暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part4♪

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901-キーワード▼下へ
1:紫檗佐南@書記・姫君◆YY:2015/11/05(木) 18:53 ID:OOQ

作ったよ!前のスレがダメになったら来てね(*^∀^*)/

専スレではないので、暗殺教室が好きな方ならどうぞ。ただし、荒しは受け付けておりません。以上の事を守って頂くようお願い申し上げます。

では…Let's start!!

101:夏輝 美井薫:2015/12/19(土) 17:14 ID:MaU

クリスマスが来るよ!ー前編ー


渚「はぁっ………!うぅー……寒いなぁ…。」

もう少しでクリスマスだ。
僕らも楽しみにしている。


茅野「渚ーー!!おはよー!」

渚「あ、茅野!おはよう。元気だね。」

茅野「もっ、ちろん!!今のところの天気予報だとね、クリスマスは、ホワイトクリスマスになりそうなの!!」

渚「本当!?うわぁ………楽しみ!」

茅野「ね!」



殺せんせー「皆さんおはようございます。いよいよクリスマスが来ますよ。」

磯貝「あ、まさかイベントでも?」

殺せんせー「はい、クリスマスパーティーでもやりましょう!!」

皆「やったーー!!」

カルマ「………じゃあ、殺せんせーのお財布でクリスマスケーキ、クリスマスツリー、クリスマスの飾りとか買っちゃおーよ。」

皆「さんせーーい!」

殺せんせー「ちょっ、カルマくん!!駄目ですよ!!」

渚「えぇー?殺せんせー酷いよ!殺せんせーが企画したんだから、殺せんせーが払ってよー。」

茅野「ほんとよ!!」

片岡「………皆、行こう!」

カルマ「殺せんせーのお財布もってぇ………。」

倉橋「レッツゴー!!」

岡野「学校でクリスマスパーティー、とても楽しみ!!」

矢田「ねぇー!雪降ったらいいよね!」


殺せんせー「しくしく………。」

ビッチ先生「………タコは、バカね。」

鳥間先生「ああ、奴がこうなっている間に生徒達の所へ行くか。」

ビッチ先生「えぇ、そうね。」


続く

102:紫苑刹那@蓮兄の秘書・漆黒の妖術師(ソーサラー)◆Sc:2015/12/19(土) 17:24 ID:jR6

いつ見てもみーかの小説は面白いね!!

103:夏輝 美井薫:2015/12/19(土) 20:35 ID:MaU

刹那ありがとう!

104:サバイバル:2015/12/20(日) 00:02 ID:T1.

いつも影ながら応援してます

105:夏輝 美井薫:2015/12/20(日) 10:57 ID:MaU

サバイバルさんありがとうございます!
すごく嬉しいです!

106:サバイバル:2015/12/20(日) 15:36 ID:Os2

続き見たい!

107:サバイバル:2015/12/20(日) 20:28 ID:KCw

続き書きます

108:サバイバル:2015/12/20(日) 20:34 ID:KCw

やっぱり出来ません

109:キャラののすけ:2015/12/21(月) 18:39 ID:dYE

みーか、すごい!!!
おもしろかった〜、次回も待ってるよww

110:かめ♪ 依頼暗殺者:2015/12/21(月) 21:55 ID:Qvk

のすけも書いてよ!!!!!!!!!!
あ、あと私は12月23日から1月3日までこれない…合宿だーーーーーーー帰ってきたら、思いっきりキャラ崩壊するね!

111:夏輝 美井薫:2015/12/22(火) 12:34 ID:MaU

崩壊しすぎないでね!かめ!!
合宿ふぁーいとー!
続き早く書かないと!

112:夏輝 美井薫:2015/12/24(木) 16:14 ID:MaU

クリスマスが来るよー!ー後編ー


殺せんせー「うっう………。」

渚「殺せんせー大丈夫?」

茅野「そりゃあ………終わってるでしょ?」

渚「うーん………。」

教室にあるのは、今買ってきた『クリスマスツリー』『クリスマスリース』『飾り』などなどクリスマスに関係のあるものがたくさんある。殺せんせーの全財産を使い果たしてしまった。

磯貝「とりあえず、飾り付けするぞー!」

皆「おーう!!」

倉橋「あ、その飾りは、ここにねー!」

矢田「はーい。ここでいい?」

速水「パーティーとか、学校では初めてだわ………。」

千葉「そうなのか。」

渚「………あれ?届かない!!」ピョンピョン

カルマ「ん…。」

渚「あ、カルマくんありがとう!!さすがだね!」

茅野「むぅっ、渚!!私も手伝うよ!」

渚「う、うん、ありがとう!」




皆「うわああーー!!!きっれーい!!」


渚「それではー!」


皆「メリークリスマーース!!カンパーイ!」


カンカンッ


「わぁっ、おいしー!!」

「ありがとう!」

「なあなあ、これどうつくんの?」

「それはな。」

渚「…カルマくん!」

カルマ「何?渚くん。」

渚「お誕生日おめでとう。25日だよね?」

カルマ「……!覚えてくれてたんだ。ありがとう。」

渚「忘れないよ!カルマくんとは、3年間お世話になってるもん。」

カルマ「そっか。」


うた担からの一言

渚「メリークリスマス!皆も素敵な一日となりますように。またね!」

カルマ「メリークリスマース。ちゃんと寝ないとダメだよー。」

茅野「メリークリスマース!!&よいお年をーー!まだ早いか!(笑)」

前原「メリークリスマス!風邪引くんじゃねーぞ!」

磯貝「メリークリスマス!勉強もしっかりな!」


endです。

113:レモン:2015/12/27(日) 20:56 ID:ZRo

こんにちわ!
レモンって言います。
入ってもいいですか?
暗殺教室大好きなんです(*^_^*)

114:刹那@ゲーマー◆Sc:2015/12/27(日) 21:43 ID:jR6

レモンs)もちろんです!よろしくお願いします(゚▽゚)/
……ある意味此処のサブリーダーの刹那です☆
刹那って気軽に呼んで下さいね。ちなみに中1です←

115:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士):2015/12/28(月) 16:33 ID:tEw

レモン)杏で〜す!よろしくね♪

116:瑠璃蓮華@理事長∫りつ!りつ:2015/12/29(火) 11:40 ID:oKk

進んでるね〜www

117:瑠璃蓮華@理事長∫りつ!りつ:2015/12/29(火) 23:13 ID:oKk

あげ

118:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士):2015/12/30(水) 09:27 ID:tEw

りつ)あげってなんなん??wwww

119:刹那@ゲーマー◆Sc:2015/12/30(水) 13:01 ID:jR6

スレを上の方に上げる事でしょ?

120:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/12/30(水) 20:30 ID:tEw

刹那)説明ありがとー!

121:レモン:2015/12/31(木) 10:52 ID:ZRo

皆、よろしくね!
あっ、ちなみに中二です☆

122:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2015/12/31(木) 12:31 ID:tEw

レモン)杏も中2だよー⭐️

123:りっちゃん rika-0102.duffy@ezweb.ne.jp:2016/01/03(日) 14:46 ID:T6.

明けましておめでとう!

今年もよろしくね!

124:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/04(月) 00:22 ID:tEw

海斗)遅くなってすみません!!
杏です。よろしくね♬

125:かめ♪:2016/01/04(月) 12:37 ID:Qvk

Happy new year(これでOK?)
合宿でズタズタになりかけたかめ♪です。合宿、死にました…あっちの世界に逝っちゃうかと思った。(笑)
生きてるけど。
今年も、どうぞよろしくお願いします

追伸
たまあに、私の名前が『かめ♪ 依頼暗殺者』となることがありますが気にしないでください

126:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/04(月) 14:36 ID:Le6

皆あけおめー!

127:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/04(月) 14:51 ID:tEw

あけましておめでとう!!
新年もよろしくね♪

128:夏輝 美井薫:2016/01/04(月) 15:46 ID:kQE

happy new year!!
あ、少し遅いね!
みーかだよー☆
今年もよろしくお願いします☆

129:わさび&からし:2016/01/05(火) 22:05 ID:0SU

はじめまして!
小6のわさび&からしです!
お邪魔でなければ入っていいですか???
暗殺教室すごい好きなんです!

130:レモン:2016/01/05(火) 22:57 ID:ZRo

杏sも中二なんだ!
あ、遅くなりました。
HAPPY NEW YEAR☆

131:レモン:2016/01/05(火) 22:58 ID:ZRo

初めまして!
わさび&からしs!
仲良くしようね♪

132:レモン:2016/01/05(火) 23:00 ID:ZRo

ねぇ、タメ&呼び捨ていい?
私の事はそうしてほしい(^_^)/

133:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/05(火) 23:06 ID:tEw

レモン)全然OK!!むしろそっちの方がいい

わさび&からし)杏ですよろしくね♪
中2の女子です!

134:わさび&からし:2016/01/06(水) 10:05 ID:0SU

ありがとうございます!
皆さんよろしくお願いします!
あと、適当に略して気軽によんでください!

135:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:37 ID:FV.

よろしくぅぅぅ

136:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:38 ID:FV.

ワサピーーーーー

137:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:38 ID:FV.

からぴーーーー

138:紫惡死神@殺し屋:2016/01/06(水) 10:39 ID:FV.

どう呼ぶか迷う

139:わさび&からし:2016/01/06(水) 10:45 ID:0SU

なんでもい〜ですよ〜\“∀”/(わかれば

140:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/06(水) 11:16 ID:tEw

わさび&からし)じゃあワサピーって呼ぶね♪

141:わさび&からし:2016/01/06(水) 11:21 ID:0SU

杏さんOKです♪ありがとうございます!

142:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)◆LI:2016/01/06(水) 12:02 ID:tEw

ワサピー)杏って呼んでね♪

143:レモン:2016/01/06(水) 12:19 ID:ZRo

杏≫thank you♡

私もワサピーって呼んでもいい?
私の事はレモンって呼んで☆

144:わさび&からし:2016/01/06(水) 12:59 ID:0SU

いいよ♪
レモン よろしく♪

145:レモン:2016/01/07(木) 11:36 ID:ZRo

ありがとう!
ヨロシク☆

146:紫檗佐南@書記◆o.:2016/01/07(木) 17:20 ID:Y2Y

わさび&からしさん レモンさん)よろしく❗さなって呼んでね〜(^_^)v

147:夏輝 美井薫:2016/01/07(木) 18:33 ID:MaU

わさび&からしさん、レモンさん
よろしくお願いします!
みーかって気軽に呼んでくださいね☆

148:レモン:2016/01/07(木) 19:11 ID:ZRo

うん!よろしくね(*^_^*)
レモンって呼んで☆

149:夏輝 美井薫:2016/01/07(木) 20:20 ID:MaU

レモン了解!
よかったらだけど、
渚「今までのありがとう(以下略)」
にも遊びに来てね!
他にもいろいろあるけどね♪

150:わさび&からし:2016/01/07(木) 22:54 ID:0SU

さなさん、みーかさん よろしくお願いします!

151:レモン:2016/01/08(金) 19:10 ID:ZRo

みーか≫お誘いありがとう!
今行ってみるね☆

152:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/09(土) 11:52 ID:pEg

レモン)おっけー!「今まで〜」の方に来てくれてありがとう!!よろしければ、「心からの〜」の方にも来てくださいませ。(下手すぎてえらいことになってるけどw)

わさび&からしさん)呼びタメOKです♪よろしければ、上記のスレに来てね!

153:杏◆LI:2016/01/09(土) 19:31 ID:tEw

さな)全然下手くそなんかじゃないよー!!!

154:レモン:2016/01/09(土) 21:17 ID:ZRo

うん!
そっちの方にも行ってみる♪

155:わさび&からし:2016/01/09(土) 21:28 ID:0SU

さな ありがとう!
さっそくいってみるね!

反応遅れてゴメンね

156:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/10(日) 11:45 ID:Y2Y

杏)ありがとう!!感謝感謝…

レモン)スレ来てくれてありがとう!どうぞよろしくw

わさび&からし)おっけ!私も呼びタメOKかな?←
うん!待ってまーす

157:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/10(日) 12:02 ID:96A

なんかいない間に結構進んでる!!
入った人よろしく〜(o^-')b

158:レモン:2016/01/10(日) 12:23 ID:ZRo

刹那)よろしく☆

タメ&呼び捨ていいかな?

私はそれでお願い!

159:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/10(日) 12:36 ID:96A

レモン)いいよ〜!私もタメ&呼び捨てオッケー!
よろしく♪(゚▽゚)/

160:レモン:2016/01/10(日) 17:32 ID:ZRo

刹那)ありがとう☆

161:わさび&からし:2016/01/10(日) 22:00 ID:0SU

さな) いいよ♪
刹那) よろしく!
   タメ呼びでいい?

162:紫惡死神@殺し屋:2016/01/10(日) 22:10 ID:FV.

らんららーーん

163:紫惡死神@殺し屋:2016/01/10(日) 22:11 ID:FV.

わさぴーめっけ

164:レモン:2016/01/11(月) 12:08 ID:ZRo

んん?
わさぴーかくれんぼでもしてたの??

165:紫惡死神@殺し屋:2016/01/12(火) 20:25 ID:FV.

わさぴーガいたぜってことだぜ

166:レモン:2016/01/12(火) 21:49 ID:ZRo

ほーほー!
でも、お目当てのわさぴー来ないね?

167:わさび&からし:2016/01/12(火) 23:45 ID:0SU

来たよー!
来れなくてゴメン!
あと3週間くらいはあんまり来れないと思う。ゴメン!(あやまってばっか)

168:レモン:2016/01/13(水) 18:13 ID:ZRo

わさぴー)OK!

169:杏◆LI:2016/01/13(水) 20:51 ID:tEw

ワサピー)オッケー!!

170:紫惡死神@殺し屋:2016/01/14(木) 21:36 ID:FV.

わさぴーとはしばらく子無沙汰かーー

171:レモン:2016/01/15(金) 17:16 ID:ZRo

殺し屋)だね!

172:かめ♪:2016/01/15(金) 21:06 ID:Qvk

皆様!お久しぶりです。最近来れていない、かめ♪です。
ところで、この中で占ツクにいる人はいませんか?いたら教えてくださいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!

暗殺教室の新しいスレを作ってここにいる皆様(リクをいただいた方)を主人公(?)にしてみようかと思います。
あっ、お話もリクエストいただくこともOKです。

173:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/15(金) 21:58 ID:pEg

かめ)いますw

174:杏◆LI:2016/01/15(金) 22:35 ID:tEw

かめ)楽しそう♪♪

175:かめ♪:2016/01/16(土) 16:25 ID:Qvk

暇だー
誰か、来てくれー
暇すぎて死ぬ!

