作ったよ!前のスレがダメになったら来てね(*^∀^*)/
専スレではないので、暗殺教室が好きな方ならどうぞ。ただし、荒しは受け付けておりません。以上の事を守って頂くようお願い申し上げます。
では…Let's start!!
あやや!私のリクに答えてくれてありがとう!
〜寝起きのカルマ君を死ぬまでに1度でもいいから見てみたい舞花でした〜
\(*´∀`*)/ \(~Δ~)/
↑ ↑
寝起き見れて 眠気が半端ない
ハッピーな私 カルマ君
うわ!リレーやりたいっ!
天才だなんて……とんでもない!!
ただの漫画家志望のオタクですっ
続き↓
業「で、どこ行くの?」
茅野「ハイハ〜イ!私、遊園地行きたいっ!!
でね〜………ジャーンッ!!」
茅野ちゃんが見せて来たのはチケットだった。
茅野「これ、使えるの今日までなんだ〜」
杉野「じゃあ、遊園地行くか!!」
杉野のこの一言で決まった。
中村「ねぇねぇ、カルマ」
業「何?」
中村「……あれやりますか〜?」
業「…!あー…あれね……」
あれ、というのは……
中村「茅野ちゃ〜ん!どう?渚と一緒に出掛けて……」
……これ↑
茅野「ふぇえ!?な、な、何を……///」
業「嬉しいんでしょ〜?俺らも協力しよっか?」
茅野「いいから!そういうの!」
茅野ちゃんは渚の方に向かって走って行った。
中村「ちゃっかり渚の方に走って行ってるけどね〜」
業「……だね。」
何でか渚カエを入れる私ww
渚カエは必須だわww
この先も入れるよ〜
>>401
わ、私も見たい…!!
私も書きたい!
(うまくできるか分かんないけど…
才能ないしね私(笑))
カルマ君の寝起きの顔を毎日見れるカルマ君の親が羨ましいよ!
406:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:45 ID:eyU カルマの幼少気の写真とかあったりして……←
卒業アルバムとか見たい…!!
いきなりタメ口ききます
嫌だったらいってください
リレーの内容と順番どうする?
あっちなみに私の小説にカルマのイジリがないのは、よくよめばわかるよ
409:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/04/04(月) 16:58 ID:Jqw 340の続き
茅野「…渚?」
茅野が少しの間目を話している間に渚がいなくなっていた。
茅野「え、なん…で?帰った?帰ったの?」
悲しくて…そう悲しくて涙が出てきてしまった。
?「どうしたの?茅野ちゃん」
泣いていた茅野を見つけ声を掛けてくれたのは…。
茅野「かっ、カルマ君…」
カルマ「わっ、泣いてた。何があったの?渚君とケンカ?今日デートだったよね?」
茅野「!!なっ、なんで知ってるの!?」
カルマ「見ればわかる」
茅野「…そう、今日はデートなの。でも、私があそこのアイスクリーム店に行ってたの。そして渚のいた場所に戻ったら…渚がいなくなっていたの」
カルマ「渚君が?いなくなっていた?それってどういう…」
茅野「…帰ったのかって考えたけど…」
『渚君がそんなことするわけないよね』とカルマは言って、茅野も『うんうん』と共感する。
カルマ「もしかして、渚君か茅野ちゃんさ、不良野郎になんかされたりした?」
茅野「不良野郎…」
茅野は、少し悩んで『あ!』と思い出したように言った。
茅野「待ち合わせ場所で…私が不良に絡まれてた…その時渚が助けてくれて…」
カルマ「それじゃん!」
前原「おっ、カルマに茅野じゃん。珍しい組み合わせで」
カルマ「は?偶然会っただけなんだけど?」
前原「え?マジか(笑)」
磯貝「前原ー?…いた、ってカルマに茅野。どうしたんだ?」
『…こっちがあってる』と茅野とカルマは心で思う。
そして、事情を全部話した。
前原「マジで!?捜さねーと!」
磯貝「律に頼むか」
さすが、仕事が早い!
と、茅野は思う。
律「お呼びでしょうか?」
茅野「GPSで渚を捜してくれる?」
律「わかりました。でもどうしてですか?」
カルマ「渚君が不良野郎にさらわれたんじゃないかって思って」
律「そうなんですか!?殺せんせーにも連絡しますね!」
と、律は言うといなくなってしまった。
皆「あ、…まっ、いっか」
え?いいのか?
渚ぁぁぁ〜!!
411:白猫:2016/04/04(月) 17:06 ID:g/M こんにちは 白猫です
すごいですね!えっと・・・何で呼べばいいですか?
ちなみに私は呼びタメokです
みーかおひさ〜!…かな?
413:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 17:10 ID:p/I カルマ君鋭いね!さすが私一押しのカルマ君!皆で渚を助けにGOー!だね
白猫»やるんならいろんな人(特に美桜は必須!)誘ってやりたいね!
舞花)そうだね!
415:白猫:2016/04/04(月) 17:15 ID:g/Mじゃあ、リレーやりたい人は、私の立ち上げたスレに来てもらうってことでいいかな?
416:匿名さん:2016/04/04(月) 17:18 ID:g/Mちなみに私の立ち上げたスレは、『暗殺教室〜オリジナル小説〜』ってやつだから
417:白猫:2016/04/04(月) 17:19 ID:g/M上の私(涙) 名前うち忘れた
418:葉月 美桜:2016/04/04(月) 17:19 ID:Jqw 白猫、みゆでいいよ♪
あやや、おひさ〜♪かな?実はここに毎日来てるんですけども(笑)
舞花、あの私必須なの?(笑)でもリレー小説私もやりたいな♪
白猫のスレに行くねー!ってどのスレ!?
って上のうってるあいだに新しいのがー!
420:白猫:2016/04/04(月) 17:23 ID:g/M うち忘れまたもや
正しくは『オリジナル小説の会』
え〜ん(泣)
久しぶりに人が多くて感激してた。゚(゚^ω^゚)゚。
422:白猫:2016/04/04(月) 18:30 ID:g/M リレーに参加する人は
暗殺教室〜オリジナル小説の会〜へ
凪海、確かにね!
424:凪海:2016/04/04(月) 18:45 ID:ySs >>384
次の日
渚「海、ごめんね」
海「何が?」
渚「昨日、怒ってたでしょ」
海「あー、あれね。私も大人気(おとなげ)なかったし。それに、渚たちは悪くないよ。悪いのはあいつらだよ」
僕が黙っていると、海はため息をついてさらに続けた。
海「こう言ったら身内びいきみたいに聞こえるかもしれないけどさ、ケンカを売ってきたのはあっちが先だよ。だから、渚たちが気にする必要なんてないよ。それに、あいつら……」
あ、あれ?
海、怒ってる?
海「一度として謝ってこなかったし……。ぜってー、私が総合順位で1位とって、あいつらに地べたをなめさせてやる……」
中「アハハッ、海。その意気だよ」
授業
海「ねぇ、殺せんせー」
殺「なんですか、海さん」
海「数学ってどうやったら得意になるかな」
殺「ふぅむ。ちなみに海さんは何故、数学が苦手なんですか」
海は少し考えた。
海「答えが確実に決まってるってとこかな。いくら公式を使ってもうまく導けない。出口はわかっているのに、そこまでたどり着くのが難しい。そういう脱出不可能な迷路の中にいる気分」
殺「別に得意にならなくてもよいのです」
海「え?」
殺せんせーからそのような台詞が飛びだすとは思わず、海はぽかんとした。
殺「一生懸命に勉強すれば、おのずとわかるようになりますから」
海「……そういうもんかな」
殺「ええ、そういうもんです」
一方で、カルマは授業中だというのに寝ていた。
殺「こら、カルマくん。ちゃんと勉強をしなさい。君なら総合でトップを狙えるでしょうに!」
カ「言われなくともちゃんととるよ。あんたの教え方がいいせいでね。それにさ、せんせー。最近あんた、トップトップばっか言って、つまらないね。そんなことよりいいのぉ? A組の持ちだした賭けって、なんか企んでると思うんだけど」
岡「心配ねぇって、カルマ。このE組が失う物なんてこれ以上はねぇよ」
倉「勝ったらなんでも一つかぁ。学食の使用券とかほしいなぁ」
殺「むぅ……。では、これをくれと命令するのはどうでしょう」
殺せんせーが取りだしたのは、学校案内?
