以前に他の掲示板で書いていたもののリメイクです。よろしくお願いします。
3: コスモス:2016/12/19(月) 17:38 「美雪�Aお嫁さんにしてあげる!」
僕が言った言葉だ。15歳にもなった今考えてみると�A我ながら異常に恥ずかしい。
保育園児というものは単純で�Aただ“好き”というだけでこんな大胆な発言が出来てしまうものなのか�Aと過去を振り返る今日このごろ。
僕の高校受験はもうとっくに終わった。国立青空高校に無事入学出来たのだ。
青空高校は国内最難関の高校。入学が決定したときは先生方に「流石だ」と言われた。
僕は勉強が得意で�Aテストで学年一位を取った経験しかない。全国模試もずっと一位だ。所謂�A優等生。
ただ僕は�A学生としては一番の落ちこぼれだ。友達が作れない。
みんなが話す言葉というものはどうにもめまぐるしくて�A気付いたらついて行けなくなっていた。
流行とか�Aモテ方とかに興味のあるお年頃のクラスメート達。僕は彼等について行けない。2つとも�A興味がない。
というよりは小学校4年生のあの時から僕の中の時計は止まったままで動いていない�Aと言った方が正しいのかな。僕は彼女が……。美雪が忘れられない。忘れようとすればする程彼女の姿がより鮮明な形で蘇ってきてしまう。人間の脳は不便だ。
葉っぱ天国を舞台にした物語。
モチーフは《こんなのネット上でありえねぇだろ畜生が》です。
あったら面白いなぁという波乱小説です。
1
今年の春�Aようやくスマートフォンを手に入れた。シンプルな白で�Aカバーは灰色に白の水玉が散りばめられている。要するに根暗に見えるデザインだ。
中学1年生という�A一段階大人になる年だ。
これから想像するスマホ生活を胸に�A彼女は迷うことなくブラウザを開いた。
葉っぱ天国。それは�A彼女が小学生の頃から3DSで利用していた掲示板である。ベータというハンドルネームで日々楽しんでいたが�Aある日調子に乗って�Aある�Aンチスレの荒らしになってしまったのだ。
小学生�A3DS民という事もあってか�A彼女は袋叩きにされた。ベータ�Aンチスレというスレも出来た。
彼女は狼狽えて�A更に愚行を犯していく。
彼女は変わりたかったのだ。
スマートフォンでも葉っぱ天国は出来る。そこで新しい垢を作って�A葉っぱ天国を楽しみたかったのだ。
独り言板に着いた彼女は�A「オメガ」というハンドルネームを打ち�Aスレを建てた。
オメガの部屋�Aというタイトルである。
1.オメガ
葉っぱ天国初心者が�Aぶつぶつ呟きます。
返信は要りません!
彼女は�A普通にネット民に愛される�A人気者�Aカウントになることを夢見ていた。
彼女は翌日�A初めての中学校に行った。遠い中学を受験した為�A電車と徒歩合わせて一時間必要である。
彼女はもちろん�A葉っぱ天国に移動した。オメガの部屋はブックマークしておいたので�A簡単に開ける。
10.オメガ
今日から新しい中学校!!一時間くらいかかるケド頑張るつもり٩(・䡡・´)䡡䡯䡡䡯
スマホを手に入れた昨日から少しずつ書き込んでいたが�Aやはりスマホの文字の撃ち方は慣れず�A途中で熟睡してしまった。
流石に歩きスマホは頂けないため�A最寄り駅の虹が丘駅まで小走りで行ってから�Aもう一度葉っぱ天国を開く。
独り言板に呟きまくるのも飽きたため�A�Aンチ板に移動。小学生の繰返しにならないよう�Aスレッドを見るだけにする。
一番上がっていたのは�Aやはりベータ�Aンチスレだった。
3DS時代が終わってから当分見ていなかった�Aンチスレだ。どうなっているのだろうか…
682.レンジ
最近ベータ見なくね?
683.匿名さん
自分の黒歴史に気づいて悶えてるんだろ
684.ひゅんぽこりん[熟睡中]
そしてこの後�Aベータの姿を見る者は一人も居なかった_____
685.匿名さん
完.
