「自然の摂理」というものは所詮人間が勝手に定めたものに過ぎない。
いつ何時でも人間は自分より劣ったものを支配する為に血を血で洗う争いを繰り返してきた。
しかし時は現代。そんな血生臭い空気は失せ人々の暮らしは発展の最中、徐々に安定期へと突入していき戦いの時代はようやく幕を閉じる事になる…「筈」だった。
____自然の摂理に反する存在が現れるまでは。
これはとある都市で起こった虚虚実実のルポルタージュである。
人々はその都市の名をこう呼んだ。
【異能都市シャングリラ】
>>2 ルール
>>3 世界観
>>4 テーマ方式
>>5 pf
>>6 募集枠
>>15
「 …すまない あまり気には留めないでくれ 」
また 変なものでも見えるようになっちまったか…
( 情景か何かは知ったことじゃない、昔の思い出が
こんな所で邪魔をしただけだ。今度は必要のない
ハンドサインでない、言葉で伝えて最前線を注視する )
「 現場の敵数はそれなりだ どうにか隊員が抑えているが
此の状況では"大物"との鉢合わせも考えられる …急ごう 」
(/了解致しました、戦肌が似合う方ですね 献さん)
>>17 華
「やはり避けましたね」
相手が飛び退いて避けたことを確認すれば建物の陰に身を隠して呟き。
「奇襲がダメなら強襲です」
地を這う一本の流れだった霞の川は上下左右、あらゆる方向に無数に枝分かれし、華を取り囲まんとする霞のネットを形成し。
>>プロト
あらら、おつむもお人形さんなんじゃあ楽しみがいが無えなあ。
(どうやら期待していた回答とはかなりかけ離れていたようで、無感情な相手とは対照的に気の抜けた顔でそう言えば構えていたライフルを地面に突き立て片手をつき。そこから少し身を乗り出せば如何にも興味津々といった声色で尋ね。)
アンタさっき「マスター」だとか「命令」だとか言ってたな?
んじゃあマスターさんとやらがアンタに「都市警察をボコボコにしろ」っつー命令を下したら私と遊んでくれる訳だ。そうだろ?
(どうせ戦うなら相手も自分と同じ気持ちで無ければ面白くない。何より相手は自分が今まで出会ってきた中でも群を抜いての美女だ。見たところ戦闘力は大した事なさそうだし今此処で殺してしまうのも勿体ない。あわよくば連絡先を交換したい。そんな慢心にも近い思いが彼女の脳内を支配する。最低である。)
>>ミーティア
おいおい…ボケるにはまだ若いぜおっさん
(珍しく可愛げのある行動をした相手を横目で見れば口だけ意地の悪そうな笑みを浮かべておちょくり。しかし「大物」という言葉を聞けば直ぐに戦闘モードに切り替え銃を構えて相手より先に飛び出し。)
そうだな。さっさとクソ共は「粛清」しちまおうぜ。
(夜の戦場を駆けながら戦前を見据える彼女の瞳には決して揺らぐ事の無い金色の炎が静かに燃えていた。)
(/サンクス!)
>>19
「…………」
(囲まれた。
速度が遅いため猶予はあるが――
とりあえずグランギニョールの仲間に救援要請
……あちらもあちらで余裕は無さそうだし生徒も居なかったので正直効果は見込めないが。)
「……せめて出てきてくれないかなぁ」
(といっても、仕事帰りなためラケットは持っていない。
チョークと粉はふんだんにあるためまだマシだが――と、そこまで考えて、
「あ」と
何か思い付いたようだ)
んふふ、夜なのにみんな元気なのねぇ〜
( 誰もいない廃ビルの屋上でそっと夜風に靡く髪はそのままに銃声が聞こえたあとそっと呟き。はぁっとため息をつきながらどうしようか少し考え込むように頬に手を当てて。まだ均衡を保っている、私の出番は今じゃない、そう思ったのか静かにラボに戻ろうとするも地上を見渡せば大勢のグラン・ギニョールや警察の人がいるのが見え。戻る事は困難と判断したのか再びはぁとため息をつき。直接出向くよりも情報が手元に来るのを待つべきだったかも、この様子じゃ明日は解剖あるかしら何て思いつつ、この自体が収まるのを待つべきと判断したのか、再び地上を眺めながらそっと呟き )
…慣れない事はするべきじゃなかったわ
>>22
( / 書き忘れましたが、all様です……、無所属なので絡みにくいかもですがすいません )
>>22
(/絡ませて頂きます!)