殺「これです」
学校案内が開かれた、そのページには!
皆「わぁ……」
殺「せんせーはね、今度は君たちにバチバチのトップ争いを経験してほしいのです」
最新巻、泣きそうになった(´;ω;`)
電車内で読んでたから泣かなかったけど。
>>424
テスト当日
本校舎の廊下を歩いているとき、隣にいる中村さんが僕に聞いてきた。
中「どうよ、渚。ちゃんと仕上がってる?」
渚「あはは。まぁ、山が当たれば」
中「男ならちゃんとしなっ! あんただって頑張れば英語でトップとれるんだからさ」
?「あーあ、お前ら。A組の奴らと無謀な賭けをしたそうじゃないか」
あ、田中くんたちだ。
田「楽しみだなぁ」
高「どんな命令されちゃうんだろうなぁ」
相変わらず嫌味ったらしいな。
そう思っていると、中村さんが無言で近づきざま、鉛筆を田中くんの両方の鼻に突き刺した。
田「ホゲェェ」
中村さん……。
中「さぁて、誰か来てるかな」
E組が試験を受ける教室に到着した。
ドアを開けると、そこには……。
渚&中「誰⁉」
見知らぬ生徒がいた。
あんな人、いたっけ?
烏「律役だ」
そこへ現れたのは、烏間先生だった。
烏「さすがに理事長に人工知能の参加は許可されなくてな、律の代わりを務める替え玉で決着した。交渉のとき、理事長に『大変だなぁ、こいつも』という憐みの目を向けられた俺の気持ちが、君らにわかるか?」
渚&中「頭が下がりますっ!」
烏間先生は僕らの緊張をほぐすためにその話をしたのか、それとも本心からなのか。ともかくも微笑むと、僕らに励ましの言葉を与えてくれた。
烏「律からの伝言をあわせて、俺からも一言。頑張れよ」
中村さんはにやりと微笑み、僕は元気よく「はい」と答えた。
本来、1人1人で受けるはずのテスト。なのに、色んな人と戦っているのを感じる。仲間となって戦う者、敵となって戦う者、ヤジや声援を飛ばすギャラリー。
これはまるで……。
闘技場の門が開かれる。
僕らは殺し屋。おまけに今日はグラディエイター。
闘いのゴングが今日は鳴る!
☆
本編と変わらなくてごめんなさい!
本編と変わらない状況が続きそうなので、数学だけやろっかな。
>>426
数学
殺「一生懸命に勉強すれば、おのずとわかるようになりますから」
殺せんせーの言葉がふと、海の頭の中をよぎった。
海(って、言われてもなぁ……。やっぱわかんないもんはわかんないって)
銃を持ちなおして、海はどこに弱点があるのかを探った。
海(でも、殺せんせーに中間の頃、約束しちゃったもんな。『次はもっと頑張れる!』って)
それと同時に、授業中。常に隣にいるカルマのことも思いだす。
海(頑張ってみますか)
こうして、怒涛の期末テストは終わった。
テスト返却日
殺「さて、テストが返ってきました」
ごくり。
僕らの間で緊張が走った。
不破さんが紙の準備をしていた。どうやらそこにA組とE組の勝ち星を記入するらしかった。
殺「まず、英語から。E組の1位、そして、学年でも1位!」
え⁉
殺「中村莉桜!」
中「へへん、どうよ〜」
僕らは中村さんに向かって拍手した。
殺「続いて、国語。E組の1位は神崎有紀子! ですが、学年ではA組浅野学秀!」
神崎さん、すごい!
でも、やっぱりどこか残念そうだった。とはいえ、浅野くんに勝つのは難しいだろう。
殺「神崎さんも大躍進です、充分ですよ」
次は社会だ。
殺「続いて社会。E組1位は磯貝悠馬くん! そして学年でも1位です」
磯「よっしゃ!」
殺「マニアックな問題が多い社会で、よくぞこれだけ取れました」
菅「次は理科、奥田か」
殺「理科のE組1位は奥田愛美。そして学年では……」
殺せんせーが次をためた。
殺「おめでとう! 浅野くんを抑えて1位です」
菅「すげぇぞ、奥田」
杉「触手1本お前のもんだ!」
不「3勝1敗!」
磯「数学の結果を待たずして、E組が勝ち越し決定!」
僕らの間で喜びが走った。
木「てことは、賭けのあれもいただきだな」
倉「楽しみ〜」
竹「あとは、数学だけですね」
数学の、学年1位は……。
>>427
カ「チッ」
殺「さすがにA組は強い。それは当然の結果です。A組もE組の皆も負けず劣らず勉強をした。怠け者がついていけるわけがない」
カ「何が言いたいの?」
殺「よゆーで勝つ俺、かっこいいとか思ってたでしょ。恥ずかしいですねぇ」
カルマは思わず頬を赤く染めた。
殺「君は今回、暗殺においても賭けにおいてもなんの力にも戦力にもなれなかった。今の君は暗殺者じゃない。錆びた刃を自慢げにかかげた、ただのガキです」
殺せんせーはナメ顔になり、触手でカルマの頭や頬をぐりぐりし始めた。
カルマはその触手を振り払い、校舎へ戻っていった。
烏「いいのか、あそこまで言って」
烏間が殺せんせーに声をかけた。
殺「大丈夫です。立ち直りが早い方に挫折させました」
殺せんせーはカルマが立ち去っていった方向を見た。ちょうど海が現れたところだった。
殺「彼は、多くの才能に恵まれている。ですが、力ある者はえてして未熟者です。本気でなくとも勝ち続けてしまうために、本当の勝負を知らずに育つ危険性がある。才能のある者は負ける悔しさを早めに知れば、大きく成長できます。テストとは、勝敗の意味を、強弱の意味を教えてくれます」
(成功と挫折を胸いっぱいにつめこみなさい、生徒たちよ。力の意味を、強弱の意味を。今!
私が最後まで気づけなかった、とても大事なことだから)
校舎前にて
海「カルマ」
カ「なぁに?」
海「私、頑張ったから」
カ「はぁ?」
カルマはいったい海が何を言いたいのかわからず、ポカンとした。
海「だから、次回頑張ってよ。私がカルマのために、席。とっといたから」
海は紙飛行機をカルマに向かって飛ばした。そして、そのまま彼女は校舎内に入っていった。
カルマは紙飛行機を開いた。そこには。
カ「ったく、生意気だな〜」
海の成績表は「国語:学年2位 数学:学年4位 英語:学年2位 社会:学年2位 理科:学年5位」とあった。
カ「てか、席とっといたとか。総合2位じゃん」
カルマは海の成績表を丁寧に折りたたんで、制服のポケットにしまった。
数学の学年1位、浅野学秀。
かめ♪です。復帰しました。私がいない間に入った方々、宜しくお願いします!私は、タメでOKだよ!
430:白猫:2016/04/04(月) 22:41 ID:g/M じゃあ早速 かめ♪リレーに参加しませんか? 他にも人はいるけど・・・&もう始まってるけど・・・
他にもやりたい人は»422にかいてあるスレに来てねー
>>428
磯「浅野」
期末返却後はほどなくして終業式だ。僕らは五英傑を体育館前で待っていた。
磯「さっき、報酬の件についてメールで伝えたけど、あれでいいよな」
浅野くんが黙っていると、寺坂くんが進言した。
寺「なんなら五教科の中に家庭科を入れてもいいんだぜぇ?」
……つい、さっきのことだった。
寺「おいタコ、五教科1位は3人じゃないぜ」
殺「うん? 3人ですよ、寺坂くん。国・英・社・理・数……」
寺坂くんは村松くん、吉田くん、狭間さんと一緒に殺せんせーの前に立って。
寺「ちげぇよ。五教科つったら、国・英・社・理、あと家だろ」
教卓に投げ出されたのは、4枚の答案用紙。しかも、100点の!
