匿名板にて絵描き祭を開催中!
そこで完成した絵の中でも一番の絵を決めるために投票をお願いします!今日午後9時より本スレにて皆さんの一票をレスして下さい!投票の締め切りは明日午前3時までです!
本スレ
[絵描き祭]匿名民の絵師多過ぎるしちょっと淘汰しようか[http://ha10.net/toku/1451348960.html]
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A[http://ha10.net/up/data/img/5231.jpg]
B[http://ha10.net/up/data/img/5232.jpg]
C[http://ha10.net/up/index.php?mode=article&id=5233]
D[http://ha10.net/up/data/img/5234.jpg]
E[http://ha10.net/up/data/img/5239.png]
F[http://ha10.net/up/data/img/5240.jpg]
投票する時はAに一票とかいう感じでレスして下さい
良い絵柄の方に出会って
オリジナル小説の挿絵を描いてくれる
専用絵師さんを獲得できるチャンス!
是非ご投票を!!!!
だって、ゲーム完成まで付き合わなきゃなんでしょう�H
7: A◆MM:2016/01/01(金) 16:41 ID:mjw
匿名板にて絵描き祭[二次戦]を開催中!
そこで完成した絵の中でも一番の絵を決めるために投票をお願いします!今日午後5時より本スレにて皆さんの一票をレスして下さい!投票の締め切りは明日午前1時までです!
本スレ
[絵描き祭]匿名民の絵師多過ぎるしちょっと淘汰しようか[http://ha10.net/toku/1451516250.html]
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K [http://ha10.net/up/data/img/5327.jpg]
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N [http://ha10.net/up/data/img/5333.png]
投票する時はGに一票とかいう感じでレスして下さい。。
…この部活、活動もおかしいけど何よりも部員に問題が……。顧問の先生はいらっしゃるのですか…⁉︎
桜歌中学校吹奏楽部は今日も荒れています。
>>2主から
はじめまして!すずかです!
ここに、何回も小説を書いているんですが、ずっと完結させてないんですよね…
ですが、これは最後まで完結させたいと思っています!頑張ります!
では、よろしくお願いします!
第一話 告白された相手
ここは、地球ではない街だ。と言っても、とくに地球と変わりは無い。ただ、事件や強盗などが無い世界だった。
悪い人が居なく、事件など一回も起きた事の無い所。
その星の名前は、ハッピー星と言う星だった。そんな平和な街の中で、森川丁と言う街で、とある学校で、男性から女性へと、告白が有った。
その学校では、今はお昼休みだったらしく、スピーカーからは流行りのポップスが流れていた。
そんな学校の中で、女性が、男性に着いて来てほしい。と言われ、人気の無いスポットに連れて行く。
その男性の名前は、神宮杏。至って、女性っぽい名前だ。
男性は、不細�Hで、とても太っていた。学校でも、皆からは嫌がられている。
だが、本当はとても優しい心が有り、勉強も運動も駄目だが、熱心にやっている。
そして、その呼び出した女性の名前は、愛河桃子。
学校では、かなりの人気が有るらしく、男性も女性も関係無く、人気だった。
そして、ようやく人気の無いスポットに着くと、桃子がこう問い掛けた。