「……あれ、貴女こんなとこで…どうしたんですか」
(逃走経路の確認ということで屋上に上がってきた。が、先客
一瞬身構えるが……記憶のリストにはない。なら無所属か……つまりは一般人)
「……取り残された、感じですかね?」
(態度はほとんど警察のそれ
一応警戒を解かずに……こんなところにいると私の仲間にやられちゃいますよ、と呟く。)
>>21 華
ゆっくりと、だが着実に、霞のネットの形成は止まらない。
あと10秒もあれば完全に覆い尽くされるだろう。
「これでチェックメイトです、さぁ貴女はどんな奇跡でこの状況を切り抜けますか?」
姿を隠したままの灯莉は華に問い掛けるように、まるでこれから起こる奇跡を期待するかのように優しげな口調で呟いて。
>>20
「…お気に召しませんでしたでしょうか…?」
(珍しく、とても珍しく、首を傾げて『悲しそうに』眉を少し下げる、はじめて、彼女の感情に色がつく)
「……えぇ、マスターのご命令でしたら、私はどんな事でも、…ですけれど」
(そして質問に対して簡素な答えを唱える、窓からの風に、白銀の髪が揺れる)
「……、優しい方、で、良いのでしょうか、…今の言葉を言っておけば、今まで会った都市警察の方は全員『私で遊ぼうと』しましたのに」
(風に吹かれた髪で隠れた口元、髪が降りた時に見えたそれは、薄く笑みを浮かべていた)
>>25
(大量の粉を袋から出して、舞い上がらせる。まるで霧のように。
慌てたらタイムロスで、それこそ一瞬でやられる)
「……多分、これで……うまくいく」
(タバコを学校に持ってきていた生徒から没収したライターで、未だ漂ったままの粉に火をつけて
爆発した。
自分自身も吹っ飛ばされるが――それよりも風圧が速い。
霞は風に押されて後退していく。
大量の擦り傷を負いながら、それでも立ち上がって)
「……どこかな……まだあっちは霞が濃いから……」
(……霞を吹き飛ばしたとはいえ、多少時間を稼いだ程度)
>>24
「 んふふっ、探偵ごっこ……と言ったら貴女は納得してくれるかしら? 」
( 足音にそっと振り返り、人の姿を確認すればそっと微笑み。何をしているか聞かれればふんわりとした笑顔を浮かべて答え。最近不可解な死に方をするご遺体が多いのよ…とそっと目を伏せて答え。その後の問いにうなづいた後、やられるという言葉を聞ききょとんとした表情を浮かべた後、口元に手を当てくすっと笑い )
「 あらやだ、そこまで弱くないから安心して……、人をバラバラにするのは得意だもの〜!」
「 というのは冗談、まぁあながち嘘ではないのだけれど……流石にこの無法地帯ですもの、何の考えもなしに夜の街を歩いたりしないわ〜 」
>>28
「……探偵ごっこ。……そもそもこんな町に探偵も何もないですがね」
(怪しい、という次元を七回転半くらいしてもはや怪しくない人間が怪しい、という触れ込みの街である。
不可解な死に方も日常茶飯事……と、そこまで思考を回して)
「……バラバラ、ですか」
(直後の相手の訂正(かはわからないが)にもかかわらずそれを繰り返す。
そこで表情を変えて、)
「まぁ、ここにいる……ということは大方どちらかの組織にパイプでもあるのか……それとも両方かでしょうねぇ。ちなみに私は能力も度胸もないので危害を加えるつもりはないですから」
