これは幻想郷が誕生する以前の物語…
何故この幻想郷が生まれたのか…
今に至るまでにどのような因縁や宿命があったのか…
博麗の巫女の真の役割とは…
異なる幻想郷の始まりの物語…
>>2 世界観とハウスルール
>>3 オリキャラのPF
その他雑談、進行相談について
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魔咲美「無理だ無理!匂いだけで強すぎるぞ!?どんな酒飲んでんだ!」
(鬼の酒、という言葉でまず人間が飲んでいいものなのかどうかも疑わしいと思いながら、そもそも酒の匂いが人間にとっては強すぎるということを主張する・・・・・
ただ単に相手が鬼の中でも特に飛び抜けて酒豪なだけで酒は普通なのか、それとも自分が弱すぎるのか、そもそも酒を飲んだことがないからわからず)
>>145
>>146
勇儀
「あっはっはっ!それに大丈夫だって、飲まず嫌いは悪いって言うだろ?」
勇儀は少し酒が入っているのもあり、少し強引に度数がかなりキツい鬼の酒を飲ませようとする。
魔咲美「ちょっ!?待てって!人の話を・・・・・んむぐっ!?」
(抵抗も空しく相手にされるがまま、鬼の酒を飲んでしまう・・・・・
人間が飲む酒とは桁違いの早さで魔咲美の顔が真っ赤になり始める・・・・・)
>>147
>>147
大人萃香
「おいおい、大丈夫なのか?それは鬼の酒だぞ?」
勇儀が上機嫌であるからか、人間の酒豪程度では香りを嗅ぐだけでも酔い潰れる程の度数の鬼の酒を、普通の鬼が飲むような勢いで飲ませている事に思わず萃香も心配してしまい、大丈夫なのかと問いかける。
魔咲美「ううぅ〜・・・・・ヒッグ・・・・・だいじょぉぶがらっでぇ〜?」
(顔を真っ赤にし、目は半開きの状態で萃香の問いかけに反応して視線を向けると、今まで以上に好戦的な雰囲気で相手を睨みつけ始める・・・・・
「鬼さんよぉ・・・・・この魔咲美様をなめでんのがぁああ!?」
と、萃香に顔を近づけ、煽り始める・・・・・)
>>149
>>150
覆面の鬼
「!!?」
華扇
「おぉ……随分と変わったな……」
大人萃香
「え!?あ!ま、まあ落ち着いて落ち着いて…?」
酒が入ると性格が変わると言うことはよく知ってはいたが、ここまで性格が変わるとは思わず、周囲の鬼達は呆気に取られ、萃香はあまりの豹変ぶりを前にたじたじと言った様子で魔咲美に対して落ち着くように言って宥めようとしてみる。
魔咲美「落ち着けだぁとぉ〜〜〜〜〜?ふざげんなぁっ!!!勝手に連れて来てえらぞうなごどいうんじゃれぇっ!!!」
(元々連れ去られたことは不満だったが、更にそこへ酒が、それも鬼が飲む強力過ぎるのが入ったことで、魔咲美の溜め込んでいた萃香への不満が爆発し、暴走する・・・・・
「ちょっど人間よりつえぇがらっで、調子のっでんじゃれぇぞぉぉぉごらぁぁあああっ!!!!!」
魔咲美は落ち着くどころか、より激しく怒りを顕にし始める・・・・・)
>>151
>>152
覆面の鬼
「……止めないのか?」
華扇
「いや…なんと言うか…止めにくいな。」
勇儀
「あっはっは!これは面白い事になったなぁ!!」
大人萃香
「いや、笑い事じゃないから!アンタも安心しなって、別に取って喰おうって訳じゃないんだ、用が済んだら元の家まで帰すって。」
萃香への不満が爆発して詰めよって来ている魔咲美に対して気圧された萃香は苦笑いしながら初代巫女を倒したら家にまで帰すとまで言う。
魔咲美「うるへぇ!!!!!まずはこの鎖を解いてもらおうかぁ・・・・・?」
ドガッ・・・・・!
