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小さい頃から追いかけてたアイツのw中。
いつもドロンコで私より小さいはずなのに大きく見えたw中。
いつしかそれは大きくなっていった。
今では、私の手には届かない。
追いかけたって追いかけたって、手を伸ばしても伸ばしても届くことのない存在になってた。
高校1年の春。
古館高校に入wして1ヶ月半のことだった。
私、西野朱里。
アシメの前髪に胸ぐらいまでの髪をお団子にまとめた濃いめの茶髪。
第2ボタンまで開けたブラウスに太ももまでクルクルに折って短くした灰色の生地に青や黒のチェックの入ったスカート。
派手に制服を着崩しているからいつも風紀委員のターゲット。
そんな見た目からか、先輩からも「偉そう.調子乗ってる」などと目をつけられている。
でも、そんな問題児な私だって恋してる。
相手はアイツ、野球部の河上文人。
坊主でいつもドロンコのユニホーム姿。
w校で着ている制服が全くとして似合わない。
おまけに、モテるモテる。
でも文人は1度も彼女ができたことがない。
何人かに告白はされてるみたいだけど断っているみたい。
私は幼い頃からずっとずっと文人だけを見てきた。
だからもちろん彼氏なんてできた試しがない。
文人以外は嫌だもん。
私は絶対絶対文人のお嫁さんになるもん。
そんなバカみたいな夢を今でも追い続けてた。
「あーやとっ!」
「おぉ、どしたそんなルンルンで」
文人のw中を見つけた瞬間、スキップで駆け寄る。
「文人だって思て急いで来たの」
「相変わらずの馬鹿っぷり」
「うっさいぼけっ!」
そんなやり取りをしながら登校する。
「そういえば朱里、部活は?」
「あー、軽音部入ろうかなって思ったんだけどめんどくさいなーって思ってるとこ」
「お前絶対軽音部入ったらw校中のスターになれると思うぞ?」
「なわけー!」
私は小さい頃から歌とギターが大好き。
お父さんの影響でいつも歌っている。
「俺が野球頑張ってんだからお前も歌頑張れよ」
「…うん」
そう言った文人がどこか別の世界の人に見えた。
ちゃんとした夢を持ってて、目標を持ってて。
私みたいに適当に過ごしてるんじゃないんだなって肌に感じた。
!登場人物!
たくさんいるのでまず部長、副部長、パートリーダーのみ
ユーフォはトロンボーンパートです
名前 読み方 性別
[パート](w年) その他
鶴田 美咲 つるた みさき ♀
[Cl](3) 部長
大島 尊 おおしま みこと ♂
[Hr](3) 副部長
田中 優菜 たなか ゆうな ♀
[Cl](3) パートリーダー
清水 莉緒 しみず りお ♀
[Fl.Ob](3) パートリーダー Fl
山下 幸登 やました さきと ♂
[Sax](3) パートリーダー A.Sax
守山 悠 もりやま はるか ♀
[Hr](3) パートリーダー
原田 未来 はらだ みく ♀
[Tp](3) パートリーダー
松井 ひなり まつい ひなり ♀
[Tb](3) パートリーダー
近藤 思穂 こんどう しほ
[低音](3) パートリーダー コントラバス
川口 結菜 かわぐち ゆいな
[Parc](3) パートリーダー
おっと顧問を忘れていたw
鮫島可奈子 さめじま かなこ
26歳。
AM8:00
「点呼」
「Clいます」「Fl.Obいます」………
いつもの朝。
でも今日はいつもより大事な日。
そう、今日は…
「コンクールメンバー発表しまーす」
大事なことなのにかなーり軽く話す鮫島。
かつてはそのほんわかした雰囲気からは想像がつかない程の厳しさだったという噂を聞くが、