686.レンジ
>>684ー685やめれw
悔しい。自分が悪いのは知っているが�A顔も知らない奴に馬鹿にされるのは悔しくて堪らない。元々彼女は負けず嫌いな性格だったため�A3DS時代でも反論して�Aさらに叩かれる事になったのだろう。
____君という存在から開放されることが�A
僕にとっての�A最後の手段なんだ。
* Prologue *
「さよならなの?」
そう聞く彼女の珊瑚色の頬に�Aつぅー……と涙が流れた。
それは�A優しい月の光に反射して�A悲しいくらいに輝いた。
「うん」
僕は短く返事をして�A周りを囲むビル群を見つめた。
航空障害灯が�Aじっと僕らを照らしている。
「ばいばい……」
彼女が�A僕の手をすっと振りほどく。
僕は�A彼女を見ることもできなかった。
ただただ�Aお互いに�A泣いていた。
1 mail
伶那から�A初メールが来た。
『悠�A部活お疲れ。次の試合�A絶対見に行くから練習頑張って!』
僕は直ぐ様返信を打とうと自分の部屋に直行した。
伶那はガラケーなので�Aラインのようにスタンプを使えないのが不便だけれど�Aそれはそれでいいと思う。
「あ�Aり�Aが�Aと�Aう�A れ�Aな�Aも�Aぶ�Aか�Aつ�A」
ハッ!
僕はメールを打つ手を止めた。
何をしている。たかが彼女。僕ももう中3じゃないか。
愛してるの一つや二つ�A言えなくてどうするんだ。
僕は必死に書いた文章を消し�A代わりに
『伶那�A愛してるよ。お互い部活がんばろう。』
と書いた。
そ�Aそ�Aそおおおしn……。
無理だ。
僕は恥ずかしさのあまり�Aクッションを顔に押し付けた。
中3のまだ子供な僕に�Aこんなキザなセリフは似合わない。
書いては消し�A書いては消し�A……。
結局�A送ったのはこれだ。
『ありがとう。伶那も部活頑張れ(^O^)』
最初書こうとしてたのと同じ。
�Aリスはサンタクロースにどうしてもお叶えてほしい『願いごと』がありました。
それは�Aサンタクロースでなければ叶えられない『願いごと』でした。
今日の朝�Aママに「サンタさんに何をお願いするの?」と聞かれました。�Aリスは「かわいいお洋服が欲しいわ」と答えました。�Aリスは嘘をつきました。�Aリスが欲しいのは�Aかわいいお洋服なんかではありませんでした。
パパにも同じことを聞かれました。�Aリスはまた同じように嘘をつきました。�Aリスの『願いごと』は�Aパパとママには叶えられないものだったので�Aパパとママに本当の『願いごと』を教えても意味はないと思っていたのです。
夜になって�A�Aリスはパパとママにおやすみなさいをしました。しかし�Aリスはずっと目を覚ましていました。�Aリスの『願いごと』は�Aサンタクロースに直接お願いしないといけない『願いごと』だったからです。
�Aリスの部屋には窓が1つだけありました。�Aリスは窓を開けておくことにしました。窓を閉めていると�Aサンタクロースが入ってこられないと思っていたからです。
開いた窓のカーテンがゆらゆらして�Aお月様の光が部屋の中を少しだけ明るくしました。足もとからひんやりした空気がすーっと入ってきます。�Aリスは身体を震わせて�Aベッドに飛び込みました。布団の中でもぞもぞ動くと�Aすぐに温かくなりました。そして�A眠ってしまわないように�A窓の外をずっと眺めていました。
しかし�A時間が経つにつれて�A�Aリスのまばたきの間隔が長くなっていきました。今にも眠ってしまいそうな様子です。
�Aリスは七歳の子供です。いつも夜の九時には寝ているので�A今日だけ夜更かしをするのは難しかったのでしょう。
そんな時でした。�Aリスがふと窓の方へ目をやると�A大きな影が伸びていました。 �Aリスは思わず布団を蹴り飛ばします。身体を起こした�Aリスは�Aその大きな影の形や色がだんだん分かってきました。
彼は�A赤い服を着て�A赤い帽子を被り�A白い袋を背負った�A白いひげのおじいさんでした。彼は「ふぉ�Aふぉ�Aふぉ」と笑うと�Aこう言いました。
「メリークリスマス�A�Aリス」
『いつか�A君に会えるなら。』
初めての小説�A書きます。
興味がある人は�Aぜひ読んでください!
