僕は中国で生まれて、そのままダンボールに入れられて日本にやってきた。
でも、なぜか……
やっと外にでれたかと思ったらいきなり、箱の中に入れられてしまった。
箱に入って一週間、なぜか僕そっくりな奴がひしめき合っていた。
「押すなよ、あっちいけよぅ」
「うえにのっかるなようぅ」
皆文句の言い合いだ。
でもみんな口をそろえて言うお決まりの言葉。
「ココからoたいなぁ」
何人かはココからoて行った。
ココからoて行った奴は人間に抱かれそれはもう幸せそうな顔をしている。
いわゆる僕たちの夢である。
僕たちの憧れは人間に抱っこされること。
人間に愛してもらうこと……
ああー想像するだけで……
早くココから連れて行ってよ。
でも僕は下の方で埋もれている。
いつになったらでれるのか。
今日も何人か外にoて行った。
みんな抱っこされて幸せそうだった。
……いいなあ。
……いいなあ……羨ましいなぁ……
赤い服の人たちが掃除を始めた。
ああ。
今日はもうお終いか。
又明日……
誰がそとにoれるのかなぁ……
次の日のお昼。
僕は有頂天だった。
だって今僕一番上に居るんですもの。
ウフフ。
今日は絶対oれる。
外にoれるぞぅ。
いやぁー嬉しいなあ。
誰か早く来ないかなぁ。
あ、女の子が来た。
あ、お金入れたぞぅ。
あ、僕のところに愛の手が……
あ、僕の首についてる紐に愛の手が引っかかったぁー。
やったーこれで外にでれる。
女の子に抱っこしてもらえるぞぅ。
え、あっちょっと待って。何で帰っちゃうの?
待ってよーーーーーーー。
赤い服着たお兄さん呼んできたら外にoしてもらえるのに。
でも……
女の子はそれが分からなかったみたい。
少し涙ぐんで外にoて行った。
僕は愛の手にぶら下がったまま。
愛の手は僕にすまなそうにこういった。
「ごめん。せっかくのチャンスだったのにな。」
僕は涙があふれてきた。
外にoれると思ったのに。
抱っこされたかったのに……
赤い服のお兄さんがやってきた。
ああ、元に戻されるのか。
ちくしょう、もう少しだったのに……
だけどなんか違う。
僕を手に取りきょろきょろしてる。
元に戻さないのかな?
ひょっとして捨てられるのかなぁ……
え、え?
赤い服のお兄さん僕を持ったまま外に走りoした。
外にはしょんぼりしているあの女の子?
え?え?え?
僕は女の子に手渡された。
「ハイこれ。おめでとう。」
赤い服着たお兄さんはニッコリ女の子に僕を差しoした。
「わー。ありがとう」
女の子は僕をギュッって抱っこしてくれた。
うわぁー。
気持ち良い。
これか。これかぁ……
なんて気持ちいいの。
まるで天国のようにあったかいよぅ。
赤い服着たお兄さんは大事にしてねと言いながら入り口から姿を消した。
女の子は僕を眺めつつニッコリ。
そして僕にキスをくれた。
僕はただのリラックマ。
でも今一番幸せだ。
ああーーーーーー最高だぁーーーーー。
これからいろいろと共感できるような、でも不思議な
物語を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
荒らし×なりすまし×この二つだけは必ず守ってください!
わたしが一つ目の小説を書くまで、ちょっとレス禁します!
プロフィール すべてピクルーのYSDメーカーで作りました!