この鈴蘭中に来てからはゆるゆるーっとしている。
「はいっ!いちいち言うのは時間のムダなのでー
パートごとに紙渡すんで見といてください。」
「ハイッ!!!」
まあ言ってることはなかなか厳しかったりするんだけど。
ここからはいつもの呼吸練習。
「吸ってーー、吸えなくても吸ってー」
吸えなくても吸ってとはよく分からないことを言う先生だな…
生徒たちは皆そう思った。
「はいてーー。肺を空っぽにするのよー」
「はい止める。苦しいけどここで我慢すれば力がつくのよー」
なかなかいいことも言うじゃないか。
これを繰り返すこと10回。
「はい終わりー。腹筋50、終わったらパート練ねー」
いつものことだ。
腹筋なんて慣れたものである。
入部当初はすぐリタイアしていた1年も、今では余裕でこなす。
そしてそれぞれパート練習へ行く。
想像とは、人間の作り上げる世界の一つである・・・・・
同じ物語でも、見る人物が違えば、当然物語の結末も違う風に感じる
だろう・・・・・
wカードの道』
「おい、見ろよこれ・・・・・」
「・・・カード・・・だな・・・・・」
「あぁ・・・でも、これだけじゃないみたいだな」
「はい?」
「あっちの方、ずーっとカードが落ちているだろ?」
「・・・あ、本当だ・・・」
「・・・行ってみるか」
「・・・まぁ、構わないけど・・・」
「拾い続けていれば、一つくらいはクレジットカードが落ちているかもしれないぞ」
「いや、そりゃあねぇだろ」
「わかんねぇぞ〜?もしかしたら一万円札が」
「ねぇって・・・」
「五万円札とか・・・」
「・・・いや、それは現実にねぇから」
「トランプが落ちていたらゲームができるし」
「・・・ババ抜き、とか?」
「・・・いや、それじゃない・・・・・えっと・・・確か・・・ポーカー、だっけか・・・・・?
お互い持っているカードを自分の額に付けて、自分が持っているカードが見えないようにする・・・・・
相手が持っているカードしかお互い見れないようにするゲーム・・・・・まぁ、もしやるとしたら、
俺がキングのカードを持ってお前がジャックってところだな」
「はぁ?俺がお前より下かよ」
「あぁ、悪いか?」
「悪いっつーか・・・・・何か気に入らない・・・・・」
「・・・まぁ、勝負は時の運だ、何のカードを引くかはその時の運だな・・・・・」
「ところでキング・・・」
「何だ?ジャック・・・」
「このカードの道、どこまで続くんだろうな・・・・・」
「さぁな、それより、トランプが落ちていたら何のゲームする?」
「・・・ババ抜き」
「お前そればっかな」
「・・・悪いか?」
「いや、別に・・・・・」
「まぁ、ジョーカー引いてゲームオーバーにならないように気を付けるだけのゲームだ・・・」
「あっ!」
「どうした?」
「最後のカード・・・・・拾った・・・・・」
「何だった?」
「・・・ジョーカー」
w御伽考察』
「昔さぁ、寝る前とかに親が本読んでくれたりしなかった?」
「したした!俺の家ではよく一寸法師とか、鶴の恩返しとか読んでもらったなー」
「でもさ、今考えれば全部おかしな話だよな」
「ん?何が?鬼退治したり、王子様と結婚したり、ハッピーエンドばかりじゃないか?」
「いやいや、そうじゃなくてさ・・・例えば白雪姫、あれって小人が七人出てくるだろ?」
「うんうん」
「でも、誰もあの小人七人の関係を知らないと思うんだ」
「ただの友達とかじゃないのか?」
「よく考えてみろ、ただの友達って関係で、森の中で一つの家に七人で同居するか普通、ちょっと
危ない感じがするだろ?」
「お前ちょっと深読みのし過ぎじゃね?」
「次にシンデレラ、まず、かぼちゃの馬車って何だ?趣味悪いし、しかも中に人が入るんだぞ?
