ここは�Aク�Aリーシティ。
この町は魔法使いを育てるために作られたとされる。
今でも魔法使いを育てるのに使われている。
>>002
キャラクター
亜坂下 桜(あさかげ さくら)
14歳
日本に住むいたって普通の女子
テルサと同じクラス
長正 テルサ(ながまさ てるさ)
14歳
�Aク�Aシティに住む魔法使い(魔女)
最近人間界に来た
#1 転校生は魔法使い!?
私は中学2年生の亜坂下 桜。
いたって普通の女の子。
今日のクラスはガヤガヤしている。
どうやら転校生が来るようだ。
ガラッ
「こらぁ〜!席につきなさい!」
先生が激怒してみんなは大慌て。
私は座ってたんだけどね。
「みんな座ったか?」
そう言うと�A先生は教室を見渡した。
「はい�Aええ…転校生を紹介する。」
その後に先生が教室に入ってきた。
それに続いて女の子が入ってきた。
髪は肩までくらいで�Aさらさらだ。
とても清楚な女の子に見える。
「えっと…長正 テルサです。」
テルサ?カタカナ?
日本人なのかなぁ…
僕を置いていかないで。
【登場人物】
大槻 朝陽(男)おおつき あさひ
細雪 来夏(女)ささめゆき らいか
左高 仁(男)さだか じん
水上 玲乃(女)みなかみ れいの
世界で最も人間に近いAIを作って�Aもう一度君に会いたいんだ。
本当の君じゃなくていい。これは�A僕の自己満足なんだ。ごめん。どうしても言いたいんだ。この言葉を�A君に伝えたいんだ。
これは�A僕だけじゃなくみんなのための使命だから。
-幼少期-
僕は本当に悪ガキだった。
「はよ!取れるもんなら取ってみろよ!」
人の所持物を強奪しては泣かせて楽しんでた。相手に虫を付けて嫌がらせ�A友達をパシリにしてはこき使って�Aその度に先生�A親に叱られてた。
その頃�A僕には大嫌いな奴がいた。
俺の敵とも言える。「細雪 来夏」っていう女。本当に嫌いな奴だった。僕のやりたいこと全部阻止して�Aチクって�A正義感の強い女だった。僕は大嫌いだったのに�Aみんなの中心にいるから�A益々気に食わない。いなくなればいいのに�Aと思ってた。
「ほら!カエルだ!きもちわりーwww」
「ねぇ�Aやめなよ」
「はぁ?なんだお前�A邪魔すんなよ」
「いや�A関係あるんだけど」
「どこがwww」
「いや�Aこの子知らないけど�Aお前が嫌いっていう共通点では仲間なんだよね」
僕は�Aあれほど侮辱されたことが無かったから�A本当にムカついた。
だから�Aいじめるターゲットを来夏にしたのだ。
上履きを盗み�Aクレヨンを折り�A給食を零し�A不潔な掃除をやらせようとした。グルの二人の友達と�A散々蹴散らした。
この時点で俺らはクラスでかなり嫌われていたが�A俺は特に唾棄されていた。
そんなの�Aどうでもよかった。
来夏は意外と服従した。きっと�A周りの友達が虐められるのが嫌で�A逃げて行ったんだろ。所詮そんなもんだ。せいぜい苦しめばいい。
それなのに�A来夏はいつも笑顔だった。それも�A悪魔のようににやついているも�A爽やかで魅入られそうな表情だ。
悔しい�A悔しい!あああ�Aもっと嫌がれ�A苦しめ!
そう思っていた。
「大槻�A校長室に来い」
俺のしたことは全てばれていた。
「やっぱりチクったんだな�A来夏の取り巻き・・・」
僕のしたことは�A親だけでなく学校中に広まり�Aみんなから唾棄された。
来夏は逆に�Aみんなから慕われ�A擁護され�A歯向かえない立場へと昇りつめてしまった。
これから�A「私の親友は�Aヲタクだった件。」
を書かせていただきます�Aありさです!よろしくお願いします!
