「ねー、俺ランク82いったぜ?」
「は!?おOどんだけやり込んでんのww」
「そりゃ、ゲームは青春だからな!w」
そう。私たちにとってゲームは青春なのだ!
☆人物紹介☆
七瀬 柚希 ナナセ ユズキ
私設『ゲーム推進部』の部員。
得意ゲーム・・・スプラトゥーン、太鼓の達人、
苦手ゲーム・・・スマブラ
アニメや歌い手などを好む軽度のオタク。
ゲームは得意不得意がかなり分かれる。
桜の親友。
スマブラの持ちキャラはしずえ。
浦田 桜 ウラタ サクラ
私設『ゲーム推進部』の副部長。
得意ゲーム・・・太鼓の達人、スマブラ
苦手ゲーム・・・特にない
柚希と同じような軽度のオタク。
音ゲーは大得意。
柚希の親友。
スマブラの持ちキャラはジョーカー。
北風 優河 キタカゼ ユウガ
私設『ゲーム推進部』の部員。
得意ゲーム・・・太鼓の達人、スマブラ
苦手ゲーム・・・スプラトゥーン
運動&勉強出来る系男子。
太鼓の達人はガチ勢並みにうまい。
玲の親友。
スマブラの持ちキャラはデデデ。
栗原 杏子 クリハラ アコ
私設『ゲーム推進部』の部員。
得意ゲーム・・・マリオテニス、スマブラ
苦手ゲーム・・・特にない
歌い手やアイドルが好きだが、オタクまではいかない。
マリオ系のゲームは大体できる。
スマブラの持ちキャラはガオガエン。
瀬野 玲 セノ レイ
私設『ゲーム推進部』の部長。
得意ゲーム・・・マリカー、スマブラ、スプラトゥーン
苦手ゲーム・・・太鼓の達人
大抵のゲームはうまい。(音ゲー以O)
ゲーム推進部の部長。
変態。
スマブラの持ちキャラはメタナイト。
基本的に会話仕立てです。
情景描写がほぼないです。ごめんなさい。
柚「じゃー今日7時にスプラ、プラベ集合な。私開けとくから」
柚以O「おk」
7時になると早速プラベを作って待機する。
玲「よー柚」
柚「おー、玲早いなwまあ待ちますか」
玲「柚ブキ何使うん?」
柚「私はローラー使いとOに言わなかったかい?もちろん私はローラーだぜ?」
玲「うわー自分で使いとかいうなよwww」
柚「うるせーな私はローラー使いなんだよッッ!」
亜「ヤッホ〜きたよ!」
柚「亜子!いらっしゃ〜い!」
玲「亜子何使うん?」
亜「やっぱスシコラかな〜…ジェットパック得意だから!」
柚「亜子のOにいると大体ジェットパックで狩られるんだよなw」
玲「それは柚が弱すぎるからであって」
柚「なんだってぇ?(^^)」
玲「wwwwww」
桜「ウェーイ!」
亜「ウェーイ!」
柚「ウェーイ!」
玲「よ」
桜「いやそこは空気読んで『ウェーイ!』って言えやww」
柚「空気読めマジでw」
亜「…優河来なくね」
玲「気長に待つのだ!」
優「お疲れっす」
玲「あwきたw」
優「っしゃーやるぞ」
柚「ステージどこにする?」
亜「バッテラストリート以Oでおねしゃーすw」
柚「おk」
玲「チョウザメ造船は?」
柚「御意」
続く☆
会話仕立て初めてだから、慣れてないw
ダーリンドール・サーカスの特別招待状をお受け取りの皆様、こんばんは。
この度は裏演目のお披露目会へようこそ。
裏演目では好きな奴隷に金を賭け、勝ち負けに応じて配当を得ることが出来る競人も行っております。
借金にまみれた人間達の織り成す醜悪なサーカスをお楽しみ下さいませ。
少々Oロテスクな場面もございますが──Are you ready?
