この恋、リセットしますか、H(15)

1: そら◆mU:2016/08/01(月) 12:59



____…、一瞬で、気づいた。
私は、彼に出会うために生まれてきたんだって。


でも、私には…、

本物の恋なんて、出来ない。


>>2

3: そら:2016/08/01(月) 15:13


「もしかして、あの牧野さん…H

「あの東中生徒会長で、3年間学年1位を取り続けたっていうH

「バスケで全国大会にも行ったって聞いた!」

「修学旅行に行く先々でモデルのスカウトされてたよ」


教室に着くまでの間、沢山の人からの視線を感じた。
そして、色んな話も聞こえる。

確かに、皆が言っていることは本当。

なりたい自分に近づきたくて、努力に努力を重ねていったら、いつしか、

『皆の憧れの存在 牧野梨都』が、
出来上がっていた。


「梨都、告白されたら教えてよHあんたの告白回数数えるのが私の生き甲斐なんだから。」

横からソッと出てきて、こんなことを言うのは唯一の親友、的場 夕日(まとば ゆうひ)。

中学の頃、出席番号が近かったことがきっかけで仲良くなった。
今では、1番の理解者…かもしれない。

「夕日、なに能天気に言ってるの。その前に私、女子の友達出来るか危ういのにさ。」

自分でいうのも可笑しいけど、私はどうやら男子にモテるようで。
そのせいか、女子の一部から凄く嫌われている。

1-4を目指して廊下を歩く今も視線の中に所々睨みも感じるし…。

「そんなの良いじゃーん、私と同じクラスだし。何か女子にされたら倍返しにしとくから。」

そういってヘヘッ、と笑う夕日は、本当に頼もしい。
美人なのに気取らなくて、友達のために自分を犠牲にしようとするところとか、本当に人間的に尊敬する。
…やり過ぎるときもあるけど。


「あ、ここか1-4。」

夕日はボソッと呟いてから、
アイコンタクトで私を見つめた。

『心の準備良いH』みたいな意味だと思うから、私は頷いた。

中学の3年間、クラス替えの度に沢山の人から視線を浴びた。
メンタルの弱い私は、その視線で結構疲れてしまう。夕日は、そこまで分かってくれてる。


ガラッと夕日が扉を開けた。
夕日の後ろに続いて、私も教室に入る。

一瞬、シンとなった教室。
それから少しずつ活気を取り戻していくけど、会話の中には「牧野さん」だとか、「的場さん」という声もチラホラ聞こえる。

夕日と席が前後で良かったと安堵のため息を漏らしながら、席に着いた。

4: そら◆mU:2016/08/04(木) 19:00


準備を終えてから、夕日と向かいあって雑談をしていた。

といっても、夕日が振り返ってくれてるだけなんだけどね。

「でさー、すっごい面白くてー!」

「え、そうなんだH私も今度見よ、」

ドラマの話で盛り上がってた途中に、私の声は遮られた。

廊下から煩く響く悲鳴に近い女子の声に。
多分だけど、黄色い歓声ってものかな。

「…何だろうねH

「ねー。うるさいなー、もう。」

気がかりでしかなかったけど、ミーハーに見に行くことが少し恥ずかしく思えて、気にしないようにして話を続けていた。


その時。


ガラッ

音をたてて扉が開く。
反射的にその方へ向くと、


私は、瞬きすら出来なくなった。

そこに立つ人物は、
誰もが知る、憧れで。

私も、中3の頃出会ってしまった。


「う、そでしょ。

あの、白石永久(しらいし とわ)…H

夕日の呟く、白石永久こそ。
今沢山の歓声の中で微笑む、

  ”絶対的アイドル”

私達とはかけ離れた世界に存在する、幻のような存在の彼が、

どうしてここに来たのか。
どうして制服を着ているのか。


彼のあの顔が、

私の永遠の片想いの相手と酷く似すぎているのは、何かの予兆ですか。


「カ、イト…。」

神様、もしかして。
これは、必然的な出会いですか…H

H幸華〜貧乏娘×物語〜(2)

