小説リレーやりましょうI(45)

1: PINK△LMONADE◆7E:2018/08/20(月) 17:18

あんにょんはせよ

何人かで小説リレーやりましょうI

進む流れ
>>2-10 メンバー集め

>>11くらい〜自作のキャラ2人まで募集
>>15くらい〜小説スタート

題名とかは特にありません。
もし、part2に行くのなら最後の方に題名決めましょうw

主人公
花畑 美甘(はなはた みかん)

性格
おっとりしていて、天然。

あんにょん

3: PINK△LMONADE◆7E:2018/08/20(月) 18:47

>>2
いいですよI

4: 美香:2018/08/20(月) 21:22

ありがとうございますI

小説かいてみますI(27)

1: 霞桜:2018/08/19(日) 10:18

小説初投稿ですI
Iリティには期待しないで下さい…
駄文です
たまに更新します

2: PINK△LMONADE◆7E:2018/08/19(日) 10:23

小説頑張ってI

3: 霞桜:2018/08/19(日) 10:50

『ファンタジーハイスクール』
ここはごく普通の高校、これといった問題もなく平和に過ごしています。
ただ…この町には問題が溢れていますが…


「おはよI
「おはようございます❗」
いつもの朝が、想時高校に訪れる。
そして、ホームルーム
一番後ろの席で外を眺める女子高生
    土屋まつり 
担任の話は耳に入っていないようだ。
開け放たれた窓から心地よい海風がショートヘアを揺らしている。
窓から見える町には…

IIIIIIIII
爆音が鳴り響く1−Aのクラスメイトは揃って窓を眺めると
「あー今日もヤツらきてんのか」
まつりの隣の席の
    桃井祐希
腰まであるロングヘアが特徴Iだ。

大変だねぇ ポツリと呟いた。
担任がIわりを告げると誰もが思っていたが…

「ここで転校生を紹介しますI
 ざわめく教室
「どんな子だろう…祐希」
「物好きだね…こんなとこに来るなんてさ」
どうぞー
促され入ってきたのは
特徴から言えば
ボブカットに黒縁メガネ
そして…キレイな銀髪だった
祐希は黒髪
まつりは紺色
クラスメイトも茶色や赤色はいるもののやはり銀髪は輝いていた。
「えーーっと…中村なごみ」
…ですと最後の方は聞き取れなかったがかろうじて祐希やまつりにも名前は聞こえた。
なごみの席は前でここからは後ろしか見えないがやはり目立っていた。


一時限目
IIIIII
爆音が鳴り響く。

まつりがなごみを見るとびっくりして口を抑えていた。
だいじょうぶかな…
とまつりは思い休み時間祐希と行ってみようと考えた。

こんにちわんわんI探偵の恋愛小説だよーI(44)

1: ちゆ☆◆s.:2018/08/18(土) 13:29

こんにちは。ちゆ☆です。
小説書こうと思います。
現実話からのー作った話だよ☆
〈ルール〉
☆荒らし、なりすまし禁止
☆小説は私が書きます。他の人は書かないでね
☆観覧&感想書き込みOKだよん
それでは書いていきますI

2: ちゆ☆◆s.:2018/08/18(土) 13:41

☆登場人物☆
・真中 咲奈 小学5年 (まなか さな)
・佐伯 I希 小学6年 (さえき ゆうき)
・佐伯 愛 小学5年 (さえき あい)
・雪村 明 小学5年 (ゆきむら あかり)
・桜井 舞花 小学5年 (さくらい まいか)
・蒼井 ゆい 小学5年 (あおい ゆい)
・長井 心也 小学5年 (ながい しんや)

以上です♪また、新たに登場人物出てくるよ
佐伯I希と佐伯愛は何にも関係ないからね(親戚とかの)