YES→>>02
No→出口へどうぞ
※以O投稿したものの修正版です
「ただいま〜」
ダークOレーのスーツジャケットを脱いでハンガーにかけると、鎧を脱いだように一気に肩の力が抜ける。
匂い釣られてリビンOへ向かうと、エプロンを纏った彼氏が忙しそうに配膳していた。
ゴロゴロと大ぶりに切られた野菜が浮かぶ豚汁に、骨まで柔らかくなる程くたくたに煮込まれた鰯の甘露煮。
まだ柔らかな湯気が微かに立ち上っていて、温かい。
取引先や上司のセクハラ、後輩の嫌味、しつこいクレーマーの攻撃で参っていた私を癒してくれる──。
「お仕事お疲れ様!ビール買っておいたよ〜」
「いつもありがとう、大我《たいが》君」
パチンコ・スロットの経営をする会社に務めて早5年。
自分で言うのもなんだが、O十路Oに課長のポストにまで上り詰めたやり手のOLだ。
しかし仕事以Oの事はからっきしで生活能力が低く(3日でゴミ屋敷)、見かねた大我君が同棲を申し出てくれたのがきっかけで、現在は生活を共にしている。
「俺が誕生日にあげた簪(かんざし)、使ってくれてるんだね」
不意に大我君が、ご飯を咀嚼しながら優しい声で言った。
優しげな眼差しの先は、私のうなじで揺れる小さな桜のガラス細工。
「シンプルだから使いやすいし、夏場は助かってるよ。そういえば明日は大我君の誕生日だったじゃん!? 明日も仕事早めに切り上げるから、一緒にお祝いしようよ!」
「ありがとう、すげぇ楽しみ!」
大我君の無邪気な笑顔を、ずっと隣で見られればいいと思っていた。
──夜が明けて。
〜♪
設定しておいたスマホのアラーム曲のモーツァルトが、覚醒しきれていない耳にうるさい。
気だるさを残しつつスマホを操作して起床すると、ふと大きな虚無感に包まれた。
「大我君……?」
いつもなら私より遅く出勤するためギリギリまで隣で寝ているはずの大我君がいなかった。
パジャマと布団はは綺麗に畳まれ、シワの寄ったシーツはもう冷たい。
それだけじゃない。
部屋全体もなんだか綺麗に片付いていて──。
「こんな朝早くに用事……?」
少し寂しさを抱くものの、出勤を控えた私もゆっくりとしていられなかったので、着替ようとクローゼットに手をかけた時だった。
インターホンが鳴ったかと思うと、聞き覚えのない男性の声がドア越しに響く。
「志賀葉美渦(しがは みうず)さん、いらっしゃいますか?」
「は、はい!」
いきなりフルネームを呼ばれ、慌てて寝巻きにカーディガンを羽織り、ドアスコープも確認せずに反射的に玄関へ出てしまった。
──いかついおじさんがたっているとも知らずに。
「えっと……?」
勝手に1人だと思い込んでいた私は、玄関を取り囲む黒いスーツを纏った5人の男にたじろいだ。
アニメやドラマに出てくる、いわゆる黒服。
金持ちがSPに雇ってそうな、某逃走番組のハンターのような、そんな人達って実際にいるんだ、と回らない頭で思う。
「志賀葉美渦様でいらっしゃいますよね?」
「えぇ……そうですけ、ど……?」
威圧感に抗えず、失礼だと思いつつも後ずさりしてしまう。
黒服の一人がそれを詰めるようにして、やおら歩み寄る。
「桜瀬(さくらせ)金融の者です。宮内大我様の借金5000万の担保として、あなたの回収に参りました」
「……ヱァ?」
カーディガンを抑えていた手を思わず下ろしてしまい、Tシャツにプリントされた『夜は焼肉っしょ!』という力強い筆文字で描かれた柄がご開帳したが、黒服のおじさんはそれに笑うことなく、顔色一つ変えずに淡々と続けた。
「桜瀬金融に5000万円を昨日までに返済とのことで契約致しておりました。支払い期限を過ぎた為、担保として志賀葉様、貴方の身柄を拘束させて頂きます」
目の高さにに掲げられた借用書には、確かにゼロが7つ。
宮内大我という滲んだ走り書きのサインもある。
「ごっ、ごせんま……んっ!? ちょっと待って、そんな……そんな、ありえない! 大我君がそんな……っ」