「…それで、お話って何ですか�H」
可愛らしい声で問い掛けると、赤い顔をしながら、杏は恥ずかしそうな声で言った。
「えっと…僕が言うのも何だけど、桃子ちゃんの事が前から好きだったんだ…」
「…えっ�H」
下を向き、自信が無さそうな顔で、桃子にそう伝える。
桃子は、いきなりの告白で驚いたが、すぐに杏が言う言葉を言った。
「あ、別に付き合ってほしいとかそう言うんじゃないんだ…ただ、好きって告白しただけ…付き合えるなら付き合いたいけど、桃子ちゃんは無理だと思うから…」
桃子は、何が何だか分からなくなっていた。だが、断る訳にも可哀想だ。
そう思った桃子は、もう少し考えさせてと、杏に伝えた。
★人物紹介★
天野ケータ
小学5年生
装備:妖怪ウ�Hッチ
妖怪ウ�HッチプロトタイプU
ウィスパー
自称:妖怪執事
装備:妖怪ウ�Hッチ零式(腹の中)
ジバニャン
地縛霊
装備:(腹巻きの中)チョコボー
*.・あらすじ・.*
3人がいろいろな事件を
解決していく物語。
見てくれたら嬉しいです。
お話が終わるごとにコメ欄を
出しますので、そこに
コメントして下さると光栄です。
二次創作の場で出すべきでは...�H
3: 妖怪ウォッチ任天堂運営者:2015/12/05(土) 18:50 ID:RRg
ケ:………んん…ふぁああぁ…
ケータは真夜中の
3時50分に目が覚めた。
ケ:………。あれ�Hまだ3時だ。
オレ、どうしてこんなに早く…�H
まあでも喉渇いたし、水でも
飲んでから眠気覚ましに
外でゆっくり散歩でもしよう。
ケータは、ガチャッと
部屋のドアを開けた。タンタンタンと
階段を降りてキッチンへ向かう。
階段を降りる途中、ケータは
ふと足を止めた。
キッチンの方を見てみると、
うっすらとした明かりがついていた。
ケ:(お母さんたち、もう
起きてるのかな・・・�H)
ケータがまた足を進めて、
キッチンの突き当たりの壁に来た時…
ガタッ…ガタガタッ……ガサガサッ!
こんな音が、キッチンから
聴こえてきた。
ケ:(!??)
ケータは壁に張りつつ
キッチンを覗いてみた…
すると−
そこには、冷蔵庫や引き出しから
�H料を漁っているオロチのような
『妖怪』がいた。
ケ:!!�H
(暗くてよく見えないけど、
確かにオロチじゃない…。
でもなぜこんなところで…)
�H:・・・・・・そこに誰かいるのか・・・
太く、低く、静かでしゃがれた声。
これは、確実にオロチではない。
シーンとした空気が一瞬で
緊張の静かな空気へと変わる。
ケ:(やばい!きずかれる!!)
耳には自分の心臓の
音だけが聴こえてくる。
♪チャッチャラリラ〜♪
♪チャンチャンチャ〜♪
♪ズンチャチャチャ〜♪
ケ:…!
�H:!�H
時計か陽気な音楽を
流しながら4時を告げた。
緊張のある、静まりかえった時に聞く
時計の音楽は、不気味に聞こえた。
すると、部屋全体にパッと
一気に明かりがついた。
母:…ケータ〜�Hこんな暗い中、
何やってんのよ�Hそれにしても、
今日は起きるの早いじゃない!
さー、今日も
気合い入れて行くわよー!!!
ケ:お母さん・・・・・!!
安心したが、我にかえり
キッチンを振り向いた。
しかし、そこには
何事もなかったかのように
�H料もなにも荒らされておらず、
もとのままだった。
ゲ:・・・・・・・・・・。
母:どうしたの�Hケータ
ケ:ううん、なんでも。
そう言って、ケータは
キッチンへ入っていった。
その後ろには、とても紅い
金箔の入った鈴が落ちていた−
第一章 完
「お・は・よ・う」
と言うインコの声で1日が
始まる。ふぁ〜。良く寝たなぁ。
って!!「 もうこんな時間!!」
「急げ〜!! 」着替えて 洗顔して
ご飯�Hべて 歯磨きして 授業の支度
して 髪型、可愛くして OK!!!!
