あの後に続いた言葉を、何故だか思い出せない。
小w三年生の春、私は東京の小w校に転入した。
「えー。全校朝会でも言ってた通り、このクラスに新しい仲間が増える。九州の田舎からやって来たそうだ。不安な事も多いだろうから、みんな仲良くやれよ。」
気だるげなこの若い男教師が、担任になるらしい。
wはーい』
クラスには児童はざっと数えて三十人は居るのに、返事は数人からしか聞こえてこなかった。
ああ、帰りたい。
いや、もう私の家はここにあるんだから、戻りたいが正しいのか。
そんな事どうでもいいや。とりあえず私が生まれ育ったあの町に戻りたい……。
着々と進んでいく一時間目が終わるのがとてつもなく怖かった。もし誰も話しかけてこなかったら?そう思うととても恐ろしくて、誰の顔を見る事が出来なかった。
東京の空気って、何か胸焼けするなあ。
端っこの列で良かった。窓の方を見ても、誰とも目が合うことはない。
時間は残酷にも、いつも通り進んでいった。
キーンコーンカーンコーン。
あ。東京でもこの音なんだ。完全に同じ音ではないけど、同じ音だから安心した。何言ってんだか。
一時間が終わる。号令。
登場人物紹介
男 16歳 DQN.
ギャル 16歳 男と同じDQN。 男とは彼氏。
眼鏡 真面目なw生。
他 モブなどなど...
荒らし、なりすまし×
男「なんかさぁ、なんかもっと過激なことしたくね?」
ギャル「えーそうかなぁ?」
男「なんかもっと、戦争とかさ」
ギャル「じゃあw校で戦争でも起こせば?」
男「でもどうやって戦争に参加させんだよ?」
ギャル「アチシが買収しとくからぁ」
男「買収!?」
男「(ギャルってそんなに金持ってたっけ?)」
数日後
ギャル「男ー!全w年買収してきたよー!」
男「おー...」
男「んじゃ軍振り分けるわ」
カワサキ軍
ニシバ軍
男「よーしできたぞ!」
男「ほんじゃ、第一次w生戦争を始める!」
ギャル「おー!」
男「武器は...チョークと...百均に売ってたエアガンでいいか。」
ギャル「アチシわぁー、回復道具持ってく!」
ギャル「あと爆薬入りスクイーズもぉ、」
男「急に本格的になったな...」
眼鏡「わたくしは勉強が得意ですので、鉛筆、消しゴムを持っていきます。」
ーー主な登場人物ーー
真美(まみ)
明里(あかり)
紗智(さち)
ウサギ
プロローグ>>2
第1話〜>>3
「いってきます‼」
「真美!新しいw校なんだから、忘れ物したら恥かくわよー‼」
「なにそれ〜w」
今日から、新しいw校だ。
真美は、前のw校の子と、泣きながら別れた。
でも、今は違う気持ちだ。
新しい友達を作っていかないといけないのだ。
「転校生を紹介する。」
先生に招かれ、教室に入った。
「木村 真美です!これからよろしくお願いします‼ 」
パチパチ。
良かった。受け入れてくれた‼
ー中間休みー
「あなた、お母さんが、政治家なんですって?」
いきなり話しかけてきたのは、クラスのリーダーグループのような5人組だった。
「は、はい。」
「あらそうなの。私は明里。こっちはウサギ。」
「えっ?ウサギ?」
「ふふん‼明里が示されたのさ!私が初めてなんだぞ‼」
ウサギが自慢気に言った。
「耳みたいでしょう?髪が。」
「ほんっと。あっ。私は花。」
「私は伊美夏!」
花と、伊美夏っと。
「私は…紗智。」
最後の紗智だけ元気がなかった。
「ええと、真美だったかしら?」
「は、はい‼」
「真美、あなた私達のグループに入らない?」
wえっ⁉』
クラスのみんなが叫んだ。
明里はそれをにらみながら、私に言った。
