このスレッドは、怪盗レッドのオリジナルの小説を書く所。
オリジナルキャラクターを使うもよし、本家のキャラ崩壊がないかぎり、基本的にどんなネタでもいい
でも、他人のパクりなど、そういうネタはやめましょう。
そして荒らし、暴言などはやめましょう。
と、堅苦しく挨拶したところで、このスレッドは開始だぜ!
400おめでとうございます!
400記念して、私の新しく作った小説書かせていただきます!
〜プロローグ〜
少女はあるビルの屋上から、一人夕日を眺めていた。とても綺麗な橙色に染まっていた。
今日はとても風が少ない日だが、ビル風により、彼女の髪は揺れていた。
「タイムリミットね」
彼女はそう呟き、唇の端を上げた。
それは、誰もがゾッとするような冷たい微笑みだった。
しかし、彼女だってただの人間。
このあとの運命さえ、彼女はまだ知らない。
それでも彼女はただ前を真っ直ぐに見つめ、振り返ることは『あの時』以来、決して無かった。
13巻を買って、読んだ結果の小説
とりあえず高校生になって響が進化するならケイも進化してもおかしくないよね?というテンションで出来上がったもの
同時に現時点で判明している飛鳥とケイの身長差が約10cmだと知り、こういうことがあってもおかしくないと思った
基本的にモブ視点で進む話だあり、いろいろとおかしいと思うがスルーしてくれ
あと、ケイ×飛鳥の表現が少しあるし高校生の姿とか地雷があるので注意してくれ
とある女性から見た話
・・・
どうも皆さん、こんにちわ
私はとある施設で受付をしている一人の女性です
この施設は1階が図書館、2階が小さな美術館となっております
ここでは、無料で作品を見たりすることができるので暇となったら来てみてください
と言っても、どうやら堅苦しいイメージがついているためか、高校生や中学生が訪れることが少ないのです
まぁ、受験勉強のために来たりする人いるのだから仕方のないことですよね
実は、少し前ある中学生がよくここに訪れていました
名前は、飛鳥さんとケイさんで二人で一緒に来ていました
名前といい仲の良さからいい二人は姉と弟と言った関係でしょうか?
なぜ名前を知っているかと言いますと、互いに名前を呼んでいるからです
同時に平日に制服で訪れるのですから中学生であることが一目瞭然でわかります
姉は活発な少女で、弟は反対に静かな少年でした
彼らは、基本的に2階で美術品を見ることが多く本を借りることは稀でしたが、1階のフリースペースにある自動販売機で飲み物を買って帰るという感じに過ごしていました
ちなみに、姉はジュース系をよく選び、弟はブラックコーヒーを飲んでいました
弟は結構大人びているかもしれません
そんなことを過ごしていくうちに私と彼らは顔見知りになり、少しだけ会話をするような仲になりました
会話と言っても、軽く挨拶したりちょっとした世間話をする程度ですが
ある日、受付のところには飴玉がありました
たまに親子連れや小学生が来るので飴玉を一つずつあげていたのです
幼い子や小学生は嬉しそうに飴玉を1つ貰って帰って行きました
そして例の二人が来た時、姉(アスカ)は、飴玉に少し視線を向けていました
どうやら食べたいみたいです
表情から十分わかりました
とはいえ中学生となるとそういう事もためらってしまうもの
だから私は、一つ食べますか?と言いました
すると姉は嬉しそうに、いいんですか?と聞いてきました
私は笑顔でいいですよ、と答えると姉はお礼を言いながら好きな飴を1つ選びました
しかし私は、一つ大きなミスをしてしまいました
ついでに弟くんもどうぞ、と言いながら飴を1つあげたのです
その瞬間、姉の表情が引きつり、弟は表情ひとつ変えることなく動きを止めました
いや、正しくは硬直していたと思います
弟は、ありがとうございますと言って飴をもらいました
そして帰るときに姉に飴をあげていました
よくよく考えてみれば、弟はジュースなどが売ってある自動販売機の中からわざわざブラックコーヒーを選んでいるんです
つまり、甘い物が苦手だったということを私は知らずに渡してしまったのです
正直申し訳ないことをしてしまいました
それから彼らは何事もなく訪れました
ただ、弟が珍しくブラックコーヒーではなくコーヒー牛乳を飲んでいたということです
流石の姉もいつもとの違いに最初の方は驚いていましたが、段々と慣れていったのか何も言わなくなりました
暫くして、彼らはここに訪れることが少なくなっていって、ついに来ることがなくなってしまいました
何かしらの忙しい予定が入ったかもしれませんし、受験勉強中なのかもしれません
ただ少しだけ寂しい期間だったような気がします
あれから春になりました
桜が咲き、暖かい季節が来ました
そして桜は散り、5月に入ったばかりでしょうか?
姉が久しぶりにここに訪れたのです
服装からして、高校生になり無事に進学できたようで安心しました
しかし弟の姿はありません
ただ、別の男性が姉と来ていました
とても静かで姉より背が高く、綺麗な顔立ちを持つ男性です
しかも仲からして恋人なのでしょう?
思わず、今日は弟くんじゃなくて彼氏と一緒なんだねと言いました
すると姉は顔を真っ赤にして否定していました
彼氏さんは少しだけ微笑みました
そうして、彼らは帰って行きました
たまに彼らは、ここに訪れますが忙しいみたいであまり来れません
ですが、二人のやり取りを見れるのが少し楽しいのです
>>403
補足
当たり前だけど飛鳥とケイは姉と弟じゃない
あと、ケイに飴をあげたから少し不機嫌になっていると女性は思っているが違う
弟と勘違いされたことにケイは不機嫌になっている
もちろん飛鳥もそのことに気がついている
同時に、原因が身長差ということを察したケイはカルシウムを取るためにコーヒー牛乳を飲み始める
そして最後に出てきた彼氏の正体はケイ
だから飛鳥はケイのことが飛鳥の彼氏と認識されたために戸惑っている
誤字など確認せずに投稿したので見つけてもスルーしてください
>>403
姉弟だと思われちゃうあすかたち最高ー!
個人的には三年生のときに背が並んで(でもまだ少しアスカの方が高い)、
高校で一気に抜かされるってのが一番好き
ケイには背は伸びても、ひょろっとしていて欲しいです
>>403ケイ、まさか身長気にするとはな。そして身長って意外と伸びるのか。いや、中学生から高校生までは男子の成長期だから身長が伸びたんだろう。しかしケイが身長伸びると聞くとな、なんというか、両端から引っ張って伸ばしたか?というイメージがわいてくる。にしてもよくコーヒー牛乳だけで身長伸びたな・・・
407:岡子◆qw 久々の更新〜:2017/03/20(月) 18:23 ID:Pk2 >>279の続き
4.仲間? 〜アスカside〜
アスカ「ただいま〜!」
ケイ「ただいま」
家に帰ってきて、すぐにリビングにいるはずのお父さんとおじさんに挨拶する
でも
「あら、おかえりなさい。お邪魔してるわよ」
「この子たちがアスカちゃんとケイ君?」
お父さんとおじさん以外にふたりの女性が
アスカ「美華子さん⁉………と、誰?」
リリス「わたくしのお母様ですわ」
え?
美華子「私と彼女は表の仕事の関係で知り合ったの。その後色々あって裏の仕事の方も知ったのだけど」
たぶん裏の仕事がレッドの事だろう
ケイ「その人がどうしてここに?」
リリス母「リリスとクルスをあなたたちと一緒に活動させてもらえないかと思ってね(ズズッ」
いや、ズズッじゃないから
紅茶飲んでる場合じゃないから
そんなにさらっと言わないで
翼「まあ、そういうことだ。仲良くしろよ」
アスカ「もう決まってることなの?」
翼「ああ」
ケイの方を見る
ケイ「決まったことなら仕方がない。ふたりの様子を見るにすでに知っていただろうからね」
確かにリリとクルは驚いたりなんかしていない
リリス母「まあそういうことだからよろしくね」
そう言ってリリのお母さんは立ち上がった
リリス「もう帰るんですの?」
クルス「あまり会えないのに」
リリス母「この後仕事が入ってて、フランスに戻らなくちゃならないの。あ、それとこれ」
小さな箱を2つ、ふたりに渡した
不思議そうな顔をしながらも箱を開けるリリとクル
クルス「これは………仮面?」
中から出てきたのは目元を隠すような黒の仮面
何だかファンタジスタを思い出す
リリス母「顔を隠すにはそっちの方が便利でしょ」
そしてリリのお母さんはリビングから出ていった
アスカ「リリ?」
リビングの扉の方を見るリリの目は寂しそうだった
リリス「大丈夫ですわ」
大事そうに仮面を箱にしまい直しながら言う
〜〜♪
音楽が聞こえてきた
と、リリがスマホを取り出す(もうスマホで良いよね?)
リリス「もしもし?」
どうやら電話の着メロだったようだ
リリス「………ええ、ええ。でも………そう、あなたはそれで。………分かりましたわ」
電話を終えたリリはクルに何か耳打ちした
クルス「ええ!彩名が?」
リリス「珍しいですわよね。でも、どうしても直接会ってみたいって」
クルス「だからってわざわざ。まあらしいと言えばらしいけど」
ケイ「3人とも」
ケイに声をかけられた
ケイ「少し話がある。荷物も持ちっぱなしだし、部屋に移動するぞ」
そういえば
。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜
チームを組むことになったところで切る!
ケイの話は次回
今日書けたら良いな〜
小説書いてたら400いってた
てなわけで(?)おめでとう🎉✨😆✨🎊
今更400おめでと
410:なっちい(´∇`):2017/03/21(火) 18:58 ID:CAU >>396の続きなんとか書けた。
ちょっと捏造あるので注意。(響が公立中学校出身ってところとか)
あとオリキャラも出てきます。
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
教室につくと僕はためらわずにドアを引いた。当たり前だけど、クラス全員の視線が一斉に僕に向き、教室はザワザワとした。まるで転校生がきたみたいな反応だなーとありきたりな感想を浮かべている間に、担任の先生(教科は数学かな、40代後半で既婚者、娘が一人いて、トイプードルと紀州犬を飼っていると推理)がパンパンと手を鳴らして生徒を静かにさせていた、お見事!
「おっようやく来たか白里、突っ立ってないでさっさと座れ。内田先生は僕の隣に」
「はい」
僕は自分の席へ座った。
「入学式に遅刻とか、さすがだよな〜」
と僕の前の席、同中出身の澤井僚太が笑いながら言った。
「寝たの6時だったからね、しょうがないさ」
「確信犯かよ」
「睡魔には勝てない」
ドヤ顔で言ったら、何が面白いのか爆笑する澤井。担任が釘を刺す。
「おーいそこ静かに、15分遅れのHR始めんぞ、ちょっと巻きでいくからなー」
担任の山崎先生は有言不実行でHRを進めた。ちなみに僕の推理は紀州犬ではなく北海道犬だったこと以外すべてあっていた。すごく惜しい。
結局HRは延びに延びて、他のクラスより25分遅れで終了した。山崎先生はごっめーん伸びちゃったテヘペロと謝っていたけど、おっさんのテヘペロなんて可愛くないし、逆にキモイ。澤井は中3の3月から付き合い始めた久代さんと制服デートなんだと聞いてもいないのに説明して、坊主頭の田島君にサヨナラを言ってダッシュで教室を去っていった。僕はタブレットをカバンから取り出して、フラワーヴィレッジ城の事件に関する報告書を書き始めた。
「ねえねえ恵美ちゃん。一緒に白里くんに声かけてみない?」
「でもなんかやってるみたいだし、それに話しかけにくいよ」
「確かに近寄り難いかも。澤井くんとは普通に喋ってたけど」
「澤井くんコミュ力高いもんね」
「なあ、お前話しかけてこいよ」
「ええームリムリ、なんか話しかけにくいし」
「でも澤井とは普通に喋ってたし」
「あれは同中出身だからだろ」
あちらこちらからザワザワと喋り声がする。澤井のコミュ力は相変わらずだなーもう名前覚えられてる。
それにしても騒がしいな。他のクラスの人もいるみたいだ。誰も話しかけてこないから、まあ、いっかと僕は報告書の方に意識を集中させた。
で、周りのことが見えなくなっていた僕は、澤井の席に座ったちょっと派手めな女の子、東野さんにいきなり声を掛けられて、冒頭に至るわけだ。
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
やっと回想シーン終了、13巻読んで気づいたけど響って「僕」じゃなくて「ぼく」なんだ。
なんか可愛い。
段落作って書いているのに、投稿すると消えてる不思議。
412:蒼月 空太◆eko:2017/03/21(火) 19:43 ID:ORA>>410対してかわらんだろ(てきとー)
413:蒼月 空太◆eko:2017/03/21(火) 21:00 ID:ORA 単発
【女子生徒体操着盗難事件】(タイトル漢字だらけじゃねえかよ)
「えー、HRを始める前に、今日は皆さんに重大な話があります!」
担任。彼は重大なお知らせ。という形でビシッ、と言った。重大なお知らせ?なんだなんだ?と声が上がっている。
「最近、女子生徒の体操着の盗難が相次いでいます!」
「あっ・・・そういえば私の体操着盗まれてたっ!」
最初に言ったのは、アスカ。その言葉を皮斬りにして、私も私も、と女子生徒が声を上げていく。男子生徒から見れば、誰が犯人だよ?と思ってる者や、羨ま・・・けしからん!と言っているものや、○ねえ!と叫んでいるものもいる。
「これはなんかの世紀末の学校か?」
「さあね」
蒼太と満は椅子をギッシギッシと揺らしながら座っている。
「私のもなくなっていますネ・・・」
アシュリーも困ったように言う。
「アタイのもないんだけど!」
ややも頭から煙が出るほど怒っていた。というより実際に出ている。
「はぁ、こんな馬鹿みてえなこと、だーれがやったのかねぇ。」
「どうせ犯人はすぐに捕まるんだし、首を突っ込むことは・・・」
黒田と蒼太が面倒くさそうに会話している所に。
「あっ!私のも・・・」
優月の一言。その一言で、蒼太は。
「黒田、予定変更だ。犯人を今すぐ見つけ出してメッタメタのバッキバキのグッチャグチャのイ"エ"エ"エ"エ"
ア"にしてやろうぜ」
「えー、一人でやれよー」
「水夏のが盗まれてもいいのか?」
「よし、犯人の首にネックツイスト決めてやろう」
黒田も殺る気になり。
「実咲のが盗まれているのなら・・・僕も協力する・・・」
緑矢も参戦し、三人が、女子生徒の体操着盗難事件を、解決する。
翌日
「蒼太、黒田、まず、女子生徒の体操着を盗むというのは、基本的に、好きな人のを盗んで、それで捜査を撹乱させるため。だから、盗まれたリストで、この人を好きと思っているな。と絞れたリストが、実咲、春川さん、アスカ。この三人だから、徹底的に探してくれ。でも、そうじゃない場合もあるから、十分気をつけてくれ。」
緑矢の指示により、蒼太、黒田は、徹底的に女子生徒の体操着を盗んだ犯人の情報などを集めていた。しかし、いっこうに犯人が見つからない。
「きゃーっ!体操着がなくなってるっ!」
また女子生徒の悲鳴。なら犯人は近い。そう確信した蒼太と、黒田は、走った。そして、体操着の袋を抱えて走っている男子生徒に―
「せやああっ!」
ドロップキック。
「なっ・・・何すんだよ!」
「いや、体操着盗んだ犯人かと思いまして。」
「い、いやそんなこと知らねえよ!てかどけよっ!」
聞いてもいないのに知らない。その言い方はおかしい。ということで、蒼太は、その男子生徒―もとい三年生の生徒を、徹底的に調べた結果、女子の体操着が見つかった。そして、現在は椅子に縛り付けられている三年生男子生徒。
「よし、女子生徒の皆さん。今日はコイツを玩具にするなりなんなりしてってくださーい」
満が呼びかけたために、女子生徒はいっせいにその男子生徒へ襲い掛かり、殴るものや、叩くものまで現れたが、問題はない。この結末ににて、女子生徒体操着盗難事件は幕を下ろしたのだ。はぁべんべん。
「とまぁ、これが事件の内容だ」
黒田は、新一に事件を内容を聞かせていた。
「最後のはぁべんべんってなんだよ」
終わり(こういう話一回書きたかった)
後日談
その男子生徒は、恥ずかしい写真なども取られ、LINEで拡散されたため、しばらく投稿しなくなりましたとさ
終わり
>>401の続きです!