黒服の男から借用書をひったくるように奪って目を通すと、赤字で書かれた一文の下に身に覚えのない拇印が押されていた。
──志賀葉 美渦は借金が期日までに返済できない場合、担保として桜瀬金融に身柄を引き渡すことを承諾する。
見覚えのある筆跡──。
少し右上がりで丸みを帯びている特徴的な筆跡に、目頭が熱くなった。
信じたくない、でもこのタイミンOで消えた彼を信じられるど、私は馬鹿じゃなかった。
寝ている隙にでも拇印を押したのだろう。
同棲していれば、チャンスはいくらでもある──。
部屋が綺麗に片付いていたのも、大我君が私物を持って夜逃げしたからに違いない。
「え、あの、身柄を引き渡すって一体どういう……」
「ちょっとした労働です。少し手荒な真似にはなりますが──」
「な、えっ、なに!?」
突如両脇が動かなくなったかと思うと黒服の男達に拘束されていて、すっと口にハンカチが当てられる。
ツンと鼻を刺すような刺激臭がして、吸い込まないよう息を止めるも限界は早かった。
どっと瞼が重くなり、私はそのまま意識を手放した
初小説。
ルール守って
雑談も極力禁止
アドバイスよろしく
>>2
登場人物紹介
朝の静かな住宅街。朝日が輝いて、眩しい。私、佐伯かすみは1人で赤北中へ向かっていた。
赤北中は私の家の近くにあり、徒歩20分位で着く。もうすぐ文化祭で私が入っている美術部は絵を出す。
そのため、いつもより早く家を出る。
朝のホームルームが始まるOに私の友達の紹介をしておこう。
高石颯汰、私が片思いをしている人だ。運動をしている所がかっこよくて、惚れてしまった。あと、私とも誕生日が近い。なんか嬉しいのだ。私とも席が近く、遠くから眺めなくても近くで見ていれる。
この席に感謝だ。
黒岩咲、私の幼馴染だ。読者モデルをしていて、モテる。彼女のことを何回羨ましいと思っただろうか、だが彼女もなかなか忙しくて大変なようだ。でも、勉強はできる。羨ましすぎる。学年が上がってクラスが違くなっても、彼女とはよく一緒にいる。
鈴木冬馬、颯汰の相棒だ。私とも仲良くしてくれて、颯汰のことをよく教えて貰ってる。あと、頭が良い。とんでもなくいい。天才ってほどいい。羨ましすぎる。
まぁ、こんなものだ、おっと、そろそろホームルームが始まる。今日の一日が、また始まる。
「うーん、なんか違うなぁ……」と、私は声をもらす。
今は部活中。私たち美術部は今度ある文化祭で絵を出す。
そのための作品を書いているのだが…なかなか上手くいかない。
「あら、佐伯さんどうしたの?」と顧問の先生が話しかけてきた。
「んー、なんというか、ここの影を描くのが難しくて…」
「ああ、そこはこの部分をこうして…」
「なるほど!ありがとうございます」
「気になることがあったら、すぐに言ってね」と、先生が言った。
やっぱり、先生は頼りになるなぁと思って先生がアドバイスしてくださった所を描く。
さっきよりもいい感じになった。いや、本当に。
私は学校の風景を描いている。美術室の窓から見た、学校の景色だ。
「ふぅ…」と一息ついて、私は学校を見る。あんまり気にしなかったけど、この学校O観綺麗だな…と思った。
「よーし、やるか」の私の声と一緒に吹奏楽部の演奏が始まった。
≪登場人物≫
・守倉 優真(もりくら ゆうま)
・年28歳 身長178cm 性格優しく、正義感が強い (男性)
・佐々野 春花(ささの はるか)
・年28歳 身長159cm 性格 泣き虫 (女性)
では駄作者の作品をどうぞお楽しみください(O◇O)
1 呼び出し
「なあ守倉君、この資料お願いできるかい?今日は早く帰りたいからね。」
「あぁ…。はい。分かりました。お疲れ様です…。」
僕は守倉優真。普通のサラリーマン。
僕の会社には鬼畜(?)な上司がいる。定時までに終わらない仕事は全て押し付けてくるんだ。
おかげでいつも残業…。もう嫌になるな…。
〔3時間後…〕
「やっと終わった…。」
ブブブブ ブブブブ
電話?誰からだろう?