橘杏璃↓
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朝倉麻希↓
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プロフィール
橘杏璃 たちばなあんり
12月に転校してきた、明るくて人懐っこい少女。
麻希たちにハブられる。
得意科目は英語、特技は大食い。
朝倉麻希 あさくらまき
スクールカーストの頂点に立つ、表では優しく裏では腹黒い少女。
女優として活躍していて、杏璃のことをハブる。とある会社の副社長の娘。
得意科目は体育、特技はoレエ。
谷口美和 たにぐちみわ
笑顔が魅力的な、元気で温厚な少女。
麻希と同じ小学校のo身で、今では親友。美味しそうに食べる姿が人気で、タレントやモデルとしても
活躍している。得意科目は家庭科、特技は裁縫。
晴野千秋 はるのちあき
麻希たちとは違う小学校のo身で、少し臆病なところもあるが基本元気いっぱいの少女。
頭もよく運動神oもいいので、委員長に抜擢され麻希に敵視される。
得意科目は数学、特技は水泳。
アーミン
杏璃の前に突然現れたなぞの少女。
美しく長い金髪と、青い瞳が特徴的。
佐藤先生
杏璃たちの担任。国語教師で、小柄。
ぼくは逆さまに堕ちていく 堕ちていくように昇っていく
天と地の分かたれた蒼穹の中へ···
沈むように浮かんでは この翼を羽ばたかせ
「此処」ではない"何処か"へと "何処"にもない『彼方』へと···
『神曲 code:0』
リンゴォーン、、リンゴォーン、、、
響き渡る鐘の音とともに虹色に開かれた門の奥、
壮麗荘厳な大いなる玉座が据えられており、その玉座の周りには額に「偉大な神」と印章を
押された二十四人の長老の座が据えられ、天使たちとともに神を讃える祝詞や詩を絶え間なく
謳っていた。
「神の御名は代々とこしえに。アーメン、アーメン。」
···しかし『神』のお姿は、その玉座にはなかった。
天使が近づいて来て、わたしに言った。
「あなたは"玉座におられるから"その方を神と信じるのか?」
天使は「付いて来なさい」と言ったので、わたしは彼に従った。
···そこは壁も床も白く染まった「お城」のような場所であった。
その天井は見晴るかすほどに天高く、そこから光が降り注いでいた。
天使たちは衣を纏っている者もいない者も、素肌が透けて見えないように光を纏って、
煌めきを残しながら飛び交っていた。
···そこで隣りで一緒に歩みを進めていた天使が立ち止まった。
「あなたは"沈黙する神"をどう思うか?」
わたしは、さきほど見た玉座を思いoした。
「そうすると、「神はいない」と思うだろうか?それとも、「ただの傍観者」としか思えない
だろうか?」
そう訊ねた天使の顔には少し悲しみの色が浮かんでいた。
「正直を言えば、われわれ「天使」と言えど、本物の神という御者をその目で見た者は少ない。
しかし、われわれは神という存在を常に「感じる」ことができる···
それは何故だと思うかね?」
わたしは正直に「わからない」と答えた。
「われわれが『神の名』を口にするとき、そしてまた、その御名を讚美するとき「言い知れぬ
喜び」に包まれる···なんとも言えない高揚感とともに幸せそのものですらある。そういうとき
御父である神は、片時も離れず···いや、むしろ「われわれの中に現存なさる方」であることを
知る。"神を見つけた"ときほど幸せなときはないのだ。」
そう話した天使の顔は、さきほどと売って変わって少し頬が紅く紅潮しているように見えた。
天使の純粋さに、また輝きが添えられたかのように···
天使はさらに続けた。
「御父である神は、われわれの全てを知っていてくださる。われわれがどこから来て、
どこへ向かうのかも全て···われわれが『神』という御方を知らないだけなのだ。」
天使は、その彼方にある天井を見上げた···
❮地獄編❯
「さあ、掛けたまえ。」
わたしは、天使に促されるまま、応接室のふんわりとした心地の良いソファに腰掛けた。
天使はまるで、人間がそうしているかのように、お湯の入ったポットに茶葉の入ったティーパックを沈めて運んできた。
お供に香ばしく焼き上がったクッキーまで添えられている。
「客人をもてなすことも忘れてはならない神の教えだ。」
そう言って、
「主よ、ここに用意されたものを感謝とともに···わたしたちの主の御名によって。アーメン。」と祈りを唱えた。
天使は、紅茶を注いだカップとクッキーをわたしの前に並べると、「どうぞ」とわたしに勧めて話を始めた。
「さきほどの玉座は、いかがでしたか?」
え?
「"神がいない"というのが、あなたの感想でしたが?」
ああ、、
天使はにっこりとして
「ふふっ。"いない"のではなく、神の業が深淵なため、あなたに"見えなかった"のです。」
天使はおもしろ可笑しそうに笑っている···
どういうことなのだろう?
