二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ
一人は星を見た 一人は泥を見た
さて…君は何方を…にあわねぇぇ!!
やめだやめ!はい、終わり!シリアスブレイク!
…ま、始めようか、奇妙な非日常を
『 ほう?君の様な者は初めてだな どれ 』
( 再び水晶を )
『 …おかしい 奴の世界に何者かが干渉している…
どうも 君との雑談を楽しみたいものだが、そうもいかない様だぞ?』
( アポクリファ 気持ちの悪い空… 男が見上げるその場所に
黒い触手と あの濁蒼の触手がぶつかり合い 離れ 再びぶつかり合う )
……………どうやらそうみたいだなぁ…
(寧ろ嬉しいのか笑み浮かべて…)
……ごめんなお兄ちゃんっ!雑談はまた今度!!
(いつもと変わらない銃弾を濁蒼の触手に狙い撃ち
命中させれば…じわじわそこから手が…
…何とは言わないが、ある虫のように分裂して)
…
『 …得難い素晴らしいものを思い出せてくれたな 』
[サクッ]( ザレッドの後頭部にナイフが刺さる )
『 手荒ですまないが、怪我の詫びと記憶の礼だ
せめて 私なりに君の手助けをさせてもらおう 』
武運を祈る
【 アポクリファ対策法 】【 ザラァーク召喚 】【 モラの糸の切除 】
ザレッドの頭へ 静かな応援と共に …本当に必要な情報手短にが流れて来た
爆発する様に濁蒼の触手が増えて手を貪り食う さらに強大化した
触手の群れが黒い触手を襲い 勢いを弱める
……一瞬、なんか川見えたんだけど……
…でもありがと…お兄ちゃんっ…!
…さてっと…出来る限り魔物にならないように…
…あいつの思惑通りにならない程度に……
(フィストショット…皮肉にも貰った能力のせいで
一発がビル崩壊させる…ように高まり
容赦しないと言わんばかりに拳を何百個も浮かせ)
ぶちとばすッッ!!!
(一切連打)
[ ト''ッパァッンッ ]
( 大きくモラの力が抉り取れ、中に浮かぶ濁蒼の光球が露わになった )
【 スカルグレイ ブ 】
骨の流星が敵対者へと降り注ぐ
無論 ザラァークの元へも
( 黒の触手が直撃 挙句光球のレーザーを受け 大きく弱る )
…………一個、感謝しなきゃな、お前には…
……俺がしたい、必殺技があったんだけど…
…お前のおかげでそれが可能に出来そうだ…
(黒の触手を引き寄せ…撫でた後、庇うように後ろに)
(右腕を構えながら笑み浮かべ…
…攻撃は受けないようにしっかりと身代わり拳を
大量に相殺させ)
「 っっ --- - - - - !!!!!」
( 光球が破裂 中から酷く疲弊した様子の青髪が現れる )
【 圧壊 】
【 相殺 】
( 青髪の放つ極大衝撃 … 下より飛んで来た衝撃により阻害され
ザレッドの元へ届く事は無く その内に黒の触手は力を整え 出口を切り開く )
…………ま、とりあえず少しだけ…吹っ飛べッッッ!!!
(10%も出来ていないが右腕大振りし…
台風起こし青髪吹き飛ばし…出口に黒の触手と一緒に向かい…)
……あ、お兄ちゃんはどうすんだ?
(じっと、近くに立っているのを見て)
『 私か?此の期に及んで私か …アポクリファ、この永遠の
図書館には もう奴が好き勝手できない様に番人が必要となる … 』
( 元の場へ戻り、ザレッドを見上げる )
『 必要な時は君に与えた知識である『召喚』を使うと良い
助力が必要ならば助けになろう …さぁ 奴を追い出したのだ 君も早く 』
( 青髪は耐えきれずに領域から脱出、支配の力がアポクリファから薄れる… )
「 お -- - が ぅ -- - !!!」
………あんまあいつの与えられた力は使いたくないけど…でも、分かった…!!
……ありがとなーー!!!
(親指グッドしながら手を振り…脱出していき)
・・・・元の世界・・・・
「 ぇ -- - げぇっ が っっ はぁ 」
( 前方に気絶している 黒へ攻撃を仕掛けようとした時…
左眼が燃える様に痛い 杖にもヒビが入り 空間に穴が… )
く''ああぁぁああああぁぁああっ!!!!!