「というか、ぜひ入ってくれるかしら?」
「いいの⁉私、お母さんが政治家なだけで、私は特に…」
「そー言えば、真美のお父さんって、小説家だよね?」
知っていたのか、伊美夏が言う。
「あら、そう?」
「うん。w若桜の下で』とか。」
すると、明里が自分の席に戻って、本を持ってきた。
「まさか、いたやいさん⁉私、よく読むの‼」
明里が持ってきたのは、w若桜の下で』だった。
「もう入ること決定よ‼」
明里は興奮しながら言った。
私が魔法少女になったのは街の平和を守るw平和部』に入ったから。
今日も元気に魔法少女をやっていきます。
注意
1.これはもはや小説じゃありません
2.荒らしやなりすましは禁止
3.勝手にストーリーをいじらないでください
4.関係ないものを出さないでください
5.これらを守れない人は削除依頼を出します
w生「はぁ...」
w生2「どうした?」
w生「最近つまんなくなってきた...」
w生2「それな」
w生「てかもう裏山に穴でも掘って家出しようぜ」
w生2「いいねー!」
w生2「てか所持金は何円ある?」
w生「6万円」
w生2「ふぁい!?」
w生2「何だその大金!?」
w生「貯めた」
w生「それじゃ放課後」
w生2「お、おう」
放課後
w生「遅いぞ」
(これからはw生2はw生Bになります)
w生B「すまんすまん、行こうぜ」
僕は忘れられちゃうんだ。
4: 紗弥香:2019/04/06(土) 10:11 「おっはよー!」
元気に私は挨拶をした。
「美春おはよ」「おはよー」
瑠奈と恵令華に返される。
「ゆかりんは?」「日直だってさ」
瑠奈と恵令華とゆかりんと私、美春の仲良し4人組。
高校に入ってすぐに声をかけてもらってから話すようになった。
カラオケに行ったり、お出かけしたり…私の高校生活は充実している。
「今日放課後カラオケ大会する!クラス全員で!」
中心組の男子、一輝君が大声で言う。
「クラス全員でって…カラオケそんなに人入らなくない?」「ちげえよ。澪の別荘」「「「あー」」」
岩城澪君はお金持ちで広い別荘がいくつもある。
「1番近い別荘でカラオケ大会!どう?」
「い…一輝ぃ…僕いいよって言ってない…」
「えっダメなの!?」
「いいかどうかはわからない…」
「んじゃ、無理でもみんなで遊ぼうぜ。“秘密基地”集合な」
「美春、恵令華、紫、行く?」「「行くー」」
「今北産業だから状況がわからない」
「カラオケ大会が……」「行く」
「瑠奈は?」「ん?行くよ」
「うちのクラスって何人いるっけ?」
何人…だろ?
確か37人?あれ?
「37人…じゃない?」「え?38人だよ」
「え?でも…」
変に思った私は名簿を見てみる。
誰?“堂島普”って誰?
「ねえ、堂島って誰だっけ…?」
「あー、あの影の薄い本読んでる人!」
「そりゃ忘れるよねえ」
瑠奈とゆかりんが言う。
彼のこと…見たこともない。私の記憶力のせいかな?
〈柚木さんお願い。もう話しかけてこないで〉
〈君のこと、友達なんて思いたくないんだ〉
〈いいよ。どうせ忘れちゃうから、教えるよ〉
〈僕は忘れられちゃうんだ。〉
「_る…みはるっ!」
いつのまにか寝てしまっていた。いや、寝た…というか…?なんだ?あの夢は。懐かしいような。けど…
「あれっ!?」「どしたの美春」
「夢…夢の記憶!!さっきまであったのに急になくなっちゃった!?」
「あるあるーw」
どんな夢だったんだ?思い出そうとすると頭が痛くなる。考えなくていいや。そう思い3人とまた話す。
初めまして、柚莉愛(ゆりあ)ですっ!
ここで初めての小説書きたいのでどうか応援よろしくお願いします!
