黄色と、エナメル�oッグ。(22)

1: ヒヨドリ:2021/01/14(木) 11:57

イメージカラーは、黄色。そんなフレッシュレモンみたいな黄色……ではなくて、もっと卵焼きみたいな、食欲をそそるような黄色。君をみたらいつも思い�oすその色は、今となってはどこにでもある色で、目に入ると少し苦しくて、いや眩しすぎて、目を背けてしまいそうになる。
あぁだけど、いい思い�oだったなって、そんな風に思えてしまう自分がいること。あの時の私が、あの時のあの人を好きだっただけの話だと、そう納得してしまった自分を、少しだけ誇らしくも思うのだ。

2: ヒヨドリ:2021/01/14(木) 12:33

第一章 小学6年 夏

「中学の野球部に、女子が一人いるんでしょ」
試合を終え、蛇口の水を�oシャ�oシャと顔にかけていた時だった。同じ学年の安部凛太が顔に付いた泥を手で拭きながら、こちらに歩いてきた。
「ああ、そうらしいな」
そうらしいなとは言いながら、頭では全く別のことを考えていた。7回表にセンター前ヒットを打たれた場面、自分の目の前に白い蝶が横切り、一瞬集中を切らせた。相手は同じチームの5年生で、通常であればヒット1本すら打たせない自信はあったのだ。
「凛太、俺のクーラーボックスどこにある?」
「ベンチの裏にお前の母ちゃんがさっき置いてったよ」
クーラーボックスを開け、アイシングサポーターを肩に巻いていると、凛太がクーラーボックス内の保冷剤を手に取り、俺の頬に当ててきた。
「冷てえな、やめろよ」
「�o験者なんかな? 俺あんまり上手くないと思うんだよなぁ〜」
「どうでもいいだろ、そんなこと」
凛太の手から保冷剤を奪い取り、クーラーボックスにしまう。右肩がひんやりと冷たくなってきて、少し気分は良かった。先程の白い蝶だろうか、物置の傍の木の葉の上で、羽を休ませていた。
「なぁ、お前さぁ」
振り返らずになんだよと答えた。
「中学でも野球やんの?」
「さあな。気が向けばね」
もちろん続けるよ、とは言えないのが俺の性格だ。小学校から自宅の帰路にある中学校のグラウンドは、もう何回も目にしている。中学生と言われても、今はまだイメージが全くつかなかったのだ。

3: ヒヨドリ:2021/01/14(木) 13:24

第二章 中学1年 春

「学級委員またやるん?」
ポニーテールが揺れた。中1のクラス替えではクラスが離れてしまったが、小学校では仲が良かった女子の1人が話しかけてきた。
「推薦されればね」
「でも小学校でやってたんだから、やるでしょ!」
もう1人、うるさいやつが話しかけてきた。この、�oスケができて、足の速い女子はいつも俺に絡んでくる。最も、この学年の女子は何かにつけて冷やかしたり�oカにしたりしてくるのだが。
廊下にいる時に話しかけてきた女子の対応に追われていると、気がついたらポニーテール姿は見えなくなっていた。この後には入学式が控えている。

人間不信 nonfiction(8)

1: 奏:2021/01/06(水) 09:56

皆さん、お久しぶりです。
奏です。
私は今受験生で少ししか来れませんが私の過去を物語としてここに書き留めたいと思います。
つまらなかったり、アド�oイスがあったら教えてくださいね

2: 奏:2021/01/06(水) 10:32

人物紹介
【注】本当の人物とは名前を変えてあります。
主人公
菅谷 紗里 sari sugaya 事件当時11歳
元気で明るい女の子
明るすぎてみんなに嫌われているからクラスの1部としか仲良くしようとしない
でも本当は嫌われるのが怖くて明るさで壁を作ってるだけだったのに…
ピアノ、お習字が得意
天然、鈍感だと言われている
『うわぁ!楽しそうだね!(別に楽しくなさそうだし、みんな私のこと嫌いだから入れてくんないでしょ)』

