以前使っていた登場人物の名前を流用していたりします。
[シェアハウス "避難所《ひなんじょt"]
人気の少ない場所にある小さな屋敷で、犯罪者専用シェアハウスとなっている。
家賃は高額だが、買い物などの際は大家が行ってくれるため、外出の必要が無く、身を隠すことができる。
【金刺 鍵久(かんざし かぎひさ)(17)】
ひょんなことから犯罪者専用シェアハウス"避難所"のオーナーとなり、外出できない犯罪者の買い出しや世話を請け負うことになる。
特撮ヒーローが好きで、スーツアクター白銀錠のtァン。
【白銀 錠(しろがね じょう)(23)】
指名手配犯だが、冤罪を主張している。
死刑寸前というところで脱獄に成功し、シェアハウス避難所に身を潜めている。
元スーツアクターで、"仮面tァイタークロスゼット"の中の人。
【錆本 鉛(さびもも えん)(73)】
シェアハウス"避難所"の初代オーナー。
旅行が好きで、オーナーを退いた後は温泉巡りの旅に出ている。
【銅島 飛直(どうじま ひすぐ)(15)】104号室。
ヤクザ高梨組の麻雀代打ちや裏カジノで稼いでいる少年。
孤児院から脱走したところを、高梨組の組長に拾われた。
普段は女装しており、かなりの美少女。
【針崎 有美(はりさき あるみ)(24)】
夜は世間を騒がす"怪盗ミニューム"として活動しており、ある理由から宝石や絵画を破壊して回る女性。
【高梨 鉄也(たかなし てつや)(60)】
ヤクザ高梨《たかなしt組の首領で、かつてはスパイとして活動していた。
現在は殺し屋業をしており、犯罪を犯したにも関わらず刑を逃れた人を対象に殺害している。
【錫川 t鈴(すずかわ はりん)(35)】
かつて研究所でウイルスを流出させた責任を被り、医t免許を剥奪された女性。
剥奪後は闇医者として活動していたが警察に目をつけられるようになり、避難所へ入居。
【錫川 鐘(すずかわ あつむ)(8)】
t鈴の一人息子。
ニュースでt鈴《はりんtの事件が流れたことから小学校でウイルス扱いされ、いじめを受けている。
仮面tァイタークロスゼットの大tァンで、白銀錠を尊敬している。
【一ノ関 鋼(いちのせき はがね)(40)】
詐欺罪で警察に追われていたところ、錆本鉛に助けられて入居した女性。
マルチ商法やアンケート商法などで荒稼ぎしていた。
「君に一ヶ月の停学を命じる。金刺《かんざしt鍵久《かぎひさt君」
ジャムたっぷり塗りたくったトーストを、新品の白いカーペットの上に落としたような絶望感。
背中を丸めてパイプ椅子に縮こまる俺を、2人の中年教tと親父が見下ろす。
隣で座っている親父の顔は険しく、目も合わせてくれない。
「まさか、君のような優秀な生徒が援助交際するとはねぇ」
「どういうつもりだ、鍵久《かぎひさt。小遣いだって十分すぎるほどやっただろう」
「だから! 援交なんかしてない!」
「でもね、証拠はあるんだよ」
目の前に掲げられたのは、小太り気味のサラリーマンらしき男と一緒にいかがわしいホテルへ足を踏み入れる俺の写真。
恐らく俺を首席から蹴落とそうとしてるやつらが作った合成だろう。
そんなクソみたいな合成写真を信じた、教頭と生活指導の先生。
「その画像も絶対合成です! そもそも俺、男だし……」
「稀に男子高生を狙う男もいる。君は随分と華奢だし、顔立ちをも幼い。"そういう男"を唆《そそのかtせるのも容易いだろう?」
「はゐ?」
思わず声が裏返る。
真冬に似つかわしくないような大量の手汗を、カーディガンの袖で拭った。
童顔だとか、女みたいだとか言われるようなこの顔も、細いねって女子から羨ましがられるようなこの体も、嫌いではあったが――こんなに呪ったのは、今日が初めてだ。
「君も知っての通り、うちは全国屈指の名門男子校。そんな学校に援助交際をしていた生徒がいるなんて明るみに出られちゃ、困るんだよね」
「だからその写真は合成で、もっとよく調べれば……!」
「言い訳はいいから、ね?」