( 左眼と杖が破裂 アポクリファへの干渉は失われ
左眼を抑えて辛うじて立っている… 穴から現れたザレッドに
注意を向けることも出来ず 黒はその間に… )
「 っだぁっ! もう今度という今度はぁっ!」
( マジギレ、右手に波動を集中させる )
………………
(無言、カオスな状況だからそれもそうなのだが…
…嬉しさもあり…少し寂しさもあり……
……両手で顔を抑えるが、そこからぽたぽたと
溢れてしまい)
……っ……っ………
( 怨みがましい眼を2人に向け
青髪は撤退して行った… その後を最早逃せない )
「 まっちやがれってんですわぁーっ!」
( 黒はザレッドを確認できずに追い掛ける、あれほどやられた以上は
もう根絶やしにするしか黒には頭が無いのである )
…………はは、はぁ……
(顔拭い目の腫れ誤魔化しながら
何もせずじっと見ていて)
……疲れたな、なんつーか
「 っ っんのぉっ! やろぉっ!」[ バァンッ! ]
( 追いかけっこの末 ついに波動の拳は濁蒼の者を捉え…
「 … ぃ ぃ い …!? 」
その [ 皮 ]を引っぺがした )
「 な …ザレッド!へ 変っ こいつ っ 変っ !」
( 濁蒼の皮剥がれた 何者か… 其れは何の変哲も無い ただの人間 )
- -- - -- - -- - -
本気で --- - - 本気で逃れられると 思っていたのか?
(……見知った声、面倒と思い頭掻く…も
余裕そうな態度)
………はぁ、簡単には逃してくんないって感じか…本当に面倒で…だりぃなぁ…
(背を向けて……ナイアに呟き)
.……まぁ、いいや、行くぞ、決着はもう着いてる
-- - - 何にせよ 悪く無い働きだったぞ ?モラの勇者よ
「 -- - - おかげで 蔵書は更なる厚みを見せた -- - ここ数年
なかった事だ 喜ばしい -- - - - 」
( 暗がりから声は聞こえる )
「 -- - -さて 勇者への計らいを1つ増やすとしよう
今やザラァークは脱出の術を失い 永遠にアポクリファに
住むことになった -- - -これはそなたの功績だ 蔵書の厚みも 同様 」
「 それ故に 其方からモラの勇者を剥奪しよう 残念ながら
其方が1番にそれを望む様でもある 」
「 …向こうは全く、弱ってなくて続ける気みたいですわい」
「 …ん? わたくし 何かい …こら、また何かつけましたわい 」
( 口調が若干変になり、青髪に詰め寄る 無傷の青髪は 言う )
「 -- - - -- 勇者の反逆 然るべき罪として
身近くある者に不幸を被せることにする どうだ?順当な等価と言える 」
…………………
(返事無し、とても嫌っているようで…
…グッと右の拳強く握り締めながら
そのまま無視して歩き)
「 -- - - 今に 其方も跪かずにはいられなくなるだろう
付き合う者 それどころか娘にも反逆の烙印は押される 」
( ザレッドの脳内にのみ それが響く )
「んんっ ぐ!次また妙な事を… あぁっ また!」
( 自らの力で不幸を払う黒、何かを言い返そうとするが
眼を開けた瞬間に憎らしいあの濁蒼は消え果てていた )
…………………あいつは本当に…跡形も無く
消滅してやる…
(……嫌そうに返事した後、ナイアの手を少し
無理矢理引っ張って自室に戻り…
…右腕を固定して包帯でぐるぐる巻き付け)
「 ったく あの青タコぉっ!」( 抵抗せずに連れられ 部屋に戻り… ザレッドの怪我見てさらに憤る )
[ かぷっ ][ ぬるっ ぎゅ ]
( そして… 怪我した時の対応はいつもの通り、ザレッドの傷口を舐めたり少し噛んだり
きっちり濁蒼の残り香は全部抜き取って 正常化を… )
「 … ごめん もっと注意しとけば良かった 」
……大丈夫、それに…
(治療されては感謝も伝えつつ少し苦笑していて
左手で頭撫でた後、治療された右腕を見ては…)
……次、これでぶっ壊す
(静かに怒っており、更に内側から大きな力を
感じ取られて)
「 …ん?【 フォースオブアカデミア 】… あぁー まぁたあいつめんどくさいのを… 」
( 旧神の物では無いとは言えど古代の力、敏感に感じ取った
黒はため息を吐きながらもザレッドの膝の上に馬乗り そのまま胸に耳当てて )
トクン…
「 …よし もうあいつの糸はないみたい …これでザレッドの体は安心な訳だけど