〜アスカside〜
ヤッホーみんな!
只今午前の2時。
今、私はレッドの仕事で、あるビルの屋上に来ているよ!
もちろん、ここはただのビルじゃない。
一部は、怪しまれないように、ってちゃんとした貿易をやっているらしいんだけど、本当は、宝石や絵画などの美術品の盗品売買をやって、お金を儲けてるんだって。
つい先週、ケイがその情報を掴んだんだ!
そうなれば、レッドの出番!ってわけ。
今回のターゲットは、明日、外国に売り渡されることが決まっている、『橙の月(オレンジムーン)』と呼ばれる、まんだりんがーねっと(?)とかいう宝石らしい。
『アスカ聞こえるか?』
ケイがインカムの向こうで話しかけてくる。
「大丈夫だよー」
最近、レッドの仕事にも慣れてきたしね。あんまり緊張しなくなってきた。
でも、油断は禁物。本番は何が起こるか分からないもんね。
『よし、プランAで行くぞ』
「りょーかい!」
私は気を引き締めて、柵をよじ登り、屋上から一気に飛び降りる。
このビルは17階建て。
流石の私でもこの高さから落ちたら死んじゃうしね。
ここでリストバンドのワイヤーが活躍するんだよね。
予め、柵にワイヤーを引っ掛けておいた。
今回は、一番下まで降りる訳じゃない。
目的地はこのビルの8階部分。
左手の方からワイヤーが出ているから、左手はずっと挙げたまま。
物凄い風が吹くなか、ケイの声が聞こえた。
『5、4、3、……』
カウントに合わせて、私はワイヤーを調節しながら、スピードを緩めていく。
『2、1……ストップだ。アスカ』
その瞬間、どんどんスピードを落としていたワイヤーは、完全に停止する。
ある階の前で、私はぶら下がって止まっていた。
「ここが8階?」
『そうだ。この時間に外から窓を開けようとすると警報が鳴るようになっているが、ハッキングで解除済みだ。』
「オッケー」
まあ、流石に全部蹴破って開けたりしてたら、かなりの時間を食っちゃう。
さらに、警備の人にも気づかれちゃうしね。
ここで、最初に響と勝負した時に使った窓ガラスに穴を開ける、コンパスの様なものを取り出す。
窓ガラスに穴を開け、穴の部分に手を入れて、内側からかかっている鍵を開ける。
やった!開いた!
ふうー……片手作業だとやっぱり大変なんだよね。
そこから私は侵入。
周りは電気が付いていなくて暗い。
ここで私は、サングラスをつけ、暗視機能モードに切り替えた。
『周りに警備員はいないか?』
辺りに耳をすませ、キョロキョロと見回してみた。
大丈夫。誰もいない。
『そうか。ならそこの廊下を真っ直ぐ進め。』
「りょーかい」
私は廊下を一気に駆け抜ける。
ここにカーペットとかは敷かれていないから、自分の足音にも気をつけなきゃね。
廊下には監視カメラがあるけど、そんなに多くなかったため、私が映ってしまう監視カメラは、全部ケイがハッキングして、映像を差し替えておいてくれた。
『そこの突き当たりを右に曲がるんだ。すぐそこに通風口がある。』
ケイから指示を受け、突き当たりを右に曲がると、天井に通風口があった。
周りを見てみたけど、運良く警備員には誰とも会わずにここまで来れたみたい。
「よっと」
ワイヤーを使って、通風口の中に入る。
その後、ケイの指示に従って、ある部屋までたどり着いた。
(アスカさん口調って難しいですね。変じゃないですかね……)
>>316の続き
ディナside
それからは、あっという間だった
小夜美さんが仕掛けた隠しカメラからの映像は
青刃グループ次期社長がいたり、変態がいたり、
超能力者がいたりチート揃いの教室で
私たちの学校はまだマシなのかな?と思ったり、
海斗は毎日のように徹夜していろいろな情報を調べてた
例えば、ターゲットは謎の輝きを放ってることについて
その輝きは光を当てなくても四六時中虹色に光ってて
それもあって人間界では価値が高いのかもしれない
なんで、人間界ではなの?と思った人もいるよね
それは簡単。粉でコーティングされてて
その粉から光ってるだけだし、
まぁ粉を拭き取っちゃっても元は宝石だから
光を当てれば輝くんだけどね
で、光る粉の正体は、Etoile farineエトワールファリンかもしれない
この粉は、魔法界の流れ星から降る粉で
魔道具を作るために欠かせない物
私の髪飾りにもついてるの
これが着いてるということは
魔力が込められてる可能性があって、
ゲーム感覚で盗めなくなったんだよね〜(´-д-)-3
また、これは人間界からの盗品か魔法界からの盗品か、
で処理の仕方も変わってくる
人間界の場合は、宝石に込められてる魔力を奪って
持ち主に返す
魔法界の場合は、そのまま返せばいいだけだし
まぁ魔法界にもレッドみたいな怪盗がいるんですがね
ちょっと待て、お前らだってレッドと同じ怪盗だろ?
という疑問が出ますよね〜
Tearは、普通の盗品も扱ってますが、
魔力がある物を人間界の人達には被害が出ないように魔力を奪ってから返すんだよね、だから魔力の量で返す時間が異なっていろいろと言われてしまうんですよー
わがままだよね〜(๑ò︵ò๑)
それに、たまに盗品じゃない奴にも
魔力が込められていたり
そういうのもたまに扱ってるから
いろいろと言われてしまうんですよね(^_^;)
もちろん、ちゃんと返してますよ!
絶対!誓って元の持ち主に返してますから!
しっかりと傷一つつけてませんから!
「ディナ、独り言うるさい」
「(´-ι_-`)はぃはぃ。悪う御座いましたね(╬▔^▔)」
で、今この憎たらしい海斗と一緒に
優ちゃんこと藤堂優樹探偵の事務所兼自宅に
冒頭に出てきた匿名の手紙をポストに入れてきました!
ちなみに、私たちは帰宅部で優ちゃんに関しては
白里響ファンクラブのクラブ長だったり
生徒会の補佐でいないみたい
でも、意外だよね
あの廊下に立たされてる人が生徒会なんて
まあうちの会長も、あの二箇所目の部長とかやってるし
キャラ濃いし、年下年上関係なくタメ口使って!とか
『リコっち』って呼んでってたくさん言うし
毎回私の場合はディナっちって呼んでくるし
( ´△`)アァ-思い出すだけで頭痛くなってきた
「ディナの独り言はいつ終わるんだ?
それに頭痛いって言ってたが殴れば治るか?( '-' )ノ)`-' )」
と思いっきりビンタしてきた
「てめぇ今殴ったろ!女子を殴るなんてさいってー」
「女子じゃなくて魔女だし暴力魔をなg」
「ここに海星がいるぞー!」
とばかいとを投げ飛ばしたら見ごとに
女子の渦に飲まれて言った
という感じでむちゃくちゃ長くなったので切ります
あと余計な情報が多少出てきます
あと名前出てないけど空太のキャラ出してごめん
>>415変態って満か?大丈夫。コイツは少年法バリアーがあるからまだ犯罪にはならない。といっても、コイツ本当に真面目になると真面目になる
417:夜神星奈☆*:aw 駄作で更新遅くてごめんな:2017/03/22(水) 21:10 ID:3IQ >>416 うん、さまざまなキャラにゲスと言われた黄夜満のことだよ
って真面目になれるんだ
確かに真面目にならないと2代目細工屋イエローなんて勤まらないもんね
>>417俺のオリキャラはONOFFが激しいキャラにしてるからね
419:蒼月 空太◆eko:2017/03/22(水) 22:13 ID:ORA 単発【浮気!?】
優月視点
私、春川 優月は―
彼氏(なのかな?)青刃 蒼太くんが、歩いている所を、見てしまったんです。そう。実咲ちゃんと、仲がよさそうに。しかも、二人で笑顔を見せ合って、キャッキャウフフみたいな感じだった。ということで、緑矢くんと、蒼太くんと、実咲ちゃんを追跡!
「で、何がいいかな。やっぱり、女の子なら、ああいうのが喜ぶのか?」
「う〜ん、それは悩むかな〜。」
なんて、二人で甘い会話をしていた。ううっ、あれだけ泣きながら告白してきた言葉が嘘だったの?それとも・・・私に愛想を尽かしちゃったのかな・・・それとも、実咲ちゃんの方が自分に釣り合うって思ったのかな・・・
「安心して・・・もし・・・実咲に蒼太が手出ししてたなら・・・蒼太を・・・」
「蒼太くんを?」
「屠る」
「ええええええええええええ!?」
緑矢くんの爆弾発言に、私はつい大声を上げる。それで、実咲ちゃんと蒼太くんが振り返る。私と緑矢くんは慌てて隠れる。
「気のせいか?優月の声がしたような気がするんだが。」
「気のせいだよ。それに、見られてたら大変だもん。」
「はは、そうだな。じゃあ、行こうか。」
実咲ちゃんが羨ましい・・・あんなふうに二人で仲良くしていたのが。それに、同時に私じゃ釣り合わないんだ。と思う気持ちが溢れる。電柱の影から二人を見ていると。
「蒼太・・・意地でも屠る・・・」
緑矢くんが殺意に満ちた目で電柱を破壊しかけていた。
「ちょっと緑矢くん!緑矢くん!電柱壊しかけてる!」
「あ・・・」
そのまま私達は知らん振りをして、そのまま進む。やっぱり蒼太くんと実咲ちゃんは仲がよさそうにしてて、やっぱり自信がなくなってくる。というか、もう二人がカップルみたい。
「緑矢くん、帰ろう。」
「蒼太を・・・諦めるの・・・」
「そうじゃないよ。蒼太くんは、遠すぎるよ。」
私は、そのまま家に帰って、布団の中で、蒼太くんのことを考えながら、少し泣いた。そして、私は学校に登校しても、蒼太くんを、避けた。
「はぁ・・・もう、自分が嫌になってきたなぁ・・・」
と思っていたら。
ピーンポーン
「はーい・・・」
私はインターホンがなったので、出た。
ガチャ。とドアを開けると。
「優月・・・」
蒼太くんがいた。私は、蒼太くんを追い出そうなんて考えた。
でも、その考えは一瞬で吹き飛ばされた。
「これ・・・」
蒼太くんが差し出したのは、ラッピングがされた箱だった。
「お前に告白してから、もうそろそろで一年経つからよ・・・だから、ちょっと早いけど、プレゼントなんだ。昨日、実咲に相談して色々店を回ってみたんだ。」
浮気なんかじゃなかった。自分の考えたいたことが恥ずかしかった。私は、そのまま泣き崩れた。蒼太くんに、昨日のことを話して、謝った。
「人には勘違いくらいあるからよ、だから、問題ないって。」
蒼太くんは、頭をポンポン、と優しく撫でてくれて、その後、会社の用があるから、と帰って行った。私は、そのまま箱を開けて見ると、中には、可愛いデザインの裁縫道具や、キッチンミトン、様々な家庭で使うものが入っていた。
蒼太くんって、やっぱり凄い人だなぁ。
終わり(この後実咲は緑矢に事情説明してなんとかなりましたとさ。)
>>419
ほ、屠る……
緑矢さんでもこんな怖くなることってあるんですね……
でも、蒼太さんにそんなことしたら逆になっちゃうような気が……
いや、蒼太さんはきっと仲間思いだから、そんなことしませんかね。
>>420俺の小説内では実咲の彼氏にさせてるからね
だから手出しすれば全力で緑矢もコンピューターを操作して蒼太を殺りにくる。
特に一番ヤバいのが青刃グループへのサイバー攻撃。青刃家でも対処できませんと言う事態に
>>414の続きです。
その部屋はオフィスなのかな?
