物語の舞台は現代日本
1万人に1人の割合で異能力者が生まれる世界
ある者は正義のために異能を使い
ある者は私欲のために異能を使う
異なる二つの信念が交錯する時、善悪をも超えた死闘が始まる
冷酷なまでに正義のために日夜犯罪者の粛清を繰り返す
日本の極秘特殊機関"八咫烏"と日本中の犯罪者達の死闘を描いた物語
現在は八咫烏のトップ『麻摩氷華』と
firstのボス『麻摩桜空』の決戦が行われています
>>2 ハウスルールと募集枠について
>>3 八咫烏について
>>4 キャラシートの作成例
>>5以降から募集開始&本編開始となります!
桜空「・・・・・くっそ・・・・・!いってぇ・・・・・」
(桜空はギリギリで湊共々別の場所に移動することに成功しており、なんとか難を逃れていた・・・・・
本当にギリギリだったため、必死になってワープ先に飛び込んだ結果、全身を床に強く打ち付けてしまい、桜空は痛みに苦痛の声を上げる・・・・・)
>>all様
>>ALL
氷華
「あら、その様子だと随分と苦戦したみたいね。」
桜空が転移した先では車椅子に乗って、テーブルの上に並んだ書類の山を読んでいた氷華がいて、桜空のボロボロになって苦痛の呻きをあげている様子を見て
桜空「随分なんてもんじゃねぇ、とんでもねぇ奴が来ちまった・・・・・少なくとも、これからかなり荒れることは約束されたな・・・・・」
(対峙してわかったことは、どちらも能力者は能力者でも、ただの能力者ではないということ・・・・・
まともにやりあえば、必ず死者が出る・・・・・)
>>202
>>203
氷華
「……先程言った脅威の一つが襲撃主と関連しているみたいね。」
桜空の様子と、「とんでもない奴」と聞いて、先程話していた八咫烏の残存勢力か、六囚徒に関連した存在が襲撃して来たのだと言うことがわかると、手にしていた書類の束をテーブルの上に置いて
>>all
一瞬の隙を作ってしまったせいで仮面の人物が展開した灰色の波動が自身に向かっていることに気づくのとほぼ同時に意識を失ってしまう。
湊
「はっ!!」
次に意識を取り戻した時には床に倒れるような体制になっていた。
束の間の出来事に何がおきたのか思考を巡らせる。
湊「ここは・・・・っ!!・・・・・余計なことをしてくれましたね」
打撲したような痛みに頭を抑えながら顔をしかめる。
その痛みは自身に起こったことを語るのには十分だった。
苛立ちで桜空を睨みながら呟く。
桜空「正直、こうも早く向こう側からお出ましになってくれるとはな・・・・・」
(対峙してわかったが、まったく歯が立たなかった・・・・・だが、仮面の男の方はともかくとして、もう一人の方は一応追い詰めることもできるにはできた、あの男がまだ弱い部類だっただけかもしれないが・・・・・)
>>204
桜空「あの状況で間一髪で救い出したんだ、寧ろ感謝してもらいてぇくらいだ・・・・・」
(正直、見返りを求めているわけじゃないが、あのギリギリの状況でなんとか救い出した以上、ちょっとやそっとの打撲のような痛みには我慢してもらいたいと呟く・・・・)
>>205
>>206
湊
「別に救ってくれだなんて・・・」
『頼んでいない』と言いかけたところで口が止まる。確かにあの状況ではどうなっていたかも分からない。
少し複雑そうな顔をして再び口を開く。
湊
「・・・・借りは作らない主義なんです。必ず返します。」
どこか悔しそうに淡々と言う。
殺してもいいと思っている相手に借りを作るなど屈辱以外のなにものでもない。
「・・・?」
ふとあることに気づく。同じ部屋に存在するもう一つの気配に鼓動が一気に速くなるのを感じて気配の先に視線を移す。
桜空「借りたなんて思うな、常に自分の命を最優先に考えろ・・・・・」
(今回の一件でもわかったように、いつ狙われているか、いつ命を落としてもおかしくはない状況であり、それは恐らく戦いの場に何の目的があって赴いたかはわからないが相手も同じだろう・・・・・
借りを作る作らないではなく、自分の命を優先して考えるように忠告する)
>>207
>>206
>>207
氷華
「私が目を覚ましたこのタイミングで襲撃を仕掛けて来るだなんて……私の推測が正しいのなら……この襲撃の後に連中が狙う『モノ』は……」
氷華は桜空からこの襲撃について聞くと、自分の顎に右手を添えて思考を巡らせ、これまで集めた情報を元にして、この襲撃の真の目的についての考察をして、一つの結論がわかり、敵の狙いについて察して
氷華
「あら?貴方は確か私のいた八咫烏の湊……ね?」
思考がまとまったところで、次に打つべき手を思い付いたところ、視界の中に桜空と共に転移されてきた人物を見て、彼女の黒い髪と、血のように赤黒い瞳から彼女が自分のいた八咫烏の一員であると言うことを思い出して
>>208
湊
「“自分の命を最優先に“………ね………敵か味方かわからないような奴を救っておいてよく言えますね。そのお人好しもいずれ自分を×すかもしれないのに。」