優しいお言葉�Aお待ちしております!
next>>2 登場人物紹介(・ω・)ノ
゚*❁。◌ *゚登場人物 ゚*❁。◌ *゚
♡板美りりな♡
主人公。15歳の高1。みりなは�A双子の姉。おっとりした優しい子で�Aよく笑う。小さくて可愛い。美術部所属。
♡板美みりな♡
15歳の高1。りりなの双子の姉。しっかり者の�A優等生タイプ。真面目だけど�A少しヌケている。背は高くも低くもない。美術部所属。
♡住川乃莉花♡
15歳の高1。りりなとみりなの親友。面白くて�Aクラスでも人気なムードメーカー。背が高く�Aバレーボール部の1年エース。
☆香山龍也☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで�A遊んだりしている。背が高く�A運動神経バツグンで陸上部所属。りりなの事が好き。
☆水瀬駿太☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで遊んだりしている。背はさほど高くはないが�Aスタイルがよく�A女子に人気。陸上部所属。みりなの事が好き。
☆山本孝太郎☆
15歳の高1。りりなたちとつるんで遊んだりしている。高い背と爽やかな笑顔の持ち主。バスケ部所属。乃莉花の事が好き。
※後で�A付け足すかもしれないです。
『いつか�A君に会えるなら。』
1,双子 ~りりなside~
「あ�Aミィ!」
あたし�A板美りりなには双子の姉がいる。
しっかり者で優等生の素敵なお姉ちゃん。…って言っても�A同級生だけど。
__みりな。
それが�A姉の名前。
でも�Aいつからか�Aミィと呼ぶようになった。
ちなみにあたしは�Aリィ。
あたしたちは高校生。
友達はいなかったけど�Aすぐに出来た。
双子って�A目立つから。
いつもつるんでいるのは�Aのんちゃん�Aりゅう�Aしゅん�Aコウ�Aとあたしたち。
中でものんちゃんは入学式の日に話しかけてきた。すごい勇気だよね。
そういうわけで�Aあたしたちはいつも一緒。
高校生活�A超・最高!
「あ�Aリィ」
ミィが振り返ってにっこり笑う。
「ミィ�Aのんちゃんたちは?」
「のんちゃんとコウは部活。りゅうとしゅんは�A下駄箱で待ち合わせ」
りゅう�Aという名前にトクンと胸が鳴る。
少し前から�A抱いていた気持ち。
でも�Aあたしは見て見ぬ振りをする。
この6人の関係を�A崩したくないから…。
「リィ?なんかあった?」
気付くと�Aミィが顔を覗き込んでた。
はっとして�A笑顔を作る。
「あ�Aごめんごめん。何にもないから」
「そう?」
ミィは相変わらず心配そうにしているが�Aそれ以上は追求してこない。
これも�Aミィのいいところだよなぁ。
そう考えるも�A違う事が頭をかすめる。
……あたしって�Aもしかして�A
__シスターコンプレックス?
初登校です!!
まだまだ未熟者ですが…楽しんでいただけると嬉しいです!
_____その一族は�A芸能界において「全能」と呼ばれる。
一人は�A老いを知らぬその美貌で知られる大女優。
一人は�A劇団に所属していた頃からその才能は頭角を現していた�A超実力派の役者。
一人は�A今をときめくトップモデル。
一人は�A大人気�Aイドルユニットのリーダー。
一人は�A老若問わず広い層から支持を受ける人気子役。
___いつから�Aこの界隈に根強く名を残すようになったか。
どうやって�Aここまで這い上がってきたのか。
そんなの�A誰も知らない。
なぜ�A一人一人がこんなにも輝いているのか。
____親の力か?はたまた�A金か?
いや�A違う。その血を引いた者は必ずそうなるのだ。
そうなる�A運命なのだ。
“天堂一家”
またの名を�A“世界のTENDO”。
上記の通り。
のちのちいろいろ説明付け足す
いいy�Aマジ気にしないでくれ。
スレチなってたのじぶんも反省してるから!