「まぁそれはいいとして…、ここから貴女はどうするんです?」
>>29
「 んふっ、そうね〜…でも不思議とい〜っぱい毎日ラボに不自然な死に方をされたご遺体がくるんだもの、気になっちゃて〜、こういうのは管轄外だからあまり首は突っ込みたくないのだけどね 」
( 頬に手を当てながら、困ったような表情で呟き。そのまま目の前の彼女を観察していればバラバラという単語に少し表情を変えたのをみて、首をかしげて。その後の言葉を聞き警察……じゃなさそうね、そう考えつつ夜風に靡く髪を抑えながらふっと笑顔を浮かべて )
「 私も能力はないわよ〜、おあいこね……それに私はどっち側でもないしどっちもつく気はないわ〜 」
「 どうしようかしら……、いざとなったら強硬手段逃げるけれど、それまではじっとしてるほかなさそうねぇ、困ったわ〜 」
>>20
「 あまり切り込みすぎるなよ 」
( 飛ぶような速度、後に続いて現場へ走る
……闇の中 …あの日も丁度、そうだったな )
元気よく 敵を言い下す様子に
……何か 昔を思うような顔をして
( しかし手元は確たる現実に挑む用意を整える
…弾は入ってる、握りも問題ない… "撃てる"。 )
「 ………行くぞ 」
>>30
「……あー、もしかして貴女……解剖専門のお医者さんだったりしますか?」
(バラバラ、ラボ、ご遺体……
なんとなく、仲間から聞いたことがある。)
「中立、ですか。うーん、いいですね……」
(靡く髪を眺めていると、そこでメールが入る。
「加勢しろ」との。
それをうんざりした顔で眺めて……近くにあった瓦礫を一生懸命運び、それを落とす)
「逃げるならタイミング見た方がいいですよー。今地上に出ると戦闘に巻き込まれますからね」
(そう言い終わった時。
丁度真下にいた警察の腕が、降ってきた瓦礫に潰される)
「……加勢ってこんな感じですかね」
>>プロト
……いんや、私は酷い女だ。ただ好きなおかずは最後までとっておくタチ(性質)なのさ。
(一瞬だが相手の垣間見せた表情に目を見開くも、再び帽子を深くかぶり直せばいつものニヤリとした顔つきでそう言い放ち。どうやら一目惚れしてしまったらしい。チョロい女である。
何か言い出そうと口を開いた瞬間、携帯機器からバイブレーションが鳴る。見れば「異能者が拘束された後、団員共はトンズラしたので隊員は逃げた団員を追え」との事だ。タイミングが悪すぎると頭の中で毒づくが長居はできない。惜しいが最後に名前だけでも聞いておきたい。)
もっとアンタとお喋りしたい所だがどうやらそうもいかねぇようだ。
せっかくのご縁だ。最後に名前だけでも教えてくれよ。
>>ミーティア
(戦前へと駆け出してから数時間が経ちだいぶ敵数は少なくなってきた。どのくらい悪人を粛清する事が出来たのだろうか。
軍事用トラックの影に隠れつつも確実に敵を仕留めていく。戦況は都市警察の方が優勢である事は間違いない。しかし、ふと物音がし目をやると物陰から何かが投げ込まれる。転がってきたのは小さな正方形の形をした箱のようなもの。どうやら最新の兵器らしくそれが「プラスチック爆弾」という事は献にとって知る由も無かった。そんな事は知らず呑気に近くにいる相手に尋ね。)
……あァ?何だこりゃ。おっさん分かるか?