コメントokです!返信します!
ちなみに�A私の小説第1作目の「ストロベリーラブストーリー」も
小説スレにあります
第1話 私の親友
この1年B組は�A色々な生徒がいる。可愛い子�A成績優秀な子�A真面目な子など�A
十人十色だ。
私は�A小川 柚希(おがわ ゆずき)。中学一年生の13歳。
私には�A親友がいる。その子の名前は�A山影 桜(やまかげ さくら)。
あだ名は�A抹茶桜。自分でもかなり気に入ってるらしい。
私のあだ名は�A「ゆず」。そのまんまだ。
あの後に続いた言葉を�A何故だか思い出せない。
小学三年生の春�A私は東京の小学校に転入した。
「えー。全校朝会でも言ってた通り�Aこのクラスに新しい仲間が増える。九州の田舎からやって来たそうだ。不安な事も多いだろうから�Aみんな仲良くやれよ。」
気だるげなこの若い男教師が�A担任になるらしい。
『はーい』
クラスには児童はざっと数えて三十人は居るのに�A返事は数人からしか聞こえてこなかった。
ああ�A�Aりたい。
いや�Aもう私の家はここにあるんだから�A戻りたいが正しいのか。
そんな事どうでもいいや。とりあえず私が生まれ育ったあの町に戻りたい……。
着々と進んでいく一時間目が終わるのがとてつもなく怖かった。もし誰も話しかけてこなかったら?そう思うととても恐ろしくて�A誰の顔を見る事が出来なかった。
東京の空気って�A何か胸焼けするなあ。
端っこの列で良かった。窓の方を見ても�A誰とも目が合うことはない。
時間は残酷にも�Aいつも通り進んでいった。
キーンコーンカーンコーン。
あ。東京でもこの音なんだ。完全に同じ音ではないけど�A同じ音だから安心した。何言ってんだか。
一時間が終わる。号令。
【あらすじ】
主人公�A立花 恵那(たちばな えな)が通う武藤(むとう)女学園は�A生徒全員が「斬れない」剣を常備していること以外は�A普通の中学校。
だが�Aこの学園には�A毎日のように悪の組織「ブラック」が�A木刀をもって襲撃しに来る。
そんな恵那と�Aこれから恵那が知り合っていく少女達は�Aブラックに対抗しようと�A知識もないまま剣を振り回していく……。
―――おかしい。
立花恵那は�A武女学園の校門を潜り抜け�Aただただそう思った。
何人ものの�A恵那の先輩に当たる女子生徒がそこにいる。それは�A普通の事ではないか。誰もがそう思うだろう。
しかし�A彼女らの腰は�A青くて�Aまるでプラスチックよような�Aいかにも“斬れなさそう”な剣がぶら下がっている。
この学校の人達は�A頭がおかしいのかな。恵那は�Aそう思わずには居られなかった。だが�Aそんな考えも�Aすぐに打ち砕かれる事になる。
「またブラックが来たわ!」
一人の女子生徒が�A恵那の後ろを指差して�Aそう叫んだ。恵那はぎょっとして�A反射的に後ろを見る。
そこには�A“ブラック”という名前に似合いすぎてる程に�A真っ黒な服装をして�A木刀を持っている奇妙な男達が�A五人程居た。
その男達に�A生徒達は�A腰にぶら下がっている剣を抜いて�A突撃していく。
また�Aという生徒の言葉から�A恐らくあのブラックという集団は�A毎日のように来ているのだろう。そう考えると�A生徒達の腰に剣がぶら下がっている理由が�A恵那にも理解出来た。それと同時に�A
「これ私危ない!」
自分の背後で戦争紛いの事が起こっていることに�A恵那は恐怖を覚えた。
何十人ものの女子生徒が黒服の男を囲み�A片っ端からリンチしていくその姿。自分もそのような行動を取らなければならない日が来ると思うと�A恵那にとって物凄く憂鬱だ。
