昔�A世界には七つの国がありました。
1つは七つの国最大貿易国『セルト』。
1つは七つの国最大の面積を持つ『ガイデリ�A』。
1つは七つの国最大の経済的な豊かさを持つ『フィリー』。
1つは七つの国最大の歴史を持ち今や鎖国状態の『ドルコリル』。
1つは七つの国最大の力を持つ『ストロンス』。
1つは七つの国最大の頭を持つ『デナ』。
そして最後の国�A小国の『ジェリ�A』。
ドルコリルの書物によると昔七つの
国はお互いに仲良く助けあっていまし
た。ですが�Aそのうちにその国によっ
て人種やジョブ(仕事)も変わってきて
しまい七つの国はあっという間に敵国
として独立してしまったのです。今や
何の才もないジェリ�Aは滅亡の一歩手
前。これは�Aそんなジェリ�Aに生まれ
た天才的な魔法使い(ドルイド)の�Aリスの話。
「レイン!」
�Aリスが叫ぶとたちまち空には雨雲が広がり干ばつにより痩せ細った大地に恵みがもたらされた。
�Aリス・スカーレス(15歳)はこの狭いジェリ�Aの地に生まれた唯一の天才魔法使い(通称:ドルイド)だった。
幼き頃母親が病で死に�A父親は最大の敵国�Aストロンスにより捕らえられ処刑されるという過酷な環境で育った�Aリスはその金髪の綺麗な髪と真紅に染まった目から12歳まで火のドラゴンに育てられたという。
「�Aリス�A凄いわね。とても素敵よ」
�Aリスの友�Aユーリ�Aはそのふんわりとした薄ピンクの腰辺りまである髪を揺らしながら近づいてきた。彼女耳は猫だ。そう彼女は亜人。子猫のような軽やかな動きを得意とする。
「芸術センス0。ぶっきらぼうすぎだ。�Aホ�Aリス。」
「何それ!。あんただってないでしょーが!馬鹿ライ!」
�Aホ�Aリスとさけでんできたのはライだった。ライもまた�Aドラゴンに育てられた人物であり�Aその抜群の運動神経と魔法センスがプラスとなり今や立派な魔法戦士だ。
「あら�A喧嘩はよしてくださいな。めんどくさいですわ。」
ユーリ�Aがいった。彼女はどうやらそういうのが嫌いらしい。さすが猫。性格が出ている。その�A笑顔も怪しい。絶対猫被ってる。
そのときだった
�Aとゆーわけでなんとなーくかいていきます。
できる方は評価してくださいませ。
荒らし厳禁!!!
注意しても懲りない人は通報します。
では�A題名。
「全寮制ピ�Aノレッスン教室」
っっっと。理由は�Aなんとなく�Aじゃなくて
[全寮制]の教室と[ピ�Aノ]教室をくっつけてみようと。
至らない点多いとは思いますが長い目で
見てくださるとありがたいです。
�Aとゆーわけでなんとなーくかいていきます。
できる方は評価してくださいませ。
荒らし厳禁!!!
注意しても懲りない人は通報します。
では�A題名。
「全寮制ピ�Aノレッスン教室」
っっっと。理由は�Aなんとなくに限りなく近い発想。
[全寮制]の教室と[ピ�Aノ]教室をくっつけてみようと。
至らない点多いとは思いますが長い目で
見てくださるとありがたいです。
では>>2-3は私以外のレスは厳禁です。
レス解禁と書き込んだら�Aお願いします。
>>2 登場人物紹介
>>3 簡単な話の説明(?)
>>4 レス解禁
ん�Aずれた。
6で解禁しまふ
青春系小説企画第一弾!