気持ち良い風の中を走って登校
する。私。私の名前は
「愛川 苺。」(あいかわ まい)
イチゴ大好き。クレープ大好き。
とにかく甘いの大好きな
ごく普通の小学6年生。
♪キーンコーンカーン♪
学校の始まりのチャイムが鳴り響く。
「セーフッ!!!」私は自分の教室。
6ー2に飛びこんだ。
皆から「もう苺、遅いよ。」「また遅刻ギリギリかよ(笑)」とか言われて
「テヘへ。寝坊しちゃった。」と
話していると「愛川。またかよ(笑)
いつも言ってるよなぁ。とにかく早く寝て早く起きる。良いなぁ�H」と。
クラス委員長の「星宮 聖」
(ほしみや さとる)がいつも
見たいに言ってきたぁ。(>д<#)
実は私。聖が好きなんです。
聖とは幼なじみで小さい頃から
色々とお世話になっているんです。
「席につけー。」と言いながら先生が
来た。皆は席につく。
「えっと、今日から皆と仲良くしてほしい転校生が来ている。」と先生が言う。そりゃあ皆「男子�H女子�H」
「イケメン来てぇー」とか騒ぎ出す。
私は『ならべく優しい子が良いなぁ』
と思っていると もう教室にいて
自己紹介をしていた。
わぁ〜結構イケメン。背は小さいけど
「東京都から来ました!!!
中島 流星です。♪皆と仲良くしたいです。!!!!」と元気すぎる
転校生がきた。
しかも私の隣の席に!!
そんなことをしているうちに
今日の午前授業が終わった。
次の日…
↓次の日…
「ヤバ〜イ。間に合うかなぁ。
とにかく走ろ〜。」と言い家のドア
を開けいつものように学校へと
ダッシュ。すると
「愛川さ〜ん。おはよう♪チャイム
なるまで本気で走ろうね!」
と後ろから中島君が言ってきたぁ。
「中島くんは寝坊�Hちなみに
私は寝坊だよ。」と聞いてみる。
「愛川さんも寝坊�H偶然。俺も
寝坊。(笑)てか中島で良いからね♪
」と笑いながら言ってくれた。
「私のことも愛川で良いからね!
あと隣の席ヨロシクね*♪」と言いながら通学�Hを走る。
♪キーンコーンカーンコーン♪
いつものように教室に飛び込む。
今日はもう先生が教室にいた。
すると「隣の席どうしで遅刻するな!いつの間に仲良くなってたんだ�H(笑)」と言われた。あっ!そうか
中島もいたんだ!!!と思っていると
中島は調子にのり
「あははは。ど〜も。遅刻しそうで
走ってたら前に愛川がいて*♪」
とか言ってて もう何やってんのぉ�H
と思いながら聖を見てみる。
聖は口パクで
「い・つ・ア・イ・ツ・と・な・か・よ・く・な・っ・た・の�H」と
ムスッとした顔でいってきたぁ。
私は中島とかのこと聖には
勘違いされたくなくて
「ち・が・う・の!・く・わ・し・く・あ・と・で・は・な・す」と
必死に伝えた!!!
〜中休み〜
「中島と仲良くすんなよ。明日から朝は俺と行くからな!」と私の頭を
コツっとしてきて
言ってきた
すると中島が…
すると中島が…
私の肩をポンとたたいて
「愛川別に大丈夫だよ!マイペース
でいればいいんだから!」と言ってきて。 嫌な空気になった
(中島ちょっとKY)
「聖。ありがとう。明日早起きしてみるね!じゃあ8時に私の家ピンポーンしてね!」と言ってみた。
「中島、大丈夫!ありがとう。明日頑張ってみて無理だったらマイペースでいくよ(笑)中島も頑張ってね!早起き。」と言いとりあえず
良い空気を作った。
心の中では↓
ヤバイ。聖が…聖が私の頭をコツってしてきたぁ〜♪嬉しすぎる!てか何で中島、私達の間入ったのかなぁ�Hもしかして中島。私のこと好きだったりして…♪ってそんなバカな!ありえない