「君新入生!? 危ないからこっちおいで!」
その時�A前の方から声が聞こえてくる。恵那は黒服の男達から視線を外し�A前を見ると�Aそこには赤みがかった茶髪が特徴的な女子生徒が居た。
確かに�Aこの状況は物凄く危ない。恵那は走って�A茶髪の女子生徒の元まで行く。
「なんなんですか�Aあれ」
息を切らしながら�A恵那が茶髪の女子生徒に尋ねると�A彼女は苦笑いをした。
「あれね�A毎日来るから倒さなくちゃいけなくて。今日は結構少ない方で�A多い時は五十人くらい来るよ」
「五十人!?」
そう�A五十人。苦笑いしたまま�A茶髪の女子生徒は答える。恵那が彼女の下半身に目線を向けると�Aその細い腰にも�Aあの青いヘンテコな剣はしっかりとぶら下がっていた。
やっぱり変だな。と思いつつ�A恵那がその剣を眺めていると�Aその感情を見透かしたように茶髪の女子生徒は笑った。
「君もつけるんだよ? この剣。ほらあそこ」
茶髪の女子生徒が指さした先には�A二名の教師と思われる女性が立っていて�A昇降口に来た新入生達に�A青い剣を配っていた。
その光景を見て�A思わず恵那は顔を顰める。「嘘でしょ……」という言葉付きで。
「あ�A私は藤堂 夢菜(とうどう ゆめな)。二年生。じゃ�Aあの剣貰っておいで」
茶髪の女子生徒は�A夢菜と名乗り�A恵那の肩を押す。恵那は焦って夢菜の方を振り返って�Aこう叫んだ。
「あっ�A立花恵那です! ありがとうございました!」
そして恵那は�A新入生が剣を貰っている所に混ざりに行く。その姿を見て�A夢菜は優しく微笑んだ後�Aその場を後にした。
「これ�Aあなたの分ね」
「あ�Aありがとうございます」
女性教師から青い剣と�A剣をしまう為のベルトを貰った恵那は�A怪訝そうな表情でそれらを凝視する。
……ダサすぎる。
率直な感想だった。持ち手が黒くて�A刃の部分が青い剣もダサいが�A腰につけるベルトもベルトだ。ベルトの色は�A茶色っぽいオレンジだったが�A悪目立ちする。
貰ったその瞬間に�A剣もベルトも装着しなければならないらしい。恵那も�A他の新入生も�A嫌そうな顔をしながら�A腰につけたベルトに�A剣を下げた。
そして�A自分の靴箱に靴を入れ�A事前に貰っていたクラスと出席番号�A教室の場所が書いてある髪を見ながら�A恵那は教室に向かう。
その途中�A恵那はふと窓から学校の外を見てみた。そこには�A真っ黒な倉庫のような�A四角い建物があって�A所々黒色ではなく�A青色が見えているから�Aペンキで塗ったのだろうか。
「うっわあ……」
あまりのダサさに�A恵那はドン引きしていた。恵那につられて外を見ていた他の新入生達も�A同じようにドン引きしていた。
あの建物は�A多分ブラックとかいう意味の分からない集団の�Aジト的な場所だろう。誰もが�Aそう判断していたから。よく見てみれば�A黒い人影がうようよ動いている気がして�A恵那は吐きそうになった。
あまりにもインパクトが大きすぎて�A暫く見入ってしまっていた恵那だったが�A学校に着いた時間が集合時間の割とギリギリだった事を思い出し�A早足で自分の教室に入って行った。
教室に入ると�Aどのクラスメイトも自分と同じように腰から青い剣をぶら下げていて�A恵那は思わず吹き出しそうになったが�A空気を読んでそれを堪える。
黒板に貼り付けてあった座席表を見て�A恵那が自分の席に座ると�A隣の席の�Aツインテールの女子生徒が�A恵那に声をかけた。
「あたし�A姫川 麻湖(ひめかわ まこ)! 隣の席だから�A挨�Aしときたくて。よろしくね!」