教頭はまるで、それ以上の詮索を許さないような壁を張って、ぴしゃりと言い放った。
これ以上踏み込まれたくない"何か"がある。
俺は察した。
――寄t金だ。
私立校に寄t金はtき物。
名門男子校と言われるほどの進学校になれば、政治家の息子や大企業の御曹司もいる。
一弁護士の息子じゃ到底叶わないようなボンボン。
前々から首席の座を狙うやつらが俺に対して嫌がらせをしているのにお咎めが無かったのは、莫大な寄t金が背景にあったからだと今頃俺は気づいた。
今回の件も恐らく、寄t金の太い生徒が仕組んだのを黙認しているか、賄賂の力で揉み消しているか。
そんなのは別に――どっちだっていい。
「先生、大変申し訳ございませんでした。以後しっかりと言いつけますので……」
恐らく、無駄に頭の切れる父もそれを察して、何を言っても無駄だと分かって平謝りしている。
今まで見抜けなかった愚か者は俺だ、俺だけだ。
この場で俺だけが気づいていなかった。
「くそ……っ」
悔しさのあまり、拳を太ももを打ちtける。
ギシッとパイプ椅子が軋んだ。
名門私立の進学校の教tが、寄t金欲しさに冤罪を産む。
一番信じるべき両親も、荒波を立てたくないがために抵抗しない。
聞いて、呆れる。
俺はこんな学校に金を払ってまで学ぶことがあるか。
こんな親に頼ってまで生きる命か。
「援助交際なんてする子に育てた覚えは無い。親不孝者! センター試験も間近だっていうのに。勘当したいくらいだよ、全く……」
「なんだよそれ……!」
父はブランド物のネクタイを整え直すと、面倒くさそうに言った。
親父《こいつtは絶対、"分かって"言ってる。
俺が冤罪だって"分かった"上で言ってやがるんだ。
荒稼ぎする弁護士のくせにチンケな合成写真の証明ですらできない、自分に不利なことなら息子だって助けない。
そうだ親父はそういうやつだった、なにを期待していたんだ俺は。
「とにかく、金刺《かんざしt君には一ヶ月の停学を命じ……」
「――てやる……」
激情が、止まらない。
急激に沸騰して吹きこぼれるように、激情を抑えるtタが外れた。
俺は四人をキツく睨みつけると、パイプ椅子を蹴り、噛みtくように言い放つ。
「こんなクソ教tがいる学校なんか、退学してやる! こんな……っ、こんなクソ親父がいる家なんかこっちから願い下げだ! 家出してやる!」
――18の1月、センター試験目前。
俺は名門私立高を退学して家出した。
「あーあ……どうせ退学するなら、ガラスの一枚でも割っときゃ良かった」
行き交う人の群れの中、ぼつねんと取り残されたように立っている。
みんな自分の行くべき場所へ――目的地へと迷いなく歩いている。
まるで俺のとこだけ、時間が止まったみたいに。
――1月の寒気は息を可視化させる。
少しため息をつけば、白い煙となって目に見えるのだ。
あの後の騒ぎと言ったら、地獄絵図が絵図じゃなくなったみたいな空間だった。
それってただの地獄。
「ふん、馬鹿が。子供一人で生きていけるわけないだろ!」
「……父さんに育てられてこの先生きてくらいなら、真冬の街で野たれ死ぬ」
俺は本気だった。
従順な犬として躾された俺が、初めて親父に本気で噛みtいてみせた。
「そうか分かった。好きにしたらいいさ」
でもその覚悟は届かなかったのか、俺を見てくれなかったのか、彼の反応は薄いもので。
俺が本気で家出しない、もしくはすぐに帰ると思ったのだろう。
一応親父は俺の挑発を受け入れ、その勢いで退学手続きをした。
先生方もさすがに焦ったのか止めに入るも、あぁなった親父は誰の手にも負えない。
親父は、一度痛い目見ればいい、と怒鳴りつけ、あっさりと退学手続きを済ませた。
家に帰っても親父とは口も聞かず、素早く荷物をボストンバッグにまとめた。
そしてハンガーにかかった黒いスカジャン一枚で真冬の夜へと足を踏み入れた。
父は何の躊躇もなく俺を追い出した。
背後から聞こえるガチャッと鍵をかける音が、俺を後戻りできなくさせた。