登場人物
三崎 瑠璃加(16)
青果高等学校普通科1年生
スポーツ抜群�A勉強は若干出来る
何処にでもいる普通の女子高生
この物語の主人公
望月 空(16)
青果高等学校普通科1年生
スポーツバカ�A勉強は壊滅的
学校の�Aイドル
空野 美香(16)
青果高等学校普通科1年生
スポーツはできない�A勉強はできる
気弱な子
瑠璃加の幼馴染
空が好き
三崎 奏四(16)
瑠璃加の双子の弟
スポーツ抜群�A勉強抜群
とにかく何でもできる天才
美香の幼馴染
美香のことが好き
望月 愛歌(20)
空の姉
ОL
何かと空に絡んでくる
周りを楽しませてくれる
元気な人
結婚してる
―――あれは幼いころの話だった。
「ねぇねぇそらくん。」
「なぁに?」
瑠璃加は空に聞いた。
「そらくんはるりかといっしょにいてくれるんだよね?」
「うん。」
瑠璃加は空の手を取り小指と小指を絡ませこういった。
「んじゃあやくそくだよっ!」
空もそれにこたえるように小指に力を込めた
「うん!やくそくだよ!るりかちゃん!」
「「ゆーびきーりげーんまーんうーそついたらはーりせーんぼーんのーーます♪ゆびきった!」」
これが幼いころの約束だった。
―――数年後
ジリリリリリリリリリッ
「ん・・・・あと5分・・・」
「瑠璃――おきなさーい!遅刻するわよー!」
母の声が聞こえる。
眠いなぁ
思い切って布団から出た。
時計を見てみるとまだ6時
部活の朝練に間に合う。
瑠璃加はホッと胸をなでおろす
「今いく―――!」
急いで階段を駆け下りる。
リビングのド�Aを開けると
いい匂い。
今日はトーストかな。
「早く食べなさい。遅く寝すぎよ。」
「はぁーい。」
朝起きて朝食を食べているときの
定番の会話だ。
朝食を済ませて学校に行く準備をする
髪型よしっ!
制服よしっ!
弁当よしっ!
玄関でローファーを履き
「いってきまーす!」
学校まで走る
今日はここまでです
この物語は10代の青春をイメージした小説です
気に入っていただけたら幸いです
注意
更新は不定期です
荒らしは来ないでください
皆様のご理解とご協力をお願いします
輪廻です
誰でも大歓迎です
荒らしと悪口はNGですよ
咲綾はとても裕福な家庭に生まれた
この家庭に生まれたからには�A無様な姿を見せられない
咲綾は物心ついてすぐ勉強を始めた
咲綾には7つ離れた兄が2人と4つ離れた姉が1人いる
兄と姉2人は勉強ができていた
けれど兄の1人は勉強があまりできなかった
そのせいで�A兄は虐待を受けていた
咲綾はその光景を見ていた
それが原因か定かではないが�A咲綾は物心がついた途端勉強と運動の両方を頑張った
その他に�A柔道や剣道�A弓道なども習った
そして�A小学生になる半年前には勉強も完璧になり運動神経も抜群で�A出来ないものはほぼないという状態になった
咲綾は頑張りすぎて完璧になった
それを知った両親は咲綾を可愛がった
兄と姉は咲綾を妬み�A咲綾と一切関わろうとしなくなった
続きです
月日が経ち�A咲綾は小学5年生になった
咲綾は学校の女王様と言われている
ファンクラブまである
一部の女子からは嫉妬されているが�A先生や後輩�A先輩からの人望はかなり厚い
周りの憧れの的なのだ
けれど�A友達と呼べるものは10人だ
10人いればいいのだが
人気者から思えば少ないのだろう
先週�A咲綾はクラスの人気者とその親友の話を耳にした
「あいつって�A友達10人しかいないらしいぜ」
「少ねぇよな」
葉っぱに蔓延る駄作者「薺。」です
まぁ�Aスレタイ見れば分かるようにそういう作品にしようと思うので�A�Aドバイスや感想等よろしくお願いします