麻湖と名乗った彼女は�A一言で表せばとても元気の良い人物だった。
「立花恵那。よろしく」
恵那はそう返して�A鞄の持ち手を机に引っ掛けた。そして�A自分の腰を見て�A顔を歪める。
「座ってる時もつけるとか……」
そう�Aこの青い剣はヘンテコだったが�A妙に重さはあった。片方だけに重心がかかるので�A腰の負担はかなり大きい。バランスの悪い身体になりそうだと�A恵那は思う。
その後�A恵那は�Aこの学校には体育館等で行う�A所謂入学式が無いので�A隣の席の麻湖と�A主にブラックと青い剣についての愚痴で会話を弾ませながら�A担任の教師が教室に入って来るまで過ごしていた。
以前使っていた登場人物の名前を流用していたりします。
[シェ�Aハウス "避難所《ひなんじょ》"]
人気の少ない場所にある小さな屋敷で�A犯罪者専用シェ�Aハウスとなっている。
家賃は高額だが�A買い物などの際は大家が行ってくれるため�A外出の必要が無く�A身を隠すことができる。
【金刺 鍵久(かんざし かぎひさ)(17)】
ひょんなことから犯罪者専用シェ�Aハウス"避難所"のオーナーとなり�A外出できない犯罪者の買い出しや世話を請け負うことになる。
特撮ヒーローが好きで�Aスーツ�Aクター白銀錠のファン。
【白銀 錠(しろがね じょう)(23)】
指名手配犯だが�A冤罪を主張している。
死刑寸前というところで脱獄に成功し�Aシェ�Aハウス避難所に身を潜めている。
元スーツ�Aクターで�A"仮面ファイタークロスゼット"の中の人。
【錆本 鉛(さびもも えん)(73)】
シェ�Aハウス"避難所"の初代オーナー。
旅行が好きで�Aオーナーを退いた後は温泉巡りの旅に出ている。
【銅島 飛直(どうじま ひすぐ)(15)】104号室。
ヤクザ高梨組の麻雀代打ちや裏カジノで稼いでいる少年。
孤児院から脱走したところを�A高梨組の組長に拾われた。
普段は女装しており�Aかなりの美少女。
【針崎 有美(はりさき あるみ)(24)】
夜は世間を騒がす"怪盗ミニューム"として活動しており�Aある理由から宝石や絵画を破壊して回る女性。
【高梨 鉄也(たかなし てつや)(60)】
ヤクザ高梨《たかなし》組の首領で�Aかつてはスパイとして活動していた。
現在は殺し屋業をしており�A犯罪を犯したにも関わらず刑を逃れた人を対象に殺害している。
【錫川 葉鈴(すずかわ はりん)(35)】
かつて研究所でウイルスを流出させた責任を被り�A医師免許を剥奪された女性。
剥奪後は闇医者として活動していたが警察に目をつけられるようになり�A避難所へ入居。
【錫川 鐘(すずかわ あつむ)(8)】
葉鈴の一人息子。
ニュースで葉鈴《はりん》の事件が流れたことから小学校でウイルス扱いされ�Aいじめを受けている。
仮面ファイタークロスゼットの大ファンで�A白銀錠を尊敬している。
【一ノ関 鋼(いちのせき はがね)(40)】
詐欺罪で警察に追われていたところ�A錆本鉛に助けられて入居した女性。
マルチ商法や�Aンケート商法などで荒稼ぎしていた。
「君に一ヶ月の停学を命じる。金刺《かんざし》鍵久《かぎひさ》君」
ジャムたっぷり塗りたくったトーストを�A新品の白いカーペットの上に落としたような絶望感。
背中を丸めてパイプ椅子に縮こまる俺を�A2人の中年教師と親父が見下ろす。
隣で座っている親父の顔は険しく�A目も合わせてくれない。
「まさか�A君のような優秀な生徒が援助交際するとはねぇ」