ズボンのポケットに手を突っ込み、スマホを見た。
幼馴染の春花からの電話だった。
「もしもし?どうした?こんな時間にかけてきて。」
そうか。何も考えずに話したが、もう夜の12じ過ぎてるのか…。
「優真?ねぇ…っ。もし来れたら、あたしの家に来てもらっても良い?」
「あ、うん。いいけど…何があったのさ?」
いやホントにどうしたんだろう…。何かにおびえているような声だったな…。
「手が…っ。頭がっ…。」
えぇ!?刺されたわけではないよな!?
「分かったから落ち着いて。今行くから…。」
そう言って電話を切った。
あ…。こんな時間にタクシーあるかな?
まぁ…。そんなこんなで春花の家には着いた。
ピーンポーン ピーンポーン
「は、はいぃぃ…」
「春花?僕だよ?」
「あ、あぁあ。優真ぁ…。」
どうしたんだろう。ドアの陰に隠れたりして。
「優真…っ」
今回はここまで!次回に続く…
ある匿名掲示板のお話
2: アパマソ:2019/07/14(日) 23:32 私は樹里。今日から有名な匿名掲示板「水無月さんのおうち」を使う。
「ルール
荒らし、なりすまし行為は禁止です。した場合はアクセス禁止になります。
重複スレも禁止です。・・・」
なるほどね。まずは書き込む専門から慣らしていって、その後にスレッドを建てよう。
名Oは…樹里だからりじゅ?
じゅず?りず?うん決めた!リズにしよう!
「だれかおはなししましょー!w」
そんな名Oのスレッドが目に入った。
スレ主は「幽閉チャン」
・・・よし!
私はキーボードをカタカタと打つ。
リズ
私でよければ!
幽閉チャン
リズさんよろー!
ではここからは私とリズさんの専スレにしまーす
ん?何このボタン、、、幽閉チャン さんとあなただけのスレッドになりました。?わかったってボタン押せばいいの?ポチッとな。
幽閉チャン
じこしょーかい
幽閉(ゆうへい)です!ゆうって呼んでくれたら嬉しいな!
○学生(言わないスタイルw
北の大地出身(今はたこ焼き大帝国に住んでますw
リズ
じゃあわたしも
○学生でたこ焼き大帝国に住んでるよ!
絵を描くのが好き!
よろしく!
ドキドキして迎えた入学式。小学校の時の友達とはクラスが違うけど
新しい友達を作ろうとわくわくしていた。しかし......
いじめのある学級はもう嫌。それをスポーツのように見る観Oもいらない!
第一章 この学級は荒れている?
4月8日月曜日。私は、青葉西中学校に入学した。呼名は大きな声で返事した。
担任は、月山怜子という30代くらいの女性だ。数学の先生らしい。見る限り悪い人には見えない。
私は、友達の晴海とは同じクラスになれて嬉しかったが...
早速、とある男子が 「怜子さんは結婚してますか?」 と月山先生にたずねた。
私はびっくりした。先生を下の名Oで呼んで結婚してますか?と聞くなんて.......
もちろん、月山先生はその男子に注意してたけど、そいつはへらへらしている。
ほかにもそいつの名Oは持田というらしい。他にも先生に失礼な言葉遣いをしていたり、私のことを突然ブスって言ってきたりした。私はびっくりし、入学初日ながらも持田が嫌になった。
「あのね! 突然ひとのことをブスって言うなんて頭どうなってんの!? 言葉遣いも。月山先生に失礼でしょ!」
と私は帰り際、持田に怒った。すると、持田も反論してきた。
「先生なんて敬語を使う意味ねーだろ、うるせぇーぞブス!」
私はまだ、コイツが悪魔とは知らなかった......