紗里の親友達
甘宗 桜 sakura amamura 事件当時11歳
元気で悪口が嫌いな女の子
紗里が明るくて良い子なのになんで嫌われてるのか不思議に思っている
ミュージカルを習っている
『ねね、夏休みどこで遊ぶ?』
鷹村 茉莉 mali takamura 事件当時11歳
お�oさんキャラで体が細い女の子
桜とは幼なじみ
紗里と仲良くしている
『もう、口にクリームついてる!ちゃんと拭きなさいよ!しょうがないから拭いてあげる!』
高松 林檎 ringotakamatu 事件当時11歳
紗里とはクラスが1年からずっと一緒のクラス
紗里をイジったり、紗里にイジられたりとお互い様の関係
紗里と喧嘩することが多いけど、喧嘩する程仲良くなる
ドジっ子で頭がいい
『あれ?今日の宿題ここじゃなくて次のページなの?!』
松橋 鈴杏 suzua matuhasi 事件当時11歳
林檎と紗里と4年まで同じクラスだった
5年になっても林檎と紗里とよく会っている
林檎と紗里をイジるのが好き
『フフフ2人ともまた宿題忘れちゃったんだw』
桐村 まや maya kirimura 事件当時11歳
紗里とは5年になって初めて会った
光とは幼なじみ
真面目に肌が雪みたいに白い
友達を呼び捨てで呼べない
『紗里ちゃん…借りた本を返して、返した本を持ってるよ?』
三浦 光 hikari miura 事件当時11歳
いじられキャラ
琥珀が大好きでいつもら追いかけているため、みんなに引かれている
まやと幼なじみ
友達を呼び捨てで呼べない
『こはくりーん!待ってーーー』
丸川 琥珀 kohaku marukawa 事件当時11歳
光をうざく思ってるけど内心追いかけてくれて嬉しい
ある意味ツンデレ(?)
『光…いい加減にしてよ…このストーカー』
中村 翠 midori nakamura 事件当時11歳
毒舌のいじりキャラ
でも裏声がめちゃかわいくてギャップ萌えと言われている
5年からの編入生
帰国子女だから英語ベラベラ
『光…また琥珀を追いかけてるんだ…もしかしてドMなの?ねえ?よく飽きないよね』
矢倉 真由香 mayuka yakura 事件当時11歳
事件に大きく関わっている
事件の1件があっても懲りず教室内を走り回ってる
5年からの編入生
帰国子女だからイタリア語が話せる
『マジでこちょこちょはやめてよwギャハハ!』
北河 百合 yuri kitakawa 事件当時11歳
事件に少し関わっている
紗里とは幼稚園からの幼なじみ
よく紗里に相談したり、相談されたりする
『そんなこと、気にしなきゃいいんだよ』

5: 奏:2021/01/10(日) 10:54

〜1年後〜
事件の半年前、私達は5年生になった

ここでこれから2回に分けて重要な人たちがどこのクラスかを教えよう
※クラスは実際の名前を�oすと特定できるクラス名なので実際のクラス名とは異なっております
私、紗里は…月組
桜は…太陽組
茉莉は…星組
百合は…月組
幼なじみ1(1年前鉄棒突き落とし事件で鉄棒から突き落とされた子)は…月組
幼なじみ2は…太陽組

☆小説書きの相談・アド�oイススレ★(6)

1: <偽者>名無し◇:2021/01/03(日) 22:49

★このスレの概要★


★このスレは、この板にいる小説書きに皆さんがアド�oイスしたり、相談に乗るスレです。
★アド�oイス…小説に関して、文法、表現方法、語彙などこうした方がいいかもしれない、というのをアド�oイスしてください。ただし、押し付けにならないように。誰の小説にもいいところはあります。
★相談…話が思い浮かばなかったり、小説に行き詰まったり、または単純にキャラクターについての相談など……を、作者の方は持ち掛けてください。やさしい人が相談に乗ってくれるでしょう。
★その他…このスレは乱入するのが憚れる場合などにお使いください。
★あくまで相談、アド�oイス。自分の正義を貫こうとせず、柔軟に受け止めてください。また、暴言などはもっての他です。


★人生相談板ほど重くなく、教えて板も何か違う気がしたのでここに立てました。板違いなら削除依頼お願いします

4: ◆hJgorQc:2021/01/04(月) 18:44

>>3

えっと、書く前に大体の構想は浮かんでいますでしょうか。
個人的ですが構想を立てておくと完結までの道筋が明確になり、完結まで導けると思います。(構想がしょっちゅう変わる私が言えた話ではないのですが)