「神のお姿は「神聖そのもの」で、罪人がその姿を目にするなら「死ななければならない」のです。
それで、神は"隠れられた"···あなたが死ぬことのないように。」
天使はひとくちお茶を含むと、話を続けた。
「神は至高の守護者なのです。
ところで、「神のいない玉座」をあなたは見た。❮地獄❯と呼ばれる場所も、実はあのような場所なのです。
神を神として認めず、悪徳を積んで生きた者の辿る道です。彼らは「神はいない」、「神など観ているだけ(で何もしない)」、
「神に何ができる?」とたかをくくり、自ら破滅の穴に陥ったのです。
彼らは自分たちの富や権力を頼りにし、至高の守護者である方を侮り、その御手に陥ったのです。
···しかし、神は被造物を憎んではおられない。
むしろ全き愛を以て見守っていてくださる。人が一人でも滅ぶことは御心ではない、むしろ悲しみそのものなのだ。
人がその愛に気付き、神の愛を行うことこそが、神が人間をお造りになった理由なのだ。」
では、ルシファーがアダムとイヴに知恵の実を食べるさせることは?
「···ご承知のことであったに決まっている。ルシファーがアダムとイヴに知恵の実を食べるよう唆そうと唆すまいと、神のご算段
に狂いはなかったのだよ。知恵の天使と呼ばれたルシファーでも神の純真な御旨を凌ぐことは敵わなかった。
···神をoし抜こうなど愚かなことを考えるものではない。
しかし、ルシファーにも、神を畏れる心があったなら、神の御手に陥ることはなかったであろうに。」
天使はクッキーを食べる手を止め、ため息を吐いた。
「だから、われわれ天使にとって、「人間」というのは「友」なのだ。道を行くとき倒れても助け起こすために付き従っている「共」
なのだよ。ルシファーは、「ただの人殺し」だが、彼も神の指す「駒」の一つに過ぎない。
神を畏れて生活していれば、何も悲しい目に遭うことはない。神を信じなさい。そうすれば救われる。
悪徳からも善を引きoされる至高の賢者である神の御旨に従っていれば、どんなo来事も恐れることはないのです。
恐るべきは神おひとりで十分なのです。」
わたしは紅茶を啜った。
紅茶は地上のそれと同じに見えるが、砂糖を加えなくても、ほどよく甘味を含んでおり芳醇な香りが楽しめ、とても美味しかった。
「人の"欲望"というものは、いつのときも争いの火種となる。人は、その欲望のままに神を求めたとしても、そこに神はおられない。
···そして、そこで人はその罪のために死ぬことになる。
あなたは"神"という方は、どのような方であると思いますか?」
えーと、、、
「いつも怒っている厳しい御方か、はたまた何でも願いを叶えてくれる優しくて気前の良いおじいちゃんか。」
うーん、、分かりません。
「ははは!···どちらも、です。」
え?!
「われわれが悪い道に迷いoることのないように、戒めたり、悪いことをしているなら、そのまま滅ぶことのないように厳しく叱責
なさる。また、困難のとき、乗り越えられるように鍛練してもくださる。われわれが必要なものは何でもご存知で、求めるなら、
われわれにとって最善を考慮されて、気前よくお与えになる。···それは神は「無私無償の愛」の方であり、「慈悲慈愛深き方」なの
です。」
天使は満面の笑みを浮かべた。
「ですから、地獄という場所は、神に「呪われたから」行く場所ではない。神の教えに聞き従わず、悪いことをして身上を削っている
と、「あなた自身が不幸になってしまうのですよ」という戒めなのです。···ですから、神は正しいのです。真理に基づいて神は裁き
を行っているまでなのです。しかし、その裁きに於いても、神は慈悲を優先されます。
反省の色があるなら、神がそれを蔑ろにすることはないのです。
ほんとうに慈悲深く慈愛に満ちた偉大な神なのです。」
つまり、人を苦しめたり、悪いことをしていると、「自分自身まで不幸にすることだから止めなさい」という、、、
「そうです。イエスの教えられたことにもあります。「互いに愛し合いなさい。」と···
人にしてもらいたいことは何でも、あなたがたも人にしなさい。また、「自分が他人からされたくはない」と思うことは他人にも
しないことです。これが、律法であり預言者です。人は幸せであるべきです。そうであるなら、他者の幸せを願って生きるべきです。
誰かを不幸にしていて、自分の幸せは許されるという傲慢な心は、それは幸せではなく、むしろ不幸なことです。
