これで�A小説3作目です。
今回は�A恋愛のお話です。まだまだですが�A感想や良かった処などを書きこんで�A応援して下さい!
�Aドバイスは大歓迎ですが�A誹謗中傷などの荒らしは禁止となっています。
夏休みも終わり�A亀更新になると思います。なるべく�A週に1回は更新します。
皆さん�Aよろしくお願いします!
更新遅い時は�A前作を読んで待って下さい。
https://ha10.net/novel/1533868840.html
私は�Aその時�A身体に人生で初めての感覚がした。何というか�Aまるで身体中に電流が走ったような。ビリビリ�Aビリビリ。そんな感覚。
一瞬にして�A自分の心の言っていることが�A分かった。
恋をしたのだと。
pixivで私が書いている小説です。
注意 面白半分で書いているので�Aふざけている要素が結構あります。
感想待ってます。
ガチの小説が読みたい人は�A
https://ha10.net/test/read.cgi/novel/1534840574/l50
を読んでください。
誰にも見せない小筆があった。人知れず流れた小筆があった…
あれは�A夏のこの頃。綾瀬未来は小筆を水道管に落としてしまった。
当時�A小学生だった私は�A洗面所でただ小筆を2本洗っていた。
ぼんやりと梅○富美男さんの事を考えていた。
夏の洗面所は暑苦しく�A気づけば汗だくになっていた。
小筆の汚れがなかなか取れないので�A若干イラついてきた私は舌打ちをした。
すると手が滑り�A小筆落とした。(゚∀゚;)ヤ・・・ャバ
小筆は静かに流れてゆき�A水道管の中へと入っていった。
ゆっくりと�Aゆっくりと。
絶望した私は�Aその小筆を全力で取ろうとした。
小筆は私を嘲笑うかのように�A水道管から出てこない。
その努力も虚しく�A私が小筆を手にすることなくその一日は終わった。
翌日�A私はバレるのではないかとひやひやしながら好物のみかんをかじっていた。
みかんの�Aいつもと変わらない優しい味がまるで私を慰めているかのようで。
少しだけ�A恐怖から救われたような気がした。
二日�A三日と経っていくうち�A小筆の事など心底どうでもよくなった。
一週間もたてば�A小筆の事などすっっっっっっっかり忘れていた私。
だが�Aそんな私に不幸なことが起こるなんて�Aまだ何一つ�A知る由もなかったのだった。
ただ一人のが�A私の存在をを脅かしていた。∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ
そんなことさえも知らず�A私はみかんを食べ終えた。
さあ�A小筆の青春(?)が幕を上げる。
小筆が水道管に詰まってから�Aはや1か月。
私は�A今日も何の変哲もない一日を過ごす………
はずだった。
実家をリフォームするため�A昼過ぎに業者の人がやってきた。
家の中は一気に慌ただしくなる。
私はそれを横目で見ながら�A黙ってみかんの皮をむいていた。
みかんを口に入れてしっかりと味わっていると�A業者の声が聞こえた。
まさかと思いながらも�A特に気にもとめず�A私は二つ目のみかんに手を伸ばした。
だが�A次の瞬間。
「小筆が出てきました―――!」
その声に�A私はみかんを�Aに詰まらせる。
恐る恐る階段を降り�A洗面所へと向かう。
すると�A祖母が鬼のような形相で立ちはだかっているではないか。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。
困惑が頭の中で渦を巻く。
「そこの水道管から小筆が二本出てきたそうな。どういうことかね?」
小筆�A水道管………その言葉を何度も何度も反芻する。
「みーくー*☆*――――――――――――――― ゴルァ ―――――――――――――――*☆*!」
「は�Aはて?何のことかね?私�Aちょっとみかん食べ残してるので…(*ゝω・`)ノ ゜+。:.゜さょならっ゜.:。+゜」
とっさに逃げようとした私。だがその抵抗も通用しない。
その後�A私が夜中までお説教を食らったことは言うまでもなかった。
きみに一つ言っておきたいことがあります。
これがきみに会える最後の日だから。
その�Aね...?