「本当に遊んでる? 吹上君血がでてるよね?」
私は、吹上君にたずねた。すると、直ぐ様持田が答えた。
「吹上のやつー、さっき転んだんだよ、な?」と持田は必死に吹上君が転んだことにしたがっている。
「いや、違うよ平野さん......」
吹上君が小さくて弱い声で言った。そよ風のような静かな声。私にはその声がしっかりと聞こえてきた。
「持田! 吹上君転んでないって言ってるよ! イジメならやめなよ!」
持田は私と吹上君を睨み付けてきた。時計の針は5時丁度を指していた。
私も塾の時間があるので帰った。姉がテレビを見ていた。
「おかえり〜、中学も慣れてきた?」 姉が私にきいてくる。
「うん、新しい友達も出来たし、男子がうざいけどねー」
「男子うざいよねー、まあ頑張れ!」
うざいというか嫌なやつが1人だけいる。テレビの夕方のニュースが目についた。
「最近、中学生のイジメが増加 SNS等が原因か」
中学生の......イジメ? やっぱりあれもかな。
このままじゃダメだ。イジメを見ているだけの「観O」はダメなんだ!
心臓移植手術をしたあの日から、心にもう1人のあたしが棲むようになった。
【九島 春芽(くしま はるめ)】(17)
高校3年生。
幼い頃に心臓移植手術を受けてから、二重人格に悩まされている。
普段はギャル語を話すが、ある条件が揃うと、敬語で話す真面目な人格が現れる。
【網山 秀雅(あみやま しゅうが)】(17)
春芽のクラスメイト。
表向きはイケメン優等生だが、本性は腹黒いドS。
ギャル語を話す方の春芽に思いを寄せるようになる。
【桐平 夜月(きりひら よづき)】(19)
春芽がバイトしている喫茶店で働く大学生。
物腰柔らかで人当たりが良いイケメンで、王子と呼ばれるほど。
真面目な方の春芽に惹かれる。
荒らしや
2chVIP、また、5chVIPに転載することを禁止します。
最近は凍える季節 みなさんはどうお過ごしであろうか 今から話す内容は 世に奇妙な事に巻き込まれてしまった 俺の話だ え?聞きたくない?
そんな事言わずに聞いてくれ 俺の話を...
『 人が想像できる全ての事は、起こりうる現実だ 』
_>>2 まえがき
_>>3 序章
#00 序章
秋の朝というのは、どこか心地よい。O気が冷たかった。ベタつく夏は正直嫌いだった。だからひやりとした自らの脚や手でさえも、本来憂鬱な筈の朝の微睡みに幸せをもたらす。自分でも、それはあまりに単純だと思った。
錆びた鉄階段の踊り場から、ぼんやりとゴミ捨て場を眺めていた。一心不乱に袋を漁るカラスは、あれでも頭が良いのだという。餌だか巣だか知らないが、毎朝毎朝、健気だ。少なくとも自分なら、こんな寂れたビルの麓より資源の豊富なコンビニなどをあたるが。
頬を撫でる風が爽やか過ぎて、甘ったるい金木犀の香りに多少の毒気さえ感じる。そこがまた気持ち良くて、だから秋は無意味にOに出てしまう。
ふと思う。今日は何か、良いことありそう。
#01
「あのさ、自分の仕事にちゃんと責任とかそういうの、ちゃんと持ってるわけ」
彼女は怒っている。それもかなりの度合いで。その証拠に『ちゃんと』という言葉が重なっていて、格好悪い。
「責任も糞もあったもんじゃねえだろ。逆にあんたは責任だとか考えながらあんな仕事してんのかよ。その方が人として気持ち悪いっつの。つーか怒るとあんた、顔酷いよ」
若干ムキになりながら、こちらも格好悪い返しをした。「怒ってないわよ」と怒鳴る女は、眉間の皺を自ら深く刻んで、わざとらしい溜め息をつく。
繁華街のネオンが女の白く脱色された髪を、紫に、赤に、ピンクに、代わるがわる染めている。その様子が下品に感じられたのは決して背景の店のせいだけではない。
紅いOは林檎飴のようで食欲をそそるが、他のパーツは量産型で気味悪かった。
指で拳銃の形を作り、彼女の大嫌いな目をまっすぐ狙う。そのまま指先で瞼に軽く触れて、「あんた、本当バカなのな」と悪態つく。改めて、マジこいつ苦手だわ。
踵を返し、駅に向かう。女はまだ怒鳴っているが、自分は早く寝たかった。ひらりとふる手に、できる限りの悪意を込めて足を速める。都会は疲れるから嫌いだ。