1: イチゴミルク:2016/07/15(金) 21:23

「STORY」
私の名前は赤H幸華。15歳
このたび高校にあがりました。
私の名前の意味は
「誰からにも愛され優しい心をもった
幸せな人生を華やかに」と意味で名付けられた。
私は家が貧乏で母親はいません。
母親は一昨年、なくなりました。
今は父と兄姉妹弟の私をいれ6人で暮らしている。

「登場人物」

H幸華(あかはねさちか)
公立姫川第一高校、1年生
誕生日、2月14日
家が貧乏で母親が他界。
ずっと周りから酷い習慣にされ生き地獄を味わう。しかし家族思いな優しい性格。

「赤H家」

H雄太郎(あかはねゆうたろう)
幸華の父
誕生日、10月23日
最愛の妻、静子がなくなり残された子ども達を見届けてきた。
しかし仕事は見つからなずニート。

H蓮(あかはねれん)
幸華の兄
誕生日、3月30日

H舞希(あかはねまき)
幸華の姉
誕生日、11月6日

H奏恵(あかはねかなえ)
幸華の妹
誕生日、9月10日

H成(あかはねなる)
幸華の弟
誕生日、7月6日

2: イチゴミルク:2016/07/16(土) 21:28

「公立姫川第一高校×登場人物」
「1年D組
(ABは男子クラス.CDは女子クラス)

椎堂さやか(しどうさやか)
公立姫川第一高校 1年生
名門椎堂家の御令嬢。
わがままでプライドの高い美H
運動は苦手なのでサボっている。
貧乏人の幸華をいじめる。
誕生日、10月11日

石原晶子(いしはらあきこ)
公立姫川第一高校 1年生
さやかとは幼なじみ。
母親は有名ハリウッド女優,石原優子の娘。
誕生日、7月6日

丸山てるよ(まるやまてるよ)
公立姫川第一高校 1年生
さやかと晶子の親友
誕生日、3月10日
・・・・・・・・・・・

山田裕美(やまだゆみ)
公立姫川第一高校 1年生
1年D組のクラス委員長。
頭も良くて真面目でしっかり者な才女。
誕生日、5月14日

朝倉真美(あさくらまみ)
公立姫川第一高校 1年生
誕生日、12月12日

星野理恵(ほしのりえ)
公立姫川第一高校 1年生
誕生日、6月15日

松本紗織(まつもとさおり)
公立姫川第一高校 1年生
誕生日、5月18日
・・・・・・・・・

高沢陽太(たかさわようた)
姫川第一高校 1年生
誕生日.3月15日

諸星(もろぼし)
姫川第一高校 1年生
誕生日、11月17日

何で私だけH(35)

1: 雅:2016/06/29(水) 21:16

小説書きます!

6: 雅:2016/06/29(水) 22:45

続き書きますー!雅やったー‼︎同じクラス‼︎
夕波3年間も、同じクラスとかw←小5から、一緒。〜1ー3〜雅席は、遠い…んH夕波誰と話してるんだろH話しかけよー‼︎っと。

7: 雅:2016/06/29(水) 22:54

雅何話してるのH夕波!
夕波ああ、雅。友達になった友達Aちゃんだよ!←すみません…名前思いつかなくて。
そなんだ!よろしく!(*^o^*)友達A(頷く)

【人狼ゲーム〜HIGH SCHOOL〜】(3)

1: ゆーき:2016/06/14(火) 20:29 ID:r1Y

〈登場人物〉
樋口 凛香(ひぐち りんか)

花巻 明日香(はなまき あすか)

鈴木 蒼汰(すずき そうた)

福田 大樹(ふくだ たいき)

泉 陽一(いずみ よういち)