ちなみにお嬢様w校のいじめ物語です。
w校名は自分で考えたので変かもしれませんがどうかそこは温かい目で見てください。
ではどうかよろしくお願いします
【立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花】
w校‥
「あ!あれ佐藤夢来(さとうゆら)ちゃんじゃね!?やっぱめちゃ可愛いい!」
「え!やば!めちゃ可愛いんだけどおお!てゆーかこの前原宿で超人気雑誌の人にスカウトされたらしいよ!」
「まじ!?やっぱ夢来ちゃんはすごい!」
「それな!」
ふふ‥今日もみーんなが私にとってプラスな事を言ってくれる。
やっぱ可愛くいれば人生が楽しい。
可愛くないとしたら、人生の底辺にいるのと同じ。
みんなから相手にされず、無視をされ、いじめられる、それが底辺の人たち。
あ、自己紹介がおくれちゃった。
私は佐藤夢来(さとうゆら)13歳の中1。
私は東京にある超難関私立女子校「花夢w園」にかよっている。
ここには本当のお金持ちのお嬢様しか入れない。
私はその中でもトップな存在。
だって家は約6億円の超大豪邸に住んでるし両親は芸能界で人気だし私もモデルをしていてまさに勝ち組の人生。
***************キャスト***************
いじめられる側
・川上 奈緒(かわかみ なお)
普通のw校からお嬢様w園へ転校。
のちに罠にはめられ退wになる
・修倉 未南(しゅうくら みなん)
奈緒が転校後にできた最初の友達。
いじめによって自殺未遂に追い込まれる
いじめる側
・姫川 椿(ひめかわ つばき)
日本有数のお金持ちの一人娘。
未南の元大親友
・和田 萌奈(わだ もえな)
椿の親友。男子にモテモテ。
可愛くてお金持ちだが素行が悪い
・野村由香子(のむら ゆかこ)
姫川椿に忠誠を誓う家来のような存在。
父親は椿の会社の重役
挨拶が終わったあと。
先生から窓際の一番後ろ
の席に座れと言われた。
隣の席には、飛切りの美少女がいた。
びっくり!
まるでアイドルみたい!
うわぁー。かわいい。
この子と友達になりたいな。
そう思い。
ホームルームが終わるとすぐに
隣の席の美少女に話しかけた。
「川上奈緒です。よろしくね」
「あ、修倉未南です。よろしく」
急に話しかけられたからか
彼女は驚いた表情を見せた。
「このw校のこと何も知らないから
いろいろ教えてね」
私が、そう、お願いすると。
「うん、困ったことがあったら
何でも聞いて」
未南は、やさしくほほ笑んでくれた。
まるで天使のような笑顔だ。
かわいいだけでなく性格もいい感じ。
これは絶対、友達になるべきね。
「私のこと奈緒って呼んでね。
ねえ? 未南って呼んでもいい?」
「いいよ」
「あとで私のこと、友達に紹介してね」
「あ……。私ね、いま、一人ぼっちだから」
未南は、小さな声で
そう言って顔を伏せた。
「え……。友達いないの?」
「いたよ。親友がね。でもいろいろあってね」
尋ねられた未南は表情を曇らせた。
「そっか。それじゃあ。私達、友達にならない?」
「うん、いいよ、私なんかでよかったら」
「ありがとう、すごく嬉しいよ」
「こちらこそ。ありがとう」
未南に笑顔が戻ったのがうれしかった。
やったね。
すぐに友達ができた。
友達ができなかったらどうしよう
という不安から一気に解放され
清々(すがすが)しい気分で
新しいw校生活が始まった。
(2)
キーンコーン・カーンコーン
チャイムが鳴った。
それと同時に先生が来た。
一時限目は数wの授業だ。
先生は、いかにも数w教師って
感じがする中年の男性教師だった。
先生は出席を取ったあと
「問題出すから解いてみろ」と
いきなり黒板に問題を書き始めた。
いきなりかよ……。
「難しいが良く考えれば解けるはずだ。
お前らは選抜クラスなんだ。これくらいは
解けるようになっておけ」
そう、このクラスは二年生の成績上位者
だけを集めた選抜クラスなんだ。
私は転校する前のw校で成績トップだったから
このクラスに入ることができた。
て、今朝、校長先生が言っていた。
「解答時間は15分!」
と先生が言ったので
問題を解き始めた。
私は無言でシャーペンを走らす。
夢中になっていると15分なんて
あっという間だった。
「誰か解けたやついるか?」
先生の問いに反応する人はいなかった。
手をあげようかな?
私は恐る恐る手をあげた。
自信はないけど一応解けた。
「おっ。お前、たしか転校生だったな?
できたか? 前に出て答え書いてみろ」
「はい!」
前に出て、黒板にスラスラと解答を書く。
「できました」
「よし、正解だ」
即行、正解って言われた。
「よく勉強しているな」
先生に褒められた。嬉しい。
とてもいい気分で、席に戻ると
隣の席の未南と目が合った。
未南は嬉しそうに、ほほ笑んでくれた。
私も同じように笑い返した。
(3)
終了のチャイムが鳴る。
一時限目が終了して休憩時間になった。
さっそく、未南に話しかけようとした時。
「あなた、スーパールーキー川上奈緒でしょ?」
「はっ、はい」
不意に誰かから声をかけられ、慌てて返事をした。
「やっぱりそうだ。テレビで見たことある。
女子の高校バスケ界じゃ、ちょっとした有名人だよね」
「有名だなんて、そんなぁ……」
そうそう。そうなんだ。
私はスーパールーキーの異名を持ってる。有名人かな?