もともと、学校も親父も好きじゃなかった。
学校は、首席を独占する俺への嫌がらせを相談しても見て見ぬふり。
親父は俺を自分と同じ弁護士にすることしか考えていない。
俺の夢は、本当の夢は違うのに。
毎日予鈴に急かされて勉強し、やりたいことをやれない日々に詰まって、生きる意味を失ってしまった。
俺は脆弱な人間だ。
衣食住恵まれた環境にも文句を言い、耐えきれずに家出するような、生きる意味を失くすような弱い人間。
でも、そんな人間が一人で生きていけるなんて思い上がるほど馬鹿じゃない。
弱い人間は弱い人間らしく、溺れて死ぬ。
凍死が先か、餓死が先か。
援交を疑われるくらいの容姿なら、夜の繁華街で本当に援交して稼ぐのも手だが――それは癪だからやめておくか。
未練は無い、と思う。
5歳から始めた剣道も最近飽きてきたから辞めたかったし、執着してる趣味も、勉強以外視野に入れるなという両親のせいで特に無い。
唯一心残りがあるとするなら……毎週観てた特撮ヒーロー"仮面tァイター"の最終回だが……それは幽霊になってからでも遅くはないか。
本当に、執着するものが無いような薄っぺらい人生。
手放しても惜しくないと思ってしまうような人生。
あげられるものなら、この命くれてやるさ。
神に返すさ。
「……何日まで耐えられるんだろ」
持ち物といえば、は所持金3万、着替えのみ。
ちびちび節約しながら生き永らえるのも悪くは無いが、どうせ死ぬならパーッと豪勢に使ってしまうのもアリ。
「さーて、死に場所でも決めておくか――」
「なぁ、お前さん」
しわがれた老人の声が、喧騒の中はっきりと俺の耳に届いた。
振り向けば、白髪を蓄えた老人が杖をtきながら立っていた。
深緑色の和服は、都会の繁華街だというのに、微塵も時代錯誤を覚えさせないほど彼に似合っていた。
人の交錯する繁華街、俺と彼の間だけ時が止まった。
「随分と賢そうじゃないか。どうだ、君に良い仕事がある」
「……なに、援交?」
夜の繁華街をうろつく餓鬼に声をかけるような人だ、どうせロクなことが無い。
訝しげな視線を送って睨みつければ、老人は高らかに笑って杖を三回地面に突いた。
「はははっ、そうきたか。いやなに、決して汚れた仕事じゃない。人助けだと思って話だけでも聞いてくれんかね」
「へぇ、人助けね……」
「人通りの多い繁華街のど真ん中じゃなんだ、場所を変えようか」
どうせ目的地の定まらない不確かな人生、人助けして終わるのも悪くないかもしれない。
気まぐれに身を任せて、俺は老人にのこのことついていった。
ーー主な登場人物ーー
真美(まみ)
明里(あかり)
紗智(さち)
ウサギ
プロローグ>>2
第1話〜>>3
t="画像">
https://i.imgur.com/cpRP1P3.jpg
ー放課後ー
「ねえ、明里。どうして政治家ってことを聞いたの?」
「この町を支える人の娘とお友達。自慢できるでしょう!」
なんとも明里らしい返事だ。
「それに、いたやいさんの娘!最高じゃない‼」
「そう、かな?」
「あっ。サインもらって?」
ー夕食ー
「真美、お友達出来た?」
「うん、リーダーグループの仲間に入れてもらえたよ!」
「良かったわーー」
「あと、お父さんのtァンの子がいるから、サインちょうだい‼」
「わかった。」
メルアド交換もしたんだった❗
私は、メール履歴を見て、驚いた。
『 明里 ウサギー‼』
『 ウサギ なにー?』
『 明里 宿題やった?』
『 ウサギ うん‼』
『 明里 あのバカがー?』
『 花 wwほんっと‼』
『 紗智 へーやるんだ?』
『 伊美夏 マジ?w‼笑える‼』
『 明里 本当にw』
『 ウサギ でしょうー?』
『 明里 ねっ真美!』
どうしよう…
ここは話に乗るべき?注意するべき?
『 真美 やめよ』
と、うちかけて、変えた。
『 真美 そーだね。w』
ああ、気が重い。どうしてこうなっちゃうの?
ウサギはいじめられているのかな?
