スレの通りです
荒らし、悪口禁止です。
これを守れる人はどうぞ。
>>100のつづき
「それなら、強くなるために特訓をすればいいんだ!」
「先ずは、カプ・コケコのことについて知っておくべきですね」
リーリエがそう言うとマーマネが「でんきタイプのことなら僕に任せてよ!」と胸を張って言う。
「本当か!?」
「うん、僕の家に来る?」
「わ、私もついてっていいでしょうか。何か役に立つことでもしますよ!」
「リーリエありがとう。じゃあ、授業が終わったらね!」
>>101のつづき
授業が終わり、サトシとリーリエはマーマネの家に向かう。
「ここが、僕の家だよ!」
*
「さてと、カプ・コケコ対策についてですが…」
『カプ・コケコはでんき、フェアリータイプロト。』
「それで、この前のカプ・コケコのことなんだけど最初に出たあのエレキフィールドだけど…」
「特性 エレキメイカーで勝手に発動するんです。」
「エレキフィールドはでんきタイプの技の威力が上がる奴だよな?」
「はい。なので、ピカチュウには有効ですが…」
「問題はゲッコウガだね。カプ・コケコとの相性がむちゃくちゃ悪いからね…」
「確かにそうだな…」
ピカチュウはみんなの話を聞いているけどトゲデマルに邪魔されていてあまり聞けてない。ゲッコウガは精神統一をし、モクロー(ヒキニートw)はやっぱ爆睡。
「モクローも一応相性が不利な方だから……」
「全体的につらいな…」
ピカチュウはハムスターに乗っている奴に乗り、楽しんでいた。
「そうだっ!これで特訓してみないか!?」
「ん?あ、ちょっと待ってて!」
>>102のつづき
しばらくすると、巨大な回し車を外に作っていたマーマネ。みんなは大きくて驚いていた。
「すっげー!これで特訓するのか!?」
「そうだよ。」
サトシ(のポケモンも含む)は特訓をすることが楽しみでわくわくしていた。(ただし、モクローは別)
「ほら、モクロー起きろ…」
「ホゥ…zzz」
サトシは呆れ、とりあえずゲッコウガを出した。
「ゲッコウガ、当てなくてもいいから、モクローに向かってつばめがえしだ。」
「コウガ」
つばめがえしをモクロー目掛けてやった瞬間、モクローは警戒をし、起きた。
「クロ!?」
「コウガァ…;;」
『サトシ、準備は大丈夫ロト?』
サトシは思いっきり大丈夫そうに「いつでもオッケーだぜ!早く始めたいぜ!」と張り切って言う。
>>103のつづき
マーマネはみんな一気に走らせてもあんまつまらないと思い、最初はモクローだけが走ることにした。ついでにトゲデマルも走りたくて一緒にやっていた。
モクローはあまり走らなずに飛んでいる(ヒキニートでもある)から結果、数秒で終わった。トゲデマルはスピドに間に合わずコロコロ状態だった。
「Zzz…Zzz……」
((やっぱこうなると思った…;;))
次はサトシとピカチュウを走らせる。サトシとピカチュウは最初のポケモンだし、相棒でもあるから一緒に走らせてみたかったと思うマーマネだった。
「ピカチュウ、まだまだ行けるよな?」
「ピカピーカ!」
サトシとピカチュウはどんなに速いスピードでも乗りこなしていた。そして、ピカチュウのほっぺからは電気がバチバチとなって、サトシのデンキZがまばたいていた。
「ゼンリョクだぁー!!!」
「ピカピカチュー!!!」
それを見たリーリエ、マーマネ、ロトムは、驚いていた。
「ふぅ、いい特訓になったぜ!」
「ピカッチュ!」
『やっぱりサトシは頭より動く方が効率的ロト。』
>>104のつづき
(あはは…。何か…嬉しくない…;;)
サトシが特訓している中、カプ・コケコが強い電気を感じ取っていたのはもちろんだった。それに、ゲッコウガにも見えていたし感じてもいた。
「よし、ゲッコウガ!走るぞ!!」
「コウガ!」
2人共(1人と1匹)、やる気に満ち溢れていた。ゲッコウガは、最初からやりたかった気分みたいだった。(サトシになっているというのは突っ込まないであげて)
「サトシとゲッコウガの絆のチカラがここで判明できるかなー」
『あのゲッコウガはただ者じゃないロト!これでやっと分かるかもしれないロト!』
(あはは…;;)
ほぼのことを知っているリーリエは、マーマネとロトムのことを聞いて呆れていた。(いや、ただの汗マークだけ)
「マーマネ、準備はオッケーだぜ!いつでも来い!」
サトシが言った瞬間「オッケー」とマーマネが合図をし、走り始める。サトシとケッコウガにとって、今のスピードは遅いと思う。
そして、どんどんスピードが上がる中…
「俺たちは、更なる高みへと行くんだー!!!!」
「コウガァアアアア!!!!」
走ってる中、凄い激流が現れていた。それは、サトシとゲッコウガの絆のチカラがシンクロしていることだった。
「な、何これ!?」
『数値的に異常ロト!!』
「で、ですが…普通に走っていますよッ!!」
「『えぇー!?!?!?』」
サトシとゲッコウガは、いつの間にかシンクロ状態になっていた。しかも、お互いの周りに激しい激流が起き、次第に巨大な水しゅりけんへと形を変えていた。
スピードを落とし終えると、ゲッコウガはいつもの姿に戻った。
「何だか、凄いことになったね…」
『とりあえず、お互いの気持ちが1つじゃないとなれないっぽいことは分かったロト』
(そんなんでわかるのかよ…;;)
(コウガ…;;)
一方、ポニ島の守り神も何かしらの激流を感じ取っていたようだった。
>>105のつづき
翌日、昨日のことについてみんなに話していた。ついでにゲッコウガがモンボ(モンスターボール)から出ていた。(ほぼ、出てるだろという突っ込みはやめて)
「まぁ、サトシらしいな…」
「あはは…;;」
「凄いね…サトシ……私…憧れる…」
「だよねー!サトシってポケモンを誰よりも愛しているんだね!」
「あぁ」
そのとき、ピカチュウのほっぺから電撃が出ていた。しかも、ゲッコウガも感じ取っていた。
>>106のつづき
ピカチュウは電撃を感じ、外に出た瞬間…
「ピカアアァァァアア!?」
ピカチュウが捕まってしまった。それを全力で追いかけるサトシ、みんなとはぐれそうになると思い「先に言ってるッ!」と言い、全力疾走していた。
勿論、追いつけられるのはゲッコウガだけ…それどころか、追い越していた。
*
その頃、ピカチュウは…
ロケット団に捕まっていた。サトシたちとの距離は遠かった………。
「ピカピ…」
*
「ピカチュウ…どこに行ったんだ……」
少し寂し気になっていたサトシをゲッコウガが「…………コウガ」と優しく一鳴きした。
「ありがとな…ゲッコウガ…。くよくよなんかしてる暇なんてないよな?」
ピカチュウと別れているのに関わらず、少し笑っていた。ゲッコウガはサトシのために、ピカチュウを探しに行く。サトシも行こうとするが、“任せろ”って感じで「コウガ!」と言い、ピカチュウを探しに行った。
続きが読みたくなりました!
