n作(6)

1: ハゲ◆Kow:2015/12/11(金) 22:24 ID:iFs

n作で書いていきます。
腐向け注意もあり。

荒らし、誹謗中傷は受け付けません。

のろのろ更新します。

6: ♂:2016/05/12(木) 22:09 ID:VtM

サワサワ...

遠くから隣家の子供の笑い声が
薄く聞こえる。

ああ、俺にもあんな
兄弟がいたらなぁ、なんて。

休んでいた体を起こしその子の
元へ歩いた。

楽しそうに遊んでやがる____

他の子供3人程と鬼ごっこ。
なんて楽しそうなんだろう。

「なあ、混ぜてく____」

その楽しそうな顔は急に
焦りと恐怖の顔に歪んだ。

「ひっ、、、あいつだ...」

その子供たちは俺の顔を見ただけで
ブルブルと震えだし、金縛りにでも
あったように固まっている。

「え...いや、一緒に遊ぼうぜ...

その時、その子供の母親が出てきた。

「この子に触らないでっ!!!
あっち行きなさい!!」

鬼や怪物を見たような形相。


____遊びたかっただけなのに____

静かに歩いて戻れば、
後ろから子供たちの泣き声が一斉に
聞こえた。怖かったよと言ってる。

「なんだよ...」

トボトボ歩く俺の足はまだ小さくて、
まだまだ強くならなきゃ、
そして次第に強くなればみんなに
認められると考えるようになった。

わるいおとなをぶっ倒して
それを見て貰えばみんなに認められる、
仲良くしてもらえる。


______前ガキ大将と喧嘩して
一発で勝ったことがあった。
最初はみんな「すげえ!」「カッコ良い〜!」
感嘆の声をあげ目を輝かせていた。

だがその表情も少しの間だけ。

次の日母親に怒られたのか、
誰も俺と目を合わせないようになった。

「あいつは鬼の生まれ変わりだから
近づくんじゃない、お前も殺されるよ」

どこかでそう聞こえた。

そういえばあのガキ大将、
あのあと息できてなかったんじゃないかな。



それからはもうずっと周りから
避けられ、少ない食料も底をついた。

俺が小さい頃から続いていた飢饉は
今、ついに俺にもその�nを向ける。


「ーーくん、"ひとばしら"って
知ってるかな?」

いつの日かそんなことを聞かれた。
ひとばしらと聞けば、老人達を
この村の一番高い崖から落とすこと
だったはず。


「"ひとばしら"っていうのはね、
水の神様に自分の体を捧げて、
みんなを助けてもらうんだよ。」

自分の体、とそいつは俺の胸をつつく。

「お...俺はいやだ....」


えも言われない恐怖から
そういう俺を、そいつは強引にも
引っ張っていこうとした。

「い...いやだ!!!何する気だよ!!」

必死の抵抗でも、この小さな体は
大の大人6人で抑え込まれてしまった。


その日は大雨だった。




滝のように降る雨を全身にうけ、
びしょびしょになりながら
"ひとばしら"の儀式は行われる。

「13の年、うむちょうどいいな。」
年齢が何か関係があるのだろうか、
僧侶はボソリとそう言った。


太い縄でグルグル巻かれ、
体がとても重かった。
鞭で体を叩かれながら連れて行かれる。
いままでのひとばしらと全く違う
じゃないか...!!


村人全員が見守る中、
最後の一言を読み終えた僧侶は
雨に邪魔されながらも
崖の上に俺を連れて行く。





「ーーーーーーーー!!!ーーーー!!!」

この暴風と大雨じゃ叫んでも
かき消されて聞こえない!


「ーーー!!!ーーーーーーー!!!」

いやだ、みんなといたい!


そう叫ぶか叫ばないかのうちに
背中を強く押された。



流れていく景色。

下には激流の川。



ふわりと体が宙に浮き、
音はもう何も聞こえない。



後ろを振り返れば、
残虐に笑う村人達が。

誰が言ったのだろうか。
だがそんなもの関係ない。


この大雨の中でもしっかり聞こえた。



「うるさい小童は消えたほうが楽だわ」














ぼちゃん

In order to meet you *百合*(6)