「おはよー‼明里‼」
「なにやってンだよ!のろま‼」
教室で起こっていたのは、明らかにいじめだ。
ウサギが蹴っている。
「痛い!やめてー‼」
蹴られて悲鳴をあげているのは、クラスで目立たない、金見さんだった。
「明里‼どうゆうことなの?」
「見てよ。これ。」
明里が指を指したのは、明里の図書バックだ。
そこには、傷がついていた。
「ぶつかって、傷がついたのよ?」
そういわれると、注意出来ない。
「ひどいよね!」
「う…うん。」
まず、この作品は、『ritzy rush〜青t〜』の訂正版です。
↓
https://ha10.net/novel/1548495037.html
内容が前ところころ変わってたりします。というか、タイトルから違いますw
作者は、ど素人です。小説については右も左も分かりません。
そして、亀更新。ゴメンナサイ!
こんな私ですが、是非、読んでくれると嬉しいです(๑>◡<๑)
感想・アドバイスがありましたら、別スレッド『リオの独り言』でよろしくお願いします!
↓
https://ha10.net/test/read.cgi/aaaa/1546181076/l50
【あらすじ】
内気な主人公が、中学生の時、親友とともに芸能事務所にスカウトされ、アイドルとしてデビューする。
そして、高校は・・・。
「えっ?変装しろって!?」
コメディを目指したが、コメディになりきれてない物語!
【Character】
☆『Innocence』
現在、人気急上昇中の五人組アイドルグループ。TOGASHI芸能事務所に所属している。デビュー当時は全員中学生だった。歌、ダンス、トーク、どれも抜群に優れている。
〈メンバー〉
*水瀬 透羽(ミナセ トワ)
主人公。身長173センチ。
メンバーカラー『青藍』。
芸名『トワ』。
中学生の頃はかなり内気で人見知りで、t佑しか友達がいなかった。現在ではステージに立つことが増えた影響か、周りの人間と打ち解けやすくなってきている。
*八神 心翔(ヤガミ マナト)
グループリーダー。身長177センチ。
メンバーカラー『浅緑』。
芸名『マナ』。
心優しい性格で、おっとり系。リーダーであることの不安を持ちつつも、メンバーからは慕われている。
*河ア t佑(カワサキ ソウスケ)
メンバーカラー『竜胆色』。
身長178センチ。芸名『ソウ』。
透羽の親友で、一緒に事務所に入った。お調子者だが、優也ほどではない。意外としっかり者。
*月島 李都(ツキシマ リト)
メンバーカラー『秋桜色』。
身長165センチ。芸名『リト』。
身長が低く、可愛らしい。おどおど系で、よく噛む。だが、そこがtァンを集めている。
*瓜生 優也(ウリュウ ユウヤ)
メンバーカラー『菜の花色』。
身長176センチ。芸名『ユウ』。
グループ内でのムードメーカー的存在。よくメンバーに罵られるが、ウルツァイト窒化ホウ素(地球で一番硬い物質)の心の持ち主。
〈その他の登場人物〉
*松島 良輔(マツシマ リョウスケ)
身長172センチ。透羽の学校での友達。とにかくバカで鈍い。だが、鋭い一面もある(矛盾)。
*宮坂 香織(ミヤサカ カオリ)
身長164センチ。Innocenceのマネージャー。強引な性格だが、真面目で仕事は優秀。
*富樫 悠介(トガシ ユウスケ)
身長185センチ。TOGASHI芸能事務所の社長。宮坂とは従兄妹関係。カリスマ性があり、自信家。
*水瀬 透華(ミナセ トウカ)
身長166センチ。透羽の姉。高三で、tァッションモデルをしている。弟思いで、少し心配性。李都のtァン。
*水瀬 慶透(ミナセ ケイト)
身長168センチ。透羽の弟。中二でバスケ部エース。透羽のことを「透羽兄」と呼ぶ。
*佐々木 潤成(ササキ ジュンセイ)
身長182センチ。透羽のクラスの担任で、数学担当。27歳独身。かなりの面倒くさがり屋。だが、授業は分かりやすいらしい。
俺は、クラスメイトに嫌われている。とは言っても、いじめられているわけではないので安心してほしい。無視をされるだけ。……あれ?それがいじめ?あれ、いじめってなんだっけ。
……まあそれは置いといて!