「ごめんね」 / >>2
【epilogue】
私は運命の王子様に出会いたい�Aそれだけだった。
それでね�Aきみに出会ったんだよ。
でも私はもうだめかもしれない。
きみと一生を歩けないまま私はどこかへ行ってしまうかもしれない。
でも�A
笑ってください。
私はきみという存在に出会ったから変われたんだよ。
「ごめんね」
最後のキスは嬉しいはずなのに涙の味が邪魔をした。
【春�Aきみに出会う】
「それでは自己紹介をしてください」
みんながワイワイと賑やかな中�A
私はどうすればいいんだろうという不安があった。
私�A花園霞(はなぞの かすみ)はコミュ障で
初対面の人と話すのは苦手で
今回塾で初めての中学生英語経験者コースというクラスの授業でみんなの
前で話すことはとても困難だった。
ど�Aどうすればいいんだろう...
そう不安になりながら焦っていると
「それじゃあ次は花園さん」
と塾でも一番美人だという前原先生が私を見ながら
「どうぞ」と手で動作をしながら言ってきた。
人数:制限なし
ルール:楽しく�A仲良くする
テーマ:恋愛(テーマはそうなっていますが�A他にも色々入れてもOKです)
主人公:地田 桃華
副主人公:高松 啓吾
その他はメンバーが決まってからにしましょう!
2〜3人来てくれたら�A話していきたいと思います!
内容について話すときは�A違うスレにしましょう!(ネタバレになってしまうので…)
美香さん�A萌夏さん!
どこに>>2のスレたてましょうか?
メモですかね-?
pixivで私が書いている小説です。
葉っぱにも掲載することにしました!
感想書いてくれたらうれしいです
ザァァァァァァァ――――――…
とめどなく降る雨。その雨に打たれながら私は歩く。
目的地など�Aなかった。雨粒が容赦なく私を叩きつける。
終わりの見えない迷路に迷い込んだ私を―――――誰一人として救うものはいなかった。
私はここで死ぬのだろうか。哀れな末路が目に浮かんだ。
耐え切れず�A私は地面にしゃがみ込む。
消えたい―――――…その一心だった。
どれくらい時間がたったのだろうか。鈍い頭痛と共にゆっくりと立ち上がる。
目に映った景色は�A何もかも変わっていた。
人も――――車も―――――建物も。ここには�A何一つなかった。
ああ――――これは夢なんだ。そうつぶやき�A染み渡る青空を仰ぎ見る。
「夢じゃないよ」
ハッと我に返り�A声のしたほうを振り向く。
すると�Aさっきまでいなかったはずの一人の男が�A私を見ていた。
男は静かに話し出した。
「君は――――消えたいと強く願った。だから消えたのさ。人間界から――――君の存在が。」
「じゃあ………ここは?」
恐る恐る�Aその男に問いかける。男は不敵な笑みを浮かべた。その笑顔から�A得体の知れないものを感じ�A背筋が寒くなる。
「異世界�Aさ…」
一瞬�A沈黙が流れた。しかし私には�Aそれが永遠のように感じられた。
頭が混乱し�A錯乱して�A私は訳が分からず�A男に問い詰める。
しかし男は�A二度と口を開くことなく―――――消えていった。
気が付くと�A私は一人�A広い広い高原に佇んでいた。
絶望のどん底に突き落とされた私は�Aこれが夢であることを願うほかなかった。
醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ――――――――………
そっと目を開ける。景色は変わらないままだった。時折吹く風が�A私の髪を揺らす。
どうやらこれは�A現実のようだった。
突然�A空が闇の色に変わる。轟々と音を立て�A闇の中から無数の黒い「何か」が飛び出してきた。
逃げる余裕も�A戦う覚悟も�A今の私には存在しなかった。
ただただ呆然と�Aその一部始終を眺めることしかできなかった。
黒い「何か」が私をめがけて襲ってきた。
もう駄目だと思った瞬間�Aふと脳裏に浮かんだのは�Aただ一人の友人の顔だった。
