ここでは、書きたい人は小説を書いて、読みたい人は読む、自由な小説広場(笑)です♪
*約束*
荒らし、なりすましはやめよう!
批判はやめよう!
書く小説は自由でいいけど、エロやグロは控えてね。
「はぁっ、はぁっ………」
必死に走った。
羽は傷つき、体もボロボロだ。
今、ボクは天界を追放されかけている。
神サマの判断だから、仕方ないって……
そうだ!
女神サマのところに行こう!
女神サマなら、きっと助けて……
無理だ。
女神サマに迷惑は掛けられない。
『それならいっそ、天使なんて枠捨てて、魔界へ行けばいいじゃん』
_________そうだ。
何で、こんな簡単なことに気付かなかったんだろう。
ボクは
堕ちた天使_________
堕天使になってやる。
そして_________
フ ク シ ュ ウ シ テ ヤ ル
きっと、ボクは今、悪魔の顔をしているんだろうな。
どこ…………?
どこに居るの……………?
トド松。
「ぼくの、せいだ………」
ぼくのせいで、トド松は、天界を追放されちゃった………
ごめんね、ごめんね……
そうやって、懺悔することしかできないなんて、酷いお兄ちゃんだよね……
ごめんね………
人間になって、楽しく過ごして。
魔界には、行かないで。
魔界には…………
あの、死神と、悪魔が居るから………
人間界での幸福を祈ります。
だから、堕天使だけには、ならないで……
モタモタしてる暇はない。
トド松は怖くなると、何も考えなくなるから。
魔界に、行かないと………
死神に触れる前にッ!
〜女神の湖〜
ここは、天界と魔界を繋ぐ湖。
この教会には、神父のカラ松さんと、女神のチョロ松さんが居る。
魔界に行くには、カラ松さんの許可が必要。
教会の扉を三回ノックした。
「カラ松さーん、入っていいですかー?」
中でガシャーンと音がした。
気になって開けてみたら
悪魔が、居た。
悪魔は、何の気なしに「ようっ!」とぼくに声を掛けた。
ぼくは、足がすくんだ。
悪魔なんて、見たことがなかったから。
どう接していいのか分からない。
もしかしたら、殺されるかも……
「あれー?無言ですか?悪魔様寂しいなぁー」
なんて言って泣き真似をして見せる悪魔。
「あ、もしかしてぇ、俺が悪魔だからビビってる?そうだよなぁ、俺も天界の奴初めて見たもん。」
あっ、ここでビビってたら駄目。
早く、カラ松さんどこですかって、聞かないと。
「あの、カラ松さんどこですか?」
悪魔は、分からないように首をかしげた。
「んんー?知らないなぁ。
俺、昨日来て、治療してもらってるだけの身だし?」
う、そ、だ、ろ
特徴言えば分かるかな…
「イタくて、首に十字架下げた男、知りませんか?」
「あぁーーーー!!!
あの、神父サンね!
呼んでくる!」
悪魔は、キズだらけの羽を翻して、カラ松さんを呼びにいった。
でも、何であんなにボロボロなんだろ……
ぼくが教会に入る前は、なんか虚ろな目してたし……
「おぉーい!連れてきた!」
「あ、ありがとう…」
とにかく、状況を話して、許可を貰った。
いざ、魔界に出陣じゃー!
【題名変えました
それでは本編を、どうぞ!】
「________で、」
チョロ松さんが呟く。
そして、鋭いツッコミ。
「何で着いてきたの!?」
と言って、悪魔を指差す。
悪魔は、あわあわとした様子で
「だって、魔界は俺がもともと住んでた世界だし!」
と、答える。
そして、話をそらす。
「んで、天使サンは何ていうの?
俺、おそ松!」
「ぼくは、十四松。よろしくね。」
軽く挨拶を交わす。
「へぇ〜、十四松っていうんだ。
よろしく!!」
悪魔__もとい、おそ松は手をさしのべた。
ぼくは、その手を取ろうとした
________が、カラ松さんに止められた。
「天使は、悪魔に触れると_力が弱まる危険性がある。」
うわ、危ない。
ぼくら天使は、力がないと歩くことも立つことも出来ない、ただのポンコツになっちゃうからね。
【寝落ちです】
結局、昨日はトド松は来なかった。
今日来たら、怒ってやる。
くっそ〜、腕が大きく動けば、殴るのにぃ…
うんまぁ…泣くからやんないけどね。
え〜、只今、ある試練がありまして…
今昼食なうなんですが………
俺は薬が嫌いでして…
薬が目の前に5粒ありまして
それはそれは苦痛なものでして
…………………………………………
いやいやwww
キツいって!!これはムリムリ。
とか思ったり
病気を治すためなら仕方ないよね
って思ったり
い〜や多すぎ!!無理!!!
って思ったりしてる
もう、ここで悶えてても仕方ない!
こうなったら………………………
バッチコーーーーーーイ!!!
一気ぐいっと飲む。
「けほっ、うぇ……………」
噎せ返った!!!
まぁ、普通は噎せるよね。
うんうん。
さぁてと、ようやく美味しいご飯だぁ〜♪
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「うぉっっっっっっっそまぁつにぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜さあアアアアアアアアアアアアアアアアアアん!!!」
うん、もう、これね、早くも慣れたwwwww
「こら、十四松!病院では『し〜』だよ!!」
まるで小さな子供に教えるように言いながら現れたのはチョロ松。
「来たぜ、マイブラザー!!調子はどうd「黙れクソ松殺すぞクソ松」
「………えっ」
[飯落ち]
ちえ〜
宗教松の小説、めっちゃ長くなりそうなんだけど…良い?
(ネタバレだけど)
六つ子それぞれ前世が違うという設定で
今のところ決まっているのは
チョロ松→異民族
一松→ある王国の王子
で、あと十四松、カラ松、トド松が決まってないんすけど…
どうっすかね?
あともうひとつ
『今日も俺は嘘をつく』の最初の忠告で死ネタって書いてたんだけど、
生存ルートも有りかな?って思ってさ…
どっちが良い?
あげ〜
140:百鬼夜行◆zs 六つ子ノ前世 第7話~死神~おそ松side:2017/02/18(土) 12:05 ID:VKU 「ふっふーん、実は、もうアンタの弟サンの居場所が一発でわかる方法、知ってるんだよねぇ♪」
俺がそう言うと、神父サンが俺の首根っこを掴んで揺らす。
「それを早く言わないか!この悪魔!」
「ぐぇっ…言う、言うから離してー!」
そう叫ぶと、パッ、と手を離す。
「はぁー、殺す気かよっ?
魔界について詳しいの、俺くらいだぜ?」
俺が呟くと、みんながハッ、と言う。
やれやれ、先が思いやられる…
「ねぇ、トド松の居場所が一発でわかる方法、って?」
そうそう!俺はそういう質問を望んでたんだよ!
「そ、れ、は!来てからのお楽しみー!」
と言って、天使サンの手首を引っ張る。
「わゎっ!?ま、待ってよー!」
天使サンが追いかけるように、羽を広げた。
俺も一緒に、翼を広げる。
「ちょっと!置いて行くなー!」
女神サマが叫んだけど、無視して置いて行った。
*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*
「ほぃ、着いたよ!」
「ぜぇ、ぜぇ…こ、こ、どこ!?」
「あれ、そんな疲れた?
まぁ、いーや!ここは、死神サマの屋敷で、俺が住まわせてもらってるところ!」
「死神、さま、の、家!?」
天使サンはなぜそんな所に!?みたいな顔してる。
あ、その顔面白いww
「死神サマ、たっだいまぁー!!」
屋敷の扉をバン、と開けて、叫ぶ。
「おかえり…遅かったね」
部屋から真っ黒い服と、ドクロの仮面をつけた死神サマが出てくる。
「あはは、ちょっと怪我しちゃって。女神サマにお世話になったんだよね〜」
「へぇ、そうなんだ。
____そちらは?」
「あ、この子は十四松!なんか、弟サンを探してるんだって!
それで、死神サマに助けてもらおうと思って!」
とりま、説明は終わったけど…
助けてくれるかなー?
死神サマって、人助けをあまりしないタチなんだよね…
「ふぅん…
……気に入った!僕がその弟サン、助けてあげる。」
「本当ですか!?」
天使サンが、目を輝かせる。
「本当だよ。僕は嘘をつかないからね。」
死神サマがそう言った瞬間、バン、と大きな音が鳴り、ドアが開け放たれた。
「な〜に勝手に話を進めちゃってるんですかねぇ?」
ドアの向こう側に、女神サマが苛立ちを隠せない、といった表情で立っていた。
後ろで神父サンが女神サマを宥めている。
「で、でも、女神サマ?弟サンが見つかりそうなんだよ?結果オーライで…」
俺が笑いながら言うと、女神サマはふぅ、と息を吐き、「それもそうですね。」と言うと、ようやく落ち着いた。
俺がホッとしていると、「ただしっ!」という声が突然響き、俺は体をビクつかせる。
「今後、勝手な行動は許しませんよ!」
と、女神サマは言った。
「ぉ、おぉ…」と小さく返事をすると「よろしい。」という声が聞こえた。
しばらくすると、死神サマがお茶とお菓子を持って現れ、
「女神サマ直々に出向いて来たんだねぇ…まぁ、適当にゆっくりしていきなさいな。」
と片手をひらつかせながらソファに座るよう促す。
「は、はい…」
女神サマは素直に従う。
「ほら、おそ松も天使サンも座りな。適当にお菓子でも食べてなさい。」
死神サマがポンポン、とソファを叩き、俺たちにも座るように促す。
「はぁい」
俺たちも、死神サマの言う通りにする。
「さてと、僕は何様?」
死神サマは依頼の客が来ると、可笑しな質問をする。
その質問には、俺が必ず答える。
「死神サマ!」
俺が手をあげて答えると、死神サマは満足そうに笑う。
「そう。死を司る神…死を司るってことは、その逆もできる。」
死神サマはニヤッと笑い、小さく「着いてきて。」と言う。
「……ってまさか『アレ』をやらす気……!?」
嫌なことを思いだし、ゾッとする。
「『アレ』やんないとわかんないでしょ。泊めてあげてるんだから、それくらいやって。」
「……はぁい。」
*なんとなく書きたかった読み切り。*
*〜〜*
時も流れ、何時しか俺たち六つ子は、成人して立派な大人になった。
でも、いつまでも自立出来ない。
これは、そんな俺たち六つ子の長男、おそ松___…
つまり、俺のお話……
*〜*
『ここ…何処だよ?』
其処は、暗くて霧が濃い、…森?の様な場所だった。
『暗い……霧も濃くて…前が、よく見えねぇや…』
手探りで進んで行くと…
『ッッ!?』
トラウマの相手が居て。
血の付いた包丁を舐めて俺の方を睨む。
『ひっ…』
顔がひきつり、血の気が引いた気がした。
そんなことはどうでもいい、逃げなきゃ…
殺される…!
『あ……』
地面が近付く。
やばい、倒れる…?
そのままあっけなく俺は倒れる。
そこで、俺の意識は途絶えた。
「……ん…?」
「あ、おそ松兄さん起きた?」
目覚めたところは、何時もと変わらない松野家だった。
首もとは汗で濡れていた。
頭がぐらぐらする…
「あーぁ、汗びっしょりじゃん。
んっ、熱ある?」
チョロ松が俺の額に手を当てる。
「熱いね。横になってて。
冷たいタオル持ってくるから。
………馬鹿は風邪引かないって嘘だったんだ。」
優しく接してくれるも、最後の余計な一言で少しイラッとする。
チョロ松が出ていったあと、入れ違いにカラ松が入ってくる。
カラ松は隣に来ると
「よぉ、おそ松。
大丈夫か?汗だくだな。」
そう言って俺の額の汗を拭う。
「んっ…あんがと…」
熱があるせいか、頭がぼぉっとする。
あの夢はなんだったんだろう…
ふと、そんな言葉が頭をよぎると酷い頭痛がした。
「い”っ…!?」
頭の中で、何かがフラッシュする。
土管…
包丁…
…傷だらけの、小学生ごろの俺。
また、頭痛がする。
もっと鋭い、キーン、と耳鳴りがするような。
「う”…ああぁ!!!」
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった思い出しちゃった
せっかく忘れたのにせっかく忘れたのにせっかく忘れたのにせっかく忘れたのにせっかく忘れたのにせっかく忘れたのにせっかく忘れたのにせっかく忘れたのに
何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で
「ー!ーー!」
からまつがなにかいってる。
でももうなんにもきこえない。
「あたまいたいよぉ…
う”、あ”あ”ぁ!!?」
そのあとは…覚えていない。
そのまま意識を飛ばしてしまった…
カラ松side
おそ松は、何か狂ったように叫んでいた。
意味もなく泣いたりもして、暴走していた。
俺は、そんなおそ松を抱き締め、宥めるだけが精一杯だった。
泣き狂い、叫び、涙を流してそのまま、おそ松は、プツリと途切れるように眠った。
すやすやと可愛らしい寝息を立てて、
でも何処か苦しそうに寝ていた。
俺は、おそ松がどんな夢を見ていたのか知らない________…
fin
ヤバいヤバいネタが切れそ((
読み切り書きます。はい。
*〜*
「あーぁ、皆居なくなっちゃったね?」
そいつは、俺の顔を見てはケタケタと笑う。
足元には、血だらけで横たわる弟たちの姿。
俺はただ、呆然とその光景を眺めた。
「良いんだろ?これがお前が望んだ世界。
どうせなら一人っ子が良かったって言ってただろ?」
歪な形をした尻尾を俺に巻き付けて囁く。
正に悪魔の囁きとはこの事だな。
そんな事を考えている頭とはうらはらに、頬に涙が伝わる。
「あれ?何で泣いてんの?