なんか、私のこと知ってる子がクラスにいた。
「私は柄谷央弥(からたに おうみ)。私たち友達にならない?
あっちに私の友達がいるから。あっちで一緒に話そうよ」
央弥ちゃんはショートカットでよくしゃべる活発そうな子だ。
うん。大歓迎だよ、私も友達になりたい。
「え! いいよ! 未南も一緒に行こう!」
未南に声をかけた。
「未南は来なくていいよ」
しかし、未南の返事を聞く間もなく
なぜか央弥ちゃんに拒否られた。
「なんで未南は来ちゃダメなの?」
「私、未南のこと嫌いだから」
「ええ? なんで?」
「その子いじめられてるから一緒にいない方がいいよ」
央弥ちゃんは小さな声でポツリと言った。
「はっ? いじめ? どういうこと?」
私が、そう聞き返すと
「チッ」
央弥ちゃんは急に険しい表情になり舌打ちをした。
あれ? 怒った? と思ったら……。
「はじめまして、川上さん」
私はその声に振り返る。
超美人でスタイル抜群な子に声をかけられた。
この子は誰だろう?
こんにちは。これまで私は、前作でいじめの話をちょいちょい入れてました。「オタク女が恋を知るまで…」や、「私は美人になれるのか…〜美人を目wして〜(後にwびじめざ』と記述)」など。
ですが、今回はいじめが主役です。そして、題名の通りいじめの舞台はw校です。
今、びじめざも書いてるのでそちらもどうぞ見て下さい。コメント待ってます☆
※「好きな人の、好きな人」は、ネタが思いつかずやめさせてもらいます。見ていた人達ごめんなさいm(--;m
ルール
・閲覧OK!
・感想やアトバイスどしどし書き込んで下さい!
・辛口や悪口はお断りで…
・なりすなしされたらアク禁だしますね(^▽^)
登場人物紹介
相沢永久(あいざわとわ)
主人公。明るく積極的で、クラスの中心的存在な人気者。とあるトラブルで、ターゲットにされてしまう…。
金井楓(かないかえで)
永久の親友。優しく控えめで、永久とは正反対の性格。小w生の時から永久とずっと同じクラス。
九条杏樹(くじょうあんじゅ)
クラスの女王様的な存在。男子の前でだけぶりっ子なので、一部の女子たちに反感を買っている。いじめっ子。何人か、杏樹の家来的な人達がいる。
↓杏樹の家来的な人達を、簡単に紹介しますね↓
・星野夏音(ほしのかのん)
・鈴木渚(すずきなぎさ)
・夢川林檎(ゆめかわりんご)
・戸川恵(とがわめぐみ)
私、相沢永久!楽しいこと大好きな中w一年生。
「おはよう、永久」
「あっ、楓ー!おはよーーーー!!!!」
この子は私の親友、金井楓。頭のいい、優等生。私も、楓の成績を見習わないとっ…て、思う時もあります↓↓↓正反対だけど、小w校もずっとクラスが同じで、仲良し。
楓とまた同じクラスになれたし、クラスの人達とも仲良しだし、ああ、恵まれてるんだなって、いつも思う。
毎日が楽しく、嫌なことなんてない。そう思ってた。
あの時までは…
西暦2035年。
急激な人口爆発により、食糧不足や資源の欠乏が問題となった未来の世界。
日本政府は資源を確保するべく、使えない人材を切り捨てるために"人類間引き計画"を強行。
テストで点数を稼がなければ上位には入れない。
そしてw年下位5名になれば"殺される"。
そんな残虐非道な政策の中、とある中wに一人の歴史ヲタクが転入する──。
>>02 登場人物
以前書いていたスレがありましたが、設定の見直しや構成の大幅な変更に伴って再度ゼロからやり直すことにしました。
よろしくお願いしますm(_ _)m
[国立王井w院中等部]
[3-δ(3年デルタ)]クラス…特定の科目のみ優秀な生徒を集めたクラス。
【虎威 康貴(とらい やすき)】♂ 15歳
何らかの目的を成し遂げるためにδクラスへ入ってきた転入生。