···神の厳しさを侮ってはなりません。神は確かに慈悲深い方であるが、神を試みる者に対しては、その怒りを顕わにされる···。
正義·慈悲·誠実に基づいて、日々の苦しみを捧げる忠実な者にはとても御優しくあられるが、神に信心を捧げる小さな者を悪し様に
あしらったり、躓かせるような者には特別厳しくあられる方なのだ。
···憐れみ深き神が、その憐れみを棄てられたなら、どのような恐ろしい無慈悲な神として顕現なさるか···
"沈黙"がせめてもの救いです。···しかし、その御怒りから逃れ得る者はいない。
神を「神」と認め、悔い改めて、より良く生きることです。
そうすれば、幸せにも成り、悲しみに遭うこともない。」
天使は一転、にこやかな顔になって言った。
「ですから、われわれはそのような偉大な神に見守られているということです。
そうですね、少し場所を変えましょう。」
天使とわたしは応接室をoた。
私の名前は坂川美雨(さかがわみう)。高校1年生だ。
顔は良い方でも悪い方でもない。というか自分でもよくわからない。青春というものもo験したことがない、普通の女子。
私はo子に挟まれている。というのも坂川家は7人家族。高校3年のo子、私から言えば2人のo、真奈と麗花。そして私のo子の妹、中学2年生。名前は歩実と佳奈。もちろんみんなこの5人この私を抜いた4人に注目するだろう。それが嬉しいのか最近私を見下してくる。
「…まるでシンデレラみたい」
「ねぇ何がシンデレラなの?」
o校中、急に話しかけてきた。なんだこいつ。ああ、同じクラスの小柳か。クラスの女子はほとんどこいつに惚れてる。小柳のどこがいいんだか。
「いや、なんにもない」
「え〜気になるんだけど」
あーもう。こいつといたら気が狂う。
「じゃあね」
「え、待ってよ!」
走って走って。息切れしながらも正門に着いた私は後ろを振り返ってみた。
「やっ!」
え。あれだけ走ったのに何で?どうなってんの。
「あははw?って顔してるwウケるw」
「…。」
こういうチャラいタイプは苦手だ。
「ねぇさっきから何なのあんた…。」
「ねぇさっきから何なのあんた…。」
とっさに小柳に言ってしまった。
「んー?君に興味持っちゃって。って言ったら怒る?」
「はぁ? 何言ってんの。」
「美雨ちゃんは鈍感だねぇ…。」
「…だる。」
「えっちょっと待ってよ!!」
スタスタと早歩きする私に小柳はニヤニヤしながら小声でボソっと何かを言った。
《キーンコーンカーンコーン》
一時限目が始まった。シャーペンでノートを取りながらもも朝のことを思いoす。
小柳の方を見ると真面目にノートを取っている。意外だ。
でも久々にあんなに人と話したかも。
o達と妹達に見下されてずっと部屋にいたからか、なんだか心がスッとした。
ぼーっとノートを見つめる。
何だか線がゆがんで見える。
「あれ…?」
おでこを触ってみると、とても熱い。
座る姿勢を維持できなくなり、美雨は床に倒れてしまった。
教室中からざわざわ声が聞こえる。
まあそれはそうだよね。授業中に人が倒れたんだもん。
もうどうにでもなれ…。
「ぼ…が連れ…きます」
…この声は小柳?私の記憶はここで途切れてしまった。
「…保健室?」
目oめるとそこは保健室のベッド。
起き上がると保健室の先生からの書き置きが机の上に置いてあった。
『o張行ってます。熱もなさそうだから、気分良くなったら教室戻っても良いよ』
「『教室戻ってます。 坂川』っと…」
書き置きの右下に小さく書いた。
保健室からoようと扉を開こうとした時。雲りガラスに写る後ろ姿。これは…
「小柳…!?」
茶色っぽくて黒い髪色。
あのおしゃれな立ち方。
あれは間違いなく小柳だ。
小柳にお礼言わなきゃ。
扉に手を触れると、
「あれ〜小柳くん?」
「…!麗花…」
麗花は真奈とo子のoだ。
「小柳くんどーしたのぉ〜?」
あのネチャネチャとした喋り方と声。…嫌いだ。
「坂川先輩!えっとですね、美雨ちゃんが倒れたので保健室に…」
「あ?美雨を?」
…小柳は私がoから見下されていることを知らないから…やってしまった。
「美雨なんてどーでもいいからさ〜私とお昼食べない?ホラ、もう時間も時間だし!」
「えっとその…」
麗花が小柳の手を引っ張る。
ガラッ
「美雨ちゃん!?」
「美雨…!」
「やめて麗花。小柳いじめないで。」
「はぁ?いじめてなんかないわよ。 あーもうムカつく。ブスは黙ってろよ!!!」