その力を扱いこなすには経験者の手ほどきが必要よ?でなければあいつ自身の
力、【 知識億 】を使うことになっちゃうんだから 」
……………考えはある、大丈夫…
…これに関しては誰に何を言われようと止める気
がないから……
(精神集中しながらしっかりと準備だけはして
…ナイアを見る目も、あまり穏やかでは無く)
「 … 止められなかった私が言うことじゃ無いけど
ホント、体だけは大切にしてよね?」
( 尋常では無い、そして止められない眼をしているザレッドを見ては
渋々膝から降りて 中国と心配の言葉だけを残す… )
「 …待たせるの 私だけじゃ無いんだし 」
…………大丈夫、大丈夫……
……絶対ぶっ潰せるっていう確信もある…
…すぐに、倒せる…
(笑み浮かべ返事した後、改めて右腕に力を溜め
ては脈打たせていて)
「 …それは、今 行くのかしら?」
829:ザレッド・イニール◆rDg 剛手腕の魔人:2020/02/02(日) 19:26 ……俺からは仕掛けない…直に…あいつから
仕掛けてくる…って予想してる…
(外をチラリと見て…)
……熟成させた方が肉って美味いだろ?
それと同じだ…
「 ……変なお人ねぇ 」
-- --- - -- - --- すー すー
( 机の下から 悪意の1つもない寝息声- -- )
「 …仕事はもうオフらしいわよ?」
( こっちもこっちか、と呆れて腕を組む )
…………寧ろ好都合、その間に力溜める…!
(一瞬イラッとしたが置いておき
ニヤリと笑み浮かべながら集中していて)
「 ……気を付けて、何が起こるか理解できませんわ 」
「 -- - - -- -- すー -- すー 」
( 気配はビンビンに感じている… 筈、なのに
青髪の動きは無い 妙なまでに動きが存在していない )
「 …もしくは、何もする気ないのかしら 」
………ナイアは部屋出てて別にいーよ…
(じっと見つめながら一旦に告げては
小さく汗垂らして)
「 …… 助けが必要なら呼んで 」
( 一触即発… 無茶苦茶な父の気配により 眠りから気絶へと移行していた
ミィリィを抱き上げて 黒は部屋を出る… ……地味にクジラの絵もコソコソ… )
…………
(小さく頷いて…それだけ、返事は
…部屋内二人きりになり青髪に気をつけていて)
「 -- -- - -- すー --- - - -すー 」
( 眠る ........ それは 行動のないが故の 全ての存在が望む休息 )
知識を満たす その欲望に見合う知識の出現には限界がある事を知るが故に
1日の流れる中 その行動はそれまで ここまで -- - 制限を掛け 少し少しと毟る
故に 『厄災』以上の脅威へと成る事は無い
興味を絶やさぬが為 たったのそれだけのために
( 故に ただ .... )
「 --- - - - - すー -- - すー 」
( 行動を満たした場合の 青髪の危険性は皆無に近い )
……………
(……瞑想、此方も目を瞑り…右腕を突き出しながら静かに汗垂らして…集中だけしていて…
……そんな事など、知らず、脅威という事だけを
認識していて)
「 --- - - - - -- - すー -- - - -- - くー 」
( 寝返りを打って机の外へ転がり出た… また帽子は無い、脳の杖も何処かへ行った …
微塵の隙、そう言いたいところだが見た所 よく見ても隙以外の何も無い ただただ眠っている )
ふぁ -- - - - -- すー
……………っ………
(気は抜かない、油断はしていない
構えここまで来ては簡単に解こうと思っても
解けるものではなく、苦しそうに息漏らし
汗の量も増えていて)
「 -- - - - - -- すー すー 」
[ガブ ]( 何処からか現れた帽子が机に噛み付く )
( … 本体は何も変わらず眠り続ける、本当に隙だらけ )
……………
(じっと待機、何も此方からはせず…
…ただ、相手から何か来るのを待ち)
「 - -- - -- - - - - ふぁーふ - -- - - くっきー 」
( 眼力か… とりあえず、起きてはいるものの全くザレッドに意識向けず
部屋の隅にあるクッキー瓶に近寄る、帽子はザレッドの足を舐め始めた )
[ レロレロレロレロレロレロレロレロレロ ]
「 -- - - - - -おいひ 」
……………
(乱されず、腕には力こもったまま、反応もせず…?)