相変わらず悪態を吐き続ける。自分と違い真っ直ぐな目をしている桜空のことがどうしても気に入らず、嫌味も混じえながら言う。
そんなことより今視線の先にいる人物が湊にとって何よりも重要だった。
湊
「せん、ぱい………先輩!!!わぁ、先輩だ………私だけの氷の華、やっと見つけた……!ずっと探してたんですよ!」
氷華を認識した瞬間、大きく目を見開き輝かせる。
その瞬間その場にいた桜空のことも忘れてすぐさま立ち上がり氷華のもとへ駆け寄り両手で手を取る。
湊
「にしてもどうして車椅子なんか……!まさか」
まさか桜空がやったのかと言いたげな目で桜空を睨みつける。
桜空「ん?なんだお前ら知り合いか?八咫烏ってのはどこに行ってもつきまとって来るんだな・・・・・」
(二人がどうやら知り合い・・・・・いや、もしかしたらそれ以上の関係なのかと思えるほどのスキンシップを見せつけられた後に睨まれれば「おいおいなんだその目は・・・・・」と、面倒臭い勘違いをされているようだと察し)
>>209、210
【すみません!何度読み込んでも何故かエラーが表示されてしまい、昨日は返信できませんでした・・・・・】
>>210
氷華
「ええ、心配をかけたわね……私なら大丈夫よ。」
「私だけの」と言う言葉に少し首を傾げたくなるものの、特に抵抗をすること無く、そのまま湊の手を優しく握り返しては相手を労いつつ、自分は大丈夫だと応えて
>>211
湊
「他の奴らと一緒にされては困ります。私は先輩がどこにいても見つけられますから」
氷華と再会した喜びで表情は緩み、嬉々としながら話すがその瞳はどこか狂気すら感じるかもしれない。
>>212
湊
「先輩は必ず生きていると思っていましたよ!私の見ていないところで死ぬはずありませんから♪」
肌は白く透き通り、冷たく細い氷のような氷華の手を名残惜しく感じながらもそっと離して再び氷華に向き合う。
湊「さ、先輩……帰りましょう、八咫烏に。この場所は先輩には似合いません」
淡々と言い片手を氷華に向けて差し出す。先輩ならきっとこの手を取ってくれるだろうと信じながら。
桜空「・・・・・なんだ、連れ帰るのか?ならちゃんとお前が責任持てよ?」
(相手からすれば、組織の長・・・・・もとい、自分の大切な人を連れ戻しに来ただけなのかもしれないが、これから戦いが激化してゆくであろうという中で連れて変えるのなら、その後の責任はちゃんと持つように湊に告げる・・・・・)
>>212、213
>>213
>>214
氷華
「そうね、私達も在るべき場所へ帰りましょうか。」
湊の自分に対する執着に気付いていないようで、狂気を含み嬉々として話す彼女の言葉を聞いても、自分の力では立ち上がる事すら出来ないほど弱くなってしまった自分を見限ること無く付いてきてくれているのだと思っていて、桜空の方を少し見た後に湊に視線を戻すとその手を取って
>>214
湊
「当たり前じゃないですか。……というか、もっと泣き喚くのかと思っていたら案外あっさりなんですね。」
姉を連れて行くな、などと言い出すことを予想していたため桜空の態度に少し関心する。
>>all
湊
「それでは行きましょうか。あ、先輩の席は私が空けておいたので安心してくださいね」
無邪気に微笑むと氷華の車椅子の後ろに回り込み手押しハンドルを握る
桜空「ほざけ、この歳にもなって姉がどうのこうのなんてガキかってんだよ」
(特に執着はない、あのまま死なれては後味が悪いし、先生からの教えを守るために治療して面倒を見ていただけだ、今更元いた場所に帰るからといって引き止める理由もない・・・・・)
>>215、216
>>216
>>217
氷華
「ええ、そうね……私達も在るべき場所へ帰りましょう。」
互いに命を削り合って戦った桜空と死闘の中で彼の中の感情を知り、それを知ってから異能が弱体化して倒された事から、桜空も自分への姉弟の情があったのだと思っていたものの、彼の口からはさほど自分への興味も関心も無かったのだとわかる。
傷心する事は無かったものの、自分の心を傷付けてその痛みによって目の前の事象から目を逸らすと言うことを出来なくなっていた氷華の弟への考えは落胆となる。
自分は弟に力を貸して事態の終息をしようと言っていたものの、その落胆の大きさから止め、湊が車椅子を押すままに進んでいく。
その進む先は再び決別する道となるのか…
桜空「ちょっと待て」
(桜空は立ち去ろうとする二人を一瞬引き止めると、そのまま服のポケットから紙を取り出して「何かあったら真っ先にここに連絡してこい」と、連絡先を書いた紙を渡す・・・・・)
>>all様
【ごめんなさい、しばらく投稿出来なくなります。
湊の行動無視して進めちゃってください……】
【了解です】
222:翼を失った鴉◆3.:2022/08/30(火) 12:53 >>219
氷華
「……………。」