机や椅子、パソコンがずらーっと並んでいる。
タンッ
私は殆ど音を立てずに着地する。
『ドアから見て一番向こうに社長席があるだろ?』
ケイに言われて見てみると、普通の机より大きな机に、ふかふかそうな大きな椅子、さらには、ほかの席には無い、高そうな万年筆が置いてあった。
やっぱり社長って特別なんだなー。
私は社長席に向かってどんどん歩いていく。
すると、さっきまでたくさんの机や椅子に囲まれていて死角になっていたところから、金庫らしきものが姿を現していた。
『今から言う番号にダイヤルを合わせろ。』
うーん。今までは番号を打ち込むだけだったから、私でも簡単だったんだけど、ダイヤルはやったことないんだよねー。
上手く出来るかな?
ケイの指示を聞きながら、番号を間違えないよう、慎重にクルクルとダイヤルを回していく。
カチッ
何かが外れたような音が、小さくオフィス内に響いた。
金庫の中をそーっと開いてみた。
何これ?
金庫の中って、普通大事なものを入れておくものだよね?
中から出てきたのは、海賊の船とかで出てくるような、突起がいくつか出ているハンドルみたいなもの。
え、これに何か隠されてるとか?
『違う。とにかく、それを持って17階に行くぞ。部屋を出て左に廊下を真っ直ぐ進むんだ。突き当たりを右に曲がればすぐにエレベーターが見える。エレベーター前とエレベーター内のカメラは、映像を差し替えておいた。』
まあ、ケイのことだから、どこかで必要になる物なんだろうな。
そのハンドル(?)を持ったけど、結構重い。
でも10kgくらいだし、私の走るスピードに支障は出ないけどね。
左腕でハンドルを抱え、部屋を出て、また走る。
途中で何人か警備員にあったけど、指弾で眠ってもらった。
<続く>
>>422の続きです。
ケイに言われた通りに廊下を進んでいくと、ケイの言った通り、すぐにエレベーターがあった。
レッドの一番最初の仕事では、ゴム製の玉を使ってボタンを押したけど、今回は監視カメラを気にする必要はないしね。
堂々と立ち止まって、エレベーターの上行きのボタンを押す。
そして、エレベーターを使って、最上階の17階までたどり着いた。
廊下はT字を逆にした形みたいになっていて、ついた瞬間、私はすぐに壁側に身を寄せていた。
『あとは、その廊下を真っ直ぐ進むだけだ。一番奥の部屋が金庫室になっている。』
確かに、一番奥に部屋のドアがある。
そのドアは、今までの部屋とは少し違っていた。
ドアというより扉と言うべきかな。
両開きになってるし、ドアノブの部分が取っ手になっている。
何より、取っ手の色やデザインからして、他の部屋よりお金をかけていることは、誰が見ても分かる。
「おい、エレベーターが開いたぞ」
「でも、誰も降りて来なかったぞ」
「少し様子を見てくる。」
金庫室の扉の方で、そんな会話が聞こえてくる。
どうやら扉の前に警備員が2人いるみたい。
私は右手に睡眠薬入りの玉を握る。
コツコツと警備員の足音が近づいてくる。
そして、私の目の前を通りかかった瞬間―
パンッ
玉が弾ける音がして、ドサッと警備員が倒れた。
「おい!何があったんだ!!」
もう一人の警備員は、状況が読めていないようで、慌てた様子で駆け寄ってきた。
おっ、好都合。
私はもう一度、睡眠薬入りの玉を握る。
パンッ
もう一人の警備員にも続けて眠ってもらった。
にしても……
「今回、警備薄い?」
『ああ。ここのビルの社長は、盗品売買を行っている証拠は掴めないという、相当の自身があったんだろうな。でなきゃ、犯罪絡みの17階建てビルの警備体制をこんなにも甘くするなど、有り得たもんじゃない。』
ケイの少し苛立ったような声が聞こえた。
そうだよね。心配だったらもっと警備員とか監視カメラとか増やしても良いはずだもん。
それに、いざ忍び込んでみたらこの警備体制。
まるで、絶対に証拠なんか掴める訳が無い、捕まえることなんかできるもんか、ってバカにして挑発してるみたい。
だからケイの声は苛立っていたんだろう。
何度もレッドの仕事を一緒にこなしてきたしね。
声とかから気持ちも大分、分かるようになった。
私達は二人で一つの怪盗レッドだもんね。
それにケイは、『自身があったんだろう』って過去形になっていた。
つまりこれは、捕まえてやるっていう、ケイの意思表示的なものだったりする。
私の気持ちも全く同じ!
絶対に捕まえてやるんだから!
<続く>
>>423警備薄いってなんか嫌な予感するな・・・
425:なっちい(´∇`):2017/03/24(金) 23:59 ID:CAU >>423
アスカそれダメなやつ
2巻も警備薄かったよね
久しぶり〜
みんなの更新速度早!!
ジョン>>413のネタパクって良いかな?
あげ
428:星月夜 杏里:2017/03/25(土) 22:00 ID:2.I >>423の続きです。
(ここから先の展開とは?!)
絶対に捕まえてやるんだから!
そう気持ちも引き締め直し、ぐっすり眠っている警備員の裏ポッケからカードキーを探す。
あった!
すぐに扉の横についている機械にカードキーを通す。
ピン ピン ピコン
赤いランプから緑のランプに切り替わったことを確かめると、扉をゆっくりと開けた。
<続く>
(短くてすみません。時間があったらまた書きます。)
>>426堂々とパクっていい?と訊く人初めて見た・・・まぁいいけどねw
430:ケン仝♂◆EY:2017/03/25(土) 22:11 ID:i1o >>427
久しぶり?だよね?
小説書く>>276って凄い書いてないな汗
アスカ目線
「桃山さんって何者なの!?」
私が部屋な入って発した言葉は、それだった
ケイにうるさいと言われて今は、リビングにいる
黒鐘君にメールしたら知っているて10秒で返されたし天馬は、天馬で凄い文章の長さで返されて読む気無くなったし
アスカ「何なのよみんな・・・」
ガチャと音がなりお父さんと叔父さんが帰ってきたのかな?
翼「ただいま〜」
アスカ「お帰・・・っ!?」
そにいたのは、汗をかいているお父さんと物凄く汗だくな叔父さんがいた
アスカ「ど・・・どうしたの?」
叔父さん「た・・・ただいま・・・アスカ・・・ちゃん」
しゃべり方に関しては、ゾンビモードよりもひどい
翼「フーッ10キロ走るとまあまあ疲れるな」
アスカ「お,お父さんのスピードで?」
翼「まあ少し軽くな」
アスカ「叔父さんがお父さんのスピードに付いて行けると思ってんの!!!
本当にバカなの!」
お父さんは、その言葉を聞いた瞬間に石に成ったみたいに固まった
叔父さんを起こして看護?的なことをした
数分後
叔父さん「んっアスカちゃん悩み事でもあるのかい」
アスカ「えっ?」
叔父さん「あっ・・・言えない事ならいいんだけど何かいつもよりピリピリしてるなって思って」
ケイ「アスカ桃山さんの正体が解った」
アスカ「ええ!?」
叔父さん「桃山さんって?」
アスカ「あの今日転校してきた人でえっとその」
私があたふたしていたらケイが
ケイ「僕たちの正体が桃山さんにバレたいやバレていたと言った方が良いか」
叔父さんとお父さんは、物凄く驚いて目を見開いていた
続く
変だからダメ出し頼む
お久しぶりです!
最近来れなくて申し訳御座いませんでした。
新しい人も多いので、これからも、宜しくお願いしますね!
雑談スレが1000になっちゃったんだけど1000は私が取って…みんなごめん。なんか970から999が書き込まれていて。あと、誰が建てるの?
433:匿名さん:2017/03/26(日) 18:29 ID:2.I ワオ!
ちょっと出掛けていた最中にもう1000超えちゃったんですね。
>>433
あ、すみません。
名前入れ忘れました。
ブレイドって人愉快だね
雑スレ見てて怒るより笑った
https://ha10.net/test/write.cgi/yy/1490520818/l2
↑作った
>>436
サンクス
>>437
もともと誰のせいです…
>>437
スルースルー
寛大な心でスルーしよう
>>438だね
またやったよ笑
>>437原因が何を言う
と言いたいところだが我慢我慢
>>428の続きです。
「うわぁ……」
思わず声が漏れてしまった。
だってすっごいの!
周りは何個も積み上げられたジュラルミンケースでいっぱい!
通路は真っ直ぐ一本引いてあるだけ。
それも、2人通ったらいっぱいになるくらいの細さ。
あとはジュラルミンケースで埋まっている。
一体何個あるんだろう?
っていうか、中は何が入っているんだろう?
そのジュラルミンケースで作ってある通路の一番奥に、一際目立つ、やや大きめの金庫があった。
『その中に橙の月(オレンジムーン)がある。セキュリティは、虹彩認証、指紋認証、パスワードの3つだ。虹彩認証と指紋認証は解除しておいた。あとは、今から言う番号を打ち込め。』
私は金庫まで行き、ケイに言われた通りの、10ケタのパスワードを打ち込んだ。
でも、この金庫、なんかおかしくない?
あ、金庫に取っ手がない!
これじゃ開けようがない。
どうやって開けるの?
『アスカ、さっき持ってきたものがハンドルということくらい、アスカでも分かっていると思ったが?』
ため息混じりのケイの呆れた声。
あ!そういえば忘れてた!
っていうか、忘れてただけだよ!
私をそんなにバカ扱いしないでよね!
私はすっかり機嫌を悪くしながら、金庫に空いている穴に、ハンドルから伸びている棒の部分を差し込む。
うん、ピッタリ!
私はハンドルから出ている突起を一つ掴み、時計回りにぐるっと回していく。
ガタン キイィィーーー
開いた!
でも、なんでハンドルを別の金庫なんかに入れてたわけ?
いちいち取り出して、取り付けて……なんてやってたら時間かかるし、面倒くさいじゃん。
『こうやって俺達のように盗みにきたやつがいても、ハンドルが無くちゃ、金庫を開けられない。金庫のセキュリティだって、ハッキングか社長本人を使わないと絶対に開けられない虹彩認証と指紋認証があったからな。それも含めて、ここのビルの社長は相当な盗まれない自身があったんだろう』
そっか。
最近じゃハッキングはケイがよくやってるから当たり前みたいになっちゃったけど、そんなに簡単なことじゃないんだよね。
『ほら、さっさと盗め。長居は無用だ』
むぅー。そんなに急かさなくったって分かってるよ。
少し機嫌が直ったと思ったのに、また少しムッとしながら、私は金庫を開けた。
<続く>
>>396
>>410の続き
捏造あります。ご注意を
あとオリキャラ多いよ。いや、モブキャラか
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
長い長い回想をわずか5秒ほどで終え、僕は現在へと意識を戻した。その間に彼女、東野さんはLINEの説明をつらつらと述べていた。突然話し掛けられてびっくりしただけなのに、勘違いしやすいタイプなのかな。
そう思い僕は彼女を観察する。
派手そうだなって思ったけど、メイクはし慣れてないようで、アイラインが少し歪んでいる。パーマ液のなんともいえない匂いがするから髪もパーマをかけたばかりでその時に染めたんだろう。見た目はギャルのようだけど、言葉遣いは丁寧で固い。そういや最初に掛けられた言葉もどこかセリフのようだった。現にLINEについて説明する口調震えてはいるがですます調でとても丁寧。
見た目はギャル、中身はマンガにいそうな学級委員長(髪は三つ編みのね)、ちぐはぐだ。垢抜けたのは、見た目だけ、とてもアンバランス。
僕はクスリと笑った。
「あ、わ、私、な、何か変なことい、言いましたか?」
さらに震える声で彼女は聞いてきた。
「いいえ、言ってませんよ。でもすこし誤解しているようですが、僕はLINEを知らないわけではありません」
僕はゆっくりとできる限り優しく話す。だよなーと周りから声がする。
「不意に声を掛けられて驚いてしまっただけです」
「ご、ごめんなさい、いきなり話しかけてしまって」
「いえ、構いませんよ。ですがメアドとかLINEを交換するのはまた後日でいいですか?」
「なんで?」
東野さんのかわりに周りにいた男子が聞いてくる。
「実は今日、うっかりプライベート用のスマホを家に置いて来てしまったんです」
仕事用のスマホは持って来たんだけどね。さすがにそっちを教えるわけにはいかない。
「白里くんでもうっかりすることがあるんですね」
見た目とのギャップが凄まじい、いや、ギャルの中にも敬語を使う人はいるだろうけど。
笑いを必死で噛み殺して、僕は話す。
「僕も人間ですからね、完璧ではないんです」
「それもそうですね」やっと東野さんは笑いながら言葉を続ける。
「あらためて東野美帆です。よろしくお願いします」
「白里響です。よろしく東野さん」
僕はニコッと笑って言った。
一件落着。やっと報告書を作るのに戻れる。
「オレ、渡辺壮一。よろしく!ため口でいい?」
「白里くんって中学のとき何部だった?あ、ぼくは小田、バスケ部だったんだ」
「マジ!?オレもバスケ部!白里は?」
「え?あー、その、帰宅部です」
あれれー?おかしいぞぉー?思わずコ〇ン口調でつっこんだ。
報告書に戻れると思ったらこれだ。僕なにか間違えたっけ?というかそもそもどうしてこんなことになったんだっけ?