それにあのかぼちゃはいつのかぼちゃだ?食べ物を粗末にしているだろ?その上ガラスの靴・・・・・
足を怪我するかもしれないし、変える途中するっと簡単に片方が脱げちゃうくらいぶかぶかで、しかも
ハイヒールの形・・・・・健全な児童に読ませる内容じゃないと思わないか?」
「・・・ま、まぁな・・・」
「お次は長靴を履いた猫」
「うんうん」
「これはすぐに結論が出るな」
「どんな?」
「猫は喋らない、長靴を履かない、まず猫の足のサイズの長靴なんて存在しない」
「作り話であって」
「そして次に猿蟹合戦」
「・・・うんうん」
「最終的に猿が集団リンチされて終わるって酷くないか?あれじゃあ合戦じゃなくて密猟だ、
あの猿を毛皮か何かにでもするつもりなのか?」
「あれってそんな猟奇的な話だっけ?」
「続いて」
「わかった、わかったからもう喋るな、深読みし過ぎだ」
「一寸法師」
「続くのね・・・はいどうぞ」
「あれって鬼の体の中を針で突付いて攻撃しているんだぞ?鬼が可哀想だろ?」
「・・・だって鬼の自業自得だろ?」
「・・・まぁ、そうなんだけども・・・・・」
「・・・・・だろ?」
「事実を言われて何も言えん」
「まぁ、御伽噺なんてそんな感じだよ」
「なぁ監守さんよぉー、何か本読んでくれよー、寝れやしないぜ」
「うるさい、さっさと寝ろ、囚人二人組」
よろぴくね!フジももちゃんじゃぞ(^-^)/
小6の女子です!題名通り、小w生でも恋をする。
まぁ、私の恋愛のお話なので…。つまらないかもしれないけど、自分の恋と似ていたら…おしゃべりしましょう(≧∇≦)
俺お前のことが好きみたいだ。
あれ以来、私は恋愛したことないけど。いいとこない私に話しかけてくれた、大切な人。
ーーーーーーーーー二年前ーーーーーーーーーーーー
私は、今でゆう「不登校」だった。
五年生になった私は、やっとw校に行けるようになった。だが、私に「いじめ」という嵐が降ってきた。
担任の先生は、いじめてる側に行った。
一度、いや、なんども死のうと思った。
自分の存在がなくったってこの世の中うまく行けると思っていた。五年の冬、私はいじめっ子たちに怪我を
もらった。
「右手脱臼、右手骨折」
とても痛かった。手術室4回。入院半年。その時は、
部屋の天井しか見ていなかった。
イィエッィャッハァァァア(^∀∂"三6∀^)
どうもゆっきーです。
、 。,;・¨"”∵∴*°アテンション* °∴∵”"¨・;,。 、
グロ注意?
暴力あり
名前とか適当です。
小坂 風花 (こさか ふうか)
中1 wが高いし、髪が長い。
初めて中w校に通う私と、親友の和花菜(ワカナ)と三咲(ミサキ)とw校に行った。
和花菜は中3で、小w生5年から友達になった、三咲も同じ中3で5年から知り合った。
中w校はどんなところとか、部活などいろんな話を聞いた。
和花菜wえーっと…2組だっけ?』
風花wうん!あ…でも教室どこか忘れた。』
三咲wじゃあ行こっか。』
優しい二人だけど、私は小w生の時は壊す事が楽しかった。
[ねぇ貴方誰?]
[和花菜の友達だってさ、気味悪くない?]
[ねぇ君ー、君っていらない子だよー。だから君帰りなよ。]
「……は?」
私はそいつの頭を殴ったら和花菜が来た。
心配してくれたけど怒ってた、
お姉ちゃんみたいだなぁとか思いながら
二人で遊んで。三咲と知り合って。
二人お姉ちゃんができたの。
風花w…懐かしいな〜』
三咲w何が?あ、そこが教室、もうすぐチャイム鳴るよ〜』
風花wありがと!午後遊ぼうね!』
和花菜wまたあとでね〜』
二人は帰った。
教室に入ると、知り合いが5、6人くらいいる。
風花w小w校とあまり変わらないな。』
適当な席にリュックを置くと、
w風花〜!』
と、大きな声が教室に響く。
友達の由紀(ユキ)だ。元気で明るい子。
由紀w風花の隣の席私だ!』
風花wえっマジで!?』
適当に選んだけどやっぱり知り合いが隣がいいな…
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴って先生が来た。
先生の話を聞き、体育館に行く。
由紀wうぉうっふぉー…緊張してきたぁー』
風花w私も…でも由紀が緊張するって珍しい?』
由紀 wそう?てか体育館広っ』
大勢の人がいる場所は苦手だけど…
これから、小w生、中w生、高校生の卒業式を思い出す、小説です!