「どういうつもりだ�A鍵久《かぎひさ》。小遣いだって十分すぎるほどやっただろう」
「だから! 援交なんかしてない!」
「でもね�A証拠はあるんだよ」
目の前に掲げられたのは�A小太り気味のサラリーマンらしき男と一緒にいかがわしいホテルへ足を踏み入れる俺の写真。
恐らく俺を首席から蹴落とそうとしてるやつらが作った合成だろう。
そんなクソみたいな合成写真を信じた�A教頭と生活指導の先生。
「その画像も絶対合成です! そもそも俺�A男だし……」
「稀に男子高生を狙う男もいる。君は随分と華奢だし�A顔立ちをも幼い。"そういう男"を唆《そそのか》せるのも容易いだろう?」
「はゐ?」
思わず声が裏返る。
真冬に似つかわしくないような大量の手汗を�Aカーディガンの袖で拭った。
童顔だとか�A女みたいだとか言われるようなこの顔も�A細いねって女子から�Aましがられるようなこの体も�A嫌いではあったが――こんなに呪ったのは�A今日が初めてだ。
「君も知っての通り�Aうちは全国屈指の名門男子校。そんな学校に援助交際をしていた生徒がいるなんて明るみに出られちゃ�A困るんだよね」
「だからその写真は合成で�Aもっとよく調べれば……!」
「言い訳はいいから�Aね?」
教頭はまるで�Aそれ以上の詮索を許さないような壁を張って�Aぴしゃりと言い放った。
これ以上踏み込まれたくない"何か"がある。
俺は察した。
――寄付金だ。
私立校に寄付金は付き物。
名門男子校と言われるほどの進学校になれば�A政治家の息子や大企業の御曹司もいる。
一弁護士の息子じゃ到底叶わないようなボンボン。
前々から首席の座を狙うやつらが俺に対して嫌がらせをしているのにお咎めが無かったのは�A莫大な寄付金が背景にあったからだと今頃俺は気づいた。
今回の件も恐らく�A寄付金の太い生徒が仕組んだのを黙認しているか�A賄賂の力で揉み消しているか。
そんなのは別に――どっちだっていい。
「先生�A大変申し訳ございませんでした。以後しっかりと言いつけますので……」
恐らく�A無駄に頭の切れる父もそれを察して�A何を言っても無駄だと分かって平謝りしている。
今まで見抜けなかった愚か者は俺だ�A俺だけだ。
この場で俺だけが気づいていなかった。
「くそ……っ」
悔しさのあまり�A拳を太ももを打ち付ける。
ギシッとパイプ椅子が軋んだ。
名門私立の進学校の教師が�A寄付金欲しさに冤罪を産む。
一番信じるべき両親も�A荒波を立てたくないがために抵抗しない。
聞いて�A呆れる。
俺はこんな学校に金を払ってまで学ぶことがあるか。
こんな親に頼ってまで生きる命か。
「援助交際なんてする子に育てた覚えは無い。親不孝者! センター試験も間近だっていうのに。勘当したいくらいだよ�A全く……」
「なんだよそれ……!」
父はブランド物のネクタイを整え直すと�A面倒くさそうに言った。
親父《こいつ》は絶対�A"分かって"言ってる。
俺が冤罪だって"分かった"上で言ってやがるんだ。
荒稼ぎする弁護士のくせにチンケな合成写真の証明ですらできない�A自分に不利なことなら息子だって助けない。
そうだ親父はそういうやつだった�Aなにを期待していたんだ俺は。
「とにかく�A金刺《かんざし》君には一ヶ月の停学を命じ……」
「――てやる……」
激情が�A止まらない。
急激に沸騰して吹きこぼれるように�A激情を抑えるフタが外れた。
俺は四人をキツく睨みつけると�Aパイプ椅子を蹴り�A噛み付くように言い放つ。
「こんなクソ教師がいる学校なんか�A退学してやる! こんな……っ�Aこんなクソ親父がいる家なんかこっちから願い下げだ! 家出してやる!」