6: 猫又◆ac:2021/01/04(月) 23:48

>>3

小説作成の本で見かけた話なのですが、
プロット打ちという方法があります。

ストーリーを最初から最後まで、
「〜が◇◇して、〇〇になった」
というように完結に、
200文字以内で書いてみて下さい。

次に400文字、最後に800文字で書けるまで本編を書かない。

……ということをすると、最初から最後までのストーリー設計図ができるので

その設計図を見ながら書けば必ず完成する、と書いてありました。

(難しい作業ですが、作品のレベルが必ず上がるそうです)

>>5
キャラクター作成の本によると、
「目標」が重要みたいです。

自分より他人の平和を守るヒーロー、「超越者タイプ」
読者に近い一般人、「共感タイプ」
一般的な法律に逆らう、「悪人タイプ」
お前を消して自分も消える、「破壊者タイプ」

大きく分けて4つありますが、

とりあえず、
キャラクターに「目標」が無いと似たりよったりになるそうです。

一体この物語で何を目標としているのか
そのために「どんなことを考えて」「どんなことをする」のか。

同じ目標を持っているキャラが複数いるなら、

○その目標に対してのネガポジ。
「絶対やる!」VS「できるわけがない…(本当はしたい)」

○行動の速さ
「みんな行くよ!」VS「適当にやればいい」

○達成方法
「みんな一緒にがんばる」VS「自分以外を犠牲にする」

みたいな「違い」を付けると、
口調が変わったり、語尾が変わったり、前置きのセリフが変わってキャラが立って、
なにより、キャラ達が自然に「協力」したり、「対立」してくれます。

人によってやりやすい方法はあるかと思いますが、
私はこの方法がやりやすいので、オススメします。

※追記
キャラのチャームポイントなんか決めても良いかと思います。

 Second (2)

1: 匿名:2020/12/05(土) 17:22

駄文。乱入禁止。

2: 匿名:2020/12/23(水) 20:52

おかしなやつだ、と隣で白い息を吐きながら自転車をこぐ男をみる。尤も、わざわざ寒い中おかしなやつと一緒に帰路についている僕も他人のことは言えないが。何がおかしいのか。説明するのも馬鹿馬鹿しい。だが、開口一番そう言ってしまったからには説明せねばならない。残念ながら今の僕は使命感にかられている。たとえとめられても、口を塞ぐことはないだろう。さて、僕はめんどくさいことが嫌いだ。さくさく進めさせていただく。まず、こいつをおかしなやつと思い始めたのは、こうして一緒に帰るようになってからだ。今回一緒に帰るようになった理由は説明義務に入っていないので割愛させていただく。つまり、おかしなやつを選んでつるんだわけではない。一緒に帰るようになってから1週間�oった頃、気づいたことがある。それは決まって彼が口にする言葉。「あぁ、死にてぇ。」である。かれこれ一緒に帰り始めて1ヶ月�oったが、残念なことに今日も彼はぴんぴんしている。おかしなやつだろう。死にたいなら、ハンドルをきらなければ良いのに。壁に衝突することも�o来るし、川に落ちることも�o来る。信号をまもらなければ良いのに。運良く大型トラックにぶつかる可能性もある。だが、彼は安全運転を終始心がけている。なんなのだ、と僕は思う。理解�o来ない。毎日死にたがっているのに、毎日ハンドルをきり、ブレーキをかけ、安全運転で帰宅する。ほら、今も赤信号でとまった。

皆で小説のネタを�oし合うスレッド(4)

1: ヨシフ=スターリン:2020/11/23(月) 18:35

皆で小説のネタを�oし合うスレッドです。
常識を守ってくれればOKです。
ただし、エロ要素は止めてください。
グロテスク要素はまだ大丈夫です。

2: invincible◆oU:2020/11/23(月) 18:42

https://azgaar.github.io/Fantasy-Map-Generator/

創作世界つくるときにおすすめ。軍事力や人口も�oしてくれる。

3: 麗花◆hJgorQc:2020/11/23(月) 20:53

○○しないと�oれない部屋(○○の中は自由に)パロをオリキャラにやらせるとか言うクソ企画思い付いたんですけど······

Mo4小説詰め(5)

1: 三散華聖衣:2020/11/18(水) 05:12

小説専用スレッドがあって
(書きたい…)ってなったので建ててしまった
スレタイの通り小説&quot;詰め&quot;です
1レス毎に話が変わっていきます

Mo4っつーのはMARIKINonline4を略した名前のフリーゲームです
ゲーム名にオンラインと入っていますがオンラインゲームではありません()
興味があったら調べてみて下さい