殺「家、家庭科ぁぁぁぁ⁉ ちょっと、家庭科なんてついででしょうに」
カ「なんてって言っていいの、殺せんせー? 五教科最強の家庭科さんにさ」
菅「そうだぜ、殺せんせー。最強の家庭科さんで4人がトップ!」
倉「合計触手7ほーん!」
そして、7本コールが始まり、収集がつかなくなった。
磯「それと、殺せんせー。これはみんなで相談して決めたんですが。今回の報酬に賭けも加えさせてもらいます」
殺「What?」
というのが、家庭科が五教科の中に入る理由……。
僕らが体育館に入ろうとすると、小山くんが海に声をかけた。
小「おい、お前」
海はそれを無視していた。
茅「海ちゃ……じゃなかった。海くん、呼ばれてるよ」
海「僕、お前なんて名前じゃないし」
あはは……。
どうやら海は相当怒っているみたいだった。
別に、1位を取れなかったことじゃないとは思うけど。
小「本郷海!」
海「なんか用?」
小「お前の名前、覚えたからな」
海「キョーミなしっ!」
海はそう一言言うと、体育館に入っていった。
E組にて
殺「触手7本の大ハンデにも関わらず、周囲をせんせーの苦手な水で囲む。正直に認めましょう、君たちは本当に侮れない生徒になりました」
今回の、A組との賭けの報酬。それは!
殺「沖縄リゾート2泊3日!」
夏休みスタート。
>>431
沖縄リゾートの前に、僕らは計画の詰めのために学校に集まった。今回はロヴロさんがプロの視点から助言をくれるために来てくれたから、最高のコンディションだ。
一通り作戦について話していたとき、僕はふと気になってロヴロさんに聞いた。
渚「あの、ロヴロさん」
ロ「⁉ ……なんだ」
渚「僕が知っている殺し屋は今のところ、あなたとビッチ先生しかいないんですが、最強の殺し屋っているんですか?」
ロ「興味があるのか、殺しの世界に」
渚「え、あ、いや……」
興味がある、というわけではない。ただ、ちょっと気になっただけだ。
ロ「そうだな」
ロヴロさんはチラッと視線を違う方向へ向けた。
僕はそちらをなんとなく見た。
そこには、厳しい顔つきをした海がいた。
渚「海……?」
ロ「最強の殺し屋、そう呼べる奴はこの世界でただ1人。それは『死神』だ」
渚「しに、がみ……」
ロ「君たちが奴を殺せなければ、やがて現れるだろう」
そんな人が! ますます島の暗殺計画は逃せない。
ロ「では、君には必殺技を授けよう」
渚「⁉ 必殺?」
ロ「そうだ。プロの殺し屋が教える、必殺技だ」
そして、暗殺夏休みが幕を開ける!
in 沖縄離島(普久間島)
フェリーで移動して、僕らはすぐに普久間島に着いた。
ウェイター「ようこそ。サービスのトロピカルジュースでございます」
三「いやぁ、最高だね」
菅「な」
僕らは修学旅行の班に分かれて殺せんせー暗殺の準備にとりかかった。
1班が殺せんせーと遊んでいる間に、僕らは暗殺の準備!
ここはE組の校舎と違うから、暗殺に適した場所か。綿密なチェックが必要だ。
杉「茅野と海は泳げないから、ここで待機な」
海「オッケ」
茅「スケジュール管理なら任せて」
僕とカルマくん、杉野で海に飛び込んだ。
茅「ところで、海」
海「何?」
茅「……どうして着物なんて着てるの?」
そう。それは僕も気になっていた。
海「私の家、私服これしかないんだよね」
茅「そうなんだ……」
>>432
磯「じゃあ、殺せんせー。夕飯のあとは暗殺なんで……」
殺「はーい」
殺せんせー、いくらなんでも遊びすぎじゃ。
なんであんなに日焼けしたんだ。
海「真っ黒じゃん」
殺「おやおや、船上でのディナーですか。どうやら私を酔わせて、戦力を削ぐつもりですね」
磯「ええ、これも暗殺の基本ですから」
殺「ですが、本気になったせんせーにとって、船酔いなど恐るるに……」
中「だから黒いよっ!」
たしかに、黒すぎる。
目も、口もわからない……。
海「挙句、お歯黒じゃん」
殺「そんなに黒いですか?」
中「表情どころか、前も後ろもわからないわよ」
片「ややこしいからなんとかしてよ」
殺「ヌルフフフ。私の脱皮をお忘れですか?」
しゅるん
殺せんせーが黒い皮を脱ぎ捨てた。
不「あ、月1回の脱皮だ」
殺「そうです。本来はヤバいときの奥の手ですが……あ」
皆「あ」
あっ!
殺せんせーの弱点、脱皮直後は反応速度が落ちる!
杉「ばっかでー。暗殺の前から自分で戦力減らしてやんの」
この日のために、みんなで準備をしてきた。
みんなで、この作戦なら!
殺「にゅやぁぁ……」
海「結局酔ってんじゃん」
磯「じゃ、せんせー。次はこっちです」
そこは、水上チャペルだった。
微妙に飛ばす!
>>433
各教科で1位をとった生徒7人がせんせーの触手を破壊し、続いて全体での暗殺を開始する!
律「暗殺開始」
カルマくんと茅野、海、原さん、竹林くんがチャペルの天井を破壊した。
茅「どう⁉」
海「うまくいったよ!」
カ「ハハッ」
原「やった」
竹「フッ」
建物の檻から水の檻へ!
杉「殺せんせーは環境の劇的な変化に弱い!」
前「反応速度をさらに鈍らせる!」
続いて、水の檻から対せんせーBB弾で弾幕を張る。
磯「殺せんせーは当たる攻撃に敏感だ!」
だからあえて、その攻撃はせんせーを狙わない。逃げ道を防ぐためだ。
中「かーらーのぉ」
とどめの2人!
速水さんと千葉くんの銃でとどめだ!
放たれた、BB弾。
○○○○○○○○
暗殺は、失敗に終わった。
挙句、殺せんせーは完全防御形態になって速水さんと千葉くんの攻撃を免れたのだった。
前「あーあ、もう何もやる気起きねぇ」
寺「ったく、お前ら。もうやることはやったんだ。明日一日遊べんじゃねぇか」
岡「そうさ。明日こそ水着ギャルをじっくり見るんだぁ」
渚「あはは」
それにしても、おかしい。
いくらなんでもみんな、疲れすぎじゃあ。
僕が席から立つと、そばを歩いていた中村さんとぶつかった。
中「ごめん、渚くん。ちょっと肩かして」
中村さんが、壁をつたって倒れた。
渚「中村さん⁉」
岡「うっ」
岡島くんが鼻血をだした。
渚「岡島くん⁉」
次々倒れる、一部の人たち。
これはいったい⁉
海「何の騒ぎ⁉」
海はどうやら無事みたいだった。
海「ちょっとごめん、陽菜乃」
海は倉橋さんの額に手をやった。
海「ひどい熱!」
⁉
そのとき、烏間先生の携帯が鳴った。
?「やぁ、先生。かわいい生徒が随分苦しそうだね」
白猫)ありがとう!行ってみる!