問題は俺の容姿だ。野暮ったい前髪を鼻の下まで伸ばして、顔を見せず、いつも下を向いている俺。クラスで孤立するのは当たり前だ。そんな容姿の俺と関わりたがる奴は、今のところ一人しか居ない。一人居ただけでも良いほうか。
髪の毛は今のところ切る予定はない。面倒だし、切ったところでクラスメイトの反応が良くなるなんて保証はないよね?それに、前髪で視界が狭いっていうのは結構、気楽なんだよ。
ちなみに、唯一俺に話しかけてきた奴の名前は、河ア t佑と言う。t佑は、小学生のときに転校してきた俺に、たった一人、話しかけてきた。普通は転校生にはもっと話しかけたがるはずなんだけどなぁ。転校した時点でもう上記の容姿だったので、誰も近づこうとしなかったのだ。
だけど、既に煙たがられている俺に、何も取り繕うことなく話しかけて来たのがt佑だった。
「よっ!俺、河ア t佑っていうんだ。よろしくな!」
それからよく話すようになって、今では親友に昇格している。……少なくとも俺はそう思ってるよ?ただ、アイツは超イケメンだし、他の友人も多い。正直、俺の親友にはもったいないくらいだ。
……だが、t佑がいても、クラスメイトたちの反応は変わらない。……いや、t佑がいるからこそ、無視されるだけで済んでいるのかもしれないな。
俺も、変わりたいとは思ってるんだ。視界が狭くて落ち着くって考えも、所詮は現実から目を逸らしているだけでしょ?
……決心がつかないだけ。
え?弱虫だって?……喧しいわ!知ってる!
そんな俺、水瀬 透羽に転機が訪れたのは、中学三年の三学期のことだった______。
小学生探偵団 団長:団員
ーーーーー相川 彩tーーーーー
小学生探偵団の団長。
11歳の5年生。
チャームポイントは、猫のようなリボン。
ーーーーー新井 蘭花ーーーーー
小学生探偵団の団員の一人。
11歳の5年生。
チャームポイントは、いつもつけている四tのクローバー。
ーーーーー矢内 陽菜ーーーーー
小学生探偵団の団員の一人。
12歳の6年生。
チャームポイントは、赤いメガネ。
ーーーーー野口 太多ーーーーー
小学生探偵団の団員の一人。
11歳の5年生。
チャームポイントは、アニメの缶バッチ。
ーーーーー祖谷 竜ーーーーー
小学生探偵団の団員の一人。
12歳の6年生。
チャームポイントは、お母さんの形見の青い鳥のキーホルダー。
ージリリリリッー
「もしもし!」
ここは、小学生探偵団の事務所。
小学生だからといって、落とし物の捜査とか、猫を探して、とか、そう簡単な探偵じゃないのだ。
本格的な探偵なのだ。
時には、警察から頼まれる。それくらい本格的な探偵なのだ。
『うちの学校で、いじめがあるとかないとか。捜査してください‼』
「いじめ…ですか?」
『ええ。よくわかっていないんですが。』
「それで捜査ですね。場所は…?」
『d中学です。』
「わかりました。」
ツーツー
私は、相川 彩t。小学生探偵団の団長。
電話担当でもある、まとめ役。
さて、いじめの捜査を頼まれるのは初めてだ。
まず、いじめのレベルを知らないといけない。
それに、学校のこともだ。
ここは、団員を呼ばないと…。
ーd中学前ー
「やっと着いたぞ〜‼」
2時間かけて着いたのは、d中学だ。
私達の事務所ー蘭花の部屋ーは、h市だが、d中学は、t市だ。
『2年生〜‼集まりなさい。』
私達は、体育館に呼ばれた。
2年生…ということは、いじめにあっているのは2年生の可能性が高い。
「少し聞きます。皆さん、いじめについて知っていますか?」
ーシーンー
「先生は、いじめにあっている人がいる、と聞きました。」
ーシーンー
「この学年でいじめがあるそうですが。」
「あ、あの、」
やっと1人が手を挙げた。その子は、かなり目立たない子だった。
「いじめ…見ました…。」
「話を聞かせてもらうね。」
私達は、その子ー宇井 美都ーを体育館の裏に連れていった。
「宇井さん…は、いじめを見たんだね?」
「はい…。」
「記録担当‼」
「オッケーです。」
そうして、宇井さんの話によると…
.いじめにあっているのは、1年生。
.いじめているのは、2年生。
.いじめを止めようとすると、いじめられる。
ということだった。
「私は、いじめを止めようとしようとする人を見ました。でも、後にいじめのターゲットにされていたんです。」
スレタイ通り、オススメのtっぱ天国の小説挙げてください!
自作の宣伝でも構いません!