2: 三散華聖衣:2020/11/18(水) 05:18

言い忘れましたがCP要素有
大体�oてくるCPは下の通り

シグ�oチ、氷乙(乙氷)、じゃくあづ、太ざく、アクエク、ウイフク、シュミフク、マリフサ

まあ全部推しCPなんですけどね
もしかしたら荒カシ、キリジェラ等も書くかも

4: 三散華聖衣:2020/11/18(水) 05:32

マリフサ ※捏造設定含む
【弱虫な僕と】


「約束だからなぁ…シグキン?」

「俺達と………」



「「腕試し�oトルだ!!」」





***




o発前…


「ボコボコにされたな」


「シグキン達も強くなったなあ……」


「ああ。あいつらならもしかしたら俺が居なくても行けそうだな」

「それでもついていってくれるマリキン」


「うるせ、つーかよ」


「ん?」


「…何か、昔の自分と比べて
すげー変わった気がする」


「…そっか、君は」





『ガキが!舐めてんじゃねぇぞ!!』


『君ィ、何処から来たの?そんなちんけ臭ぇもん背負ってよォ』





「………サ………」



「フサキン!!」



「っ!」


「どうした?ぼーっとしてたぞ」


「…あ、ああ、悪い」


「そんじゃ、俺そろそろ行ってくるから
ちゃんと廟堂に居ろよ?…あ、お前�oられないんだっけな」


「うるさい!はよ行ってこい!」


「へーへー」





フサキンと何話してたんだ?

んー?男と男の秘密

何だよそれ

早く行く�oチよー


「……」


キミは



『ちょっとそこの君!』



『……………』


『こんなに濡れちゃって!ほら、俺の家来なよ』



『…………………』


『………大丈夫。俺は君の味方だよ』



『…………うん』





キミは


ずっと…………独りだったんだね

親が反社会的勢力のせいで�oイトができない(20)

1: 匿名のギャング:2020/11/12(木) 23:35

期待の新人マフィア×根暗男子高生のBL注意な小説です。


*あらすじ
父が巨大ヤクザの元締めを務める深海珊瑚は、反社会的勢力に関わりがあるとして通算15の�oイト応募に落ちていた。
そこで珊瑚は、父の血で汚れたスーツを洗濯していた�o験を生かし、クリーニング屋を開くことに。
&quot;持ち込まれたスーツがどんなに血塗れだろうと、決して理由は尋ねない&quot;。
そんな珊瑚のクリーニング屋はヤクザ・マフィアの御用達となっていき…

2: 匿名のギャング:2020/11/13(金) 12:38

「わ、悪かったよ、オマエらのモンに手ぇ�oしたのはよ、謝るから……許してくれぇぇえ!ミディスピアーチェ、ミディスピアーチェ!」
「お前の謝罪に、損失した10万ユーロ分の価値があるとでも? つーか……イタリア語ヘタクソ……」

新宿の夜の路地裏に、ひっそりと金属が弾ける。
アスファルトに倒れる男の命乞いは、銃声にかき消された。
男の息の根が止まったのを静かに見届けた青年は、まだ煙の立ち上る銃をジャケットの内ポケットに仕舞おうとして悲鳴を上げた。

「マジかよッ、この一張羅すっげぇ気に入ってたのに!」

イタリア製の1200ユーロ(15万円)した薔薇の刺繍入りジャケットに、薔薇ではない&quot;赤&quot;が跳ねていた。

「こいつ確かB型……ちくしょー、俺と相性の悪い血だぜ」
「だから言ったろチェスコ。ジャケット1枚買うのに苦労するような新人が、格好つけて任務に着てくるなって。血で汚れんのは分かってたことだろうが」
「けど安っぽい服なんか舐められるだけッスよぉ……」
「新人なんてそんなもんだ」

裏の世界で普段から上等な服を着ていいのは、血で汚れちまっても替えのスーツを沢山持ってる地位の奴に限るんだ。
もっとも、そんな地位まで�oり詰めれば血で汚れるような仕事はそうそう回ってこねーけどな。

チェスコは、悟ったように語る中年の上司を見上げた。
くたびれたスーツはシワだらけだ。

20歳で&quot;組織&quot;に属して早20年、四十路に入ったにも関わらず、幹部どころか新人指導しか任されないという青年の上司。
&quot;この世界&quot;は年功序列ではない。