僕が1人脳内でもんもんとしている間にも会話はどんどんと先へ進んでいく。
「あれ?俺のいない間になんか楽しそうなことしてるー」
俺も入れてー、とデートに行ったはずの澤井がするっと会話に混ざってきた。
彼がどんな話の輪にもするっと入って来れるのはいまだに謎だ。
それよりなんでいるんだろうか。おそらく教室にいる全員がそう思ったはず。
澤井、デートの日間違えたのか?とみんなを代表して田島君が聞けば、彼は、自分は今落ち込んでいるんだ、と言わんばかりのわざとらしい表情で
「間違えてねーよ、ただ単に予定がなくなったってだけ」と答えた。
なるほどね。
「彼女に振られたのか」僕は言った。澤井は呆れた顔で
「お前のその核心をズバっとついてくるところ、ホント嫌いじゃない」と返してきた。
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
中途半端なところで切りまーす
ざしゅっ✂ (º∀º) ✂
響って学校で半分くらいしか行ってないし、帰宅部なのかな?
入っているとしたら柔道部?入ってなくても助っ人を頼まれそう
>>442の続きです。
「うわぁ……」
本日2回目の漏れた声。
宝石は赤色の小さなクッションに置かれてあった。
今までは赤とか青とか、たまに緑とか、そんな色の宝石が多かったんだけど、今回の宝石はその名の通りキレイなオレンジ色!!
ライトをかざしてみると、まるで夕日のように、キレイで鮮やかなオレンジに変わった。
……思わず見惚れちゃいそうになったけど、ただでさえケイが急かしてきたんだから、急がなくちゃケイに後で叱られちゃう!!
そう思って、急いで宝石をポーチにしまい、大急ぎで部屋を後にした。
廊下を引き返そうとした……その瞬間―
ゾクリ
な、なんなの……
背筋に冷や汗が吹き出す。
嫌な予感と不安が私を襲う。
胸の鼓動がドクドクと音を立てて荒れ狂う。
怖い。
『アスカ、どうしたんだ?』
ケイの心配そうな声が聞こえる。
聞こえてるのに、ケイの言葉が耳に入ってこない。
周りを見ても、なんの変化も無い。
なぜ?
私はその嫌な予感の場所を、気配と勘を頼りに、なんとか探し出そうとした。
―その時だった。
ゾクリ
さらに嫌な予感が私を飲み込む。
この時、私はほぼ勘に任せて、体を屈めていた。
ヒュン
視界の端で、キラッと何かが通ったような気がした。
ふと立ち上がって床を見ると、何か銀の破片が刺さっていた。
あれって……
小型ナイフ?!
というか、柄の部分が無いのはなぜ?!
刃の部分しか残っていない。
え?!アレで飛ばしたら手とか切っちゃわない?
『アスカ、後ろを見ろ!!』
スピーカー越しに聞こえてくるケイの大声。
分かっていた。
分かっていたけど、振り向きたくなかった。
後ろにはとんでもない威圧感を感じる。
既に、私の背筋や顔には冷や汗が吹き出し、蔦って流れ、落ちていく。
自然と手は震えていた。
覚悟を決め、恐る恐る振り返って見ると……
<続く>(アスカが見たものとは?!)
>>444
スペツナズナイフを持ったファルコンを見た
>>445
ぶっぶー!(分かるわけねえだろ。調子乗んなボケ)
すみません。_○/|_ 土下座
でも、ナイフを持ってるところは合ってます!
他にも多々武器が登場します!
次回のお楽しみということで!
そういえば、ファルコンさんとファンタジスタさんって、消息不明のままですよね。
そろそろ明らかになって欲しいんですけどね……
タキオンもどうなってるのか知りたいですし。
一体どうなってるんでしょうね?
>>446
やっぱり違ったか(・ε・` )
ギャグで言ったから当たるわけないよな〜
タキオンの方はラドロの件がひと段落したら、また出て来そう
>>446落ち方にもよるけどファルコンは多分背中か頭から落ちるから死ぬ可能性か、記憶喪失とか何かしらの後遺症残しそう、ファンタジスタの場合は骨折程度で済みそうだけどこっちは海だから溺れて死にそう
まぁファルコンも同じなんだけど
あ、クイズの方は俺はラドロの11巻登場のあの暗殺者みたいな人と見定めた
すみません。
やっぱりこのクイズ誰も当てられない気がしちゃったので、この中から選んでください!
(空太さんのクイズの答えは間違いって意味か)
(すみません!私の問題が全部悪いので!_○/|_ )
1.ファンタジスタ
2.美華子
3.ケイ (?!)
4.まさかのオリキャラ
5.動物 (?!)
この中からどうぞ!
(選んじゃいけないものがあるような気が……)
のわっ!!
名前入れ忘れました!
あえての5
452:蒼月 空太◆eko:2017/03/28(火) 13:08 ID:ORA >>449 4以外ないと見たッ
内容的に見るから、10巻以降と思われるため、ファンタジスタは除外。ケイは普通に考えて通信機越しで喋っていても、運動能力と、声で理解される。(通信機とリアルに聞こえる声で別れるという意味)そして美華子はありえない。怪盗レッドは味方も敵も無傷で戦うのがモットーなので
動物だとしてもキメラかバイオハザードみたいなああいうのしかないと思うけど、それじゃああんな的確なナイフ裁きは出来ないので、4にいたった
>>449
これは絶対4のオリキャラだね
ファンタジスタならまだそこまでゾクッとしないと思うし
美華子さんは実の叔母さんだよ、おばさん
家族なのにこんなことする人いる?
だから、美華子叔母さんは違うね!
(星奈ちゃん、おばさんおばさん連呼しないでね(^言^)by美華子
\(^∀^)メ(^∀^)ノはーい美人でかっこいい美華子さん!
(ヤベ!!Σ(゚Д゚;≡≡≡≡≡ヾ(;゚д゚)/ニゲロ~!!媚売らないと殺される〜)by星奈)
ケイに関しては空太も言ってるけど通信機越しと実際の声では
どんなに通信機の性質が良くてもすぐバレると思うし、
何よりもケイはそこまで運動神経は高くないし、
ナイフ投げは、飛距離、精度も非効率的で投げる技術も高度で簡単に出来るものではない
そんな非効率なことよりも殺るなら殺るで効率が良いようにケイはやると思うし
何よりも二人で一つ、一心同体、一蓮托生のアスカとケイは
仲間割れでもアスカは謝るだろうし、ケイはそこまでやらないと思う
5の動物に関しては生物兵器にでもなってない限り無理でしょ!
猿とかの場合何でいるんだよとかアスカを狙う意味不明だし
さっきも言ったけどナイフ投げは難しくて動物が出来るわけないし(人間は例外)
威圧感が出せる訳ないと思うから
という訳で私は4だと思う
>>499
5(笑)猿とかそこらへん
>>454ゴリラなら多分出来る(頭の問題であらぬ方向に投げそうだけど)
456:\(0◇0)/ ブレイド hoge:2017/03/28(火) 17:10 ID:Tms>>455なるへそ。
457:星月夜 杏里:2017/03/28(火) 20:33 ID:2.I >>444の続きです。(この数字ってまさか……😱)
えっ!!!
驚き過ぎて声も出なかった。
だってそこに立っていたのは……
私と殆ど背丈が変わらない女の子だった。
ピッタリとした黒いスーツを着て、体のラインに合わせてオレンジのラインが入っている。
腰には、色々な武器を装備していた。
スタンガン、折りたたみナイフ、今床に刺さっている刃だけになっている小型ナイフ、玩具みたいな銃。
ただの警備員や一般人のわけが無いのは誰が見ても分かる。
女の子は顔を隠してなくて、顔から上の部分は丸出し。
顔立ちはかなり整っている。
髪は、オレンジ色に近い、明るい茶髪をしている。
私はスカーフで顔を深く覆う。
「あなたは誰?」
私は声色を変えて聞く。
「あら、そういうあなたこそどちら様?ま、その格好からして、怪盗レッドってところかしら?」
な、なんでレッド(わたし)の存在を知ってるの?!
「あら、やっぱりその顔はレッドなのね。会えて嬉しいわ」
女の子はニヤリと笑った。
ゾクリ
な、なんなの……この子。
背筋が凍るような、冷たい微笑み。
怖い。
でも……
なんだろう……
何か、引っかかる……
「でも、レッドの実力もあんまりね。私はあなたの存在を知っているのに、私の存在は調べなかったの? 残念だわ」
女の子は呆れたような顔をした。
この子の存在?
『アスカ、今さっき調べたところ、彼女は多分、このビルで橙の月(オレンジムーン)の警備の仕事についているスパイだ』
ス、スパイ?!
そうなの?!
「あなたは、スパイ……なの?」
私は、なんとか冷静を保った顔を続けた。
「あら、知ってるんじゃない。そうよ。私はスパイ。もっと詳しく言うと、今回、橙の月(オレンジムーン)の警備の仕事を依頼されたティーンスパイ。ブラッドと呼ばれているわ。」
ティーンスパイ?ブラッド?
『ティーンスパイとは13歳〜19歳までの若者のスパイのことだ。ブラッドっていうのは、英語で血を意味するが、彼女の場合、ブラッドオレンジのブラッドから来ているらしい。ブラッドオレンジっていうのは、オレンジの品種の一種だ』
ケイが説明してくれる。
でも、なんでスパイなんかが……
『警備が薄かったのはそういうことだったんだ』
どういうこと?
このビルの社長は自身があったんじゃなかったの?
『妙に思っていたんだ。金庫のセキュリティは3つもあったし、そのうち2つはハッキングか社長本人を使わないと絶対に開けられない。そんなに簡単には開けられない。それなのに、社長は念には念を入れてということで、ハンドルをわざわざ外してまで違う金庫に入れて置いたんだ。そんな心配性の社長がこんなにも警備を甘くするか?』
確かに、そう言われてみれば……
『監視カメラの映像を調べてみたが、警備員が隠れている様子は映っていなかった。そうすると、今までの警備員の強さなどもろともしないような強さを持つ協力者がいると考えられる。ただの警備員よりは協力させるのに少々の費用が必要になるが、警備員を大量に雇うよりかはずっと安かった、という理由も考えられる。』
な、なるほど……
『さっきから少し気になってはいたが、確信もなくアスカに知らせて、アスカの気が散ってしまうと悪いと思ったんだ』
あ、気づいてはいたのね。
まあ、気遣ってくれたんだし、別に良いよ。
「さて、早速だけど、橙の月(オレンジムーン)は返してもらうわよ。私の仕事だもの」
「残念だけど、そういうわけにはいかないわ。仕事だろうがなんだろうが、私は悪事を許さない。それが私の仕事でもあり、意思でもあるの」
「そういうと思ったけど、力ずくでも返してもらうわよ!」
女の子―ブラッドはスタンガンを素早く引き抜き、私に向かってきた。
<続く>
>>457
正解は四番かー(ですよね〜)
トリプル4だしね〜
もしかして、プロローグに出てきた女の子?
と、いうわけで……
クイズの答え
4のオリキャラでした!
解説
1.に関して
空太さん星奈さんお見事!
そうです、ファンタジスタさんは只今消息不明です。
たとえコチラで、生きていた!って復活させても、そこまでゾクリとはしません。
さらに、飛ばすならナイフじゃなくて、トランプとかになりそうですよね。
2.に関して
コチラもごもっともです!
まず、美華子さんはこんなこと絶対しません!
というか私は、二次創作では、原作のキャラを保ちながら小説を書いているつもりです。
勝手に裏切り者にはしません!
3.に関して
コチラに関しては、模範解答通り!と言っていいほどその通りでした!
まず、ケイさんは通信機で話していますよね。
この時点で除外して良いのです。
さらに、私の好きなキャラはケイさんとプロフィールに書きました。
このキャラのケイさんが私は好きなのです!
勝手に裏切り者にはしません!
5.に関して
論外。(笑)
って感じなんですが、実は一番簡単な答えの出し方はプロローグにありました。
(プロローグ?んなモン記憶に必要無かったから消去しちゃった〜)(【T__T】ヒドイヨ…)
最初だけでしたが、『少女』という単語を出しました。
1、3はそもそも性別が違う。
2は少女ではなくオバサン。(( º言º)) ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
5は、オスだろうがメスだろうが、人間じゃない。
ってな感じです!
皆さん、クイズご参加有難うございました!