見に行きます(^^)
>>8
あ、ありがとうございます((((;゚Д゚))))
tっぱで実況者の小説とかw
結構好き。 もな も可愛いし。
ふーん面白いじゃん()
いまから少し前。
Eternity abyss(永遠の奈落の底)と呼ばれるようになった少し前。
弱肉強食なんてない、平等な時代。
雨がだんだんと強くなっていく。
人々は魔法で傘を作り出したり、テレポートして屋内に移動する中で、9歳程の少年が立ったまま俯いていた。
少年の目線の先にはタンポポが大量に置かれていた。少年の顔が濡れている。雨じゃない。涙だ。
理由はわからないが、泣いている。
泣き過ぎたのだろうか。目が赤く染まる。
その少年を見てから3ヶ月ほどでEternity abyssの元凶は始まった。
ずっとこのままでいいのだろうか。
答えは簡単。
NOだ。
【登場人物】
佐藤t
中学2年生
宮坂優菜
中学2年生
【出会い】
出会いは、入学式の1日前。
クラス発表の日だ。
私はその日、もしかしたら最後になる小6の頃の友達とゲームをしていた。
16時46分
友達が新しいクラスのLINEグループに私を招待した。
予想以上に早くて驚きながらも同時刻、参加した。
17時4分
友達追加された。あの子に。
名前も顔もわからない人に自分から追加するなんて
きっと中心組女子の人だろう。
そう思い自分も追加したのだ。
「○○小学校出身の宮坂優菜です!よろしく!」
おお、早い。
さすが中心組予備軍。
「△△小学校出身の佐藤tです。こちらこそよろしく!」
こう返した。
【入学式】
着慣れない制服を着て私は外へ出た。
入学式。
ついに来てしまった。
小学校6年間とはまるで違う生活が待っているのだ。
ため息をついていると、待ち合わせ場所に友達が来た。
「あ、佐藤!ごめんね遅れちゃって!」
その友達は未來。
最終装備を生まれついた時から持っているチート野郎。
「だいじょぶだよー。行こーぜ」
私達は小5の時からのクラスメイト。
趣味が合うからすぐ仲良くなれた。
「もうほんとリゼロのラム可愛くて!!!」
「リゼロよく知らんけどキャラめっちゃ可愛いよな」
「めぐみんも可愛くて!!!」
「わかりみが深い」
そんなオタク丸出しの話をしているうちに、学校に着いた。
まだ昇降口は開いていない。
人がどんどん集まってくる。
「お、tじゃん!教室まで一緒に行こ〜」
声をかけてくれたのは同じ小学校で同じクラスの千尋。
「あっ昇降口開いたぁ!」
誰かの声にみんなが昇降口の方を向く。
必死に名前を探してやっと自分の下駄箱を見つける。
そして押し込まれそうになりながらも階段を上る。
「隣の席は……なーんだ。榎木か」
同じ小学校出身の榎木だった。
部活と住んでいるマンション団地が同じだから一応顔見知りだ。
よかった。
先生が話し出した。_もちろん内容はさっぱり覚えていない_
ぼーっとしながら前の席の人とその隣の席の人の名前を見る。
野咲航
のざきこう…?知らんなあ…
その隣は…?
宮坂優菜
みやさかゆうn…あっ!あの中心組予備軍女子か。
「_なので出席番号順で並びましょう。」
先生のその声だけはちゃんと聞こえた。
宮坂優菜ちゃんは立ち上がり振り向いた。
美少女…
そう思った。その美少女_優菜ちゃんは教室の後ろに並んで行った。
あ、私も行かなきゃ。
私は優菜ちゃんの後ろに並んだ。
入学式というものはものすごく暇である。
呼名以外は出番がない。主役なのになあ…
そう考えていたらもう退場。
そのあと教室に戻り、またいろいろ先生の話を右から左へと聞き流し写真を撮る時間になった。
私の家族は誰も来ない。
別にそれは苦痛ではない。もう慣れた。
運動会_弁当を食べる時は少し悲しかったが_も
音楽会_合唱の伴tをやった時は悲しかったが_も
もう慣れた。
1番の苦痛はぼっちである。
同じ小学校出身の人はみんな出席番号順が前の方。
私は後ろの方だからだ。
あー悲し
そう考えていると声をかけられた。
「tちゃん?だよね。あたし優菜。宮坂優菜!」
「あ、うん。」
沈黙
沈黙の末、優菜ちゃんは同じ小学校出身の人と話し出した。
そりゃそうだわ。
その後も話さないままだった。
荒らし無し
ぜっっっっったいみにいく!