>>33
「……『傀儡姫』」
(彼女の言葉を聞いて、ぽつりと、言葉をひとつこぼす)
「『傀儡姫』にてございます。…………名前は、あまり都市警察にもらすのは、好まれませんようなので、そちらにて失礼を」
(そういうと、申し訳なさからか、もういちど、今度は裾を持つことはなくお辞儀をする)
「………帰還命令は出されていませんので、私はここに残ります、……さようなら、ごきげんよう、酷く優しい貴女」
(そう、機械的に微笑む、月明かりに照らされて、人形は美しく笑った)
「『百々路献』様」
>>プロト
つれねぇなぁ……
(初対面の相手がやすやすと敵である自分に名前を教える事は無いと分かりきっていたのか声色は残念そうでも表情は笑みを浮かべており。そのまま外套についているフードを深くかぶれば突き立てたライフルを再び構えて「そんじゃあ"また"な」と一言告げれば廃ビルの方へと走り出して。
その時、相手の口から何故か自分の名前が聞こえたような気がして目をぱちくりとさせるが右手をひらひら振れば足を止める事も振り返る事もせずそのまま夜の闇の中へと消えていった。)
(/とりあえず一区切りつきましたのでレスは此処までとさせて頂きます。また参加したい場合は他の方のall文に絡みに行くかall文を投下して下さい。次回もどうぞよろしくお願いします!)
(/了解です〜!ロルありがとうございました〜楽しかったです!またロル考えたら投下しますね〜!!)
37:◆.s:2020/12/29(火) 19:36 >>33
「 ………(何故出てくるっ) 」
( 意味の見えない戦闘が続く …自然と積まれる死体の山
引き金に指を掛けるような御身分だと言うのに
言葉までは出なくとも 心の中で悪態を吐く )
( ……敵の勢いは大分衰えている、そろそろ
終わりは近いか 既に弾が切れた傘の柄を握り締める )
"おっさん分かるか?"
_______....
( …"異能"が脳へ視覚を流し込む
あれは…… !! )
「 迂闊だぞっ 献! 」
( 扉へ爆弾をすぐに蹴り飛ばし
傘を開いて献ごと自分の身を守る )
「 伏せろっ! 」
>>ミーティア
…ぐぅっ……!!
(傘のおかげで身体の大部分は無傷で済んだが飛んできた大きなガラス片が献の左腕を掠め、ピクリと眉を動かし僅かにうめいて。地面にポタポタと赤い液体が降り始めの雨のように落ちる。
相当腹が立ったのか多数の団員が隠れているトラックを睨みつけ残りの弾を相手に渡せば、仕返ししてやると言わんばかりにトラックを指差して小さな声で呟き。どうやら彼女に妙案があるようだ。)
なぁ、おっさん。頼みがあるんだけどもあのトラックに一つだけ穴開けてくんねぇかなァ?
>>all
腹減ったなぁ…何処かに金でも落ちてりゃ良いんだが……んん?
(携帯機器のバイブレーションが何度も鳴っているにも関わらず、それを見向きもせずにノロノロと歩く無様な様子はまるで野良犬のよう。何日も食にありつけていないのか足取りはフラフラで今にも倒れそうである。
ふと、寂れた自動販売機を見やると下に光るものが。身体を屈ませて木の棒で硬貨を取り出そうと試みるものの奥に入っていて中々取り出せない。苛立っているのが逆立っている尻尾でバレバレである。)
クソったれ全然取れねぇ…!
(/ラウルの絡み文投下しましたのでよろしければ。カオスな状況ですがどなたか絡んで頂けると嬉しいです。)
>>39
(/続けてですがプロト絡ませても大丈夫でしょうか?それとも他の方のはいられていない方優先にしておいた方がよろしいでしょうか?)
>>40
(絡んで頂いて大丈夫ですよ!此方としても嬉しいです。まだまだ初っ端ですので無理なさらず自分が絡みたいと思う方の絡み文に行ってくださいね。)
>>41
(/了解です!では絡ませていただきます!)