辺りが闇に染まる中�A再び意識が遠のくのを…感…じ………た………
再び意識が戻り�A起き上がって辺りを見回す。
高原にいたはずの私は�Aいつの間にか小さな小川の傍に倒れていた。
これが―――――現実。
闇のように黒ずんでいた空は�A真っ青な青空へと変わっていた。
私は特にすることもなく�Aぼんやりと川の流れを見つめていた。
あの男がもう一度現れてくれたら�A元の世界に�Aしてもらおう…
そう呑気に考えていた。
するとまるで私の心を読んだように�A音もなく男が現れた。
心なしか�A気分が少し弾んだ。淡い期待を抱きながら�A私は男に話しかけた。
「ねえ�A私を人間界に戻して」
私は男の答えを今か今かと待ち続けた。だがその期待も�A希望の光も�A次の瞬間には跡形もなく打ち砕かれてしまった。
「――――――残念ながら�Aそれはできません」
「は…?」
男の言っている意味が分からなかった。
「なんで…どういう…こと?」
途切れ途切れになりながらも�A必死で気持ちを落ち着けようとする。
「異世界に来たからには――――使命を果たさないと元の世界には戻れません」
「し�A使命って…何?」
「………」
男は�A何も答えない。言葉すら�A発しない。
「…�Aして…元の世界に…戻してよぉぉぉぉぉ!」
情緒不安定になった私は�A泣きながら男に怒鳴った。
男は全く怯む様子もなく�A静かに私を見ていた。
試すような�Aそんな瞳で。
「�Aりたい…�Aりたい…」
支離滅裂になりながらも�A私は必死に訴えた。
男は相変わらずの不気味な笑みを浮かべ�A一陣の風と共に消えていった。
「は�Aはは…」
元の世界にも戻れないという事実を知り�A絶望した私は�Aもう笑うしかなかった。
異世界に�Aれてこられ�A頼れる人もいない。仲間もいない。
それに………
私を愛してくれる人だって―――――いなかった。
数々の超能力者が蔓延る2068年。
両親を殺された女子高生【札原浄花】は�A復讐のため犯人を殺害してもらうよう敏腕殺し屋【スペード】へ殺害を依頼する。
しかし要求された報酬額は5000万円!
支払いが困難な浄花は�A代わりに殺し屋の手伝いをすることに。
数々の超能力者が争う中�A無能力者の浄花は素手で参戦?!
ブラッド・ジョーカーのリメイク版になります
>>02設定
>>03人物詳細
【大罪封印説】
昔�A神は人間に超能力を授けた。
しかし人間の心に潜む感情『七つの大罪』が暴走し�A人々は能力を使って殺し合いを始めてしまう。
そこで神は人々の心に棲む大罪を封印したが�Aその反動で人々は能力を失う。
こうして人間はデチューンされたが�A希に心に棲む大罪の封印を解き放ち�A能力に目覚めてしまう者がいる。
【�Aウトロー】
物理法則や科学現象を無視する超能力保持者のことを指す。
能力は数種類あり�A今のところ政府に確認されているのは6種。
大罪の封印を解いてしまったがために�A憤怒や強欲といった厄介な感情を爆発させる。
彼らを社会から隔離させようと専用の施設に閉じ込める政策が行われた。
そのため�Aウトローであることを隠し�A密かに暮らしている者が多いが�A大体は犯罪を犯してしまう。
マイクロチップを埋め込もうとすると拒絶反応が出るため�Aそこで判別が可能。
【マイクロチップ】
表向きは計算力や判断力が格段に伸ばすために開発されたが�Aその実態は�Aウトローの発現を防ぐためにある。
使用が義務付けられており�A全世界の人口約98%が脳に埋め込んでいる。
出生時にしか埋め込めないため�A後から付けることは不可
【ニュートラル】
世界の人口98%が脳内にマイクロチップを埋め込んでいるか�Aウトローであるのに対し�A無能力かつマイクロチップも持たないという非常に珍しい生まれたままの存在。
そのため高値で売り飛ばされることもあり�Aニュートラルであることを隠す者が多い。