436:凪海:2016/04/05(火) 15:57 ID:ySs >>434
突然かかってきた脅迫の電話。
その内容によると、中村さんたち一部の生徒たちはウィルスに感染したとのこと。そのウィルスを治すための治療薬は脅迫電話の向こう側にいる人が持っているとのこと。その人は誰だかはわからない。男性や女性という性別すらも。
海「おそらく変声機でも使ってるんだろうね」
そして、治療薬が欲しければ普久間島で最も標高の高い場所にある、普久間殿上ホテルの最上階に、クラスの中で一番背の低い男女2人で来いとのこと。しかし、タダではない。殺せんせーと引き換えに、だ。
ちなみに、クラスの中で一番背の低い男女2人とは、僕と茅野のことだ……。
寺「一番チビの2人で来い、だぁ⁉ このちんちくりん共だろ? 人質増やすようなもんだろーがっ‼」
うぅっ……。
寺「挙句、人のツレに手ぇだしやがって」
狭「単細胞が……」
村「キシシッ」
海が全員分の水を配りながら言った。
海「ホンット、寺坂の言う通りだよ。殺し屋だかなんだか知らないけど、標的を殺すためなら正面切って来やがれよ……。ねぇ、烏間先生? 渚とカエデを人質にさせるくらいなら私が行ってもいいかなぁ?」
茅「海ちゃん、怒ってるね」
渚「う、うん……」
殺「大丈夫ですよ、みなさん。律さんの下調べもどうやら終わったようです。元気な人は来てください。汚れてもいい格好でね」
?
車で1時間くらい走った先は普久間殿上ホテル、の。
渚「うわぁ……」
こんなに標高が高いのか。
僕らがいるのは、普久間殿上ホテルの真下。というか、この崖は。
海「ねぇ、殺せんせー」
殺「にゅ?」
海「まさかだとは思うけど、この崖を登れっての?」
殺「その、まさかです」
え⁉
殺「敵の思惑通りになりたくなければ、言う通りになりたくなければ、このホテルの最上階に行き、治療薬を奪い取るのです!」
>>436
岡野「おいてくよ〜」
岡野さんは崖をひょいひょいと登っていく。
木「身軽だな、岡野は」
磯「ああ。こういうことをやらせたらクラス1だ」
木「一方で、うちで動ける先生が3人中1人とは」
烏間先生はこの急な崖をビニル袋に入っている完全防御形態の殺せんせーと、ビッチ先生を背負って登っている。
菅「てか、海は着物なのによく身軽に動けるな」
海「あはは。こう見えて私、殺し屋時代……というか、E組に来る前か。そのときはずっと着物で仕事してたんだ」
茅「へぇ」
海「洋服より動きやすいんだよねっ」
頂上に到達。
烏「律、ホテル内のマップは表示できるか」
律「はい、警備の配置図も。私たちは正面玄関を使用できません。なので裏口から入ります。本来、専用のカードキーがなければ入れませんが、私の合図で開けられるようロックは解除済みです」
ロビーに着いたはいいけれど。
菅「げっ、あんなにたくさん見張りが」
木「どうやって通る?」
ビ「何よ、普通に通ればいいじゃない」
菅「はぁ⁉ 状況判断もできねぇのかよ、ビッチ先生」
木「あの警備の中、どうや……海?」
木村くんが話している途中で、海が木村くんの肩をつかんで止めた。
海「先輩、頼んだよ」
ビ「フッ。ねぇ、カラスマ」
烏「なんだ」
ビ「ストッパーの役割、頼んだわよ」
?
ビッチ先生は僕らがあっけにとられている間に、ロビーへ足を踏み入れた。
誰か来て〜(´;ω;`)
439:葉月 美桜:2016/04/05(火) 16:48 ID:Jqw 凪海、来てるよ♪
やっぱり…おもしろい!さっすがー!
小説うまくて、羨ましいなぁ…。
よし、渚カエの続き書くよ!
良かったぁ。
美桜のも読んでるよ、さすがすぎて、もう私の小説はカスすぎる…。
409の続き
渚「…ん…」
渚は、あの時から数時間後…やっと目を覚ました。
渚「こ…こは?」
周りを見渡しても誰もいないので、ここは何処かの部屋。と渚は推理した。
渚「…!」
ドアの外から…話し声が聞こた。
だから、渚はよく耳をすましていた。
『こいつは、さっきさらおうとしてたあいつの彼氏だろ?こいつ痛め付けたら…あいつはここに来る…そして「代わりに私が」とか言うんじゃね?』
『さすが、リーダー!!』
渚「(か、茅野狙い…?)」
渚は、手首足首を拘束されていた。
だが、それをほどこうとしたが…。
渚「くっ…(思うように身体が動かない…助けて…)」
カルマ「…はえーな、殺せんせー」
殺せんせー「渚君はっ…ゼエゼエ…無事っ…ゼエゼエ…なん…ゼエゼエ…ですか…?ゼエゼエ」
皆「なんつってるかわからん!!」
今いるメンバーは…
茅野、カルマ、磯貝、前原…そして殺せんせーだ。
律「本当に早いですね」
茅野「なんでそんなに焦ってるの」
殺せんせー「大事な生徒になにかあったら、大変じゃないですか」
…ちゃんと先生してる…と皆は思った。
磯貝「…修学旅行のしおりを思いだそう」
カルマ「[土地勘のない奴等は、連れ去ったあと遠くには逃げない。近いところでひとけのないところに隠れる]だろ?渚君が修学旅行のとき言ってた」
茅野「正確には読んでた、ね」
殺せんせー「先生が匂いをたどりましょう」
一番楽な方法だ。と皆は思った。
凪海!
んなことないって!凪海の小説はカスじゃないよ!めっちゃ引き込まれるもん!
毎回続き楽しみだもん!
久しぶり!過ぎて知らない方もおるなw
すごいねー!皆文才有って!
自分文才ほんとに無いからw
み、みんな…。
お世辞をありがとう。
りら!おひさー!
凪海、お世辞じゃないーーー!!
ほんとのこと言ってるから〜!
おひさー!!
447:凪海:2016/04/05(火) 17:33 ID:ySs >>437
ビッチ先生は言葉巧み、行動巧みにロビーの警備をうまく導き、僕らを先に進ませてくれた。
それにしても、ビッチ先生のピアノ。上手だったなぁ。いや、上手ってもんじゃない。もうあれは次元が……。
烏「普段の彼女から甘く見ないことだな。君らに外国語を教えているのは、世界でも1、2を争うハニートラップの達人なんだ」
殺「私が動けなくても、さすがですねぇ」
経験と知識を兼ね備えたプロはさすがだ。殺せんせーが動けなくても、大丈夫だった。
でも、僕らは知らなかった。敵もまた、経験と知識を兼ね備えたプロだということに。
ホテル廊下
烏「さて、ロビーを抜けてしまえばあとは客のフリができる」
菅「え、俺らくらいの年ごろの客なんているんすか?」
烏「聞いた限り、けっこういるそうだ」
そうなんだ。
烏「ところで、海さん。一ついいか」
海「何ですか」
烏「さっき、イリーナが言っていたが。ストッパーとはなんだ」
海「ああ、あれね」
海はウェストバッグを肩に持ち替えた。
いつも思うんだけど、あれの中にはいったい何が入ってるんだろうか。
海「うーんと、私が二重人格って話はしましたよね? それで、そのストッパーっていうのはカイのこと……あ、カエデ。ごめん」
茅「ううん、大丈夫」
そうか。
カイは転校初日に茅野を襲ったことがあったんだっけ。
海「カイは優しいけど、好戦的なんだ。口より先に手が出るタイプ……ってやつかも。だから、あいつが暴れずに済むようにストッパーの役割が必要なんだ。ストッパーの合図がない限りは、カイはでてこない。この前はたまたまだったんだけどね」
そうなんだ。
海「にしても、先輩ったらさぁ。なんで先生に任すかなぁ。生徒だったら楽だったのに」
カ「俺だったら今すぐに呼び出すけどね」
海「ははは」
カ「海はプロだけど、ビッチ先生みたいなことはできないの? 実践的なこと」
海「うーん……、私こう見えて情報収集とかの方が得意でさ。戦闘には不向きなんだよね」
片「そのわりにはナイフも銃も成績いいのにね」
海「基本はとりあえず、一通りかじってるからね」
しばらく歩いているけれど、敵らしい敵らしいがいないなぁ。
寺「ヘンッ、中に入っちゃこっちのもんだな。とっとと先に進もうぜ」
烏「こら、待て」
寺坂くんと吉田くんが走りだした。
正面からは人が歩いてくる。
不「⁉ 寺坂くん、そいつ危ない!」
不破さん?