>>39
(連絡を受け、ハイビルに向かうよう、歩いていた)
「…………」
(全体命令が出て周りを警戒しようときてみれば…)
「何をされていらっしゃるのですか?ラウル様」
(自動販売機の下に手を入れ何かをしている団員を見つける)
>>38
( 傘に引火した火を払って敵の出方を伺う
… …爆発後のアクションが無い辺り、戦い慣れは
してはいないだろう と目星は付ける も )
「 …無茶を言え! 」
( 既に傘は無惨な状態だ 幸い、弾丸の発射機構に
致命的なものは見受けられないが 例え万全な状態でも
狙撃に用いるような弾丸を使えなど この銃の性能などでは
大方無理な注文、無茶苦茶も良い段階っ… )
( だが 理屈が通じてこんな事など言う訳はない
…と、無理にでも口径の合わない銃弾を傘に詰め込み
ゆっくりとトラックの … "エンジン"を狙う…! )
「 そこだっ! 」
>>27
「――!? 何? 爆発?」
響く爆音、灯莉は驚いた表情を見せすぐに辺りを確認する、霞は爆発で四散していた、そして少し離れた所に吹き飛ばされたであろう華が立ち上がる姿、どうやら負傷しているようだ。
霞は四方八方に飛び散ったが彼女の持つ奇跡の異能が働いたのだろう、華の周囲に霞はない。
「――包囲を破られたことは悔しいですが、彼女に手傷を与えられただけでも僥幸と捉えるべきでしょう」
今から霞を操ったのでは間に合わない、そう判断したのだろう、言って灯莉は華の方へゆっくりと歩きだし。
「どうやら貴女は切り札を使いきってしまったようだ」
氷のように冷たい視線を向けて一言、灯莉は手のひらに霞を集中させ凍結、バスケットボールほどの氷の塊を作り出し。
>>45
(奥から冷たい声。
そちらを向けば、丁度灯莉が出てきたところだった。)
「……出てきてくれるのは嬉しいけど、ね」
(仕事の帰りなためラケットは持ってきていなかった。
まだ粉は一袋あるが……
……それに、おそらく今から相手がしようとしている行動、もし華の想像が当たれば――まぁ死ぬだろう)
「……切り札はないけど」
(チョークを気休めに取り出して相手の動向を窺う
どの道届く距離ではない
……そして、独り言のように)
「手段は……多分無くはない」
>>プロト
なんだプロトかぁ。……って誰にも言うんじゃねえぞ。
(自分の後ろから声がしてビクリと身体を強張らせれば緩慢な動作でそーっと振り返り。相手が仲間だと分かれば安堵して気の抜けた返事をするものの、痴態を見せてしまった自分に不甲斐なさを感じほぼ吐き捨てるように釘を刺して。
しかし彼女に会えたのも何かの縁かもしれない。一か八か頼んでみよう。なんせ自分の生死がかかっているのだから。
プライドは最早何処かに消え失せたようで座ったまま相手を見上げれば木の棒で自販機の下を指して言いづらそうな表情で一言。)
ちょっと手ェ貸してくれよ。探し物があるんだ。
>>ミーティア
流石だぜおっさん。あばよグランギニョールのクソ共が!!
(相手が放った弾丸は見事エンジンに着弾し大きな炎がトラックを包む。「アンタなら当てると思っていた」と言わんばかりの表情で左肩のナイフケースからコンバットナイフを一本取り出せば、素早い動作で何処から調達してきたのか小型のダイナマイトを括り付け。
最後に罵るように叫び声を上げればそのまま逃走しようとするトラックにナイフを投げ入れて。ナイフは先程相手が命中させたエンジンの風穴にすっぽりと入り、瞬間凄まじい爆音と共に団員の悲鳴が上がる。どうやら成功したようだ。
余程興奮していたのか一度出血が収まった筈の左腕から血がポタポタと再び流れ落ちる。しかしそれにも気づかず当の本人は腹を抱えて笑っており。)
アッハッハッ悪の組織もざまぁねえな!