1: じゃじゃん:2015/10/25(日) 12:22 ID:Icg

葉っぱでは、初めて小説を書かせていただきます。

百合注意です。

暇潰しにでもどうぞ。

2: じゃじゃん:2015/10/25(日) 12:48 ID:Icg

「君、大丈夫? どこか痛いの?」
「……」

泣きじゃくる私を、心配そうに見てくれた。

「これあげる。�nンカチなんだけど……とってもいい匂いするでしょ?」

そのお姉さんが�nしてくれた�nンカチは、石鹸のような香りがした。
「名前書いてあるけど、気にしないでね」なんて、笑いながら。

その時のお姉さんが今も忘れられない。あの透き通った声が、あの白い肌が、あの優しい笑顔が。

ピーッ ピーッ

目覚まし時計にしては控えめな音が、部屋に響きわたる。

「ん、またあの夢……」

上体を起こし、目覚まし時計を止め、真希はそっと呟いた。
そして、壁に掛かっている制服に目を向けた。

「あっ!」

慌てた様子で、制服を手に取った。

未だに信じられないのだ。自分がこんな名門校に受かっただなんて。

「今日から宜しくね」

なんて、少し恥ずかしい事を言ってしまった。
まあ、今日くらいはいいだろう。

そうだ、あの�nンカチも持っていこう。お守り代わりに……ね

「麻希! 遅れるよ!」

母の声で、現実に戻らせられた。

そうだ、今日はもう入学式。
ぼーっとなんて、していられないんだ。

麻希は返事をし、速足で階段を下りていった。

3: じゃじゃん:2015/10/25(日) 13:22 ID:Icg

「じゃあお母さん、入学式先に行ってるね」

新品の制服に身を包み、麻希は外に出た。
心�nよい風に、二つに結んだ髪が揺れる。

「えっと……、電車これでいいんだよね?」

何度もメモ帳を確認し、恐る恐る電車に乗った。
麻希は田舎の方に住んでいるため、あまり交通機関を利用する事がないのだ。

「ふぅ」

ため息をつき、座席に座る。そして、�nンカチを手に取ってみる。

”レイ

と刺繍された�nンカチ。きっと持ち主の名前は”レイさんなのだろう。

……ここの学校入ろうと思ったのも、レイさんの影響なんだよな。

あの時のレイさんの服装は制服だった。
紺色のセーラー服に、チェックのミニスカート、目を引く胸元の大きなリボン。

当時九歳だった私は、当然、制服だけで学校が特定出来るわけがない。
しかし、努力して調べた。その結果、この優心女子学院だったのだ。
また、中貫一校だったため、会えるリスクも高いと思ったのだ。

「次は△△駅〜 △△駅〜」

学校付近の駅だ。荷物をまとめ、降りる準備をする。

「ヤバイ、遅れそう……」

扉が開いた瞬間、麻希は走って、学校へ向かった。スクールバッグに付けている、お気に入りのストラップを落とした事も気づかずに。

いじめが�nまりました(12)

1: 修羅:2015/09/05(土) 23:25 ID:6nY

暇な時にポツポツと更新していきます。

まず一つ言っておきます。

いじめです。

…経験者の方は不快心を抱く可能性が大ですので御了承ください。

>>2 注意事項
>>3 登場人物

2: 修羅:2015/09/05(土) 23:28 ID:6nY

【注意事項】

・あんぱんを文才にスパーキング!

・日本語は海外に出張中

・何書いてるのかよくわからなくなること多い

・実はかなり飽きやすい為、更新不定期



以上。
全然okダヨーという方、もう少しで本編�nまります。ヤッタネ!