3: ちゆ☆◆s.:2018/08/18(土) 15:57

訂正です
真中咲奈→真中咲良です♪
早速書いてゆきます

「おっはー」「楽しみだねー」
今日から5年生。真中咲良はウキウキしていました。と言いたいところだけど、咲良はしょんぼりしている。
咲良「はぁー。今年もクラス替えないのかー。やだなー。」
咲良の学校は、全校で222人。四年生から、学年に42人いないと一クラス。咲良の学年は、38人だから、去年からクラスは変わっていないのね。
咲良の心の中で思っていることが変わったようです。聞いて見ましょうか。
I希くん笑えるー。ランドセルが背中より小さいしー。笑笑」
あらあら。I希くんは身長が170cmあるのでね。そりゃ小さいわ。咲良の学校は分団で登下校しているのさ。I希くんは咲良と分団が同じだから、よく見るんだね。ちなみに今は、分団で登校中。なかよしの4年生、咲津 希良梨と喋りながら。
咲良「ふぅー着いたー。つーかーれーたー。」
希良梨「さっちゃん10分しか歩いてないじゃん。」
咲良「そうだけどー。まぁいっか。」
希良梨「何が『まぁいっか。』なのI
周りの、I希たちに笑われた。あちゃー残念I
それからなんやかんやありまして、咲良は教室に到着。ガラガラと教室の扉を開ける。
???「さっちゃんおっはー。」
??「咲良おはよー。」
咲良「たんてーのみんなおっはーI
咲良「事件は解決した?」
??「うんI咲良のおかげで無事解決したよ♪」
咲良「ここでみんなに説明するね。」
???「咲良、誰に向かって言ってんの?」
咲良「読者の皆様」
咲良「私は探偵だよん☆???さんや??さんも探偵仲間だよ。???は雪村明ちゃんで、??は佐伯愛だよん☆」
愛「なんで私だけ呼び捨て?I
咲良「ここではこれくらいで説明はIわり。また後で他の仲間がくるよ。」
ズキッ。咲良の頭だ。咲良は、「ただ頭が痛いだけでしょ。」と思っていた。

このときは、咲良の命が危ない事は、誰も知らなかった。

まだまだ続くよ☆

私立白峰学園高校へようこそI(8)

1: 桃子:2018/08/17(金) 18:33

私立白峰学園高校

ここは日本中の問題児が集まる、全寮制の高校。
何らかの事件を起こした者、引きこもり・不登校、親から邪魔者扱いされて無理矢理入学させられた者……

様々な環境の人間がこの学園に集まり、同じ時を過ごしている。
だがこの学園は荒れに荒れており、まともに機能していない。
教師もやる気がなく、授業はほぼ自習。

これは、このイカれた学校・私立白峰学園高校の日常物語である。

5: 桃子:2018/08/19(日) 23:39

不安という気持ちもあったが、[どういう人達なんだろう]という気持ちも湧いてきた。

「どんな人達なのかしら…こっそり見に行こっと」

奏は起き上がり部屋を出た。
1階の柱に隠れ、寮生が帰ってくるのを待った。
しばらくすると、2人の女子が入ってきた。

「もーまじだるーい。どーせ授業しないんだから教室行く意味なくねI?ずっと寮にいたいよー」
「ほんとそれ。男子はうるさいし…」
「てゆーかアイツさぁ……」

どうやら愚痴を言い合っているようだ。
愚痴のレベルが小学生のようで、吹き出しそうになる。

「栞さん、雅さん、なんですかその言葉遣いは」
「ゆ、百合子様…」

もう1人出てきた。2人の反応からして恐らくこの2人のボスI存在だろう。

「まったく…わたくし達は良家の子女なのですよ?回りに影響されてはいけません。そのように下品な言葉遣いはおやめなさい」

「申し訳ありません百合子様…」
「ですが辛くて辛くて…もう家に帰りたい…」

栞と呼ばれる女子は目に涙をいっぱ溜めて百合子を見た。
それを見た百合子は目を瞑り、

「栞さん、あと2年です。2年耐えれば解放されるのです。わたくし達は他の者共とは違います。気を強くお持ちなさい」
「……………はいIお心遣い感謝します、百合子様II

栞が笑顔で返事をした。
それを聞いた百合子と呼ばれる人物は少し微笑み、寮の奥へ去っていった。

「アイツまじうぜー。こっちがちょっと下手に出たら調子乗りやがって」
「『下品な言葉遣いは、おやめなさぁ〜い』」

雅と呼ばれる少女が百合子の物真似をする。明らかにバカにしている。

「ぷくく、似てる〜。なんなのあいつのしゃべり方」
「エセお嬢様って感じ。ていうか盗み聞きとかきもくなーい?」

2人は百合子の悪口を言いながら寮の奥へ去っていった。

(うわぁ…今の見ると普通に頭悪い女子高生って感じ…)

奏は白峰学園の生徒はこんなのかと、少しびっくりした。
(もっとヤバそうな人達だと思ったのに…)

続々と帰ってくる寮生は、普通の子達だった。

(ま、問題児って言っても、所詮高校生だもんね…)
奏は寮生を見るのに飽きたので、見つからないよう、ひっそりと部屋へ戻った。

6: 名梨:2018/08/20(月) 12:21

面白いデスI頑張ってくださいI

僕らのドタバタ夏休みI(106)