〈役職〉
村人︰3人
人狼︰1人
占い師︰1人

計︰5人

2: ゆーき:2016/06/14(火) 20:46 ID:r1Y

ゲームマスター『それでは話し合いを始めて下さい』
凛香「私、村人!」
大樹「僕もー」
明日香「占い師名乗り出るH
凛香「それなー!占い師の人ーH
蒼汰「はい、俺占い師だぜ!」
陽一「はH俺なんやけど!」
大樹「どちらかは人狼と見ていいと思うな」
明日香「ということは」
凛香「今日と明日で2人共吊れば勝てるんじゃないH
陽一「本物を吊るなや!」
蒼汰「俺が本物だって!」
大樹「とりあえず今日は陽一に票を固めよう」
ゲームマスター『話し合いを終了して下さい。これより投票に移ります』

〈投票結果〉
凛香→陽一
明日香→陽一
蒼汰→陽一
大樹→陽一
陽一→蒼汰

陽一→4票 蒼汰→1票

よって、陽一が処刑されます。

3: ゆーき:2016/06/14(火) 20:53 ID:r1Y

ゲームマスター『朝になりました。明日香が無残な姿で発見されました。2日目の話し合いを始めて下さい』
蒼汰「占い結果だ!大樹は人狼だった!」
大樹「な、なんで僕が!」
凛香「じゃあ、それなら陽一は人狼じゃなかったわけH
蒼汰「そ、それは…。村人が占い師のフリをしたんだ」
凛香「うーん、蒼汰が人狼っぽいけどなー」
大樹「そのとおりだよ。僕は村人で蒼汰が人狼」
蒼汰「マジ俺じゃないぞー!」
凛香「もし蒼汰が占い師だとしたら、陽一はなんでわざわざ自分は占い師ですって嘘ついたのかなH
蒼汰「しらねーよ」

FAISE GOD SCHOOL(2)

1: 匿名:2016/06/10(金) 21:37 ID:nNU

春宮サクラ
邪神に取り憑かれた中学1年生。邪神に取り憑かれたことによって、霊や神や妖精などが見えるようになった。山岡中学空手部の最強エース。しかし、怖がりで特に暗いところがダメ。天然で、男女にモテる

春宮サイト
サクラの兄。高校3年生で、東山高校空手部の最強キャプテン。霊感があり、邪神とはライバル関係にある。イケメンで女子にモテる。天然。妹好き

サスケ・ウチハラヤマ・end
サクラに取り憑いている邪神。名前の通り、終わりを司る邪神である。覚醒すれば、邪神の中でもトップの力を出すことが出来るが、暴走しがち。サクラが好き

ナルビ・ウズマキリュウ・start
サスケの友の神。名前の通り、始まりを司る神である。覚醒すれば、神々の中でもトップの力が出すことが出来るが、暴走しがち。

山下アリス
サクラの親友で、霊感がある。サスケに惚れているが、サスケの想いを知っているからかなかなか想いを口にしない。サクラ大切

2: サクラ・サスケ・神楽:2016/06/11(土) 01:14 ID:nNU

オレの名はサスケ・ウチハラヤマ・end

終わりを司る邪神だ。

「暇だろ」

「勝手に決め付けんなァ!」

友達のナルビ・ウズマキリュウ・startに会いに行ってやったのに、なんて態度しやがる、こいつ…

「そうだ、お前…神々の間でウワサになってっぞ」

こいつが言ってるウワサはアレか

俺が、女の神を抱いては捨ててる

「フン…言わせたい奴等には言わせとおけばいい」

「それがよH…そうもいけねェみてェだ」

ナルビが懐から取り出した紙を見てみると

『サスケ・ウチハラヤマ・end
御主には、衆合地獄に行ってもらう』

「はぁ!H

「まあまあ!落ち着けって!最後まで読めや!」

『あ、でも、オレさー…今ね、超注目してる人間がいてね、その子のこと見守ってあげてくんないHそれなら、衆合地獄行きはやめるから!ねH

…ロリコンか

恋って楽しいの・・・H(24)

1: 菜々羽:2016/06/09(木) 17:25 ID:IGo

初めまして!菜々Hです!
初めて小説書きます!