私は聖と両思いになりたいのぉ〜*聖って誰か好きなんだろう�H今度聞いてみよう!うふふふふ ニヤニヤニヤ
「ただいまぁ。」はぁ。今日は
結構疲れたな。自分にお疲れ様。
~夜~
「今日は9時に寝なきゃ。明日の朝に私の愛する人。聖が来ちゃう♪」と
言いながら寝たぁ。
~朝~
つづく
STORY
時は戦国時代末期(安土桃山時代)
1580年下級武士,鈴木朝経と大�Hの娘,るりの三女として生まれた宝�H院
両親が他界後は父親が仕えていた城主
二条昌家の正妻,万姫の養女として育つ。
18歳の時に万姫の甥で息子のように育てられた二条幸成とむすぶ。
登場人物
宝�H院(ほうしゅういん)
1580年生まれ.名は「理玖(りく)」
下級武士,鈴木朝経と大�Hの娘,るりの三女
両親が他界後は二条家の養女(猶子)として育てられる。
養母,万姫の甥であり養子,二条幸成の妻としてなる。当時は珍しい恋愛結婚で結ぶ。
万姫からは「宝�H姫」と呼ばれている。
学問,馬術,娘修行を万姫から教わる。
幸成との間に4男3女,7人の子宝を授かる
しかし,男子三人は早くして他界。
鈴木朝経
理玖の実父
身体が弱く小さい頃から病弱
わずか25歳という若さで他界。
鈴木るり
理玖の実母
大�Hの娘で城下町の美女として名をあげる
千代
理玖の長姉
小雪
理玖の次姉
鈴木成政
千代の夫で鈴木家の婿養子
二条幸成
理玖の夫
万姫の姉,松姫の三男で姉が若くして他界後
万姫の息子として育てられる。
二条春�H
理玖と幸成の三男
若くして他界した男子の中で成長した唯一の息子である。幼名は「寿松」
母親,父親の性格を受け継いでいる。
菖蒲(あやめ)
理玖と幸成の長女
於有(おゆう)
理玖と幸成の次女
八重(やえ)
理玖と幸成の三女
万姫
理玖の養母,虎重の妻
万姫の息子を赤痢でなくしている。
理玖,幸成を養子養女として迎える。
二条虎重
万姫の夫
万姫の息子,龍之介を早くして他界後
側室や愛人をつくる,元々は女たらし
龍之介が亡くして10年目にして次男をもうける。
龍之介
万姫の長男
わずか9歳で赤痢でなくす。
二条虎昌
万姫の次男
龍之介がなくして10年後にしてうまれた息子,幼名,千代松
第一話
1580年,天正8年,如月
ある一人の娘がうまれた
ウギャーウギャー(赤子の泣き声)
「可愛い娘じゃ」
「ほら,千代,小雪」
「貴方,身体大丈夫�H」
「なぁに,平気じゃ」
父,鈴木朝経と母はるりの三女として。
名は「理玖」とつけられた。
「ごめん,俺のせいで貧乏神をよんでしまって」
「うんうん,しあわせです」
朝経は身体が弱い
本人には許可を取ってあります。
私の友達の実体験を小説にしたお話しです
ルール
・荒らしはこないでくださいね。
・気軽に乾燥など書き込んでください
・悪口コメはお断りです。
・ノンフィクションですよ。
では、キャラは>>2に書きます
キャラクター
名前は仮名です。
主人公
・享奈 心音 (ゆきな ここね
この物語の主人公。幼い頃から親の奴隷。
学校での信頼は熱く人気もある。優しくリーダー的存在。勉強、運動はいつもランキング1位
心音の親友←つまり私です
・�H船 茉侑 (あきふね まゆ
心音の親友。小学一年生の時に出会った。
勉強はそこそこだが運動神経抜群。真面目でカッコいい�Hと言われてる
・享奈 小百合 (ゆきな さゆり
心音の母親。ここを道具と鹿思っておらず、殴る蹴るで1日のスタートが始まる。
・享奈 鈴音 (ゆきな すずね
心音の弟。まだ3ヶ月半の男の子。←物語の初めでは登場しません。
キーンコーンカーンコーン‥