お前が望んだ世界は、これだろ?」
艶かしく笑いながら俺に纏わりつく悪魔を殴り飛ばす。
「痛ぁ…何すん…ッ⁉」
その悪魔の胸倉を掴み、激しく揺らす。
「返せよ…俺の弟を返せよッ!」
「無理だね、一度消した命はもう戻らない。
あの場所に行くまで…」
悪魔はハァハァと荒く呼吸をしながら俺を睨みながら言う。
「その場所を教えろ!絶対見つけて弟達を助けてやる…!」
俺が悪魔に向かって叫ぶと、悪魔は急に立ち上がり、冷たい目をして
「なら×ねよ」
と言うと俺の首元にその長い爪をあてがう。
でも、一向に×される気配はない。
「……早くやれよ。
殺すんだろ?」
「…………!」
悪魔は目を見開く。
まるで懐かしい何かを見るような目で俺を見る。
「あーぁ!あんた、無駄に俺に似てるし、殺す気失せた!
わぁったって!生き返らせてやる。
女神さんに頼んだら一発だ。」
そう言うと、悪魔は羽を広げて
「中々遊び甲斐があったよ。じゃーな!」
と言い残すと茜色の空に消えた。
「あいつ、結局何だったの?」
そんな事を呟いて空を見上げた。
fin
「死神サマぁぁ、まだぁ?」
俺は今、とある部屋で天使サンの頭に手を翳し、魔力で記憶を辿っている。
「ん〜、もうちょいもうちょい…」
「早くしてぇぇ!疲れたよぉ!」
腕がだんだんと痛くなる。
魔術は苦手だ…やっぱり破壊が得意だよぉ!!
死神サマがある一点に触れた時、あ、と声を漏らす。
「見っけ…一番重要な記憶…
おそ松、お願い。」
「了解っ、と…」
俺がその記憶に触れると、黄色とピンク色が混ざった、ガラスのボールが生まれる。
天使サンはそのガラスのボールを見ると、目を見開く。
「なぁに…これ?」
首をかしげてガラスのボール…すなわち、記憶の水晶を見つめる。
これは、記憶の水晶っていうんだ。
俺の特殊能力で、その中に記憶を封じ込める。
覗いてみ?」
天使サンに記憶の水晶を渡し、覗くよう促す。
「う、うん…」
小さく返事すると、記憶の水晶を右目に持ってきて、左目を瞑る。
「どう、視えた?」
俺が聞くと、天使サンは震えて、「思い出した…思い出した!」
と叫ぶ。
【遊びに行くんで後で書きます】
「あの時…トド松は天界で大きな罪を犯して、地下牢に閉じ込められて、それで…」
ブツブツと天使サンは狂ったように思い出したことを話し出す。
「大罪の森に行かなくちゃ…」
小さく呟くと羽を拡げて飛ぼうとする。
俺はそれを遮る。
「勝手に行くなよ。
大罪の森の場所分からないのに」
少し低めのトーンで言うと天使サンはハッと我に還る。
「ご、ごめんなさい
でも早く行かないとトド松が…」
「んーん、あの子ならもう落ち着いたみたいだから大丈夫だよ。」
死神サマは、水晶玉の中を覗きながら言う。
天使サンはそれを聞くとヘナへナと座り込む。
「良かった…」
「でも、まだ安心は出来ませんね。
何かの計画を練っている可能性も有り得ます。」
女神サマがそう言うと神父サンもうんうんと頷く。
「トド松は感情的になりやすいし、傷つきやすい子だからな。
復讐でも考えているかもしれない。」
その話を聞きながら天使サンが何かに気付いた様に「あ」、と声を漏らす。
「トド松は女神の泉に寄らなかった…?」
「えぇ、見てませんよ。最後に見たのは2週間ほど前です。」
天使サンの答えに、女神サマは手でピースを作って答える。
「2週間前は…えっと、えっと…
トド松がカラ松さんにお届け物があって行ったんだよね。」
そう言うと、神父サンの方をちらりと見やる。
「あぁ、トド松のマーマレードを貰ったな。
その後は、教会の奥の森を散歩していた。」
「ねぇ、教会の奥の森って魔界に繋がってるよね?」
俺がポツリとそう言うと全員はそれだ!と声を揃える。
「無断魔界侵入!
一番厳しく扱われる大罪だ!」
天使サンがそう叫ぶと死神サマは軽く手を上げる。
「つまりトド松ってのは一昨日のあの子?」
僕はアイツが大嫌いだ。
いつも楽しそうに笑って余計な事ばかり言うくせに、
大事な事や悩み事を一つも言わないで僕らを困らせて。
だから、あの病気のことも気付かないで悪化して
発作起こして倒れるんだ。
病名も無い兄さんが世界で初めて掛かった心臓の病気。
勿論治療法なんて判明していない。
発作で苦しそうにしているのを初めて見たとき。
あれは、高校の夏期講習だった。
◇◆◇◆◇◆
僕は、兄さんよりも早く課題が終わったので、イヤホンをつけて音楽の世界に浸っていた。
終わったら肩を叩いて合図して、と頼んでおいたのでゆっくり音楽を聞いていた。
しかし、いつまで経っても肩を叩かれないので、不審に思い、ちらりと目をやると、
ゼェゼェと荒く息を吐き、苦しそうにしている兄さんの姿があった。
周りには、血が少し飛び散っていた。
「おそ松兄さんッ!?」
慌てて駆け寄ると、兄さんはぐったりと身体を預けて来た。
僕の方を見たかと思うと、頭を撫で、にっこりと笑った事を鮮明に覚えている。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「早くいかなくちゃ。」
今日は火曜日、僕の日だ。
我が儘で、クズな所もあるけれど。やっぱりアイツは僕の相棒だ。
小さい頃から、それは変わらない。
プリパラ 女神でss
ドレッシングパフェ、ガァルマゲドン、トリコロール、うっちゃりビッグバンズ、ノンシュガー、トライアングル…
そして、そらみスマイル。
此処、パラ宿町プリパラには、素敵なアイドルが沢山居るのよ。
…申し遅れました。
私の名前はジュリィ。
プリパラの女神です。
いつも天空からプリパラを見守っているの。
…というのは、今までのお話。
私は赤ちゃんのジュルルになってママ、らぁらにお世話してもらってアイドルデビューしたの。
やっぱりアイドルって楽しい!
歌って踊ってメイキングドラマを披露してサイリウムチェンジ!
ワクワクドキドキのライブが出来るの。
そして、神アイドルグランプリファイナルが終わると、不思議なことに今までやりたかったお仕事がしやすい身体になったの。
本当に不思議よね。
因みに、今のお仕事はね?
プリチケ配達人なの。
プリチケが届くと、どの子も嬉しそうに笑ってくれて私も嬉しいわ。
でもね、『私なんかにアイドルができるわけない』って言って捨ててしまう女の子も居るの。
とっても寂しい気持ちになっちゃう。
それでも頑張るの。
全世界の女の子が幸せな笑顔になれるならそんなちょっとしたこと、すぐ忘れちゃうわ。
楽しいんだもの!
もう、ステージでは歌えないけど、代わりに空で歌うの。
世界で一番広いステージで歌えるの!
『伝説を作るの、アイドル♪』
今日も私の歌を口ずさみながら、配達人頑張ります。
◇◆◇◆fin◇◆◇◆
*~~~~~~*
ピッ、ピッ…
部屋に無機質な音が響く。
そろそろ俺の人生も終わりだろう。
痛いって、こんなことなんだ。
苦しいって、こんなことなんだ。
___思い出話をしよう。
一人寂しく最期を迎えるなら、独りででも笑って死にたいなぁ…
___俺は生まれつき色々と病気を患って生まれた。
心臓、視覚、聴覚、精神。
精神の病気は面倒なもので、ちょっとしたことでメンタルが崩れる。
いわゆる、『豆腐メンタル』である。
目の前は真っ暗。
耳には微かに届く兄弟の声。
誰が誰なのか分からなくなる。
だんだん記憶も薄れる。
その先にあるものは一つだけ。
____________死。
中には奇跡だとか言う人も居るだろう。
でも、俺の人生はそんな甘っちょろいものではない。
奇跡なんてない。
それが俺の答え。
『絶望』を何度も目の当たりにしたのに、また『希望』を見ることなんてできない。
俺の人生に『光』なんてないんだ。
大好きな兄弟が見れない目。
大好きな兄弟の声が聞こえない耳。
もちろん匂いなんて分からないし、オーラを感じとることもできない。
大好きな家族とのコミュニケーションさえ出来ない『失敗作』。
なのに、『愛』を貰っても大丈夫なのか?
耳が聞こえないから自分が何を言っているか分からず喋れないし、目も見えないから誰と話しているのかわからない。
六人分の病気を持って生まれた俺。
___そんな俺を必要としてくれる人。
皆。
見たい。
声が聞きたい。
喋ったりしたい。
あぁ。
___叶わない。
でも、でも……
嫌だ。
死にたくない!
誰か、誰か…!
「お、ねがっ……た、すけて…
し、たく…な…………ッあ!!」
ドクンッと心臓が跳ねる。
痛い!
助けて!
「か、らま……っ……ぅあ、ちょろ、ま………
い、……ま………っじゅぅい………まぅ……とぉまっ……」
ボロボロと涙を流す。
これが死ぬってこと?
知らない。知らない。
こんなに苦しいなんて。
こんなに辛いなんて。
助けて、助けて!
嫌だ。
まだ、俺は皆と______
*~~~~*
「ぁ…………………っ…ぅう…」
______ッ。
あ…生きて、る…?
何で…
「や…った…」
やった。
生きてる。
助かったんだ…!
急に足と腹の辺りに重みが掛かる。
背中に…腕?
を回されて、ギュッと抱き締められる。
誰?
皆?
チョロ松side
夜。
兄さんのお見舞いに花束を持って兄さんの病室の前を通り掛かった。
その部屋からは、無機質な音が響いていた。
僕は廊下に花を落とす。
急いで駆け寄ると兄さんは息を切らして何かを呟いていた。
続き
*~~~~~*
「兄さんッ!大丈夫!?」
僕が駆け寄った頃にはもう兄さんは気絶していた。
急いでナースコールを押す。
廊下からドタドタと騒がしい足音が聞こえた。
兄さんは酸素マスクを付けられて、緊急治療室へ連れていかれた。
お願いします…!助けてください!
僕は手術が終わるまでずっと祈り続けた。
*~~~~~~*
その内に寝てしまったらしく、体を揺さぶられる。
「松野さん!治療が成功しました!」
「本当ですか!?」
バッと立ち上がる。
良かった。本当に良かった…。
僕は心のそこからホッとした。
*~・~・~*
そして現在に至る__
チョロ松side
「……」
病室に入ると、兄さんは見えない目で管がたくさん繋がれた両手を見ていた。
そして、消え入りそうな声で呟く。
「やっ…た…」
その言葉に、胸がきゅうっと締め付けられる。
やっぱり、兄さんはまだ生きていたかったんだ。
何度も死にたい死にたいと言っていたのに。
兄さんが生きているだけで何回僕らが救われただろう。
何回僕らが笑っただろう。
頼っただろう。
沢山のものをくれた。
『今度は、僕の番。』
そっと兄さんの腰の辺りに抱き付く。
僕が僕だと分かって貰うために。
不思議そうに首をかしげる兄さんの手を動かして、人差し指でチョロ松、という文字の形を書く。
「兄さん、生きていてくれてありがとう。」
きっと聞こえないだろうけど、少し部屋に響く声量で伝える。
「ちょろまつ…」
「うん、僕だよ。」
見えない目。
聞こえない耳。
それに伴い、喋ることの出来ない口。
一人では何も出来ない兄さん。
_____もしかしたら、もっともっと辛い病気を抱えているかも。
一人で抱え込まないでよ。
泣かないで。
何の為の兄弟なの?
こうやって『支え合う為の兄弟』でしょ?
その言葉を伝えたい。
『ねぇ、兄さんは、誰よりも優しい人なんだよ…』
伝えたいことがありすぎて爆発しそうだ。
「兄さん、もっと頼ってよ。
迷惑なんかじゃないから…」
ギュッと踞る。自然と涙が溢れた。
そんな僕の頭を、兄さんは撫でてくれる。
真っ白な細い指で、優しくそっと撫でてくれた。
「ごめ…な?」
そんな兄さんの声は、風となって消えた______
◇◆◇◆fin◆◇◆◇
私も参加していいですか?私はカービィでも書こうかなと考えています。
152:百鬼夜行/ラブライブ!◆SCMqAQnLxM ススメ→トゥモロウ:2017/05/22(月) 20:37 ID:ZN. >>151
良いですよ
>>152
ありがとうございます!では、書きますね!