109:ガードマン:2017/05/16(火) 20:10 ID:Raw 面白いです!
支援します!頑張って下さい!
>>108-109
ありがとうごさいます!できるだけ早めに更新しますね
僕学生なんですがテストがあるので、テストが終わったら書いてみようかなと思います!いいですかね?初心者なんですけど(笑)
112:マジュ◆slE hoge:2017/05/16(火) 20:26 ID:vXs >>111
大丈夫ですよ。私もくそですから
ちなみに、私は中学3年ですよwwww
そうなんですか
ちなみに僕、『ガードマン』です
3DSとスマホで書いてます
>>113
了解です。とりあえず、歓迎します!
※誰でもおkですから!初心者も大歓迎ですよ!
初めて書いてみようと思っている物語です。
ちょっと早いんですが、アローラ組で夏祭りに行く話です。(ちなみにサトリエです)
こんな感じの書いていいですか?
>>115
いいですよ。あと、変にあげるとうるさい人がいるんで雑談はhogeでお願いします
最近、更新していませんでした。期待していた人には申し訳ありませんでした。
では、つづきをどうぞ!
>>107のつづき
「サトシー!!!!」
サトシを全力疾走で追いかけてきたマオたち、とても息切れをしていた。
「サトシ…速すぎ……」
「悪りぃ…」
「そんなことより…ピカチュウはどうなってるんですか……!?」
「…今、ゲッコウガが探しに行ってる」
「そうですか…」
そうすると、しばらく沈黙が訪れていた。
一方ゲッコウガの方ではピカチュウを見つけたらしく、サトシに伝えようとするが……
サトシも、ゲッコウガに伝えようとするが……
(あ、あれ………?)
お互いの気持ちがすれ違い、全く届かない。
「サトシ、ゲッコウガは今、どこにいるの?」
「それが…分からないんだ…」
「「「「えっ!?」」」」「はっ!?」
『何事ロト!?サトシ、どうしたんだロト!?』
(ゲッコウガ!答えてくれっ!!!)
>>117のつづき
(ゲッコウガ……………)
*
『ピカチュウ…どこに行ったんだ…』
『…………コウガ』
『ありがとな…ゲッコウガ…。くよくよなんかしてる暇なんてないよな?』
サトシは笑顔を取り戻す。『よし、行くぞ!』と張り切って言うと『コウガ!』と言い、走って行った。
(俺は……何もやれないのか……ピカチュウ…無事でいてくれ…!)
サトシはゲッコウガに迷惑を掛けたくなくて、笑顔を作っていたが…不安そうな顔をしていたままだった………。
*
「……俺、1人でいたいんだ…。悪いが、ロトムを頼む…」
>>118のつづき
「サトシ、様子が変ですよ…!」
リーリエが言っていたことを全く気にせず森へと奥に突っ走って行くサトシだった…。
「サトシ…」
『やっぱり、サトシを連れ戻すロト!』
ロトムはサトシを探す様子。ロトム曰く『“ほっとけない”って奴ロト!』と言う。“ほっとけない”はサトシから教えてくれた最初の言葉だったみたいで、ロトムは何があっても探しに行こうとする。
「ロトムの気持ち分かるよ!」
「サトシは…何があっても…笑顔でいる…」
「あいつがいないと楽しくないもんな」
「サトシがいて、毎日楽しいって実感するよ」
「サトシは私たちの憧れですから…」
「みんなで、探そうよ!」
みんなが、サトシがいないと楽しくないという強い気持ちをロトムにぶつける。ロトムは感動をしていた(機械はならないでしょという突っ込みをしたら負け)。
「さぁ、サトシを探しに行くわよ!」
「「「「「おーっ!」」」」」
>>119のつづき
一方、サトシは森の中で1人だった……。突然、茂みがガサゴソと音がして警戒をしていたが…出てきたのはピンク色の大きくて可愛い熊だった。
「キーッ?」
「な、何だあのポケモン!?ロトム!教えてくれ……ない…か…」
サトシはロトムがいなかったことを気付き、不安という気持ちが強くなっていた。
「キー…」
熊のポケモンはサトシを抱きしめて心を落ち着かせようとしてくれていた。
「…ありがとな」
「キー♪」
すると、次は…体が大きくて草履を履いている人がやってきた。
「おや、迷子になったんですか?」
「あ、いいえ…。ところで、あなたは?」
「申し遅れました。私はハラです。」
「あ、俺はサトシです……」
自己紹介を終えていると、ハラさんはサトシの左腕を見ていた。
「む?それは……Zリング…」
「え!?知っているんですか!?」
「ええ。私も付けてますし」
「あ…本当だ。」
「それに、これを作ったのも私ですから」
「えぇっー!?!?!?」
>>120のつづき
「も…もしかして、このデンキZって…」
「私が作ったものです」
ハラさんの言葉にサトシは黙り込んだ。むしろサトシは何故カプ・コケコからZリングをくれたのかが気になっていた。
「あれは、カプ・コケコが何故かデンキZごと持っていたんですが…まさか、サトシ君だったとはね…」
「え?何のことですか?」
サトシはハラさんの言っていたことがよくわからなかった。ハラさんは「いや、こっちの話です」と言う。
「……………」
「それに、してもサトシ君」
「はい?」
「あの凶暴なポケモン…“キテルグマ”がサトシ君に懐いてるのが……」
「へぇー、キテルグマって言うのか…」
キテルグマはサトシを強く抱きしめていた。サトシは首を閉められて窒息死しそうになる。
「ゴホッ!!ヒヘブフハ!フフヒヒ…!!(キテルグマ!苦しい…!)」
「キーッ!!」
キテルグマはすぐに首を閉めるのをやめた。サトシは「死ぬかと思った…」と大袈裟に言う。
>>121のつづき
「サトシ君は、ポケモンに愛されてるんですな」
「あっ…はい……。あっ!ハラさん!」
サトシはピカチュウを見たか聞いてみた。ついでに探してくれようとしていたゲッコウガについてのこともついでに話していた。
「ゲッコウガなら、見ましたよ。」
「あ、案内してくれませんか!?」
「分かりました…でも、その前に…」
ハラさんは、キテルグマをジーッと見ていた。キテルグマは首を傾げていた。
「ごめんな、キテルグマ。また会いに来てやるからな…」
「クゥ…」
「じゃあな……」
*
サトシたちはキテルグマと別れて、ピカチュウを探しに行くことにしていた。すると、ゲッコウガの姿が見えていた。
「ゲッコウガ!」
「コウガ!」
1人と1匹は再会を喜んでいた。
(やはり、サトシ君は気になる人ですな…)
>>122のつづき
ゲッコウガは、さっきのことで何があったのかさっぱり分からなくて、サトシに問い掛けていた。
「ごめんなゲッコウガ…。俺、焦ってた…。不安だったんだ……探してもピカチュウがいなくて不安だったんだ……」
「…!コウガ!!」
「え!?ピカチュウを見たって!?」
そう言うとゲッコウガが全力で走って行く。サトシとハラさんはそれを追いかけていた。
「ハラさん、見失わないように先に行ってます!」
サトシがゲッコウガなみの速さで走って行った。
(やっぱり、サトシ君は不思議な人ですな…)
>>123のつづき
一方ピカチュウは、ロケット団に捕まっていた。
「ピカチュウを奪う作戦は成功したわね」
「…だな」
「電気で呼び寄せてその隙に奪う作戦は成功だニャ!」
ロケット団は呑気にしていたが……
「やっぱり、ロケット団だったか!!」
サトシとゲッコウガに見つかってしまった。
(((げっ!ジャリボーイ………)))
(まずい…このまま、飛ばされるオチになるわ……)
(せっかく行くと思ったのに……)
(今度は、ゲッコウガを狙うべきかもしれないニャ)
ロケット団はほぼ、諦め掛けていた。そして、素直にピカチュウを解放し、撤収をしようとした。
そのとき…!