発症抑制効果のあるマイクロチップを埋め込んでいないため後天性で�Aウトローになる可能性があり�A政府は存在を危惧している。
【札原 浄花】 (ふだはら じょうか) 16歳
両親を謎の殺人鬼【エース】に殺害された平凡な女子高生。
ロシ�Aの格闘技�Aシステマを使う。
判断力や知識に欠け�A後先考えず突っ走る。
無能力者だが高い格闘センスでスペードのサポートをする。
事情があってニュートラル。
【スペード】
本名及び年齢不詳の謎に包まれた殺し屋。
裏社会で知らぬものはいないというほどの有名。
殺害するのは�Aウトローのみで�A無能力者は相手にしない。
�Aウトロー能力 『熱操作』
大罪『憤怒』が解き放たれて得られる能力。
今のところ世界で唯一の能力で�A政府からは認知されていない。
左手は熱を逃し�A右手は熱を集めることが可能。
右手で鉄を溶かし�A左手で冷却することによって武器を形成したりと応用の効く戦闘が可能。
【黒羽 惹】(くろば じゃく) ♂ 22歳
表向きは大学生だが�Aその実態は世界的マフィ�A【デッキ】のボス。
イタリ�A人の父が統治していたマフィ�Aを継ぎ�Aトップに君臨した。
スペードとは協力関係にあり�A度々スペードの元へ遊びに来る。
�Aウトロー能力 『等価交換』
大罪『強欲』を解放すると得られる能力。
あらゆる物の価値を見抜き�Aそれと同等のものであれば瞬時に交換できる能力。
惹は常に札束を持ち歩いている。
【九院 ダイ�A】(くいん だいあ) ♀ 20歳
が統治するマフィ�A【デッキ】のスパイ。
常に惹と行動を共にし�A惹に忠誠を誓っている。
また�Aスペードとは情報提供などの取引もしている。
�Aウトロー能力 『毒性』
大罪『色欲』の封印を解いて得られる能力。
体液に毒性を含む能力。
唾液は睡眠薬程度の効果しかないが�A彼女の血液は一滴で即死する猛毒を持つ。
検査しても普通の血液と変わらないため�A検出が難しい。
また�A涙には神経を麻痺させる毒が含まれており�A摂取すると3日ほどは全身が痺れてしまうらしい。
【エース】
3年前�A浄花の両親を殺害した謎の殺人鬼。
数々の不審火を引き起こして殺害する。
焼け跡にはトランプのハートのエースの札が残されていたため�Aエースという名がついた。
・みんなで�Aドバイスをし合う板です
・�Aドバイスをしてほしい人はここに小説名とリンクを貼ってください
・�Aドバイスする人は暴言を吐かないこと。サイトポリシーは守りましょう
�Aドバイス依頼 例
【小説名】
【リンク】
【粗すじ】
【見所】
【評価コース】(辛口・普通くらい・甘口・お好み から選んで下さい。)
小説名 私は美人になれるのか…〜美人を目指して〜
リンク http://ha10.net/novel/1532660423.html
あらすじ 本人ほ自覚しているデブスの主人公が�Aクラスの美人に美容テクを教わっていく。
見所 主人公が少しずつ自信が持てる所
評価コース 普通
�Aトバイスよろしくお願いします!
総督さんが�Aドバイスしてくださるんですか?
あ�A三男愛してるからね
【 マフィ�A松】
「……ふーん」
私はつまらなそうに言う男から目を逸らした。
男が恐ろしかったのと�A何かをされるんじゃないかという恐怖心で。
それから何か考え込むような動作をする�A男。
しばらくの沈黙を破ったのはあの赤いネクタイの男だった。
「ね�Aお前死にたくないよね」
突然�A私の方を向きにやっと笑った男。
何を考えているのか予想もつかない。
「死にたく�Aないです」
ぼそりといった言葉は男に届いていようで満足そうに笑った。
「じゃあさ�A
オレ達の仲間にならない?」
→続き
この男の言葉に他の男達はぎょっとして�A目を見開いていた。
「おそ松兄さん�Aなに言ってんの!?
こいつの親�A僕達が殺したんだよ?