規則
·荒らし及びそれに該当すると認識した行為は即規制依頼提出です
·ナリ厳禁です((IDと酉的に不可能でしょうが)
以上
古い屋敷にでもありそうな薄茶色の重厚な扉を押し開く。
「失礼します。」
ギィ�Aと木が軋む音がし�A次に男性の声が聞こえてくる。
「よくこれたなぁ壱岐緋音。」
からかうようなその台詞を無視し�Aその声の主�A前方の椅子に腰かける男の前に歩み寄る。
それを一瞥してから男はゆっくり口を開いた。
「俺は知っての通り�A我が校の理事長�A中浜仙杞だ」
「それくらい知らないわけないだろう�A私をからかうな」
不機嫌な様子で呟くと�A中浜はニヤッと黒い笑みを浮かべた。この男は私を弄ることを楽しんでいるようで�Aそう思うと腹が立つ。
「はやく要件を言え豚」
中浜とはあまり話したくないので口早にそう言う。だが�A中浜は暢気そうに欠伸をして「まぁ待て」と私を制した。その態度も腹が立つ。なぜこいつは私を苛立たせるのか。
長い欠伸を終えた中浜は�A座り心地が悪かったのか椅子に座り直して私の顔を見た。
「なんだよ気持ち悪い」と私が言おうとする刹那�A中浜は口を開いた。
「今回は実際に暗殺を行ってもらおうと思う」
中浜はそう告げると固まった私を見て笑いを堪えていた。
私が漸く正気を取り戻すと中浜はニヤニヤしながら再び口を開いた。
「無論久留米先生に教わったろうが�A目標は標的の暗殺だ。他の参加者以外に知られれば恐らく命はない」
分かるな�Aと付け足す中浜の顔からは気持ち悪さと少々の真剣味が感じられ�A恐らく今回は本当だろうと私は悟った。
はい�Aと私が返事をすると�A中浜は表情を変えずに話を続けた。
「今回の標的は___聖王学園2年の『花蕗美和』だ」
聖王学園といえば女子校として有名な大学附属高校だ。至って普通な学校のはずだが�Aと私が考えていると�Aそれを察したのか中浜は言った。
「お前は余計なことは考えなくていい�Aただ任務を実行するだけ」
常識だから覚えとけよ�Aと呟く中浜だったが�A急に「そういえば」と言えば先程とは一転�A真剣な面持ちで此方をじっと見つめた。
「今回は参加者のなかに『ジャック』も紛れ込んでいるらしいから�A気を付けろ」
ジャックというのは�Aベテラン中のベテランを指す言葉で�Aジャックと呼ばれる者たちは標的は絶対逃がさないと有名だ。
はい�Aと返事をしつつも�A私はジャックとの邂逅を楽しみにしていた。ジャックを暗殺すれば自分も相当な実力者だと思えるからだ。
初の暗殺任務に緊張と興奮を覚えた私だったが�Aそれがどれほど安易で愚かだったか思い知るのはまだ先の話。
「昔の貴方に似てるわね....」
半ば追い出される様に部屋を出た緋音に代わり�A奥から女性が現れる。しかし�A中浜はどうかな�Aと鼻を鳴らす。
「あいつには暗殺者として大事なことが欠けてるんだよ」
「人を信じることができないこと....ね」
呆れたように中浜の言いたいことを当てる女性。中浜はそれを聞けば「よく分かってるじゃあないか�A楓」と怪しげに笑った。
「どうせさっきの話だって�A殆ど信じちゃいないんだろう」
中浜と楓は顔を見合せ低く笑った。
えっーと…ね…。(台本ガサゴソ
んーと�A平凡すぎて 逆に開き直っちゃってる系女子高校生�A
間宮 千春ーチハル マミヤー
の�A平凡すぎる毎日を皆さんにお伝えする…いや�A若干スパイシー?んーとね…ええっとn「もう�Aじれったいぃぃぃっ!!!」
あ�Aちーちゃん(千春)の親友様が来ちゃった…では�Aちーちゃんの親友様に説明してもらいまs「あたりまえっ!!」
ったく�Aもう…あ�A読者の皆さんこんにちは!