>>47
(木の棒でさされたさきの自動販売機を見て)
「………どかせられればよいのでしょうか?」
(こてんと首を傾げてそのまま自動販売機に近づき、手を触れさせる)
ふわ…っ
(そう、静かな風が吹いたかと思うと、自動販売機が、その重さを感じさせないようにふわりと浮き上がる)
「…こちらでよろしかったでしょうか、ラウル様」
(ふわふわと浮かせたまま、もういちど彼に向き直り、問いかける)
>>46
氷球を手に歩み寄り、そして。
「降伏勧告です、大人しく白旗を上げてくれればこれ以上傷つくこともありませんよ?」
自身に戦うつもりはないと言外に告げて降伏を促し。
>>50
(聞こえてきた言葉に目を丸くして)
「……へぇ、殺さないんだ」
(半分覚悟を決めていただけにやや拍子抜けする。
降伏勧告なら受け入れるつもりである。――だが、)
「……いいよ、降伏しよう……けど、その代わり、こっちにも条件があるんだけど」
(灯莉の手元の氷球を見つめながら言う)
>>プロト
お、サンキュ
(ふわふわと浮かぶ自動販売機を見て「流石だなぁ…」と呟き軽く感謝の意を伝えれば難無く探し物を拾い上げ、上機嫌な様子で硬貨を指で弾き懐に仕舞い込んで。
そのまま歩き出そうとするが何故こんな場所にプロトがいるのだろうと今更違和感を感じ歩みを止めて振り返り。)
そういやプロトは何でこんな場所にいるんだ?今日なんかあったっけ?
(/諸事情により返信が遅くなってしまい申し訳ございません〜!)
>>48
「 ……よくやった。…あれでは、もう逃げられはしない
…だが 献、あまり罪でもないもの憎んではいけないよ 」
( 炎上 火が燃える音に連なり、人の悲痛な叫び声が。
…長く響く事も出来ず、広がる炎に掻き消される
一瞬 惨状に目を背けるが 声の途切れる前に__)
「 生き残った者が居れば確保する!
…献、周辺の警戒を怠るなよッ 」
( 今も火事炎上を続けるトラックに駆け付ける
__幾ら かさむだろうか?…弾丸の発射機構が
完全に断裂した上で、フレームまでボロボロの
"傘"を投げ捨て、火の粉渦巻く中の悲鳴を探す )
>>52
「…………、?」
(彼の言葉に、表情は薄いが不思議そうに首を傾ける)
「ラウル様、全体命令をご覧では無いのですか?」
(そして、浮かせたままだったら自動販売機を下ろすと、己の持つ通信機を開き、>>all文 をみせる)
「近くの廃ビルにて、『適合』されなかった方が暴走している模様、それを『処理』せよ、とのご命令が出ています」
(そう、画面を見せながら端的に説明をする)
>>51
「ええ、そうして頂けるとこちらも余計な手間が省けて助かります」
こうなることを予想していたのか、相手の反応に特に驚いた様子も見せず、淡々と言って。
そして、腕が疲れたのか氷球を両手で抱え。
「それで、条件と言うのは?」
>>プロト
……マジか。
(目の前の携帯端末をじっと見れば唖然とした表情で呟いて。本来団員ならば雨が降ろうが槍が降ろうが行かねばならない緊急事態なのだろうが、こんな飢えた状態で戦場に行ったとしても数分でお陀仏になるのは確実だ。どうせいつかは死ぬんだしわざわざ生き急ぐような真似はしなくても良いだろう。そう判断し相手に背を向ければ街の光が明るい方へと消えて行った。)
でもやっぱパス。もし先輩に会ったら伝えといてくれ。「ラウル様は空腹にうなされているので本日は参加出来ません」ってな。
(/ひと段落つきましたので私からのレスはここまでとさせて頂きます〜!そしてラウルが今のキャラで絡むのもこれが最後となります。次のテーマではもう少し濃いキャラとなって登場しますのでその時はまたよろしくお願いしますね。)
>>ミーティア
……はぁ!?正気かおっさん!アイツらはなぁ…うっ
(相手の言葉に唖然とし信じられないといった顔つきで声を荒げて。しかし出血多量により血が足りなくなったのかフラっとよろめけばトラックに身を擡げ。
炎へと駆ける相手を睨みつけるもボロボロの傘が目に入ればそれ以上は何も言わず止血をし始める。)
……夜明けか。
(一瞬目が眩んだような気がしてふと空を見上げると遥か向こうの東の隔壁からぼんやりと白い光が割れた街灯と亡骸達を薄っすらと照らし始めていた。戦いの終わりを確かめるようにポツリと呟けば弾切れの銃を担いで相手と同じ方向へ足を進めていった。)
(/中々顔を出せず申し訳ございません!!取り敢えずひと段落つきましたので私からのレスは此処までとさせて頂きます。また次回もよろしくお願いしますね!)