……くーー……
(……力は込めているものの、眠りについていた)
「 - --- - -- - - - [ こん こん ]」
( 食い終て満足したか 壁を二度突いて何処かへ去って行った
…帽子は個別行動 机やベッドやソファなどで遊び回る )
『 … うーんと マスター?行っちゃいましたケド?』
( 耳元で声 )
…………んぁ?あー、お、起きてるっ!!
(話しかけられて何とか意識戻ったが
眠そうに目を擦って
右腕の力保ちながら元の日常生活できるように
して)
『 ふー… やっぱ抜けてるよね、マスター 』
( 隣を飛んでいる黒い装甲のチビ女、従えているアンカーフォースは
帽子を捕らえて離さず、ベロ伸ばしたりして必死に抵抗していた )
『 じょーきょー説明するよ?あの青いのは壁からどっか行って
そこの帽子はこの部屋で遊びまわってた、おっけ?』
……あ、あー、うん、勿論分かってる…
(ぽりぽり右手で頭を掻きながら冷や汗かき
少々困惑顔で……)
…足べっとべとだよぉ…最悪
【 バブリング 】( 泡が飛んできて綺麗に足を洗浄する… )
『 んーっ …仕事終わってやっとハデス、完全復活…疲れたよマスター 』
( 抵抗する帽子をフォースが握り潰した )
『 ぁー …… 後片付け終わったらハデスはもー休みます…
黒ちゃんはお先にベッドに寝かせて、お子さんはこっちで預かってるから
マスターも久しぶりに癒されちゃいなよ… ふぁ 』
……分かったー…ふぅ、なんか…頭がどっと
重いや…
(気も一気に緩み笑顔浮かべながら頷いて)
……ゆっくり休む…かぁ
『 Have a good night … 』
( フラフラとクジラの方へ飛んで行く )
…はー …ふー
(待ち過ぎていたかどうかは知らないが、ベッドで寝息を立ててる
小さめの黒い人物が1人、眠りと起きの中間あたりの状態で )
「 …… ん …ぁ? みゃ… レット、ザレッド … 」
…………ザレッドですよー……
(とはいえ此方も眠い状態、覆い被さる状態で
上から倒れてしまい
…ぎゅぅぅと此方から抱き締めながら眠りにつきかけていて)
「 ん …っ !! ぎぇっ ち ちょ …重… 重い 重いっ!」
( いきなり重い それは流石に飛び起き掛けて出来ず、仕方なく横へ
流して重さをずらす… 眠気が一瞬で吹き飛んでしまった )
「 …ちょっと このぉ … 」
……くかーーーー…………
(疲労からかぐっすりと寝てしまい…
結局…無防備な状態晒す結果になり
腕が無理矢理…ナイアの体抱き締めて抱き枕状態)
……んくー…ふぁ…
「 んっ …ぎ あ このっ…もっ 」
( 今は有限期… 無駄に力を使えないので振り解けず
地味に動かせる手で腰つねったり足を弱々しく蹴ったりとかしかできない )
寝ようにも寝れない 悶々
………ふぁぁ…ぐぅぅ…
(久しぶりに二人きり…ではないが似たような
事になっており尻尾ずりずりしながら
動く気配も起きる気配も見せずに
頬むにむに無意識に)
ひあぁあっ
「 っ はぃ あ… っ ぁ、も ぅや … このっ 」
(眠気吹っ飛ばされたのと眠り気とはいえ尻尾触られるのに
激しくムカつく、報復になんとか手を動かして彼の陰部を握り締め )
…んぐぅっ…ぐっ…ぉ、ぉいこら…!!