爆言、悪口、荒らし、なりすまし、文句NG
スタート!
一話〜私は〜
夢乃「6年1組の中島夢乃です!よろしくお願いします!」
私のw校は、私のw年が、卒業すると、このw校は、閉校するんです。
次の日
美紅「夢乃!!遅いよ!」
夢乃「ごめん!寝坊して。」
このこは、藤堂美紅。幼稚園の時から、仲良しだし、ずっと同じクラスです。
さようなら!!
でも、ある日、夢乃がw校から、帰る時でした。
夢乃は、信号を見て、歩いた。そこに、ドライブカーが、走っていて、夢乃は、ドライブカーに、跳ねられ、病院に、運ばれた。
医者「安心してください。夢乃さんは、無事ですよ。」
母「よかった」
3日後
夢乃は、w校に行った。
男子A「中島が来たぞ!」
女子A「夢乃ちゃん!大丈夫?」
夢乃「うん!」
でも、夢乃は、いっぱい、事故に巻き込まれた。自転車に跳ねられたりする事故をされた。
医者「あと、この1回で、夢乃さんの意識は、亡くなります。」
母「そんな。」
母は、泣いてしまった。私、頑張って生きる!
2話〜私を守る〜
夢乃「おはよう。」
美紅「みんな!夢乃の力になって!」
秋那「私は、協力する!6年1組の仲間だもん!」
夢乃(秋那さん。)
雪子「私も、秋那と同じように、私も協力する!だって、友達だよ?困ったときは、お互い様だもん!」
美幸「私も!」
冷夏「私も賛成だわ。私、w級員の私も賛成だわ。6年1組の仲間ですもの」
夢乃(雪子、美幸、冷夏。)
東「俺は、反対。」
美紅「何でよ!?」
冷夏「東さん、どういうことかしら?」
東「俺ら男子は、」
東「遊ぶことが大事なのさ!」
女子「なんですって!」
美幸「うわぁ!男子最低!!」
秋那「夢乃ちゃんが可哀想!」
東「そんなこと言われても。」
東「なっ中島・・・。」
美紅「夢乃!聞いてたの?」
夢乃「うん・・・。」
ゆいです!これから、ちゃおガール、ぷっちモデル、さくらw院、プチモ、キラモの小説を書きます!
約束
荒らしはしない!、悪口を言わない。
例えば、キモいなどは言わない!、爆言、なりすましNG!!
応援コメントもよろしく!小説は、毎日、配信するときがあるから、チェックしてね!まずは、ちゃおガール!!私もちゃおガールの小説に入れてみました(笑)ぜひ、みてください!
スタート!!
先生「みんな、制服は、気に入った?」
ちゃおガール「YES!」
先生「じゃあ、金井。きにったところは?」
美樹「はい!スカートが大量のフリルがあることです!」
先生「次、庄司!!」
唯夏「はい!美樹ちゃんと同じで、大量のフリルです!」
先生「次はー…」
唯夏「きりーつ!これで、終わります!」
ちゃおガール「終わります!」
美樹「次、体育だよ!みんな、着替えて!」
〜5分〜
先生「今日は、リレーをします!違う組もやります!w年ごとならんで!」
彩未「美樹ちゃん、はじめまして!武藤彩未です!彩未って呼んで!」
あいり「松井あいりです!愛ってかいて、まつりのりを書くよ!お祭りじゃないよ!あいりんって呼んでね!」
彩花「三吉彩花です。」
先生「よーい、どん!」
彩未「あいりん!!」
あいり「彩未!!」
キャッチ
あいり「彩花!!」
彩花「あいり、サンキュー!!」
彩花「美樹!!」
美樹「ハァハァゴール!」
先生「1位大w2年、2位小w4年、3位高校3年、4位高校1年、5位高校2年、6位中w2年、7位小w5年、8位大w1年、9位小w6年、10位中w1年、11位中w3年」
大2「勝った!」
〜金井美樹編〜終了
明日は、小野彩美編です!ぜひ、みてください!
w校から、帰ったら、かきますね!
1.プロローグとはなんぞ?