あとうらるありがとう!
設定(試作段階)
主人公
中学か高校か迷ってる
わりかし普通
顔も美人すぎずブスすぎず
世界観もリ�Aルなのでもちろん
学校の校則にそった容姿。
黒髪ポニテとか可愛いかな
身長は150〜160くらい(標準)
ツッコミ気質
運動は苦手
勉強は普通(国語のみ良)
長所は歌がうまいとか絵がうまいとか
その辺にしようかと。
はじめまして 柚子と申します。
小説を書くのは好きなので書いてみることにしました。
至らないところもあるとは思いますが�Aよろしくお願いします。
〈登場人物紹介〉
後からいろいろ出てくるとは思いますが�Aとりあえず主要キャラを紹介します
スズカ
ヒロイン。あだ名はスズ。明るく好きなことに一生懸命なる女の子。
しかし�A行動力がありすぎてときどきトラブルを起こすことも。
〈�Aドゥルバイ�A帝国〉の第二王女。16歳。
リツカ
軍の〈空戦部隊サティリカ〉のメンバーでナンバー2の実力を誇る少年。
18歳。スズカの護衛にもあたった経験から�A2人は会えばおしゃべりをす る関係になった。
〈用語紹介〉
〇〈�Aドゥルバイ�A帝国〉
農業の盛んな豊かな国。北に〈�Aルタ王国〉�A東に〈シンドゥーエ〉�A西 に〈ユーシェ帝国〉�A南に〈サルファ〉の国々に囲まれた内陸国。国土面 積は帝国を囲む国々よりも小さく�A〈�Aルタ王国〉の1/2にもなる。
〇〈空戦部隊サティリカ〉
帝国を守る軍隊の中でも�Aエリートが所属する部隊。空中戦を得意とし�A
極秘でつくられた戦闘機を乗りこなす。その戦闘機は鋭く美しい翼を持つ
ことから�A〈漆黒の天使〉と呼ばれている。この部隊の人々は国民からの 信頼が厚い。
今のところはこのぐらいの情報で読んでみてください。
次からは本文になります!
「妃奈。お前は恋をしてはならんぞ。可哀想だけど�Aごめんなっ......。」
昔�Aお父様に言われた言葉。小さかった私には�A何を言っているのかさっぱり。でも�A今なら理解できる。
私は�A恋が出来ない.....。たとえ大好きだとしても____。
>>2 ルール説明
>>3 おもな人物紹介
>>4
一言
*ルール説明*
・荒し�A�Aンチは禁止。
・なりすましなどの行為はやめてください。
・コメントは悪質系でなければ大歓迎ですっ!