176:杏◆LI:2016/01/16(土) 17:26 ID:tEw

きたよー

177:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/16(土) 19:29 ID:MaU

みーかでーす。(名前につけたし☆)
リクエストある人いない?
リクエストされたら絶対書くようにする!
早くリクエストされた方優先で書いていきます☆

178:レモン:2016/01/16(土) 19:40 ID:ZRo

リクエスト☆

・渚カエ
・ホワイトデーに茅野ちゃんにお返しをあげる渚。
・照れて真っ赤になる茅野ちゃん。
・そこで、思わず「好き……」と言ってしまう。
・「え?」と渚は聞き返して茅野ちゃんは何言ってるんだろうと口を押えて真っ青になりながら
 その場から離れようとする。
・それを渚が追いかけて捕まえて、渚も想いを告げる。
・最後に二人はキスをする。

……HAPPY END

注文多くてごめんね<m(__)m>
こんな感じで書いてくれたら嬉しい♪

179:かめ♪ 依頼暗殺者:2016/01/16(土) 19:53 ID:Qvk

新しいレス立てました。

『かめ♪「暗殺教室のお話書きまーす」殺せんせー「にゅや!?貴女は今日転入する__さんですか?」かめ♪「はい?」』

http://ha10.net/ss/1452928706.html

180:かめ♪ 依頼暗殺者:2016/01/16(土) 19:56 ID:Qvk

きちんとはれなくてすみません。今度こそは!…

『かめ♪「暗殺教室のお話書きまーす」殺せんせー「にゅや!?貴女は今日転入する__さんですか?」かめ♪「はい?」』

http://ha10.net/ss/1452928706.html

181:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/16(土) 19:59 ID:MaU

レモンありがとう!
さっそく書きます!
もしかしたら明日になるかも………!

新スレ立てました。

「好きです!付き合ってください!!」

というスレです。来てね☆

182:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/16(土) 20:15 ID:MaU

渚カエ



渚「あ、茅野ー!」

タタッ

茅野「な、渚!」

渚が私の所に走って来た。
どうしたのかな。

渚「こ、これ…渡そうとして………!」

茅野「え?」

ちょ、チョコレート!?
どうして?

渚「………今日、ホワイトデーでしょ?バレンタインのときチョコレート貰ったから…お返ししようと思って……。」

茅野「!/////////」

カアアアアッ

渚「?どうしたの茅野。」




茅野「………好き………」

ボソッ








渚「え?何?聞こえなかった………。」

茅野「え、あのその!////////」

や、ヤバッ!
あわてて口を押さえて、私は逃げた!

渚「か、茅野!?」

ダッ

渚「ちょ、待ってよ、………茅野!!」

ガシッ

茅野「わっ!」




渚「ちゃんと言ってくれる?」


茅野「えっ………好き………です………。」ボソッ


渚「何?聞こえなかったんだけど?」


茅野「………////////好きです!!!」


渚「………」


茅野「あ、その………!」


渚「………フッ」


茅野「え?」


渚「僕もだよ、茅野。」


茅野「う、嘘でしょ………。」


渚「嘘だと思う?」


クイッ


茅野「え?」


私の顔の近くまで近づいて………


渚「好きだよ、茅野。」


そっと私の唇と彼の唇が重なった………。



ーhappy endー


☆おまけその1☆


茅野「ちょっ、ディープキスじゃないの!?」

渚「え?」

茅野「ふぁーすときすのぉ〜〜………!」

渚「な、なんで泣いてるの?」


☆おまけその2☆

中村「お熱いねぇ………。茅野ちゃん。」

茅野「な、中村さん。」

中村「ほれ、見てみ?」

茅野「?」

と、見せられたのは………

茅野「え!?いつ撮ったの!?」

中村「その時の!」

茅野「やめてよーー!!」

渚「どうしたの?二人とも。」

中村「おっ、渚クン。これ見てみ?」

茅野「あーー!見ないでぇー!!」


☆end☆

183:杏◆LI:2016/01/16(土) 21:00 ID:tEw

茅野っち可愛い〜❤️

184:レモン:2016/01/16(土) 21:39 ID:ZRo

さすがみーか!
確かに茅野ちゃんかわいい……!(萌

185:レモン:2016/01/16(土) 21:39 ID:ZRo

ねぇ、私も書いてみていい?
今度は私バージョンで。

186:杏◆LI:2016/01/16(土) 21:48 ID:tEw

れもん楽しみにしてるね!!

187:レモン:2016/01/16(土) 21:51 ID:ZRo

杏)ありがとう!
  じゃあさっそく……。

188:レモン:2016/01/16(土) 23:03 ID:ZRo

「茅野」

放課後、帰ろうとしていた私に渚が声をかけてきた。

「あ、渚!」

私は少しうれしくなって駆け寄る。

でも……何か変。

顔は少し赤いし何だか緊張しているみたい。

「渚……どうしたの?」

私が尋ねると、意を決したように渚は口を開いた。

「あっ、あの……!これ……」

何やら丁寧にラッピングされた箱を差し出してくる。

それが、何だか理解するのに、少し時間がかかった。

中身は分からないけれど……、多分、お菓子……。

だって、今日は3月14日だし。

……なんて、いくら心の中で弁解しても、顔の熱はごまかせるはずがなかった。

「渚……これって……」

「……うん。今日ってホワイトデー……でしょ?僕も、茅野に自分の気持ちを伝えたくてさ」

きっと、今の私は、渚以上に顔が赤くなっていると思う。

いや、もしかしたら、それ以上に……。

「あ、ありがとう……」

そう言いながら渚の顔を見る。

真っ赤でもじもじしてて……ホント、可愛いなぁ……。

……渚……。

「好き……」

「えっ?」

「え……?」

渚は驚いたような呆然としているような表情を浮かべている。

それを見た瞬間、私は気付いた。

自分が何を言ってしまったのか、どうして渚はあんな表情を浮かべているのか。

「ごっ、ごめん!またね!」

その空気と罪悪感でいたたまれなくなり、私はその場を走り去った。

思わず涙が出てくる。

……私、何やってるんだろう……。

渚は、頑張っている途中なのに……。夢に向かって一生懸命なのに……。

なのに、なのに私は……私は……!

このまま走りつづけようと思った。

けど……体は正直だった。

もうこれ以上走れなくなり、山道にある木にもたれかかった。

涙がとめどなくあふれてくる。

「渚……ごめん……ごめんね……っ」

本当に、こんな私で、ごめんなさい。

触手の事で迷惑をかけたのに、渚の進路も邪魔するなんて……。

私は、渚と話ができるだけで満足……。

だけど、もう、それもかなわないのかな……。

そんなことを考えていた時。

「茅野っ!」

反射的に振り返ると、そこには息を切らした渚が立って、私を見下ろしていた。

「茅野……」

「渚……」

渚と目が合う。

でも、私は逸らさない。渚も逸らさなかった。

「渚……、さっきは、ごめん……」

「……」

「ごめんね、渚の邪魔はしたくないのに、もう迷惑なんてかけたくないのに……私、こんっ……」

私の言葉はさえぎられた。

口がふさがれていて何も言えない。

唇じゃなく胸で。

渚は、私をやさしく抱きしめた。

「茅野」

私は抱きしめられた状態のまま顔を上げた。

その顔を見て、悲しいのかな。そう思った。

「ねぇ、茅野。邪魔って何?迷惑って何?茅野は、僕に迷惑をかけているって思ってるの?」

前言撤回……。渚は、悲しんでるんじゃなくて、怒っていたのだ。

自分のとっておきの殺気を滲み出させながら。

「だって……触手の時は、渚に助けてもらわないと死んじゃってたし……。それに、渚は夢に向かって頑張っているのに、私が思いを告げたりしたら、それが邪魔になっちゃうだろうし……」

私はなんとか声を絞り出す。

「ねぇ、茅野。僕は、茅野の事を一度も迷惑だなんて思ったことはないよ。
 そして、これからもそれは変わらないと思う」






いったん切ります!

