ス�gロベリーラブス�gーリー(28)

1: Re ~ありさ:2019/06/21(金) 20:59

小説「ス�gロベリーラブス�gーリー」
毎週火曜日に更新します。(更新できない場合もあるかもしれません・・・)
ルール   ・1話ずつ、読者さんはコメン�gしていいです。
      ・アンチコメもokです。参考にさせていただきます。
      ・勝手に小説の続きを書き込まないでください。
ルールを守ってください。
登場人物を紹介します。

・神崎 乙音 (かんざき おとね)
 関が丘学園に転校してきた中1。小学生の頃から友達が少なく、恋もしたことがない。歌が好き。

・橋本 智也 (はしもと ともや)
 関が丘学園に転校してきた中1。乙音の幼馴染。乙音が好き。

・四月 修斗 (しつき しゅうと)
 関が丘学園の中1。女子に人気。乙音の秘密を知る。

・米塚 りりか (よねずか りりか)
 関が丘学園の中1。乙音に声をかけて、友達になろうとする。

・川上 美月 (かわかみ みづき)
 関が丘学園の中2。智也が気になる。

次の書き込みから物語が始まります。お楽しみに(^^)

2: Re ~ありさ:2019/06/21(金) 21:17

第1章 〜新しい日常〜
散ってしまった桜が私のローファーの上に積もる。そんな春が、私にやってくる。
「ここが私が通う学校かぁ。」
学校全体をまじまじと見る。木の学校で、比較的新し目だ。
二階の窓からは、女の子たちが楽しそうに話している。多分クラスで中心の女子たちだろう。
「結構生徒多いんだね〜もがっ!?」
私の口に制服の布が覆いかぶさる。
(も、もしかして殺人犯!?私死ぬの___、ヤダヤダ!この歳で死ぬもんかぁーっ!)
私が必死で抵抗すると、相手も倍にして抵抗してくる。
「___ねっ!乙音!オレだよ!」
びっくりして後ろを振り返ると、幼馴染の智也の姿があった。
「ちょっ、智也‼あんたもこの学校に転校したの⁉」
「言ってなかったか?オレは乙音と同じ中学がいいんだ!」
えっ___智也、そんなふうに思ってたの・・・?

私と智也は、生まれた時から幼馴染で、12年の付き合いだ。
あの頃は一緒にお風呂に入っていた。(今は無理だけど)

「わかったからっ!早く学校いこ!」
私は乱暴に朋也の手を振り払って、校舎内に走っていった。

続く

みなさん、じゃんじゃんコメン�gしてください!
意見を聞いて、これからの書き込みを考えます。

5: Re~ありさ:2019/06/22(土) 15:51

(新中学校生活初日なのに、はずかしいってば!
 智也って、ちょっとオレ様的なとこあるんだよね・・・
 なのに女子に人気って、意味わかんない。
 あいつのどこが良いんだか?)

gボ�gボと教室へ向かう途中、ある女の先生に声をかけられた。
「あら、あなたが転入生の乙音さん?智也さんは・・・?」
「あ、智也はもうすぐ来ると思いますけど・・・」
先生は眉をひそめて
「乙音さん、智也さんを連れてきてくれないかしら?
 校長室で手続きをしないと・・・」
(げぇーっ。それだけはやだぁっ・・・だって気まずいし。)
「良いかしら?」
流石に転校初日で言うこと聞かないっていうのはやばい。
そう思うけど、やっぱり、嫌なところもある。でも口が滑ってしまい
「わかりました」
(あー・・・言っちゃった・・・)
「さすがね。お願いするわ。」
先生はニコッと微笑むと、奥へ行ってしまった。
(と、とりあえず智也を呼んでこよう・・・)