5: 修羅:2015/09/06(日) 00:11 ID:6nY

【1話 日常】



……今日も辛くて堪らない一日が�nまる。
学校に行きたくない。
しかし、行かなければ成績は落ちる一方。
私は、重い足取りで学校へと歩みを進めた。



「…おはようございます」

いつも通りの、控え目な挨拶。
まぁ当然だが、挨拶が返ってくる筈もなく。

「うっわ、まだ来るのっ?」
「おうちにかえっておねんねでもちたらどうでしゅかーあ?」

代わりに浴びせられるのは、求めてもいない罵声。
正直な感想を言うと、このくらいでは全く何も思わない。

「……退いて下さい。何故入り口を塞ぐのですか?教室に入れません」

というより早く鞄を置きたくて仕方がないので退いて下さい。

「はっ、何それ私達に指図すんの?」
「いいから帰れよ!」

いやいや質問に答えて下さいよ、と言おうとした。が、それは出来なかった。

ドンッ

後方で鈍い音がし、私が床に倒れたからである。
n味に背中が痛い…あ、何者かに私は蹴られたのか。

「ちょっと、入り口塞がないでくれる?邪魔なんだけど」
「ぁ、だ、駄目だよ、まどかちゃんっ!そんなこと言ったら!……クスクスッ」

……出た。
いじめの主犯である森西まどかに、その親友である白星鈴音。

…そして入り口塞いでいたのは貴方方の仲間である、そちらの二人なんですが。

「なんで懲りずに学校に来るわけ?まぁその図太い神経だけは誉めてやってもいいけどねー?あっははぁ!」
「はぁ、ありがとうございます」

「…チッ、つっまんな…」

何故……。誉められたから感謝をしたまでだというのに。
…この人達はよくわからないな。

お嬢様3人姫と�n乏娘5人組(4)

1: レモンミルク:2015/09/02(水) 21:30 ID:hnA


あらすじ
ここは私立花園学院高等部。
花園学院�n立者の玄孫,花園薔子が仕切る学院で薔子の命令で�n乏娘5人を呼び集めた理由は?しかしそれは・・・・


登場人物

花園薔子(はなぞのしょうこ)
私立花園学園の�n立者,花園清平の玄孫
わがままで生意気でプライド高いお嬢様
名前の由来は
「美しい薔薇のように綺麗に咲き誇る娘になってほしい」と父がつけた。
n乏育ちの5人の少女達に不満を持つ。

九条鷹音(くじょうたかね)
九条国際財閥会社のご令嬢
フランス生まれのアメリカNY育ち
薔子の父と鷹音の父は幼少期から顔見知り。

藤堂真里奈(ふじとうまりな)
代々から続く藤堂貴族家のご令嬢
母親は有名プロ女医である。
結構意�n悪でキツい性格である。

5人組
結城彩華(ゆうきあやか)
中村美凰奈(なかむらみおな)
前田希夢(まえだのぞむ)
佐藤英里紗(さとうえりさ)
森本麦穂(もりもとむぎほ)

2: レモンミルク:2015/09/02(水) 21:36 ID:hnA


あらすじ
私の世界はすべて私の世界
私はここの学園の女王様と言われる器。

しかし私にはいらない5人の�n乏女
結城彩華,中村美凰奈,前田希夢
佐藤英里紗,森本麦穂

そう,あたしのすべては美しさを

3: レモンミルク:2015/09/06(日) 15:25 ID:hnA


あたしは結城彩華,15歳
あたしの家の周りは皆�n乏である。
親友も家族も

n乏仲間の親友は
中村美凰奈,前田希夢,佐藤英里紗,森本麦穂

美凰奈「彩,今日のお弁当はなあに?」

彩華「今日ね?じゃーん,ステーキ弁当」

美凰奈「すごいじゃん」

彩華「なんて?豚肉だよ,安い安い」

美凰奈「あたしなんておにぎりと緑茶のみ」

英里紗「私なんて梅干しと白米のみ」

希夢「あたしなんて購買の安いたまごサンド1つ」

麦穂「うちなんてめざしと玄米」

彩華「なんて,何でうちら,死ぬほど�n乏やっとるのに花園に入れたんか?」

美凰奈「不思議よね?」

ガラァ

「またぁ〜�n乏集団」

彩華 「薔子」

薔子「私のことはプリンセスと及び,私はこの名門私立花園学院の玄孫なの」

いつも自慢気にいう生意気姫

薔子「エリザベス,お腹が空いたわ,購買でキャビアクッキー買ってきてよ」

薔子「あんたよ,英里紗」

英里紗「あたし?エリザベス?」

英里紗は薔子のいうとおりキャビアクッキーを買いに行った。

鷹音「お姫様,お茶をご用意しました」

薔子「あらっ?もう?」

鷹音「今日はお姫様の好きなマカロンとベリーベリータルトケーキとマドレーヌです」

薔子「マドレーヌはいつも鷹音が持ってきてくれるんですの?」

鷹音「私の父はパティシエですの」

真里奈「今日のお紅茶はローズ�nーブティーですわ」

薔子「ローズ�nーブティー,好きですわ」

真里奈「うれしいですわ,私は紅茶が好きなほど好きですわ」

薔子はとりまきお姫様に囲まれてあとにした。

n乳は生まれ変わっても�n乳でした。(2)

1: 貧乳、敗北す。:2015/07/25(土) 14:41 ID:e92

いつもの帰り道。
大きく傾いた西日が、私が如何に遅く学校から出たかを知らせている。やばい、もう6時半だわ……
制服に、しかもローファーで走るのは些か辛いが……母さんの逆鱗に触れるよりかは幾分かマシよ!