189:刹那@ゲーマー:2016/01/16(土) 23:27 ID:96A

進んでるー!
皆上手いねー(-^〇^-)

190:レモン:2016/01/16(土) 23:27 ID:ZRo

「……」

嘘だ……。

きっと、渚は私に気を使っているんだろう。

「今、気ぃ使ってるんじゃないかって思ってるでしょ?」

「えっ!?」

驚いた様子の私に、渚はくすっといたずらっぽく笑う。

「図星なんだね?」

「……」

「…それと、ここまで言ったら気付くかもしれないけど……」

渚は、抱きしめる力を緩めた。

真剣な目で私を見つめる。

「茅野、好きです」

私の目に再び涙がたまる。

そんな私の顔に手を添えながら、渚は続ける。

「ずっと前から好きでした。そして、これからもそれは変わりません」

渚は私の顔から手を放した。

「付き合って下さい」

「……はい!」

私は涙を流しながら渚の胸に飛び込んだ。

そして、彼は言った。

ずっと、ずっとずっと前から、私が言って欲しかった言葉。

「大好き」

と。

「もう、離さないから」

「うん、絶対離さないで」

優しい夕日に照らされながら、愛おしくて幸せな気持ちに満たされていた。

怖いくらいに。

その恐怖をも喰らうように、私達は静かに唇を重ねた。


END

191:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/17(日) 02:11 ID:pEg

レモン)小説書くのめっちゃ上手いじゃん!!面白いし!すごいねー

私も何か書こうかなぁ…リクエスト受け付けております!(あとでホワイトデーも書く)

192:レモン:2016/01/17(日) 12:17 ID:ZRo

さな)ありがとー♪
  

193:レモン:2016/01/17(日) 15:33 ID:ZRo

また思いついたから書くね!
今度は殺あぐ。
ちょっと……いや、かなりシリアスで死ネタだから、苦手な人は、ごめんなさい!

194:レモン:2016/01/17(日) 15:54 ID:ZRo

私はずっと、キミの事を思う。

永遠に―。

『傍にいて』

コツコツと足音を立てながら、私はいくつかのお墓の前を通り過ぎる。

「雪村あぐり」

墓石にはその名前が彫られていた。

「あぐり……」

私は小さくそうつぶやく。

そして、日本の墓には不釣り合いな赤いバラを一輪置く。

私の家には、バラが998本ある。

そのうちの一輪だけを持ってきていた。

逢いたくても、もう二度と逢えない。

私の最愛の人。

「……何度生まれ変わっても、あなたを愛します」

そんなつぶやきだけを残して「死神」は去って行った。

あぐりに一輪。自分に998本。

二人合わせて、999本。

999本のバラの花言葉は―。

「何度生まれ変わっても、あなたを愛します」

一番傍にいてほしいキミに。

私のたった一つの思いを―。

195:レモン:2016/01/17(日) 15:55 ID:ZRo

ごめんなさい……。

短いし、何か自分で書いておいて意味不明な文章だよね……。

196:夏凛:2016/01/17(日) 21:32 ID:QDc

いきなり入ってすみません!
みなさんすごいですね〜

197:夏凛:2016/01/17(日) 21:33 ID:QDc

レモンさん面白いです‼

198:夏凛:2016/01/17(日) 21:50 ID:QDc

あっ自己紹介します‼
名前:夏凛 もうすぐ中1 女子 一昨日まで受験生
好きなキャラは、速水凛香ちゃんです‼
好きな教科:英語 嫌いな教科:社会 得意教科:体育
みんなから言われることは(クラス内・陰組の番長 )
えー趣味は、存在感を消してみんなを驚かせる事
..........位です。
入ってもいいでしょうか?あっダメだったらいいんですけど...よる遅くてごめんなさい。(合格発表やっと出たので、書かせてもらいました。)荒らしとかじゃないのでよろしくお願いします。

199:杏◆LI:2016/01/17(日) 22:16 ID:tEw

夏凛いいよ〜!!杏です。よろしくね♪

200:杏◆LI:2016/01/17(日) 22:17 ID:tEw

レモン)よかったよ!!なんかみんながいつも書いてる系じゃないから新鮮!!あと大人の人の恋って感じがした!

201:刹那@ゲーマー:2016/01/17(日) 22:35 ID:96A

夏凛s)よろしく!(゚▽゚)/
刹那って呼んでね〜♪

202:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/18(月) 00:25 ID:JDE

夏凛さん)よろしく!さなって読んでねー。私も速水さん好きだよ!受験お疲れ様!

203:夏凛:2016/01/18(月) 06:03 ID:QDc

杏さん、刹那さん、さなさん
ありがとうございます‼‼感動ですっ!(≧∇≦)/

204:レモン:2016/01/18(月) 16:49 ID:ZRo

杏&夏凛)ありがとう!

夏凛)よろしくね☆
   レモンって呼んで(^_^)/

205:夏凛:2016/01/18(月) 17:09 ID:QDc

おぉー(O_O)
レモンさん‼
また、次のお話期待してますっ!‼

206:杉野もどき:2016/01/18(月) 17:46 ID:QDc

こんちはー
えーと俺は、夏凛の結構親しいダチです
なんかおもしろそーなんで入れてくださーい('ー ' *)
えー好きなキャラは木村と矢田
名前の由来は、杉野に似てるってよく言われるから
夏凛とは、同じクラスでー それ以上は本人の前では言えない
ひとまず、木村に憧れてまーす
髪型も真似した('ー ' *)

207:杉野もどき:2016/01/18(月) 17:48 ID:QDc

夏凛のケータイ勝手につかってるんで、このこと夏凛には内密で〜('ー ' *)

208:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/18(月) 18:09 ID:pEg

杉野もどきさん)よろしくね!さなって呼んでね。杉野って呼んでいい?w

209:夏凛:2016/01/18(月) 19:22 ID:QDc

さなさん)スミマセンっ。・°°・(>_<)・°°・。
うちのバカが勝手に書いて>_<
あっ多分杉野で大丈夫だと思います>_<

少し質問です‼小説の書き始めは、どうやって書いた方がいいんでしょうか?
単刀直入に話題に入った方がいいのか、なんか、「肌寒い季節になって〜」みたいのから始めた方がいいのでしょうか?
千速を書いてみようかと思いまして.....

210:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/18(月) 21:17 ID:96A

セリフから書いてみたら?(^.^)ノ
何かと書きやすいよw
千速楽しみ〜♪♪Ю―(^▽^o) ♪

211:夏凛:2016/01/18(月) 21:38 ID:QDc

刹那さん)ありがとうございます‼
やってみます

212:夏凛:2016/01/18(月) 21:40 ID:QDc

刹那さん)ありがとうございます‼
やってみます(@_@)

213:夏凛:2016/01/18(月) 21:41 ID:QDc

あれ?ごめんなさい。2回書いちゃいました。・゜・(ノД`)・゜・。

214:レモン:2016/01/18(月) 22:17 ID:ZRo

杉野もどき)よろしくね☆

夏凛)ありがとう!
  楽しみにしていて(*^_^*)

215:レモン:2016/01/18(月) 23:08 ID:ZRo

明日か明後日……もしかしたらずっと先になるかもしれないけど、思いついたから書くね。

216:夏凛:2016/01/18(月) 23:35 ID:QDc

出来たー(≧∇≦)
はじめて小説書きます‼駄作ですが、良ければ読んでみてください。(千速が好きな方:キャラ崩壊してます。・゜・(ノД`)・゜・。)


速水さん視点
「思ってたより寒い.....。」
ニュースでも暖かいって言ってたし、家出た時はそんなに寒くなかったから大丈夫だと思って油断してた。
「手袋してくればよかった.....。」
今さら後悔してもしょうがないのだが。

千葉くん視点
朝のHR、1時間目と過ごして、何か違和感を感じた。速水の様子がおかしい。
HRでは、いつもより撃てていない。授業中も、いつもならきっちりノートを書いているのに、今日は全然書けていない。
「速水」
「ん?千葉?」
「調子でも悪いのか?」
風邪でもひいているのなら、無理しない方がいいだろう。
「いや別に。」
嘘をついているようには見えない。
じゃあなぜだ?もしかして......
ギュッ ーー。
「ちょ千葉⁉」
速水の顔がまっ赤になってる。なんか可愛い。
「手袋してこなかったから、手がかじかんでるんだろ。」
「別に.......。ニュースとかでも暖かいって言ってたから大丈夫だと思って。」
やっぱりそうだと思ったんだよな。朝来た時も手袋してなかったし。
「次、体育だろ。外寒いから手袋してけよ」
「でも....今日持ってきてないから...」
速水さん視点
「ほら。これ使え。」
千葉が渡してきたのは...
「手袋?」
「あぁ、手がかじかむだろ。それしとけば少しはましだ」
そりゃもちろんありがたいけど...
「千葉2つ持ってるの?」
「いや、持ってないけど。」
「それじゃ千葉の手がかじかむじゃない」
「俺は大丈夫だから。それに、肌荒れしたら困るだろ。速水は手も綺麗なんだから大事にしろよ」
自分でも顔が赤くなるのが分かる。さらっと言ったけど、「手も綺麗」なんて言われたらカン違いするじゃない...。
「......」
「もうみんな外行ってるぞ。俺たちも早く行こう。」
そう言って走っていく千葉。
「........バカ」
彼から借りた手袋を着けると、とても暖かかった。


うわー。・゜・(ノД`)・゜・。全然ダメだった。
最後とかスゴイ変ですね。終わり方わからなかった。
もうちょっと勉強しますね(T ^ T)

217:夏凛:2016/01/18(月) 23:36 ID:QDc

レモンさん)待ってます‼^ - ^

218:紫桜星杏@会計士(歯科衛生士):2016/01/19(火) 19:37 ID:tEw

夏凛)りんかのツンサイコ−!!

219:杏◆RLI:2016/01/19(火) 19:39 ID:tEw

杉野もどきよろしくね♪杏でーす

220:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/19(火) 20:13 ID:MaU

真凛さん杉野もどきさんよろしくね♪
みーかです!

221:夏凛:2016/01/19(火) 21:04 ID:QDc

紫桜星杏@会計士(歯科衛生士)さん)ありがとうございます‼
みーかさん)よろしくお願いします‼

222:紫檗佐南@書記◆o.:2016/01/19(火) 21:18 ID:pEg

夏凛)呼び捨て&タメでいいよー❗杉野のこと、了解ですd( ̄  ̄)
小説上手いよー!面白かったし!もっと自信持って大丈夫❗私は下手でござんすw

223:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/01/19(火) 21:44 ID:ubI

小説書いていた頃が懐かしい〜(ゝω・´★)

224:夏凛:2016/01/19(火) 22:14 ID:QDc

刹那さん・さな?)ありがとうございます‼
さな?)呼び捨て&タメ...慣れてません(T ^ T)
同じクラスの女子でも、ほぼ全員さん、ちゃん付けだし、ほぼ丁寧語で話してるし、話す機会が少ない人には、全部敬語で話してるんです(T ^ T)
今、人生で初めて呼び捨てと言うものを使いました。ありがとうございますT^T

225:レモン:2016/01/19(火) 23:17 ID:ZRo

夏凛)めっちゃうまいじゃん! 自信持って!(*^_^*)

226:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/20(水) 07:12 ID:MaU

敬語使って人に言います♪
私はため&呼び捨ておっけーです!

227:杏◆LI:2016/01/20(水) 17:42 ID:tEw

夏凛)杏でいいよ〜

228:夏凛:2016/01/20(水) 19:03 ID:QDc

みなさんありがとうございますT^T

229:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/01/20(水) 19:39 ID:pEg

夏凛)無理して使わなくても大丈夫だよ!夏凛が話しやすい喋り方で大丈夫!あ、
紫檗佐南@書記
って私ねwたまーに名前変わるけど、気にしないでねww

230:夏凛:2016/01/20(水) 20:20 ID:QDc

名前変わるんですね(O_O)

231:紫檗佐南@書記◆o.:2016/01/20(水) 20:48 ID:pEg

こっちの名前は母のスマホでやってる時、色付き名前は3DSでやってる時w

232:夏凛:2016/01/20(水) 21:36 ID:QDc

なるほど‼

233:紫惡死神@殺し屋:2016/01/20(水) 23:29 ID:FV.

期待のルーキー達がやって来た!!!

俺は小説引退だぜ!!!!

234:杏◆LI:2016/01/21(木) 18:14 ID:tEw

死神)引退するの!?

235:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/01/21(木) 18:42 ID:MaU

な、なんで!?
しかもいきなりですか!?
期待のルーキー達って?

236:かめ♪:2016/01/21(木) 20:25 ID:Qvk

死神)えっ!?やめちゃうの!?(;д;)
  寂しくなる。

237:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:05 ID:FV.

ってか多分もう書かないと思うぜ(ネタが尽きた)まあ番外編は頑張ってみますかね

238:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:06 ID:FV.

小説はたまに書いてほとんど雑談だなぁーーー

239:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:07 ID:FV.

もうひとつの物語パート2くらいの俺の小説見てこよーっと

240:紫惡死神@殺し屋:2016/01/21(木) 22:32 ID:FV.

眠い...........zzzzzzzzz

241:レモン:2016/01/21(木) 22:52 ID:ZRo

私も眠い……。
基本、平日6時間睡眠だから……。

242:杏◆LI:2016/01/22(金) 20:54 ID:tEw

レモン)短いね....自分もほとんど変わらないけどww

243:刹那@ゲーマー:2016/01/22(金) 22:06 ID:ubI

私もそのくらい……www

244:りら☆:2016/01/22(金) 22:37 ID:n5E

……あの〜……


こんちはっ!!!じゃないなw
こんばんはっ!!
覚えてないよね!!
りらだよ!!…………ウザイねw
これからまた来始めようと思うんで、
どうぞよろしくお願いします!

245:紫惡死神@殺し屋:2016/01/22(金) 22:44 ID:fJM

お久しぶり!!!!!

246:りら☆◆Q2:2016/01/22(金) 22:48 ID:n5E

おぉー!
死神君だーー!!久しぶりっ!

247:刹那@ゲーマー:2016/01/23(土) 08:19 ID:ubI

りらー!久しぶりーーー!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

248:りら☆◆Q2:2016/01/23(土) 08:23 ID:n5E

刹那ぁぁぁあ!!!
久しぶりー!!!!