私はまた校庭に出た。出た瞬間目の前に現れたのは、
爽やかイケメンで背が高い、まるで大人のような男の子___
「おっと。君、大丈夫?」
優しい瞳でこちらを見つめてくる。栗色の、澄んだ瞳だ。
「はっ、はい!大丈夫です!すみませんでした、失礼します!!」
「ん?ちょっと君!待って。」
「え?な、何でしょう・・・?」
私の顔をまじまじと見つめる。
(きゃ〜っ。そんなに見つめてきたら恥ずかしいって!)
「君、名前は?」
「か、神崎乙音です。」
ドキドキしながら言った。何かしてくるのだろうか?
「ふぅ〜ん、乙音ちゃんね。オレ、四月修斗。よろしくね。」
「はい!よろしくお願いします!」

須藤さんはス�gーカーに困っている(1)

1: 作者不詳:2019/05/21(火) 08:46

ヤンデレ同士がカップルになったら……?
バカップルのやりすぎス�gーカー攻防戦
※ス�gーカーは犯罪です


【染宮 飛直(そめみや ひすぐ)】2年1�g
元ヤンキーというデマのせいでクラスメイ�gから恐れられているが、本当は友達が欲しい。
小さい頃から剣道をやっていたが、高校では厳しい家計を支えるため、バイ�gに専念している。
美渦のことが好きで、ス�gーカー行為をしている。


【錦織 美渦(すとう みうず)】2年1�g
成績優秀、容姿端麗な少女だが、飛直が好きすぎるあまりにス�gーカーしている。
飛直以外の人物に対しては愛想笑いをするが、冷たく無関心。
実家は世界規模で活動する大企業で、資産は1000億ドルを超える。

【須藤 雅一(すとう がいち)】2年4�g
飛直の親友で、飛直のス�gーカー化に悩んでいる。
友達を犯罪者にしたくない思いから、飛直の邪魔をする。

【透紋 騎士(とうもん ないと)】3年2�g
生徒会長兼茶道部部長兼学級委員長兼風紀委員長を務めている。
ナルシス�gな自信家で、美渦にモーションをかけるも失敗している。

【松島 桜麗(まつしま おうれい)】3年1�g
副生徒会長で、騎士に行為を寄せているが振り向いてもらえない。
引っ込み思案で真面目。

人形�gいと悪魔の逝きたがり契約(9)

1: 雷々ちゃん:2019/05/02(木) 05:08

キャラ紹介

チルア・カラナシタ 職業...人形�gい 人形に魔力を注ぎ、
女性 17歳 自分の思い通りに操る事が出来る

ネガティブなうつ気味少女、背が低くしょっちゅう小学生位と間違われる‪。何度も逝こうとするが運がいいのか悪いのか毎回逝けない、リスカ経験者、目は三白眼でツボに入ったらとことん笑う


ムリネ・ユヒコテヒ 職業...悪魔、闇の炎的なやつを出せる
男性 年齢不明 爪長い、つおい、以上

口の悪い悪魔、チルアのネガティブな性格をみて逝きたがり契約を結ぶ、服装は結構ちゃんとしてる、料理以外の家事は出来る、料理はごみ\_(・ω・`)ココ重要!なんか知らんけどイケメン、何だかんだ言ってどうにかしてくれるお兄ちゃん的なやつ