僕らがあっけにとられていると、烏間先生が走りだした。
あっと思う間もなく、正面から歩いてきた人がポケットに手をやり……。
ブシュッ
りらさん、お久です!
449:りら☆:2016/04/05(火) 17:52 ID:n5E 呼び捨てでいーよ!
えっと…ごめんなさい、名前が読めないw
>>449
普通に「なぎうみ」でOkだよ。
知ってる人はお久!
初めての人ははじめまして!
書き込み規制に巻き込まれてた刹那です!
よろ!
刹那さん、巻き込まれてましたか。
じゃあやっぱり人が来ないのは巻き込まれていたのが大半かな?
刹那、一緒一緒ー!
私もこの前殺られてた……!
でも毎日書き込みって押してて、急に書き込めたから、今もこうして活動してます!
レモンです。
覚えてくれているかな?
だいぶ久しぶりだったから……。
レモンさん、名前だけは認識してました。
よろしくです。
刹那&レモンやっほー!
刹那、規制されてたんだー…
最近いないなーと思ったら…
初めまして
皆さんの小説見させてもらいました。
めっちゃ面白いです。
Aさんありがとうです。
459:白猫:2016/04/05(火) 22:21 ID:g/M りらさん 刹那さん Aさん はじめまして 白猫です 呼びタメokです
ところで、りらさん 刹那さん 凪海さん レモンさん Aさん リレーに参加しますか? 参加するなら、『暗殺教室〜オリジナル小説の会〜』にきてください♪ 今人数少なめなんで・・・
リレー得意じゃないんだがいい??
461:白猫:2016/04/05(火) 22:50 ID:g/M 全然いいよー
あっでも、最初から(読まないでいいとこもたまにあるけど)読んでもらえればルールとかも書いてるよ(途中にw)
( ・∀・)b OK!
463:凪海:2016/04/05(火) 23:35 ID:ySs >>447
⁉
烏(ガスかっ!)
謎のガスが部屋一面に広がっていった。
と思ったら一瞬で消えてしまった。
これは一体?
男「殺気を見せずにすれ違いざまに殺る。俺の十八番だったんだがなぁ。何故わかった」
不「だっておじさん、ホテルでサービスドリンク配ってた人でしょ」
……あっ!
男「断定するには証拠が弱いぜ」
不「ふふん。夕飯を食べずに映像編集をしていた三村くん、岡島くんも感染していたことから、ウィルスは昼間のドリンクにしぼられる。よって犯人はあなたよ、おじさんくん」
男「ぐぐっ」
ドサッ
海「烏間先生⁉」
烏「くっ……」
男「俺専用の室内用麻酔ガスだ。一度吸えば象すらオトす」
殺「毒物使い。しかも、実用性に優れている」
男「お前たちに交渉の余地がないのはよくわかった。交渉決裂、ボスに報告でもするか」
道を引き返そうとした毒物使いの殺し屋。僕らは急いで烏間先生に言われた通りの行動をした。
すなわち、逃げ道をふさぐこと!
男「⁉」
烏「敵と遭遇した場合、すぐさま逃げ道をふさぎ、連絡を絶つ。指示は全てすませてある」
男「ふん。お前が倒れれば統制がとれず、逃げだすだろうさ」
瞬間、烏間先生は毒物使いに膝蹴りをもろにくらわせた!
男(はぇー……、人間の速さじゃねぇ……。だがな、おっそろしい先生よ。お前の引率もここまでだ……)
烏間先生が倒れた。
皆「か、烏間先生!」
廊下
烏間先生は磯貝くんに支えられながらなんとか歩いていた。
菅「象すらオトすガス浴びて、歩ける方がおかしいって」
不「あの人も充分バケモノだよね」
さすが、経験と知識を兼ね備えたプロは本当に強い。
僕らの力だけで、勝てるのか。
殺「いやぁ、いよいよ夏休みって感じですねぇ」
………。
片「何よ、自分だけ絶対安全な形態のくせして!」
菅「渚、振り回して酔わせろ!」
僕はビニル袋に入った殺せんせーを振り回した。
殺「にゅやぁぁぁぁぁぁっ!」
カ「ねぇ、寺坂。これねじ込むから、パンツおろしてケツ開いて」
寺「死ぬわっ!」
あはは。
ところで。
渚「なんでこれが夏休み?」
殺「夏休みとは、学校を離れ自立性を養う場でもあります。大丈夫です、君たちにならクリアできます。この暗殺夏休みを」
>>463
しばらく歩いていると。
海「⁉」
渚「海?」
海「みんな、気をつけて。これはちょっとまずい」
茅「え?」
正面を見ると。
あ!
矢「あの雰囲気……」
吉「ああ、いい加減見分けがつくようになったわ。間違いなく、殺る側の人間だ」
海が警戒している。
ということは、相当にヤバい殺し屋かもしれない。
烏(くっ。実弾の銃がほしい。よもやこの島で必要になるとは思わなかった)
「海さん、銃はあるか」
海「さすがに持ってません。ナイフならあるんですが」
ピシッ
⁉
寺「なっ」
木「素手で窓にヒビいれたぞ」
男「つまらぬ。足音を聞く限り、手ごわそうな者が一人もおらぬ。精鋭部隊出身の引率の教師もいるはずなのぬ、だ。どうやらスモッグのガスにやられたようだぬ。でてこい」
僕らはゆっくりでてきた。
それより、なんていうか。
怖くて誰も言えないんだけど……。
カ「ぬ、多くね? おじさん」
皆(言った! よかった、カルマがいて!)
男「ぬ、をつけるとサムライっぽく聞こえると小耳にはさんだぬ。かっこよさそうだから試してみたぬ」
渚(なんだ、外国の人か)
海「………」
手をゴキゴキ鳴らしながら男は言う。
殺「素手。それがあなたの暗殺道具ですか」
男「こう見えて需要があるぬ。身体検査に引っかからない利点は大きいぬ」
海「たしかに、そうみたいだね……」
男「近づきざま頸椎をひとひねり。その気になれば、頭蓋骨も握りつぶせるぬ。だが、殺しの技を学ぶと他の分野でも試してみたくなる。すなわち、強い敵との戦いだぬ。だが、お目当てがその様子では試す気も失せたぬ。ボスに連絡して皆殺しだぬ」
なっ!
瞬間。
バリーン
カ「ねぇ、おじさんぬ」
次に窓にヒビを入れたのは、植木鉢を片手にしたカルマくんだった。
カ「プロって意外とふつーなんだね。ガラスとか頭蓋骨なら俺でも割れるよ。てゆーか、そっこう仲間呼んじゃうあたり、中坊とタイマン張るのも怖い人?」
烏「やめろ、むぼ……」
殺「ストップです、烏間先生。顎がひけている。
普段の彼なら余裕を見せて顎を突き出し、相手を見下す構えをしていた。ですが、今は違う。目は油断なく相手の仕草をつぶさに観察している」
(どうやら敗北からしっかり学んだようですね。存分にぶつけなさい、高い大人の壁を相手に)
>>464
寺「おい、海」
海「何?」
寺「カルマは勝てるのか?」
海「わからない。でも、殺せんせーは彼に任せるみたいだし。私も任せるしかない。ただ、もし彼を死に追いやるような状況になったら、殺せんせー、それから烏間先生も。みんなをつれて逃げてください」
渚「どうするつもり⁉」
すると海は不敵に笑った。
海「とてもアマチュアには見せられないようなことを、するまでだよ」
カルマくんは殺し屋と戦っている。
それにしても。
茅「すごい。全部避けるか捌いてる」
殺「烏間先生の防御テクニックですねぇ」
烏(殺し屋にとって防御技術は優先度が低い。だから授業で教えた覚えはないが。目で見て盗んだな)
カ(よけられるけど、こっちから攻め込んだらつかまるからなぁ)
男「……どうした。俺を倒さなければここを永久に抜けられぬぞぬ」
カ「どうかなぁ。俺がひきつけるだけひきつけといて、みんながちょっとずつ抜けるってのもあるかと思ってー。……安心しなよ、そんなコスいことは無しだ。今度は俺から行くからさ。正々堂々、素手のタイマンで決着つけるよ」
カルマくんが走りだした。
すごい、殺し屋と戦ってる!