(苦笑いして戸惑う萃香に詰め寄り蹴り飛ばすと、まずはこの拘束を解くように指示をする・・・・・
今の魔咲美には種族的に格上か格下かどうかも力関係も気にするようなことではない、ましてや自分を拘束する連中との話し合いなどに応じるつもりもなく、ある意味鬼よりも凶悪になっている・・・・・)
>>153
>>154
大人萃香
「………おい人間、あまり調子に乗るなよ?」
萃香は最初はたじろいでいたものの、魔咲美の蹴りを受けて少しよろめくと、何度も初代巫女に殴り飛ばされていた事を思い出し、酔いも覚めるほどの強烈な殺意と敵意を放ち睨み返す。
その放たれた殺意と敵意の塊はそれそのものが軽い衝撃と圧力を持っており、精神的な怯みだけでなく、身体的な干渉すら及ぼすレベルとなっている。
勇儀
「あ〜あ、流石に攻撃したのは不味かったねぇ…
人質なんだって事も忘れて暴れまわるかもしれないな。」
覆面の鬼
「……お前達は止めないのか?」
華扇
「嫌だよ、我らが大将の巻き添えだけは後免だね。」
キレ始めた萃香に対して、他の三鬼達は止める様子は無い。
何故なら、この四人の中でも萃香は最強格であり、一度キレた萃香を止めるとなると相応の被害やダメージを受けると言うことがわかっているからだ……
魔咲美「うっさああああぁあまぁぁぁぁああい!!!!!調子に乗るなだと!?連れ去られた側が抵抗するのは当たり前だろーがこのバカ鬼が!!!!!勝手に連れ去って抵抗したら調子に乗るな?こんな身勝手な話があるが!!!!!自分よりも弱い奴相手に優位性を見せつけていびり散らかしてしか己のことを大きく見せれないお前らこそ調子に乗るなごるぁぁあああああああああああっ!!!!!」
(魔咲美はキレ始めた萃香に怯むことなく、酔った勢いでまさしく鬼の形相と呼ぶに相応しい表情で萃香の顔に正面から顔を付けるようにして鬼という存在に関しての不満をぶちまける・・・・・
一方的に自分から仕掛けてきて殴り飛ばされ、それを根に持って自分よりも弱い存在を連れ去って人質を取るという卑怯なことをしてまで勝とうとする鬼の方が身勝手でよっぽど調子に乗っていると言葉攻めする・・・・・
酔った勢いで早口になってはいるものの、人間の立場からすればこれ以上ない正論にも思える)
>>155
>>156
大人萃香
「ほう?言うじゃないか人間。
吐いた言葉を引っ込めるんじゃないぞ?」
半ば逆ギレではあるものの、怒りを抑えなれなくなった萃香は魔咲美を拘束する鎖を自分の方に向けて引き寄せ、引き寄せたところに空手となっている左拳によって彼女の体を打ちのめそうとしてみる。
魔咲美「がっ・・・・・!?」
(所詮強がっていてもただの人間の酔っぱらいだからか、相手の拳をまともに腹部へ受けてしまいダメージを負うものの、魔咲美は負けじと睨みつけては「所詮鬼なんてこうやって拳を奮うしか能のない奴らなんだろ?」と、人間から見た鬼という種族のイメージをぶつけ、罵倒する・・・・・)
>>157
>>158
大人萃香
「まだ軽口が言えるなんて驚いたな。」
萃香は魔美咲の腹部に一撃を入れて吹き飛ばすと、そのまま鎖を握る右腕に力を込めながら、依然として強気に言葉を返す彼女の威勢に関心するものの、その瞳には何処までも純粋な怒りだけが映っている。
大人萃香
「おい人間。お前に一つ教えておいてやるよ。
妖怪ってのは……理不尽だからこそ妖怪なんだよ!!」
右腕を勢いよく横へ振るうことで鎖で繋がった魔咲美の体を周囲の木々へ叩き付けて更に追い込もうとしていく。
鎖で両腕を拘束された状態ではまともに抵抗も出来ず、技や力も発動することが出来ず、一方的になぶれるだろうと考えている。
ドゴッ・・・・・!