「っよし!」

鞄を肩にしっかりと掛け直すと、私は勢いよくスタートを切った。

今日の夕餉何かな。肉じゃがかカレーって言ってたけど……あ、母さんの事だから遅く帰ってきた娘にはくれないのかな。そうだったら嫌だなぁ……
それにしても鬱陶しいわ、このスカート。脚に纏わり付いてきて、思わず脚を取られそうになる。今日は遅くなるって分かってたから、ジャージをはいてくるべきだった……とんだ誤算だわ。
色々ごちゃごちゃと考えていると、あっという間に家が見えてきた。よし、あの角曲がれば我が家よ!ラストスパートだ!行け!私!

脚に力を貯めて、勢いよく�n面を蹴った時。
強い衝撃の後に私は、何かに覆い被さられた。

「うぉっ!」

『それ』は私の腹にずっしりと乗っかっており、背中越しに�n面の冷たさと固さが伝わってきた。
えー、ウソでしょ……?
家の手前で、まさか『これ』に襲われるなんて……

初っ端から主人公から危機一髪ってどうかと思いますが、どうぞ暖かく見守ってください。

『それ』のせいで、私は身動き一つ取れない状況。
唯一動かせる顔をゆっくりと下に向ければ、豊潤な胸が緩やかにカーブを描いて……いるといいなぁとか期待して下向いたら何もなかった泣きそう。
めくれたシャツから少し覗いた白い肌は、嫌に艶かしくて。ああ、日に当たらない部分って本当に白いのね、と無関係な事を考えてしまう。
それにしてもすごい力ね。この私を押さえつけるなんて……

「んっ………」

体を捩らせるせて抵抗を試みるが、全く叶わない。
それどころか、口元から漏れるのは甘い嬌声。

「んっ、ふっぁ……んあ」

必死に動いても、どうにもこうにもならない。

まぁ………そりゃそうだわな。
諦めて、目線を横に流す。

「幾ら私が�n鹿力とはいえ、2tトラックには叶わないわな……」

私の腹に乗る、大きなタイヤを眺めながら思った。

n乏娘のセレブ生活(2)

1: レモンクレープ:2015/07/20(月) 09:25 ID:hnA


登場人物

千歳麗華(ちとせれいか)
今年の春から有名私立姫薔薇園学院高等部に通う1年生
高校入学同時に姫薔薇園学院寮で住む事になった。
家はボロ一軒家で家族は12人である。
名前は祖父が「�n乏でも麗しく,美しく,いつまでも華やかな人生を送るように」とつけた。

千歳家の紹介

祖父,千歳稔(ちとせみのる)(60)
祖母,千歳繭子(ちとせまゆこ)(56)
父,千歳浩(ちとせひろし)(35)
母,千歳和恵(ちとせかずえ)(40)
叔母.千歳繭実(ちとせまゆみ)(26)
叔母.千歳芽衣(ちとせめい)(24)
長兄,千歳遼(ちとせりょう)(20)
次兄,千歳翔(ちとせしょう)(17)
妹,千歳彩華(ちとせあやか)(10)
妹,千歳華澄(ちとせかすみ)(7)
妹,千歳瑠璃華(ちとせるりか)(5)

・私立姫薔薇園学院高等部,1年A組メンバー・

松園桃子(まつそのももこ)
世界的に有名ファションブランド大会社の現社長令嬢
勉強は人並みよりやや下で運動はビリである。
優しくて人懐こく友達思いな性格,麗華の親友。

プリンセス3人組
このお嬢様三人組は世界的にも知らないやつはいない貴族の家柄をもつ超上流階級のプリンセス様なのです。

九条椿(くじょうつばき)

鷹司美和子(たかつかさみわこ)

天川マリエ(あまかわまりえ)

2: レモンクレープ:2015/07/24(金) 21:14 ID:hnA

・・・・あらすじ・・・・・

私は千歳麗華,私立姫薔薇園学院高等部に入学します,姫薔薇園学院は幼稚舎から大学院まであるお嬢様学校,幼稚舎と小学部までは共学なので芸能人のお子さんも通っているほど知る人はいない学園なのです。
その後,中学からは女子校なので男子はとなりの帝国中高学校に移ります。