立ち上がることも出来ない自分の代わりに、桜空の渡す紙を、湊に受け取ってもらおうとしつつ、氷華自身は強い落胆を抱いたまま俯いて何も喋ること無く車椅子に座って
【投稿が出来なくなる事、了解しました。】
桜空「・・・・・言っておくが、これは最善の策だ、俺達はお前達と別々で対策した方が互いの為だろう・・・・・」
(今ここでファーストと八咫烏が関係ありとみなされて同時に襲撃されれば、対抗できなくなると見て別々で対策した方が最善の策だと答える・・・・・)
>>222
>>223
氷華
「………………。」
湊が押す車椅子に乗ったまま、桜空へ背を向けたまま、扉を潜って退室していく……その立ち去る際に一度も振り替えることが無かったため、その表情がどうなっているのか、何を考えていたのか、伺い知ることは出来ず……
桜空「・・・・・」
《なるべく俺達が接点を持つことは今は避けた方がいい・・・・・そのまま二つの組織が同時壊滅する可能性もある、もしそうなればこの先の戦いは確実に・・・・・》
(桜空には桜空なりの考えがあった、このままお互い深く介入していてはどっちの組織も全滅する可能性が高い、それは避けなければならない・・・・・
この想いが氷華に届くかどうかはわからないが、今は今、なるようになることに賭けるしかない・・・・・)
>>224
【決着】
桜空と別れた氷華は、氷華が消息不明となった後も氷華を慕い、生き延びていた三羽鴉達を始めとした八咫烏の残党をまとめ上げ、日本中の死刑囚を集め、世界を混沌に導こうとしていたルインの本部への奇襲を仕掛け、一掃する事に成功した
氷華
「足掻きはここまでにしましょうか…」
氷華は桜空と決別した事で再び正義のみを求める冷酷な心を取り戻し、自身の体に氷を纏わせ、それを異能によって動かすことで防御性能にも優れた義手義足として活用し、車椅子無しでも全盛期以上の戦闘力を発揮することが出来るようになっており、強力な空間操作能力を持つルインの両手を斬り飛ばし、コンクリートの床の上へ押し倒し、その喉元に氷剣を突き付ける事に成功した
ルイン
「フフフ…アハハハッ!
まさか君がボクを潰す事になるとはね……」
両手を斬り落とされ、床に押し倒され、喉元に刃を突き付けられているにも関わらず、割れた仮面の下でも冷たい笑顔を見せて不敵に微笑んでいる…
彼にとっては自分の生死すらもゲームの駒の一つでしか無いのか、その顔には恐怖や苦痛すら見えない
氷華
「……さようなら。」
《ドスッ》
氷華はそのまま氷剣を突き、ルインの首を貫き、絶命させるが、ルインのその顔は死して尚、不敵な笑みを浮かべており、転がる頭部は氷華が展開していた氷柱の間を通り、最後には頭も胴体も全てが氷華の力によって凍結され、ドライアイスの中に入れた薔薇を握り潰すように粉々に砕け散っては消滅する…
生まれついて悪徳と殺戮を求め続け、様々な勢力に干渉して混沌を生み出し続けて来た彼の最期は意外なまでにあっさりとしたものとなっていた…
氷華
「……これで……私の役割は終わり……
後は……残された者達に託して私は退場……ね……」
《ドサッ》
ルイン(司)との戦いによって氷華の腹部にも大穴が開けられており、ルインの消滅を見届けると、全身の緊張が解けた事でその致死による影響が蘇り、凍りついた地面に倒れ伏す…
死に逝く氷華の脳裏には亡き両親と幼い頃の無垢な弟との幸せな思い出が走馬灯として蘇り、その幸せな思い出を抱いたまま、微かに微笑みつつ死を迎える…
正義を求め、自分達と同じような悲惨な運命を辿るものが現れないように奔走した彼女は、最後まで自らの役割を全うし、戻らぬ幸せな思い出を抱いたまま終わりを迎える…
これから世界がどうなるのかはわからない…
だが、悪が無くなることは決して無いだろう…
しかし悪がいると言う事は、この姉弟のように、それに対抗しようとする者達が無くなる事もないと言うことだ
世界は絶えず光と影、善と悪、秩序と混沌の相反する両者が存在し続ける
悪のみを自らの存在理由とする鴉
悪を滅するために非道な正義を翳す鴉
悪を制するために茨の道を往く鴉
三羽の鴉はこれで終焉を迎えるが、これからの物語(未来)を作るのは今を生きる者達の手に委ねられた…
『The Three Ravens』
-完結-
>>227 完結か…
229:生徒会室の幽霊◆gI:2023/01/26(木) 05:36【スレ主様がもし宜しければ、こちら再開しませんか・・・・・?】
230:動き始める因縁◆gI:2023/02/25(土) 05:08上げ
231:動き始める因縁◆gI:2023/04/04(火) 00:02上げます
232:動き始める因縁◆gI:2023/05/03(水) 18:06 上げます
スレ主様へ
もし宜しければ、またこちらのなりきりをしたいです
お返事、お待ちしております
ここを、、シベリアの大地並みに、、真っ白に染める、、、、だから、、出す、
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