1、紹介
2、登場人物
3〜本編

紹介

恋愛小説です。
意味不明なところあるかもしれません。
よろしくお願いします!

4: 菜々羽:2016/06/09(木) 17:49 ID:IGo

ブッブー
スマホが鳴る。
LINEだ。
菜「こんな時間に誰だろう・・・」
時計は、もう12時を回っていた。

修真からだ。
菜「なんだろ・・・珍しい・・・」
修真は、基本的にLINEを使わない。
なのにどうして・・・

私は、書き込みを見た・・・その内容が・・・

『俺、菜々の事が好きだ。』

『付き合ってくれ。』

菜「・・・・・・・」

菜「はああああああああああっっ!H

い、意味分かんない!!!!!

6: 菜々羽:2016/06/10(金) 19:09 ID:IGo

な、なんで!H
頭が回って混乱状態。

菜「意味分かんないよ〜〜〜」

ブッブーー
またメッセージが来た。

『明日でもいいから返事聞かせて。』

はあH
返事・・・・・・・

菜「嫌いだし嫌だしぃ」
だって・・・修真ってさぁ
頭悪いし、すぐキレるし、うるさいし・・・
ていうか、前に、好きだった人はHフラれたのH

菜「明日、あの二人に相談しよっと」
私は、ベットに顔をうずめた・・・

次の日。昨日寝れなかったから超眠い。

奈「菜々おっはよ〜〜」
莉「おはよぉ〜」

奈央と莉華だ。この二人とは、心友。なんでも相談に乗ってくれる。

菜「ねぇ・・・二人とも・・・ちょっと聞いて・・・」
昨日あったことを全て話した。

奈「ふむふむ・・・で、今日返事するのか・・・」
菜「ちょっ!返事するか決めてないし!」
莉「でも、本人は、今日言ってほしいんでしょ・・・」
菜「う・・・」

どうしよう・・・ていうか、返事以前に・・・

菜「恋ってなんなのH

奈莉「・・・・・・・・」
奈莉「マジでいってんのH
菜「うん。」

奈莉「えええええええええええええええええっ!」

菜「だって・・・本当のことだもん」

友情って、何H(2)

1: かなみ:2016/06/02(木) 22:20 ID:WQ.

私が、今思っていることを書きます。

なにか変な点があったら、どんどん書き込んで下さい。

2: かなみ:2016/06/02(木) 22:36 ID:WQ.

1

「これから、体育祭の選手を決めます!」
「「「イェーイ!!」」」
「俺、選手リレーな!」

私ー大連竜也(おおむらりゅうや)は、中学3年生。今年が最後の体育祭。俺は、1年生、2年生ともに準優勝で、苦い思いをしてきた。でも今年は、絶対優勝とクラスで決めて、一生懸命頑張っている。そして今日は、体育祭の選手競技出場者を決めている。選手競技は、選手リレー、100m走、玉入れ、の3つ。一週間前に陸上競技場で計測した100mの記録をもとに、選手が決められる。俺はクラスでトップの足の速さを持つ。

「まず、選手リレーの選手を決めたいと思います!」
「竜也!竜也!」
何故か「竜也」コールが起こる。女子も、
「大連!大連!」
と叫ぶ。
「竜也!前に出てきて」
「フーーー!」
俺は手を挙げて歓声に応える。
「そういうのいいから」
突然、突っ込まれた。佐々木だ。
「なんだよ〜嫉妬かよ〜」
「はH俺も選手リレーだし」
「はいはい、じゃあ、選手リレーの出場者は、男子は大連、佐々木とあと二人、女子は村田と松田とあと三人でいいですか」
「「「イェーイ!!」」」