-プロローグ-
プププランドに住んでいるカービィたちはいつものように楽しく暮らしていた。
そして、お腹がすいたときには食べ物をすいこんでいるカービィ。だけど、いつもだと1人でほぼ全部食べるのに、何故か半分こにしていた。
「メタナイト…なんか元気がなさそうだよ…これ、食べる?」
カービィは、仮面を付けていてカービィと同じ星の戦士の“メタナイト”に話し掛けた。
「…すまない。食欲がないから食べてくれ…」
「そう…」
そう言って、カービィは丸ごと飲み込んだ。カービィは小さな声で「おいしいのなぁー」と言った。
そして、カービィが友達と遊びに行っていなくなったときメタナイトが呟き始めた。
「私が…みんなを守れる戦士だったら……」
メタナイトはかつて、銀河戦士団として戦ってきた仲間たちを失ったり…、自分が過去に戦っても倒せなかった魔獣をカービィが倒していたことを頭に浮かべながら言った……。
「私が……もっと………強くならなければッ……!」
そう言い、メタナイトは何も言わずに姿を消して行った………。
プロローグはこれで以上です。感想があれば下さい。
プロローグ >>153
-第1章 消えた星の戦士-
「最近、メタナイト見ないなぁ…」
ピンクボールの小さい魔獣っぽいものは、“カービィ”といい、メタナイトと同じ星の戦士であり、カービィにとってメタナイトは仲間だと思っている。
だけど、あれ以来…メタナイトの姿を見たものはいなかった…。
「メタナイト卿に何かあったのかしら…」
今、話していたのは、プププランドの大臣の娘の“フーム”。カービィがよく乗るワープスターを呼び出すことができるのはフームだけ。だから、常にカービィと一緒にいる。
「だけど、本当にメタナイト卿は今どこにいるんだ?」
この子は“ブン”。フームの弟である。結構強がり(頑固)であり、それを見ているフームは常に呆れている。
「何も言わずに行ったから知らないけど、メタナイト卿は何がしたいのか聞きたいわ。」
「フーム、フーム……」
「どしたの、カービィ?」
カービィが寂しそうな顔をして「メタナイトは…強くなる為に…行ったんだと思うよ……」と言った。
「それにしても、あの大王はあんなことをスルーして何もないように普通にしてるなんてね」
「頭が逝ってるな」
カービィより、小さくてフワフワ浮いている、青色の“ロロロ”とピンク色の“ラララ”はプププランドの大王のデデデをバカにしていた。
*
「へーっくしょん!!」
今、くしゃみした自称(笑)デブペンギンの“デデデ大王”はロロロとラララにバカにされていたことを知らない。
「陛下どうしたでゲスか?」
このカタツムリは“Dr.エスカルゴン”。殻を割ると魔獣になってしまう、危険な殻で、今でもデデデが恐れていたことだ。
「オレ様を噂していた奴がいたゾイ。」
「いつものことじゃなでゲスか」
「やかましいわい!」
いつもの通りにハンマーで殴られるエスカルゴンだった。
*
「それにしても、メタナイツはどうなるんだろうね…」
フームが言っていた“メタナイツ”はメタナイトの指示で動いているが、今の状況だとメタナイトがいないからどうしたらいいのか分からない。メタナイトの部下の“ソード”と“ブレイド”ですら困っている。
一体、メタナイトはどこに行ってしまったのだろうか……。
※カービィは元々喋れる設定にしています。メタナイトのこともアニメと同じ卿に統一してます。たまに、様になりますが。
プロローグ >>153
第1章 >>154
-第2章 もう1人のメタナイト-
〜メタナイトside〜
一方、メタナイトはギャラクティック・ノヴァに会いに行っていた。どうやら、何かしらの願いを叶えようと思っているようだ。
*
「…さてと。ギャラクティック・ノヴァ!そこにいるだろ?!姿を見せてくれ!!」
すると、あっさりと出てきてくれた。
「ギャラクティック・ノヴァよ…鏡の世界に入って、私の闇と戦いたんだ!」
『分かりました…』
メタナイトの願いを叶えるギャラクティック・ノヴァ。メタナイトは(私の闇に打ち勝ち、みんなを守ってみせる…!)と強い思いを抱いた。
*
「………着いたか。」
目を開けると、そこは鏡の世界になっていた。そして、そこに大きな鏡が1枚あった。そこから、飛び出してきたのは、メタナイトの闇だった。
「もう1人の私…ここで、決着をつける…!」
「お前か。また、封印されに来たのか…」
メタナイトの闇、“ダークメタナイト”は不敵に笑う。
「私は、貴様を倒しに来ただけだ!ここで、決着をつける!」
「…封印しても楽しくないな。どっちかが勝ったら、チカラを奪う…それもいいだろう…」
ダークメタナイトは何か考えていた。メタナイトはそれを普通に挑戦を受け入れた。
(そうだ…もう1人の私に勝てば…最強になるんだ…。私の闇に打ち勝ってみせる…!)
大事なことを少し、忘れているメタナイト。ダークメタナイトは(勝っても負けても私はお前のチカラを奪う)という欲望を持っていた。
そして、メタナイトとダークメタナイトの戦いが今、始まる…!
プロローグ >>153
第1章 >>154
第2章 >>155
-第3章 メタナイトvsダークメタナイト-
「はあぁーっ!!」
「ふっ…!」
先に攻撃してきたのはメタナイト。だけど、それをあっさりとかわすダークメタナイト、メタナイト目掛けて連続で攻撃を仕掛ける。
「ぐっ…!」
ダークメタナイトの攻撃に1回当たってしまったメタナイト、急所に当たっていたようだった。
「貴様は、その程度か……。チカラを奪っても意味はないようだな。」
「黙れ…!!」
ダークメタナイトの挑発に乗ってしまったメタナイトは赤い目をして怒っていた。
「貴様だけは…倒す!!はぁっ!!」
「ぐああぁぁぁぁあああ!!!!!」
怒りのメタナイトはさっきよりも威力を増していた。そして、ダークメタナイトは急所に当たってもいたため、膝をついていた。一方的に追い込まれているダークメタナイトは笑い始めた。
「ふっ…まさか、ここまで本気にさせてくれたとは……」
「何っ!?」
「今こそ見せてやろう…私の全てを!!!」
プロローグ 153
第1章 >>154
第2章 >>155
第3章 >>156
-第4章 闇のチカラ-
「…………!!」
メタナイトには、漆黒のような闇がダークメタナイトの周りを覆っていたことを感じ取っていた。このとき、目の色が血のようは赤色に染まっていた。そして、攻撃をしてくる。
「ぐはああああぁぁぁあああっ!!!!」
勢い良く切り裂いてきたダークメタナイトの攻撃を受けてしまったメタナイト……左腕には血が出ていた。
「フハハハハ!!これが私の本当のチカラだ!!!!」
「くっ………」
左腕の痛みに耐えながら戦っていくメタナイトだが、普通にかわされた。
「遅い!」
「ぐっ…!!!!」
「無力な奴め!!!」
「黙れええぇぇえええ!!!!」
メタナイトも怒りでさっきよりも目の色が赤くなっていた。
「ぐはっ!!!!ふっ……面白い…!!!」
「はああああっ!!!!!」
「おらああああっ!!!!」
剣と剣の激しい音、互いの深い傷が勝負の集中を妨げている。
「ぐっ……!!」
ダークメタナイトは追い込まれていた。
そして、勝負の結果はいかに!?
あるところに、小さな『夢』がありました。
その夢はもうすぐ消えてしまうほど小さいものです。
夢はこのまま誰にも知られないまま消えてしまうのは嫌だ、と考えます。
ある日、名案を思い付きました。
……人間をさ迷わせて、自分を作らせれば良い、と……
夢は迷い込んだ人間を『アリス』と呼ぶことに決めました。
一番始めに迷い込んだのはメイコという女剣士です。
勇ましく、剣を持って夢…、不思議の国へと入って行きます。
メイコは色んな物を切り捨てて、真っ赤な道を敷いていきました。
そんなメイコ… いや、哀れなアリスは森の奥を進んでいきます。
ここで引き返せば良かった物を…
夢は植物を操り、メイコを縛りました。
「何よこれ!」
メイコは悲鳴をあげます。
藻掻けば藻掻くほど縛る強さはどんどん増していきました。
だんだんと息が苦しくなってきたアリスは剣を掴もうとするも、ツルに遮られました。
最後、メイコは断末魔の悲鳴をあげ、死にました。
…罪人のように閉じ込められて…♪
夢は歌い出します。
…森にできた道以外に〜♪
彼女の生を知る術は無し…♪
*多分続く*
そんな僕等を見ておそ松兄さんはクスッと笑う。
僕はちゃんと話すため、皆に席を外してもらった。
兄さんは不安そうに僕を見る。
「そんなに心配しなくて大丈夫。
ちょっと大事な話が有るんだ。」
安心させるために笑いかける。
それを見ると兄さんは話を聞いてくれた。
*。*。*。
全て話終えると共にふぅっ、と息を吐く。
大して怒らなかったところから、薄々気づいていたのだろう。
それに安心するとスッと頭を撫でられる。
「っ、え…?」
兄さんは僕に笑いかけるとありがとう、と口をパクパクさせる。
『言いにくかったよな。心配してたんだ。
ありがとう。』
そう言うとまた僕の頭を撫でた。
「うん…ありがとう。」
僕はうつむいてお礼を言った。
暫くすると皆がトド松を連れてやって来た。
元気そうなトド松を見ると兄さんは安心したように微笑んだ。
【宇宙戦艦ヤマト2199異聞-星薙ぎの剣-】
【第一章:蹂躙】
広大な宇宙の片隅に、無数の光条が疾る。この時代ではさして珍しいでもない、しかし壮絶極まりない宇宙艦隊同士の砲戦である。かたや"目玉"のごとき意匠をもつ濃緑の艦隊、対するは白と黄緑に彩られた艦隊である。共に数十隻は下らない大艦隊は、共に正面向かいに対峙し陽電子砲を撃ち合っている。それらは大抵、着弾と同時に互いの艦艇を轟沈せしめた。陽電子砲を物理的に防御する手段は皆無と言ってよく、頑強な装甲も紙切れより容易く引き裂かれていく。均衡に見えた戦況は、白と黄緑の艦隊……"ガトランティス"の艦隊によって変化を見せる。
「全艦密集隊形!敵艦隊中央を強行突破、包囲する敵を対航にて残らず討つ!本艦が露を払う!火焔直撃砲、発射準備!」
それまで三連の単横陣を組んでいたガトランティス艦隊は、最後衛の旗艦の突出に併せ隊形を変更、筒状の三次元的な梯形陣へと移った。この時、損害の少ない後衛の艦隊を前部へ配置し、逆に前衛は最後尾に配する。先頭をゆくは、あろうことかガトランティス艦隊の旗艦をなすメダルーサ級重戦艦"ゼダウーラ"である。
【続】
仮面ライダーエグゼイド読みきりSS
ネタバレ注意!
『世界で一番のドクターになって。』
感情のない笑顔でひたすらそう言う小姫。
「俺はどうしたら…」
『世界で一番のドクターになって。』
その言葉を聞くたび胸が痛む。
俺は今、『ドクター』なのか?
『失敗しない天才外科医』なのか?
クロノスの、操り人形じゃないのか…?
『彼女の意識を取り戻したければ、私の期待に応えろ。【タドルレガシー】』
期待に応えろという言葉に縛られる。
共に戦ってきた永夢を殺すことなんて…。
パラドを切除したら全てが丸く収まる筈なのに。
むしゃくしゃとした気分のまま俺はタドルレガシーのガシャットを持って外に出た。
ぽつりと部屋に響く小姫の声。
『世界で一番のドクターになって。』
「待ってたぜ、ブレイブ。」
挑発したような笑顔のパラドを前に俺はガシャットを起動する…
*FIN…?*
僕も入って良いですか?
163:百鬼夜行◆SCMqAQnLxM:2017/07/18(火) 19:05 ID:q/U >>162
良いですよ
>>163
入れてくれてありがとうございます。これからはここでワンプリの小説とかを書くので 交流板で知らせますね。
>>164
時々このスレは覗いてるので知らせなくても大丈夫です。
ワンプリ小説
「セクシーフォームシリーズ 真中らぁら編」
プリパラ内の時計塔の近く
らぁら「これがめが兄ぃさんがくれた凄い薬か・・・。それじゃあ一粒・・・飲んでみるのかしこまっ!」
らぁらはめが兄ぃから届いた薬をかしこまのポーズをした後、一粒飲んでみた。突然らぁらの体が光り始め。
で、パパラ宿に戻ってたルフィは
ルフィ「よーし、らぁら!帰ったぞー!」
ルフィはらぁらを探していて
らぁら「あ!ルフィ!」
ルフィ「お!らぁら!あれ?お前、どうしたんだ?その姿?」
らぁら「あー!実はこれ、めが兄ぃさんから貰った薬を飲んでこの体になったの!」
らぁらは髪型が成長した姿時のツインテールで、身長がルフィに近くなってて
そしてスリーサイズで、バストが98cmのIカップで、ウエストが55cm ヒップが88cmになってて。
ルフィ「す、すげぇぇなぁ!」
ルフィは特に凄いという反応は余りないが
らぁら「ありがとう!何かロビンみたい」
らぁらはちょっと嬉しい感じになってて
らぁら「でもコーデがちょっと小さい感じがする」
少し小さい感じがするのが少し困ってて
ルフィ「でもその薬すげぇな!アニメの変身みてぇな感じで」
ルフィはアニメの変身みたいで凄いと思って
らぁら「ありがとう!」
らぁらはにこっと微笑み
らぁら「この薬!面白いからまた持ってよう」
ルフィ「ああ!らぁらがそうしてえなら、そうしな」
ルフィは頷いて
らぁら「かしこまっ!」
らぁらは決めのかしこまポーズをした!