もっとも彼の場合、評価されないというより&quot;新人教育&quot;が天職過ぎて現場に駆り�oされるだけで、待遇は悪くない。
現に彼は凄腕殺し屋やらマフィアのボスやらを何人も輩�oしており、青年──チェスコも未来を期待された内の一人である。

「シミ抜き苦手なんだよなぁ〜。こうなったらクリーニング屋にでも持ちこんで──」
「馬鹿、こんなジャケットをカタギの店に持って行くな! 諦めて捨てるか……どうしても着たけりゃリンゴのアップリケでも付けてごまかすんだな。

上司の小粋なジョークにも笑えず、眉をひそめて不貞腐れる。
諦めきれずに何度も血のはねた裾を擦ったが、むしろシミはじんわりと広がり逆効果で、更に苛立ちが募る。

「どっかにねぇかな〜……どんな血塗れの服を持ち込まれても、決して理由を探らない。マフィア御用達のクリーニング屋……」

3: 匿名のギャング:2020/11/13(金) 15:29





──私は反社会的勢力と関わりがないことに同意します。

明朝体で長々と綴られている�oイトの誓約書に、レ点を付けけるのをためらう。

「あの〜……これってその……親がその……やく、ヤクザ……とか……って……」

男子高校生──深海珊瑚(ふかみ さんご)は歯切れを私悪くして尋ねた。

「あー……親御さん&quot;ソッチ&quot;の方……? 申し訳無いけど、揉め事を避ける為にも御家族の方にそう言った組織に属されている方は御遠慮頂いてて〜」
「で、ですよねー……」
(属してるっつーか、元締め……)

店長の口調は丁寧だったが、珊瑚は苦笑いの奥に嘲笑を見た。
そんな軽蔑を含んだ視線にも慣れてしまって、数年前までは俯いて戸惑っていた珊瑚も、現在では乾いた笑いを返す余裕ができている。

「すみません……今回はやめます……」
「申し訳ございません〜」

全然、申し訳なさそうな感じのしない空謝罪。
元々ダメ元で半ば諦めかけていた珊瑚は、深いダメージを負うことなく事務所を退�oした。

ピーター・パン~崩れかけたネ�oーランド~(17)

1: AL ◆6.:2020/10/15(木) 19:43

前から暖めていた小説を上げていきたいと思います。
今書いている小説の箸休め、みたいな感じですが……
読んでいただければ幸いです。

感想待ってます!
マイナスコメントは禁止させて頂きます。

2: AL ◆6.:2020/10/15(木) 20:00

ーー私はもう、大人になる準備が�o来た。
でもそれは、彼らの存在を忘れたり信じなくなる
ことじゃない。ネ�oーランドは、目を閉じれば
今も私の心の中にあるから。


「さよならピーター!ずっと信じてるわ!」

ーーウェンディはピーターパンに別れを告げました。
大きく大きく手を振ります。ですがピーターは
手を振り返しません。それどころか、そこから離れようと
しないのです。

「ピーター?何か問題でもあったのかしら?」

心配になったウェンディは聞きました。
すると、そこでピーターはようやく口を開きました。

「ウェンディ、どうしてさよならだなんて言うんだい?
まるで、永遠の別れみたいじゃないか」

そんなことをピーターが言うものですから、ウェンディは
すっかり困ってしまいました。

「だってピーター、私達、二度と会えないのよ」

「それは違うね。だって君は、人間界……すなわち
ロンドンとネ�oーランドを繋ぐ架け橋なんだから!」

ピーターのこの言葉に、ウェンディは大層驚きました。
そして、彼の言葉の意味が理解�o来ませんでした。

「ロンドンとネ�oーランドを繋ぐ架け橋?私が?

ピーターは大きく頷きました。

「そうさ!君には重要な役目がある。ロンドンに
どのくらい僕らの存在を信じてくれている子供がいるか
調べて貰う。そして、その結果を僕に伝えるんだ」

ピーターパンは笑顔で言いました。
その笑顔に、ウェンディはドキドキしましたが、すぐに
我に返って言いました。

「私、飛べないわ。貴方に何度もここへ来て貰う訳にも
いかないでしょう?それに、妖精の粉も沢山必要に
なってしまうし」

突然ピーターは、ウェンディに左手の薬指を�oすように
言いました。ウェンディは彼に言われるまま、薬指を
oしました。すると、ウェンディの美しい薬指に
綺麗な指輪をはめました。それはまるで、結婚指輪のように
見えました。