サカハ・ニムヒノナ 職業...聖職者、聖なる力を持つ人間にの
男、28歳 み与えられる、光系、つおい

自己中でイラッとする、チルアに恋をしており近くにいるムリネを調べ回し、悪魔と断定、浄化のためにウロウロしてくる

3: 雷々ちゃん:2019/05/04(土) 09:40

チルアが時計を見ると既に時刻は午後6時、はてこんなに時間は少なかったかなと思いながら料理を作る今日もいつも通りの食z
「おお!お前料理できるんだな!」
「ひえぇぇい!」
急に人が来た驚きと話しかけられた驚きが混じって変な声が出てしまった、やっべぇ
「お前らの色気の欠片もない叫び声出すな、もーちょっと意識した方がいいんじゃねえ?」
初対面なのにそんな失礼なこと言っておきながらケタケタと笑う謎のイケメン、
「あの、どちら様ですか?」
こんな失礼な人でも敬語を�gって話すのは礼儀というものだろう
「先にお前が名乗れ」
は?いや、こんな所でイライラしてしまってはダメだ、
「失礼しました、私はチルア・カラナシタと申します、職業は人形�gいです」
「ふーん、チルナか、覚えてやろう」
カッチーン 流石にこれ頭にくる
「はぁ?貴方が名乗れとおっしゃったのでしょう、それに私はまだ貴方の名前を聞いておりません、それで覚えてやろう?ふざけんのも大概にしてその汚ぇお口を謹んで下さいませ」
あまりに唐突な私のまくし立てるような口調に戸惑っているが、 気分を害してしまっただろうか
「コホン、すまんな、俺の名はムリネだ、ムリネ・ユヒコテヒ、悪魔だ、お前と逝きたがり契約を結びに来た」
………………悪魔!?え、何?逝きたがり契約?そう言えば昔読んだ本
書いてあったかも?なんだっけ?
「お前がすっごくテンパってんのは分かったから落ち着け?な?」
「...はい」
「いいか、逝きたがり契約ってのは、俺とお前がしぬまでのパー�gナーとしての契約を結ぶ、主従関係などてはないから安心しろ。これはお前の任意で決めてくれていいんだけどな...」
「?何ですか?」
「はぁ…お前がしんだ後に俺の�gい魔になるんだ、�gい魔と言うよりも戦う時のパー�gナー、だな。まぁ…それでな?�gい魔になるにはそれ相応の経験を積まなきゃならねぇ、でもしにたい時にしねる、だが経験を積んだ後、だがな。」
これはしにたがりなチルアにとって最高な契約だった、あわよくば終わった瞬間にしぬことも出来る...
「い...おーい、チルアー?お前生きてる?」
「生きてますよ失礼ですね、因みに経験を積む、とはどんなことをすればいいのですか?」
「戦闘」
「分かりました契約します」
「早っ!もっと悩むとかないわけ?つまんねえなコノヤロウ!」
早く契約が決まった方がいいのではないか、と思ったが心の中に留めておいた。
こうして、私達は契約を結んだ

4: 天災少女:2019/05/06(月) 09:46

「チルアー今日の飯はー」
「きのこ炒めと焼きそば」
「キノコじゃなくて肉がいい」
「うるっせェな作って貰ってる�gなんだから文句言うんじゃねぇ」
「スミマセンデシタ」
...はい、皆の言いたい事は分かります、こうなった理由はあの日に遡り
ーーーーーーーーーー
「日が暮れちまったから飯作れ、飯」
「ムリネは家事できるんじゃないの?」
「料理以外はな」
あーーーーなるほど
仕方ない、作ってやりますか、
「何がいい?」
「美味いもん」
「はぁ...こんなレパー�gリーの少ない私になんでもいいだなんてブツブツブツブツブツブツ」
数分後ー
「なんじゃこりゃぁー!」
「え、不味かった?」
「違う!美味すぎる!決めた!コレから俺はここに住む!」
「ウッソだろお前」
ーーーーーーーー
という訳で今に至ります、……はい、まあこんな素晴らしい契約を結んで頂いてるんだからしょうがないか……はぁ……
「おーい、チルア食わねぇのか?」
「食べますよ...」

追われ�gの勇者(2)

1: 伊藤整一:2019/04/08(月) 00:23

第1章:走狗編

異界の星レマには5つの大陸があった。その大陸の1つテオラーモ大陸最大の国家アラリエ帝国は、長らく大陸北西のラオエ島を占拠する魔王軍の侵略を受けていた。時の皇帝セネリニスは強力な勇者を雇い、これを滅ぼさんとした。

勇者は味方を集めつつ魔王軍の基地を次々に占領し、たった1年6ヶ月で魔王の首をとり、帝国に平和をもたらした。

そして魔王が討たれて17日経った日の1544年4月4日、帝都モマの宮殿では皇帝が部下の報告を聞いていた。
「陛下、勇者達が船の手配を要求しています。どうやら、今の船には入りきらないようです」