(当然、というか流石に目も覚めて
睨み付けながらわざと尻尾強く握りつつ
此方もイラッと来たのか耳たぶ甘噛みして
毛布で目隠し)
「 ぁふっ … ー、ち ちょ はぅ … 」
( そこまでされれば力も抜けて 、手は離れる )
「 最初に… ザレッドがやってきたんだものッ 」
( まともな抵抗は出来ない 尻尾をつかむ腕を握ったり
ザレッドの背に手を回してグッと堪えたりする 、必死 )
……なんの冗談だっての…!俺は寝相は静かだからなっ…!…何、発情でもしてんの?
(冗談言いつつ悪い笑み浮かべながら
すっかりさっきまでの緊迫状態消え去り
当然簡単な抵抗なんか何ともしておらずに
ぎゅぅぅと久しぶりに強く尻尾握りマッサージ
摩ったりぐぐっとツボ的な所押したりして弄りまくり)
「ぃや ちょ … ひゃ あ 、ふ ぁ あっ やぁっ 」
( 言い返そうにも尻尾から伝わった沸騰する様な思考で
冷静な事を何も考えられない、しかも目隠しまでされて…
いい様にされてる、そんな状況でザレッドの言う通り
発情してる様な性的嗜好を持たされてしまった事が恥ずかしい
せめて両腕でザレッドを抱き締める 貧弱抵抗 )
はぅ …
「 …ぅあ… ねっ そろそろ…っ やめっ …」
……そんなにしたいなら、言えばよかったのに?
(わざと耳元で囁き…見えてないのをいい事に
悪い笑み浮かべ…ガチャガチャ、何かを用意する
音だけが聞こえてきており…
……念入りに尻尾強く揉み込み
ギュッギュっとマッサージのように…続け)
……やめたくない、久々だし…たまには
いいじゃん…な?
そ''くっ
( 背筋から尻尾に掛けて電流の様に言葉の責めが響く
自分でも分かるぐらい、もう 濡れている事を感じて
両手を掛ける場所を感覚頼りにザレッドの首に移す )
「 ーーっ… …ん ッ… 何… 2人めでも… 作る気かしら?」
( びっくりする様な冗談、私なりのOK…目隠しされながら
ずっと自然に ザレッドにキスを求める様な体勢で私は少し 笑みが出る…
そういう 愛なんだから )
「 は ゥ っ … や … 」
…………………にひ…いんや?今日は作らない…ただ…開発、するだけ……
(お香を嗅がせリラックス…の気持ちにさせながら
念入りにオイル尻尾に塗り込み…ついでに臀部も
触り塗り込み…
…当然普通のオイルではなく…鬼用の薬を薄めたもので…
……じわじわと、快楽を染み込ませて)
「 あ ー … ぅ っ う ぁ… はぁ ひや … ぁぁ お… ぉ 」
( 目隠しの下から熱い水滴が垂れる 息は荒くもうまともに言葉も喋れない
どれくらい濡れてるかなんて想像もつかない、考えようとも…
ただ 赤子が乳を求めるみたいに彼と唇を重ねて もっと もっと、と
喘ぐ声だけが響く 両手両足、強張って動かせないまま ザレッドの背を抱き締める )
「 んあ … む ーー ー… 」
……………んむっ…む……
(静かに唇重ねて…ゆっくり尻尾を扱き
更に高めながらねっとりと
されど興奮させる攻めをしっかり行い
……そのまま夜が明けるまで続け……
…すっかり、改造は終わりなのか立ち上がり
離れようとしていて)
「 きゅうぅぅ 」
( すっかり攻めで気絶 だらしなく無防備なまま
転がって気絶 )
………はは、ごめんなっ……と……
(んーーと伸びながらベッドに乗せて…
…部屋出てゆっくりとまた過ごそうとしており)
( 部屋から、1人が出た後… )
ふるふるふるふる ふるふるふる
「 、、、!!、、!( は わわ わ わぁぁ… )」
…… 彼がベッドから離れる、30分程前から目撃してしまった小さいのが1人
・・・・ 戦闘場隣の広場 鍛冶屋・・・・
[ ガンッ ガンッ ガンッ ]
熱された金属に 勢強く槌を叩き付ける音が響く
暗めの部屋の中 その一角だけが強い灯となっており
そのほかに響く音はほとんど無い
( 形の整ってきたそれを 一度水に漬ける… 続いて急激に冷える音
火箸を用いた作業はまだ続き、再び鋼鉄の塊を炉の中に入れ また、叩く )
3時間ほど前より… 月夜の鋼鉄鍛造は続いている
「 . . . . . . . . . . . . 」
……ふーっ…ふーーっ……!