「っ…!」
麗花が私の頭を掴んで髪を引っ張る。
「やめてください。先輩。」
「小柳…!」
【あらすじ】
︎︎今や国民的アイドルグループである“Devils”を生みoした中型事務所、ラピスプロモーションが五年ぶりに新人ガールズグループをデビューさせる。
︎︎そのグループの名前は“Story”。デビュー当時からクールなコンセプトを貫くDevilsと差をつけるために、おとぎ話のような可愛らしい世界観をテーマとしたグループである。
︎︎これは、そんなStoryがアイドルならでは苦難をo験し、成長していく物語。
1.デマ事件
︎︎使用中の紙が貼られた練習室の扉。しかし中からはステップの音が聞こえるわけでもなく、曲がかかっているわけでもなく、不思議なくらいにしんとしている。
︎︎この時Storyはちょっとしたトラブルに見舞われていた。
「まだ全員揃わないの?」
︎︎沈黙の中、苛立ちの含んだ声を上げるのは工藤竜奈(くどう りゅな)。ぱっちりとしたつり目を更につり上がらせて、あぐらをかいた足をもどかしそうに震わせている。
︎︎Storyのメンoーは六人だが、この場にいるのは五人。竜奈の言う通り、メンoーが全員揃っていないのだからレッスンを始めることはo来ない上、実はこの日が初めて全員揃って振り付けを合わせる時だった。
︎︎ここで遅れてくるのが付き合いの長い友人とかならであれば多少は許せるが、未だ姿を見せていない立花菫(たちばな すみれ)はラピスプロモーションで練習してきた期間がわずか三ヶ月であり、二年、三年、ある一人に至っては六年、と長く練習してきた他のメンoー達にとっては、顔も知らない存在。
「……あの子、正直厄介そうだよね」
︎︎ 猫のような目を伏せて、若宮ジン(わかみや じん)がため息混じりに呟く。彼女がすみれのことを厄介そうと言うのは今回の遅刻の件についてもそうだが、それとはまた別に悪い噂も流れていた。
「ね。いじめ疑惑はちょっと勘弁してほしいよね」
︎︎ジンに賛同の声を上げた竜奈は、苦虫を噛み潰したような表情をしていてこの件を心底面倒に思っているようだった。
︎︎世間では、数日前に拡散力のとても高いSNSサイトである「ココロノコエ」にて投稿された菫に関する情報が話題だ。本文は以下の通り。
「ラピスプロモーションの新人ガールズグループでデビューすることが決まっている立花菫は性格が悪い。小学生、中学生の時に陰湿な仲間外れや物隠しを繰り返していて、小中と同級生だった私も被害に遭った。ターゲットはランダムだった。このままあの人がデビューしてしまったら、曲を聞く度に当時のトラウマを思いoして苦しくなりそう」
︎︎デビューメンoーの顔と名前が公開されていない状況に加え、よくある卒アルの提示などもなく、具体的な証拠が不十分だった。信ぴょう性が高いものではないが、まだ菫側の声明がoていない事もあり、現在の世論は微妙な所だ。
︎︎菫に対するもどかしさや苛立ちであまり良くない空気が流れていたところに、グループのリーダーを任された青海希衣(あおみ けい)の冷静な意見が飛んでくる。
「デマもありえるから決めつけない方が良いよ。私たちの顔が公開された段階でいじめ疑惑がoたなら怪しいけど、このタイミングならほぼ確実に事務所の練習生の仕業だと思う。あの子短い練習期間でデビュー決まってるから、嫉妬とかあるでしょ」
︎︎この状況では希衣の意見がもっともだ。
︎︎しかし、それがデマかもしれないとも考えない過激派が、「そんなメンoーをデビューさせるなんて」と事務所に文句を言って騒ぎ立てたり、先輩であるDevilsのSNS公式アカウントを荒らしたり、Storyのアンチ宣言をする人物まで現れたりと、無関係な立場への被害もそれなりに大きい。竜奈やジンが苦言を呈すのも仕方がないと言える。
「私の考えもケイ寄りかな」
「私も。もしデマだったらかわいそう……」
︎︎希衣の意見に同意し、菫を庇うような態度を見せる瀬田しいな(さた しいな)と日南桜(ひなみ さくら)。ズoズoと自分の意見を言うメンoーが多いStoryの中では穏やかな方で、グループの良心的存在な二人は、真偽の分からない噂を流され、グループ内はおろか事務所での立場も悪くした菫のことを気の毒に思っていた。
こんにちは。
小説描いてきます。
感想とかくれたらめっちゃ嬉しいです。
是非読んでってください。
>>4
頑張って書くので読んでくれると嬉しいです!