「わかった。98門の一等戦列艦『デオデッラ』と輸送船を6隻を急行させよ」

皇帝は機嫌よく答えた。魔王討伐成功の喜びがまだ残っているのだ。
もっとも、魔王討伐成功の報告を聞いた時は、思わず玉座から立ち上がるほどの喜びようだったのだから、機嫌が良くない方がおかしいだろう。

「それと軍用輸送船も40隻ばかり。第1陸戦隊をのせよ」

皇帝は薄い笑みを浮かべて言った。

「何故ですか?」

部下は怪訝な顔をして、思わず訳を聞く。皇帝は叱ることなく、

「信頼できる筋によると、勇者とその仲間は義勇軍を率い、反乱を企てているらしい。これを見逃してなるか! まともにやれば大赤字になる。今のうちに討てば大した損害にはならない。だから早く手配せよ」

皇帝は拳を震わせながら言った。部下も困惑に満ちた汗を流しつつ、勅命を受け、軍に早速手配を命じた。
さらに皇帝は勇者たちの反乱を宣伝するようにも命じた。人相書きが忽ち各所に貼られ、昨日の英雄は今日、国賊になってしまった。

さて、命令を受けた海軍は、早速艦隊を編成し、向かわせた。陸戦隊は総勢2000人。勇者の率いる義勇軍よりは少ないが誰もが戦闘のプロである。勇者が道中で雇った強者たちさえ倒せば敵ではない。
部隊は4月17日の明け方、勇者たちが居る旧魔王軍の元基地、エマージェに上陸を開始した。まず、戦列艦による艦砲射撃を行い、上陸部隊が海岸に居る義勇軍をあっという間に殲滅すると、勇者の雇った賞金稼ぎや傭兵団を攻撃した。
寝起きを襲われた彼らは本来の力を発揮することが出来ず、次々に殺されて行った。
傭兵団は壊滅し、生き残った数人が勇者の元へ撤退したのみだった。その生き残りも追撃を受けて多くが倒れ、勇者の元に辿り着いたのはただ一人だった。
−−−−−−−−−−−
前のファンタジー小説がアレだったので設定を考え直してみた。

タイ�gル未定(7)

1: エレクトロ◆WI:2019/04/05(金) 10:46


タイ�gル未定のファンタジーもの書こうと思います。
書き終わってからか書いてる途中でタイ�gルが決まる……かも?

設定、世界観など>>2あたりで

2: エレクトロ◆WI:2019/04/05(金) 10:53

設定

主人公

穏やかなユマン村で暮らす、十歳の少女。
自分が思うままに生きる節があり、思っていることをかなり素直に言うこともある。


世界観

ファンタジー。現代より文明の発達していない時代が舞台。フィクション。恋愛要素恐らく無し。


その都度追加したりしなかったり。
>>3くらいから多分始まる。

3: エレクトロ◆WI:2019/04/05(金) 11:34


その日も、雀の囀りで目を覚ました。
目をこすりながらゆっくりと上体を起こし、背伸びと欠伸を一つする。
まだ寒い朝の空気をめいいっぱい吸うと、渋々布団から抜け出す。

寒さに�gを震わせながら、外の井戸へ出る。思い切って水に顔を浸した。冷たい。急いで布切れで顔を拭き、ふと視線を上げると、まだ少し低い位置に太陽が昇っていた。

村に朝が訪れた。

両親はこの時間から仕事だ。
国内の村や街を訪れ、作物を売る仕事をしている。
昨日の夜、机の上に束ねてあった稲が無くなっている。今日は�gランキルという城下町にまで行くと言っていたから、恐らく夜中ごろ家を出たのだろう。

私の仕事は、そんな両親の代わりに、家畜の世話や農作物の管理をすることだった。
私が生まれ育ったこのユマン村では、それらが特産品の一つでもある。田舎、といえばそうだが、穏やかに時の流れるこの村で暮らすためには、やはりそれらの世話を怠ってはならないのだと思う。……父からの受け売りだが。

そんなことをぽつぽつと考えながら、今日も畑へ向かう。
……その道中。
村の入り口付近で、うつ伏せになって倒れている少年の姿を見つけた。
ボロボロになった服、ぐしゃぐしゃの髪の毛。手や足には、ところどころ目立つ傷が見える。
どうしようか。やはりここは、見て見ぬ振りをしてはいけないと思う。
意を決して、声をかける。