終わり
ワンプリ小説
「セクシーフォーム みれぃ編」
「一体何かしら?めが兄ぃから貰った薬だけど」
みれぃは部屋でめが兄ぃから貰ったたくさんの錠剤が入ったビンを見つめてて。
「一口、飲んでみようかしら」
みれぃは薬のビンの蓋を開けて、薬を一錠飲んで。
「ん!?」
すると、みれぃの体は光り輝き出して
現在 一階のリビング
「んん、みれぃちゃんは何してんだろう?」
サンジはみれぃの事を待っていて
10分前
「サンジ君 ちょっと上に行ってくるわね。調べたい事があるから」
みれぃはサンジとリビングで話していて
「うん!わかった」
サンジは頷いて
回想終了
「サ、サンジくん・・・・・・」
みれぃが降りてきて、少し顔を赤くしてて
みれぃの体が、ナイスバディになっている。
「み、みれぃちゃん!」
サンジはみれぃの体の変化に驚きを隠せず、顔を赤くして
「ビックリしちゃったかしら?」
みれぃ自身も顔を赤くしてて、眉を寄せてて
「に、似合ってるよ・・・・」
サンジは興奮してて、震えながら言い
「そうかしら? ありがとう、サンジくん」
みれぃは無表情だったが、内心少し嬉しくて
「ああ、写真撮って良いかい?」
サンジはカメラを取り出して
みれぃ「え?・・・いいけど」
みれぃはサンジに向かって返事をして
パシャ パシャ パシャ
みれぃ「・・・・・・・・」
みれぃは照れながら、メイドやサマードレス 白いビキニ チャイナドレスなどのコスプレをして、撮影していた。みれぃは内心 あの薬の事が気になった。
終わり
面白いね!ひゃっきーちゃんのオリ松!
可愛いし!プリパラの小説書いてるんだね。
>>166 >>167
あなたがディアンさんですね。ひゃっきーちゃん(百鬼夜行)から話は聞いてます。
ONE PIECEとプリパラの二次創作をしてるというのは本当だったのですね。
面白いですね。プリパラキャラのセクシーなの!
私もONE PIECEとプリパラ大好きですので。おそ松さんも大好きです!
>>168
ありがとうございます。
>>159の続き
オリキャラ、誄の名前を雷に変更しました
「雷、話があるんだけど」
「…はい」
僕はチビハルさん…晴花先輩に呼ばれて事務室に入る。
「実はね、おそ松君の容態が少し悪化してきてるの。」
「…はい…」
予想はしていた。
彼の元気が無かったから。
それでも少しショックだった。
僕はポツリと晴花先輩に聞く。
「…どうしたら彼の容態は良くなりますか?」
自分で言うのもアレだけど僕は頭が良い方だ。
オペも出来る。
そろそろ研修も終わって立派な医者になれる頃。
「無いわ。そんな方法。」
晴花先輩は首を横に振る。
助かる見込みが…無い。
「奇跡を信じるしかない。
不治の病だから…治療法は分かってないの。」
「僕は…これからどう、彼に接したら良いですか?」
「ストレスを感じさせないよう、いつも通りに接して。」
晴花先輩の話によると、この病気はストレスに弱い、という事が判明したそうだ。
僕はただ返事をして立ち去った。
少しだけ、泣き声が聞こえた気がした。
「……失われる命にどう向き合うか。」
それだけ呟き、彼の病室へ向かう。
ミラクル☆コラボ小説
「常闇VS後藤」
「なーはっはっは!俺の名は後藤!?このミラクルタウンは俺のものだ!?」
ミラクルタウンを支配しようと、町で大暴れしまくり。
「うわぁ!」
すると、ピンキーパイが転んでしまい。
「ピンキー」
「決めたぞ!?まずはあいつを倒すか」
後藤はビーム銃を使って、ピンキーパイを倒そうと撃ち。
「うわぁ!?」
「ピンキー!?」
ピンキーパイが撃たれそうになるのをトワイライトクパークルは見て叫び。その時
「ハァァ」
影の様なモンスターがビームを全て撃ち落として。
「ん?誰だ!?邪魔をするのは」
「お前か、この町で悪行を働く後藤というのは」
そこに現れたのは常闇踏陰!?
「あなたは?」
常闇を見て、トワイライトスパークルが聞いて
「俺はヒーローを目指す者だ!この町の悪行はこの俺が止める!?」
常闇が身体から黒影(ダークシャドウ)を出した状態で後藤に宣戦布告!?
「ふん!この俺に楯突くとはいい度胸だ!?お前から倒してやる!?」
後藤は常闇に向かってビームを撃ちまくり
「行け!?黒影(ダークシャドウ)!!」
「アイヨ!?」
常闇は黒影(ダークシャドウ)に命令し、そしてダークシャドウ両手でビームを撃ち落として。
「何!?」
「うおりゃあああ!?」
黒影(ダークシャドウ)の両腕パンチが後藤に炸裂!?
「うわぁぁぁぁぁ」
後藤は遠くに吹っ飛ばされた!?
「よくやった!?黒影(ダークシャドウ)」
黒影(ダークシャドウ)は、常闇の身体に戻り
「やった〜!?ありがとう!?」
ピンキーパイは喜んで常闇にお礼を言い
「本当にありがとう!?友達を守ってくれて」
トワイライトスパークルも、常闇にお礼を言い
「フッ、礼には及ばないさ」
そして常闇は二人に別れを告げ、そして立ち去った。
終わり
仮面ライダーエグゼイドSS
「これしか方法は無いの!」
そう言ってポッピーは自分の胸にガシャットを突き刺す。
その顔は、苦しそうで…でも、幸せそうに笑ってたんだ。
僕の目の前でキラキラと光る光のシャワーになって、患者の症状を治してくれた。
『飛彩、甘いもの食べ過ぎないようにね。』
『貴利矢、嘘はほどほどにね。』
『大我、ニコちゃんを守ってあげてね。』
『ニコちゃん、大我をよろしくね。』
『クロト、皆に迷惑掛けないようにね。』
晴れた空は、楽譜の五線譜を思わせる虹が架かってて、その空でポッピーは笑ってるのかなって…
「俺がお前でお前が俺。
…永夢、お前なら俺が何が言いたいか分かるよな?」
僕が壇正宗に殺されそうになったとき、パラドは自分の身を投げ打って盾になってくれた。
必殺技を五人で決め、切除が完了した反動で変身が解除されたとき目に写ったのは、
「バグスター同士、仲良く死滅しようぜ?」
ゲムデウスワクチンをゲーマドライバーに刺し、ゲムデウスの動きを封じるパラドの姿だった。
「永夢、短い間だったけど、お前とゲームできて楽しかったぜ!」
そう言うと手をさしのべた。
僕はその手を取ろうとしたけど、パラドはホログラムとなって消えた。
二人とも、最期は笑顔だった。
二人が消滅した瞬間、思い出が走馬灯の様に走り抜ける。
楽しかったこと、腹が立ったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。
全ての思い出が脳を駆け巡る。
二人の犠牲は無駄にしない。
絶対、壇正宗を倒して仮面ライダークロニクルを攻略してやる!
FIN
最終回も明後日(正しくは明日)ですね〜(*´ω`*)
誤字修正
「俺がお前でお前が俺。
…永夢、お前なら俺が何を言いたいか分かるよな?」
失礼ながらディアンさん、指摘したい部分があるのですが
175:百鬼夜行@深夜テンション◆SCMqAQnLxM 超キョーリョクプレーでクリアしてやるぜ!:2017/08/26(土) 20:30 ID:t4U >>174
指摘なども自由にしてokですよ。
ディアンさんの地の文の書き方が気になっています。
○○して しまい がかなり多いです。読んでるだけで不自然さにイライラしてくるほどです...
して 等は、つなげる文章です。してしてしまい、、どうした で文章を書くと良くなるはずです。
まずは市販の小説を買って読んでみてください。
>>145の続き
「昨日のあの子って…?」
「死神様、トド松を見たの!?」
天使さんは飛び付くように死神様を見る。
「う、うん…道に迷ったって泣きながらこの
屋敷に来て…」
死神様は起こったことを全て話してくれた。
天界への帰り道を教えて、帰したらしい。
「その時刻は…13:47。」
正確すぎる…
彼の記憶力にここにいる全員が圧倒される。
「トド松が追放されたのが14:17。
47分からこの屋敷を出て、天界に戻って即追放されたってこと…?」
天使さんも負けずと記憶力が良い。
「ここから天界はそこまで遠くないですよ。」
女神様はそう言うと地図を出してくれる。
「本当だ。この森、天界まで行けるゲートがあるんだ…」
「そこを教えたんですか?」
「うん、ほら、早く帰さないとって思って…」
この人は凄く優しい。
とても怖いけど。
「でも、結局犯罪にかわりなく追放された、と言うことですね…」
屋敷内は沈黙に包まれた。
【Bloodborne二次創作】
_血肉の古都_
【オリ主】
"獣"の恐怖に蝕まれる山間の古都ヤーナム。異邦の少女は駆け出しの狩人であった。己が成長を、さながら成人の儀の如く試さんとしてヤーナムへ至り、少女は知る。ヤーナムに生きる者達に課せられた、血肉に彩られた昏い現実を……。
【以下本編】
T."ヤーナム"
人も滅多に立ち入らぬ、森深い山間部を越えた所にヤーナムはある。大聖堂や時計塔を始めとした高層建築の立ち並ぶ山間部に不釣り合いな大都市は、遠方からもまるで島が浮かぶようによく目立った。白銀の月光を浴びながら、ヤーナムへ向かう蹄の音があった。
純白の毛並みに跨がる姿は小柄で、腰まではあろう二本の纏め髪を風に靡かせている。貴族の礼服のごとき格調を意識した装束には、緑の大きな宝玉があしらわれやや華美に過ぎる印象を与える。膝が露出する程度のスカートは、騎乗者の性別を明らかにしている。
【続】
ふと、鐙を踏みしめる彼女のブーツがぎり、と軋んだ。馬上の彼女は腰を上げ、半ば立つような状態となったのだ。……馬と並走するような足音。蹄鉄の硬い音はなく、ひたひたという生身の足が地面へ貼り付く音だ。加えて、荒い息遣いが聞こえてくる。馬と並ぶ速度も含め、人のそれではない……!
がさ、と茂みが騒がしくなった次の瞬間、森の中に煌めきが疾る。直後、どさり、という何かの落下音がした。馬上の女が後方を振り向けば、狼が苦しげにのたうち回りながら遠ざかっていくのを見た。女の手にはサーベルが握られ、その刃には僅かに血がこびりついていた。
【続】
「あっけないわね……あれがヤーナムの獣?」
嘲笑の直後、再び、三度、と狼が同じように襲いかかってきたが、女剣士は他愛もなくその両者を切り捨て、ヤーナムへの道を急いだ。
「あの程度に苦労しているなんて、ヤーナムの狩人も大したことはなさそうね。ふふ。このルゼラーナ様の剣技を見たら腰を抜かすかしら。」
ルゼラーナは、ヤーナムより遠く離れた異邦の女剣士である。貴族の三女として生を受けた彼女は、武門として知られる一族の気風を継いで、勝ち気で活発な気質を備え育った。剣の技前には強い自信を持ち、侍従や家族が止めるのを余所に自ら剣士として街へ出で、自警団の真似事めいて悪党の征伐を繰り返していた人物だ。ある時そんな彼女の耳に入ったのが、"獣"に脅かされる古都"ヤーナム"の噂であった。
【続】
エグゼイドSS 最終回編
「ピプペポパニックだよ〜〜っ!」
CRから聞こえたのは、いつものポッピーの叫び声。
まさかと思い、僕は階段をかけ上がる。
「ポッピー!?」
ドアを荒々しく開けるとそこには案の定
神(笑)が居て、ドレミファビートで遊んでいた。
画面の中には嫌そうに踊るポッピー。
「永夢ー!」
ポッピー画面から飛び出した。
その拍子に神(笑)と僕は後ろに転ける。
「ポッピー?
夢じゃない…?」
二人で頬をつねる。
じわじわとした痛み。
夢じゃない…!
「やった!やった!ポッピーが生き返った!」
「ただいま、永夢!」
「お帰り、ポッピー。」
僕らが感傷に浸っているとクロトさんが僕を呼ぶ。
「宝生永夢ゥ!