始まりのチャイムと共に私は学校へ入る。
何の気持ちも持たずただ、お母様からの命令だから。
声が飛び交う。
「おはよ〜!」 「ミウちゃんおはよう!」
何が面白いの�H何もないのに笑って。変なの。
でも、笑わなきゃ。私もあの子達みたいに。きちんと笑わなきゃ。
トントン、�H誰かな�H私は振り向いた。そこには黒髪の背が高い女の子。
私と同じ新一年生の子かな。
まゆ
「はじめまして。私、�H船まゆって言うんだ。あなたは�H」
ここね
「享奈ここね‥」
まゆ
「ここね�H可愛い名前だね〜 クラス表見てみようよ。こっち。」
まゆは手を引き渡しを連れて行く。あったかい。私とは違う手だな。
クラス表があった。私は目を通すと『�H船まゆ』『享奈ここね』
私とまゆの名前が書いてあった。
まゆ
「わぁっここね、私達同じクラスだよっやったね」
ここね
「うん‥そうだねっ」
私は笑った。だって笑わなかったら殴られるから。
まゆ
「ここね、無理してない�H」
ここね
「何が�H」
まゆ
「無理に笑わなくてもいいよ。私の前では無理に笑わなくていい。ね�H」
何言ってるの�Hキミも殴るんでしょ。お母さんと一緒で。
殴るんだ。殴るんだよ。
ここね
「うん。わかった。」
そんな事思いながらも私は相手に微笑みかける。相手は少し不満そうな顔。
どうしてそんな顔するのかな�H分かんない。
まゆ
「クラス行こっ 」
ここね
「うん。わかった」
私は素直に言う事を聞く。聞かなければ殴られるのは分かってるから。
そう、思っていたんだ。
check2 クラス
深夜、パトカーのサイレンが鳴り響く。
辺りは鮮血の紅で染まっている。
後輩、永井秀人<ナガイヒデト>がこちらに駆け寄ってくる。
「先輩!犯行現場の第一発見者から事情を聞いてきました!」
「話せ。」
結城慧<ユウキケイ>は静かに命令した。
「はい!第一発見者賀満由利<ガマンユリ>さんは夜9時頃、会社帰りで疲れていたため近道をしようとこの�H地に入ったところ被害者が殺害されていたとのことです!」
秀人は手帳に書き綴られている文章を読み上げる。
慧は顎に手をあてる。
「被害者の死亡推定時刻は。」
「えっと、午後7時30分から9時の間です!」
「第一発見者が発見した時に被害者は息をしていたのか�H」
「それは分からないようです!」
そうか...と慧は呟くと上を見上げた。
短編を書くだけ。それだけ。ファンタジーもあればリアルもあり。シリアスもあればシリアルもあり。
ただし、文才を上げるために書くだけのスレなので失�Hする可能性あり。
とりあえず、>>10を目指す。
>>10までいけたら>>50目指す。
不思議。それがワタシの種類を表す言葉だ。
いつもいつも不思議なことばかり言うから、あだ名は不思議ちゃん。
今日も学校でそう呼ばれた。
けれど、このあだ名はとても不快だった。
「あれぇ�H不思議ちゃんは今日は黒魔術の訓練じゃないの〜�H」
「こんなところで何してるんだ�H他のところが君の居場所だろう�H」
もちろん、ただの戯れだ。いじめなどではない。現に、言ったのはワタシの友達だ。しかも、小学校に通っていたころからの友達。
でも、なんか不快。とっても不快。
足下にある水溜まりに、持っていた閉じた傘を突き刺した。
水飛沫が上がり、それが膝まで伸びたワタシの白い靴下を濡らした。
白い靴下に染みができる。
「あぁ〜あ」
やっちゃった。
でもいいや。洗えば落ちるだろうし。
そう思って浅い池から出て家に向かって再び歩き出した。
空は朝の黒かった空とはうってかわってとても綺麗な澄んだ青空。