「……あの」

しかし応答はなかった。
私は近くまで駆け寄った。そして、しゃがみこんで軽く背中を叩きながら再び声をかける。

「大丈夫、ですか」

すると、小さな呻き声が聞こえた。そして、数回の瞬きの後に、ゆっくりと少年の瞼が開く。

「ここは……」

虚ろな目で辺りを見回す目を見て、私は答える。

「ユマン村だよ。……君は、どうしてここに倒れているの?」

「どうして……?えっと……確か、村を追われて……」

そこまで話したところで、少年は痛みに顔を歪めた。
傷口が痛むのだろう。家に連れて行って、手当をしようか。

「……大丈夫?立てる?」

私はそっと少年に手を差し伸べる。
その少年は、私の手を取って、ゆっくりと立った。……しかし、歩き始めたはいいものの、フラフラとした足取りで少し覚束ない。少年の歩幅に合わせて、私もゆっくりと家まで歩く。

村の民家を横切って歩く中、しばらくすると静かな騒めきが聞こえてきた。
最初は、私が傷だらけの少年を連れて歩いていることに対してかと思っていたが、どうやらそれは少年を心配する声ではないようだった。
この人たちは、この男の子を警戒している。
突き刺さるような鋭い視線と、次第に煩く聞こえる小さな声。

「……村長に知らせなければ……!」

そんな声が聞こえた。
この少年は確か、「村を追われた」と言っていた。
この村に来ても、すぐにまた居場所を無くしてしまうのではないか。
私は少し足取りを速め、家路を急いだ。

小説作ってる方!ヒン�gやアドバイス教えてください!(2)

1: 神沢綺星:2019/03/30(土) 01:37

はじめまして!神沢綺星(かみざわれいら)です!
現在、野いちごで小説を書かせてもらっています。
小説を書くにあたって見様見真似で書いているので下手ですが温かく見守ってくれたら嬉しいです!

本題に入ります!
私は小説を書くのが下手くそなんですが皆さんはどのように構成したりしていますか?
小説に関する質問やアドバイス・ヒン�gなどをここで交わしてくれたら嬉しいです!

よろしくお願いします!

2: 百合水 ◆X5U (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2019/03/30(土) 06:58

https://ha10.net/novel/1544258091.html
https://ha10.net/novel/1540626277.htmlの小説書いてます。

私は、大体は寝る前に頭でス�gーリーを考えて、次の日の朝に紙に書き記していくという謎のスタイルをしています。
色んな小説とか漫画とか読んで、構成は覚えました!
後は本当に感覚です。
キャラは、とりあえず絵に描いたりしてます。
参考:https://i.imgur.com/ygnCshI.jpg

とりあえず私の小説読んで見てください!!!!!

 【画像一覧

blog(2)

1: 13:2019/02/26(火) 21:45

朝から降っていた雨が急に強くなった。そのためか、駅に人が沢山雪崩込んでくる。その中の誰一人として私に気付かず雨宿りを始める。見えてないんだから、当たり前だと思った。
どうしてこんなことにならなきゃいけなかったんだろう。どうして �gこんなこと” になってもここにとどまっているのだろう。一向にわからないまま、私はそこに居続けた。


何時間後かに、雨が止んだ。雨宿りを終えた人々に交ざり、私も駅を出る。
道路に、自分の顔が見えた。きっと水溜まりに映ったのだろう。
それを見た私は、なんのために自分がここにとどまっているのかわかった様な気がした。

2: 11 :2019/02/27(水) 03:04

明日には止むとの予報だったが、雨はいまだに降っている。
これくらいならよくある �g良くない” ことだと思う。でも、そんな単純なことで、私はアンハッピーな気分になる。

気分と不つりあいな程明るい着メロがどこからか聞こえた。私はお世話にも綺麗とは言い難い家の中から�g帯を探し出し、即座に開いた。
メールは幼馴染みからで、試写会のお誘いだった。「絶対行く。ちょー楽しみ(°∀°*)」と返信する。
くさくさしていた気分がちょっぴり上向いてきた。ふと空を見ると、晴れ間が見える。きっとすぐ止むのだろう、この雨は。

2�g3班、裏社会(40)

1: 特命の匿名:2019/02/21(木) 01:39

マフィアに殺し屋、スパイまで!?
2�g3班は裏社会の住人だらけ!!