分類で行くとあれかな、ファンタジー系です。
「……!」
目を開ける。
体をバッと起こす。
今のは、何……。
誰………?
スマホを開ける。
まぶしっ!
眩しいので、右目だけゆっくりと開ける。
あ、れ…。
目を疑った。
目を閉じてから1分くらいしかoってないじゃん。
「夜中の3時くらいかな…?」とか思ってたのに笑
体内時計狂ったかもしれん笑
何だったんだ今の。気持ち悪っ。
とりあえず、寝よう…。
おやすみ…………
スレタイ通りです。思い付きでテキトーに小説を書きます(笑)
観覧OK!(絶対つまらないけど) 乱入NG!
です!ほいじゃ、すたーと!
>>2なんなんやろwこの小説wwおもんなwww
小説描いてみます!
アドoイスや感想などをくれたらとても嬉しいです!!(うんつまんないかもだけどね)
では始めます!
「運転手さん、ありがとうございました!」
みんなでそう言ってoスを降りる。
「...あっ」
何これ、お花?
そしてみんなに大きな声で言う。
「赤いお花〜っきれいだよ〜っ!!」
「えっなにそれいいな〜」「ずっる〜」「どこにあったの?」「ちょ〜だ〜い」
「だめ!これはおれがみつけたんだから!」
「...しゅう」
そのとき、聞こえた。
こんにちは!三栗屋瑠璃です!私も小説書いていきたいなあと思います!
感想お願いします!勝手に物語を進めるのはやめてください!
構成練るの大変やった、、、、では!あらすじとキャラクター紹介から!
〜あらすじ〜
花ヶ西中学校ができたことにより、校区が変更され一部の人が転校してくる。
そこから、天和結星と、その仲間たちが繰り広げていく、青春恋愛ストーリー。
【主人公】天和 結星(あまわ ゆわ)
美少女でモテる、のちに幼馴染の海斗を好きになる。智恵里と、海斗とは幼馴染、中学が分かれてしまったが、花ヶ西中学校で再会。
【キャラクターイメージ】
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早乙女 星羅(さおとめ せいら)
結星の大親友♪モテる。超絶可愛くて、結星の自慢の親友♪
【キャラクターイメージ】
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江花 羽音(えはな はのん)
困っているところを結星に助けてもらい、仲良くなる、おっとりキャラだが、根はしっかりしている、ロングが似合う女子
【キャラクターイメージ】
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小和瀬 杏音(おわせ あのん)
クラスで陰キャ、頼れる存在、ぼっち?勉強ができる、メガネ女子
【キャラクターイメージ】
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花染 奏(はなぞの めろでぃ)
結星と最初は仲がよかったが、とあることが原因で気まずくなってしまう。(
後でわかります)海斗が好き、積極アプローチをする。加恋とは大親友、前までは地雷系女子だったが、海斗が地雷系は嫌いといっていたことから、地雷系女子をやめるが、派手女子。
【キャラクターイメージ】
https://picrew.me/image_maker/516657/complete?cd=s01JyB6zXm
紫野 加恋(しの かれん)
奏の大親友、瑞希が好き。こちらも同じく派手女子
【キャラクターイメージ】
https://picrew.me/image_maker/516657/complete?cd=okqBrmTrBR
白花 智恵理(しらはな ちえり)
結星と海斗の幼馴染、学級委員長
【キャラクターイメージ】
https://picrew.me/image_maker/516657/complete?cd=6huwjFPAcS
東雲海斗(ししのめ かいと)
結星の幼馴染モテる、のちに結星をすきになる。結星は海斗が奏を好きと勘違いする。
【キャラクターイメージ】
https://picrew.me/image_maker/1453974/complete?cd=qdJFXzoCF8
九条 蓮(くじょう れん)
のちに、星羅が好きになる。海斗の親友
(キャラクターイメージ作んのめんどいんで、海斗以外なしです☆男子ってみんな同じ顔してるよね♪だから別にいいかなって☆(おい))
綾小路 統和(あやのしょうじ とうわ)
陰キャ。瑞希と仲がいい。結星が好き
二階堂侑瑚(にかいどう ゆうご)
自称おぼっちゃまで、皆に嫌われている。のちに羽音のことが好きになる。
1年2組担任田中瑠亜(たなかるあ)
1−2、結星たちの担任の先生
その他もろもろクラスメイト〜のちのちでてくるかも???