H霊+人間=H(15)

1: サヤ:2016/05/25(水) 18:08 ID:Exo

小説を書きます。掛け持ちなので更新遅いです

2: サヤ:2016/05/25(水) 18:17 ID:Exo

ここは、とある世界。人間とH霊が作り上げた世界。
昔こそは人間はH霊を毛嫌いし、除霊をしていた。だが、今は違う。
今はH霊と共に歩み、H霊と共に過ごす。そんな世界だ。
僕はこんな世界嫌だ。
H霊なんていうおぞましく人間に害を与えるものと共同するなんて間違っている。
だが、そのことを理解してくれる人は少ない。友達に言っても頭おかしいといわれ、蔑まれ、さらにはH霊に土下座して謝れなどと言われた。
僕は意地でも謝らなかった。なぜ謝らなければいけないのか、僕は正しいことを言っているのに。そうずっと言い続けると、彼らは諦め、僕を解放した。

3: 46猫:2016/05/25(水) 18:36 ID:aYA

面白いです!
人間とH霊ですかー!
続きが、気になります!!
頑張ってください♪

ほのぼの生活、初めてみませんかH(15)

1: ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/21(土) 19:54 ID:ZN6

はじめまして!ほのぼの系の小説(アニメ)が好きで、元小説を書いていたほのあです。(*´∀`*)
今回は、前に似た様な小説を書いて行こうと思います!キャラと内容は一部同じです。

基本ほのぼの&ファンタジーですが、恋愛やーミステリーやホラー……と、沢山入れてしまうと思っています。

プロローグを見て
「あっ、この内容(文章)無理。吐き気するわ。文才ねぇなw」
って思ったら、直ぐに見ない事をする事をお勧めします。

感想やアドバイスも貰えると嬉しいです!
因みに、私は直ぐに傷付く人なので、あまり冷たい態度や荒らしや悪口は辞めてください……

宜しくお願いします!(*^о^*)

2: ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/21(土) 20:15 ID:ZN6


プロローグ

目を覚ますと、何時も見ている見慣れた天井とは違う物が目に見えた。

身体が悪い子でも吸えそうな、気持ちの良い空気。
雨が一Hも降らなさそうな、雲一つ無い澄んだ空。

私は、今まで何をしていたのだろう。
そして、此処は何処だH
記憶がさっぱり残っていない。
……それに、自分の名前すら分からない。
せめて自分の名前くらいは覚えておかないとなぁ。

私が寝ている地面は、緑の芝生らしい。
少し動くと、ザクッザクと音がする。


__そんな時、誰かに声を掛けられた。

「はじめまして、___ちゃん!今日から、私達と一緒に住むんだよH

3: ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/21(土) 20:54 ID:ZN6


第1話 此処は楽園のまったり村!H

ほのあside

「はじめまして、ほのあちゃん!今日から、私達と一緒に住むんだよH

どう考えても、これは私に話し掛けてる。
え、いや……あの、私達と一緒に住むHどう言う事H

「う、うわぁ!H

ふと隣を見ると、黒髪ポニーテールの女の子が、私を真似する様に寝転がっていた。
私の方を見て、愛嬌の有る笑顔を見せる。……けど、この子誰H

その時、私はこんな事を思った。



この子、見に覚えがある。

「あはは!まぁ、いきなりこんな事言われるのも困っちゃうよねH私は尾崎すずか!宜しくね!」

と、一旦起き上がって、笑顔で私の顔を見る。
私も起き上がると、すずかの後ろには木が這えている道が続いていた。
そのもっと奥には、大きな湖。

「それで……此処は何処ですHあ、因みにオイラ……じゃなくて!私は悪咲ほのあ!宜しくね!」
「うん!ほのあね!……それで、此処は何処かって言うんだけど……」

すずかは真剣な顔をして、何かを話そうとする。
私はそれに耳を向ける様に、私も真似て真剣な顔をした。


……あれH

可笑しい。
何で、私自分の名前知ってるのH
さっきまで分からなかったのに……

ま、まぁ細けぇ事は良いんだ!
とにかく……今はすずかとか言う奴のお話を聴きましょうか。

「此処はまったり村。小学生以上なら住めるって言う楽園の土地!
それで、この村の村長になろうとして、ほのあはこのまったり村に来ました。でも、原因不明で駅の前で倒れちゃって……
何だかんだで、この私、すずか様の家の庭に来た!……と言う訳さ!」