>>56
(/了解しました!新しいラウル君楽しみに待ってます!)
>>all【参加者様】
あなたは目を覚ますと都市内のとある廃ビルにいた。以前異能力者が暴れていた場所らしく床下には割れたガラス片、コンクリート製の壁には大きなヒビと痛々しく飛び散った血飛沫が張り付いていた。
あなたは早くビルから出ようと階段を探す。しかし階段は見当たらない。それどころか扉さえ見つからない。窓から脱出を試みたあなたは外の様子を見てギョッとする。外は赤黒い霧で覆われておりこのまま外に出られたとしても元の世界には帰れない、そんな気がした。
後ろを振り向けば先程までには無かった赤いドア、数種類の武器、そして張り紙が目に入る。張り紙の内容はこうだ。
【このドアは廃ビルの屋上に繋がっている。この世界から出たければ其処で殺し合え。元の世界へ戻るには〈どちらかのチームが勝つ〉事が条件だ。なおこの空間は夢と現実の境目のような曖昧な場所である為、勝敗によって当人の生死は左右されないから安心しろ。つまりゲームが終わればすべて元通りという事だ。また、近くにある武器は戦闘に用いて構わない。ただし自殺したり全員死.ねば二度と元の世界には戻れないと思え。とにかく醜い殺し合いで俺を楽しませろ。では健闘を祈る。】
(/駄文ですみません。取り敢えずご都合主義の空間で殺し合いしましょうという事です。)
>>all
「気にくわないけど、ゲームに勝たないと出られないってのは本当みたいね」
呟いて羽織っていたコートに袖を通す、突然現れた赤いドアと武器、異様な外の景色、100%そうだと言い切れる自信はないが張り紙の内容は嘘ではない、信じよう。
それに本当に死ぬ訳じゃないなら怖くもなんともない、殺しても後で謝れば良いのだから。
「これで良いや」
床に無造作に置かれた武器に視線を向ける、どの武器を使うかはすぐに決まった、屈んでそれを掴む。
手に取ったのは折り畳み式のナイフ、軽くて小さい、使い易そうな凶器。
逆手に持って構えてみる、割れた窓ガラスに映る自分の姿を見て『ちょっと格好いいかも』なんて思いながら鏡花はナイフを2〜3回振って。
(こんな感じで大丈夫でしょうか?)
>>鷹嶺さん&御伽さん
あーあ、人がせっかく賭博に勤しんでる最中にこんなクソみたいな場所に連れてきたのは一体何処のどいつだぁオイ?
(苛立ちを隠しきれない表情で銃に弾を詰めるのは都市警察の狙撃兵の女。先程まで都市内にある裏カジノで珍しく金をたんまり稼いでいた筈なのに気がつくと廃ビルにいた。
例え仮想空間の中でも見ず知らずの人を殺める事は流石の警察でも多少抵抗があるようで、どうせ殺してしまうなら相手には苦しい思いをせずに死んで欲しい。願わくばさっさと元の世界へ戻って賭博の続きをやりたい。そんな慈悲の心と汚い欲が同時に頭の中を満たした彼女は相手がドアから出てきた瞬間に額を撃ち抜くという戦法を思いつく。
しかし運悪く愛用のライフル銃はこの空間に持ち込めなかったようで彼女が手に持っているのは拳銃一丁とほんの少しの銃弾のみ。とりあえず相手に気づかれないように塔屋の壁に身を潜める。)
やっぱアイツじゃないと調子出ねぇな…
(/ええ、そんな感じで大丈夫です!鏡見る鏡花ちゃんかわええ…ひとまず献はお二方が屋上に来るまで様子見っていう感じです。)
>>高嶺さん&献さん
「……えぇと」
(同僚とバーで話していて、意識が遠くなったと思ったらここにいた。
貼ってあった貼り紙を読んでみると……要するに闘技場のような空間に連れてこられたということがわかった。
内容は流石に気に食わなかったが、百本近く持ち歩いているチョークが一つ残らず消えていることを確認して困惑する。