何故パラドが死んだのにエグゼイドに変身出来たのかァ!」
「…!まさか」
あのとき、掴んだ手。
「…パラド。」
小さく呼び掛けた。
すると、僕の体が反応を示す。
目が光り、ガクッと膝から崩れる。
パラドが出てきた証拠。
「俺…なんで…」
パラドはまだ状況が理解出来て無いように
両手を見つめて困惑の表情を浮かべる。
「俺がお前で、お前が俺。」
ポッピーはそう言うとニコッと笑う。
「パラド、これからもCRの一員としてよろしく。」
パラドはまだキョトンとした表情を浮かべていたが、すぐに笑顔を作る。
「こちらこそ。」
そう言って、取った手はとても温かかった。
「また、みんなとゲームで遊べるね。」
FIN
来週からビルド!
1話見たらビルドのSS投稿しよ
脱字
ポッピーは画面から飛び出した。
ヤーナムの夜は、人を襲う異形の獣が徘徊し、それを狩る"狩人"達の死の夜。ルゼラーナは血腥い噂にも退かず、むしろ自らの技前を発揮できる場を感じて惹かれていった。悪党と言えどつまらない盗人が精々のルゼラーナの故郷に、彼女の昂りを静める相手はいなかったのである。
周囲の一層の制止も振りきり、ルゼラーナは半ば出奔に近い形でヤーナムへ出向いた。そして今、森を抜けた彼女は出迎えられる。壮大ながらも陰気なヤーナムの都市に。そして街中に満ちた、血肉の死の薫りに。
【続】
ヤーナム市街、その天を衝かんばかりの楼閣の全てから、自身を見下ろすような視線をルゼラーナは感じた。空の方が狭く見えるようなそれらからは、単なる印象ばかりでなく実際にヤーナムの民が見下ろしているのである。視線が合いそうになれば窓やカーテンを閉められてしまった。ふと、街中には人通りがまるでない。
「何なの?感じの悪い……出迎えしろとは流石に言わないけどまるで礼儀を知らないと見たわ。」
余所者を嫌うヤーナムの住民の気風を不愉快に思いながらも、市街中心部へ馬を進めるルゼラーナ。すると少しずつ、微かに人の賑わうような物音が聞こえてきた。円形の広場に、大勢の人だかりが出来ていたのだ。
【続】
入っていいですか?あまり来れないかもしれないけど…
187:ディアン◆Sw:2017/08/29(火) 16:47 ID:MZg
ワンプリ小説
「シオンとにの、そしてゾロ」
ここはヤパガタ(現実で言う山形)
にのはここでスポーツの大会があると聞いて、それでこの町に来ている
「さぁ!今日のスポーツ大会はブッち切りで優勝するっす!」
にのは気合い満々で、トレーニングを続けている。その道中
「ん!?あれは! やっぱり間違いないっす!シオンせんぱーーい!?」
相手はシオンだとわかり、直ぐにかけつける。
「ん?」
シオンはにのが自分たちに声をかけてる方を向き
「にの!久しぶりだな!元気にしてたか?」
シオンは頭に被ってる笠を取り外し、そしてシオンに挨拶をして
「はい!この通り○っす」
元気よく頷き、そして手で○のポーズを作り
「ここで何をしてるっすか?」
にのはどうしてここに居るのか気になり、相手に聞き出して
「ああ!今日はこの町でゾロと待ち合わせをしているんだ!」
どうしてかの理由をにのに説明し
「ええ!?ゾロ先輩に会うんっすか?」
ゾロと会うと聞いて驚き、そして目がキラキラ
「ああ!ついこの間!やつに電話したんだ!」
つい前にゾロに電話した事を語って
(回想)
「ゾロ!久しぶりに話すな」
シオンなゾロに電話をかけ、そのまま通話
「シオンじゃねぇか!お前元気にしてるか?」
「ああ!私は元気だ!それよりお前にお願いしたい事があるんだ」
「ん?何だ?」
「私はヤパガタのスポーツ大会に出るつもりなんだ!だから見に来て欲しい」
シオンはヤパガタのスポーツ大会に出るとゾロに言い渡し
「ヤパガタ!ああ、わかった!遅くならねぇようにするぜ」
ゾロは素直に承知して、来ると約束して
「ああ!お願いだ!」
(回想終了)
「ええ!?シオン先輩もスポーツ大会に出るんっすか?」
にのは驚いて
「ああ!ひょっとしてにのも出るのか?」
「はいっす!?ライバル同士!?例えシオン先輩でも負けないっす!」
「ああ!?私も全身全霊で行く!?お互い頑張ろう!?」
「はいっす!」
にのは笑顔でにっと頷く。
果たしてゾロはシオンとの待ち合わせに来る事が出来るのか!?
つづく
>>186
良いですよ〜
>>187
なんで>>176無視してるんですか〜?
私も入れてください!
190:百鬼夜行@無慈悲な化け物(ドライモンスター)◆SCMqAQnLxM さぁ、実験を始めようか。:2017/08/29(火) 17:23 ID:t4U >>189
どうぞ〜
関係無い雑談をしないようにお願いします。
>>187
あー、すいません。前レス見てなかったです。
入れてくれてありがとうございます!
ここって恋愛小説を書いていいんですか?
>>192
良いですよ〜
では、ワンピースのゾロとロビンの恋愛小説を書きます!
でもサンジもロビンのことが好きなので切ない感じになります。
夕食が終わって野郎共がいないキッチンに俺とロビンちゃんの2人きり。
俺は食器を洗って、彼女はテーブルでコーヒーを飲んでいる。
「・・・・・・はぁ・・・」
いつも綺麗な笑顔で俺達のことを眺めてる彼女がため息をついた。
・・・きっとゾロのことだろう。
悔しいが彼女とゾロは付き合っていた。
だけど、結構前に喧嘩してそのまま仲直りはしていない。
このことを知ってるのは本人達と俺だけ。
普通ならアドバイスくらいしてやるのかな。
分かってるけど言わないんだ。
レディをあんなマリモに取られたくないから・・・
***************************
片付けや朝食の準備が終わってキッチンを出ると、俺は見てしまった。
悲しそうな顔で月を見ている彼女を。
そんな顔されたら・・・
俺は彼女のもとに行った。
「・・・ロビンちゃん」
彼女が振り向く
「あら、サンジ」
無理矢理な笑顔を浮かべて。
>>170の続き(おそ松side)
(よっ…と)
最近、頭痛が酷い。
起き上がるだけでも頭がガンガンと痛む。
単なる寝過ぎだと信じてたい…
(暑い…)
夏の終わりだと言うのに、蝉は鳴き喚き、室内にも照り付ける太陽。
まだまだ残暑は続くだろう。
最近は病室に寝たきりで、病気の進行が嫌って言うほど分かる。
行動を起こすといえば…
皆に内緒で目を盗んでは外に出て散歩するくらいかな。
今はもう管が増えすぎて出られないけど。
(早く治して帰りたいよ…)
家にも、みんなで笑いあってたあの時にも。
(足、動くかな)
す、と動かしてみる。
思うようには動かないけどまだ動く。
薬の時間までまだ時間はある。
(雷〜…)
と心の中で呟いた瞬間に扉が開いた。
「呼びました?」
「え…あ、うん…」
エスパーかよ!と心の中でツッコミを入れる。
雷はエスパーで天然ボケなのか…
「僕と遊びます?」
待ってました!と頷いた。
この時遊んでて本当に良かったと思う。
集まっている人々は総じて、鍔広帽や三角帽を銘々目深に被り覆面で口元を覆っている。 加えて厚手のロングコートやマントがその体を隠し、全身の露出は極限まで抑えられた姿だ。彼らこそが"狩人"。ヤーナムの夜に紛れ、獣を狩る者達だった。
「センスが無いわ……格好まで陰気とはね。それに何よ、あの野蛮な物……。」
ルゼラーナの美的感覚は、その華美な装束に分かるようにヤーナムのそれとは相容れぬものだった。しかしそれ以上に彼女が嫌悪感を露にしたのは、狩人達の得物だった。その全てが血錆びに塗れ、そして武器として必要以上に残虐な用途を感じさせる得物ばかりだったのだ。
【続】
196の続き
「何かあったのかい?」
「・・・いいえ」
知ってるくせになんで聞いてるんだろ。
彼女は頑張って笑顔でいようとしているようだけど、いつもの笑顔とは全く違う。
俺は耐えられなくてついに言ってしまった。
「・・・知ってるよ。
2人が喧嘩したこと。」
彼女は驚いたように目を見開いた。
「・・・ロビンちゃんはこのままでいいの?」
俺ってバカだ。
レディが大好きなくせにこれじゃあ2人が仲直りしてしまうだろ。
「・・・・・・良くないわ。
だけど、今さら無理よ。
・・・それにきっと彼だって私のことはもう・・・嫌いになったはずよ」
そう言って泣きそうな顔でうつむく。
・・・今なら彼女のことを抱きしめることができるだろう。
好きだと言ってなにより大切にして、あいつとの喧嘩なんて忘れさせることもできるかもしれない。
・・・だけど俺はできないんだ。
好きな音楽はなんですか?
好きな食べ物はなんですか?
_君の好きな人は誰ですか?
__別にそれが僕じゃなくて良いけど。__
「ルカって好きな人出来たの?」
ある日の昼下がり、私、巡音ルカと友人の初音ミクはカフェで談笑している。
…が、
突然のミクの問い掛けに飲んでいたコーヒーを溢しそうになる。
「な、なななな!?」
「あ、図星?」
あたふたと慌てる私を見て、ミクはからかう様な口調で茶化す。
「もう社会人だもんね〜♪
恋愛も進めなきゃ。」
はぁ、と溜め息を溢すミク。
…恋愛も進めなきゃって、ミクは高校時代モテモテだったじゃないか…
そう考えながらコーヒーをかき混ぜる。
「ミクは好きな人居るの?」
「え?居ないけど。」
私が聞けば、ミクはキョトン、とした表情を浮かべた。
私に好きな人出来たの?とか聞いてきたくせに、まだあんたは出来てないの!?
といつもならツッコむが、店内だし大声を出すのは恥ずかしい。
まぁ、恋した相手がこの人な時点で恥ずかしいけど…
察しの通り、私が好きな人はミクだ。
緑色の綺麗な髪、明るくて気さくな性格、綺麗な声。
全てが私の理想で、憧れていた。
その憧れがいつしか恋に発展する。
「良いなぁ、ルカはもう恋の始まりかぁ。」
その対象があんたなの、
……とは言えないけど。
「凄く素敵な人見つけたの。」
ぎこちなく笑ってみせる。
それでもミクは純粋に良いなぁ良いなぁと羨ましそうに笑っていた。
「ルカ、もう仕事の時間!」
「え、嘘っ!」
ガタンと音を立てて立ち上がり、会計を済ませて店を後にした。
*多分続く*
「・・・・・・・・・ロビンちゃんなら大丈夫さ」
俺はできる限り笑顔で言った。
「どうして分かるのかしら?」
「・・・なんでだろうな」
それは彼女が世界中の誰よりも素敵な人だから。
「・・・ふふっ」
やっと笑ってくれた。
「・・・・・・あいつはきっと今、トレーニングしてると思うよ。
・・・行ってきな。」
「・・・・・・えぇ。
ありがとう、サンジ。」
微笑んだ彼女は何よりも綺麗だと思う。
そして彼女はあいつのもとへと向かっ
た。
きっと2人は仲直りするだろう。
微笑む彼女と顔を赤くして目をそらすあいつが頭に浮かぶ。
タバコを吸うと胸が苦しい。
きっと彼女が好きだったから。
レディだからじゃなくて彼女だから。
俺、あの時笑えてたかな。
なに、大丈夫さ。
彼女が幸せでいてくれればそれでいいから。
・・・・・・・・・なのに・・・月が霞んでタバコがしょっぱいのはなんでかな・・・
ゾロビン←サンジ小説を読んでくれた方、ありがとうございます。
これじゃあサンジがせつなすぎるので、次はサンナミ小説を書きます。
話はゾロビン←サンジと繋がっています。
ーーーーねぇ、サンジ君
もしもあたしが好きって言ったらサンジ君は信じてくれる?
信じるわけないか・・・
だって好きっていう素振り1回もしたことないし急になんだ?って感じだよね
サンジ君は女性皆に優しいもんね
・・・分かってるけど本当はその優しさが嬉しかったんだよ
・・・・・・素直になれたらいいのにな・・・
***************************
「んナミすわ〜〜〜ん!!
んロビンちゅわ〜〜〜〜ん!!!」
今日もサンジ君は何か作ってくれた。
・・・わぁ!
可愛いくて美味しそうなスイーツ!
「ありがとう、サンジ」
綺麗な笑顔でお礼を言うロビン。
「えへへ」
サンジ君が照れてる。
あたしもちゃんと言わなくちゃ!
「サンジ君ありがとう。
・・・それと飲み物も欲しいな・・・」
あ〜〜もう!
「喜んで〜〜!!」
なんで余計なこと言うかな!
普通にありがとうでいいのに。
今日のあたしも相変わらず。
でも、このままでいいのかしら?
いつかはこの気持ちを伝えたい。
「・・・相変わらずね、ナミ」
ロビンが微笑みながら聞いてきた。
「・・・はぁ・・・」
ほんともーどうしてあたしはこうなの?
「・・・・・・ねぇロビン、あたしどうしたらいい?」
恋愛に関しては鈍感なロビンだけどサンジ君への思いは相談している。
ロビンがまともな返事をくれるとは思ってないけど。
「どうしたらって・・・告白するしかないと思うわ」
え!?