社会科が得意で、特に歴史が大好きな歴史バカだがその他の科目は壊滅的。
双子の兄がいたらしいが……。
日本刀を模したマーカーペンで解魔に挑む。
【伊賀 理零(いが りれい)】♀ 14歳
歴史のテストは常に最下位だが理科が得意な少女。
自分に自信がなく臆病で引っ込み思案。
武器は駒込ピペット型のクナイ。
【赤染 萌李(あかぞめ もえり)】♀ 15歳
京都のヤクザ、赤染組の首領の娘。
普段は京言葉で気さくに接するが、たまに口が悪くなることも。
国語、特に古典が得意だが理数系が苦手。
筆型の槍を武器とする。
【バンジョー・バターリン】♀ 14歳
オーストラリアから留w生としてやってきた少女。
英語はw年トップレベルだがまだ日本語に不自由があり、歴史や国語が不得意。
世界的に有名な企業の会長を父に持つ。
ホストファミリー先の家庭の子の影響で、ギャル語を話し、原宿系ファッションを好む。
羽根ペン型の武器を使用。
【礼門 晴人(れいもん はると)】♂ 15歳
元々Sクラスに在籍していたが、カンニングの疑いでδクラスに移籍した青年。
元Sクラスなため全科目優秀だが、特に数wを得意とする。
カンニングに陥れた犯人を探している。
冷静沈着でクール。
定規型の剣や分度器の盾で戦う。
【有久 律兎(ゆうく りつと)】♂ 35歳
3-δクラスの担任。以前は最高成績者が集まるSクラスの担任だったが、ある理由から2年間教壇を降りていた過去を持つ。
担当は数w。名前の由来はユークリッド(エウクレイデス)。
[3年Sクラス]王井w院内で成績優秀者を集めたクラス
【城戸 孝司(きど たかし)】♂ 14歳
OUIジャーナル(王井w院新聞部)で記者を務める。
成績良好なためSクラスに在籍しているが、Sクラスの雰囲気に馴染めずδクラスへ顔を出している。
広い人脈と情報収集能力から新聞部でも一目置かている。
現代社会が得意。
使用武器は単語帳を模した手裏剣。
【江猿 音楼(えさる ねろう)】♂ 15歳
王井w院生徒会長として君臨した男。
常に成績トップでw年一位に輝き、歴史のテストでは満点以外をとったことがない。
実家はかなりのセレブで、 康貴からは無駄遣いを疎まれている。
キザでナルシストだが、顔立ちは整っているという。
シャーペン型の剣を持って戦う。
【鳥飛 数我(とりひ すうが)】♂ 15歳
生徒会会計を務める男子。
数wが得意で、コンパスをモチーフにした武器で戦う。
城戸孝司とは入w当初からの親友。
口数が少なく表情も乏しく、友達は少ない。
【樋口 葉香(ひぐち ようか)】♀ 14歳
生徒会書記を務める少女。
国語、特に現代文を得意としており、万年筆型の槍を使用。
生徒会長に対する忠誠は異常な程で、生徒会長に心酔している。
[その他]
【徳上】
かつて康貴がバイトしていた歴史博物館の館長。
康貴を歴史ヲタクにした張本人。
【理事長 ???】
w院の理事長を務める。
普段表に出ることはなく、生徒や教師ですら対面したことがない謎多き人物。
【Prolog】
──怖い、怖い、怖い!
声帯を通して声になることはないけれど、少女の心は恐怖の声で埋め尽くされていた。
つい二日前まで少女にとってはただのクラスメートだった人達は、今や自身を狙うハイエナと化している。
「伊賀さん、歴史苦手だもんねぇ」
ねっとりと耳に絡みつくような女子生徒の声に畏怖を覚え、一歩、また一歩と後ずさる。
とん、ときwに教室の壁がぶつかった時、少女は絶望と諦めの入り混じった感情に飲み込まれた。
もう、逃げ道がない。
「私、何も出来ずに……終わっちゃうのかな……」
震える涙声で紡いだ言葉は、誰にも届かない。
「おい理零ぃー! まだ校内戦始まったばっかだろおぉぉ〜!」
と、少女は思っていた。