最後にドヤ顔を見せる。ちょっとウザい。
話長いねぇ……眠くなってきちゃったって今まで寝てたっけH

……それにしても



この庭、狭くね……H

いや、あの、ほんとに狭いんですよ。
丁度二人で入れるくらいの庭ですからね、うん。

「窮屈だね〜……これじゃあ庭って言わないよ!」
「うるっせ!人の家にケチ付けんなよ!うぐぐぐ……ごくごく……」
「ごめんごめん」

ちょっと失礼だと思ったので、小さく謝罪。
丁度水筒の蓋を開けて飲もうとしていたのか、話した後には直ぐに水らしい物をごくごくと飲み干す。
全く……すずかは呑気で良いねぇ〜。

そんな風にのんびりと会話をしている時、すずかを呼ぶ声が聴こえた。

「おーい!すずかー!」
「……んHこの声は」

水筒の蓋をパチンと閉めると、その声に反応する。
すずかの知ってる人なのかなーH

チリンチリン、と言う音もする。
この音って……自転車のベルの音H

三秒くらいすると、緑と青の自電車に乗った緑髪の男の子が来た。

ホルマリン漬けの愛はいかがH(8)

1: ムクロ氏@太もも大神:2016/05/09(月) 17:26 ID:3uI

小説を完結させては、すぐに新しいスレを作って小説を書きだすバカは、どこのどいつだぁ〜いH



私だよ!

はい、ムクロです。小説書くことによって想像力が上がるかなと思っておりまする、ムクロでございます。
ようは、想像力を上がらせたくて仕方がないんですよ。ええ。
あ、自分のことだけ紹介(H)してもアレなので、今回の小説について少し紹介を。

えー、率直にもうしますと、このお話は ヤ ン デ レ です。
もう題名からしてヤンデレじゃないですか。
ヤンデレ苦手な方はブラウザバック、「ヤンデレばっちこい!俺はヤンデレ大好きヤローだ!」って人はどうぞ読んでいって下さい。


((ヤンデレ苦手な人は帰ったかなH))
ではでは、今回もよろしくお願いします。

2: ムクロ氏@太もも大神:2016/05/09(月) 18:37 ID:3uI

「あなたが好きです!」

そう言えたら、きっと心が軽くなる。
思いを伝えたあとに、こう言えたならもっと楽。

「お願いします、あなたをホルマリン漬けにさせて下さい!」

__……無理だろうけれど。

あの人と私は友達。しかも結構仲のいい友達。そんなことを言ったら、絶対絶交される。
だってあの人は理科が嫌いだから。
理科に関係するものは、ほとんど嫌い。
薬品とか道具とか、嫌いって言ってた。気持ち悪いし、不気味なんだって。

でも、私はそれらが大好き。
特に好きなのはホルマリン漬けにされたものたち。
だってとっても綺麗じゃないH
あの永久的な儚さが生み出す美しさと言ったら……!
それに、液体の色も素敵でしょうH
漬けられているものの美しさが引き立つし、目にいい色をしてるから。

……でも、誰もそれを分かってはくれない。
皆、あの人と同じように気持ち悪いって言う。
どうしてって思うけど、皆は逆に聞いてくる。
どうしてあんなのが綺麗なのって。

私は不思議で仕方がない。
だって、あの美しさを、誰も理解できないとか、ありえない!
それこそ、魔法が使えるようになるのと同じくらいありえないでしょ!?