(手助け…というか手伝いとして、金属熱する
炉の火を…出していて、少し顔赤くなりながらも
頑張り…自分の武器というか爪も、後で
ついでに修理…したいため)
……ふーーーっ……!!
[ ガンッ ガン… ]
( 完璧に形を打ち終わり、水の中へ熱した金属の塊を放り込む…
やっと溜息を吐いて頭に巻いていたタオルで汗を拭い、レギ猫の頭に
ぽんと手を置く )
「 重ね重ねありがたいねェ、良い子だよ お前は 」
( 冷え切った武器… 両刃のバトルアックスを水から出し
近くに置いてある砥石を使い 研ぐ )
「 ……もう少し待っときな、爪は直してやるから 」
………にひひ…うん、ありがとなー…
(額熱くしながら一旦休憩とばかりに
大きく深呼吸しながら
体ゆっくり伸ばして壁に向かい爪立てて
背中思いっきり弓形に…ポキポキ鳴らして)
ドンッ 「 . . . . うん 良い!」
( 持ち手に皮が巻かれた両手斧が試し切りのサンドバッグを両断する
…派手な装飾などは一切ながらも 見た目から感じる重量に、彫刻の様な
柄の模様 左右対称の鋭く大きな刃… 古代より積み重ねられた
鋼鉄の鍛造術に鍛えられた大斧は無骨ながらも美しい )
「 ゃー 案外オレって鍛治の才能あるかもなァー . . . さっ 次は
レギ猫、お前の無料注文だ 見せてみな?」
…………ふひひ、いーなそれ、かっこいー!
シンプルで…うん、いい!
…っと、これで頼める…かー?
(爪…といっても鉤爪のような形で
黄金と銀の二色というシンプルな爪先に
装着する手袋のような所は伸縮自在…
…要望はこれだけ)
……火加減は任せろー…!
「 ... あー 金銀細工かー ... ちょっと難しいねェ ま、頑張ってみようか 」
( 爪を受け取り、早速叩き直し始めようと… )「 ん、そーいや 」
「 レギ猫ぉ?2つ質問ある . . . ひとつ、この爪を一から作り直すのかィ?
それともこいつを叩きなおすのか... 2つめは. . . 後でいーゃ、恥ずかしい 」
………お任せ、してもいー?
(少し恥ずかしそうに頬掻きながら返事し
こっちは準備万端と言わんばかりに炉の前で待機
していて…
…緩んだ笑みからは想像できないようだが
意外と集中しようとしており)
「 . . . よぉーし ま・か・せ・と ..... けぇっ!」
( 掛け声と同じに拳を振り下ろす、爪はめちゃくちゃに壊れてしまった )
「 . . . 大事な大事なレギ猫の身を守るじゅーよーな武器なんだ
この際、全力でオレが作り直してやるよ... さぁーっ やるかぁっ!」
( 中ぶりの金と銀の塊を炉に放り込み、まずはレギ猫の手を取り
仲間で見透かそうとする様にじぃっくりと、開いたり閉じたりして眺める )
「 . . . . . . 」
………ん、何か…あるかー?