カルマくんが殺し屋の足にキックをくらわせると、殺し屋は足を痛めたのか背中を向けた。
カ(チャンス!)
瞬間!
ブシュッ
え、あのガス……。
男「ふぅ。長引きそうだからスモッグの麻酔ガスを試してみることにしたぬ」
吉「き、汚ねぇぞ!」
男「俺は一度も素手だけとは言ってないぬ」
殺し屋は片手でカルマくんの頭をつかんだ。
まずい!
僕らが焦るなかで、海だけが笑っていた。
海「さすがだわ。とてもマネできない」
渚「? 何言って……」
ブシュッ
⁉
男「ぬ、ぁ……」
カ「奇遇だね、2人とも同じこと考えてた」
カルマくんが持っていたのは、麻酔ガス⁉
海「おそらく、さっきくすねたんでしょ」
カルマくんは襲ってくる殺し屋をしめあげて、倒してしまった。
カ「ほら、寺坂。早く早く。ガムテと人数がなきゃこんなバケモン勝てないって」
寺「へーへー。お前が素手でタイマンの約束とか、もっとないわな」
数人が殺し屋の上にのしかかり、ガムテでしめあげた。
カ「それにしてもこのガス、使い捨てが勿体ないくらい便利だね」
男「俺は素手しか見せていないのに、何故ぬ」
カ「当然っしょ。素手以外の全部を警戒してたよ。ここで俺らを止めるためなら、どんな手も使うべきだし。俺もそっちの立場ならそうしてる。あんたのプロ意識を信じたんだよ。信じたから、警戒してた」
海「ふふっ」
殺(一度の敗北を実に大きな糧にした。君は将来、大者になれます)
殺し屋の男は笑った。
男「負けはしたが、楽しい時間を過ごせたぬ」
カ「え、何言ってんの? 楽しいのはこれからっしょ」
カルマくんは寺坂くんが持ってきていたバッグから小さな袋を取りだした。
その袋には、「そなえあればうれしいな」の文字……。
男「なんだぬ、それは」
カ「わさびアンドからし〜。おじさんぬの鼻の穴にねじこむの」
⁉
カ「これいれたら、専用クリップで鼻ふさいでぇ、口の中にトウガラシの3倍辛いブート・ジョロキアぶちこんでさるぐつわして、しょちかんりょ……」
そこへ、海がカルマくんの手を止めた。
ホッ。
海「カルマ、私ね。この前陽菜乃と見つけたんだぁ」
え?
海はウェストバッグからビンを取りだした。
海「これ、1匹のゴキブリに対しての卵ぜぇんぶ。人の中にぶちこんだら、どうなるかなぁ?」
⁉
海「一度でいいから、試してみたかったんだよねぇ」
ここにも、悪魔がいた……。
>>465
なんで、こんな格好しなきゃいけないんだ……。
速「自然すぎて、新鮮味がない」
渚「そんな新鮮さいらないよ‼」
……今、場所はダンスとか踊れるらしいパーティ会場みたいなところ。
そこで僕らはとある任務を遂行しなきゃいけないんだ。
ここを行った先にVIP専用のルートがある。そこを抜けないと、最上階にはたどり着けない。そこへ行くには鍵を開けなくちゃいけない。そのための任務なんだ。
でも、男子も連れていっては目立ちすぎるというわけで。かと言って、女子だけでは危険すぎる。そこでカルマくんの提案で僕が何故か。
海「大丈夫だよ、渚。その格好。凛香の言う通り、違和感ないから。その女装」
と言いつつ、海は笑っている。
茅「むしろ、違和感あるのは海ちゃんだよね。その格好」
海「うん。正直まずったけど、そこは潜入捜査が得意な私の見せどころだよ」
潜入捜査をする、ちょっと前のことだ。
渚「やだよ、女装とかっ‼」
カ「かと言ってさ、渚くん。女子ばっかり行かせるのはあんまりじゃない?」
渚「うっ……」
海「大丈夫だよ、渚。君が女装しても私のほうが数倍は目立つ」
不「というよりも、海ちゃんはついてくつもりなの?」
海「当たり前っしょ。じゃあさ、渚。せめて顔を隠すのとかないの? いやま、中性的な顔立ちをしているから目立たないとは思うけどさ」
カ「それなら、あれがあんじゃん。ほら、さっき荷物になるからって寺坂のバッグに入れてた」
渚「あ」
僕は寺坂くんから受け取った。
海「⁉」
渚「海?」
海「え、あ、いや。なんでもない。行こ、みんな」
女子「オッケ」
?「なぁ、そっちで俺と飲まねぇ? 金あるから、なんでもおごってやんよ」
……いきなりなんだ?
片「はぁい、渚。相手しといて」
渚「ちょ、片岡さん⁉」
片「作戦の下見が終わったら呼ぶからさ」
渚「うぅっ」
海「おい」
う、海。
ドスの利いた声はやめたほうが。
海「もしも渚に何かしたら、許さな……ちょっ」
茅野が海を引っ張って退散させた。
片「何が、『潜入捜査が得意』よ。目立つじゃない」
海「う……ごめん」
茅「海ちゃんってさ、何気に渚をかばってるよね」
海「え、そうかな」
不「たしかに、そういう節はあるかも」
速「うん」
矢「そうだね」
岡野「いえてるかも」
海「みんな、そこまで言うことないじゃん……」
(ごめんなさい、大幅に飛ばす! 矢田さんファン、ごめん‼)
階段にて
渚「はぁ……」
茅「どうしたの、渚」
渚「いや、今回女子が全部やってくれたし。僕がこんな格好した意味って」
カ「面白いからに決まってんじゃん」
カルマくんが見せつけてきたのは、僕の……。
渚「撮らないでよ、カルマくん‼」
茅「……そんなことないと思うよ。きっと誰かのためになってるって」
さっき、出会ったユウジくんという少年のことを思いだす。非合法なタバコを吸っていたユウジくん。
彼に、僕は何かをしてあげられただろうか。
ここからオリジナルです。
>>466
階段を上がっている途中で。
海「⁉」
カ「今度は何、海」
海「2人」
渚「え?」
海「この先、おそらく2人殺し屋がいる。ここにいるだけでもわかる。異様なまでの殺気」
岡野「2人も⁉」
そんなの、どうやって相手にすれば。
殺「海さん、よく見つけました。烏間先生、動けますか?」
烏「なんとかな……」
と言っても、まだつらそうだった。
海「いや、その必要はありません。ともかく進もう」
矢「どうするつもりなの?」
海「ま、見てて」
海は僕らにウインクをすると、先に進んでいった。僕らも一緒になって進んでいく。
階段を上がってしばらくしたところで。
パーン、パンパン
この音‼
まさか、発砲音⁉
殺「危ない、みなさん避け……」
海「避ける必要はないよ」
瞬間、海が。
海「渚、私が合図をしたら前線に出ろ」
渚「え?」
キン、キンッ
木「なっ!」
弾が床に散らばっていた。
海「まさか、この状況でこのスキルを使うことになるなんて、思わなかったな」
海が手にしているのは、本物のナイフだった。
海「みんな、怪我してないよね?」
茅「う、うん」
海「そ。ならよかった」
目の前にいたのは海の言った通り、2人の殺し屋。
銃を構えていたのだけれど、2人とも驚いていた。
?「何をした」
海「見てたっしょ。このナイフで、弾をはじいた。それだけのことだよ」
す、すごい。
海「コンビネーションを得意とする暗殺者。私が知ってる中ではあいつらしかいないな。えーっと、トゥイードルダムとトゥイードルディ。『鏡の国のアリス』からとった名前だったっけ。小説の中では殺し屋ではないんだけど、君たちは双子の殺し屋。ゆえにその名前だっけ。今回の場合はダムが女性でディが男性なわけか。小説通りにいかなかったのは、作者に対する冒とくっしょ」
海はウェストバッグを腰に巻きなおした。
海「さて、殺し屋さんたち。殺りあおっか」
久しぶりの人もいればはじめましての方もいるね!