「ピカチュウ10万ボルト!!」
「ピーカーチュー!!!!」バチバチバチバチ
直撃をし、吹き飛ばされて行った…
と思った、次の瞬間…!
「キーッ!!」
「えっ…!?」
「ピカァ!?」
さっきのキテルグマが、ロケット団を連れさらった…。
あげ!…では、ないですが…
なりきり
https://ha10.net/test/write.cgi/nari/1489973296/l2
↑ぷよぷよのなりきり。ちょこちょこやってます。
二次創作
https://ha10.net/test/write.cgi/ss/1477696954/l2
↑ここで、私はカービィを書いてます。
https://ha10.net/test/write.cgi/ss/147057027/l2
↑ぷよぷよの小説です
参加してくれる人が増えることを願います。
マジで無駄ミスしました。
https://ha10.net/test/write.cgi/ss/147057027/l1
https://ha10.net/test/write.cgi/ss/1477696954/l1
これでミスってたらごめんなさい。
○○小説ー!とみんなでレッツ!ぷよ勝負のURLが何故か出ないですが…ggってみるしかないです…m(_ _)m
128:マジュ◆slE:2017/05/27(土) 22:23 ID:vXs >>124のつづき
「サトシ君さっきのは…」
「あ。あれは、人のポケモンを奪う悪い奴等で…」
「スカル団みたいn「あれより酷いです。どっちもどっちですが」そうだったんですね」
結局、ハラさんのこと、カプ・コケコのこと、Zリングのことも何も分からず終わった。
そして、ピカチュウが見つかって良かったと喜んでいたということは勿論のことであった。
>>128のつづき
家に帰りサトシは、ハラさんという人に会ったことを報告していた。
「それは、凄いな!ハラさんはメレメレ島の島キングだ!」
「し、島キング!?」
『それは、凄いことロト…?』
「当たり前だ!俺は、島巡りに挑戦するからな!」
サトシはわくわくしていた。早くハラさんとバトルがしたいみたいだ。
「だけどサトシ…島キングに挑戦するには、まず試練をしてこないといけませんよ」
「試練?」
「ピカァ?」
「リーリエの言う通りだ。まずは、試練をこなしてこないとな。」
サトシは納得し「まずは、試練に挑戦だ!」とテンションが上がっていた。
「ぴゅう!」
ほしぐもちゃんも楽しそうにしていた。
「あなたはしませんよ…」
「ぴゅう!ぴゅう!!」
いやいやと顔をするほしぐもちゃん。リーリエは「はねるしか覚えていないあたにはムリです!」と少しきつく言ってしまい、ほしぐもちゃんはどこかに行ってしまった。
「ほ、ほしぐもちゃん!!!」
外を出た瞬間、やけに明るいと思って上を見上げると、謎の穴が開いていた。
「あ、あれは…!」
「博士、あれが何か分かるんですか…!?」
ククイ博士は間を少し開けて「あれは、ウルトラホールだ…」と言う。
>>129のつづき
「ウルトラ……ホール?」
「ピカァ?」
サトシ、ピカチュウは何ほことかさっぱり分からず、首を傾げる。だけど、リーリエは驚きを隠さないで、「聞いたことあります…!」と言う。
「たしか、ウルトラホールは“ウルトラビースト”というポケモンがさ迷っているらしいです」
「ウルトラビースト……?」
「別名UB」
「UB…?(ユービー…?)」
リーリエとククイ博士が交互に言っていて、サトシはぐるぐるしていた。
>>130のつづき
「そういえば、クラゲっぽくてリーリエの髪に似ていた奴がいて…」
「そ、それは…“UB01 PARASITE”」
「パラ…サイト?」
やっぱり、理解ができないサトシ。だけど、気になるものは意外と見つけていた。
そう、あの赤い脳筋っぽいポケモンのこと。博士曰く「“UB02 EXPANSION”だ」ということ。
「エクスポンション?」
「ピカァ?」
勿論、理解不能である。
「ロトム、分かるか?」
『No dataロト』
「そっか…;」
取り敢えず、UBはやってくる気配はなさそうだった。
>>131のつづき
「あ、あと博士!」
「ん?」
「ウルトラビーストが何かオーラをまとっていたんです…あれって一体…」
「悪いが、俺も分からん」
「そうですか…」
「言えることはただ、1つ!」
そのとき、サトシは気になって真面目に聞いていた(一応わくわくしていた)。
「試練を望むとき、ぬしポケモンがオーラをまとっているからな」
>>132のつづき
「ぬしポケモン?」
「ぬしポケモンというのは通常のポケモンの約3倍の大きさで、何かしらのオーラをまとっているんです。」
リーリエがわかりやすく説明してくれた。サトシは、「それがZワザと何か関係しているんじゃないのか?」と言う。もちろん言っていることは合っていた。
「よし、俺…明日、試練を達成して、Zクリスタルをゲットしてやる!!!」
「ピカァー!!!」
言うまでもなく(暑苦しいほど)燃えていた。
忙しいせいで更新ペースが遅くなります。ごめんなさい。
135:マジュ◆slE つづきか何か:2017/06/13(火) 16:04 ID:/WA >>133のつづき
-リーリエ side-
(羨ましいです……。困難を乗り越えて…挑戦をしていき、高みへと登って行く……。そんなサトシは私の憧れです………)
リーリエは頭の中でモヤモヤしていた。
>>135のつづき
-サトシ side-
「リーリエ、どうしたのか?」
「あ…いえ、何でもないです!」
「そっか…それならいいけど…」
リーリエはサトシの憧れと決意とかが全く分からなくて複雑な気持ちになっていた。
*
次の日、学校がお休みの中、外が騒がしかった。サトシたちはドアを開けて状況を見に行くことにした。
「な、何あれ………」
サトシたちは、黒いポケモンが邪魔をしていたところを見て「酷すぎる」と感じていた。
「またか……」
「ま、またか…って何があったんですか!?」
「最近、ポケモンが悪戯をしているということがあったらしいんだ……。まさか、ここまで酷いとは………」