1: リラ:2018/08/17(金) 00:41

初めましてI小説を書くのが好きなリラですI
この小説には基本、
「ゆめにっき」「星のカービィ」「アンダーテール」「けものフレンズ」
などからキャラクターたちを使おうと思いますI
因みにIリキャラ、擬人化もいるので注意
主の時は【】で話しますI
基本スレ禁ですが、感想を書くならOKI

12: カービィ:2018/08/17(金) 00:49

ここどこII

13: ワドルディ:2018/08/17(金) 00:50

知らないII

君に届け知ってる方〜I(4)

1: たまご:2018/08/03(金) 08:28

誰が好き?
私は、さわこ、やのちん、ちづ、かぜはやだよ〜I*\(^o^)/*

恋に落ちるのは意外と簡単I?(50)

1: 名梨:2018/07/30(月) 13:48

モチベーションの為、感想を投稿して下さると、ありがたいです。

俺、進藤 翔は声優を目指していた。
「全っ然ダメIなんかー声に、心がないってうか、死んでるっていうか まあとにかく
やり直し‼」
高校2年 17歳 進藤 翔 声優志望。
もう、声優を目指して5年がたっていた。俺は、中学のころすっかり落ちこぼれて不登校になっていた。ほとんど部屋に引き込もっていて、常にパソコンを見ているような生活だった。2次元は、最高だ。裏切らないし、現実のことを考えなくて済む俺にとってのたった1つの方法だった。そんな時、声優さんのブログを見た。そこには、今まで引きこもりだったこと、いじめられていたことが書いてあった。まるで、僕じゃないか。僕も変われるのか。いや、変わりたいんだI

2: 名梨:2018/07/30(月) 14:04

その日から僕は、変わった。相変わらず、勉強は出来ないままだ。この高校に入れたのも、奇跡に等しい。でも、友達だっているし
目標もできた。
(僕は、声優になってみんなを幸せに、希望を持って欲しいんだI)
その日、珍しく部屋を出た僕は、お母さんにすぐに言った。声優を目指したいと。
意外にも、あっさりと良いといってくれた。
俺の幸せが一番だといってくれた。
猛練習の結果、俺は青年の声、女性の声、ばあさんの声など色々な声が出せるようになった。
声優学校の試験を受けた。学校に入って僕は変わった。着々と、成長し、脇役だけれど仕事もあった。

4: 名梨:2018/07/30(月) 14:16

今も何度かIーディションには行っているが、受かりはしない。とぼとぼ歩いて家路についた。

私がヒロインだけど、彼氏だけを愛しますI(7)

1: はんかち:2018/07/29(日) 15:16


「面白い女だ。俺の妾になる気はあるか?」

美しい、しかしどこか冷たい声が
広い部屋に響く。





私の両親が事故にあった時、
彼は一緒に病院まで走ってくれた。

友達ができなくて悩んでいた私を、
皆の輪の中に引き入れてくれた。

苦手な数学を教えてくれた。

上手じゃないお弁当も完食して
『美味しかったI」って、笑顔で言ってくれた。

あの時も、この時も、いつもいつも
私を支えて守って勇気づけて......


何も出来ない、頼ってるだけだった私を
あなたはIんでくれた。


.......だから。


目の前で不敵に微笑む『王子』に向かって
私は笑顔で言った。

「ごめんなさい。
私には、最愛の人がいるんです。」



芹沢千尋、高校一年生。
乙女ゲームのヒロインですが、元いた世界の
彼氏だけを愛します。

3: はんかち:2018/07/29(日) 15:18

「君だけの僕」説明会。


私が来てしまった世界である『君だけの僕』は、
人気乙女ゲームだ。

公爵令嬢のアリス=ファディアと、彼女の周りの男性たちによる恋物語。
ちなみにライバルキャラは存在しない。

.....というのも、ライバルキャラが存在する
必要がない程に、どのキャラも攻略難易度が高いのだ。


メインヒーローでさっき出会った
カイラ=キャンベル様は、このキャンベル国の
第一王子。

整った顔にはめ込まれた宝石のような黄色の瞳、
輝く銀髪、すらりと長い手足。
女性の憧れである彼は、しかし極度の人間不信なのだ。
彼のルートは未プレイのため、細かい事情は
分からないけど...ファンスレでは『怖すぎる』
『最悪のヤンデレ』『もはや闇そのもの』などと
言われているため、あまり関わりたくない。