�Aタシは�A
新谷 杏花ー�Aンカ シンタニー
�Aンカって名前だから�Aあんかけとか�A�Aンカーとか呼ばれる時があるけど…まぁ�A無視よね〜?(怖い笑み)
本題に戻って�A私達が通う
北河高校ーキタガワコウコウー
通称北高での�A私達の生活などを皆さんにお見せするかたちかな。
…正直いって�A伝える事は何もないのよ(笑)
登場する人は�A出てきた時に紹介するので�A大丈夫よ。
せいぜい�A千春の平凡すぎるのに呆れないことね?
ちなみに�A千春の親友は私以外にもう一人いるから�Aどんな子か想像していてね?
感想などももちろん�A受け付けるわ。何か書いてやってね?そうしないと�Aヘタレ作者が泣いちゃうからね〜
それでは�Aスタートッ!
1話 「平和で平凡な朝」
「もう杏〜�A何で先に行ったの!?」
みなさん�Aおはようございます。朝からうるさい千春です!
皆さん聞いてください!杏が朝学校行くとき置いていって「人聞き悪いわね�A千春が寝坊したからいけないんでしょう?」
「うっ…」
だって!昨日の夜に�A日向とラインしてて…
「そんなの�A無視よ。それで良いじゃない。」
「えっ!?今私の心をよみましたか�A杏様!?」
「顔に出てたからね。”日向が悪いもん!“てね?」
そういって�A綺麗に笑う杏。やっぱり美人…あれ�A何で親友なんだろ…
ん〜〜〜�A??
「あ�A日向が来たわよ。」
あ�A本当……ギュッ!……だ。
「おっはーー!!元気してた〜〜??もう�A会えなくて寂しかっ「日向�A昨日も学校来てたよね…?」
私のもう一人の親友�A
鈴野 日向ーヒナタ スズノー
毎日とにかく�Aハイテンションでポジティブ。
スキンシップで�A毎朝飛び付いてくるんだよね。まぁ�A日向らしくて良いんだけどね〜
「杏�Aどうかした〜??あっ!分かった〜�Aウチに抱きつかれてるち〜に嫉妬してたんだね!?いや〜可愛いな〜」
そういって�A杏に抱きつこうとする日向。
「何考えてるの。朝からうるさいのが来たなと考えていただけよ。
ポジティブにも�A程があるわ。」
そういい�A日向をかわした杏。
「あ�Aそういえば�A日向。今日テストあるの忘れてないかしら〜?」
杏が日向に�A黒い笑みでそういった。怖いっすよ。杏様…
「げげげっ!!やば!忘れてたよ〜まぁ�Aいっか♪今日の占いで�Aウチは5位だったんだからね〜♪」
えっ�A5位で微妙じゃないかな?そんな思いは心に閉じ込めておこう。
あんなに�A日向笑顔だし…笑顔だし………5位で笑顔だし……ポジティブすぎやしませんかね?