そこには、巨大な丸太がゴロゴロと転がっていた。運んでいた人は「大迷惑」だと思っていた。それを見たサトシたちは手伝おうと思う。一方、リーリエはそのポケモンに対して「あれは、ラッタですよ!」と言う。
「ラッタ…!?あんな黒いのが!?」
『アローラのラッタは黒いロト。』
「そうなんだ…」
「困ったな……こんなことが続いて行くとキリがないな………」
ククイ博士が困っていると、1人誰かがやって来た。
「あ、サトシくんじゃないですか」
「ハ、ハラさん!?」
サトシが答えるとリーリエが「えっ!?ハラさんってメレメレ島の島キングである、あのハラさんですか……!?」と叫ぶ。どうやら生で見るのが始めてだったらしい。それと、後ろにもう1人誰かがいた。
>>136のつづき
ハラさんの後ろには緑色の髪で結んでいてオレンジのリュックに黒の服、肌の色が黒い人だった。
「俺はハウ。よろしく。」
「俺、サトシ。こいつが相棒のピカチュウ」
「ピカチュウ!」
「よろしくな!」
サトシとピカチュウは相変わらず元気だった。
「俺はククイだ」
「私はリーリエです。」
「よろしく。サトシにリーリエ」
「ハウは何でハラさんといるんだ?」
「ピカァ?」
1人と1匹は首を傾げる。ハウはある一言を言うとみんなが絶叫する。それは、ハウはハラさんの息子であったということである。
「えぇっ!?む、息子!?!?!?」
「ピカァ!?!?!?」
「えっ!?!?!?」
「マジか……」
「はい、本当です。」
ハラさんが言うと納得していた。
ごめんなさい。今日は私の誕生日です。どうでもいいですが……
しばらく、書けません。家の事情と習い事で大変なもので………もうしばらくお待ち下さい。
>>137のつづき
「なら、ハラさんの試練やったのか!?」
「うん!やったよ!じいちゃん強いよ〜」
「そ、そんなことより手伝いましょうよ!」
状況を整理すると、ラッタたちのせいで荒れている状況をみんなでして何とかしようとしていたところでハラさんと会い、こんな状態である。
そこでハウとサトシの熱い話でキリがなさそうなところをリーリエが止めていた。
片付けが終わると、サトシたちはハラさんと会話をしていた。
「サトシ君、君はラッタたちをどうしようと思ってますか?」
「えっ…どうって言われましても…;」
『サトシは何も思わないロト!?あんなことを何回もしているんロト!イライラするはずロト!』
「確かにそうだけど…ラッタたちもそれなりの事があるんじゃないかな…」
>>139のつづき
『サトシは、本当にそれだけロト?』
「あぁ。だから、俺はラッタやコラッタたちとバトルをして追い払うっていうことを考えたくないんだ…。もう少し、違った方法でできないかな…」
サトシがそれを呟いた瞬間リーリエとロトムは、そのことを知っていて、サトシに教え、それを聞いたハラさんが納得をする。
「サトシ君、君は冴えているね。デカグースに協力してもらうために今から行くとしましょう」
「つまり、試練ですね」
「なんかテンションが上がって来たーーーーーー!!!!!!」
「ピカーーーーーーー!!!!!!」
サトシとピカチュウはテンションフルマックスだった(全く、この1人と1匹はと思っているロトムw)。
「わーいデカグースが見れるー!」
「ハウ、また見るのか?」
「うん。俺、一応……試練クリアしたけど…」
ハウが少しずつ声を小さくしていきロトムが『息子なのに、ハラさんに負けるなんて意外ロト。』と言いショックでシュンとなるハウだった。
「ハウ、俺も一度二度負けたことがある…」
「えええぇぇぇ〜っ!?」
リーリエは、一応そのことを少したけ話していたことはあるが、ハウにはまだそんなことを教えていなかったからか、驚いて………いや、大袈裟レベルの驚き方をしていた。
「だけど、負けたとしてもいい経験になると思うから…諦めたりするなよ。」
「ありがとうサトシ!」
ハウはさっきロトムに言われていたことがなかったかのような笑みを浮かばせていた。
「特にピカチュウとゲッコウガはそういうことをやってきたからこんな感じなんだ」
サトシはモンスターボールを持っていた。そのボールは勿論、ゲッコウガのモンスターボール。
「さてと、そろそろ行きますか…準備は大丈夫ですか?」
「はい!」
*
「さて、着きましたよ…」
(つ、着いたのか?どう見ても誰もいないけど……)
サトシの周りにはリーリエ、ハウ、ハラさんだけだった。来る気配もない。サトシとピカチュウは首を傾げる。
「サトシ、これはね……3匹のヤングースを探し戦って、ぬしポケモンと戦うんだよ!」
「え…さ、探す……ここから!?」
どうみても、広すぎる場所でどうやって見つけるのか…サトシにとっての方法は……あれしかない。
「やってやるぜー!」
「ピカァー!」
気合いしかなかった。
「サトシ君これは、試練です。自分の実力を出し切って下さい!」
『サトシ、ボクも協力するロト!』
「いや、いいよ…俺、頑張ってみるからさ」
「サトシ、試練達成して下さいね!」
「あぁ!分かってる!!」
「それでは、試練開始です!」
ハラさんが言った瞬間、試練は始まった。
>>140のつづき
「いた、ヤングースだ!ピカチュウ!君に決めた!!」
「ピカァ!」
「10万ボルト!」
「ピィカァ…チュウ!!!!」
ヤングースは、ピカチュウの10万ボルトを食らい目を回して倒れていた。2匹目もヤングースが現れ、さっきより、防御が少し上がっていた感じだったが、それでも、2、3発程度で倒していた。
「…もう少しだな」
もしかしなくてもあと1匹だけだと感じたサトシは最後のぬしポケモンの仲間的何かを探すが、そのポケモンは別のとこにいた。もしかしなくても…このパターンはそのポケモンが恥ずがり屋という奴だ。
「うーん……そうだ!モクロー、ゲッコウガ、君に決めた!」
「クロー!」
「コウガ!」
何故わざわざモクローとゲッコウガを呼んだかというと………
「モクロー、ゲッコウガ!穴のとこにいてくれないか!!」
「ホロー」
「コウガ」
一方、そばで見守っていたみんなは……
「あれがサトシのやり方なんだ」