>>197の続き
雷とトランプで遊ぶ。
意外に雷は顔に出るタイプだから俺の圧勝。
「また負けた…
おそさん強いですね」
俺は苦笑いしながらノートに
顔に出すぎ、と記す。
「顔に出てますか?
自分でも意外です」
基本無表情だから、そう思うのも無理は無いな、そう考えた。
「あれ、今日兄弟さん来ないんですか?」
時計を見ると2時をまわっていた。
普通ならこの時間には弟たちが来るはずだ。
モヤモヤっとした不安が溢れる。
その瞬間に激しい頭痛と喘息が襲いかかってきた。
「う”ッ…はぁっ、ゲホッ…」
雷は少しおろおろとした様子を見せたがすぐに背中を擦ってくれる。
「う…あ”ッ…」
何かを、掌に吐く。
掌には、ベットリと血が付着していた。
こ・・・告白!?
「む・・・無理無理
絶対無理!!!」
そうそう無理よねあたし。
「どうして?」
「ど、どうしてって・・・・・・・・・
じゃ、じゃあ逆にゾロとロビンはどうやって付き合ったの?」
告るのだけは無理だから話題を変えた。
「そうね・・・・・・
元々私はいつも助けてくれるゾロのことが好きだったの。
でもゾロは私に興味があったわけではないと思うわ。」
「それは嘘よ!
ゾロ、いつもロビンのこと見てたわよ!」
普通は分かる。
「 ・・・冗談はやめて」
ほんとロビンって鈍感。
頭はいいのに恋愛には鈍すぎる。
しかもゾロもだからそりゃ両思いまで時間かかるわ・・・
「いいわよね、ロビンは・・・」
「そうかしら?」
首をかしげるロビンが可愛い。
そういうのもいいわよね・・・
「だって・・・時間がかかっただけで付き合えたんだし
ぶつかったことなんてないでしょ?」
2人がぶつかるところなんて想像できない。
「あるわよ。
つい最近までゾロと喧嘩してたのよ?」
「え!?
聞いてないんだけど!!」
まさか2人が!?
大人の雰囲気を漂わせてる2人が!?
「ふふっ・・・
ごめんなさいね。
なんかもう・・・ショックすぎて頭が真っ白でナミに言う気にもなれなかったわ」
・・・2人って意外とピュアなのかも。
「ロビンも大変なのね・・・」
「お互い様ね・・・」
でもやっぱり両思いになれたんだからいいなと思ってしまう。
「・・・・・・それでナミはいつ告白するの?」
ギクゥッ
思い出してしまったか・・・
ど、どうしよう・・・
「えっと・・・
あの・・・・・・・
あたし・・・・・・・・・
む、無理ーーーーーーー!!!」
「あらあら・・・」
ナミって若くていいわね。
すると、
「・・・・・・おい。」
私の大好きな声が聞こえた。
「ゾロ・・・」
口元が勝手に緩む。
「聞こえてたかしら?」
ちょっと騒ぎすぎたわね・・・
「いや・・・ちょっと話したいと思って。」
「・・・うれしい」
そのまま私達はしばらく話していた。
無理無理無理無理無理無理
そう、無理!!!
思いを伝えないのは苦しいけどフラれるほうが苦しいしね!!
「ナミさん!!
どうかしましたか!?」
げーーー!!
好きだけど今一番会いたくないのに!!
はぁ・・・はぁ・・・
走ってきて乱れた呼吸を落ち着かせる。
「な、なんでもないわよ。」
なんでもなくない。
ていうかありすぎるけど。
「はい、お肌にいい飲み物です。」
サンジ君が素敵な笑顔で飲み物をくれる。
こういうのを見るたびにやっぱ好きだなと思ってしまう。
だから今度はちゃんと言うんだ。
「ありがとう、サンジ君。」
ロビンみたいに言えた!
「・・・!
いえいえ。」
サンジ君も照れてるみたいで良かった・・・
***************************
「ロビ〜〜〜〜〜〜ン!!
言えたよ!!」
思いっきりロビンに抱きつく。
「良かったわね。」
あたしと同じくらい嬉しそうにしてくれてる。
やっぱ気持ちを伝えるのは大切なのね。
そう、大切。
「・・・・・・・・・ねぇ、ロビン・・・・・・・・・・・・あたし、サンジ君に告白する!!」
「え!?」
驚くのも無理はないわ。
だってさっきまで散々、無理無理言ってたもの。
「あたしこのままなんていやなの!!
素直になってちゃんと言うわ!!」
ロビンは驚いてたようだけど、いつもの綺麗で優しい笑顔になった。
「応援してるわ。」
「ありがとう、ロビン。」
・・・・・・とは言ったものの!
なんて言えばいいの!?
勢いでサンジ君のところに向かうけど大丈夫かな・・・
う〜ん
普通にサンジ君のことが好き、かな。
ていうかすんごい恥ずかしいんだけど!!
あぁ〜〜〜〜〜!!
もう!!
なんでこうなったんだっけ?
・・・・・・あ、あたしのせいだ・・・
はぁ〜〜〜
恐る恐るキッチンを覗いてみる。
「い、いた・・・」
心臓の音がヤバイ。
でも逃げるのだけはイヤ!
「・・・・・・・サ、サンジ君・・・」
声が震えてるのが自分でも分かる。
>>201の続き ミクside
_好きな映画は何ですか?
_好きな言葉は何ですか?
…今、会いたい人は誰ですか…?
__きっとそれは、僕じゃないんだろうけど。__
私達はクリプトン事務所に所属している新人アイドル。
今日は歌番組の収録!
「ここの振りどうだったかなぁ?」
「ここはターンして、ステップを踏むんだよ。
こうやって」
そう言ってターンするルカはとても綺麗。
この振り、私が大好きなところなんだ。
綺麗でかわいい感じで大好き。
それをルカがやったら凄く綺麗で惹かれるの。
綺麗でおしとやかで近寄りがたそうな雰囲気だけど、話すと気さくで可愛い人。
つまりは私はルカが恋愛で好き。
世に言うレズっていうやつ…
それでも好きになっちゃったんだから仕方ない。
「ありがとう!流石ルカ♪」
にこっと微笑んでみせる。
きっとこの恋は実らず終わるだろうな。
ルカは私と友達としか思ってないし、
さっきのカフェで『とても素敵な人が居る』とも言ってた。
その人が誰なのかは…分からないけど、きっとレン君やカイト先輩みたいなカッコいい男の人かもしれない。
ワールドエンドダンスホールの衣装に着替えながらモンモンと考える。
「ミク、行こう。」
ぱしっと手を掴まれ、言われるがままに進む。
ルカの手、温かいなぁ…
って、何考えてるんだ私!
と脳内で叫んでるのを表に出さないように、ステージに立った。
【次回最終回にしたい】
213の続き
「・・・・・・あたし、ね・・・・・・サンジ君のことが・・・・・・・////す、す・・・」
言え!!
あたし!!
サンジ君の顔を見れずにうつむく。
「・・・・・・・・・なんでもない」
はぁ・・・
あたしって意気地無し・・・
「・・・・・・そうですか・・・
ナミさんから愛の告白をされるかと期待してしまいました。」
「え・・・」
期待してたってことはサンジ君もあたしのことが好きってことなの?
「違う!!
なんでもなくないわ!!!」
心臓がおかしくなりそう。
でも・・・言わなきゃ!!
「信じられないと思うけど・・・////
・・・あたしサンジ君のことが好きなの!!!」
>>207の続き
「これ…血、ですか…?」
雷は驚いたようにいつもは半分閉じている目を見開く。
カタカタと体が震える。
やっぱり俺、近い内に死ぬのかな…
「おそさん、僕と出掛けませんか?」
「…?」
珍しく向こうから誘ってきたので首を傾げる。
「行きますか?」
慌てて頷く。
久々の外出だ!
その後雷は車イスを引きずりながら色々手続きをして外に出してくれた。
「今日は涼しくて気持ちいい天気ですね」
「…ん」
こくん、と頷く。
紙とペンを持ってくるのを忘れたのでこれくらいでしか
コミュニケーションが取れない。
「こっち行きます?」
こくん。
「綺麗ですね。」
こくん。
もっとマシな反応は無いのかと自分でも呆れるくらい
塩対応だ。
喋れないから仕方ないんだけどぉ…
「そうだ、本屋寄りません?」
「ん。」
何を買うのかと思いながら素直に従う。
「はい、これあげます。」
会計も済み、雷が持ってきたのは手話の本。
これで紙やペンが無くても話せるっていうことか。
その本を受け取って、パラパラとページを捲って『ありがとう』の表し方を探す。
あった…
本に書かれていることを見よう見まねで実行する。
「…!」
雷も手話を覚えているのか、何かを手話で伝え出す。
『どういたしまして。』
そうやると、やはり少し恥ずかしいのかプッと笑う。
うらさかがじゃれあうだけの小説(BL多分ない)
「よし、今日の収録終わった〜、っと。
ありがとうございましたー!」
歌ってみたの収録も終わり、コラボしてくれた天月にお礼を言う。
「こっちこそありがとね坂田ー!
あ、今度やりたい放題ツアーやるんだ〜、」
来てね、?みたいなオーラを放ちながら笑う。
…外道め。
「はいはい、時間空いたら行くよー」
適当に受け流して今日のところは帰ってもらった。
「んじゃお疲れ〜」
「んー、お疲れ〜。」
ばいばい、と手を振ってくるので振り返してやった。
「っふー、やぁっとあまちゅも帰って気楽だぞ〜!」
モフッ、とクッションやぬいぐるみが無造作に置かれたソファーにダイブする。
もふもふした感触が気持ちいい。
「暇ぁ〜…
……そだ!」
良いこと考えたぁ〜、と呟きながら
うらさんにもらったやまだぬきパペットを探す。
「あった!」
やまだぬきパペットを見つけると左手に装着してうらさんにテレビ電話を掛ける。
「もしもしうらた〜?」
超裏声でパペットを動かしながら言うと飲み物が溢れる音がした。
『ブフォッッ』
「あ、ウケた?」
『不意打ちとか効くからマジで…』
うらさんは未だツボっているのか時々笑い声を漏らしながら話を聞いてくれる。
しばらく話込んでから思い出したように本題を提示する。
「ここで本題、俺は今超絶暇です。」
『うんうん……ん?』
困惑しているうらさんは無視して話を続ける。
「だから今から俺の相手をしてもらいまーす!」
『…はぁ、』
【気力ゥ……(@益@)】
>>217の続きsideうらた
「んなわけで
今からうらさん家行くから用意しといてね?」
『え〜…めんどくさ…』
「良いから良いから!
んじゃー今からでるかんね!」
『はっ!?てめ、ざけん…』
ブツッ
切りやがった…
絶対来るよなぁ…
「めんどいけど…
このまま来てもらうのはアレかな…」
机の上には台本やペンが無造作に転がっている。
先程まで今回の役の練習をしていたのだ。
適当に台本や書類をまとめ、クリアファイルに入れたり本棚に
戻したりして片付けていく。
「ふぅっ、きれいになったかな?」
そう呟いて辺りを見回す。
うん、完璧。
そう思ったときインターホンが鳴った。
坂田が来たみたいだ。
「おっじゃましまーすっ!
お菓子とか持って来たでうらさんっ!」
俺が出迎える前に勝手に上がってくる坂田。
「お前、出迎える前に上がってくんなよ…」
「でもうらさん嬉しそう〜」
「うっさいバーカ。
ゲームする?」
「やるー!」
成人した大人でも、この可愛さを見るとあぁ、末っ子だなぁと思う。
…身長差は気になるけど。
「うらさん今何の役してるの〜?」
「んとね、五反田ココロの役。」
マリオカートをしながら答えてやる。
坂田はへぇーっ、と言いながらトゲ甲羅を投げつけてくる。
「あ”ーっ!ナチュラルに青亀投げんなよ!」
おかげで4位まで下がった。
くそ、見てろ…
「くらえっ」
「甘いな!そうはいかん!」
「何っ!」
赤甲羅を投げつけても緑で防御される。
運強すぎだろ…
そう思いながらスピードで坂田を追い抜く。
「うらさん速っ!!」
「格が違うんだよバーカw」
うぬぬ、と唸る坂田は無視してポテチを一つ食べた。
ちらりと坂田を見ると少しうつらうつらとしている。
「何や、眠いんなら無理して遊ばなくても…」
「…や、うらさんと遊ぶ。」
「途中で寝られても困るし寝ろ。」
半強制的に毛布を掛けて眠らせてやる。
最後まで駄々こねてたけど結局ぐっすり眠った。
俺は正面に座って坂田の頬を撫でる。
「おやすみ坂田」
*fin*
短編、歌い手(浦島坂田船)
【うらたんを泣かせて、
天然な志麻くんが書きたかっただけの小説
(無駄に長い)】
sideうらた
「うっ…ヒクッ…」
電気を全て消し、布団を被って踞って泣く。
別に、悲しいことがあった訳でも、
腹が立った訳でもない。
けど、何となく、今泣きたかった。
しゃくりあげて、汚い嗚咽を吐き出しながらぼろぼろと涙を溢す。
…明日の仕事で、声枯れてたらどうしよう…
そんな不安も頭をよぎった。
ひたすら泣いていると、ブブッ、とスマホが音を鳴らして
震える。
何やこんなときに…と思いながら画面を開くと、
みんなからたくさんメッセージが送られてきていた。
内容は、2つほど風邪引いた?とか心配のメッセージだったけど、
その他は全部今日約束してた打ち合わせのことだった。
…確か、始まるのって3時だったよな…?