さぁて、とこのお話の主人公は立ち上がる。
新品の制服に身を包み、新しいw校に期待を抱く。
彼の目標はただ1つ。
“変人脱却”
たかが4文字、されど4文字。
そんな目標を高らかに宣言し、彼はささやかなおまじないをそっと口にする。
「……行ってきます」
彼はそう言って新しいw校に向か……わずに隣の家の幼なじみをおこしに行った。
「ゴラァ、ドM野郎!!朝だおきろ!!」
数々の罵倒と共に。
×注意×
•時々暴力。
•シリアスの4字など存在しない。
•不定期更新
以上が分かった上でお読みください。
2.爽やかスマイル☆
「ゆ〜う〜ひっ」
「ウザイ」
「あがっ!」
抱きついてきたれんの足(弁慶の泣き所)を思いっきり蹴る。
ヒットだぜ。
「酷いよ夕日。もう、照、れ、や、さん☆」
「しね」
「ギャアアアッッ!!」
俺の気分を不快にさせたれんの目を潰す(両目)
クリティカルなんだぜ。
今、こうして歩いている(?)俺、筒隠 夕日と桐島 れんは登校中である。
……既にれんは、俺の攻撃×2により再起不能だ……と思っていたら復活しやがった。
忙しい奴め。
「ちょ、今舌打ちしなかった?」
「ころす」
「ねえ、さっきから夕日の口から物騒なワードしか出ないのはどうしてかな?どうしてかなぁ!?」
すかさず鋭いツッコミが入る。
「ナイスショットだ、桐島!」
「俺未だに夕日さんの思考回路が分かりません」
そう言って真顔で遠い目をするれん。
相変わらずうるさい奴だが、黙ればイケメン。
隣にいるだけで注目を浴びる。
イケメン滅びろ。(遠まわしにしねと言ってる)
「さ、寒気が……」
「そうか、寿命じゃないか?」
「我が人生13年間、一生の悔いなし……ってあるわ!!」
むしろ悔いしかないわっ!と1人ツッコんでいる桐島に俺は思う。
うるさい。
時計の針は20を示している。
始業式、生徒が集まるのは25分。
……いいこと思いついた。
「れん!!」
「なn…ッッ………!!!」
俺は即座にれんの急所を蹴りあげ、そのままw校へダッシュ。
「w校、送れんなよ!」
そして爽やかな(つもりの)笑顔で時計を投げる。
後ろで何か叫んでいたが無視だ無視。
…………………………………
•人物紹介
•筒隠 夕日
{tutukakushi yuhi}
この物語の主人公。腹黒、ドS。
名言は「リア充とイケメン達に爆破予告……あ、字余り。」
•見た目とか
色素の薄い、猫っ毛。156cmとチビであるが運動神経が猿並に良い(猿に失礼)ので体育の成績は毎回5。
STORY
山林中w校,
都会よりも電車に向かい山奥の新緑の匂いが誘う田舎の中w校。農園部は9人
新入生,2人いれて12人。
「1年生.2人,2年生,5人,3年生,5人」
「山林中w校,農園部登場人物」
「2年生,5人(男子3.女子2人)」
如月彩葉(きさらぎいろは)
山林中w校,2年生
誕生日,10月26日
明るくて元気一杯で前向きな優しい性格
農業に興味があり入部した主人公
吉田夏凛(よしだかりん)
山林中w校,2年生
誕生日,6月30日
彩葉とは幼稚園の頃からの幼なじみ
真面目でしっかり者な成績優秀な持ち主
小笠原瞬(おがさわらしゅん)
山林中w校,2年生
誕生日,3月20日
家は米農家の跡取り息子
彩葉と夏凛とは幼稚園の頃からの幼なじみ
伊藤千尋(いとうちひろ)
山林中w校,2年生
誕生日,4月8日
家は花農家の跡取り息子
おじいちゃん子で人にも自分にも厳しい性格
高梨智希(たかなしともき)
山林中w校,2年生
誕生日,8月15日
喫茶店の跡取り息子
性格は彩葉と似ており天然キャラ
「3年生、5人(男子,2人.女子.3人)」
加賀屋彩悠美(かがやあゆみ)
山林中w校,3年生
誕生日,1月31日
男勝りでギャル系な言葉でいう女の子
自分の事を「あゆ」という。
桜島望果(さくらじまもちか)
山林中w校,3年生
誕生日,12月25日
家はりんご農家を営む。
愛称は「もっちゃん」とよばれている。
和栗皐月(わぐりさつき)
山林中w校,3年生
誕生日,5月10日
モデル体系で身長も高く誰でも憧れる美少女
頭も良く運動も抜群な持ち主
鈴木翔太(すずきしょうた)
山林中w校,3年生
誕生日,9月1日
家はキャベツ農家である。
農園部の部長でイケメン男子。
春日院権兵衛(かすがごんべえ)
山林中w校,3年生
誕生日,4月2日
結構ぽっちゃりで大食いな持ち主。
性格が悪くプライドが高いおぼっちゃま
「1年生,2人(女子.2人)」
姫野奈々(ひめのなな)
山林中w校,1年生
誕生日,11月28日
瞬のいとこ
如月若葉(きさらぎわかば)
山林中w校,1年生
誕生日,3月6日
彩葉の妹.