「まぁ、綺麗な指輪ね」

ウェンディはうっとり、自分の薬指に光る指輪を
見つめました。ピーターはまた話し始めました。

「その指輪に、ネ�oーランドに行きたいと願うと
パッとネ�oーランドに行けるんだ!凄いだろう?
いつだって行けるんだ。君が妖精や僕らの
存在を信じる限りね」

ウェンディは嬉しくなって、ピーターパンを抱き締めました。

「とっても素敵!嬉しいわピーター!!」

4: AL ◆6.:2020/10/15(木) 20:20

ーーウェンディは、ピーターの思い描くような
架け橋になりました。いつまでも彼らの存在を
忘れなかったのです。いつの間にかウェンディは
17歳、高校生になっていました。
それでも彼女は、信じる気持ちを忘れませんでした。
**
ウェンディがいつものように学校へ向かい、教室へ
入ると、何やら騒がしかったので、友達に何があったのか
聞きました。

「ああ、今日転校生が来るの」

その子が答えました。ウェンディはお礼を言いながら
転校生について考えました。
ウェンディが考えていると教室のドアが開き、
転校生が入って来ました。
癖のある赤毛とそばかすが特徴の少年でした。
何処と無くピーターパンに似ていると、彼女は思いました。

「ピーターです、よろしく!」

ウェンディは少年の名前を聞いて、さらに驚きました。
まさか、名前まで似ているとは!
偶然にもピーター少年は、ウェンディの隣の席でした。

「よろしくね、ピーター。私はウェンディよ」

ウェンディは軽く自己紹介しました。

「仲良くしてね、ウェンディ!」

その笑顔も、何処と無くピーターパンに似ていました。

ーーその頃のネ�oーランド。ティンクは空を飛びながら
何かを、或いは誰かを探していました。

「ピーター!ピーターパン!!何処行ったのよ!?」

どうやら、ティンカーベルはピーターパンを
探しているようでした。
そこへ、迷子たち(ロストボーイズ)の一人が現れました。

「ティンク!どうしたんだい?」

「ああ、ねぇピーターパンを見なかった?
さっきから探しているんだけど、いないのよ」

迷子たちは首を振りました。

「もう!何処へ行ったのかしら!」

彼女は文句を言い、飛び去りました。

夏の�o来事(2)

1: やっほー:2020/07/23(木) 00:02

「3回だけ使える特別な能力をあなたに授けます」

道端で変な子供にそう言われたとき、高校生の僕は、今年も夏が来たんだなと思った。毎年夏になると、猛暑のせいで、おかしくなるやつが必ずいるからだ。

「はいはい」

適当にあしらって、僕はそのまま行こうとした。しかし、子供はまたしても僕の前に立ちふさがる。

「待ってください。あなた疑ってますね。私は本当に特殊な力を分けてあげようと思っているのに」
「わかったから、そこをどきなさい」
「どんな能力がいいですか」

しつこい子供だ。返事をしてあげているだけでも、ありがたいと思うべきなのに。

「なら、カ�oンが重いから、物を一瞬で移動できる力をください。家まで移します」
「わかりましたっ」

やれやれ。ようやく分かってくれたらしい。これで解放される、、、はずが。

「できました。これであなたは三回だけ物を自由に移動できますよ。指を上げてみてください」
「は、なんで?」
「なんでって、あなたがそう願ったからですよ。指一本で、思った通りに物が移動できます」

いつまでからんでくるつもりなんだ。さすがにこれで最後だぞ。これ以上何かするなら、走って逃げよう。

「はいはい。じゃあ、カ�oンを家まで運んでください」

するとその瞬間、肩からさげていた学校のカ�oンが消えてしまった。

「えっ?なにこれ」

慌てて前を見ると、そこには誰もいない。そして家に帰ってみると、カ�oンがきちんと置かれていた。

「なんだこれ。ほんとに物が移動できるのか?なら、テレビのリモコンをここに」

指を上げると目の前にリモコンが現れた。まさか……。しまった。これなら、別の力をお願いするべきだった。お金が降ってくるとか。しかも、二回移動させたから、使えるのはあと一回だけだ。