杏が日向のポジティブさに呆れているなか�A日向は他のクラスメートの元へ抱きつきにいっていた。ホント元気すぎだよ…
私が日向を見ていると�A後ろからイラつく声が聞こえた。
「お前らさ〜�A朝からうるせーな。ちょっと黙るくらい出来ねーの?」
このイラッとする口調は…
「涼!煩いのは日向だもーんっ!」
清水 涼ーりょう しみずー
名前は爽やかなのにたいし�A何かと私達3人組に絡んでくる�Aうるさーい男子。
「千春もなかなかうるさかったぞ?杏は大変だな〜�Aこんなに煩い二人を捨てない杏に感謝しとけよ?」
そういい�A「はぁ」とため息をつく涼も杏と同じ美形。
日向も可愛いから�A結構浮いちゃう私。
「杏には感謝しとくけどさ〜�A涼は�Aもっとましな言い方出来ないの?いちいちイラつくのっ!」
「ましな言い方なんて�Aしてられっか。こっちの方がお前らのうるささで先にイラついてんの!」
あれ�A何で杏が一緒にいてくれるか考えてたんだっけ…
杏だけじゃなく�Aみんなも何で仲良くしてくれるんだろ…
平凡すぎるのにな〜。まぁいっか。この脳では考えれないよね(笑)
ーこの時�A考えておけばよかったと思うのはまだまだ先のお話。
そうしているなか�Aあのポジティブ日向がショートの髪を揺らしながら走って戻ってきた。
「あのね〜!!実はね〜!!!!」
……!マーク乱用しすぎよ�A日向さん。…
「うん�Aどうしたの?」
「えっとね〜?あそこにいる男子に告白された〜!!とうとう�Aウチのモテ期が来たぁぁぁぁぁ!」
……………………はっ!?
「日向�A本当に!?」
「ウチ�A嘘つかなーい(ニコニコ」
Σ( °Д °)ギョエエエエエ�Aつい絵文字使っちゃったよぉぉぉぉ
「杏はモテてるから仕方ないけど�Aモテない同盟組んでたじゃん!?」
「嫌だな〜!!相手がコクってきただけよん〜♪♪」
「裏切りものめ……うぅ…」
うーーー!!くーやーしいぃぃ!!
「千春。大丈夫よ。あなたの魅力に気づいてくれる人がきっと見つかるわ。……多分ね。多分よ?…絶対では無いわ。」
「杏…ありがとう。余計に傷ついたよぉぉぉぉぉ」
思いっきり泣いたのは言うまでもない。
そして�Aその千春の姿を見つめる人物がいたことに�A千春は気づいていなきった…
続く…カモね?
ある日普通に暮らしていた少女�Aリスは小さい頃から不思議な力「魔法」が使え魔法が暴走しないように守られながら暮らしていたが突然街の人達の様子が変わり�Aリスに危害を加えるようになりました。�Aリスはとっさに街を出ていきましたが行くところがありませんそこで白いウサギが現れウサギの後をついて行くとそこには不思議な穴がありウサギはその穴に飛び込みました。�Aリスはその穴を覗いていると何と穴の仲に入り込んでしまったのだ�Aどんどん奥に落ちていきやっとたどり着い所は何と不思議の国だった
2: 祥たん◆vg:2015/02/23(月) 05:45 ID:b0o 物語間違えました下のが本当の物語です。
ある日普通に過ごしていたはずの1人の少女「�Aリス」はある日突然魔法の力に目覚めた…皆にからかわれたり追い出されたり今まで仲良くしてた友達やおばさん達に避けられるようになってしまったそんな「�Aリス」はひとつの光輝く扉を見つけてそのド�Aを開けると不思議の国が広がっていた…
「ここは何処?」
�Aリスは見知らぬ景色に驚きながら周りを歩く
「あれ?君知らない顔だね」
�Aリスは自分より少し高い身長の少年に話かけられると新入りさん?名前なんて言うのと聞かれ美咲�Aリスと答えた
「�Aリス!?うっそ�Aリスってあの�Aリス」
ポカーンと口が開いてしまったすると自己紹介が遅れたねと笑いながら少年は言う