僕達のことを�A恨んでる相手を仲間にするなんてありえないでしょ」
一番早くに声をあげたのは�A私を殺そうとした男だった。
その男が声をあげると�A次々と反対の意見がその場を飛び交った。
私もこいつらの仲間になる気はさらさらない。
両親を殺したこの憎い男たちの仲間になるくらいなら死んだ方がましだ。
…___それにしても�A本当にこの赤い男は何を考えているのかまるでわからない。
「まあまあ�A落ち着けって
お前らさ�Aさっきの見ただろ?
仲間にしといて悪いことないし�A敵も女だからって油断するだろうし
それに�A
もしオレ達にこいつが何か危害を加えれば即(処分)だ。」
さっきまでうるさかった部屋が静まる程�A男の声は恐ろしかった。
どなっている訳でも�A怒っている訳でもなく
ただただ冷たかった。
「面白い女だ。俺の妾になる気はあるか?」
美しい�Aしかしどこか冷たい声が
広い部屋に響く。
私の両親が事故にあった時�A
彼は一緒に病院まで走ってくれた。
友達ができなくて悩んでいた私を�A
皆の輪の中に引き入れてくれた。
苦手な数学を教えてくれた。
上手じゃないお弁当も完食して
『美味しかった!」って�A笑顔で言ってくれた。
あの時も�Aこの時も�Aいつもいつも
私を支えて守って勇気づけて......
何も出来ない�A頼ってるだけだった私を
あなたは選んでくれた。
.......だから。
目の前で不敵に微笑む『王子』に向かって
私は笑顔で言った。
「ごめんなさい。
私には�A最愛の人がいるんです。」
芹沢千尋�A高校一年生。
乙女ゲームのヒロインですが�A元いた世界の
彼氏だけを愛します。
目の端で�A美しい銀糸の髪がさらりと揺れた。
「ほう.....。貴様�A私が誰だか分かっているのか?」
ええ�A存じております。
大人気乙女ゲーム『君だけの僕』の登場人物で�A
メインヒーロー『カイラ=キャンベル』様。
....でも�A人気投票では俺様婚約者キャラに
大差をつけられ負けてるの。
なんて言えるはずもなく....
「すみません。恥ずかしながら�A貴方の事は
おろか此処がどこなのかすら分かりません。」
うわぁコイツ絶対キレるよ�A君僕じゃあ説教長いキャラだったなぁ�Aやだなぁ....と思いつつ
ちらりとカイラ様の方を見やると�A
「.......だろうな」
という予想外の声が。
「えっ?」
「奇妙な光と共に�Aいきなり俺のベッドに
出現したからな�Aお前。
え。私�Aそんな登場だったの?
「妾どうのに乗ってくるなら�A煩い『�Aイツら』の送ってきた女だと判断できるんだが....そうでもないらしい」
髪をわしゃわしゃと掻きむしり�A黄色の双眼が
困ったように私を見た。
「俺には判断がつかない....質問を変えよう。
お前は誰だ?」
「君だけの僕」説明会。
私が来てしまった世界である『君だけの僕』は�A
人気乙女ゲームだ。
公爵令嬢の�Aリス=ファディ�Aと�A彼女の周りの男性たちによる恋物語。
ちなみにライバルキャラは存在しない。
.....というのも�Aライバルキャラが存在する
必要がない程に�Aどのキャラも攻略難易度が高いのだ。
メインヒーローでさっき出会った
カイラ=キャンベル様は�Aこのキャンベル国の
第一王子。
整った顔にはめ込まれた宝石のような黄色の瞳�A
輝く銀髪�Aすらりと長い手足。
女性の憧れである彼は�Aしかし極度の人間不信なのだ。
彼のルートは未プレイのため�A細かい事情は
分からないけど...ファンスレでは『怖すぎる』
『最悪のヤンデレ』『もはや闇そのもの』などと
言われているため�Aあまり関わりたくない。
そしてまだ出てきていないキャラが四人いる。
�Aリスの婚約者(候補)で�Aランドルフ家の恥晒しと
言われる男�Aハルト=ランドルフ。
赤毛に黒い瞳�A豪快で男らしい笑顔が特徴的。
処女が大好物の彼は�Aとにかく�Aリスの身体を求めてくる。