「はい。サトシは、場所を駆使してバトルをし、さらにお互いを信じ合っているからこんなことができるんです!」
(カプ・コケコが認める理由は分からなくもないですな)
サトシたちは、穴を塞ぎ、サトシのところに来るようにしていた。すると、そこにはヤングース…ではなく、デカグースがいた。少し、長引いた戦いだったが、なんとかサトシが勝利していた。
「よっしゃあ!」
「ピカッチュウ!」
「モクロー、ゲッコウガありがとな」
サトシはモクローを撫で、ゲッコウガとは目を合わせて頷いた。
>>141のつづき
(というか、ハウが言っていたこと少し違ってたな…まぁ、その方が楽しみが増えるしいいか)
全くもってその通りである。そりゃあ、思いもしないと思いますよね、目の前に「取っていいですよ」レベルに祭壇にZクリスタルがあるから。
「ぶ、不用心ですね…;」
「まぁ、そう思わないで下さい」
「そうそう」
リーリエたちが会話している頃、サトシはZクリスタルを取ろうとするが、デカグースに道を塞がれた。まるで、「勝ったら通れ」的な感じだった。
それにしても……………
「でかいっ!」
「ピカァッ!?」
『通常のポケモンの3倍くらいあるロトー!』
つまり、それがここのぬしポケモンである。証拠として、不思議なオーラを纏っている。UBみたいな赤い感じとは違いオレンジ的なオーラだった(ゲームをプレイしてる人には多分分かります)。
「よし、ピカチュウ!君に決めたっ!」
「ピカーッ!」
ピカチュウはやる気に満ち溢れている。
「ピカチュウ、頑張って下さい!!」
「ぴゅう?」
「ほ、ほしぐもちゃん!出てはいけませんよ!!」ボソッ
「ん?それは…?」
真剣なバトル中なのにハウはほしぐもちゃんをジーッと見る。
「このポケモン何?」
「コ、コスモッグと言うポケモンです。私は星雲みたいにキラキラしているからほしぐもちゃんと呼んでます…。」
「へぇー」
「珍しいポケモンですな」
「じいちゃんも分かんないのかぁ…」
なんと、島キングであるハラさんも知らないというと詳細不明で何の手掛かりもない。ほしぐもちゃんは一体何者か…、これは、今後のことに影響が起きるであろう…。
一方、サトシはまだ、ぬしポケモンデカグースとバトルをしている……
>>142のつづき
デカグースがたいあたりをするとピカチュウはかわすことができず、直撃してしまう。ぬしポケモンは通常の3倍もあるから、無駄に動くことになるだろう。これこそが試練だと感じるサトシ。ただ、焦っているような感じではなかった。
「ピカチュウ!大丈夫か!?」
「ピカチュ!」
ピカチュウはすぐに起き上がった(流石、タフです)。
「ピカチュウ、俺たちの本気を見せてやろうぜ!」
「ピカチュウ!」
デンキZのZ技を使おうとするサトシ。
最初に左腕を肩の高さより上げて右腕は脇腹のあたりに下げ、その直後に両腕を肩の高さて水平に広げる。
次に上体を右にひねり左腕はひじを90度に曲げて、顔の前に拳を持ち上げ、右腕は体の後方へまっすぐ伸ばす。
その次に右腕を左脇腹に近づけるようにしながら、上体を左へひねる。右腕が下方へ、左腕が上方へ向くようにする。
最後に肩をすぼめるようにして左腕を体の右側へ移動する。その後、右手の先を下方へ、左手の先を上方を向ける。これが何となく稲妻の形に見えていればいい。
これがデンキZ。それの技の名は『スパーキングギガボルト』。
それを見たハラさんは、驚きを隠していなかった。
「これが、俺たちの全力だ!『スパーキングギガボルト』!!」
「ピカ…ピカ…チュー!!!!!」
電撃のヤリがデカグース目掛けて打たれる。デカグースはZ技を受け、目を回し倒れた。
「そこまで!この勝負、チャレンジャーサトシ君の勝利!」
「よっしゃー!」
「ピカピカチュー!」
「ホウー!」
「コウガ!」
『凄いロト!大きなぬしに勝ったロト!!』
サトシのポケモンたちは、勝利の喜びをあげていた。
「凄い!俺、サトシとバトルしたい!!」
「サトシは、強いですよ!」
「ぴゅう!」
「流石、サトシだ。」
みんなが納得をしてくれた。確かに、サトシの力は本当のものだ。お互いを信じ合う絆。それが、新たな力へと導いている。
それよりサトシは、デカグースに話し掛けていた。
「あ、デカグース大丈夫か!?」
『ビビビ、き…危険ロトォ!』
「大丈夫…俺は何もしない…ただ、俺はこの世界を平和にするためにお前の力を借りたいんだ。」
サトシは、デカグースに向かって、自分が思っていたことを全力でぶつけた。その答えが、ノーマルZという贈り物として、サトシを認めてくれた。
「サンキュー、デカグース。」
「……」コクリ
デカグースは無言で答えた。そして、どこかへと去ろうとする。いや、ラッタたちのとこへ向かおうとしていた。
「行こう」
「ピカ!」
サトシたちはデカグースについて行き、ラッタのとこへと向かって行く。
>>143のつづき
デカグースは、ラッタのところへと向かっていると、ラッタたちは、イネを食べていて荒らされていた。
『ビビビッ、ラッタたちを発見ロト!』
「グース!」
デカグースは、ラッタたちに向かって一鳴きした。すると、ラッタたちは、食べられると思い逃げて行った。
「ラッタってあんなこと考えるんだ…」
「…俺も知らなかったな」
「…ピーカ」
何この空気って感じになっていたがとりあえず解決。
「よくやったなサトシ。」
「流石、サトシです!」
「その通りです。ぬしポケモンは普通、試練に挑戦している人にZクリスタルを渡すことなんてないんです。」
流石、ポケモンホイホイ(サトシがいるとポケモンが来やすいという奴w)である。
*
次の日、新聞を見るとラッタの事件を解決したという記事が書かれていた。そこには『サトシ君のおかげで』と書かれてあった。
「サトシ、有名人になってますね」
「えーそうかなー?」
「ピカ、ピカチュ…;」
ピカチュウか何故か呆れていた。そんなとき、チャイムが鳴った。サトシは、ドアを開けた。
すみません、小説板でやった方が良いのかと思います。
146:◆9c:2017/07/15(土) 13:44 ID:FBg間違えました!すみません!