249:杏◆LI:2016/01/23(土) 10:07 ID:tEw

りらだ!!って言って杏のこと忘れられてたときだわwww

250:りら☆◆.c:2016/01/23(土) 10:45 ID:n5E

杏だ!!
忘れてないよ!!!
てか自分のこと覚えてたんだ!!

251:レモン:2016/01/23(土) 11:34 ID:ZRo

りら、私は初めましてかな?
レモンだよ!
Nice to meet you☆

252:りら☆◆Q2:2016/01/23(土) 13:24 ID:n5E

そうかも!!
レモン、よろしくね!
自分は中1で吹奏楽部に入っとるよ!
あと、広島に住んでまーす

253:レモン:2016/01/27(水) 20:38 ID:ZRo

りら)うん、よろしく^m^
   広島なんだ!

254:ギャルゲーの主人公:2016/02/14(日) 21:11 ID:D.A

あのー?できれば僕も入れてもらってもよろしいですか?(?ー?)

255:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/02/14(日) 21:37 ID:pEg

ギャルゲーの主人公さん)どうぞ!軽い自己紹介をお願いします。

256:ギャルゲーの主人公:2016/02/14(日) 22:05 ID:D.A

ありがとうございます
小5で沖縄県です
好きなキャラクターは渚カエと速千です   よろしくお願いします!

257:ギャルゲーの主人公:2016/02/15(月) 07:25 ID:D.A

あのー
学校なので一旦抜けます
(×∀×)

258:杏◆RLI:2016/02/15(月) 18:44 ID:tEw

ギャルゲーの主人公さんよろしくね♪杏って呼んでね

259:ギャルゲーの主人公:2016/02/15(月) 21:23 ID:D.A

はい!!よろしくお願いします
それに僕は男です

260:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/02/16(火) 07:30 ID:092

ギャルゲーの主人公さんよろしくね!
みーかって呼んでね♪

261:ギャルゲーの主人公:2016/02/16(火) 18:57 ID:D.A

はい!みーかさんよろしくお願いします!

262:刹那:2016/02/16(火) 23:25 ID:5og

>>261s( `・ω・´)ノ ヨロシクー!
刹那って呼んでね☆ミ

263:あやや◆dA:2016/02/16(火) 23:30 ID:eyU

来てみた〜

264:ギャルゲーの主人公:2016/02/20(土) 19:57 ID:D.A

はい!よろしくお願いします利那さん

265:赤の軌跡◆5U:2016/03/06(日) 21:30 ID:BtA

なんか落ちかけてますね

266:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/06(日) 22:05 ID:Y2Y

赤の騎跡さん)そうですね。入りますか?あと、リクエストありましたら、言って下さい。書きますので!

267:凪海:2016/03/07(月) 03:50 ID:NKE

はじめまして。
いつもはとあるサイトにいるのですが、誘われてきちゃいました。
私も「暗殺教室」好きです。
以後、よろしくお願いします♪( 'ω' و(و "

268:優莉☆:2016/03/07(月) 06:02 ID:Uxo

始めまして(o^u^o)小5女子で宮城県に住んでます。好きなキャラは、渚、カエデ、カルマ、速水、前原、磯貝、中村です☆良かったら、混ぜてもらってもいいでしょうか?

269:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/07(月) 16:26 ID:OOQ

凪海さん)どうぞー!どなたから誘われたのですか?

優梨さん)どうぞー!

270:優莉☆:2016/03/07(月) 16:30 ID:Uxo

ありがとうございます(o´∀`o)タメ口でいいですかね?

271:凪海:2016/03/07(月) 16:38 ID:U4c

えーっと、KZという小説を知っていますか?
それの二次創作を書いているとあるサイトの人から、ここに来るように勧誘されたので来ました。
私が普段使っているサイトより、暗殺教室のスレッドが多かったので、なんとなく参加してみました。

よろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

272:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/07(月) 16:46 ID:OOQ

凪海さん)知っています!なるほどー、そうなんですね!質問ばかりで申し訳ないのですが、普段使っているサイトはなんというサイトですか?
あと、呼びタメOKですか?私はOKです♪

273:凪海:2016/03/07(月) 16:54 ID:U4c

>>272
あ、じゃあこっちも呼びタメオッケーということでok(´∪`d))

実は昨日、そのサイト名を出して書き込もうとしたら却下されちゃって…。
URLも却下されちゃったから、ヒントです。
ピアノを引いたら喉が渇いた。
ココアを飲もう。
森永の。
いや、ヒントっていうか、答え言っちゃったわw

274:杏◆RLI:2016/03/07(月) 18:03 ID:tEw

凪海)杏だよ!よろしくね♪

275:凪海:2016/03/07(月) 18:05 ID:U4c

杏さん、私は呼びタメOKです!
今後ともよろしく。

お詫び:さっきから雑談ばかりでごめんなさい!

276:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/07(月) 18:24 ID:Jqw

初めましての人!
よろしくお願いします!
みーかです!
気軽にみーかと呼んでね!
あと、ため呼び捨てOKです!

リクエストあったら、言ってね!
書くから♪

277:杏◆RLI:2016/03/07(月) 18:57 ID:tEw

凪海)杏もタメok

278:凪海:2016/03/07(月) 20:14 ID:U4c

私も小説書いてみよっかなぁ…。

279:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/07(月) 21:21 ID:6CY

凪海)りょ!
ごめん、分かんない☆←うざっ!w
小説、もちろんOKだよ!楽しみにしてる、頑張って!

280:凪海:2016/03/07(月) 21:24 ID:U4c

さな) 大丈夫うざくないよ
ヒントは文字を縦に読むこと。
ちょっとしたいたずらです、はい。

じゃあ小説は1日に1回投稿するわ♪( 'ω' و(و "
((φ(~∇~*)カキカキ

281:凪海:2016/03/07(月) 21:54 ID:ORQ

ストーリーは5月くらい。だいたい集会の時間〜テストの時間の間。

1:転校生の時間
「おはよう」
朝のHR。何故か一番最初に烏間先生がやってきた。
殺せんせーはどうしたんだろう?
「突然だが、みんなに転校生を紹介する」
この時期にこの教室にやってくる転校生って…。
僕は茅野と顔を見合わせた。
教室へ入ってきたのは、男の子だった。
でもーー。
「なんか、渚に似てるね」
茅野の言葉に僕はうなずくしかなかった。
だって彼は長い髪をポニーテールにまとめていたから。
「はじまして、本郷海(ホンゴウ ウミ)といいます。よろしくお願いします」
教室中によく響く声だった。
「本郷さんの席は、カルマくんの隣、奥田さんの後ろだ」
「はい」
彼はスタスタと歩いていく。
なんか、自己紹介にしては短すぎない?
「烏間先生ー、殺せんせーはどうしたんすか?」
前原くんの言葉に、烏間先生は少し困った顔をしていた。
「実はな…」
どうやら、何か事情がありそうだった。


ここで切ります‼

282:凪海:2016/03/08(火) 23:58 ID:MCc

誰かいますか?