まあ、皆は逆に思ってるんだろうけどね……。
でもいいんだ。人それぞれだし。
私はあの人がホルマリン漬けにされるだけでいいんだもの。
それ以外の人の意見なんてどうでもいい。

__……あ、でもママの意見は大切かな。
ママは、世間では死んだことになっているパパをホルマリン漬けにした、私にとっての恋の先輩だから。
先輩の意見はちゃんと聞いておかないといけないから。

ママが言うには、好きな人を事故や何かで死なせたことにしたり、行方不明にさせるのがいいんだって。
そして、自分の手で安らかに殺してあげて、ホルマリン漬けにするのがいいらしい。

さすがに学生の身である私はそんなことできない。
だから、あの人に全て告白して、自分からホルマリン漬けになってもらった方がいいと思ってる。
相手も自分からなった方が、気分はいいだろうし。

でも、どうしても告白のタイミングが『逃げていく』。

私とあの人以外、誰もいない教室。
さあ告白するぞ!……って思って一歩を踏み出したら、野球部のボールが窓を壊して教室に入ってくるなんて、いつものこと。
いい雰囲気になっても、どこからかバトミントンのHが飛んできて邪魔する。
もうメールで……と思っても、その日はなぜか携帯が壊れちゃったり。

___神様、もしかして私が嫌いなんですかH
何度星に向かってそう言ったことか!
神様から返事は返って来ないし、むしろ返ってくるのは、さっき出ていったばかりの蚊だったり。


__私、恋愛に向いてないのかなあ……H

目の前で楽しそうに話す友達を見ながら、私はそう思った。
身振り手振り、頑張って楽しそうに話すこの人は私の好きな人。
あまり口を開けてないのに、結構大きな声が出てる。小動物みたいで、とっても可愛い。
ああ、はやくその可愛さを永久的なものにしてあげたい。
こんな汚い世界から、美しい世界に連れていってあげたい。



___はやくホルマリン漬けにしたい。

3: ムクロ氏@太もも大神:2016/05/10(火) 07:21 ID:3uI

朝の教室___私とあの人以外、誰もいない、静かな教室。

早い時間に教室に来ると、『好きな人と二人っきり』という素晴らしい時間ができる。だから私はこう思う。
「早起きは3文の得と言うけれど、正しくは30両の得だよね」って。

私は、離れた席に座って読書をしている、あの人のところに向かった。
猫背になっているのが、小動物みたいで本当に可愛い。

「おはよう、春乃。今日読んでる本は何H

本から私に目を移す。
大きな目に、ニヤニヤ笑う私が映る。

今、この人___春乃は私を見てる。
友達として見ている。
けど、私は違う。彼女がホルマリン漬けになっている想像を見ている。
目の前で、緑の液体に包まれている春乃は、私だけのもの。
ホルマリン漬けになった春乃には、私しかいない。
皆気持ち悪がって春乃に近づかない。けど私は違う。本当に愛しているから、ずっとそばにいる。

朝はおはようって言って、夜はおやすみって言う。
彼女のそばで寝起きする。
朝日を浴びて光る彼女はどれだけ綺麗な姿で、ホルマリンの中に浮かんでいるんだろう……。

「この本Hこの本は前読んでたやつだよ」
「読み直してるのH
「うん、そうなの!だってね、これ伏線が凄い張り巡らされていて……面白いんだよ、これ!」

本を片手に、それがどれだけ面白いか語っている。
ホルマリン漬けにしたら、この楽しそうな表情は見れないけど、永遠の美しさを手に入れられるんだったら、いいよね。

「ねぇ、弥生、この本読んでみないH

私は春乃から本を受け取った。

厚い本だけど、彼女が「好き」というのなら読んであげよう。

「うん、読んでみるよ。じゃ、ちょっと読んでくる」
「うん!感想ちょうだいねっ!」

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