147:このは◆cE:2017/07/15(土) 15:51 ID:y/E マジュ、来てみたよ!面白い!
入ってごめんね
>>145,>>146
大丈夫ですよ!
>>147
ありがとう!これからも頑張って書くよ!
参加者募集中です!ぜひ、参加して下さい!
>>148
いえいえ!頑張ってね!
私も参加していいかな?
>>149
どうぞどうぞ
>>144のつづき
「はーい」
「あなたがサトシ君ね」
「あ、はい…そうです…」
サトシの目の前には、ジュンサーさんとぬしポケモンのデカクースがいた。
「あなたのおかげで、この島の平和は守られたわ」
「いえ…ほっとけなくて…やろうと思っただけで…」
「ピカピカ…チュ…」
流石、当たり前のことをするサトシである(たまに常識外れだけど)。
『サトシは、非論理的ロト』
「なっ…それどういう意味だよ;」
「ピカピカチュ;」
「でも、それはそれでいいと思いますよ」
それより、ジュンサーさんが空気じゃゲフンゲフン……
「えっと、サトシ君」
「あ、はい」
「君のおかげで助かったわ!よってここに表彰します」
「はい!」
「ピーカ!」
サトシはそれを受け取り大事しようと思っていた。
「…!そろそろ時間だわ。私はここで失礼!」
そう言って慌ててバイクに乗って行った(ついでにデカグースも乗って行った。正確に言えば、自分の家的何かに帰るらしい)。
「大変だなジュンサーさんも」
「ピカチュ」
「そうですね」
セレナ襲来してほしい
153:マジュ◆slE hoge:2017/07/19(水) 20:06 ID:SgY >>152
そこら辺は考えています…
>>151のつづき
「………………」
「サトシ、どうしたんですか?」
『なんか、ハラさんに会ってからおかしくなっている気がするロト』
ロトムがそう言うとサトシがビクッと反応をした。一体何を考えているのかリーリエは聞こうとする。
「あの…サトシ…?」
「え…な、なんだ?」
「何を考えているんですか?それにボーッとしていたような…」
サトシは何もないようにごまかしていた。
「なっ、なんにもないよ!!」
「ピカァ?」
ピカチュウは、首を傾げていた。相棒であるピカチュウすら分からないことは、相当大変なことなのだろうか。
「(何があったんでしょうか…。サトシは何を考えているんでしょうか。ゲッコウガなら分かりそうです…)」
リーリエが考えていたことは、名案である。サトシとゲッコウガは、深い絆で結ばれている。そんな彼なら少しでも手掛かりがあるだろう。
「あの…ゲッコウガ」
「コウ?」
「サトシは、一体…何を考えているんですか?」
「コ、コウガァ…;」
リーリエが質問をした瞬間、ゲッコウガが汗を流していた。もしかして聞いちゃいけなかった気がして、すぐに謝ったリーリエ。いや、そういう意味じゃなさそうだ。何故かというと………
「ハウとバトルするかそれとも先にハラさんと戦うのか…どっちがいいんだー!!!!!!!」
ズコッ
一同ずっこけた。まあ、サトシらしいっちゃサトシらしいが、そこまで考えるのかと突っ込みたくなるロトムだったが、抑えていた。
『ここは、先にハウとバトルすることが優先ロト』
「それでいっか」
何でそんなことがすぐに解決できなかったんだと突っ込むのは控えて、とりあえずスッキリしていたサトシだった。
更新控えめにしますm(_ _)m
156:マジュ◆slE 久しぶりに更新:2017/08/03(木) 20:04 ID:rKc >>154のつづき
「よし、こうなったらハウと勝負s…」
ピンポーン
「ピカ?」
「ん? 何だろう…」
サトシが張り切っている中、チャイムが鳴った。すぐ近くにいたリーリエが「私が出ます!」と言い、ドアを開けた。
「やっほー! サトシ、リーリエ!!」
「ハウ! どうしてここに!?」
「どうしてって、今日は大試練の日でしょ! だから、サトシたちを向かえに来たんだ!!」
ハウはそのサトシのバトルを見れるのが楽しみでテンションが上がっていた。ついでに、バトルをしてみたいとも思っていた。
「そうなんだ! サンキュー、ハウ。あ、ついでにバトルもしようぜ!!」
「いいよ! 俺、楽しみで眠れなかったし」
サトシ並みのテンションであるハウ。一同が話している時、ククイ博士も興味を湧いていた。
「サトシとハウのバトル、俺にも見せてくれ」
「ククイ博士!」
『ついでに、ボクも見るロト!』
「ロトム、録画をお願いしますね!」
『任せるロト!』
ロトムはいつの間にか録画をできるようになっていた。その理由は………
>>156のつづき
今から、数時間前のこと……
『あのサトシのバトル…とっても興味があるロト……』
サトシたちが気持ち良さそうに寝ている中、ロトムはまだ起きていた。サトシにしかできないバトルを何回か見てきて、興味を持っていた。
『サトシは、ポケモンのことを信じているロト…。その絆が、みんなを強くしているロト。』
流石、何回か見ていくうちに、理解していく。まるで、ショータみたいである。
サトシが寝ているところから離れたロトムは、周りをうろうろしていた。そんな中、1台のビデオカメラが置いてあった。それに触れたロトムは、新たなる潜在力に目覚めたような感覚的になっていた。
『感じるロト…。ボクの中で、ボクにしかできない何かが目覚めた気がするロト…!』
こうして、録画をすることができるようになった。
>>157のつづき
話は戻り、サトシたちは外に出てバトルをすることにした。
『録画はボクに任せるロト!』
「これより、サトシとハウのシングルバトルを始める! 使用ポケモンは1体。どちらかが戦闘不能になった瞬間バトルを終了とする。それでは、両者ポケモンを!」
「任せたよ、ニャビー!」
「ニャブ」
ハウが出したポケモンは、初心者ポケモンの1体のほのおタイプ ニャビーだ。
「あれって…」
『ボクにお任せロト! ニャビー ひねこポケモン ほのおタイプ。感情を ださず 独りで いることを 好む。信頼を 得るまでには 時間が かかる。』
「それって、つまり『一匹狼』って奴か?」
「ピカ?」
「一匹狼…ですか……。ポケモンにもそれぞれ個性があるんですね」
リーリエはニャビーを見て学んだ…。ポケモンは、それぞれ懐き方が違う。長い時間をかけて強い絆が産むというやり方もある。
「頑張ってサトシに勝とう!」
「ニャブ」
ニャビーがそっぽを向いた。まるで、最初のサトシとピカチュウだった。
>>158のつづき
「お願いだよ、ニャビー」
「ニャブ」
「はぁ…」
溜め息をついたハウ。もう、どうしようもないと思っていたハウだった。そんな中、サトシはニャビーのところに近づいた。