軽薄そうな態度も相まって周囲からは嫌われていた。....のだが�A実は彼にも事情があって
そんな態度をとっている。
という設定。彼も未プレイのため詳しくは分からない。
人気投票で一位だったので�A魅力的ではあるのだろう....。
3人目はハルトのライバルキャラで
�Aリスの婚約者候補その2�Aシオン=エレイン。
ふわふわの金髪に緑の瞳。
王子よりも王子らしい容姿と�A紳士的な態度で
熱狂的なファンを持つ。
しかし�A柔らかな物腰と甘い言葉からは
想像もできない下衆な性格をしており�Aカイラの人間不信の原因には�A彼が深く影響している。
彼は最初にプレイしたが�A「最低」以外の言葉が出てこない屑だったと覚えている。
4人目は�Aリスの幼馴染�A�Aヤト=ガーレディン。
艶やかな黒髪と紫紺の瞳を持つ�A妖艶な雰囲気のキャラクター。
彼は�Aリスに全く興味が無いが�A�Aリスの友人令嬢に惚れ込んでいる。
彼女と接点を持つため�Aそれはもうしつこく
絡んできて面倒臭い。
彼のルートは�A一定まで進めるとメタ化してきて
しまいには�Aヤト本人が『僕は攻略出来ないよ』
などと言うようになる。
そして本当に攻略できない。(�Aリスに恋をしない)
5人目はシークレットキャラクター。
上記4人のイベント�Aスチル�Aボイスを全てコンプリートすると攻略できる隠しキャラだ。
勿論私は出せていないので�A詳細は何も分からない。
彼氏の紹介で仲良くなった なおちゃんから
オススメされてやった『君だけの僕』は�Aゲームをしない私にはつまらなくて�Aシオンと�Aヤトを攻略してからやめてしまった。
自分が�Aリスとしてトリップしてしまうと
知っていたら�A全員攻略したのに....!
お久しぶりです。らいみぃです。
今回のものは�A私の全てを書いたものとなります。
重々しいところも�A少々ありますが�A是非読んでください!
なお�A果実99%は個人的な事情で辞めさせていただきます。ご了承下さい。
〜あらすじ〜
『またいつか』
いつかって�Aいつだろう?
私は考えた。
いつかというものは�A固定されたものではなく�A未来を必ず約束したという言葉ではないこと。
私には�A変えられない…忘れられないことがある。
あの日。君が私に教えてくれたこと。
君が私に輝くものを教えてくれたから�A
今ここにいるんだ。
君はどこで何してる?
またいつか____。
君がいった言葉を私は信じてる。
だからお願い…。
また�Aあの時みたいに…!
・純愛の青春物語
・高校生�A生死の境
・忘れられないもの
これがテーマです。
甘く�A切ない恋は…あの花から始まった。
登場人物
・東間沙月(あずま さつき
高校1年生女子。
ある日�A激しい頭痛で倒れ入院する。
クラスでは�A1人。いわゆるボッチ。
なにやら�A重大な秘密があるらしい。
でも渓と出会って…?
・馬宮渓(まみや けい
高校2年生男子。
去年は1年なのに�Aサッカー部のエースだった。
今では�A吹奏楽部と美術部を掛け持ちしている。
・佐川麻希(さがわ まき
高校1年生女子。
さつきの昔の友達。今では�A避けている。
サッカー部のマネージャー。
クラス1の美少女。
・中原雅(なかはら みやび
高校2年生女子。
学校のミスコンでグランプリ獲得。
渓が好き。
そのほか
・矢口雅人(やぐち まさと
高校2年生。雅が好き。
・花村莉音(はなむら りおん
高校2年生女子。沙月の邪魔をする
プロローグ
いつもと変わらない朝だった。
制服に着替え�A朝ごはんのシリ�Aルを食べていえをでる。ただし�Aみんなと違うことが一つだけ。
『誰とも言葉を交わさない』
べつに声が出ないわけでもないし�A自閉症ってわけじゃない…。ただただ�A人と関わりたくないだけ。
過ぎ去る木々も�A風も�A雲も
全てが透き通って見えるほど美しい。
でもそれは…今日までだった…。