でも青空というより水空。青というより水色の空。
空を見ていると、隣から声が聞こえてきた。
「あれぇ�Hまた空見てるのぉ�H」
「またって何、またって……不思議ちゃんが空しか見てないみたいじゃないの」
「ミキ、だってそうだろう�H僕はクルの言葉が当たってると思うけどな」
「ちょっとルイ。不思議ちゃんが困ったようにしてるじゃないの!!」
「なんだよ、僕に歯向かうのか�H」
「二人ともぉ、喧嘩はダメダメだよ〜」
もう、本当にコイツらは……。
いくら小学校からの付き合いだからってそこまで言うことないと思うんだけどなぁ。
唯一ワタシを庇ってくれたミキはルイと掴み合いをしていた。折角の可愛い服がしわくちゃになっちゃうよ、二人とも。
「喧嘩しないの。さっさと帰ろう�H」
「でも、いいの�Hルイったら……」
「いいの。それは帰ってからね。クル〜行くよ〜」
クルがいつも通り、通りすがりの人にちょっかいをかけているところに声をかける。
通りすがりの人も大変だな。クルのちょっかいに嫌な顔一つせず、素通りだなんて。
「はぁい〜」
フリフリのスカートを揺らしながらクルがワタシのところに来た。
そして、皆で家に向かう。
今日もワタシは一日不思議ちゃんでしたとさ。
「あ、アタシ今日エビフライ�Hべたいな」
「うん。クルもエビフライ�Hべたぁい」
「えー僕はハンバーグが�Hべたいよ」
「お母さんが決めることだから、分からないからね」
認めたくなかった。
「だって、あいつ暗いじゃん」
アイツがアタシをそう思っていたなんて。
「あいつと幼馴染みとかマジ信じらんねー」
嘘だと思いたかった。
「でも、あいつの姉ちゃんちょー可愛くてさー」
昔から気づいてはいたけれど。
「あいつの姉ちゃんのユリ姉ちゃんのためにあいつと幼馴染みやってるっていうか」
でも、そこまで言わなくなっていいじゃん。
「ユリ姉ちゃん、すっげぇかわ……__」
あいつが私に気づく。
クラスメイトの机に座って、他の男子二名と喋っている幼馴染みの雄太を睨みつけた。
私は教室に入って、雄太の寝癖の一つもない頭に向かって持っていたゴミ袋を投げつけた。
ゴミ袋はドサッという音をたてて床に落ちた。ゴミ袋に当たった雄太は「なんだよ!!」と私を睨んだ。
私も負けじと雄太を睨む。
雄太と喋っていた男子はコソコソと夕暮れの教室を出ていった。
「……信じらんないのは私の方よ」
怒りと絶望で胸が締め付けられ、やっと出た声はとても小さかった。
雄太は「ハッ!!」と笑った。
「なんだよ!!本当のことを言っただけだろ!!」
「本当のことって……本当のことって何よ……」
「ユリ姉ちゃんは可愛いけど、お前は暗いってことだよ。そんなこともわかんねぇの�Hやっぱお前低脳」
低脳。
その言葉でついに私の堪忍袋の緒はプチンと音をたてて切れた。
全部切れた。涙腺も堪忍袋の緒も、全部。
私は泣きながら雄太に向かって暴言を吐いた。
「そんなこと言うアンタが低脳だ!!暗いってなに!?私は暗くない!!このクソ!!このチビ!!アンタのようなバカが私の幼馴染みなんて、信じらんない信じらんない!!死んじゃえばいいのに!!」
雄太はそれでキレたようで、私の頭を叩いてきた。二発くらい私の頭を叩いて、暴言を吐く。
「てめぇはホントにユリ姉ちゃんに似てないのな!!このブス!!お前みたいな低脳クソ野郎が幼馴染みなんてオレ不幸だよな!!」
「うっさいうっさいうっさい!!ねぇは関係ないでしょ!!ねぇのことを持ち出さないでよ、バカ雄太!!」
「ホントのこと言われて泣いてんのかよ!!泣き虫!!」