そしてまだ出てきていないキャラが四人いる。


アリスの婚約者(候補)で、ランドルフ家の恥晒しと
言われる男、ハルト=ランドルフ。

赤毛に黒い瞳、豪快で男らしい笑顔が特徴I
処女が大好物の彼は、とにかくアリスの身体を求めてくる。
軽薄そうな態度も相まって周囲からは嫌われていた。....のだが、実は彼にも事情があって
そんな態度をとっている。
という設定。彼も未プレイのため詳しくは分からない。
人気投票で一位だったので、魅力Iではあるのだろう....。

3人目はハルトのライバルキャラで
アリスの婚約者候補その2、シIン=エレイン。

ふわふわの金髪に緑の瞳。
王子よりも王子らしい容姿と、紳士Iな態度で
熱狂Iなファンを持つ。
しかし、柔らかな物腰と甘い言葉からは
想像もできない下衆な性格をしており、カイラの人間不信の原因には、彼が深く影響している。
彼は最初にプレイしたが、「最低」以外の言葉が出てこない屑だったと覚えている。

4人目はアリスの幼馴染、アヤト=ガーレディン。

艶やかな黒髪と紫紺の瞳を持つ、妖艶な雰囲気のキャラクター。
彼はアリスに全く興味が無いが、アリスの友人令嬢に惚れ込んでいる。
彼女と接点を持つため、それはもうしつこく
絡んできて面倒臭い。
彼のルートは、一定まで進めるとメタ化してきて
しまいにはアヤト本人が『僕は攻略出来ないよ』
などと言うようになる。
そして本当に攻略できない。(アリスに恋をしない)

5人目はシークレットキャラクター。
上記4人のイベント、スチル、ボイスを全てコンプリートすると攻略できる隠しキャラだ。
勿論私は出せていないので、詳細は何も分からない。


彼氏の紹介で仲良くなった なおちゃんから
Iススメされてやった『君だけの僕』は、ゲームをしない私にはつまらなくて、シIンとアヤトを攻略してからやめてしまった。

自分がアリスとしてトリップしてしまうと
知っていたら、全員攻略したのに....I

5: はんかち:2018/07/29(日) 15:20

もうどうなっているのか分からない....


あの後、質問に答えられなかった私は
「もういい....」というカイラ様の声を最後に
気を失った。
目覚めた先で目にしたのは、薄暗く人気のない
空間と銀の柵。


....私、アリスの現在地はキャンベル家地下牢獄。
不法侵入者として絶賛捕らえられ中だ。

それだけならまだ良い....
私の不安を最高潮にさせているのは、鉄柵越しに
鈍く輝く紫紺の瞳だった。


「ふぅん....見た目はアリスそのものだね」

訝しげに私を見つめ、そう呟くのは
攻略対象キャラでメタ担当のアヤト=ガーレディン。
ぶつぶつと独り言を口にしながら、私をじぃっと
見つめている。


「.....あの、私に何か用ですか?」

思い切って話しかけてみた。

触れられそうな位置で、首の動きに合わせて
揺れていた黒髪がぴたりと静止し、全身を行き来していた視線が私の口元を捉える。


「不法侵入者の身元に心当たりがないか、と
カイラから連絡が入ったから、君の顔を見にきたんだよ。」
「は、はぁ....」
「まぁ誰がどう見てもアリス=ファディア
なんだけど....君、ちょっと特殊ケースだから。」

特殊ケース?

こてん、と首をかしげると、アヤトの顔が
嫌そうに歪められた。

「その媚び売るみたいな態度やめてくれない?
正直に言って不愉快だ。
俺が可愛いと思うのは、レイラ嬢ただ一人だよ」
「なっ.....」


媚びを売ったつもりなどないIと反論したくなったが、ぐっと堪える。
今の私は不法侵入者で、地下牢獄にいるのは
どうやらアヤトただ一人。機嫌を損ねて仕舞えば
得られる情報も得られないだろう。

「申し訳....ありません」
「うんうん、素直な謝罪ができるのは美徳だね」

にやりと歪むアヤトの口元が憎たらしい。

「それで、あの、差し支えなければ
先程の『特殊ケース』という言葉について、
詳しく教えて頂けませんか....?」

おそるおそる口にすると、うぅん...と唸る声が
返ってくる。

「教えてやりたいのは山々なんだけどね?
不法侵入者にどこまで勝手に喋っていいもんか
俺もわっかんなくてさぁ....」



その言葉の内容よりも、私が疑問に思ったのは
口調だった。

ガーレディン家は同じ公爵家ではあるものの
実績でも歴史でもファディア家に劣る、という設定のはずだ。
拘束された不審人物とはいえファディア家令嬢の
私に、こんな砕けた口調で話すだろうか?