(…ぷにぷにの肉球が少し目立つがそれ以外は
しっかりとした人間らしい手で
首傾げながらグーパーグーパーして確かめさせて)
……にひひ、どんどん強くなるぞ…一緒に
「 ... よし、じゅーぶんだ 」
( にっと笑ってレギ猫の頬っぺたを少しぷにぷにして
溶けた金銀に向かい合い… いよいよ 槌を取った )
[ ガンッ ガンッ ガンッ ]
( 爪にするには少々多すぎるのでは無いか?それぐらいの
量である金属を強く そしてきめ細かく打ち広げる )
………うん、だいじょーぶ…だぞ…
(それぐらいの重さなら十分に扱える為
安心と同時に余裕の笑み浮かべながら
此方も炎大量に炉に噴き出して…
……しっかりと、強さを求める目があった)
[ ガンッ .... ガンッ ガンッガンッガンッ ガンッ ]
( 見れば …その、多過ぎる量であるはずの金銀が4本の刃の形に…
その形に圧縮され 密度を高めつつもサイズを材料に比べてかなり小さく
抑えている、月夜の膂力と技術がそれを可能にしていた )
[ コン コン コンッ コンコンッ コンッ ]
「 ................ 」
( ここからが最難関… 鉤爪状にその4つの刃を静かに打ちならし
更に根元の方で4つがお互いを阻害しない位置で1つの形に整えて行く…
それは恐ろしいほどに集中と正確さが求められる 薄氷上での作業 )
……………
(言葉は発さない、気を揺らしてしまうかも
だから静かに様子を見ながら
周囲の温度を適温にして
炉の温度だけを上げまくっており…)
…………
(見ているこっちまでもがドキドキとしていた)
[ コン コン コン ]「 ............ 」
( 最後の… 形を整え終わる、持ち手のないメリケンサックの様な
根元の部品、細かくも 密度と打ち方により尋常ではない強度を持つ4本の刃…
冷えていなくてもこれ程の凄まじさが分かる、火箸でそれを挟んだ月夜は
静かにそれを水の中へ入れた… )
「 ........ . . . っっ ふぅぅーーーっ ... 」
………ありがと……そして、お疲れ…
(此方もしっかりと出来たのが分かれば安心して
大きく息を吐いて緩んだ笑み浮かべ
気温も下がり熱も少しずつ消えていて)
………楽しみだぞ…改めて
「 . . . ばぁーっか、これからがあるんだよ、こーれーかーら!」
( 息継ぎ終わり、再び元気にレギ猫の頭を撫でた後 水の中から…
爪、金銀の静かに煌めく 華やかさより争いの道具たる強度を存分に
純粋に求め尽くした、悪寒走る4本の繋がった刃を引っ張り出す )
「 . . . 良いねぇ、お前が吐いた火は命でも吹き込んでるみたいだよ
それに今度のやつはレギ猫、お前が使うんだ... こりゃあ良いのができるぞ . . . 」
( 早速専用の砥石に近寄り、慎重に研ぎ始める
独特な形状の砥石がひとつふたつと回る度、爪は
鋭さ、それに伴う凄まじさを粗さひとつなく高め… )
…………にひ、大体それも合ってる…ぞ
(大欠伸しながらも嬉しそうに煌めきを、輝きを
放つしっかりとした武器を
眺めていて…にっと笑み浮かべ)
「 ........... 」[ ギュ ......... ]
( 研ぎ終わり、仕上げ… 別で作ってある手甲に刃の部分を焼き合わせ
蛇腹構造の手甲の手を覆う部分にゴム質、そして強度も兼ね備えたとある
鳥型生物の皮を用い、手袋状に 動きの阻害を無くした作りを重ね… )
「 . . . っっっ ふぅぅぅーーーーーっ !! 出来たぁっ!」
【 まだ名無しの爪 】
・金と銀の効果により幽霊を実態で捉え 狼男や吸血鬼に高い威力を発揮
・蛇腹構造とゴム質頑強手袋部で持ち主のサイズ変動にも対応可
・防御も攻撃も最高水準で兼ね備え、吹き込まれた命により多少の刃こぼれは
勝手に再生する上持ち主に合わせて爪も変化(レギ猫のみ)
「 はぁぁぁぁいーーーっ .... . . . も... 文句、ねぇだろ ... レギ猫 .... 」
………ん!!!
(凄くいいと言わんばかりに満面の笑み
そひて親指ダブルで上げながら
尻尾凄く揺らしており…やはり専用武器というの
が嬉しいのか装着しようと……する前に)
……そーだ!名前名前……なんてつけよーかな…!