283:凪海:2016/03/09(水) 01:04 ID:MCc

>>281

職員室にて、今朝のことだった。
「暗殺、ですか…」
本郷海はポカンとした。
無理もないだろう、こんなご時世に中学生に暗殺任務を依頼するなど、ありえない話だ。
烏間はそう思いつつ、本郷に言った。
「その暗殺対象者がもうそろそろ来るはずだ」
言い終わらないうちに、校舎の外で激しい爆発にも似たような音が聞こえた。
「何ですか、あれは」
「あれが、暗殺対象者だ…」
職員室の窓がガラッと開き、そこから黄色い頭の超生物が現れた。
「ヌルフフフ。ようこそ、あなたが転校生の本郷海さ「ぎゃーーーーーーーー」
殺せんせーが言い終わらないうちに、本郷海は気絶してしまった…。

渚side
それって、つまり…。
「本郷さんは殺せんせーを見てびっくりして、気を失っちゃったってこと?」
カルマくんが答えを言った。
僕らは本郷さんを見た。
「は、恥ずかしい限りです…。まさか、あんな君の悪い生物がいたとは思わず…」
本郷さんは顔を真っ赤にしながら申し訳なさそうに言った。
僕が廊下に視線を走らせると、そこにはビッチ先生とハンカチを目にあてて涙をふきながら、本郷さんを見ている殺せんせーの姿があった。

284:杏◆RLI:2016/03/09(水) 16:34 ID:tEw

殺せんせいかわいそwww

285:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/03/09(水) 16:37 ID:i6E

入った人達( `・ω・´)ノ ヨロシクー!

286:凪海:2016/03/09(水) 23:44 ID:3F.

>>285
刹那さん、よろしくです。
呼びタメokですよ〜。

287:凪海:2016/03/10(木) 00:23 ID:3F.

>>283

渚side

殺せんせーも気の毒だなぁ。
でも、あんな超生物を前にして気絶しないほうがおかしいか。
僕らはすっかり慣れちゃったし…。
「本郷さんがヤツに慣れるまでしばらく苦労すると思うがよろしく頼む」
「お願いします…」
本郷さんが深々と、僕らに頭を下げてきた。

本郷さんはその日一日中、殺せんせーを前にしてビクビクしながら過ごしていた。
僕らが呆れるくらいに…。
「あ、殺せんせーだ」
「え⁉」
体育の時間中。僕らナイフの訓練をしていた。
カルマくんは事あるごとに本郷さんをからかっている。
「なぁんて、ウッソー」
「や、やめてくださいよぉ! もう怖くて怖くて…」
「にしても、本郷。そんなに怖がることないと思うぞ?」
前原くんが本郷さんに向かってそう言った。
「殺せんせーは俺らに対しては危害を加えないって、政府と約束してんだから」
「ううっ、ですが…」
「次、本郷!」
「ふぇ⁉」
烏間先生から使命が入り、本郷さんは大慌てで先生の元へ走って行った。
本郷さんのナイフが烏間先生に当たるとは思えないから、きっとこれから個人的に指導するのだろう。

帰りのHR。殺せんせーは本郷さんの様子をうかがいながらHRをしている。
本郷さんは殺せんせーと目が会うたび、怯えている…。
いったい、こんな状況がいつまで続くのだろうか。
「それでは、今日の授業はここまで…」
重々しい雰囲気の中、僕らは殺せんせーに向かって頭を下げた。
「さような…」

ドビュシッ!

え…。
発砲、音?
僕は後ろを振り向いた。













本郷、さん?


長文すいません

288:凪海:2016/03/10(木) 23:41 ID:K3E

お詫び
私、今年受験生なのでたまにしか来られない場合があります。
ご了承ください。

289:杏◆RLI:2016/03/11(金) 20:52 ID:tEw

まさかの演技!?

290:杏◆RLI:2016/03/11(金) 20:52 ID:tEw

まさかの演技だったり!?

291:凪海:2016/03/11(金) 22:05 ID:BeE

>>287

渚side

本郷さんはゆっくりとした足どりで殺せんせーへと近づいていく。

本「初めからこのクラスに転校してくるつもりでやってきて、謎の超生物に怯えているフリをし続けたら騙されると思ってたんだけど、当たったみたいだね」

そう言って、廊下に視線を走らせる。僕らも自然とそちらへ目を向けた。
そこにいたのは、ビッチ先生。

本「イリーナ先輩が先に潜入してくれたおかげで、うまくできたよ」
茅「イリーナ先輩?」
不「ビッチ先生の事を先輩と呼ぶってことは、本郷さんは殺し屋なの?」

本郷さんは何も言わずに、呆然と立ち尽くしている殺せんせーに笑いかけた。
そして、そのまま腰にあるウェストバッグに手をやってファスナーを開く。
中から出てきたのは、折りたたまれた箱のようだった。

前「え⁉」

折りたたまれた箱は、どういう構造をしているのか。それはバッドのような物に組み立てられた。

本「さ、外で殺ろうか」

次の瞬間、窓ガラスの破裂音とともに殺せんせーが外へと吹っ飛ばされた!

292:杏◆RLI:2016/03/12(土) 09:56 ID:tEw

まさかの...ビッチ先生の後輩だったとわ

293:凪海:2016/03/13(日) 20:18 ID:hG.

入れたぁぁ!

294:凪海:2016/03/13(日) 21:45 ID:bog

入れない人もいるかもしれませんが、希望を持ってください!

そろそろ小説を更新しようかなぁ…。

295:凪海:2016/03/14(月) 00:17 ID:Xgs

>>291

殺「にゅやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
皆「殺せんせー⁉」

僕は本郷さんを見た。
すでに彼は窓の外へと出ていた。

本「あはは。まっさかそーんなに飛ぶなんてね。びっくりしちゃったよ」
烏「なんの騒ぎだ!」

烏間先生が慌てた様子で教室へと駆け込んできた。
外の様子を見て、驚いた顔をする。
僕らは慌てて校舎の外へと出た。

ビ「本領発揮ってやつかしらね」
烏「イリーナ、お前は本郷さんの正体を知っていたのか⁉」
ビ「当たり前でしょ。といっても、ここ2年間音沙汰なしで行方不明扱いされていたんだけど。
彼は殺し屋で私の後輩でもあるのよ」

中学生で現役⁉
僕らと同い年で現役だなんて、信じられなかった。
それに、ビッチ先生の後輩だなんて…。
殺せんせーは必死になって本郷さんの攻撃を防いでいた。

本「まだまだ行くよー!」

本郷さんがナイフを振り上げた、そのとき。

ピュッ

皆「え?」

僕らの足元にはいつの間にか、1本のナイフが落ちていた。
おそらく、本郷さんが手にしていた…。

殺「ニュルフフフ、無駄ですねぇ」
本「あ、僕のバット!」
殺「はい、少しお借りしました」
矢「いったい、何が起きたの?」
カ「あー、なるほどね」

カルマくんだけはわかっているようだった。

カ「要するに、殺せんせーは本郷さんの持っているナイフめがけて、あのバットで打ったんだよ。よく
本郷さんの手に当たらなかったね」
殺「ぬるふふふ。うまく調整して打ちましたから」
本「へぇ、お前。そんなことまでできたんだ…」

本郷さんの口調が変わった。
どこか、さっきとまでは違う殺気を帯びて…。

ビ「やっちゃったわね」

ビッチ先生の言葉は不可思議だった。
いったい、何をやったというのだろう。

ビ「普段は制御しているって言ってるのに、どういうつもりかしら? せっかくストッパーの役割を担ってきた私の立場が潰れるじゃない」
本「はんっ。何が立場だ、イリーナ。だいたい、てめぇがあのタコを片付けていれば、俺たちが出ることもなかったってのによ…」

俺?
本郷さんの一人称は「僕」だったはず…。
それに「たち」って。

本「ま、いいや。別に海でなくとも、俺ならいくらでもヤツを殺せる糸口を作れるしな」

次の瞬間、僕の隣を風が走り抜けた。

茅「きゃっ」
渚「茅野!」
本「おい、タコすけ! この女を殺されたくなかったら、今すぐ俺の前に立て!」
殺「‼」

本郷さんはナイフを手にしながら、茅野の首にそのナイフを当てていた…。

296:あやや◆dA:2016/03/14(月) 06:31 ID:eyU

茅野ぉぉ〜!!