《1年2�g3班》

【夏城 赤奈(なつじょう せきな)】
高等部1年新聞部の見習い記者。
学園の王子、翔斗の裏を暴こうと尾行していたところ、事件に巻き込まれてしまう。
運動神経と五感は優れているが、成績は中の下。
新聞記者の父が行方不明。

【秋山 翔斗(あきやま しょうと)】
赤奈の隣の席の男子。
成績優秀で運動神経抜群な上に容姿も整っており、人当たりもよく王子のような存在と崇められているが、本性は毒舌吐きの腹黒。
秘密�g織のスパイとして活動している。

【春田 月美(はるた つきみ)】
赤奈の親友で後ろの席の少女。
イタリア人とのハーフで、世界的に有名なマフィア[ミ�gロジーア]のボスの娘。
ハッキングを用いた情報収集が得意で、スパイの翔斗に情報提供することも。

【冬織 鋼(ふゆおり はがね)】
月美の隣の席の男子で、その正体は[ミ�gロジーア]所属の殺し屋。
運動神経が高く、武器の扱いにも長けている。



【魔法�gい盗 ロック(まほうつかいとう ろっく)】
世界中の美術品を壊して回る怪盗。
その正体は謎に包まれている。

2: 特命の匿名:2019/02/21(木) 08:30

「王子の裏……ですか……?」
「そうよ! 学園の王子、秋山翔斗の裏を暴き出すのよ!」

部長が見習いの私に記事を任せる、なんて言うから何事かと思えば、とんでもない案件だった。

「あなた確か席替えで秋山翔斗の隣の席になったんでしょ?」
「ゑぇっ、なんで知ってるんですか!?」
「もう学校中の噂よ? 三年にまで広まっているわ」

席替えで隣の席になっただけで噂になるとは。
さすが、学園の王子──秋山翔斗。

学年首席で、部活には所属していないものの運動神経は抜群、アイドル顔負けの容姿。
そして誰に対しても平等に接し、人当たりもいい。
そんな人物を女子が放っておくはずもなく、ファンクラブやらが作られ、クラブ外でも王子なんて呼び名が浸透している男。

「それで、秋山さんの裏ってなんですか?」
「サッカー部の部長が助っ人を頼んだ時に聞いたっていうのよ、王子の"舌打ち"!」
「舌打ち……ですか?」
「あの仏のような笑顔を振りまく王子が舌打ちなんてスキャンダルじゃない! 本性は絶対腹黒だわ! 裏を暴いて校内新聞にするの!」
「舌打ち一つで校内新聞にされるって、たまったもんじゃないですよぉ〜」

舌打ちなんて誰でもある。
でも秋山翔斗の聖人視は異常で、みんな舌打ちなんてしないと思っているらしい。
人間だしそれくらいあると思うんだけど……。

乗り気でない態度を見せても、部長は気味の悪い薄ら笑いを浮かべて記事のレイアウ�gを考え始めてしまっている。

「それじゃ、よろしくね!」

初めて任された記事がこんなのって〜!

3: 特命の匿名:2019/02/21(木) 08:45

──翌日。

「裏を暴くって……どうすれば……」

窓側の後ろから2番目、自席に着席しながら頬杖をついていると、ふと良い香りが鼻を掠めた。
これは──お菓子の匂いか……!?

「おはよう、夏城さん」

香りの正体は沢山の焼き菓子を抱えた秋山さんだった。
クッキー、マフィン、カヌレ、マドレーヌetc……。
恐らく女子からのプレゼン�gだろう。

「お、おはよ〜……今日もすごいね」
「サッカー部のマネージャーさんから、助っ人のお礼にって貰ったんだ。みんなお菓子作りが上手なんだね」

ほわぁ〜。
ほんとに天�gみたいな微笑みだ〜!
今にも頭上に輪っかが見えそうなくらい神々しい。
やっぱこんな人に裏があるなんてありえないよ!

