項
・素人です。
・文、ストーリーなど色々下手くそです。
・ネーミングセンスもありません。
・それでも宜しければ御読み下さい。

〜詳しくは厨二板へ行って下さい〜

2: fia◆LM:2016/02/16(火) 22:06 ID:iwg

〜序章〜

‥‥周りはとても静かだ。
いつもは聞こえてくる美しい鳥達の歌声、
キラキラと光る太陽の下、無邪気に遊びまわる子供達の声も聞こえない・・・。
辺り全体はまるで洗濯してすぐのシーツの様に真っ白で、
僕は今この世界に存在している物なのかが、ちょっとずつ分からなくなってくる……。

‥いや、僕はちゃんと此処に存在している。
ほら、今だってこの世界。大�nを踏んでいるじゃないか…。

「・・・誰?」
何処からか、僕を呼ぶ声が聞こえた気がした。
その声は少しずつ近く、大きくなっていく……

「..ァ.」



「フ.ァ.」



「フィ.ア.」



「フィアー」



「フィアー!」




・・・僕が目を覚ました時、
僕の周りにあった物は、ボロボロの廃墟になった街。
そして、目の前には小さな女の子だった‥‥。


〜序章、完〜

3: fia◆LM:2016/02/16(火) 23:58 ID:iwg

〜第一章〜


「初めまして、僕の名はフィアー・レス・クロード。
天界で『この世の希望を司る門の番人』をしている者です。
え?嘘だろって…? いいえ、僕はれっきとした番人です。
神の為に働き、神の為に尽くす。神の命令ならば世界を救い、神の命令ならば世界を滅ぼしてみせましょう…!!!
いつだってあなた方を殺す事は出来るのですよ…?
ふふ、死にたくないのなら精々大人しく神を崇めなさい。」









「‥‥ふん、なんてね。」

‥‥誰もいない場所に向かって長々と独り言を言った後、
なんとなく鼻で笑う。そんな自分がとても痛々しい…。
《たとえ人が一人も来ないからといい、こんな痛い事はする物じゃない。》と心の底から思い、自身に泣けてきた…。
と、そんな時。後ろから聞き覚えのある笑い声が聞こえ、�nッとなり振り返る。
そこにはやはり『ヤツ』がいた……。

「ブフォッ!!き、希望wなにやってるんだよwwwwwww」
お前そんな趣味だったのか?w と。笑いをこらえ、(こらえられていない)プルプルと震えながら僕の目の前に現れた『コイツ』が、僕(希望)と正反対の存在…。
『この世の絶望を司る門の番人』、イフ・ランティエロである。

「・・・なんです絶望。僕になんの用ですか…?」
つい怒りが態度に出てしまい、不愉快そうな言い方になってしまった。
が、奴は一言。
「大丈夫だってw 今の事は誰にも言わねーよwwwプッwwwwww」
と言い、最後は。もう無理w駄目だwwwwwww と思いっきり笑いだした。
一体なんなのだろうか。
こいつの態度のせいか、余計に腹が立ってきた。
腹いせに一発殴ってやろうかと右の洋服の袖を捲り上げていると、奴が不意に何かを思い出した様子で話しゃべり出した。

「あ、そうだったそうだった。思い出したぜフィアー。
お前の事を『クレイシス』が呼んでたぜ?
そうだよこれを言うために来たのにお前がwwww」

…絶望の話を聞き、行動を一時停止する。
まあ最後の事に関しては触れないで置くとして、
『クレイシス様』が呼んでいるという所が今回重要である。

「‥‥それは本当なんですね?イフ。
『クレイシス様』が僕を呼んでいると言うのは…。」

嘘だという可能性を考え、確認をとる。

「本当だぜ?つか俺も呼び出されているし。」
それを聞いて正直驚いた。

「…『クレイシス様』は一体何を考えてらっしゃるのでしょう。」

「さあな、まあ行けば分かるだろう。さ、速く行こうぜ。」

とりあえず会話を終わらせ、僕とイフは二人して『クレイシス様』の元へ向かう事にした…。

翼の鍵−Time Adventure−(3)

1: タコ◆62:2016/02/14(日) 23:35 ID:KeY

幼いころから体が弱く、ほとんどの時間を病室という無機質な白い空間で過ごしてきた『遥』。

あるとき病室に飛び込んできたのは、ひとつの紙飛行機。

その紙飛行機によって、遥の運命は大きく変わりだしてゆく____……。

3: 夢 タコ◆62:2016/02/24(水) 23:02 ID:HEQ

気づけば漆黒の空間にふわふわと浮かんでいた。

上下左右、何処が何処なのかさっぱり分からないような場所で、浮いている自分がとある場所を一点に見つめている。

その視線の先には女がいた。

女は見えない床でもあるのかぺたりと座りこんでいて、十二単を纏い足元以上までに伸びる長い黒髪と、まるでどこぞの時代劇に出てきそうだった。

泣いているのか肩が小さく震えていて、後ろ姿がやけに小さく、悲しく映る。

夢の中の自分は何もしようとはしない。ただそこでふわふわと浮いているだけだ。

ゆらりゆらりと視界が歪み�nめる。

夢が終わる直前、誰か……恐らく女の声が、強く頭に響いた。

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