――18の1月�Aセンター試験目前。
俺は名門私立高を退学して家出した。
「あーあ……どうせ退学するなら�Aガラスの一枚でも割っときゃ良かった」
行き交う人の群れの中�Aぼつねんと取り残されたように立っている。
みんな自分の行くべき場所へ――目的地へと迷いなく歩いている。
まるで俺のとこだけ�A時間が止まったみたいに。
――1月の寒気は息を可視化させる。
少しため息をつけば�A白い煙となって目に見えるのだ。
あの後の騒ぎと言ったら�A地獄絵図が絵図じゃなくなったみたいな空間だった。
それってただの地獄。
「ふん�A馬鹿が。子供一人で生きていけるわけないだろ!」
「……父さんに育てられてこの先生きてくらいなら�A真冬の街で野たれ死ぬ」
俺は本気だった。
従順な犬として躾された俺が�A初めて親父に本気で噛み付いてみせた。
「そうか分かった。好きにしたらいいさ」
でもその覚悟は届かなかったのか�A俺を見てくれなかったのか�A彼の反応は薄いもので。
俺が本気で家出しない�Aもしくはすぐに�Aると思ったのだろう。
一応親父は俺の挑発を受け入れ�Aその勢いで退学手続きをした。
先生方もさすがに焦ったのか止めに入るも�Aあぁなった親父は誰の手にも負えない。
親父は�A一度痛い目見ればいい�Aと怒鳴りつけ�Aあっさりと退学手続きを済ませた。
家に�Aっても親父とは口も聞かず�A素早く荷物をボストンバッグにまとめた。
そしてハンガーにかかった黒いスカジャン一枚で真冬の夜へと足を踏み入れた。
父は何の躊躇もなく俺を追い出した。
背後から聞こえるガチャッと鍵をかける音が�A俺を後戻りできなくさせた。
もともと�A学校も親父も好きじゃなかった。
学校は�A首席を独占する俺への嫌がらせを相談しても見て見ぬふり。
親父は俺を自分と同じ弁護士にすることしか考えていない。
俺の夢は�A本当の夢は違うのに。
毎日予鈴に急かされて勉強し�Aやりたいことをやれない日々に詰まって�A生きる意味を失ってしまった。
俺は脆弱な人間だ。
衣食住恵まれた環境にも文句を言い�A耐えきれずに家出するような�A生きる意味を失くすような弱い人間。
でも�Aそんな人間が一人で生きていけるなんて思い上がるほど馬鹿じゃない。
弱い人間は弱い人間らしく�A溺れて死ぬ。
凍死が先か�A餓死が先か。
援交を疑われるくらいの容姿なら�A夜の繁華街で本当に援交して稼ぐのも手だが――それは癪だからやめておくか。
未練は無い�Aと思う。
5歳から始めた剣道も最近飽きてきたから辞めたかったし�A執着してる趣味も�A勉強以外視野に入れるなという両親のせいで特に無い。
唯一心残りがあるとするなら……毎週観てた特撮ヒーロー"仮面ファイター"の最終回だが……それは幽霊になってからでも遅くはないか。
本当に�A執着するものが無いような薄っぺらい人生。
手放しても惜しくないと思ってしまうような人生。
あげられるものなら�Aこの命くれてやるさ。
神に返すさ。
「……何日まで耐えられるんだろ」
持ち物といえば�Aは所持金3万�A着替えのみ。
ちびちび節約しながら生き永らえるのも悪くは無いが�Aどうせ死ぬならパーッと豪勢に使ってしまうのも�Aリ。
「さーて�A死に場所でも決めておくか――」
「なぁ�Aお前さん」
しわがれた老人の声が�A喧騒の中はっきりと俺の耳に届いた。
振り向けば�A白髪を蓄えた老人が杖を付きながら立っていた。
深緑色の和服は�A都会の繁華街だというのに�A微塵も時代錯誤を覚えさせないほど彼に似合っていた。