スクールカース�g一軍女子があることを機に底辺に落ちた。(2)

1: かえで◆5w:2019/01/13(日) 22:29

タイ�gルめっちゃダサいですがいじめのお話です。

〜スイー�g・ビター・チョコレー�g〜 (10)

1: 陽炎◆P2:2019/01/08(火) 17:49


チェリーパイにガ�gーショコラ、シフォンケーキにタル�gアップルパイ

甘い物、美味しい物に満たされたいだけなの

それがいけない事なんて誰も教えてくれなかったじゃない?

3: 陽炎◆P2:2019/01/08(火) 17:52

チェリーパイにガ�gーショコラ、シフォンケーキにタル�g、アップルパイ

甘い物、美味しい物に満たされたいだけなの

それがいけない事なんて誰も教えてくれなかったじゃない?




朝のホームルームの空き時間まばらに集まる生徒達をちらりと一瞥してから机の上にお菓子を広げる。キャンディーにチョコレー�gどっちにしようか悩んでると前の席の愛が心配そうに私を見る。

「愛〜、どうしたの?」

リンゴの味のキャンディーを口に放り込みながら尋ねる。

「いや、あんたさ、朝食は?」

まるでコーヒーを飲んだみたいに苦い顔で私のほうを見る愛。

「ご飯?食べてないよ〜、だってさご飯なんて『甘くない』じゃん?」

しかも私の家は朝はパンだ、必ずというほどコーヒーはつくし、私が嫌いな野菜も添えてある。苦い、見てるだけで苦くなる。

「…また、朝からお菓子体壊すよ、心(しん)」

そう言いながら机の上のチョコレー�gに手を伸ばしてきたのは私の幼なじみだ、

「別にいいでしょ?…甘いもの嫌いなくせに…そのお菓子返して、廉」

雨笠廉、愛と同じくずっと一緒に居る…高校の志望校はお互い言わなかったのにまた、同じ学校、同じクラス…いわいる腐れ縁だ

「…はい、かえ……」

その言葉言い終わる事がなく、彼の視線は教室のドアの方へ向く。そこには校則ギリギリの短さのスカー�gに、長い髪を明るい茶色に染めた女の子が立っていた。

「廉君〜、今日も一緒に帰ろ〜!」

「あぁ、別にいいよ」

そう言いながらにっこりとした笑顔を浮かべる廉。その表情を見て気に入らない気持ちと口の中で舐めている飴は甘いはずなのに、とてつもなく苦く感じた。ふと、廉の手を見ると先程奪われたチョコレー�gがある。ガリッと口の中にある飴を噛み砕き彼の手の中にあるチョコレー�gを奪う。

「痛っ、何すんの…」

ちょっと、強引だっただろうか?別にいい。今の私は甘いものが欲しい、満たされたい。

「おい、聞いてんのかよ?」

苛立たしげにきく彼に私も不機嫌になる。あんたのせいで苦くなったとか意味分からない事が言える筈がない。

「返して貰っただけでしょ?彼女の所行って、これ以上廉と喋りたくない

10:    :2019/08/10(土) 12:58


>>7の続き ( >>9-8は本編とは関係のない小話です )


それでも私はあんまり罪悪感を感じてはない、だって見せたくない現実を見せてきたのは彼のほうだから。


ーー似た者同士ーー

それはきっと、叶わない恋って事を指してると思うから。きっと叶ったとしても、おおかみと赤ずきんが恋に落ちるような無理なお話だから。

「 好きだよ。他の誰よりもずっと、でもそれは『 叶わない 』から、僕らは両親を裏切っちゃいけないから… 」

苦しそうに、何かを吐き出すように告げた流生くんの瞳は目の前にいる私なんか映してない。ほらね、やっぱり私は誰からも愛されることはないんだ。

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