「僕は双龍梓�Aこの国の門番みたいな者かな?あぁ後今はいないけど僕の弟の双龍零ってのも門番だよ」
と挨�Aをすると奥の方から梓にそっくりな少年が出てきた
「兄さんなにやってんの?」
「あぁ丁度良かった零�A�Aリスが来たよ」
「はぁ?」
俺の好きな人
その第一印象は「可愛い」
可愛いなんてもんじゃない
歩いているだけで絵になるし�A
そのへんのフツーに可愛い女子がブサイクに見える
そんな彼女に一目惚れした
…俺はバカだ
俺の好きな人�A森内美弥(もりうち みや)
俺からすれば�A名前すらも可愛いく聞こえる
可愛い可愛い可愛い可愛い
喋った回数は�Aまだ86回
全て�Aおはよう�Aとか�Aさようならだけどね
まぁ�Aそれだけでも幸せ
可愛いすぎて困る
もう�A大好き
はっしー
皆からは�Aそう呼ばれてる
松橋蓮(まつはし れん)で�Aはっしー
今日から俺は塾に通う
普通なら面倒とか思うけど
母の一言で俺は涙が出そうになった
「同じ学校の森内美弥って子いるって」
神様っているんだな
この日が待ちきれなかった
もう�A心臓が飛び出しそうだ
「ふぁぁぁ〜」
大きなあくびをしてから�A机に突っ伏す
今日は�Aよく晴れた日
青く澄んだ空と太陽が眩しく
白い雲も今日の空色にはよーく合っている
でも�Aそれを喜べないのは私が捻くれているからだろうか
響き渡る大きな声や�Aボールの弾む音
とても楽しそうだ
それらを耳に聞き流しながら�A私はため息をつく
別に�A疲れている訳じゃない
ただ�Aつまんないだけ
そう�Aつまらないのだ
「………」
単純すぎるクラスメイトたち
贔屓する先生
成績優秀な私は贔屓される側だけど
それを恨みにネチネチ悪口言うのはやめてほしい
努力もしてないくせに
それに第一�A私が贔屓されたくてされているわけではない
まぁ�Aそんでもって私はいつも一人
「可哀想」なんて言う人もいるけど
私はいいと思っているんだ
なんせ�A口出しする人はいないし
……でも�A楽しくない
こんな変わりのない退屈な日々�A早く終わってしまえばいいのに
なーんて思いも口には出さず
私はまた�Aため息をつく
それは�Aある昼休みのこと
1人の男子の絶叫から始まった
「Gだぁぁぁ!
Gがでたぞぉぉぉぉ!」
劈くような叫び声とGという謎な�Aルファベットの意味を理解すべく�A教室がシーンと静かになる
………あ�Aはいなるほど
意味を理解するまで3秒もかからなかった
私がゆっくりと立ち上がろうとしている間に�Aみんながみんな�A男子のいる方へ向かっていた
……廊下は走っちゃダメなんだよ
「き�Aきめぇ……」
そこは�A学年の水飲み場だった
何もいないのでは�Aと思いつつもしばらく見ていると�A下水管から黒くも�A紫色に暗光りする物体が…
しかもその物体……否�A生物�Aカサカサ音を立てんばかりに動いている
間違いない
ゴキ…じゃないGだ!
「ふぇえ……気持ち悪ぃょぉ……」
明らかにキャラ作り�Aお疲れ様と言いたくなるほどに可愛らしい()きゃんでぃボイスが聞こえてきた
振り向くと�Aそこには頭にピンクのリボンカチューシャをつけた女子
梨郷寺 有栖川(りごうでら ありす)がいた
男子からの人気はNo. 1!な彼女
そも証拠に�A涙目になる梨郷寺さんの周りにわらわらと�AそれこそGのように男子たちが集まってくる
「ふぇ?へ�A平気だよっ!」
うむ。いつも通りの素晴らしいぶりっ子っぷりだな
心の中で賞賛の声を上げつつも�A私は黙って動くGを見つめた
と�Aその時
「あ�A危ない!!」
「!」
気付いた時には遅かった
目にも留まらぬ速さで�A急にGが飛びかかってきたのだ
しかも�A私の目前!