......嫌な予感がする。


「まぁいいや、少しだけなら教えたげるよ」
「.....お願いします」

不安に思いながらも、そう返す。


「君がカイラの部屋にいた同時刻に、
ファディア家令嬢のアリス=ファディア様は
街で炊き出しをしていたんだ。

付き人や街の人々、大勢の目撃証言もあるし
参加者リストに彼女のサインも残ってる」

「え、と....」

それは、つまり。

「君はアリス様と生き写しで、
身元不明の不法侵入者ってことになるね」


どうしよう。頭痛くなってきた。


「私はアリスじゃない...って事でしょうか」
「そんなこと俺に聞かれても。」



私は誰なんでしょうか。

「見つけたっI」四つ葉のクローバー(3)

1: まつり@結珠◆klVAly.:2018/07/28(土) 22:17

ん……眠い。

緊張するのかなぁ、なんて思っていたけれど……全然そんなことないや。
“最後の日だから”っていう考えは、どうも好きじゃない。

「こんな朝も、もう最後……か」

朝、この部屋で起きて。
ご飯を食べて。
ランドセルを背負う。

そんな“当たり前”は、明日から“当たり前”じゃあ無くなるんだ。
それを思うと、なんとも言えない気持ちになる。

……自然体でいるのも、きっと…今日で最後。
だから…転校先では着ないであろう、お気に入りで、少しばかりくたびれたカットソーと短パンを身に付ける。

「おはよう」  

部屋を出たところで顔を合わせた、妹に挨拶。

「おはよ。あっ…お姉ちゃん、みつる、今日は友達と学校行くから」

「そっか。……最後だもんね」

最後だから。
この理由は、好きじゃないけれど……美弦にとっては立派な理由だ。

リビングの方からは、ふんわりとトーストの匂い。
朝は和食派のわたしに、朝から口の中の水分を取られるようなパンは少しキツい。

「ママ、おはよーI

「まあ美弦ちゃん、おはよう」

朝から、よくやるわねぇ……なんて思いながら、抱き合っている二人を見ているわたし。
はあ……わたしのことなんて、どうでもいいのね。知ってた。

「あ、未琴」

「……おはよう」

ございます。なんとなく小声で付け足した。
次は、洋服について文句を言うんだよね?
……どうでもいい。

「ちょっと……この学校行くのも最後なんだから。少しくらい綺麗な格好をして行きなさいI」 

2: まつり@結珠◆klVAly.:2018/07/28(土) 22:38

……はいはい。予想通りですね。

本当……なによ、最後だから、最後だからって。
最後だからなんなの?
最後だからって、どうしても似合わない綺麗な洋服を着なきゃいけないI

納得出来ないことには、従わないのがわたし。

「別に良いじゃん。最後だからって、わざわざIシャレしなくても……」

……でも、面倒な小言が増えることは…火を見るよりも明らかで。

「その言い方はなにI?あなたのことを思って言ってるのよI

どうしたら、朝からこんなに感情Iになれるんですかね。
……なんて思うけれど、こんなことを言ったら余計にうるさく言われるだけ。
こんなやり取り、時間の無駄。

それでも、よく言うわ。
わたしのことを思って?
……子供の気も知らずに。

「……はいはい」

「どうしてそんな返事しかできないのI

……知らないよ、そんなの。うるさい。

適当に、『うん』とか『はい』とか言いながら、トーストにかじりつく。
失われているんだか、補われているんだか分からない、口の中の水分。

わたしの心中を知らずに、

「ママぁ…」

なんて美弦が言っているものだから、余計にムカつく。
……小4にもなって。

さっさとトーストを胃の中につめこんで、席を立った。

「……ごちそうさま」

【ななみの小説】*何があっても負けるものかI*(39)

1: ななみ@結優◆lY:2018/07/11(水) 22:55

すみませんI前スレ、ちょっと読みにくいので、新しくたてましたI
まだまだ未熟ですが、コメントくれると嬉しいですI
今回は、いじめ小説ですI
最近多いみたいですが読んでくれると嬉しいですI

4: 萌夏:2018/07/12(木) 14:29

頑張ってくださいI

5: ななみ@結優◆lY:2018/07/12(木) 15:24

>>4ありがとうございますII

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