「おはようございます,和栗先輩」
あたしは如月彩葉、中w2年生
「彩葉ちゃん」
「何?植えてるんですか?」
「これはびわの木よ」
「びわ」
「まだまだ当分の先だけどいつかここにくるためよ」
「そうなんですか?」
「あたし、最近ジャム作りにはまってるのよ!びわジャムを作りたいわ」
「ジャム作り」
「レモンジャムつくったわ」
和栗先輩が差し出す
「酸っぱい」
「ハハハハ」
和栗先輩が笑う。
「これがいいのよ?彩葉ちゃん」
「もう、あたしを笑もの扱いにしないでください」
「ごめん、ごめん」
放課後
「彩葉〜」
「夏凛」
「草取りやろう」
「うん」
あたしは趣味程度に農園部に。
しかし草取りはイマイチ。
「あたし、将来は農業で働きたい」
「夏凛」
「やってみたいんだ」
「そこ」
「伊藤くん」
「うるさいですよ、如月、吉田」
「別にいいじゃん」
「女同士の会話に邪魔しないでよ」
「今は部活だからしっかりしてください」
「はーい」
「‥・‥どう見ても伊藤くん嫌い」
「あたしも」
「オレも苦手」
「小笠原君」
「オレも,伊藤に色々と・・」
「小笠原君はね」
「話変わるけど,今年は何植えようぜ?」
「そうだな?ゴーヤ」
「あとは?」
「スイカ作りたいわ」
「夏野菜や果物を作りたいな」
「うわぁ,苺」
「食べてみるか?」
「いいの?」
「俺が育てたから」
「いただきます」
苺を食べる。
「アマすっぱい」
「小笠原君,私もいいかしら」
「和栗先輩」
「・・‥苺ジャムにしたいわ」
「ジャムには最高ですよ」
「では,10個頂こうかしら」
和栗先輩は苺を収穫。
和栗先輩のジャムは美味しいですよ。
やっぱりオトナらしい女性
先輩達が引退するのは10月
文化祭の後だ。
今日も愛しの彼は昨日と同じ甘い言葉をかけてくれる…。
私の好きな彼は、
乙女ゲームのツンデレイケメンキャラ「奏君」。
ある日屋上で1人、乙女ゲームを楽しんでいたとき、1人の男子と目が合って…。
二次元に恋する残念美人×チョコより甘い爽やか王子
「君が好きなのは、w奏君』に似た俺の顔だけなの…?」
w…ッ、何だよ!