「…………」スタスタ
「ピカピ?」
「ニャブ?」
「ニャビー。俺は、お前と戦いたいんだ。本気のバトルをしたいんだ。」
サトシは、ニャビーに分かってもらえるように、自分が思ったことを心にぶつけている。
「サトシ……」
(サトシの気持ちに、気付いてやってくれ)
リーリエとククイ博士は、サトシの気持ちに気付いてほしいと強く願っていた。それが、ニャビーの心を大きく揺らした。
「ミャー」
「………!!」
>>159のつづき
サトシの言葉にニャビーは心を開いてくれた。
「これでバトルができるな」
「だね。それで、サトシはどうする?」
「…モクロー、君に決めた!」
「ホロー!!」
こうして、2人のバトルが始まる。
「それにしても、なんで相性の悪いモクローなのかな?」
「いや、わざわざサトシが相性の悪いのを選んだのかは分からないが、サトシなりの考えがあるんじゃないか?」
「ひとまず、見送りましょう」
「モクロー、体当たり!」
「ホロー!!」
「ニャビー、かわして!」
「ニャブ!」
モクローの体当たりを何とかかわしたニャビー。2人の気持ちはさっきよりもよい感じになっていることが分かる。
たまに、「自分はここで何をしているのだろう」と考えてしまう事がある。
野生として生まれ、トレーナーの手持ちに加わり、長い間彼と一緒に旅をしていた。出会った数々の強者を倒して、ライバルだった人にも打ち勝ち、僕らは今この場所に居る。
そう。居るのだ。
旅を続けている訳でも、新たな出会いを求めている訳でもなく、ここに居る。野生として生まれ、トレーナーと旅する事を覚えた僕にとって、それは結構退屈なのだ。ここには他の場所と比べ物にならないくらい強い野生ポケモンが生息しているけど、彼と共に旅をして強くなった僕らの敵ではない。他よりちょっとマシな程度――そんな場所なのだ。
けれど、不満が溜まっているかと聞かれたらそれは違う。退屈ではあるけれど不満ではない。切り立った足場に強いポケモンが揃っていれば、身体が鈍らないようにトレーニングする事だってできる。退屈ではあるけれど、不満ではないのだ。
今更野生に戻ったって、トレーナーに育てられたポケモンでは馴染めないだろう。人の手によって鍛えられたポケモンが野生に戻るというのは、結構大変らしいと聞いた事がある。だから僕は野生に戻ろうとしないし、ここまで強く育ててくれた彼の傍を離れようとも思わない。
でも彼に「ここ退屈なんだけど」と文句を言う訳にもいかない。ここが退屈であるというのは、彼が一番よく知っている。いや、彼にとって、退屈でない場所なんていうのは、もうこの世のどこにも存在しないのだ。無邪気にバトルを楽しめていたあの頃とは違う。彼は誰よりも強いトレーナーとなり、僕らもそんな彼の手持ちとして恥じない強さを手に入れている。どんなに楽しみたくても、相手がいない。楽しめるだけの相手がいないのだ。
それに、黒い機械を持った人間達に追い掛け回されるのももう嫌だ。彼がこの場所に逃げ込んだのはそういう理由もあるし、もしかしたらそれが一番の理由なのかもしれない。だから僕らは、彼にこの場所を離れようなどと提案しない。僕らも僕らで、「この場所を離れたら嫌な事がある」というのは理解しているのだから。
「ピーカー」
とか何とか色々と御託は並べるけれど、一番の理由は――。
「……? ……」
彼を独りにしたくない、っていう単純な思いなんだよね。
最近、書いていなくてごめんなさい!
楽しみにしてる人もいますよね…
それと、匿名さん参加ありがとうございます。>>161の小説を見て、凄いなぁと思いました。私も、あんな風に書けるように頑張ります! 更新までちょっと待っていて下さい…
>>160のつづき
「やっぱ、バトルはこうでなくっちゃ…」
「サトシ! やっぱバトルは楽しいよ!!」
「だろ? 俺も何回もやっても飽きないからな」
サトシとハウはお互いこのポケモンバトルが長く続いて欲しいと考えていた。
「ピカピー! ピカピーカ!!」
ピカチュウがサトシたちを応援する。
「モクローこのは!」
「ホゥー!!!!!!」
「ニャ、ニャ!?」
チュドオオオオォォォォン!!!!
「あ、あっ!! ニャビー…!!」
煙で見えなくなっていた状況…煙が消えていたときにはニャビーが目を回していた。
「ニャビー、戦闘不能! モクローの勝ち。よって、勝者サトシ!!」
「ぃよっしゃあー!」
「ピーカッチュ!!」
「ホロー!!!!」
いい、趣味もってるとおもうよ〜
この調子で頑張って続けろよw
おもしろかったよ〜www
>>164
ありがとうございます
>>163のつづき
「モクローありがとな」
「ホゥーZzz……」
「って早っ…;」
「ピカ…;」
モクローは勝ったことに嬉しくて喜んでいたがやっぱり爆睡。それを見て苦笑な一同だった。
「それにしても…負けちゃったなあ。サトシ、強いなあ」
「サトシは、相性とかに気にせずにポケモンとの絆とその場に合ったフィールドで迫力のあるバトルにしてくれるそんな人です」
「あはは、大袈裟だよ…;」
リーリエが詳しく言っていたが、まさしくそんなバトルだったと思うハウだった。
「なるほどね。これは当分バトルの特訓をしなきゃ…。あ、サトシ」
「どうした?」
「実はさ…ニャビーにほのおの牙を覚えさせようと思ってるんだけど、うまくいかないんだ…」
「新しい技には何かコツというか、集中させてやってみるといいぜ」
ハウはそんな単純なことを考えていなかったので「そんなんでいいの!?」と突っ込んだ。それをピカチュウが「ピカ」と頷く。
「本当、サトシらしいな」
『全く持って非論理的ロト』
「あっ…だけど、これから試練しに行くから特訓はそれが終わってからにしないか?」
「いいよ。じいちゃんとサトシのバトル俺、見てみたいし!」
この一言でハウはサトシのことを追究しようと思っていることが分かる。いや、正確にはバトルを見たいだけだ。
「よし、じゃあみんなでリリィタウンに行こうぜ!」
「おーっ!」
ハウの元気な掛け声でみんなはクスクスっと笑顔で笑っていた。
受験生なのでしばらく、更新できません。本気でごめんなさい。
167:マジュ◆slE:2017/11/26(日) 14:04 ID:MWYあまり書いていないじゃん。やばいなあ
168:明日香◆f.:2017/11/26(日) 22:50 ID:0G2 参考になりまっすわ!ww
この調子で頑張ってー☆
>>168
ありがとうございます。あんまり更新してませんが、受験が終われはまた再開しますので
お久しぶりです!(もう覚えてないかも知れないけど……汗)
受験も小説も頑張ってください!