そう思ってバッと時計をみる。
2:50。絶対間に合わない…
ここまで目元腫らすまで泣いて、打ち合わせに遅れるなんて…
「最悪だ…」
そう呟いてベッドに倒れ込む。
『うらさんはー?』
『寝とるの?』
『既読無視酷い(´;ω;`)』
そんなメッセージがポンポンと出てきた。
「あーもー…」
自分が悪いのは分かっているがついチッ、と舌打ちをしてしまう。
少しむしゃくしゃしながら
『ごめん、今日遅れる!』
と、いつも通りを装ってメッセージを送った。
そのメッセージにはすぐに既読が付き、ポンポンとまたさっきのように
メッセージが送られてくる。
『何かあったのー?』
『電車遅延か?ww』
『舞っとるよー!』
坂田が誤字ってるのは置いといて…
さっさと支度しないと、迷惑を掛けてしまう。
でも…その前に…
俺は階段をかけ降りて洗面台の鏡を見た。
瞼は腫れ、目も赤くなり、涙の跡が残っていた。
「ひっでぇ顔。」
自分で自分を嘲笑ってやる。
そんなので顔が治る訳でもないけど。
とりあえず目元を少し冷やして、
顔を洗うとまだマシになった。
「うん、さっきよりはマシやな。
よっし、行こっと!」
どうせ遅れたお詫びに何か奢れ!とか言われそうだし、
財布、スマホなど必要な物を小さいカバンに詰め込んで鍵を掛けて家から飛び出した。
。*。*。*。*。*。
「おっせーようらさん!心配したやんかぁー!」
集合場所に着くなり坂田が抱きついてくる。
俺ははいはい、と言いながら撫でてやった。
そんな様子をしませんがにやにやと見てきた。
その顔がすごく腹が立つ。
「よーっし!うらたん遅れたし飲み物おごってーや!」
「言うと思った…」
一回溜め息を付き、良いよ、と言えば年下組はよっしゃー!とはしゃぐ。
志麻くんだけ俺の顔をジーッと見ていた。
「…?何?志麻くん。」
もしやさっきまで泣いてたのばれたか…?
やっぱりただの応急処置だけじゃ駄目か、と
思いながらも誤魔化すように笑う。
「えー?いや、何か目赤いな〜って。」
勘が鋭い!
少しパニックになりながらも声優業で鍛えた演技力を使って誤魔化す。
「えー?なんやろ。
花粉症かなー。
目薬さしときゃよかったかなー。」
「泣いてたんやろ?
そんな無理せんで良いって。」
志麻くんは歩きながらサラッとそんな事を言う。
やっぱり志麻くんには敵わない。
「ちぇー、ばれた。
何で分かったん?」
「演技してるときの声になってるし、
うらたん花粉アレルギー無いし、
花粉症だけじゃ返信遅れない。
あと、今花粉飛ぶ時期じゃない。」
「うぐっ…鋭い…」
「泣くときもさ、俺のとこで泣いて良いよ?」
「…へ?」
志麻くんのいきなりの発言に間抜けな声を出してしまう。
数秒うつむいている内に、だんだん顔に熱が溜まっていくのが分かった。
「は、はぁっ!?
おまっ、何言って…ん…だ、ょ……」
だんだん声が小さくなっていく。
ぷしゅーーっ、と漫画みたいに湯気が出そうだ。
それくらい熱くなっていた。
一方の志麻くんは、キョトン、とした顔でこちらを見ている。
…天然が!
【学園パロ】
浦島坂田船、AffterTheRain、天月、伊東歌詞太郎が出てきます*
sideうらた
「うらさ〜んっ!」
いつもの元気いっぱいの坂田の声が廊下に響く。
周りを歩いていた生徒たちは驚いて俺を凝視。
うぅ、慣れない…。
「坂田、せめて二人の時にでかい声で呼べよ…」
「えっへへ、ごめんねうらさん!
あのさ、これ入ろ?」
反省感0にそう言って出したのは軽音部のチラシ。
まだ部活に入っていない俺にはちょっと魅力的なものだ。
「面白そうやろ?
僕こう見えてギター弾けるんやで!」
ふふん、と自慢気に胸を張る坂田。
はいはい、と適当に流しながらチラシを見つめる。
ライブをしたり、結構本格的で部活というより、バンドみたいだ。
…メンバーが書いてある。
部長は、3年の志麻先輩、副部長は同じく3年のセンラ先輩…
あれ?これで終わり?
何度見返しても総部員は二名。
壊滅状態だ。
「まじか…」
「よーっし、そうと決まれば部室に特急や〜!」
坂田は何も考えず突っ走っていく。
ぶつかった先生に怒られていた。
やっぱりアホだな、あいつ。
*。*。*。
「着いた〜!」
坂田はそう言うなりコンコンッと部室の扉を叩く。
「はい何でしょう〜?」
数秒して出てきたのは派手な金髪をした柔らかな印象の青年。
背が自分よりかなり高いので見上げるような感じになる。
「俺ら二人入部希望です!」
「…です」
金髪の青年は目を丸くしていた、が、部室に戻るともう一人の部員を呼んだ。
「入部希望!?まじで!?」
出てきたもう一人の部員は、紫色の髪とホクロが印象的な同じくらいの
身長の先輩だ。
「はい!僕は坂田です!ギターが弾けます!」
「俺はうらたです、キーボードなら弾けます」
紫色の先輩は俺らを凝視した。
そして満面の笑みで言った。
「合格〜!入っていいよ!」
金髪の先輩も微笑んでいる。
「合格おめでと、ようこそ軽音部へ。
僕はセンラです。
ドラムやってるよ。副部長やよ。」
「俺は志麻。
ベースをやってる。
この身長でも部長で先輩だからな!よろしく。」
「よろしくお願いします!」
俺と坂田は先輩二人に頭を下げた。
「いや〜、足りない楽器が一気に揃うなんて思ってなかったよ〜」
「ほんとほんと。
この部活、明日までに集まらんかったら廃部やったもんなぁ。」
「来てくれて良かったよ〜、ありがとう坂田、うらた!」
【学パロ】
第2話
「あのー…何でこんなに部員が少ないんですか?」
ちょっとした興味で聞いてみた。
志麻先輩は眉を寄せる。
「前の部長が卒業しちゃって、そのショックでさ。」
「部長…?」
卒業で部員に衝撃を与えるほどの才能を持っていたのか?
それとも、部員は全員女子でとんでもないイケメンだったとか?
「伊東歌詞太郎って名前で、俺らは歌詞先輩とか呼んで慕ってたんだよ。
その時は活気もあって最高に楽しい部活だった。
でも、卒業して部員たちがショックを受けてね。」
思い返せば少し辛いのかはぁ、とため息を漏らす志麻先輩。
センラ先輩もため息をついた。
「それで廃部寸前まで減ったんやよ。
参ったもんや…」
「そんな大変なんですね…
よっし!俺がこの部活盛り上げます!」
「坂田ぁ!?」
何を言い出すかと思えば…
確かにギターのソロとかはカッコいいかもだけど…。
「ほんま?助かるわぁ、さかたんのお陰で部員もちょっとは増えそうやね。」
志麻先輩は後付けするようにちょっとは、ね。と繰り返した。
「んじゃー、堅苦しさなしに敬語外してあだ名で呼び合お?
そしたら楽しいかも!」
「坂田にしてはいいんじゃねぇの?」
これには俺も賛成だ。
二人にぴったりのあだ名を思い付いたところだったのだ。
「志麻先輩はまーしぃ、センラ先輩はセンラマン!
どや?えぇやろ〜?」
坂田はわくわくと感想を求めてくる。
二人は何となくしっくりきたのか
良いじゃん良いじゃんと喜んでくれていた。
「えぇね、まーしぃとセンラマン!
おもろいなぁ坂田は〜♪」
センラは坂田の髪をぐしゃぐしゃにするように撫でた。
坂田は嫌がってたけど何か嬉しそうだ。
羨ましい…
「よーし、二人の楽器買いに行こかっ!」
まーしぃが背伸びしながら軽いノリで言う。
「楽器は俺らの小遣いじゃ買えないっすよ?
俺今1500円しか持ってない〜…」
「おーけーおーけー足りる足りる♪」
1500円で買える楽器屋!?
んなもんあんのかよ!?
「この学校の卒業生がやってるんだよね〜」
「そうそう。
二人の同年代の子も居るし。」
俺も坂田も頭に?を浮かべながら取り敢えず付いていくことにした。
*。*。*。
「着いたで〜」
言われるがまま着いたのは普通の楽器店。
こんなところで本当に俺の小遣いで買える楽器があるのか?
「こんちわ〜」
「あっ、いらっしゃい志麻くん〜久しぶり〜!」
店内に入ると、店内BGMのジャズと共に、元気な明るい声が聞こえた。
「久しぶりっす、歌詞先輩」
「やだなぁ〜、もう卒業したんだしさ、
先輩呼びは良いよ。
…その赤髪と茶髪の子は?」
歌詞先輩?
あの卒業したせいで部員がショックを受けたという伝説(?)を作ったあの…?
「いらっしゃいませ〜」
店のカウンターの奥からもう一人の少年が出てきた。
茶色い髪とぱっちりした目が印象的だ。
坂田はあの少年の声にぴくっと反応した。
「天ちゅ?
天ちゅだよね?俺!坂田!さかたんだよぉ!覚えてる?」
天ちゅと呼ばれた少年は首をこてん、と傾げる。
そして考えポーズで数秒硬直。
ピンっと思い付いたように顔をあげればパァッと効果音が付きそうなくらいの笑顔を見せた。
「小学、中学で同じだったさかたん!久しぶりいぃ!」
「思い出すの遅いー!けど久しぶりー!」
ひしっと感動の(?)再会に喜びながら抱き合う二人。
何か…
羨ましいなぁ……
前の小説はお蔵入りして、新しいのを出します。
223:百鬼夜行@坂田家◆SCMqAQnLxM 僕が…ゲーム病? ッヘーイ(煽り):2017/11/14(火) 18:45 ID:GGw
>>214の続き
sideルカ
…手、繋いじゃった。
ミクの手、少し冷たい…
緊張してるのかな?
それでも何でもない振りをした。
「続いては今大人気の新人アイドル、M*Rのお二人です!どうぞ!」
MCのMAYUちゃんが言い終わると同時にステージに上がる。
ミクと背中合わせに立ち、イントロを待った。
ワールズエンドダンスホールのイントロが流れ出した。
その曲に合わせてクルッとターンしたり、
ステップを踏んだり。
ミクがマイクに口を近付けて綺麗な透き通った声で歌い出す。
その声に合わせるように私も歌った。
「♪ホップステップで踊ろうか、世界の、隅っこで1、2!」
サビに入ると会場は一層盛り上がった。
そして曲も終わり、会場に集まってくれたファンのみんなに
手を振ったり、礼をしたり。
最後まで手を振りながら楽屋に戻っていった。
「ルカ、お疲れ様〜!」
「ミクも、お疲れ様。
ミス無かったじゃん、よかった〜♪」
茶化すように撫でてやる。
…今は楽屋に二人きり。
マネージャーさんも居ないことを充分に確認する。
「…あのっ、ミク、大事な話があって…」
いざ告白となると恥ずかしいものだ。
顔に熱が溜まっていく。
次の言葉が喉の奥からなかなか出てこない。
「わ、私っ…ミクのことがっ…」
sideミク
突然ルカが真剣な顔になる。
もしかして、アイドル活動のことかな…
それとも、告白…?
告白、という言葉が頭をよぎった瞬間、顔が赤くなったような気がした。
sideルカ
ミクの顔が赤くなってる…。
これはチャンス?
「私っ、ミクのことが会ったときから好きでした!
そっ、その…付き合ってくださいっ!」
お願いと、今の顔を見せたくないので頭を下げた。
ミクは驚いたような、嬉しそうな、
曖昧な表情を浮かべている。
「…私も、ルカのこと…
…す、好き…です。
こんな私で良ければ、お願いしますっ…」
ミクはたどたどしくも言葉を紡ぐ。
…つまり、これは喜んでも良いのだろうか?
「そ、それ本当…?」
「っ、当たり前だよっ」
嬉しさで涙が溢れた。
何とか声を出す。
「よろしくお願いしますっ…」
【学パロ】 第3話
side志麻
「その赤髪と茶髪の子は?」
「この二人はうらたと坂田。
新入部員です。」
歌詞先輩に聞かれ、すらすらと答えていく。
一方の坂田は天月とじゃれていた。
もう打ち解けたのか?