まぁとりあえずよろしく!
自己紹介しますね。
・愛知県に住んでて
・小6の11歳
・暗殺教室は友達の紹介ではまりました。
・そしてこのみーか小説も友達の紹介です
・頭は馬鹿です
よろしく!
471:凪海:2016/04/06(水) 13:20 ID:ySs みんな自己紹介しているから私もするべきかな……。
・埼玉県
・今年で高3の17歳(17にもなってここに来るのはちょっと変かな…)
・好きなキャラは、渚とカルマ、茅野。
こんなもんかな……。
今回も素晴らしく面白いですね。
私もリレーして良いですけど…
正直下手です
今回も素晴らしく面白いですね。
私もリレーして良いですけど…下手です
ごめんなさい同じ様なこと書いてしまいました
475:白猫:2016/04/06(水) 14:03 ID:g/M 全然いいよ!
じゃあ『暗殺教室〜オリジナル小説の会〜』 にきてねー
最初から読めばいろいろとわかるから、最初から読んでねー♪
>>467
僕らは知ることになる。
常に隣にいて、僕らの暗殺をサポートしていた本郷海という子が、本当に本物の殺し屋だということに。
海「まずはその物騒な銃、しまってくれないかな。こっちは怪我人もいるし」
ダム「あなたなら、弾をそのナイフではじけるでしょう」
海「それが面倒だから言ってるんだけど」
海はナイフを足にあるナイフ入れにさした。
というか、あんなところにナイフ入れがあるとは。
海「じゃあいいや」
海は走りだした。殺し屋の2人は続いて銃を構えようとしたのだけれど、でてきたのは。
パシャッ
ダ&デ「⁉」
水、鉄砲?
海「ふふっ」
海はいつの間にか殺し屋2人の背後にいた。そして、彼女が手にしていたのは、本物の銃。
海「あっれ〜。これなんだろなぁ」
デ「お前、今何を⁉」
海「知ってる? 外国ではよく人のお金を盗むためにとあるスキルを磨くんだ。バレてしまったら逮捕されちゃうからね。そのスキルの名前は、掏り(すり)。そう言えばわかるでしょ」
海は本物の銃を構えた。
海「じゃ、死んでください」
ダ「ま、待ちなさ……」
僕らは思わず自分たちの顔をおおった。
パン、パンパンッ‼
パリーン
⁉
顔をおおっていた手をどけると、見えてきた光景はそばにあった窓ガラスが割れていた。
海「なぁんてね。殺るわけないじゃん」
海はそこに銃2丁を放り投げて捨ててしまった。
海「私さぁ、こう見えて怒ってるんだよ? 人の仲間をウィルスで感染させた挙句、その犯人はそこのタコボールと治療薬を引き換えろときたもんだ。で、来てみれば来てみたで殺し屋があちらこちらで待ち伏せ態勢。いったい、どんな待遇だよ」
海は笑っていた。
それは、人間らしい笑みというよりも、獣が獲物をとらえるために見せる、そういう笑みだった。
海「さすがに他の子がいるから殺しはしないよ。しないけど、殺されたほうがマシなくらい、ひどい苦しみを味わわせたほうが数万倍いいや」
続いて海が取りだしたのは、2本のナイフ。どちらも足にあったナイフ入れからでてきた物だ。
海は走りだし、ナイフを両手で器用に扱いながら両方にいる殺し屋に対して突き刺す。
彼らはギリギリでよけ続けている。
殺「さすがですねぇ」
渚「え?」
殺「海さんは今、『殺しはしない、けれど殺されたほうがマシなくらいの苦しみを味わわせる』と言っていました。実際、ナイフは急所を狙ってはいるもののギリギリで避けている」
カ「避けてるっていうか、あの殺し屋さんたちがよけ続けてるんじゃないの?」
殺「いえ、少し違いますねぇ。君たちも私に対してやったでしょう。私を狙わない弾幕を、張ったでしょう」
あ。
殺「人は皆、当たるか当たらないかの攻撃に弱い。いつ、自分に対して必殺がくだるかわからないのですから。海さんはそれを心得たうえであのような攻撃を仕掛けています。みなさん、しっかり海さんの動きを観察して、そして技を盗みなさい。きっとそこには、私を殺すためのヒントが隠されているかもしれませんから」
殺せんせーはそう言ってナメ顔になった。
デ「捕まえたぞ‼」
⁉
トゥイードルディという名の殺し屋が海のポニーテールをつかんでいた。
海「チッ」
デ「捕まえちまえばこっちのもんだ。さぁ、消えろっ!」
トゥイードルディが取りだしたのは、ナイフだった。それを海の首に向かって……。
茅「やめてっ!」
ザクッ
えぇぇぇぇー!?
海ー!?
海〜〜死ぬなー
479:A 神:2016/04/06(水) 15:35 ID:0IU海〜死ぬなー
480:A 神:2016/04/06(水) 15:36 ID:0IUまただー すいません
481:A 神:2016/04/06(水) 18:37 ID:0IUリクエストとか良いでしょうか?
482:凪海:2016/04/06(水) 18:38 ID:gI2 >>481
例えばどういう??
>>476
僕らの大半は目をつぶって耐えた。
殺「大丈夫ですよ、みなさん」
茅「え?」
僕はおそるおそる目を開けた。
見えてきた光景は。
渚「⁉」
血が舞っていたのではなく、髪の、毛……?
海「長いからさ、切っちゃった」
海が手にしていたのは、相手の手。その人が手にしていたナイフには、髪の毛がついていた。
海の髪は長い髪から肩までの少し短い髪となっていた。
岡野「いったい、何が」
殺「海さんは相手の動きを予測していました。ナイフが飛びだすことも、おそらく計算のうち。そのナイフを持った手をつかみ、そのまま髪に持っていき、自ら髪を切ったのです」
吉「そんな判断、一瞬のうちにできるのかよ……」
殺「だから言ったでしょう。彼女の動きを観察し、技を盗めと。彼女は君たちとは一歩先を進んでいる、プロなんです」
海は2人の人間を同時に相手していた。
ナイフを上手く使い、ときどきウェストバッグから色々と飛び出してくる様々な武器。
あのバッグの中には、いったい何が入ってるんだ?
茅「そういえばさっき、何を言われていたの? 渚」
渚「え? あ、そういえば!」
合図をだしたら前線に出ろって言われてたんだった。
渚「ど、どうしよう……」
殺「渚くん」
殺せんせーが声をかけた。
殺「海さんの動きをよく見てください。そうすれば、君にしか分からない合図がだされるはずです」
僕にしか分からない、合図?
こんなゴミクソな私のリクエストに応えてくれるとありがたいです。
実はまだ渚が女装して誘拐された小説ありましたよね。
あれの少しアレンジしたものを読みたいんです。
長くなってすいません…>_<…
え、ごめん。
どこのスレッドだろうか。わからない('・_・`)
それと、私が書いても平気なのか??