@>>396
A>>410
B>>443
捏造あります、ご注意を
あとオリキャラも出てきます。
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
「彼女に振られたのか」
僕は言った。澤井は呆れた顔で
「お前のその核心をズバっとついてくるところ、ホント嫌いじゃない」と返してきた。
「マジかよ。どんまい澤井」周りにいた誰かが言った。
「入学式の日に振られるってある意味すごい」
「ていうか、なんで振られたの?」
人は他人の幸せな話より不幸な話の方を好む。
予想通り、周囲の興味は僕から澤井へと移った。
後は簡単だ。もうそろそろ先生が来て、早く帰れ、と言うだろうから、みんな会話を一旦中断し、しぶしぶと帰り出すだろう。
そうしたら、周りが気づくより先にとっとと帰ればいい。報告書は家でやろう。
僕が計画とも呼べないものを練っている間に、さっき僕に嫌味を言った副担任がやって来た。
「おい君たち、いつまで残っているんだ!これから保護者会があるから、早く帰りなさい!」
さて、とっとと帰ろう。東野さんが声をかけてきた気がするけど、気のせいだ。
副担任の苛立った声を聞き、「「はーい」」
みんないい子にお返事をして、全員昇降口へ向かった。
「なあなあ、このあとみんなでカラオケ行かない?」
昇降口で澤井が提案していた。
「お、それいいね」
「あ!あたし大人数OKのカラオケ店知ってる!」
「じゃあおれ、予約するよ」
盛り上がる彼らを尻目に、僕は校門へと足を進めようとする。
「そうだ!白里もカラオケ行かねー?」
渡辺君が誘って来た。
いや、報告書作りたいんだって。
僕は誘い断ろうと口を開く。
「申し訳ないのですが、今日はよ、、!!?」
いきなり澤井に口を塞がれた。
「今日暇だから、白里も行くってよー」
何勝手なこと言ってるんだよ!と声を出せない代わりに、視線で澤井に訴える。
「え、マジ!」
「ホント!うれしい」
「てか、白里くんもカラオケ行くんだね」
自分から行こうと思ったことはないよ。
というか澤井、いい加減手を離して。
僕はさらに視線を強くする。澤井はそんなこと気にもせず、
「あ、俺ちょっとやる事あるから、先行っててよ。後から白里と一緒に行くからさ」
と校門に向かって歩き始めた集団に声をかけた。
「おっけー!それじゃあまた後でな澤井、あと白里も」
僕が行くことは確定なのか。もうここまで来ると断れない。
あ〜あ、報告書、明日中に出す予定なのにどうしよう、徹夜するしかないのかな。最悪だ。
僕が1人憂鬱になっていることなど露知らず、澤井は無邪気に彼らに右手を振っていた。左手はいまだ僕の口を塞いでいる。
ああクソ!澤井のやつ後で地味な嫌がらせしてやろう。
さて、どんな嫌がらせにするか。ぱっと10個ほど思いついた。
一つ目、一週間、上履きもしくは外履きを左右逆で下駄箱に入れる。
うーんこれはありきたりかな、それに一週間、休まず学校これるか分からないし。
だから却下。
二つ目、澤井の筆箱の中身をことあるごとに全部出す。
誰にもバレずにやるのは至難の業だな。これも却下。
三つ目、四つ目、五つ目。
却下、却下、却下!
、、、あれ?そういえばさっき澤井やる事があるって言っていたような。
やる事ってなんだろう。
強制的にだが僕を連れていくことには成功しているし、他にやることって何かあったっけ?
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
to be continued
何かあるんだよ
試験的に行間開けまくりました。
こっちの方が読みやすいかな?
>>460
おい、響
黒里になってるぞ、カゲプロのコノハみたいに黒くなってるぞ!
というか、澤井の用ってなんだろう?
それよりも響様何を歌うのかな?
>>461
響ってレッドや七音ちゃんには結構毒はいたりするし
少年探偵響2巻の方で七音に性根が悪いって言われてるから、案外黒いのかなーと思って。
黒里でも好きだよ響
何歌うんだろJ−POP歌う響とかすごい笑える←ひどい。ひたすらタンバリン叩いてそう
あちなみに↓オリキャラの澤井
https://ha10.net/up/data/img/18813.jpg
描いてて髪型に殺意を覚えた
東野さんも気が向いたら描きたい
>>462うめええええええええ
響が歌いそうなのか・・・適当に流行の歌でも歌ってそう。もしくは意外と音痴とか。
ん?嫌がらせ?やるからには徹底的にやろうぜ。例えば・・・適当なオタクが好みそうなフィギュアを沢山集めて、それを相手の鞄の中に突っ込んでおくッ!(ゲス)
>>462
すごいお上手な……
ひ、響さんがカラオケ&嫌がらせ……?
なんか想像つきませんね。
カラオケでは飲み物だけ一人でぐびぐび飲んでそうです。
コーヒーとか……いや、響さんってコーヒー苦手なんでしたっけ。
隙をついて逃げ出したり……なーんて。
嫌がらせかぁ……そういえば私やったことないんでした。
そもそも嫌がらせしてやりたいなんて人がいないので。
嫌がらせとかはあんまり思いつきませんね。
>>462
なんでみんな絵が上手いの?( ゜д ゜)ナンデ……
カラオケで歌いそうな曲かぁ……歌って欲しい曲ならいくらだってあるのに
歌声が聞けないなんて悔しい…く゛や゛し゛い゛よ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛
き、きっと……歌声は浦島坂田船のさかたん似なんだろうなぁ(駄作者の趣味が乱入してます)
(ちなみに私のオリキャラの歌声は
ディナはまふくんか、96ちゃん、海斗はまーしぃ、風菜は鎖那さん、
銃はセンラさん、矢作はそらるさん、カウス兄は天月さん、
カウス兄の親友のリギルさんは伊東歌詞太郎さん(←誰やねんbyローズ)
という歌い手さんに似てる歌声を設定してます!by星奈)
嫌がらせなら、うん ━━━( ̄^ ̄)━━━朝早くに来て、机を足の部分が突き出た状態にしたり
中学生からの付き合いを利用して、恥ずかしい秘密を黒板に書いて
合成でもなんでもいいけど黒歴史になるようなデカい写真を教室中に貼って
その作業が終わったら、人気が無い場所でみんなが来るまで待って
みんなが来たらその集団の後ろに素早く周り何気なく一緒に教室に行く感じ
もう一つは、澤井の元カノか好きな人の振りをして
「〇〇日の放課後一緒に遊びませんか?」とメールアドレスを手紙に書く(その携帯は黒田に貰う)
そして、当日
待ち合わせ時間になっても来なくてちょっと遅れるとメールを出す
いくら待っても来ないというかメールを出した響は来る気なしという地味に嫌なことをする
単発【鉄子の本気】
アスカ視点
ピロリロリン♪
メールが来た。
私はスマホを取り出して、メールを確認する。メールの内容は、何々?
差出人【青刃 蒼太】
題名【大至急来てくれ】
本文:急いで俺の家まで来い。トレーニングだ。
蒼太からのメールか。トレーニングで大至急って・・・また刀児さんとかのあれじゃないよね!?
と思いつつ、私はレッドのユニフォームを持って、走って蒼太の家まで行った。
間 と い う 名 の ダ イ ジ ェ ス ト
変なのが今一瞬あった気がするけど、気のせいだろう。と思いながら、私は蒼太の家のインターホンを鳴らす。ドアを開けて時雨さんが出てきた。
「アスカか。今日は珍しいものが見れるから入ってきてくれ」
そう言って時雨さんは私を青刃家の道場に招いてきた。私は道場を見てみると、凄い光景を見た。
それは、鉄子さんが和服?というか剣道で使うような道着を着て目を瞑っていた。両手には、槍?みたいな・・・えーとなんだっけ。
「あれ、なんでしたっけ?」
「薙刀だ。もっとも、鉄子の場合は青龍偃月刀を模して作られた黄龍偃月刀だ。」
へー。その青龍ナントカって言う奴の複製みたいなのが黄龍ナントカって奴なんだ。覚えておこ。
「やっ!」
鉄子さんが薙刀を振るった。その瞬間、空気が震えた音がした。ピリピリとした空気の振るえが、私達にも届く。
「すまん遅れた。」
蒼太が歩いてきた。真剣、刀を二本持って。
まさか、二人で本当の斬りあいをするの?
「さて、姉貴、全力の勝負だ」
「OK。負けた方は・・・一週間性転換で過ごすね!」
「絶対断るッ!」
蒼太と鉄子さんは、目でギリギリ捕らえられる速度で斬りあっていた。こっちまで戦いたくなってきそうな戦い。
「はっ!」
キィンッ
鉄子さんの薙刀が、蒼太の刀の柄を的確に捉えて、蒼太は右手から刀を落とした。けれど蒼太はそこで終わらない。
小太刀で鉄子さんの薙刀を押さえつけていた。
「せやっ!」
それでも鉄子さんは軽々と蒼太の左腕ごと小太刀を弾き飛ばした。そして薙刀を蒼太の鼻先に突きつける。
「降参する?」
「この偃月刀を掴んででも抵抗したいが・・・血を流すのは面倒だ。降参」
蒼太は両手を挙げて言った。鉄子さんって体弱いと思っていたら、意外と強かった。弱いなんてイメージしてた私は少し恥ずかしい。
「じゃあ、アスカちゃんも戦ってみる?」
鉄子さんが笑顔で聞いてきて、蒼太は、アイコンタクトで、やれ。
と指示。私は元気よく。
「はい!」
そう言って、更衣室でレッドのユニフォームに着替えてきて、構えを取った。鉄子さんも構えを取って。
「始めッ!」
蒼太の合図で、鉄子さんは薙刀を振り下ろしてきた。私はそれをサイドステップで避けて、延髄蹴りを放った。でも、鉄子さんは左手で私の右足を掴んでいた。
「う、うそっ!」
「ざんね〜ん。」
そう言って鉄子さんは私を片手で掴んで投げてきた。でも、このまま無様に落っこちるほどヤワじゃないよ。
私は猫のように丸まって着地して、そのまま鉄子さんに殴りかかった。
「遅いよ」
鉄子さんは私のパンチを受け止めるけど、それはフェイク。
「はっ!」
私は密着した状態での発勁を放って、鉄子さんの左手を大きく弾く。そこに、鉄子さんの懐にもぐりこんで。
まだまだ下手だけど―
「やあっ!」
蒼太スペシャル。教えてもらったとおりには出来るけれど、まだまだ私は未熟らしい。
けれどそれは鉄子さんのお腹に突き刺さる。
「ふぐっ―」
「せいっ!」
私は頭突き。鉄子さんの頭を捕らえる。右腕に持っている薙刀を掴んで、その辺に投げる。そして丸腰になった鉄子さんを背負い投げで投げる。
「くっ―」
鉄子さんはそのまま後ろに下がって、逃げる。私はそれを追撃しようと―
「掛かったわね!」
鉄子さんの足払いが、右足のスネにヒット。痛い。私はそのまま転ぶ。鉄子さんが私に圧し掛かってきた。しかも足で両腕を固定されて。
「私の勝ちね」
「はぁ・・・」
私は結局負けた。思いつく限りの作戦を使ったけど、この状態から脱出するのは難しそう。精々言えば足を動かして鉄子さんの首を掴むこと。でもそれじゃ多分届かないし、殴られそう。
鉄子さんの本気って、凄いな。
「あー、疲れた。じゃあねアスカちゃん。私が本気出すのって一年に一度だからねー」
やっぱり凄くない。
終わり
@>>396、A>>410、B>>443、C>>460
あてんしょおおおおおん
・捏造あります、ご注意を。
・オリキャラ出て来ます。てかオリキャラ目線だよ今回。
・前回同様、行間開けまくり。
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
バイバーイと渡辺達に手を振り、俺、澤井僚太はあたりを見まわす。
えーと、お、いたいた!
俺は目的の人物の元へ駆け寄ろうとして、いまだに自分の左手が白里の口を塞いでいることに気づいた。
ずーっと静かだったから、すっかり忘れてた。
慌てて手を離しても全くの無反応。目の前で手を振ってもやっぱり無反応。
えーと、これってもしかして嵐の前の静けさってやつ?噴火直前?
顔を覗き込んでも何の反応も示さず、じーっと一点を見つめたまんま、微動だにもしない。
整った顔立ちも相まって、まるで人形。ちょっと怖い。
......思考の大海原へと旅立っているだけか。
ときどきそうなってたなー。それなら放っておいても平気だろう。
そう判断して俺は、再び彼女の方へ目を向け……っていない!
えっあれどこいったの?
キョロキョロとあちらこちらに視線を飛ばす。
校門の方を見ると、スタスタと帰ろうとしている東野さん。
あ、ちょ、待って待って帰らないで!
「東野さん!ちょっと待ってー!」
と大声で東野さんを呼び止める。
俺は、振り返ってこちらを見る東野さんへ駆け寄った。
「俺、同じクラスの澤井。あのさ東野さん、このあとヒマ?良かったらみんなと一緒にカラオケ行こうよ!」
なんかちょっとナンパみたいな誘い方になっちまった。
東野さんは少しとまどって、
「いえ、でも、迷惑では」
「いや、ぜんっぜん迷惑じゃないから、東野さんが良ければぜひ来てよ!」
「……本当ですか」
「ホントホント!」
「…………それでしたら、行かせていただきます」
よっしゃあ!!!