僕は忘れられちゃうんだ。
4: 紗弥香:2019/04/06(土) 10:11 「おっはよー!」
元気に私は挨拶をした。
「美tおはよ」「おはよー」
瑠奈と恵令華に返される。
「ゆかりんは?」「日直だってさ」
瑠奈と恵令華とゆかりんと私、美tの仲良し4人組。
高校に入ってすぐに声をかけてもらってから話すようになった。
カラオケに行ったり、お出かけしたり…私の高校生活は充実している。
「今日放課後カラオケ大会する!クラス全員で!」
中心組の男子、一輝君が大声で言う。
「クラス全員でって…カラオケそんなに人入らなくない?」「ちげえよ。澪の別荘」「「「あー」」」
岩城澪君はお金持ちで広い別荘がいくつもある。
「1番近い別荘でカラオケ大会!どう?」
「い…一輝ぃ…僕いいよって言ってない…」
「えっダメなの!?」
「いいかどうかはわからない…」
「んじゃ、無理でもみんなで遊ぼうぜ。“秘密基地”集合な」
「美t、恵令華、紫、行く?」「「行くー」」
「今北産業だから状況がわからない」
「カラオケ大会が……」「行く」
「瑠奈は?」「ん?行くよ」
「うちのクラスって何人いるっけ?」
何人…だろ?
確か37人?あれ?
「37人…じゃない?」「え?38人だよ」
「え?でも…」
変に思った私は名簿を見てみる。
誰?“堂島普”って誰?
「ねえ、堂島って誰だっけ…?」
「あー、あの影の薄い本読んでる人!」
「そりゃ忘れるよねえ」
瑠奈とゆかりんが言う。
彼のこと…見たこともない。私の記憶力のせいかな?
〈柚木さんお願い。もう話しかけてこないで〉
〈君のこと、友達なんて思いたくないんだ〉
〈いいよ。どうせ忘れちゃうから、教えるよ〉
〈僕は忘れられちゃうんだ。〉
「_る…みはるっ!」
いつのまにか寝てしまっていた。いや、寝た…というか…?なんだ?あの夢は。懐かしいような。けど…
「あれっ!?」「どしたの美t」
「夢…夢の記憶!!さっきまであったのに急になくなっちゃった!?」
「あるあるーw」
どんな夢だったんだ?思い出そうとすると頭が痛くなる。考えなくていいや。そう思い3人とまた話す。
ーこの幸せを使いこなせる人に。
>>2
…突然声を掛けられ、慌てて部屋を見回してみる。
しかし、お菓子のゴミ、カップラーメン?だっけ、のカップ、
丸まったティッシュ、お酒の缶、その他よく解らない物が散乱しているだけの、いつもの部屋だった。
…世界で1番安全で、多分世界で1番危険な部屋。
…あれ?いつの間にか僕の側に来ていたのは、1匹の金色の眼の黒猫。
僕の"たった1人の"家族、リオン。何となく雄っぽいけど、本当は良く知らない。
ひとまず僕は、リオンを膝の上に乗せた。そしてゆっくり撫でながら、「訳が解らないよ…」と呟くと、
「訳が解らないのは、オマエだよッ! 無視するな!」
「…⁉」
僕をジッと睨みあげ、さっきの男の子のような声で喋っていたのは、…まさかのリオンだった。
…ちょっと待って。何が起こったの?本当に僕の家族のリオンなの? でも違ったらtに誰なの、え?
僕が状況に置いていかれ「⁇?」となっていると、
「…全く。一応オマエは"選ばれた人間"の1人の筈だが…何も気tかなかった、ってか?」
…突然呆れたと言わんばかりにリオン(?)に話し掛けられた。呆れる意味も、言tの意味も謎過ぎる。
僕がそんなことを思っていると、リオン(?)が溜息を吐き、艶やかな毛の尻尾をゆらりと揺らした。すると…
「…? …⁉ おい、冗談にもならねぇぞ…何で、こんな…」
困惑中のリオン(?)を余所に、僕は開いた口が塞がらない思いだった。
…今の今までリオン(?)がいた筈の其処には、僕よりは幼そうな猫耳の少年が、ぺたりと座り込んでいた。
…僕は、目の前の事実に耐え切れず、さっきよりも心からそう思って言った。
「…訳が解らないよぉぉぉ⁉」