「 .... ああ、その . . . 名前を決めるってのも大事だけどさ....
さ 先に言っといた . . . . . ぇーと ... 聞きたい事 . . . 良いか?レギオン 」
( タオルで汗拭いた後、少しもじもじと言いづらそうに )
………んー?構わないぞ!何でも答える…予定!
(ウキウキ気分で後先考えずに…どっちか知らないが
頷きながら胸を張り)
「 ..... ぇ え、と ま まず!お前! どっちなんだ!?」
891:メラー・レギオン◆rDg 巨炎の獣人:2020/02/05(水) 00:12 ………どっち?何が?
…あ、猫の種類?
「 い いや!.... ぁ ..うん . . . 男女の ... もしくは、オスかメスか... 」
( 熱くなった頭ですぐに言い返そうと… して、発言のおかしさに気がつき )
………あーー、なるほど…うーーん…自分にもよく分かんないんだよなー…それが…どっちも?両性類?
(新たな可能性を増やしながら首を傾げて
自分でも悩んでいるようで……)
「 ん.... っな なら .... ぇっと?」
(よくよく考えてみれば…どっちだったとしても問題はあまりないと気付く )
「 ..... っこ こほん!レギね... レギオン!おオレ... い いや私か?..えぇい 」
( 遠回しに…いや!コイツは遠回しを嫌って… いやでもオレってやつは女…
ああもうしゃらくせぃッ )
「 オレはレギ猫が好きです!付き合って下さい!.... い 言えたぁ... はぁ 」
( .... 言ってしまった、と後悔で目を閉じる 引かれる事間違いなしの言い方だった )
…………ん、構わないよ?
(即答……だけど、しっかり返事…
…此方は特に何も思ってなかったのか真顔……)
……寧ろ、月夜みたいな人が友達以上になってくれるなら……大歓迎…だぞっ!
(……少し、頬赤めながら改めて答え…
…彼?彼女?…とにかく、しっかりと伝えた)
.......
( 一瞬 魂の抜け切り目だけが見開かれた …
後に ぎゅっと抱きしめて抱き上げる 微かに呻くような声 )
「 ..... .... .......なんて .... . . ... 言ったらいいのか.. ......わからん...っ 」
( 訳も分からない無限の高揚感に最早言葉も無く また抱きしめようと… )
[サクッ] ギャアアァアァッ!?
持ってた爪
……いやっ、何してるんだ……
(流石に困惑、なんかどんどん間抜けな所も
見てる気がしている)
……ちょっと熱いけど我慢しろー…治す、から…
(喉の調子整え、傷口に……確かにほんの少し熱い
が、それでも風呂や温泉の温度程で
ゆっくりと傷口を癒す…再生の炎…
…垂れた血はペロリと舐め取り大丈夫)
……
「 っう... っ!ありがとう、だがっ こ こんな私でも友達以上って
約束したんだからなっ 絶対取り消せないんだからなぁっ! .... ありがとう ほんと 」
( その傷舐めすらも先ほどの後では月夜にとって顔を真っ赤にする
事態としか見れず、一瞬まくし立て… 落ち着き 詫びるように頭を撫で )
「 ...... 今度、レギね... レギオンの部屋か、隣に引っ越すよ... 好きな時に
お前が好きなもん作ってやるし、焼いてやる.... うぅん!それにだ!
オレなんだからこれまた好きな時にド突きあってやるよ!」
( 次第に本調子へと戻っていき、次に爪を眺める… )
「 ...っ これは後の話にすっかぁ... ! 」
………勿論!約束はしっかりと守るぞ!
(本人は何とも思っていないが
約束という言葉には強く反応して頷き笑顔になり)
……これからもよろしく、だぞ?
(色々身の世話してくれるのにも感謝して
耳張らせながら立ち上がり)
「 っひひ ... おうとも!よろしくねェ . . . さぁてそろそろ
オレが爆発しそうなんでちょっと先送りにしよーぜ?色話...
って事でェ!先ずはその爪の試し切りでも . . . あら?」
( ポンポン、レギオンの頭を撫でながら嬉しそうにそこに置いてある斧を.. . )
「 . . . ん あ あら?. . . え、何処行ったオレの斧 . . . 」