「最後のは、いざというときにとっておこう」

2: やっほー:2020/07/23(木) 00:02

次の日は夏休み前の終業式だった。体育館での集まりが終ると、いよいよ休みは目前だ。みんなのテンションは最高潮となる。

「高橋君またね」
「うん、伊藤さんも、また」

はぁ、休みはうれしいが、これで伊藤さんともしばらく会えないのか。伊藤さんは美人で勉強も得意、おまけに学級委員という完璧超人の女子だ。僕以外にも気になっている男子は多い。伊藤さんほどの美人なら、休み中に彼氏ができてもおかしくはない。なんなら、いまから誰かとデートとか。せっかく席が隣になったのに、これから起こりそうなことを思うと、僕は無性に悔しくなってきた。

「もういいや」

僕は指を上げると、教室を�oていった伊藤さんを、もう一度教室に呼び戻すことにした。別にこうしたからといって、何かが変わるわけではないが、どうせあと一回しか使えないんだし、最後は伊藤さんに使おう。

「伊藤さんを教室に」

その瞬間、隣の席の椅子に伊藤さんがパッと現れた。よし、成功だ。しかし、目の前に現れた伊藤さんは、座っているのではなく、ぎゅっと目をつぶって椅子の上に足をついてしゃがんでいた。しかも驚いたことに、伊藤さんは、制服のスカートをめくってお尻を�oしていたのだ。そして次の瞬間であった。

「ふんんーーっ」

目をつぶった状態の伊藤さんが、いきなり気張り始めたかと思うと、突き�oしたお尻から「ニチニチニチ」と音を立てながら、太くて長いうんちが蛇のようにモリモリと�oてきたのだ。それは一瞬の�o来事であった。僕も教室のみんなも、伊藤さんが見せたあまりに予想外の行動に、その場に固まってしまった。そして、うんちを�oし切った瞬間だった。

「ふぅ。え……」

どうやら、目を開けた伊藤さんも、自分が置かれた異変に気がついたらしい。

「なんで……。トイレにいたのに……」

伊藤さんは、しばらく呆然と周りを見渡していた。しかし、

「キャーッ」

突然大声を上げた伊藤さんは、パニック状態になって、そのまま教室を飛び�oしてしまった。椅子の上にうんちを残して。次の瞬間、残されたクラスのみんなが、いっせいに噂を始める。

「なんだったんだ、あれ」
「さぁ」

「どうしたんだろうね、伊藤さん」
「夏だから、ちょっとおかしくなっちゃったのかも」
「普段真面目だったぶん、よけい変わりやすいんだろうね」

僕は伊藤さんに申しわけなく思ったが、かといって本当のことも言えず、せめてものつぐないとして、伊藤さんがしたうんちをティッシュで取ってゴミ袋に入れた。

結局、僕が伊藤さんの姿を見たのはそれが最後になってしまった。九月になると、伊藤さんは高校をやめたことを知らされたからだ。やっぱり、特殊な能力なんて簡単に使うものではないらしい。

「あ、あなたはこの前の。私があげた力はどうでしたか」

例の子供に�oくわしたのは、そんな時であった。

Bbutler woman(9)

1: 大博:2020/06/26(金) 17:28

これは�oトラー(butler)ウーマン(woman)
アリーヤ(Aaliyah)による ストーリー(Story)だ

Mystery,adventure story.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

(※英語全くわからない人が書きます)

2: 大博:2020/06/26(金) 17:49

>>1
oトラーとは、日本語で言うと上級使用人である
oトラーは滅多にいない
oトラーになれるのは優れた人間でなければいけない
たがイギリスの…………という場所の…………という屋敷の主人に勤めるアリーヤという�oトラーがいた
その�oトラーは�oトラーの中でも珍しい女性の�oトラー
それがアリーヤだ
Aaliyahという名は【王位を継ぐ者、高貴な者】
という意味がある、正に彼女にぴったりの名だ
だがあまり彼女はAaliyahという名前を気に入っていないようであった
残念極まりない

(外人が書いたっぽく書いてみました)

3: 大博:2020/06/26(金) 18:13

>>2
だが、仕える主人のことは別だ
中性を誓った相手
それが主人だ

普段から主人の身の回りの世話や他の使用人の監視、屋敷の管理義務をしているアリーヤだったが、ある日その事件は起こる

主人が消えたのだ

なんの痕跡も無く

急な�o来事だった

勿論主人が消えた屋敷は混乱に陥る
ここからストーリーは始まる

次のページ>>

全スレッド小説トピック一覧サイトマップ