というわけで私は�n乏でありながらお嬢様学校に通えるっていう事は夢の中の夢。
姫薔薇園は中学生から完全寮制なので学校も生活もセレブな一日が�nまります。

・・・・ストーリー・・・・

「麗華,起きないとヤバイんじゃない?」

(・・・・もうちょ・・・・と・・・・ムニャムニャ)(麗華の寝言)

「こいつは入学初日なのにのんきに」

「・・・・ギャー,もう?ヤバイ」

「麗華,起こそうとしてもゆっくりすぎるんだから」

「兄さん,何で私に」

「さっさっといって」

・・タッタッタッタッ・・・・(急いでいた)

ヤバイ,私は初日にありながらなんという。
やっぱり,お嬢様制服は憧れちゃう。
そう,お嬢様と一般人は制服は別。
お嬢様はセーラードレス風ワンピース
一般人は茶色のブレザー。
まぁ,これも可愛いからいいかな!

追加

山田さんと片山さん
一般クラスB組で同じクラスになった女の子
クラスでは�nめて友達になった。
お互いに苗字で呼び合っている。
ちなみに二人の下の名前は
「山田彩音」「片山優衣」である。

・・・・・・・・・・・・

「ねぇ,あなたB組?」

「はいそうですけど」

「私は山田よ,この子は片山」

「よろしくね?一緒に行きましょう」

「はい」

わたしに話しかけてくれたのは
ストレートヘアの山田さんとポニーテールの片山さん

「苗字が千歳なんだ,珍しいね?」

「そういいます」

「千歳さんはどこの中学?」

「東中です」

「東中かぁ?私達は南中」

「南中?なんだお隣さん」

私達はいつしか友達の中に

「今日は10時には終わるから近くの喫茶店かファーストフード店でゆっくりはなしましょう?」

「そうだね?4月なのにややあついかな?」

「そう?さすがにないんじゃない?」

「そうだよ,まだ春なんだもん」

この子達なら話しても打ち解けそう。

「私,トイレいってくるね?山田さん,片山さん」

ガラァ(ドア開ける音)

本当に広い,一般人棟っていってもすごい校舎。

葉桜-�nイ・ファンタジー-(34)

1: 榊 美弥俚:2015/07/12(日) 09:59 ID:ZoA

榊 美弥俚と言います。
初小説の題名がおかしくなってしまったので立て直させて頂きました。
よろしくお願いします!

2: 榊 美弥俚:2015/07/12(日) 10:00 ID:ZoA

『序章 見かけた少年』


桜は、4月に咲き、そして散る。
散った後、人間は見向きもしない。
そんな見向きもされない葉桜を僕は、一人きりで眺めていた。
ここは、学校の校庭。何の変哲も無い。

もしかしたら、一人きりでは無いのかもしれない。
この一人ぼっちの葉桜を見ているから
自分まで一人ぼっちな気持ちになっているのかもしれない。
花が散るまではあんなにキレイだなぁとちやほやされていたのに。
散ってしまえば、素通りされるだけだ。
更には虫だの何なの嫌われ者扱いされる�nメだ。
人間とは、つまらない生き物だ。
そう言っている僕自身人間だ。

こんなことを考えいても仕方ないと思い、校門へ向かう。
もう5時だ。空は紫がかっている。
随分明るくなったものだ。
この前までは、この時間帯だったら真っ暗だったのに。
葉桜は、ザワザワと声を発している。
風が吹いているのだろう。
何故だか僕には、その風は微塵にも感じられない。
まぁ、そう珍しい事じゃない。
そんな事を考えていたら、校門の前まで来ていた。
葉桜は何時の間にか静かになっている。風が止んだのだろう。
葉桜の方を振り返る。
眺めていた葉桜から目を離して、僕は、校門を出た。

3: 榊 美弥俚:2015/07/12(日) 11:41 ID:ZoA

学校の昇降口の前。校庭には花が咲いてる時はキレイな桜がある。
今はもう葉桜で、ちっともキレイじゃない。
そんな葉桜を眺めている少年が1人。あれは・・・誰だろう?
少なくともここの学校の生徒ではない。
そんな疑問を持ちながら歩いていると、その少年は、葉桜に背を向けて歩き�nめた。
校門に向かっている。
帰るのだろう。明るいと言ってももう5時だ。
私も校門へ向かう。
すると、少年が葉桜の方へ振り返った。