人の交錯する繁華街�A俺と彼の間だけ時が止まった。
「随分と賢そうじゃないか。どうだ�A君に良い仕事がある」
「……なに�A援交?」
夜の繁華街をうろつく餓鬼に声をかけるような人だ�Aどうせロクなことが無い。
訝しげな視線を送って睨みつければ�A老人は高らかに笑って杖を三回地面に突いた。
「はははっ�Aそうきたか。いやなに�A決して汚れた仕事じゃない。人助けだと思って話だけでも聞いてくれんかね」
「へぇ�A人助けね……」
「人通りの多い繁華街のど真ん中じゃなんだ�A場所を変えようか」
どうせ目的地の定まらない不確かな人生�A人助けして終わるのも悪くないかもしれない。
気まぐれに身を任せて�A俺は老人にのこのことついていった。
⚠この作品は�Aとある掲示板のお話ですが�A実話ではありません。
私の想像ですので�Aこれはない‼ということもあるかもしれないです。
読む際は�Aご注意ください。(誰も読まないけどw)
登場人物
川崎 奈央(かわざき なお) (主人公)
とある掲示板で�A有名な小説投稿者。
掲示板で�A毎という名前を使っている。
大石 香織(おおいし かお)
奈央のリ�A友。
掲示板で由という名前を使っている。
ネット友達
フェ�Aリー
毎(奈央)と�A掲示板で大の仲良し。
ルイミ
毎と由とよく掲示板でお話する。
専スレはパート4まで行っている噂も…
ガイヤ
毎とよく意見が対立し�A毎と仲良くしていない。(しようとしない)
匿名(何度も違う人で出るかもです)
IDがb5hの人が多い。(よく書き込む)
厳しい書き込みが多い。
管理人
具多
専スレに割り込む�A悪い管理人。
間違えで�Aク禁依頼出されることもある。
air
具多と違い�Aしっかり管理人している。
管理人の中で最も優秀。
ーいつもの⚪⚪掲示板。ー
私がそう感じるのは�A2年前が初めてだった。
私は携帯を買ってもらった。
⚪⚪掲示板に�A友達の大石さん(友達ですが)が毎日書き込んでいる�Aと聞いた。
私は早速�A⚪⚪掲示板を調べ�Aルールを読み�Aスレを立てた。
題名は�A『毎とお友達になってー』だった。
仮名の毎は�A大石さんが�A私を見つけるために大石さんが毎でっと言ったからだ。
すると早速�A誰かが書き込んだ。
フェ�Aリー IDno
ハイハイはーい‼
私はわくわくした。
毎 IDX
フェ�Aリーさんですね!よろしくお願いします‼
フェ�Aリー IDno
呼びためOkですかー
私は早速困った。ためとはなんだ?
フェ�Aリー IDno
返事はー⁉
どうしよう…そう思っていると�A大石さん(由)が書き込んだ。
由 IDb
フェ�Aリーさん�A毎は初心者です。
フェ�Aリー IDno
そうだったんですかー‼毎さん�Aすみません‼
ためというのは�A敬語じゃなくていいですよ!ってことです。
大石さんのおかげで助かった。
毎 IDX
こちらこそ�Aです。
フェ�Aリーさん�Aありがとうございました。
フェ�Aリー IDno
ためOkだって‼w
あ�A最後のwは�A(笑)って意味だよ!
毎 IDX
フェ�Aリーって呼んでいい?
後�A教えてくれてありがとう‼
フェ�Aリー IDno
そんな…(照)お礼なんて…(照)w
毎 IDX
いやいや�Aありがとう‼
奈央は�Aフェ�Aリーと自己紹介したいと思った。
でも�A具体的に何を書けばいいのか分からなかった。
明日�A大石さんに聞こうかな�Aそう思った。
すると�Aフェ�Aリーからだ。
フェ�Aリー IDno
自己紹介するね!