魔咲美「ぐぁっ・・・・・!!!!!」
(木々へ叩き付けられ、あまりの衝撃に段々酔いも覚め始める・・・・・
そして、理不尽だからこそ妖怪なのだという相手の言葉を聞けば「ハハ・・・・・ハハハハ・・・・・クソみたいな理屈だな・・・・・」と、相手の言い分を一蹴し、睨みつける・・・・・
時に人間は、どんな理不尽にも立ち向かう姿勢を見せることがある、それは、人間が妖怪に勝てる部分なのだと魔咲美は思っている・・・・・)
>>159
【魔咲美の家】
初代巫女
「あ〜…なんと言うか。
たまたま偶然通りかかっただけだから寄ってみようと思っただけで、別にまた話したいから来た訳じゃないから……って、あれ?」
言葉ではたまたま偶然通りかかっただけだと言っているものの、実際は森を走り回って魔咲美の家を探していたところ、森の中にある唯一の家である彼女の家を見つけ、玄関に入ろうとするものの、そこで異変に気付く。
初代巫女
「……何か嫌な予感がする……まさか………!!!」
荒らされた玄関や、抉じ開けられた戸を見て、何者かに襲撃された事を察すると、直ぐに自分が何度も倒して来た鬼の事を想起し、更にそこから鬼が支配する妖怪の山に魔咲美が捕らえられているのではないかと考え、妖怪の山に向かって走り出す。
>>160
大人萃香
「……もういい、アイツを誘き出すのに、拐ったと言う事実だけを使い、お前の事は今ここで骸にしてやる。」
勇儀
「アイツがここまでキレたのなんて久し振りだねぇ……どうする?私達で力付くで止めるしかないか?」
華扇
「……大将がいいって言うんだったら私は知らないな。それに……」
覆面の鬼
「下手に手を出したら私達も只では済まないからな……」
大人萃香が魔咲美の事を再び手元へ引き寄せながら、トドメの一撃を繰り出そうと右腕を振り上げたのを見て、他の三鬼達の間にも魔咲美が死亡する事が確定してしまったようなムードになってしまっている……
魔咲美「・・・・・」
(視界が霞み始める・・・・・もう、反論する気力すら残っていないのがわかる・・・・・
恐らく、木に叩きつけられた際に骨が何本か折れているのだろう、最悪の場合内蔵に突き刺さっていることもあり得るが、もうこうなってしまっては反撃なんてできるわけもないと悟り、できればもう一度初代巫女に会いたかったと思いながら、目を閉じて覚悟を決める・・・・・)
>>162
>>163
大人萃香
「砕け散れ……!!」
《ドゴオォォォォォォォォッ》
萃香が振り上げた拳を魔咲美の頭を打ち砕こうとしたその次の瞬間、山に響き渡るような凄まじい轟音と爆音が鳴り響き、それを聞いた萃香は振り上げた拳を止め、轟音が聞こえて来た方向へ振り返る。
勇儀
「何の音だ……!!?」
華扇
「……コイツか。」
自分達が起こしたものじゃない。
にも関わらず鬼の力に匹敵するような爆音と衝撃が轟いた事に四天王の面々も驚きを隠せずにいる……そうしている間にも爆音と衝撃は向かって来ている。
魔咲美「ぅ・・・・・ぐ・・・・・・」
(迫り来る衝撃音・・・・・意識が朦朧とする中、ガンガンと頭に響く・・・・・
だが、魔咲美にはわかった、このタイミングで鳴り響いたということは鬼達が原因ではないのだとするならば、考えられるのは一つ・・・・・
初代巫女が助けに来てくれたのだ、と・・・・・)
>>164
《ドゴォッ》
初代巫女
「……魔咲美。……アンタ、これはどういう事か説明してもらえる?」
立ち塞がる数多の鬼や妖怪をまとめて殴り飛ばして萃香達のいる鬼の屋敷の前にまで辿り着いた初代巫女が萃香と瀕死の魔咲美を見て、萃香にどういう事なのかと問いかける。
大人萃香
「どういう事もこういう事も無い、今日をもってお前は私達によって叩き潰されるんだからな!!!」
遂に宿敵である初代巫女が現れた事に高揚し、魔咲美の体を拘束する鎖を握る腕に力を込め、怒鳴るように萃香が言葉をぶつけた次の瞬間、初代巫女の姿が跡形もなく眼前から消え去る。
《バキンッ》
初代巫女
「……おーい、生きてる……よね?」
鬼の四天王
「!!!?」
萃香だけでなく、少し離れた場所から二人を傍観していた三鬼の動体視力をも凌駕した速度で魔咲美の元へ移動し、鋼鉄すらも超えた強度と硬度を誇り、鬼の怪力で叩き付けてもヒビ一つ入らなかった萃香の鎖を何の障害にもならないと言わんばかりの様子で握り潰し、魔咲美を解放する。
圧倒的はスピードに加えて鬼の攻撃にも耐える鎖を難なく破壊したそのパワーから四天王全員が初代巫女を脅威であると判断してしまう。
魔咲美「あ・・・・・あぁ・・・・・なんとか、な・・・・・」
(助け出された魔咲美は、霞む視界に映る初代巫女を見ながら、なんとか生きていると伝える・・・・・
自分でも今こうして生きているのが不思議なくらいだが、人間本当に死をすぐそこに感じた時は、意外と死なないものなのだろうかと思う・・・・・
そして、魔咲美からは強い酒の匂いがすることから、無理矢理飲まされたであろうことが伺える・・・・・)
>>166