>>170
お久しぶりですね!どちらも頑張りますよ!
>>165のつづき
サトシたち一行は、ハラさんがいるリリィタウンへと向かうことになった。
その一方で、誰かが何かを話していた。
「ここがメレメレ島か…」
「凄いエネルギーを得られそうですね」
「そのようだな。『かがやきさま』はいつか全てを取り込むことになるだろう…」
メカのような格好をしている2人は何かを実現させようとする。かがやきさまとは一体誰なのか…そして、あの白い格好の服を来た何かの団やスカル団も別々の場所で何かをやり遂げようとしている。サトシたちは、このアローラ地方で大事になるきっかけになることを知りもしなかった…。もちろん、あのほしぐもちゃんも知らない…。
少し短めでごめんなさい。なんか、溜め込んだのがいい結果になりましたねw
USUMも多少入れていますので………
やっと全部見終われた!
とっても面白いです!頑張って下さい!
題:果ての無い旅の最果てで
出逢って間も無く紅白のボールをぶつけられた時に真に必要なことは、何も訊かず何も言わず何も交わさず思いっ切りバトルすることだと思うの。
自分が珍しい種族だということは自覚しているし、それに相応しい生き方をしてきたとも自負している。
それでもここに誰か来るなんて思っていなかったせいで、初動が遅れてしまった。
そもそもこれだけ珍しいポケモンを前にして普通のモンスターボールをぶん投げるとかこの子は馬鹿なんじゃないだろうか。こうして悪態を吐いたところでテレパシーを使わない限り目の前の人間に届くことは無いのだろうけど、届かないのなら気付かれないのなら何を思おうが勝手だ。
真横を掠めた「大文字」。バトルしてみて分かったけど、目の前の人間は中々に育て上手だ。ポケモンの個性を理解しているし、基礎ポイントの振り方も悪くない。分析してみたけど、命中率も一般的なそれではない。どれだけ特訓したんだろう。
攻撃を外したのに、あのリザードンは叱られなかった。「シンクロ」を応用してあの子の心を探ってみたけど、舌打ち一つしないなんて育ちが良い。
いい加減避け続けるのも飽きたし攻撃力も大体分かったので、攻撃に転じる。
取り敢えず手始めに、タイプ一致で相性は関係無しの「サイコキネシス」をぶっ放した。
手応えは充分にあった。充分にあったのに、あったはずなのに、リザードンはその目から戦意を失わないしむしろ更に攻撃性を増した。
ってうわ「切り裂く」はやめて「切り裂く」はやめて。
トレーナーが安否を問う声を発した。けれどその表情に不安は無く、リザードンならまだまだやれる、みたいな身勝手さが滲み出ていた。ああ嫌だ嫌だ。ポケモンのこと無条件で信用して、どうせ期待に応えなかったら醜い心を曝け出してぶつけて罵るんだから。
もう一度「大文字」を放ったリザードンと目が合った。
その目はこれまで見てきたどのポケモンよりもきらきらと宝石みたいに輝いていて、トレーナーに対する絶対の信頼が宿っている。どうして? あんな身勝手なこと思って、君に理不尽な信用を寄せているのに。理解が出来ない。目の前の彼は本当にリザードンなのだろうか。自分とは全く無関係の、ポケモンではない何かではないだろうか。
そんなことを考えて回避が鈍った瞬間を、よく育てられた彼は見逃さない。鋼鉄の様に硬くした尾――「アイアンテール」を容赦なく叩き落してきた。ああ、もう。しかも追加効果まで出しちゃったよこの子。
ごめんね、君は確かにリザードンだ。あのトレーナーの信頼を一身に浴びて、ここまで成長した炎の龍だ。地上千四百メートルまで飛べる翼も、岩石だって焼ける灼熱の炎も、君はあのトレーナーのために臨んだんだね。
――……ああ、そうか。
自分が望んでいたのはこれだったのか。
ポケモンとトレーナーの間に、お互いがお互いを理解して分かり合った上で結ばれる、絆と呼ばれる繋がり。ずっと求めていて、ずっと見付からなくて、産んだ子供も理解出来なかったその結び目を、彼らはここに持ってきて、見せてくれているんだ。
感謝しなきゃなあ、お礼しなきゃ。
何が出来るだろう。
何でも出来る。その気になれば、何だって出来る。
時を渡って、今よりももっと平和な時代に連れて行ってあげようか?
願い事を三つだけ、何でも叶えてあげようか?
どんなポケモンとも心を通い合わせる力の恩恵をあげようか?
嫌な人間を皆悪夢に誘い込んであげようか?
良い夢ばかり見られるようにしてあげようか?
行く先々にある荒れた大地を、一瞬で綺麗な花畑にしてあげようか?
どんな勝負にも打ち勝つ力をあげようか?
海や川を渡って、美しい水辺に連れて行ってあげようか?
感情を自在に操る旋律を、望むままに奏でてあげようか?
沢山のダイヤモンドを一瞬で作り出してあげようか?
リングを通してあらゆるものをどこかに飛ばしてあげようか?
山一つ吹き飛ばす水蒸気を、好きなだけ撃ってあげようか?
それとも、もう一度宇宙からこの世界を創り直してあげようか?
望めば何だってやってあげられる。それだけの力を持っているんだ。
ああでも、君達にはどれも要らないね。
どれも君達は望まない。自分達でやって、自分達で出逢って、自分達で体験して、自分達で受け止めていくだろうから。
だったら、もう出来ることは一つだけだ。
両手を空に掲げ、体の中の波動を集中させ、思いっ切りぶん投げる。自分の波動を使っているから、百発百中の必中技。
本当は使う予定なんて無かったし、三割程度の力でお相手する予定だったけど、気が変わった。
三割なんて生温いこと言ってらんない。
この時代は技が少ないから、ちょっと未来から拝借しよう。
あはは、見たこと無い技にびっくりしてるね。でも君もトレーナーも、面白そうに笑ってる。
ちょっと反則かもしれないけど、そんなの知ったことじゃない。楽しめればそれでいい。
これから先様々な場所で君が出逢うであろうポケモン達の中にある遺伝子は、全て君達の目の前にいるポケモンの一部だったんだよ。
だから、全部使ってあげる。予行演習だと思えばいいでしょ?
技も、タイプも、特性も。ここではない別の世界で生きる子達のも含めて、全部。
全部使って相手してあげる。
出し惜しみなんて絶対にしない。
全力で相手してあげる。
だってボクは、全ての祖先たるミュウなんだから!
――果ての無い旅の最果てで、その結び目は煌めいた。