俺は心の中でガッツポーズをする。
「それじゃ、田島たちに連絡しておくね」
「はい、よろしくお願いします」
良かった〜誘えて。
さっそく、田島にLINEで伝える。
『東野さん誘えたぜ(^^)v』
『グッジョブ澤井(`・ω・´)b お前なら出来ると思ってた』
「ところで澤井くん」
東野さんが聞いてくる。
「ん?何?」
「白里くん、ずっとあのままですけど、どう」
したんでしょうか、と続く言葉は、白里の
「そうか!分かったぞ!」
という大声のせいで聞こえなかった。
驚き固まる東野さん。
ようやく旅から帰ってきたか。お帰り白里。
で、何が分かったの?
to be continued
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
澤井のやる事? それとも完璧な嫌がらせの方法? もしくは事件の真相?←なんのだよ
澤井視点書きやすい。
ちなみに澤井のやる事は東野さんを誘うこと。
怪盗レッド × SHERLOCKという俺得にしかならないものを書きたい。
>>407の続き書くぞ〜!
5.挑戦状 〜アスカside〜
部屋に戻ると、ケイはすぐにパソコンに向かった
そのまま5分が経過する
アスカ「ねぇ、話って何なの?」
待ちきれなくなって(早いな、おい)ケイに声をかける
でも、ケイからの返事が来る前にツッコまれた
クルス「まだ5分だけど」
リリス「パソコンを立ち上げる時間もありますから、紅月君が実際に操作を始めてからはほとんどたっていませんわよ」
だって〜、暇なんだもん
ケイ「話というのはこれだ」
ケイが渡してきたパソコンを覗き込む
そこには1通のメールが表示されていた
Dear 怪盗レッド&怪盗ルパン
私の名前はシャドウ
私がこのメールを送った理由はひとつ
あなたたちにお願いがあるのです
“MIKAGAME COMPANY”のネット通販を利用して、盗品を売る者がいるようで
そいつを暴いてくれませんか?
私のつかんだ情報では、ネット通販の管理係に盗品を扱う人が何人か紛れ込んでいて、ゲームの売買に乗じて盗品も売りさばいているようなのです
警察に流せば“MIKAGAME COMPANY”が世間に叩かれるでしょうから、まあ、そうならないように、よろしくお願いします
これを他の3人に見せる頃には、チームを組めと言われている頃でしょうがね
最後に、私のアドレスを調べようとしても、行き着かないでしょうからやめておくように
From シャドウ
え〜っと
アスカ「この依頼、引き受けるの?」
ケイ「ああ。昨日“MIKAGAME COMPANY”のネット通販の売り上げを確認したら、普通ではあり得ない額が振り込まれていた。しかし、実際会社が儲けている額はそこまで高くなかったし、その大量の金も会社から無くなっていた」
すごっ!
っていうか、もしかして今、レッドモードになってる?
リリス「では、たまたま紅月君が確認したときは売り上げの書き換えを行っていなくて、その後に、書き換えを行ったということでしょうか」
ケイ「そうだろうな」
それにしても
アスカ「………“ミカゲームカンパニー”ってこう書くんだ(ボソッ」
クルス「そこ⁉」
聞かれてた!
アスカ「名前しか知らなかったし」
リリス「有名ですのに」
クルス「ねぇ、リリ。彩名使っちゃう?」
へ?
彩名って誰?
リリス「無理でしょう。だって………たのは、彩名………」
クルス「確かにそうだね」
何て言ったんだろう
だってのあとに急に声が小さくなったからわからなかった
でも隣に座るクルには聞こえてたみたい
アスカ「彩名って誰なの?」
気になって聞いてみると、ふたりは顔を見合わせた
何だか心配そうな表情
聞いちゃいけないことだったのかな?
そう思ったけど、すぐに元の表情になった
リリス「神影 彩名。“MIKAGAME COMPANY”社長の娘ですわ」
ケイ「知り合いなのか?」
クルス「“MIKAGAME COMPANY”は大手ゲームメーカーだからね。家の都合で会うこともあったよ」
ケイ「なるほど。だが、いくら知り合いでも正体がバレる事を考えれば協力を頼まない方が良いだろう」
アスカ「確かにね〜」
でもふたりは複雑そうな顔で肩をすくめただけだった
ケイ「話は変わるが、ふたりはシャドウの名前に覚えはあるか?」
クルス「天才ハッカー、だよね」
ケイ「ああ。この文面からして向こうはおれたちがチームを組むと知っていたようだ。一体どこからこの情報が流れたのか」
そういえばケイもあまり驚いたようすじゃなかったな
このメールで知ってたからかな
ん?またリリとクルが何かこそこそ話してる
クルス「取り合えず、シャドウからの依頼は受けるってことで良いんだよね?」
ケイ「ああ。そして、出来るならシャドウの正体を掴みたい」
リリス「それは簡単でしょ。何せ向こうから………(ボソッ」
また何かボソボソ呟いてる
クルス「まあ、よろしくね、ケイ」
ケイ「ああ。よろしく………」
この言葉の切れ方は元に戻ったんじゃない
呼び方だ
クルス「クル、で良いよ」
リリス「わたくしも、リリ、で構いませんわ」
ケイ「そうか、よろしく。クル、リリ」
リリス/クルス「こちらこそ。アスカ、ケイ」
こうして私たちの次のターゲットが決まった
。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆
はい、ここでお〜わり🎵
何とかあと1週間以内に書き進めたい
高校入ったらいつ来れるかわからんからな〜
今から書き込む小説はお題【エイプリルフール】になぞらえて勢いのまま書いた
だから凄くキャラ崩壊している、特に響が
ちなみに、これの続きはない
それはあまりにも突然なことだった
飛鳥は、思わず口を開けたまま言葉に出すことが出来なかった
「え?…あ…ちょ…」
「どうした?」
目の前の少女はそんな飛鳥に声をかける
黒くて長い髪、白い肌、青色のロングワンピースを着た小柄な少女
しかし、特徴的な歩き方や仮面でもつけているのかと思ってしまうほどの無表情な顔
飛鳥は、間違いないと思った
こんな鉄仮面な人は私が知る限りでは一人しかいない
「ケ、ケイだよね…?」
「僕の名前は、圭子(ケイコ)だ。忘れたのか?」
「いや、そうじゃなくてね!うん!」
飛鳥は叫びたい気持ちを一心に抑えた
まさか、少しだけパーティーの席を外したケイが少女の姿になって戻ってくるなんて思いもしなかった
時間は少しだけ遡る
飛鳥とケイは、琴音に招待されてパーティーに参加していた
堅苦しいパーティではなく私服などで参加できるアットホームなパーティーだ
ちなみに招待された人の中には、白里響と奏やあの織戸恭也までいたのだから少し驚いたが、特に館が爆発したりテロに遭遇したりタキオンが誘拐したりなどと物騒極まりない事件などが起きず平和的に過ごしていた
そんな最中、ケイが少女になった
「飛鳥、何に驚いている?私の顔になにかついているか?」
「いやいや、顔どころか全体に驚いているんだけどね!」
「全体…、あぁ、珍しく僕がロングワンピースを着たからか」
「そこじゃない!そこじゃないんだってば!!」
というかケイの性別って男だったよねと心で呟きつつ無理やり落ち着かせる
そして飛鳥は考え方を少し変える
もしかしたら、ケイは女装しているだけなのかもしれないと
同時に琴音さんの元に連れていってケイがおかしいと言おうと決心した
「どうしましたか?飛鳥さん」
「あ、奏!ちょうどいいところに…あれ?」
飛鳥の事を心配して来てくれた奏
しかしいつもとは違い、白ロングコートに眼鏡をかけていた
さっきまで女の子らしい服装をしていたのにだ
まるでどこかの探偵のような服装に変わっている
「ア、ア〜ス〜カ〜せ〜んぱ〜いっ!」
「えぇぇぇ!?」
思わず振り返ってみれば、両手を広げてにこやかな笑顔を浮かべる響の姿があった
いつも奏が言う言葉を人を変えるだけで180度かわるものだ
眼鏡をかけず、白いロングコートを着ておらず甘えた声で飛鳥先輩と呼ぶ姿は新鮮すぎる
「響、近くで大きな声で呼ばれると驚かれてしまうよ」
「ご、ごめん…お姉ちゃん」
「え?奏が姉なの?そして響が弟なの!?」
いや、外見的に響が完全に兄だよね!?とツッコミも入れてしまった
正直、大人びた顔とガッチリとした体格に飛鳥自身の身長より高い人が自分より後輩であることはありえない
しかしいつ見ても正真正銘の響だ
いつもより少し顔を赤らめていたり甘えた声を出したり大型犬ののうな感じがするだけで響なのだ
「飛鳥、さっきから変に驚いているが」
「ケイ!なんか響と奏が逆転している!?」
「だからケイコだ。あと二人はなにも逆転していない」
ケイ…ではなくケイコに聞いても飛鳥がおかしいと言いたげな回答が返ってきてしまった
飛鳥はまた別の考えが浮かんだ
ここは夢の世界なのかもしれないと
>>471の続き
・・・
一方、飛鳥の視界から完全に消えた響は両手で顔を覆い隠していたままピクピクと痙攣していた
今回のパーティーの目的は飛鳥にドッキリをすることだ
逆転や入れ替わりなどの案が出た中でケイは性別転換という設定でドッキリをしてくれた
そして響は逆転という設定で奏の演技をしたのだが、かなり恥ずかしい
最初の方はケイみたいに女装するよりましだと思ったのだが、今となっては女装にすればよかったかもしれないと感じたほどだ
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫だから」
「いや全然大丈夫そうには見えないよ!」
未だに顔を真っ赤にして座り込む兄に話しかける妹
その時、ドッキリの黒幕でもあり最後のドッキリをしかけにいく琴音が心配して見に来た
片手にあるドッキリ大成功!!という看板を隠しながらだ
「ごめんね、こんなことをさせてしまって…」
「いえ、大丈夫です。琴音さん、最後おねがいします」
「うん、わかったわ」
ある意味瀕死寸前の響を奏でに頃く診てもらうとして琴音は最後のドッキリを実行する準備をした
幸いにも、ケイがアスカを引きつけているおかけでこのやり取りは見られてない
準備と言っても恭也を近くに呼び軽くぶつかるだけなのだが
できるだけ響が飛鳥の視界に入らない場所で作戦決行する
しかし、アスカは純粋すぎた
この一連の出来事をドッキリではなく本当のこととして認識されてしまうとは
そしてドッキリだというタイミングを逃してまる一日そんな設定で過ごす羽目になるとは
お題の【エイプリルフール】
三人称視点
「私っ、アイドルデビューすることになったよ!」
アスカから言われた衝撃の一言。それに皆は視線をアスカへ向ける。
「おまっ・・・マジかよ!?」
最初に言ったのは、蒼太。続いて。
「アスカがアイドルデビュー・・・だと!?」
黒田が言った。
「世も末ってことか・・・」
満が余計な一言を言った。そしてアスカにスープレックスをかまされる。
「グフッ・・・」
「まぁ、エイプリルフールなんだけどね。」
「やっぱそうか。じゃなきゃアスカがアイドルデビューなんてありえないからな」
余計な一言を加えた蒼太もぶん殴られた。そのまま顔を抑える。
すると、蒼太のスマホに電話が来た。蒼太は電話に出た。すると。
『スマン、蒼太、会社が潰れた・・・財産は残ってるが、会社だけなくなった・・・』
「嘘だろ親父!?」
『嘘だ』
「あっそう、そういえば親父のマル秘ノートがお袋に見つかってたぞ」
『おまっ!それを何故・・・』
「マジだったのかよ」
そう言って、蒼太は電話を切る。しかし思った。
「エイプリルフールから心臓が二回も止まるかと思った」
蒼太は、そのまま寝た。そこに緑矢が衝撃の発言をした。
「実咲が初めてを迎えたらしい」
「ブッフォッ!」
飲んでいるジュースを噴出したのは黒田、ノートパソコンのキーを強く叩いてしまったケイ、作りかけの人形を投げた満、飲みかけの紅茶をダバダバとこぼすやや。
「マジっ・・・かよ・・・」
黒田が言うと。
「エイプリルフール・・・」
そう呟いた緑矢はアスカに叩かれた
「あ、そういえば春川さんは男三人に襲わギャアアアアアアア」
その笑えない嘘を言った満は蒼太に首を掴まれて投げ出された。いつの間にか起きていた蒼太だった。
「チッ、笑えない冗談を言うな」
その後満は土下座をしたそうなしなかったそうな。
ちなみに春川家も氷室家も何かあったわけではなかった。
終わり
>>462
そんなに上手くない。
>>474ブレイドって絵上手いのか
476:なっちい(´∇`):2017/04/01(土) 16:40 ID:8Ko >>474
まあ、滅多に描かないしね。
美術部だった訳でもないし。下手で当然だよ。
でもわざわざ言うなよ。雰囲気悪くなる。
>>476いや上手いよ。
あ、そうそう。そんな風に上手くないって人の事言うならさ、怪盗レッドの上手い絵でも描いてくれないか?出来るだろ?そんな風に言えるなら。
>>477
今更だけど…あげたくないんだけどさ…………。
出ました、「じゃあお前描けんのか!?そんなに言えるんなら○○○より上手いんだろ!?」発言。
なんで感想や批評言うやつにそういうこと求めてくるよ………。流石にその理論はずれてるぜ。
>>478じゃあ言うが、絵を精一杯頑張った絵をわざわざ上手くないという意味はあるのか。ないだろう。せめてお世辞でも上手いって言ってあげろよ。
というかお前描けんのか発言とお前が思っている発言はお前がマジで描ける奴だと思って発言したんだが。
>>474
>>478
↓
https://ha10.net/ss/1490588197.html
雑談は専用の板でやろうか?