名前 フェ�Aリー
趣味 小説を読むこと!
よろしくね!
相手が自己紹介したら�A私もした方がいい�Aそう思って�A私がいつもする自己紹介を書いた。
毎 IDX
私も自己紹介‼
名前 毎 (本名じゃなくて仮名だよ!)
年齢 13歳ー‼
住んでるところ ⚪県⚪×市
趣味 小説を書くこと!
好きな食べ物 イチゴ系W
嫌いな食べ物 マンゴー
よろしくね!
私は�Aとりあえず書き込んだ。
すると�A由が書き込んだ。
由 IDb
毎ー‼個人情報は書き込まない方が良いよー‼
大変なことになるかもだし。
私は焦った。どうしよう…
フェ�Aリー IDno
削除依頼できるよ!
私は悪者じゃない‼W
「間に合った…」
思わず呟いた。
毎 IDX
由もフェ�Aリーもありがとう‼
感想もしくは�Aドバイスがほしい人。
言ってくれたら見に行かせてもらいます。
感想欲しい人は�A一言ください!
ここに感想書いていきます。
>リオさん
読みました。あとURL貼ってくれてとても助かりました^_^
とりあえず感想と�Aドバイス�A両方求めていらっしゃるようなので�Aどちらも書いていきます。
まず読みやすかったです。序章の内容の説明にも無駄がなく�A頭にスッと入ってきて�A主人公の独白が上手くはまっていました。
一番良かった点は�A私の予想を裏切ってくれたところですね。主人公の性格と環境から�A学園生活での恋愛やら友情やら描いていくのかと思いきや�A�Aイドル活動方面できました。何か小説に一癖欲しいなぁと思っていたので�A期待が持てそうです。
しかしそれは言うなれば�A今の段階ではということです。設定を詰め込むのは簡単です。その設定をストーリーに乗せ�Aさらなる面白い展開を期待しております。
それでは今回はこのくらいで終わっておきます。是非今後とも執筆に励んでください。応援しております^_^
あの日の約束を�Aまた明日。
星降る夜に�A果たしましょう?
>>2
(>>1は星魅です)
登場人物
* 坂牧 殊浬
( さかまき しゅり )
主人公。
大人しいため�Aめんどくさいことを押しつけられがち。
断れない性格。
優柔不断。
少し泣き虫。
* 河野 まゆり
(こうの まゆり)
病弱だけど�A明るくハキハキした性格。
殊浬のクラスメートで�A誰に対しても平等。
成績は少し低め。
*~私~*
「優しいよね�A殊浬ちゃんは」
「掃除も交代してくれるしっ!」
「殊浬ちゃんは絶対断らないもんねぇ」
私�A坂牧殊浬に対しての評価はこんなものだ。
誰にでも優しくて�A決して断れない。
良いように利用できる。
めんどくさいことを押し付けちゃえ。
────みんな�A自分勝手。
私の気持ちなんて知ろうともしない。
でも�A嫌われたくないから�A私はまた仮面の笑顔をつけて。
「良いよ�A私がするよ」
そんな事を言ってしまうんだ────。
こんな自分なんて�A誰よりも自分が嫌いだ。
押し付けられたプリントをまとめながら�A私はそっと嘆息し�A息継ぎをする。
教室は�Aいつも息苦しくて�A胸が痛くなる。
一夜千年物語
いつだったかこの景色がとても大事な景色になるってそう思った。ここに越してから。なんとなく。
一章<出逢い>
何時もの景色�A時間�A朝。朝ごはんを食べて学校へ行く。何ら変わりない�A日常。
「誠!気をつけろよ!」
「わかってるよ!行ってきます!」
………
弟が出ていって片付けて仕事へ行く。これが私の毎日�A何の変哲もない。
……
あぁそうだ。
あ�Aそういえば。
「お隣さん今日来るんだっけ?」