おもな登場人物紹介
香澄 妃奈(かすみ ひな)
トップを争う化粧品会社(K-ASUMI)を経営する父と母の娘。つまり�Aお嬢様。おっとり�A天然の子。
高校1年生の15歳。
結城 翔(ゆうき かける)
同じく�Aトップを争う化粧品会社(SUBARU)を経営する�A父と母の息子。つまり�Aお坊っちゃま。俺様�AドSのダブル性格。人前ではいい子ちゃん♪
高校1年生の16歳。
園田 桜子(そのだ さくらこ)
有名な食品会社のご令嬢。
妃奈の親友でありクール。
高校1年生の16歳。
香澄今日子・弘一(かすみきょうこ・こういち)
妃奈の親。K-ASUMIの経営者。
結城真夏・哲(ゆうきまなつ・さとし)
翔の親。SUBARUの経営者。
一抹 薫(いちまつ かおる)
妃奈の家にいるメイドさん。妃奈のめんどうみ役。めんどうみがいい
橋本 伊豆馬(はしもと いずま)
翔のメシツカイ。優しく�Aいい人。
…いつだって「嘘」は�A私を守ってくれた。すごく広いお家に住んでいるだとか�A母がすごい美人だとか�A最新式のゲームを持っているだとか�Aお金持ちだとか。
「嘘」が居なければ�Aきっと今頃クラスの輪の中にはいなかっただろうし�Aましてや友達なんていなかったのだろう。
顔の「嘘」だってつけるようになった。確か小学三年生になった時だ。嘘の上に嘘を。真実の上にもほんの少し嘘を。それが当たり前であり�Aそれが人間だ。
いつだったか�Aどこでだったか�Aマザー=テレサさんは人の美しいところをまず見るようにしている�Aと語っていた気がする。私には疑問でしかなかった。なぜ人の美しいところを見つけられるのか。本当に素晴らしい人なのだと確信した。でも�Aそれが彼女の本当の心だったのだろうか。私は「嘘」の塊である。汚く薄汚れている。
「嘘」とは人間であり�Aにんげんとは「嘘」である。
「優子ちゃんひどーい!」
「え?」
事は突然�A私の前に突き出された。
「何でいつも�Aお家に�Aれて行ってくれないの!?」
「今日はお父様の…お客様がいらっしゃるからって…」
「いつもそうじゃん!誰も優子ちゃんのお家�A見た事ないんだよ!この学校の校区内にそんな凄いお家無いよ!」
「…。」
「優子ちゃん�Aずっと嘘ついてたの!?嘘つき!」
「そんな…事無いもん!お父様はよく�Aお客様をお家に入れるから�Aダメなだけだもん!嘘なんかついてないもん!花純こそ嘘つき!」
駄目だ。
「違うもん!…だってみんな�A優子ちゃんの言っている豪華なもの見た事無いもん!うーそつきっ!うーそつきっ!うーそつきっ!」
手拍子がクラス中に鳴り響く。
「やめてよ�Aみんな今まで私の宿題とか見てきたじゃん!宿題�A見せてあげたじゃん!一緒に先生に謝りにも行って�Aやってもいない事に頭を下げてきたのに…」
「もともとそこから不自然だったんだよ!お金持ちのお嬢様ならそんな頭を下げたりなんかしないし�Aだいたいそんな安そうな服着てないよ!」
「これは…フランス製の�Aブランドのお洋服…なんだし。価値もわからずケチつけんな!花純ちゃんのバカ!」
「っ!」
花純は�A一瞬口元だけ少し笑った。
「ぐすん�Aなんでそんな事言うの?みんな�A私が正しいって言ってくれてるのに。」
「そーだぞー優子ちゃん�Aお前サイテー!」
「優子ちゃんの方がバーカ!」
「さっさと消えろ!バカ優子!」
「きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!きーえーろ!」
消えろ�Aその言葉と手拍子は長く続いた。
私の足は�A教室のド�Aに向かっていた。逃げるの?
「みんな大っ嫌いなんだから!優子ちゃんの事!」
そう教室から聞こえた。
「優子…?」
私は家に�Aり�A部屋に閉じこもった。もちろん鍵なんてものが付いているわけではなかった。
「優子?早退してきたの?どこか具合が悪いの?」
母は優しかった。でも今の私には優しさよりもバカッ!そう言って叩いてぶってもらったほうが気が落ち着く気がした。
「五月蝿い!黙ってて!お母さんなんか大っ嫌いなんだから!」
「優子…?優子!あなた�Aもう六年生でしょう!?しっかりなさい!」
母はそう言うと私の部屋から離れていった。
「お母さんがブスで太ってて�Aお金持ちでもなくて�Aお菓子も作れなくて�Aお人好しなせいで男に捨てられたから…。」
母は昔私がまだお腹にいる頃�A当時付き合っていた男に浮気相手がいる事に気づいていたにもかかわらず�A何も言わなかったそうだ。愛なんて二人の間になかったのだ。そのせいで今お金はなく�A貧乏な生活を強いられている。最悪だ。優しい人ほど辛い目にあう。その事を幼い頃から理解していた私は「嘘」で全てを隠した。自分の性格も�A自分の表情も�Aすべて。