あくまでもここは怪盗レッドの小説関連板であって
絵が上手いとか下手とか言う場ではないぞ
>>462は小説に関連したことだからなんとも言わないが、少しは広く見ることぐらい出来ないのかい?
たとえ下手でも言わないとかそれぐらいの心がけは出来なのかい?
あと、これ以上のことは雑談のスレでやってくれ
もちろん絵の感想もことだ
まったく、これじゃ二次創作板なのに雑談スレになってしまう
というより……自分で絵上げる所じゃないからとい言って上げたらアレだし……ここじゃなくてもいいわ、
というか言い方が悪かったよ。
どっちかっていうと中間に入るしそんな下手じゃない、でもせめてペン描きしてくれるとありがたいぞ。
アナログだと若干画質荒れるし、ペン描きするとはっきり見えるから見てる方も楽だと思う。
ちょっと首が長いから…若干短くしたほうがいいぞ。
美術スレで久しぶりに上げてみるわ。
>>480
ジブンダケイイタイコトイッテ、キリアゲルッテイウネ…。
というか、無駄レスになってるな。危ない。ブレイドと同じことするかもしれなかったな・・・さて、適当に溜めたネタを書くか
【アスカの勉強】注意:ちょっとしたキャラ崩壊
「ああ・・・今週はテストだ・・・勉強しないと!」
アスカは早速、中学の数学の問題集を取り出した。そして37ページを開いた。
その瞬間。
「はぁ、寝よ・・・」
「待て待て」
一瞬で諦めたアスカに突っ込みを入れるケイ。しかしアスカは。
「だって・・難しいもん」
「難しくても解く楽しさがあるだろう」
「勉強にそんなのはないよ」
完全に脱力するアスカ。諦めたケイは。
「3.1415926535」
そう呟いた。
「え?何?」
「アスカが真面目に勉強するまで僕は円周率を言うのを止めない」
「え!?」
「8979323846264338327950288419716939937510 58209749445923078164062862089986280348253421170679 」
「わかった!真面目に勉強するから!」
三分後
「はぁ・・・寝よ」
ケイはまた円周率を呟き始めた。
「わかったわかった!」
当日
アスカの頭の中には円周率しか入ってなかった
終わり(円周率って長いよな)
>>471-472
キャラ崩壊ヤバイけど面白かった
響が奏みたいな性格の演技って
しかもケイがケイコってww
>>483
そら無限少数やからね
一生続くっしょ〜
@>>396、A>>410、B>>443、
C>>460、D>>468
アテンションプリーズ
・捏造あります、ご注意を。
・オリキャラ出て来ます。てか今回もオリキャラ目線。
・キャラ崩壊ないよう気をつけてはいるけど、崩壊してたら(m´・ω・`)m ゴメンネェ
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
ようやく旅から帰ってきたか。お帰り白里。
で、何がわかったの?
俺と東野さんは白里のところへ向かった。
どうやら機嫌は治ったようだ。
一瞬、白里がしまったって感じの表情をしてた気がするけど、気のせいか。
「何がわかったんだよ」
そんだけ大声だすんだから、なんかの事件の真相とか?
「あ〜、えっと、君がさっき言ってた、やる事だよ。隣に東野さんがいるから、あってたみたいだ」
白里はちょっと視線を泳がせて言った。
くっだらねー。期待して損した。ていうか
「そんなことで大声だすか?」
「僕にとっては大声だすほどのことだ」
……なんか怪しいな〜。
「どうして、澤井くんが私を誘うと思ったんですか」
東野さんが白里に聞いた。
「教室に残ってた人の中で、先にカラオケ店へ行った集団にいなかったのは、あなただけでしたから。1人だけ誘わないのも不自然ですし」
うん当たってる。よく見てんなー。
でもその場で誘うかもしれないじゃん。
「君は女の子には親切だから、人の多い場所で誘って、相手がもし断る時に、断りづらかったらって思ったんだろう」
まあ、確かに。ていうか人の思考を読むな。
「なるほど、考えてみれば簡単なことですね」
東野さんの言うとおり、ちょっと考えればわかることだ。
そんなに長く考える事でもない、白里ならすぐ分かるだろ。
「……やっぱり大声だすほどのことじゃなくねコレ」
「それに!東野さんは澤井の好みだしねー!」
被せ気味に白里が言った。
わざとらしいわ!
そして何適当なこと言ってんだよ!
「面白い冗談ですね」
東野さんが笑いながら言った。
「冗談ではありませんよ」
白里ちょっと黙れ。
「いや、そういうわけで誘ったんじゃないから! やましい気持ちがあった訳では決っしてないから!」
俺は慌てて取り繕う。
「言い訳は見苦しいよ、澤井」
笑みを浮かべながら、白里が言った。
「お前がテキトーなこと言うからだろ!」
「適当?そう思っただけだよ」
「嘘つけ〜」
「嘘じゃないさ」
「だって、お前俺の好みの女の子把握してんじゃん」
「……あの、そろそろ行きませんか。先に行った人たちを待たせては悪いでしょうし」
いっけねー忘れるとこだったー。
「そうだね!行こっか」
俺はグイグイと白里の背中を押して、カラオケ店へと向かう。
途端に白里の顔が曇った。
「……結局、僕も行くのか?」
「さっき行くって言ってたじゃん」
「僕は言ってない」
「お前が言おうとした事を代弁しただけだよ」
「そんなの澤井の思い違いだ」
ムスッとして白里が睨みつけてくる。
どんだけ行きたくないんだよ。
「あの、澤井くん、カラオケ店までどれくらいかかるんですか?」
おずおずと東野さんが尋ねてくる。
「えっと歩いて15分」
「駅まで行くより、遠いんですね」
「それにちょっと駅からも離れてるんだよね」
「そうなんですか」
「そうなんだ。まあ、離れてるって言っても20分くらいで駅着くし」
「そうですか」
東野さんはずっと敬語だ。敬語を使うのが癖なのかも。
白里もそんな感じだし。
中1の時からつるんでるけど、タメ口で話してくれるようになったのは、しばらくしてからだ。
深沢に対しては最初からそんな感じだったけど。
そんな白里は今、ご機嫌ナナメで黙りこくってる。
カラオケ着く前に機嫌が回復してくれればいいんだけど。
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
もうちょい続きます。(作者自身が長いと思い始めた)
実質的なお休みが4日間しかない。
しかも宿題終わらせる気がしない。
新学期入るとすぐテストある。・°°・(>_<)・°°・。
そんな私は今日も元気です。
あ、深沢って深沢七音ちゃん
>>415の続き&更新遅くてごめん
ディナside
予告状を出してから3日たった
私は自分のベッドでゴロゴロ(*/ω\*)キャー!!って
ロメオを聞いている
相変わらず、優ちゃんは廊下に立たされてるけど
ちゃんとポスト見てるのかな?
とそこにddとドアをノックされた
きっと、海斗だ
理由はキャーキャーうるさいってことでしょうなぁー
というか、帰ってきたんだ
ま、そんなことは置いといて
と私はヘッドホンの音量をあげた
それから1分後
いきなりヘッドホンを盗られた
「ちょっと、何するのよ!」
とゴロンと振り向くと海斗が片手にヘッドホンを持って
仁王立ちをしていた
「何するのよ、じゃない
無視しただろ?」
「さぁなんのことやら」
ととぼけて見せた
と怒ると思ったらスルーして
「そんなことより、優樹がニュースに出てるぞ」
と腕を引っ張られリビングに連れてこられた
クラスの奴らはキャーキャー+笑顔だろうけど
私の場合、強引だなぁ+ムスッとした顔
そして、テレビには
《レッドと白里探偵&Tearと藤堂探偵
怪盗と探偵の頂上決戦?!》
と画面右上に大きく出てた
「おー、やってるねー( ̄∇ ̄)」
テレビには中継映像が流れてた
リポ「響探偵、優樹探偵今回なぜレッドとTearを同時に逮捕しようと思ったんですか?」
響「はい、今回優樹探偵と協力したのかと言うと、匿名の手紙です」
リポ「手紙..ですか?」
優樹「はい。僕の事務所に一昨日手紙が届いて
その手紙にこう書いてあったんです。
《探偵君たちへ
来週の土曜の夜に虹の雫を頂きます
P.S.レッドも呼んでね
怪盗Tearより》と書いてありました。」
「予定通りだね」
と思わず呟いた
「だな」
と海斗からも帰ってきたら
「そんなことより、メール出すぞ」
とさっさと階段を登って行った
マイペース過ぎでしょ!と思いながら
海斗の後に続いて階段を登った
という感じの駄作になってしまいました、はい
ということで次回ようやくディナ視点からのメールを出すところです!
暇なので過去の小説をリメイクしてみる(前のスレなどの)
【女の子の悩み】
実咲視点
私は今、顔が多分真っ青だろう。鏡見てないけど。
あれはさかのぼる事三年前―
じゃなくて三十分前―
私は体重計に乗った。その時。メモリが。
かなり重い方になった。つまり、私は知らず知らずで太っていた。
あああああ!本当にどうしようどうしよう!こういうときに誰に相談すればいいんだろう!
元生徒会長?それともアスカ?それとも優月?どうすればいいの!?
こういうときに相談できる相手とか対処方法がわからないからどうしようもない!
こんな太っちゃったら緑矢くんに嫌われる!生徒会長として、皆の見本にならなきゃ!
そうじゃなかったら不摂生をする人が増えちゃう!
・・・かもしれない。
なんて思いながら、私は考えた。考える人みたいに。そして一つの結論にたどり着いた。
「ダイエットしよう!」
私はそう決めて、早速スケジュールを考えた。
でも、どういう風にすればいいだろう?
こういうとき、運動の専門家と言ったら。
アスカ、蒼太くん、陽夢ちゃん、時雨さん。
うーん、アスカなら深く詮索してきそうだし、嘘をつくのもなぁ・・・
蒼太くんならどこかしら察してくれたりするかなぁ?
陽夢ちゃんは女の子だし、親近感湧く・・けれど陽夢ちゃんは自称男の子だし。こういうのを男の娘って言うのかな。
時雨さんは・・・大丈夫かな。じゃあ時雨さんと蒼太くんにMINEを送ってみよう!
と、私は早速MINEで、蒼太くんと時雨さんに【運動をしたいんですけど、どういう風に始めたらいいですか?】と送信してみた。
すると。
差出人:青刃 蒼太
件名:スマンけど
本文:運動なら走ればいいだろ。時間ないしそこまで考えられない
うう、やっぱりああいう風に跡継ぎっていう風になると忙しいよね・・・と思ったら、今度は。
【運動か・・・人それぞれだが、お前みたいに華奢な体で細い奴は、なるべくジョギングから始めたり、腕立てをやったりするのが一番だな。回数は最初20回くらいだったり、ジョギングは30分くらいから始めるのがいいだろうな】
時雨さんは普通に返してくれた。きっと忙しくなかったりするのか。それとも忙しかったけれど我慢してくれて返してくれたのか。なんでもいいけど、時雨さん、ありがとう。
「よし!頑張ろう!」
私はそうやって、ダイエットを始めたのでした。
明日から。
終わり(リメイクってーかネタの再利用だなこれ)
>>457の続きです。
速い!
スタンガンをなぎ払うように攻撃してくる。
私は上半身を後ろに倒し、紙一重でかわす。
更なる追撃を、身を引き、しゃがみ、手を払い除けるなどして避け続ける。
でも、物凄く速い。
とても身軽で勢いもある。
こちらから攻撃する隙が無い。
でも、さっきから気になる点がある。
時々足を払うとか、見せかけて、みたいな隙を作ろうとすることがあるけど、攻撃はスタンガンで済まそうとしている。
もしかしたら、一つひとつの攻撃は軽いのかもしれない。
一撃くらい食らっても、大したことは無いのかもしれない。
あのスタンガンさえ落とせれば!
「あら、攻撃してこないの?もう少しレッドの実力を期待してたのに」
ブラッドはいかにも演技というふうな、残念そうな顔をして、攻撃を辞める、
ここで私はわざと息を切らし、余裕が無い振りをしながら、息を整える。
「はあああ!」
私はわざと声を出し、右手で掌底を打つ。
ブラッドは余裕の顔で身を引いてかわす。
ブラッドはすぐにスタンガンを突き出してくる。
それを待ってた!
私はブラッドの腕を掴み、思いっきり引っ張る。
ブラッドも予想しきれなかったのか、前のめりになる。
そして私はブラッドの手首部分にチョップをかました。
「うっ……」
ブラッドが顔をしかめてスタンガンを手放す。
もらった!
私はすぐにスタンガンを蹴り、遠くにとばす。
「あら、なかなかやるじゃない。でも、これで終わりだと思って無いわよね?」
ブラッドは腰に手を掛けて、玩具みたいな銃を取り出してる。
ああーー!!しまったーーー!!!
他にも武器があること考えてなかった!
っていうか、あの銃は何?
見た目的には大したこと無さそうなんだけど……
ギューン!
危なっ!
私はなんとか横に跳んでかわしていた。
ってか今光が飛ばなかった?
その光が飛んだような方向を見ると、壁に穴があき、そこの部分が黒く焦げて、小さく煙を上げている。
あれって……?
「ふふ、これは組織が独自で開発したレーザーガンなの。すごいでしょ?」
光線銃?!
ブラッドは不気味に微笑んでいた。
<続く>
小説の続きです!えっと、アスカとケイが付き合ってて、アスカが芸能事務所のオーディションを受けることになった……っていう小説です!覚えてるかな…?