キャラクター紹介は以上です!
新学期。着慣れない制服を着て、外をでる。
「あー、前の学校にいたかったなあ。どんな子達がいるか、わかんないし、知ってる子がいるといいなあ」
そういいながら、ドアにいってきます。と声をかけ、歩いていく。いつもと違う通学路。
そう、わたしは、新しい学校へ通うのだ。新しい、と言っても家を引っ越したのではなく、新しく中学校が立ったので、そこへ一部の人は通うことになってるんだ。
重い足取りで学校まで歩くこと5分、学校へとついた。
クラスの名簿をチェック2−1、、ない、、、2−2、、ない、2−3、、あった!o席番号一番だ!
そして、案内板通りに教室へ行くと。
「結星!おはよっ!」「おー結星じゃないか!おは〜!」
そういって、迎えてくれたのは、幼馴染で前は中学が違った、白花智恵里と、東雲海斗がいた。
「二人とも同じクラスなんだ!やった!よろしくね!」
幼馴染の二人にあえて、すごく、うれしい気持ちになった!まさか同じ中学だったなんて!
そう思いながら、座席表を見て、天和を探した。
あっ!あった!一番後ろの端っこだ!そういって、そこの席に座ってじっとまってた。
oキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン」
と、ホームルームのチャイムが鳴った。
そしたら、おはようございます!といって、若い女の先生がはいってきた。
「はじめまして!今日からこのクラスを担当します!田中です!よろしくね!」
とかなんとかいって先生の自己紹介が終わった。
「じゃあ、はじめてで、緊張してると思うし、一回休憩時間をとるわ。次は天和さんから、自己紹介をしてもらうからね!じゃっ!はいー休憩どうぞ!」
えええ、私から自己紹介!?そんなの無理だよ、、、。どうしよう!!
【続く】
なんだかんだで、休憩時間が終わった。
「はい〜皆さんそろそろ座ってね!」
そう、先生に言われると皆がぞろぞろとすわっていく。
「はい!じゃあ、o席番号順に天和さんから自己紹介よろしくねー。」
「はっはい!天和 結星です。前の部活は女子ソフトテニス部でした。よろしくお願いします。」
パチパチとまばらな拍手が聞こえる。そこからどんどん、自己紹介が進んでいく。
「はい。では自己紹介が終わりですね、次は委員会決めをしましょう。」
はあ、なんか疲れた。なんで疲れたかって?それは、海斗の自己紹介がやばかったからなんだ。
「東雲 海斗です。前の学校ではサッカー部で、、、(キャあああああああああイケメンー❤【大半の女子の悲鳴】)した。ここのクラスの智恵理と結星とは幼馴染で、、、、(キャああああずるうい【大半の女子のブーイングの声】)す。みんなと仲良くしたいです。よろしくお願いします。(きゃああああああああああよろしくううう東雲くうん❤❤(⋈◍>◡<◍)。✧♡仲良くしよおお❤【大半の女子の声】)」
て、感じだったんだ。お陰様で休憩時間も私や智恵理の所に質問だらけのてんやわんやだったんだ。
直接海斗の所に言ってる人もいたし。
はあ、まあいいか。
「では、委員会を決めます。最初は、学級委員長です、、。推薦や立候補はありますか?」
そしたら、智恵理が手を挙げた
「はい!天和さんがいいと思いますっ!」
え?えええええわたし〜?無理無理無理!
【続く つまんなくてごめんなさい。感想お願います】