……ひとまず武器を選ぼう、ということで)
「これ、ですかね」
(小型のショットガン。
ある程度まで近付けば一定の効果が見込める武器である。
この型は一発までしか入らない上にリロードがやや大変であるが仕方ない。
本体を手に取り、数えるほどの弾薬を無造作にポケットに突っ込んで)
(……そしてドアへと振り向く
ドアノブに手をかけつつ)
「……本当に行かなきゃ駄目かなぁ」
(/遅くなって申し訳ありません…)
>>献、御伽
「――幻影遷移(ファントムシフト)」
――異能発動。
不可視の膜でナイフを包み込むイメージ、ナイフの存在を脱色していく、いつもなら一瞬の工程、しかし今回は慎重に、夢と現実の境目、曖昧な世界の物品に自身の異能が通用するか確かめながら。
「これなら」
確かな手応え、いつも通り。
壁をめがけ横一文字に一閃、音も無く壁をすり抜ける刃、成功だ。
もうこの場所にいる必要もないだろう、赤いドアに手を掛け、開ける。
それと同時、異能を全身に行き渡らせ、臨戦態勢。
決戦の地へと一歩を踏み出し。
(/内面描写が有るとかわいくなるのが鏡花ちゃん)
>>鷹嶺さん、献さん
(頭にショットガンを押し付けて撃とうかという気持ちが頭をもたげる。
……が、異能は発動しているのでどうせ死.ねないだろう。
それに貼り紙に書いてあったことが本当だった場合――――と考えて肩の力を抜く。
忘れずにショットガンに弾を込め、そしてドアノブを捻る)
「…………よ、いしょ」
(決戦の場へと足を踏み入れる)
>> 鷹嶺さん&御伽さん
さーて……どちらにしようかな。
(身を潜めてから数分が経ちそろそろ苛立ちがピークに達していた頃、ガチャリとドアノブが動く音が聞こえこっそりと壁から敵の様子を伺って。
二つのドアが同時に現れたかと思えば二人の女性がこの空間に入ってくるのが見えて少し考える。
2対1と書かれていたがまさか彼女達と戦えというのだろうか。どうやら対戦相手は屈強な男だと想像していたようで拍子抜けしたような表情を浮かべ。
相手の一人はグランギニョールの団員リストに掲載されていた顔ぶれの一人だ。侮ってはいけない事は百も承知だが、これならさっさと帰れそうだと内心安堵しつつどちらを撃つか銃口を迷わせて。)
(/初対面だと思いますので味方同士の掛け合いなどがありましたら今のうちにどうぞ〜)
>>鷹嶺さん(&献さん)
「……ぅ」
(ドアを開けたら早速相手の姿が。
都市警察のアウトロー……だがさんざんグランギニョールを苦しめている者ということで脳にインプットされている相手だった。
だが、銃口さえこちらに向けているが、自分か味方を狙うか決めかねている様子だった。
この隙に隣のドアから出てきた女性に視線を送り)
「……あの、初対面ですよね……名前と異能を教えていただけると戦いやすいのですが」
(……華は戦闘のプロではないため連携などできる筈もないが、それでも味方と疎通ができるのとできないのとではかなり違う。
そんな思いで声を掛けた。)
>>献、御伽
屋上に足を踏み入れると早速銃を持った女性が鏡花に銃口を向けていた、これは予想していた展開だ。
服装から推測するに彼女は都市警察の人間だ、しかし銃口は右往左往して狙いが定まらない、隣を見るとその理由が明らかとなった。
赤いドアの前に立つ女性、相手は彼女を撃つか鏡花を撃つかで迷っているようだった、ならば隣の彼女は同じチームということになる。
どう動くべきかと思考を巡らせていると隣の女性が声をかけてきた。
「わたしは鷹嶺鏡花、異能は……説明するより見せた方が早いかも」
鏡花は名前だけを告げ、ナイフを手に自分を撃てと言わんばかりに都市警察の女性の方へと駆け出して。