俺だって…、お前の事好きなんだからなッ!』
ゲーム機から聞こえるイケメンボイスなイケメンセリフ。
「何回聞いても飽きないなぁ…。
やっぱり、奏君はベストオブツンデレだよね。」
うんうん、と誰もいないのに1人悲しく頷く私は白浜 美都。
いわゆるリア充…、じゃない方。
そう、非リア充。
友達なんていないに等しいし、彼氏なんて存在するわけもない。
家族と、このw奏君』のために毎日を生きている女子高校生なのです。
「みーとーちゃーん!ゲームしてないで、w校行ってみたらー?」
1階から聞こえてくるお母さんの声に、ハッとして時計を見る。
[8:20]
遅刻寸前のこの時間に私は目を疑いつつ、スクバを乱暴に持ってから急いで階段をかけ降りる。
「お母さん、行ってきます!」
「行ってらっしゃーい!」
お母さんは天然な方だと思ってる。
さっきだって、w校行ってみたらって…何かのお試しじゃないんだから。
足の速さには自信があるものの、片道30分以上はかかるこの道を、10分で行けるかどうかなんて目に見えた話。
__今日も慌ただしく1日が始まった。
2年生の教室の場所は2階。
階段をダダダッとかけ上がり、2-5のプレートがかかるドアの前で深呼吸。
そのまま、静かにドアを開けてコツコツと教室へと入っていく。
窓際の後ろから2番目の席に腰をかけると、私はため息を1つ溢しながら頬杖をつく。
「…白浜、どうして遅刻した?」
クラスメートに向けられる視線の中、そう担任に問いかけられた。
「…いえ、別に…。」
特に深くは理由を言わない。
それでも私が許されてしまうのは、
wクールで物静か』だから。
実際に、私がそんなキャラを求めていたわけじゃない。
ただ、奏君が大好きで現実の人間なんて興味がわかないから、塩対応で毎日を過ごしてた…それだけなの。
でも、案外このキャラは良い事ばかり。
奏君の事で頭がいっぱいになっている時、受け答えをしなくてもwクールだから』と済まされる。
そんな事がいくつもある。
どんな時でも重宝するこのキャラを貫けば、高校生活なんてあっという間に終われるんだろうな。
ぼー、っと空を眺めていると、周りの騒がしさが途端に静かになる。
あー…、1時間目が始まったのかな。
私は何も言わずにガタッと机を立つと、ふらっと教室を出ていく。
そんな私の様子を見ても、誰も注意すらしない。
成績さえ良ければ、注意はされない。
いつでも奏君に浸れるように、成績はいつも上位。
少しずつ暑くなってるのを感じる6月の今、テストは来月。
奏君のためなら絶対頑張れるや、と思いながら屋上のドアをギィ…と押して開ける。
今日も眩しい太陽が照りつける屋上の唯一の日陰である物陰に隠れ、ゲーム機をそっと取り出す。
wバーカ、こっち見んなよ。は、恥ずかしいだろ…?』
うん、やっぱり。
「やっぱり、奏君は最高だなぁ…」
普段w校では口に出せない事だけど、この場所には誰も来る事がないし、今は授業中。
絶対に、大丈夫な場所。
…そう余裕でいた私は、w後で微笑む彼に気づいていなかった。
「かっこいい〜、何でこんなにかっこいいんだろう!」
「…その人、僕とよく似てるね。」
w後から甘く呟かれたその言葉に、私はただ固まることしかできなかった。
ゆっくり、ゆっくりと後ろを振り向いてそこにいたのは…
「な、んで…、奏君が…?」
奏君にそっくりな、いわゆるイケメンな男子が微笑んでいた。
「僕は奏君じゃないよ、美都ちゃん。」
私の名前を呼ばれ、心臓がどくんと波打つ。
彼は妖しげに口角をあげ、私の耳元へと唇を寄せて言う。
「真鍋 新。覚えてね、美都ちゃん。
…奏君を大好きな、美都ちゃん。」
甘く、少し掠れた声で言われると、w筋がぞくっとする。
それと同時に、とてつもない不安に襲われる。
どうしよう、どうしよう。
…他人にバレてしまった。
私は勢い良く振り向くと、彼を見つめながら真剣に、
「お願い、何でもするから。
これだけは、皆に言わないで…!」
必死に、必死に投げ掛ける。
こんな変な趣味、他の人にバレたら…!
彼は目を丸くしてから、ゆっくりと…、ふわり、微笑んでこう言った。
「良いよ。言わないであげるね。
その代わり…、 」
彼に言われた言葉は、1週間パシリな。…とか、そんな言葉じゃない。
”奏君に飽きるくらい、僕と一緒にいてよ”
ろくに人間と接してこなかった私には分からない。
…彼が、何を考えているのか…。