その時・・・少年の姿が一瞬透けたように見えた。
視界に入ってるはずの私にも全く気が付いていない。
さっきから葉桜が葉を風に揺らして音を立てている。
少年が校門から出たときにもその音は止む気配を見せずザワザワと音を立てている。
校門から出て右と左を確認するも、少年の姿は見えない。
私は、さっき少年の姿が透けて見えたのが気がかりで仕方なかった。
少しぐらいいいだろうと思い、確か、右に曲がったはずの少年の後をつける事にした。
少し足を速める。このまま追いつけなかったら意味が無い。

これが、全ての�nまりだった何て、今の私は知るよしもなかった。

葉桜 -�nイ•ファンタジー-(3)

1: 榊美弥浬:2015/07/12(日) 01:22 ID:ZoA

はい、初小説となります!
宜しく御願いします!
私は、榊美弥浬と申します。

アナタをファンタジーの世界へとお連れ致します。

3: 榊美弥浬:2015/07/12(日) 02:17 ID:ZoA

『第1話 出会い』

桜は、4月に咲き、そして散る。
散った後、人間は見向きもしない。
そんな見向きもされない葉桜を僕は、一人きりで眺めていた。
ここは、学校の校庭。何の変哲も無い。

もしかしたら、一人きりでは無いのかもしれない。
この一人ぼっちの葉桜を見ているから
自分まで一人ぼっちな気持ちになっているのかもしれない。
花が散るまではあんなにキレイだなぁとちやほやされていたのに。
散ってしまえば、素通りされるだけだ。
更には虫だの何なの嫌われ者扱いされる�nメだ。
人間とは、つまらない生き物だ。
そう言っている僕自身人間だ。

こんなことを考えいても仕方ないと思い、校門へ向かう。
もう5時だ。空は紫がかっている。
随分明るくなったものだ。
この前までは、この時間帯だったら真っ暗だったのに。
葉桜は、ザワザワと声を発している。
風が吹いているのだろう。
何故だか僕には、その風は微塵にも感じられない。
まぁ、そう珍しい事じゃない。
そんな事を考えていたら、校門の前まで来ていた。
葉桜は何時の間にか静かになっている。風が止んだのだろう。
葉桜の方を振り返る。
眺めていた葉桜から目を離して、僕は、校門を出た。

運命は変えられない[男主�n(5)

1: 死神キル:2015/06/21(日) 08:56 ID:xJ2




[……�n

『姉さん…死んじゃたの?嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!姉さんが死ぬはずない。』


そこから俺は○○になってしまって


『登場人物』

ユウヤ・スミス 主人公 実の姉ミサキを殺した奴を憎んでる。
一人称『俺』


ミサキ・スミス ユウヤの実の姉 ユウヤが幼い頃に殺されたはずだった
一人称『私』


キル・�nード
吸血鬼
ある時ユウヤに会ってから仲間になる

悪魔
人間を襲う最低な奴



まだまだ登場人物出ます

2: 死神キル:2015/06/21(日) 09:08 ID:VTk




『……』

何故、姉さんが死ななければいけないのだろうか。

俺の頭に悔しさと悲しさが積もる


[ユウヤ、ちょと来て�n

『どうしたの。姉さん』

[今日は貴方の誕生日だからプレゼント買ったの。マフラーだけど使ってね�n
『ありがとう!凄く嬉しい』


昔の記憶が蘇る
でも姉さんはいない。




姉さんを殺した奴を探しだしてやる。
例え自分が可笑しくなったとしても。


姉さんからもらったマフラーを着けて外に出た

3: 死神キル:2015/06/21(日) 19:20 ID:Sd2



町についた。
町は夜なのであんまり人がいない。


『静かだな。』
[ニンゲン……コロス……ニンゲンコロス。オマエ……シネ!!�n


変な化け物が俺に牙を向けて襲いかかった。


このままだと殺される!!


[まったく……これだから悪魔は……�n
ザクッ

[ぐがぁぁ!!�n
俺に襲いかかった化け物はいなくなってた。




いたのは1人の男だけだった

切支丹物語 [二部�n(156)

1: のん:2015/06/09(火) 22:44 ID:NSs

 第一部は、皆様のおかげで無事書き終える事ができました。読んでくださった方々、本当に感謝致します!第一部の方は、「切支丹物語」で葉っぱ内で検索していただければ、出てくると思います。(127)と、長編ですが暇な時にぜひ読んでいただけると喜びます!