前は>>248だよ!
1156年って昔すぎるー!よーし!ケイに答え聞いちゃえ!
「ケイ〜」
「……なに」
少し間があってからの返事。もしかして怒ってる?まあ、とりあえず答えを聞こう。
「社会の問題でさ、1156年と1159年って……」
「保元の乱と平治の乱だ」
私まだ全部言ってないのになんで分かったの!?
「教えてくれてありがとう!」
一応お礼を言っておく。えっと保元の乱と平治の乱だったけ…。そう言えば聞いたことあるような……?
「アスカ」
「え?なに?」
いきなり名前を呼ばれてびっくりする。
「次の日曜日、空いてないか?」
「あ、空いてるけど…?」
私が戸惑いながら言うと、ケイは封筒の中から1枚の紙を取り出して渡してくる。
紙に書いてある内容はこのようなことだった。
ケイくんへ
今度の日曜日に私の孫の誕生日パーティーを開きます。ぜひ来てください。
場所・・・○○
日時・・・☆月★日(日曜日)●時から
アスカちゃんも来てくれると嬉しいです。
藤川優子より
「藤川優子って誰?」
「僕たちが幼稚園の年長くらいの時、遊んでくれたおばあさんだ」
う〜ん。全然覚えてない…。まあ、それはおいといて…。
「ケイはこの誕生日パーティーに行くの?」
「アスカが行くなら僕も行く」
私が行くならって…。まあ、行きたくないわけじゃないし、断るのも悪いかな…。
「私は行くよ」
「分かった」
誕生日パーティーか〜。楽しみ!
今日はここまで〜!一応オリキャラ紹介しとくー。
*藤川優子 フジカワ ユウコ
アスカとケイが幼稚園の年長くらいの時にお世話になったおばあさん。
*秋本琉菜 アキモト ルナ
ドラマや映画で活躍中の子役。
*佐々木萌香 ササキ モエカ
ドラマや映画で活躍中の子役。
次は誕生日パーティーのところからかくね!いつになるかは分からないけど。
>>490の続きです!
「わぁ〜。なんか、すっごい田舎だね」
「そうだな」
今日は誕生日パーティーの日。電車に30分くらい乗って、パーティー会場があるところの近くの駅で降りた。駅のまわりには田んぼが広がっていて、家がぽつんぽつんとあるくらい。人も全然いない。
「ケイ、本当にここにパーティー会場があるの?」
「あぁ」
ケイはそう言って駅から出ていく。
「ちょっと、おいてかないでよ」
私はケイを追いかける。すると、あることに気づいた。
「ねぇ、ケイ。電車に乗ったのに、なんで酔わないの?」
「よいどめ薬を飲んだんだ」
よいどめ薬?あ、そういえば出発する前になんかの薬飲んでたっけ。風邪引いたのかなって思ったけど、あれ、よいどめ薬だったんだ。
それからケイといろいろ話ながら10分くらい歩いて行くと、1軒の古い家が見えてきた。
「あそこがパーティー会場だ」
ケイがその家を指差して言う。
「へぇ〜。ここでパーティーやるんだ〜」
てっきり、堅苦しいパーティーなのかなって思ってたけど、全然そんな感じはしない。家の周りでは、小さい子供たちが走りまわってるし。まぁ、こっちの方が緊張しなくていいけどね。
家の前まで行くと、1人の女性が手を振ってこっちに来た。
「久しぶり。ケイ君、アスカちゃん」
今日中に続き書けたら書くね!
>>491やっぱり今日は無理です。(-_- )スイマセン…
あと、小説のアドバイスとかあればお願いします!
【琴音の誕生日】
アスカ視点
今日は琴音さんの誕生日。
前に洋館でやったときみたいなアットホームな感じ。
と蒼太から聞いたので、私服で行っていいんだって。
と言うわけで、早速電車に乗って、洋館までレッツゴー。
「空気が美味しい田舎だね〜。」
そう。田舎。ザ・田舎って感じのところに来た。けれど、洋館が違和感なく納まっている。
合わない背景に馴染ませるように少しずつ景色を変えている。って蒼太が言ってたけどよくわかんないや。
「さて、さっさと行くぞ。琴音さんを待たせちゃ悪いだろうしな」
そう言って、蒼太はスタスタ行ってしまう。今にも吐きそうなケイにビニール袋を手渡してから、私は後を追いかける。満君と千桜君がケイの背中をさすったり、おんぶして行ったりしている。
そんなこんなで、私たちはその洋館に着いた。
夜に見ればゾンビとか野犬が出てきそうな洋館。
「いらっしゃい。アスカちゃん、青刃さん。」
「さんはいりません。っていうか蒼太でいいです。」
蒼太は珍しく敬語で話している。こういう場だと蒼太ってなんか人が変わるんだよね。
「にしっても・・・あんま人いねーな。なんでだ?」
時雨さんがキョロキョロと辺りを見回しながら言う。すると琴音さんは。
「今日は堅苦しい付き合い無しで、アットホームな感じにしたいのですから。」
と笑顔で言う。う、うーん、確かに、前にも堅苦しい人達がいて大変だったなぁ。去年のアットホームな洋館大爆発事件は本当に大変だったし。もしあそこに蒼太がいたらアッサリ解決してそうだったんだけど。
「サザエさん方式を一回やってるからかIFで別れてることには修正いれないんだね」
満君がサラッとメタ発言をする。
「イフ?」
と陽夢ちゃんが首を傾げたので適当なことを言うようにケイに耳打ち。
で、緑矢君は辺りを見回してメモを取っている。なんだろ。
「この辺りは・・・題材に使えそう・・・・」
そういえば、緑矢君趣味で執筆してたっけ。ならメモくらい書くよね。
「琴音さん、護衛を一人もおかずに・・・」
と声が聞こえる。聞き覚えのある声。
「あら響君。大丈夫よ。今日はそんな風に襲う人も来ないだろうし。」
琴音さんは悠長に笑ってるけど。
「でも・・・何かあったらぼくだけで対処できないかもしれないじゃないですか。」
「だからそこまで気を張らなくてもいいじゃない。時には肩の力を抜くのも大事よ。響くん。」
そう。白里 響。私がなるべく関わりたくない相手。
「あ、蒼太さん、こんにちは。」
「肩の力を抜けと目の前で説明されたばかりなのにジャケット姿か・・・」
蒼太は響に対して挨拶しないで言う。挨拶が必要ない仲って意味なのかな?
「にしてもよ、なーんか静かじゃねえか?普通、青刃グループの子供が来たって言われたら、チヤホヤされんだろ。」
千桜くんは不思議そうに辺りを見回している。まさか。
とは思うけど、流石にないと思う。今日の陽夢ちゃんと時雨さんは黒いスーツで刀を下げている。コスプレに見えるかもしれないけど、護衛の格好で来ているから、多分肉弾戦で襲おうとなんて―
「今だ!」
誰かの声が聞こえてきて、何かが私の首に刺さる。私は、急激眠気を感じて、そのまま意識を保っていられなかった。
なに・・・こ・・・れ・・・
―琴音視点
アスカちゃんが急激に倒れだした。何が起きているの?
と私は何も考えられなかった。
次に、響くんがいきなり私を突き飛ばした。その後、響くんが倒れた。
「煙幕か・・・」
蒼太くんがそう呟いてから、蒼太くんの白髪の護衛人が鞄かから何か取り出して、スイッチを入れると煙が晴れた。
「充電式扇風機だ」
と説明すると、針を持ったスーツ姿の男の人達がいて、アスカちゃんと響くんを今にも連れ出しそうな瞬間。
「ふっ!」
蒼太くんが側転するようにアスカちゃんを抱えているスーツ姿の男の人の顔を蹴る。
「ふぅ。決まったぜ」
なんて言っているけれど、響くんを連れ出そうとしている男の人には。
「よっと」
蒼太くんが何かを投げた。それは勢いよく飛んで、スーツ姿の男の人の後頭部に当たって、その男の人は気絶した。
「ふぅ。小太刀投げるの練習してて助かった。」
小太刀!?あんなもの投げたというの?
と私は少し混乱状態になった。
けれど、凄い。私と同じような空間に置かれていて、勉学に行動力に胆力に。どれも私より年下の子なのに圧倒的に凄い。
「さて、誕生会を邪魔する人はいなくなりました。ねぼすけさんもいずれ起きます。」
蒼太くんが言った。私も言った。
「それでは楽しいパーティと行きましょう」
今年の誕生会は、いつもより楽しめた―。
翌日。
不甲斐ない探偵ですみません。と響くんが平謝りしにきた。
ケン仝さんのお題「琴音さんの誕生日」
只今私―紅月アスカはとんでもない現場に遭遇しています。
いや、私だけじゃ無い。
今この場にいるケイ、実咲、優月、水夏、響、その他のお客さん、執事さんやメイドさん、そしてメインの琴音さんまでの全員。
それはさかのぼること……何時間前だっけ?
もうそれくらい、時間を見る余裕なんて無かった。
じゃあ何があったか現在進行形で話してあげよう!
今日は4月12日。
春が丘学園はみんな春休み。
ということで、琴音さんが誕生日パーティに誘ってくれたんだ。
珍しくケイも付いてきたんだよ。
今回は琴音さんがケイも誘ってくれたから、変装する必要は無かったみたい。
誕生日パーティが行われる会場は、パーティ用に建てられた、ある豪邸だった。
そこの庭でパーティは行われていた。
色々な料理を堪能した後、次はいよいよメインの、琴音さんの誕生日ケーキ!
そのケーキはとっても大きくて、パティシエの人が一から作ったんだって。
さっき琴音さんが説明してくれた。
そしてケーキが運ばれてきた。
やった!ケーキだー!
「「アスカ、どんだけ食べたら気が済むのよ」」
実咲も水夏もそんな声を揃えなくたって良いじゃん!
優月はあははと苦笑い。ケイは呆れ顔。
だって楽しい誕生日パーティだよ!ご馳走の後はケーキでしょ!
そうやって話していた時、私の危険信号が働いた。
見てみると、なんとあんな大きなケーキを執事さんが一人で運んできてる!
足もおぼついてるし、前もよく見えてないみたい。
あともう少しでテーブルなのに―
「あっ」
バランスを崩し、ケーキを持ったまま前に倒れていく。
人が沢山いたため、助けることはとてもじゃないけど出来なかった。
執事さんは顔面からケーキに突っ込んでいく。
ベチャ
一つ目のケーキ崩壊の瞬間だった。
一旦切ります!
続き
二つ目。
大急ぎで新しいケーキをパティシエさん達が作ったんだって。お疲れ様です。
今度はちゃんと、テーブルまで運ばれた。
「ええ、それでは改めまして、点火致します」
そうして、執事さんがライターで火をつけようとした瞬間―
「あっつ!!」
風が吹き、火が執事さんの指にモロ直撃した。
あーあ。火傷してるだろうなあ。
執事さん2人目退場。
今度はメイドさんが全部ろうそくに火をつけた。
そして琴音さんが息を吸い込んで、いよいよ吐き出す瞬間―
ボッ
また強い風が吹き、虚しくろうそくの火は消えた。もちろん全部。
今日は琴音さん、運が悪いなあ。
苦笑いしながら、またメイドさんがろうそくに火をつけていた…その瞬間―
パラッ
なんとケーキの中に、桜の花びらならまだしも、桜の折れた枝が落ちてきて、そのままケーキの中に混入。
もうそのケーキは食べられないことが確定したのに、最後にトドメの一発。
またまた風が吹き、ろうそくの火が枝に乗り移り、ケーキごと燃えている。
まるでピタゴラスイッチ。誰か仕掛け用意したのー?
いや、ホントにそうやって思うくらいなんだって!
次の瞬間には、ケーキは消火器により、ある意味消えました。
二つ目のケーキ崩壊。
次で最後になる……と思います。
>>495台車みたいなので運ぼうぜ
>>496室内で食おうぜ
三つ目。
もう私達はウンザリしかけていた。
色々起きちゃったからね。
もうケーキは諦めた方が良いんじゃないかなあ。
でも、もう結構色々起きちゃったし、次に何が起こっても、もうそんなに驚いたりしないと思うよ。
そう思ったのが間違いだった。
今度はどういう仕掛けなのか、ボタン一つ押すだけで、ろうそくの火が一瞬でつくんだって!
どうなるんだろう?面白そう!
「それでは、点火致します」
そう言ってメイドさんがボタンを押した瞬間―
ボンッ!!
三つ目のケーキ崩壊。
なんとケーキが爆発した。
それはもう一面ケーキだらけ!
庭一面にクリームとスポンジが広がっていて、地面、壁、私達の服、顔にもビッシリケーキ!!
あの時覚えてることと言ったら、ベットベトだったことと、一面真っ白だったことと……
あとは、顔についたクリームを舐めたら、甘くて美味しかったことと、みんなの口があんぐり開いてて、世にも言う、開いた口が塞がらないってこの事だったのかって初めて自覚したことかな。
ということで、冒頭部分に至る!って訳ですね、ハイ
その後の事はどうなったか聞かないで。
説明すると長くなるのもそうなんだけど、何より琴音さんが可哀想だからね。
ってことで、ハプニングだらけの一日(あえて誕生日とは言わない)でした!
終わり
(自分で読んでみたら、全然面白く無かった。何が言いたかったんだろう私は……)
>>498散々だったなアスカたち・・・
500:蒼月 空太◆eko:2017/04/05(水) 11:29 ID:N1o500貰い