さすがムードメーカーだ。
…向こうでうらたがいじけてる。
本当に仲良いよな、あの二人。
「天月くんと同い年かぁ、天月くん嬉しそうだねぇ、
幼馴染みみたい。」
「僕とさかたんは幼馴染みですよ店長!」
まさかの、だ。
そりゃあそこまで仲が良いわけだ。
…あ、ただの雑談会になってる。
「歌詞先輩、ギターとキーボード、あの二人にピッタリなやついっちょお願いしまっす!」
「了解!」
そう言うと先輩はカウンターの奥へ入っていった。
…センラがぶつぶつ言ってる。
ドラムのスティックを選んでいるようだ。
「何か違うんやよねぇ…
もう少し固くて握りやすいの〜…」
相変わらず、ドラム愛は冷めていないようだ。
センラは入部当時からドラムと相性が良かった。
もしかしたら、吹奏楽部などでパーカッションをしていたのかな?
中学はバラバラだったからわからない。
「まーしぃ、このスティックめちゃめちゃえぇやつなんやけど…」
そう言ってセンラが取り出したのは薔薇の木のスティック。
流石にこれを値引いてもらうのは気が引ける。
「これでマイドラム叩きたいなぁ、
これで演奏したらえぇライブになりそうやわぁ〜…」
「…はぁ、良いよ。」
やっぱりビシッと叱れない…
いや、スティックを選ぶのは自由だけど
薔薇の木ってめちゃくちゃ高いよ!?
流石に値引いてもらえないだろうし!
そうモンモン考えているうちにギターとキーボードの用意が出来たようだ。
「うらたー、坂田ー、用意出来たってよ!」
二人はとててっ、とカウンターに向かった。
side坂田
まーしぃに呼ばれ、早速歌詞先輩?の元へ向かう。
カウンターの上には綺麗な赤のギターと、緑のキーボードが並んでいる。
「かっけえぇ!」
目をきらきらっと輝かせる。
赤は俺の一番好きな色だ。
「どーよ?カッコいいだろ?」
「先輩すげぇぇ!」
「何で俺らの好きな色分かるんですか?」
「勘!」
「かっけぇぇ!」
ひたすらカッコいい。
ギターも、キーボードも、先輩も。
…?勘ってカッコいいのか?
「そー言えば、天ちゅは軽音部入らないの?」
「僕は今歌詞君に習ってるんだ〜!
良かったら坂田たちも遊びに来てね♪」
天ちゅは楽しそうに答えた。
歌詞先輩との練習、そんなに楽しいのか〜!
行ってみよ。
ワンプリ小説
「にのとドレシ組とドレッシングパフェ 夢語り編」
「シオン先輩達!?にのはデッカイ夢を思い出したッスーー!」
にのがドレッシングパフェとドレシ組の皆に豪語して
「おーー!にのも遂にデケェ夢を」
「良かったなー!にの」
ウソップとチョッパーは。にのの言葉に感心して
「ふぅ〜ん、良かったねじゃん!」
「ドロシーッ・・・」
棒読みで感心の無いドロシーにレオナは冷や汗をかいて。
「あはは・・・」
「(心の声)前ににのは、シオン先輩やゾロ先輩に、シオン先輩の様な人になる夢を言ったっす!でも二人から」
(回想)
「そんな小さな夢で良いのか?」
「憧れの人の様になる夢 か。おめぇはそんなしょうもねぇ夢なのか? お前がどんな夢を持とうが勝手だけどよ。本当にお前はそれで良いのか?お前自身が歩む夢は何処にある?」
(回想終了)
「(心の声)二人の言葉を受け入れ、にのはかつて持っていたデカイ夢をバックから取り戻すと決めたッス!」
にのは心の中で呟き。
「ふん!お前もそれで成長できる夢を見つけたんなら。それで良いだろ!で、その夢ってのは何だ?」
「私も即聞こう!」
酒を飲みながらゾロ、大福を食べながらシオン二人はにのに問いて
「はいッス!ゾロ先輩!シオン先輩!にのは困った人を助けるアイドルになるッス!それで、にのはゆいとチームを組む事にしたッス!」
「おお!それは良かったなにの」
「頑張れよ!にの。俺達ドレシ組は、お前の事応援してるぜ」
お好み焼きを頬張りながら、にのを応援するウソップとチョッパー
「ああ、ボクも先輩として応援してやるよ!」
「頑張ってね!にの」
上から目線っぽい感じでありながら、心の中では応援しているドロシー、にこっと笑顔で応援するレオナ
「ウソップ先輩にチョッパー先輩も、ドロシー先輩もレオナ先輩もあたした!」
元気よくニッとお礼を言って
「愚行移山!その夢を目指して一直線だ!にの」
「影ながら応援してるぜ!」
「はい!ありがとうッス!」
にのは嬉しそうに。頑張れにの!
終わり
「竹取物語」
プロローグ
竹取物語とは今から約千百年前の平安時代に書かれ、現代に至るまで長く読み継がれてきた日本で最も古いと言われている物語です。
当時の人々の姿や思いを想像し竹取物語の世界を楽しみましょう。
1
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。
野山に混じりて竹を取りつつ、よろづのことにつかひけり。
名をば、さぬきの造となむいひける。
その竹の中に、元ひかる竹なん一筋ありける。
あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光たり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしゅうていたり。
翁は、「きっと自分の子になる方だ。」と喜んで、手の中に入れて家に帰り、あまりに小さいので籠に入れ、媼とともに育てた。
さて、ふたりがこの子を育て始めてから、翁は、黄金の入った竹を度々見つけるようになり、たちまち豊かになった。
この子はすくすくと成長し三月ばかりで一人前の娘になった。
輝くばかりの美しさで、家の中は光に満ち、翁は、この子を見ると、気分が悪く苦しいことも吹き飛んでしまうのだった。やがてかぐや姫と名付けられる。
【学パロ】 第4話
sideうらた
楽器を買った翌日の朝。
いつも通り学校へ行く支度を怠いと感じながら済ませて、挨拶をして家から出る。
不意にヒュッ、と冷たい風が茶色の髪を揺らした。
今日はいつもより寒い…
そう思いながらついたため息は白く、少し宙を舞ったあとふわりと空中に消えた。
坂田を待っているのさえ怠い。
さっさと行ってしまおう、そう思って踵を返した瞬間ものすごい足音が聞こえる。
この慌ただしさは…坂田か。
「待ってよぉうらさんー!」
「おせぇよバカ。」
「第一声がそれ!?」
あ、坂田が三文字熟語使ってる。
明日は雹かな。
「んじゃ行こかー!」
「はいはい」
ほんと坂田は不思議な奴だ。
さっきまで怠かったのに、怠さが無くなった…ような気がする。
初めて会ったときもこんな感じだったっけ…。
瞑想に耽っていると坂田に呼び戻された。
「うらさん?大丈夫?」
「おう、ちょっと考え事。」
「ライブ楽しみやね!」
坂田は眩しいほどにキラキラとした屈託のない笑顔を見せた。
そうか、もうすぐライブだ。
俺も、密かに楽しみにしているんだ。
「ん、そーだな。
…ミスんなよ〜?」
「うぐっ、うらさんこそ〜」
俺はミスりません〜、なんて茶化す様に言えば悔しそうにうぅ〜…とうめく坂田は本当に子供っぽい。
天月とじゃれてたときも小学生か、と思うくらい子供っぽかった。
………身長差が大きいとか気にすんな。
談笑しているうちに学校に着き、教室へ上がっていく。
と、靴箱で靴を履き替えているとき一年らしき白髪の少年と、
俺や坂田と同い年のそらるさんが立っていた。
「うぉっ、びびった。
そらるさんおはよ。
…そっちの子は?」
「入部希望」
俺の質問には答えず眠そうな声でそう答えるそらるさん。
そらるさんが軽音部…?
全く想像がつかない。
そう考えていると坂田が話に割り込んできた。
「入部?センラマンもまーしぃも喜ぶね!」
またさっきのように屈託のない明るい笑顔を見せた。
「こいつも。」
そう言って指差したのは白髪の少年。
どこかで見たことあるような…?
「まふまふです!
本名じゃないけど…
よくそう呼ばれてるのでそう呼んでくださいね!」
まふまふと名乗った少年もまた坂田のような人懐っこい可愛い笑顔を見せる。
俺もこの二人のように笑えればな、なんて思った。
「へぇ、入部希望が二人も?
嬉しいねー♪」
「僕らが卒業しても平気やね。」
放課後、部室で3年二人に紹介すると嬉しそうにセンラマンは少しばかり悲しそうに言った。
そうか、卒業か…
この二人がこの高校から出るのはやっぱり寂しい、かな。
>>228
脱字
まーしぃは嬉しそうに、センラは少しばかり悲しそうに言った
いじめ小説
〜涙の選択肢〜
プロローグ
私は自分の選択肢を間違えたことはないと思ってる。
でもあの時の私の選択はクラスのみんなを敵に回すことになる。
第1話「花夢中学校入学式前日」
私は高田優美♪
明日から新中学一年生になる!
「楽しみだな〜」
そんな事を思っていると「ピロン」
スマホのLINEの着信音が鳴る。
そしてLINEを開くと親友の花奈から1件。
★花奈★
「あした入学式楽しみだねー!」2:25
「そーだね!制服も可愛いしめっちゃ楽しみー!」2:27(既読)
「ねー!明日さあそこのファミマで待ち合わせない?」2:28
「りょーかい★」2:30(既読)
こうして花奈とのLINEを終えると私は中学校の制服を見つめた。
ちなみに花夢中学校とはお嬢様学校でみんな頭がいいと有名な所で誰もが憧れる学校なのだ。
その学校に私が入りたいと言うと両親はすんなりOKしてくれた。
でもそんな学校でも私は心配事があった。
それは「いじめ」
テレビなどでよく女子高でいじめがあると聞くのでちょっと不安なのだ。
でも平気だよね、親友もいるし!
何よりあんな有名な学校にイジメなんてあるわけないもんね。
私はそう信じた。
ワンプリ小説
「らぁらのプリズムバースデー!?」
「ゴムゴムのーーーー・・・プリズムブレス」
Kフォース状態のルフィが、ゴムゴムの風船で空気を吸い込み膨らんで、そしてラブリーの光の粒を混ぜたブレスを吹いて、
夜空に広がせて、happybirthday Laala というメッセージになり
「わぁぁ・・・キレイ!ありがとうルフィ」
夜空のメッセージを見て、目をキラキラさせて、ルフィにお礼を言い
「にっしっし!まぁな。これ、誕生日ケーキだ!」
サンジから贈って貰った誕生日ケーキ!飾りはルフィがやった。
「うわぁぁ!美味しそう!それじゃあ。 ふぅぅぅぅ」
らぁらはケーキを見て、そしてふぅぅと息を吹いてろうそくの火を消して
「いただきます。・・・・美味しい」
らぁらはケーキを口に運び、とびっきりの笑顔ど美味しいと好評して。
「そうか。俺も食いてえなぁ」
「うん!ルフィも食べよう」
ケーキを一切れのせた皿を、ルフィに渡して。
「おー、ありがとうらぁら」
ルフィはケーキを貰い、一口でバクッと食べて
「うっめぇぇぇ!」
ニコニコッと喜んで食べて
「うん!良かった。」
「これ、誕生日プレゼントだ!」
プレゼントにリボンとダウンコートを渡して
「うわぁぁ!ありがとう。大事にするね。」
らぁらは嬉しそうに受け取り、空の光はたくさん広がり、キラキラになった。
「本当にキレイ・・・・。本当にありがとう!ルフィ」
「なーんて事ねぇよ」
二人は楽しい誕生日を過ごした。星空の下で
終わり
【学パロ】
第5話 side坂田
今日は二人の新しい部員が来た!
まふと、そらるさん。
そらるさんは同い年だけど、大人っぽいからついさん付けで呼んでしまう。
それと、驚くことにまふは大抵の楽器は扱えるらしい!!
ギター、ベース、ドラム、キーボード…
歌だって上手いと評判だ。
作詞作曲もフレーズが浮かべば、ぱぱっとできちゃう天才!
うらやましい!
「まふ〜、入部してすぐで悪いんだけど、作詞作曲お願いできる…?」
「はい!大丈夫です!」
部長からの依頼とか初めて見た…!!
それくらい才能があるってことだよな~…いいな~…
そんなことを考えながらまふを眺めていると後ろから頭を小突かれる。
「さーかた、何ボーッとしてんだよ。
チューニングしてる途中だろ?」
「わーりぃうらさん!
ちょっと考え事~」
そうやって誤魔化せばうらさんはお前も考え事すんのな、と驚いた顔をする。
どんだけアホだと思ってんだ〜!
と、さっきの仕返しに小突いてやった。
「そこ遊んどらんとちゃんとやりぃよ…」
センラはそんな俺らを苦笑しながら見ていた。
そらるさんにドラムを教えているようだ。
その姿を見てようやくチューニングに取り掛かった。
…が。
「…あれ~~?
可笑しいな~…」
非常事態。
ピック忘れた……。
緑のクローバーが描かれた、丁度いいサイズのピック。
あれが一番弾きやすくてお気に入りなのにぃ……。
「まーしぃ、ピック忘れたから取ってくる!!」
「お、おう…?」
部室を飛び出して廊下を突っ走った。
先生の怒号は聞こえないフリして、階段をかけ上がる。
「教室だと思うんやけどな〜」
独り言を呟きながら教室の扉を開ける。
自分の机の中に隠してるピック入れを出して探ると、何かがキラッと光った。
「?何だこれ?」