「昔は私より泣き虫だったじゃん!!」
「昔だろうが!!」
言い争っていると、「やめなさいよ!!」という声が廊下から聞こえてきた。
見れば、廊下には数人の野次馬がいて、その中には私が「ねぇ」と呼んでいる姉の百合がいた。
「なにやってんの!!ユウもモモカも大声あげて!!恥ずかしいと思わないの!?」
大声をあげてるのは、ねぇも同じなのに。
私はその言葉をグッと飲み込み、「ごめんなさい」とねぇに謝った。
「アタシじゃなくて、ユウにでしょ。ユウも謝って!!」
「……分かったよ。……ごめん」
「ちゃんと目を見て!!」
雄太が私の目を見て頭を軽く下げる。
「……ごめん」
私も雄太の目を見て「ごめん」と改めて謝った。
「うんうん。仲良しが一番。二人とも、もう喧嘩しないでよ�H」
「「はい」」
昔からそうだった。
雄太が私のことをどこかで悪く言って、それを私が知って泣きながら雄太に暴言を吐く。雄太も暴言を吐いて子供っぽい喧嘩になる。
そしたら、ねぇが来て「謝りなさい!」と言う。私も雄太もねぇには逆らわない。
謝ったら、ねぇは「喧嘩しないでよ�H」と一言言う。
昔とまったく同じ光景に、少し笑えてきた。
"Liar"。
本来の意味は嘘吐きだが、この世界ではスパイの呼び名である。
これはある一人の男の話だ。
Z地区で密かに育て上げられ、Z地区のスパイとして活動した。
口癖は、「Liarは疑われた時点でLiarではない。」
彼は、異常であった。
見聞きしたものを刹那で覚え、頭の回転が早すぎ、そして左目が見えない。
またそれをカバーするかの様に身体能力や運動神経が優れている。
スパイ養成学校内ですら気味悪がられた完璧な化け物。
それが彼だった。
<Story 01>
今日のA地区は慌ただしかった。
ドタバタと赤いカーペットが敷かれた通�Hを走る音。
ぶつかった短気な者同士が喚き、それを横目に見る冷ややかな目線。
建物内ほとんどが轟音で埋めつくされていた中、一部屋にだけ静寂な空気が流れていた。
そこにはA地区の長、加藤洋平が居た。
そして新しくA地区のこの建物内の使用人となる有馬蒼巳も居た。
加藤は40歳後半、有馬は20前半といった顔つきをしている。
加藤は煙草を口にくわえると有馬に向かって低い声で
「...火を」
有馬はコクリと頷くと素早い動きで煙草に火をつける。
「もう良い、下がれ。」
加藤は一度大きく吸い込み白い息を吐き出すと深く椅子に寄り掛かり軽く手を上げて言った。
有馬は軽く一礼した後、加藤にくるりと背を向け音を立てずに部屋を出ていった。
廊下の片隅、A地区の団員の若い男性二人組が何かを話していた。
「おい聞いたか�H」
コソコソとした口調で一人が話しかける。
「何をだ�H」
「今日A地区に来た新しい奴のことだよ」
片方がもう片方の肩を叩きながら言う。
「あぁ...何だっけ、有馬...」
「そう彼奴!彼奴さ男のくせして華奢で小柄らで可愛いらしいんだよ!」
片方が惚けた顔をしつつもう片方に伝える。
するともう片方は少し首を捻りつつ
「まぁこの地区は女が居ねぇからなぁ...」
「C地区には長以外は女しか居ねぇって噂だぜ」
「彼奴もなかなか可愛いんだろ�Hならそれで我慢しろよ、な�H」
すると片方は頭を掻きながら悩んだ風に答える。
「彼奴片目、左目前髪で隠れてんだよなぁ...」
「へぇ、何でだろうな」
「知らねぇよ、あーぁ両目見えてたらもっと魅力的なんだろうなぁ...」
片方がニヤけていると冷ややかな目線を向けられていることに気付き二人は急いで自分の持ち場へと戻った。