すいません
へんてこなリクエストでしたね…>_<…
誰か応えてくれても構いません
それって……多分だけど、私のスレの……
渚「今まで(略)」
の最初のほうのストーリーがそうだったよ。
渚は、持病を持っていた。今日はその余命の日。
その最後だと思われる日をE組の皆は渚とどうすごすのか…?
って感じの始まりで…。
>>483
僕だけにしか分からない合図。
殺せんせーはそう言ってくれたけれど、どういうことだろう。
殺「あえてアドバイスをしろと言うのならば、一つ。海さんの動きをよく注意して見ていてください」
渚「よく、注意して?」
機敏に動く海。2人の殺し屋は海の動きを止めようとするけれど、海はその手につかまることなく、ぎりぎりでよけている。
動くナイフ、そしてロープとかのウェストバッグからでてくるもろもろの武器。
上に放たれる、ナイフ。
あれだ!
茅「渚っ⁉」
僕はみんなが止めるのも構わず走りだした。
天井に放たれたナイフの柄を持ち、それをトゥイードルダムと呼ばれていた女性の殺し屋の首をねらうようにして思い切り振った。
ダ「なっ」
すれすれでよけられてしまった、僕の攻撃。
デ「ここに来てコンビネーションをする気かい?」
僕は海の隣に並んだ。
海「ナイス、渚。タイミング完璧」
渚「え、これでよかったの?」
海「うん」
海はにこりと笑った。
海「さて、渚。ここからが本番だ。私の指示に従って動いてほしい」
海が自分の手と手を合わせた。
なんとなくだけど、そのハンドサインが何を示すのかわかった。
おそらく、「任せた」
海が走りだす。僕はその後方を走った。
すると、海が僕の方をいきなり向いてきた。彼女は自分の口もとに人差し指をもっていった。そして、クスッと笑うと、何かを投げ渡してきた。
思わずつかんで気づいた。
お、重いっ‼
でも、ここで迷ってはいられない。
海が次の指示をだす。僕はその通りに走りだした。
あの殺し屋2人は、僕の動きに気づいていない。
その、意識の隙を突くんだ!
ダ「⁉」
デ「もう1人はどこに消えた⁉」
海「ハハッ」
海は笑った。
それが、オッケーサイン。
ダ「がっ」
デ「ぐぉっ」
僕がいたのは、2人の殺し屋のすぐ後ろ。
海が僕に指示したのは、「しゃべるな」と「後ろに回り込め」
そして、海の「笑う」意味は、「準備万端」
僕は2人の殺し屋に向かって、海が投げ渡してきた物、すなわち「夏休みのしおり」を彼らの頭にたたきこんだのだった。
海「渚が修学旅行のときにしおりを持っていたから、それが参考になったよ。しおりも凶器にできるってさ」
海が掲げた手を、僕はたたいた。
僕らの、勝利だ!
>>487
えぇっ⁉
美桜の神聖な小説のオリジナルとかっ‼
私が書いて大丈夫なのかっ⁉
って、ごめん。
>>486見てなかった( ̄▽ ̄;)
あー…自分は小説一回しか書いたことないし、それめっちゃ駄作だったからリレーはやめとこっかなw
こんなんが入ったら続きが書けなくなるんで、自分は感想担当でお願いしますww
やっぱすごいです
やっぱ私とリク変でしたね
私もリラさんに同意です
タメ語 呼び捨てして良いですか( ^ ^ )/□
私は良いですよー( ̄^ ̄)ゞ
おぉぅ…皆よろしく(o^-')b
小説かぁーパート2の時はバンバン書いてた記憶があるが…
自己紹介
名前 刹那
年齢 今年から中2
好きなキャラ 磯貝君一筋ダゾ(磯メグ神だね)
このスレのパート1からいるけど最近低出現Now
ちなみに呼びタメおkね
496:凪海:2016/04/06(水) 21:19 ID:ySs >>483
殺「渚くん、海さん。お怪我はありませんか」
渚「大丈夫です」
海「全然へーき」
今、2人の殺し屋さんたちは寺坂くんたちがガムテを使って拘束していた。
ダ「くっ」
海「もう少し遊びたかったけど、ごめんね。こっちもタイムリミットまで時間がないからさ」
海は笑っていた。
まるで、そこらへんにいる中学生らしく。
海「私よりもみんなこそ本当に平気なの? さっき、弾がかすめたとかそういう怪我、ないの?」
磯「どうだ、みんな」
皆「だいじょーぶ」
海はウェストバッグに廊下のあちこちに転がっている武器を回収していた。
あのウェストバッグにはどのくらい物が入るんだろうか……。
カ「ねぇ、海。1ついいかな」
海「何?」
カ「さっき、渚くんにどういう指示してたの? ハンドサインっぽかったけど、あんなサイン。授業で習ってないじゃん」
たしかに、オリジナル抜群のサインだった。
海「私は昔からさ、1人で仕事をすることはなかったんだ。常に誰かと一緒だった。それでね、そのときに考えついたのが人それぞれに分かるようなサインをくりだすことだった。例えば渚に対して、『しゃべるな』の合図を送ったときは人差し指を口もとに。でもね、カルマ。もしも君に対して送るんだったら、私は」
海はそう言って自分の人差し指で自分の唇をなぞった。
それはよく子どもに対して使う、口チャックだった。
海「こうするだろうね」
不「1人1人サインが違うの⁉」
矢「すごいね、海ちゃん」
海「あはは、それほどでも〜」
デ「じゃあ、俺からもだ」
海「え?」
今度は殺し屋さんから。
デ「何故、少年に『しゃべるな』と指示をだした」
海「……例えばお兄さんたち。暗殺の仕事をするときにしゃべったりする?」
ダ「しないけど……」
海「でも、私。けっこうしゃべってたでしょ」
そういえば、事あるごとに口を動かしてたっけ。
海「戦場において口を動かすということは『死』を意味する。口で指示している間に殺られちゃうからね。でも、それをコンビネーションで活かすととんでもない威力を発揮する。しゃべっている人間に対して、注意がいきやすくなるんだ。その上、途中から参加してきた人間だ。ろくに動いていない。一方で私はけっこう動いた。そうすると、自然と目や注意は私にいきやすくなる。それに私、けっこう予測不可能な動きをするのが得意だから、余計に警戒されやすい。口を動かしておらず、あまり目立った動きをしない人間が動きやすくなるような状況をつくっただけだよ」
そう言ってから、海は慌てて口をふさいだ。
海「やばっ。余計な情報与えちゃった」
あはは。
そういうところは中学生らしいなぁ。
ダ「お前、まさか……。そうだ、間違いない」
突然、トゥイードルダムが声を上げた。彼女の顔がだんだん青ざめていくのが僕らの目に映った。
いったい、どうしたんだろう。
ダ「お前、『死神もどき』なんだろう……?」
え?
あ、呼び捨て&タメ全然おっけーなんで!
とりあえず自己紹介
これから中2 女子
吹奏楽部
好きなキャラ 渚…めっちゃ王道だわwwあと倉橋さんも好き!虫が触れるとことか!!虫が触れるとことか!!
刹那とほぼ同じ時にパート1来たよー!
自分も最近来る頻度が減ってきてるかなw
刹那、磯メグ平気なんだ……
私は絶っっ対無理!!
磯貝は誰にもくっついてほしくない!
だから二次創作板でも、磯メグとか見ないようにしてるんだ……
カルマの恋愛も無理だな…磯貝と同じ理由で。
まぁ、推しキャラが誰かとくっつくのはつらいよね。
私も渚好きだけど、茅野も好きだからビミョーな気分…あはは。
あー 凪海の気持ち分かる
私も暗殺教室では渚と茅野が好きだから微妙な気分になることある!
でも渚が他の誰かとくっつくくらいなら茅野ちゃんとくっついてほしい。