なんで危ないのかはわからないが……
(精神的な面で)は�A非常に危ないと思う
「……」
とりあえず�A避けてみた
すると�AGは真っ直ぐに私の後ろへ……
すなわち�A梨郷寺さんのもとへ………
「きゃぁぁぁ!」という高い悲鳴を聞きながら………
そして�A男子たちの真っ白な瞳をみた今�A
私は思う
「あ�A(社会的に)終わったな……」
と
「なんでそんなことしたんだ!」
目の前には�A私のクラスの担任の先生
顔を真っ赤にして�A怒鳴っている
「……はぁ?」
時は�A2時5分
ちょうど�A5校時が始まった頃
……訳がわからない
なんで�A私が怒られているんだろう
奥では�A涙を拭う梨郷寺さん
そして�A私に対して腹をたてる男子たち
「……?」
私は�Aその理由を思い出してみる
確か�A昼休みのあのとき……
なんとかGが服に着く程度で終わったり梨郷寺さんに
私が
「よかった」
なんて思っていたら……
「いゃだぁ…汚いょぉ……」
と泣き出してしまった
ああ�A面倒臭き
「大丈夫!?」「なんで梨郷寺さんに!」
と�Aそれに対して�A怒り出す男子たち
もちろん�Aその矛先は私
梨郷寺さんも�Aずっと泣き続けてるもんだから�Aとうとう授業が始まってしまって
職員室からきた先生が周りの男子たちに訳を聞いたらこれだ
「……」
おそらく�A男子たちは私が悪いという趣旨のことを伝えたのだろう
さすが�A私
察しの良い子だ
でもこの熱血教師……
完全に私を悪者だと思っている
「なんで黙っているんだ!お前がやったんだろう!素直に謝れば�Aそれだけで終わるんだぞ」
なんで。
私悪くないんですけど
無視しようと思ったら�A
「そうだ!」「黙ってるな卑怯者!」
男子たちからの援護射撃。
さらに腹が立っていく
「黙ってればいいってもんじゃないんだよ!!」
「サイテー!」
「!」
急に�A声が高くなったば�Aなんて思ったら
女子たちもだった
「……ぁ」
「みんなから�A敵意の目を向けられている」
そう気付いた時�A私の中で何かがきれた
もちろん�A効果音は�Aぷちっなんて生易しいものではない
ぶちりっ
だ。
私の堪忍袋の尾という尾が�A勢いよく切れた音
あの生物に感情が
あったなら。
おれの名は�Aイモリ。
腹が赤くて�A背中が黒いらしい。自分では見たことがないから�Aわからない。なにやら�A狭い場所で毎日たいくつを過ごしている。そばには�Aいつも仲間がいた。そいつらは腹が赤くて�A背中が黒い。茶色い奴もいて�A模様のついた奴もいる。おれもそうらしいが�Aなんせ自分では見たことがないから�Aやっぱりわからない。
おれたちの暮らすこの場所には�Aおれたちのうんこがいっぱい落ちていた。時々綺麗になるが�Aそのときの苦痛といったら他にはない。視界がくるくる廻って�Aお腹を掴まれて�A逃げ出してしまう。でもそうしたら�Aまた大きな何か≠ノ掴まれ�A尻尾をキュウと持ち上げられて・・・・・・気がつくと�Aまた別の場所にいるんだ。
仲間も同じようにそうなっているのを�A何度も何度も見た。ただ�Aそのときの怪物≠フ姿を�Aおれは忘れられない。あんな大きなものに襲われていただなんて�A想像するだけで身震いがする。おれは目がわるいが�Aちゃんとはっきりと見たんだ。すごく�Aすごく恐かった・・・・・・。
だけど�Aいつもの狭い場所よりもっともっと狭い場所にいる間に�Aあいつらは何をしているんだろう。また掴まれてあそこへ戻ったとき�A水はありえないほどに透き通っていて�Aとても不思議に思う。
神様の魔法だろうか・・・・・・怪物≠ゥらの魔の手に堪えた�Aそのご褒美として�A住み好い環境へ整えてくれたのだろうか。もしそうだとしたら�Aおれたちは神様に感謝しなければならない。