 さて、第二部の方は楓様にご指摘いただいた箇所を少しでも改善していけるよう、努力をしていきます。ルールは第一部と何ら変わりはありません。

 それでは、よろしくお願い致します!!

2: のん:2015/06/10(水) 19:42 ID:NSs

主な登場人物
 聯柁敬斗
キリシタンの少年。十三歳。背中に妖しい模様の入った横笛を背負う。
千と千尋の神隠しの�nクのような姿、顔。

4: のん:2015/06/11(木) 00:01 ID:NSs

序章
「はあっ、はあっ、はあっ……!!」
夜と思えるほど、辺りは暗い。おまけにこのどしゃ降りである。
「……ったく。ツイてないなー……」
聯柁敬斗は、今年で十三歳になったキリシタンの少年である。敬斗は武士の子であったが、何家かと誰かに訊ねられても「聯柁」という名字は言いたくなかった。訳があるのだ。
そんな事はともかく、敬斗は今真っ暗な裏通りを走り抜けている。ここは、肥前の国天草にある町。ただし、敬斗が普段居候している益田家がある所よりも少し遠い場所だ。ここには、幼い頃たいそう世話になり大きな恩がある人の墓参りに来たのだ。墓、といっても敬斗が簡単に作った十字架が無造作に�n面に突き刺さっているだけの物である。もうその墓参りも終わり、敬斗は益田家に向けて走っていた。彼がいくら人並み外れた身体能力を有していても、さすがに一刻走り続けているのは辛い。だが、少しでも早く敬斗は益田家に帰りたかったのだ。

やっと裏通りを抜けた。すると、開けた場所に出る。そこには小川に面した小さな原っぱが広がっていて、小高い丘に続く。その丘の上には、武士の家があった。だが、小川も濁り、丘の上もよく見えないほどのどしゃ降りだ。それに、人より鼻のきく敬斗には何かが焦げた臭いがうっすら漂っている事が分かった。
「………?…ん?」
人影が見えたような気がして、敬斗は立ち止まった。どうやら見間違いではなかったようだ。その人影は座りこんでいる。敬斗は興味津々な様子で、その人影の背後に近づいた。
「………だ!!……ればいいんだ!!?」
敬斗と同じ歳ぐらいの少年だった。何かを必死で叫んでいる。身分の高そうな、武士の子が着るような服装だった。彼の前には、もう一人少女が横たわっている。この子も十三歳ぐらい。よく目を凝らしてみれば、胸のあたりから大量に血を流して、息も絶えそうな様子だった。口元が微かに動いて言葉を発しているようだが、この大雨の音のせいで敬斗には全く聞こえなかった。敬斗は血を見ないように、慌てて目を両手でふさいだ。そして、帰る事もすっかり忘れて聞き耳をたてる。少年の高貴な服が、この雨と少女の胸から流れる血で汚れてしまっていたが、彼はそんな事にまで気が回らないようだった。涙を流して少女の言葉を聞いている。少女は笑顔だった。
死にそうなのに何で笑っていられるのかな…?
敬斗は不思議に思った。
少しして、大雨が嘘のように止んだ。敬斗が空を見上げれば、そこには青い空と見事な虹が浮かんでいた。にわか雨だったのかもしれない。敬斗は視線をあの二人に戻す。少年は、少女が弱々しくあげた片手を握っていた。少年を見た少女は、まだ笑顔。少女がやさしく、少年へ最期に言った言葉は敬斗にも聞こえた。彼女の首からさげた十字架が、日の光できらりと光る。
「……ど…うか…お幸せに……」
そこで、少女は静かに目を閉じた。
自分は、あんな綺麗な光を見てはいけない。
そう思った敬斗は、後ろを向いて走り出した。
「………っ!!!ちぃ!!?嫌だ、わたしを置いていかないでくれ!!」
少年の叫び声が聞こえる。たまらず、敬斗は耳をふさいだ。
「うあああああぁぁぁ……っっ!!!」
少年の泣き叫ぶ声が聞こえなくなっても、敬斗は耳をふさいでん益田家へと続く長い道を夢中で走り続けた。

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