297:凪海:2016/03/14(月) 18:54 ID:BeE

>>295

本「ほら、早く来いよ! それともあれか、教師は普通に生徒を見捨てるってのか!?」

本郷さんがさっきまで放っていた殺気とは明らかに違う…。
本当に殺す気なのか!?

カ「本郷さんさー、怒り狂ってる最中悪いんだけど、そのナイフ。人間には通じないよ」

たしかにそうだった。
だって、本郷さんが持っているナイフは明らかに対先生ナイフだったのだから…。

本「はん! なめんなよ、赤羽。別にこんなチンケなナイフでも人を殺せるんだぜ? 例えば…」
渚「やめろっ!」
茅「ぐぐっ」

本郷さんは茅野の喉元に対先生ナイフを押し付けた。
これでは息ができなくなってしまう!

本「ハハッ。やっぱり楽しいなぁ、殺すってさ。海はそこら辺躊躇しまくってるから、めっちゃつまんないんだけどな…」

茅野が苦しそうに足をジタバタさせている。
なんとかして止めないと!
でも、どうやって⁉
そのとき歩き出したのは、ビッチ先生だった。

ビ「堕ちたものね、あなたも」
本「あぁ⁉」
ビ「確かに本郷海はビビり屋だけど、ヤるときはヤるわよ。それに比べて、カイ? あなたは相変わらず、壊すことでしか問題を解決しようとしないのね」
本「ん、だと…」

いったい、その会話にどんな意味が含まれているのか、僕らにはわからなかった。
ただ、事の成り行きを見守るより他はなかった…。

殺「本郷さん、あなたがどのような事情を持っているかは知りませんが、先生は生徒を見捨てたりしません。何故ならー」

触手が真っ直ぐ本郷さんのもとへ、いや茅野のもとへと向かう。

茅「きゃっ」
殺「何故なら、私はそのためにここへ来たのだから」
渚「茅野」

殺せんせーの触手が茅野を助けてくれたんだ。
茅野はゆっくりと地面に下ろされる。
僕はホッとして胸をなでおろした。

本「うるさい、うるさい、黙れ黙れ…。殺さなくちゃいけないんだ。でないと、やがてあいつが来る。あいつが来たら、もう元には戻れない」

あいつ?
本郷さんの様子がおかしい。

ビ「落ち着きなさい、カイ。あなたの役目は終わったわ。しばらくは海に任せて、引っ込んでなさい」

まるでそれが魔法の呪文でもあるかのように、ゆっくりと本郷さんは倒れた…。


おかしな終わり方でごめんなさい。
まだ続きますよ。

298:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 19:15 ID:Jqw

…うん、すごいよね!
おもしろい!凪海さんがんばれ!!

あ…誰でもいいのでリクエストください。
短編でも長編でもいいので。
お願いいたします!

299:凪海:2016/03/14(月) 19:40 ID:SNo

みーか、ありがと。

私は恋愛系を読みたいなぁ。
渚カエ成就(ようするに付き合ってる)話を読みたい////

300:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 19:54 ID:Jqw

凪海(呼び捨てでいくね!)
りょーかい!書くねー!

301:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 20:52 ID:Jqw

渚カエ(凪海リクエスト小説)

今日は、土曜日。

「デートに遅れちゃうじゃん!!」

茅野 カエデは、デートの日で急いでいたところ。そのデートの相手はもちろん…。

茅野「また渚がナンパされちゃう!」

そう潮田 渚だ。
前にもデート(お出かけ)に誘ったけど、見知らぬ高校生に…絡まれていた。
もちろん助けに行ったけど…
「こんなチビに用はねぇ」
と、言われしまった。
さすがに茅野はキレてしまい、カルマほどではないがボッコボコにしてしまったのだ。

茅野「この前は、女の子を魅せられなかったから!!リベンジ!」

デート(お出かけ)の帰りに茅野が告白した。そして"OK"してくれたので付き合うことに…!

茅野「…よし!これでいいかな!」

バタバタ

パタン…

タッタッタッ

茅野「はあっ…えっと…ここだよね?」

着いたよ、という電話をするために(メールじゃ渚が見ないかもしれない)携帯を出す。

ザワザワ

茅野「…あ、渚?着いたよ」

渚『茅野?あ、僕も着くからちょっと待ってて』

茅野「うん!」

「なー、お嬢ちゃん。暇?」

茅野「…(やっぱりね)暇じゃない。約束があるから」

話しかけてきた高校生を茅野は睨む。

「威勢がいいこと。おい、ヤローども。連れてくぞ」

そうリーダーみたいな人が命令すると一気に茅野は囲まれた。

茅野「え!?」

さすがに驚いてしまった。『これじゃあ、逃げられない』そう思った。

腕を捕まれて車までつれてかれる。
修学旅行と同じ感じになってしまっていた。

「早く歩けよ」

茅野「ちょっ、放して!!」

「ちっ、早くしろよ!!」

リーダーは手を振り上げて叩こうと降り下ろした。でもその瞬間!

パシッ

茅野「!?え?」

「ああ?誰だ、テメー?」

助けたのは他でもない。

「僕の彼女に…何してるんですか?」

渚だった。

茅野「渚!」

「はぁ?彼氏か?お前。女みてーだな」

渚「僕を甘く見ないほうが、身のためですよ」

そういうと渚はリーダーに近づいた。
そして…

パアアアンッ

「ぐっ!な"っに"!?」

バタンッ

「リーダー!?クッソ!覚えてろ!」

高校生達は逃げていった。
渚が何をしたのか、というと…簡単だ。
"猫だまし"をしたのだ。
その猫だましでリーダーは倒れて一瞬で決着がついたのだ。

茅野「ありがとう…渚」

渚「え?…あー、別にいいよ。女子を守るのは男子の役目!」

茅野「…うん、そうだね」

渚「そうだ、ここのカフェ入らない?」

茅野「?…!ここって!」

渚「そうだよ、茅野が好きなプリンの種類がたくさんあるカフェ」

茅野「やったぁ!」

プリンが食べられる!と喜ぶ茅野を見て渚はクスッと笑う。

茅野「はむっ!ん〜!おいしいー!」

渚「…良かった、喜んでくれてさ」

茅野「?あれ、渚は食べないの?」

茅野は、渚が紅茶しか頼んでないのに不審に思った。

渚「えっ、あっ、うん。お腹すいてなくてさ」

そういってももう時刻は12:30さすがにおかしい…と茅野は考えた。

茅野「いや、嘘だね。体調でも悪いの?」

渚「いや…違うけど…?」

茅野は、どんどん顔を近づけていった。

茅野「本当?」

渚「うん…大丈夫だよ。あ、そうだ」

ゴソゴソ

茅野「?」

急に渚は、思い出したように鞄からあるものを取り出した。

渚「はい、茅野」

茅野「…これって?」

渚「クッキーだよ、何回か失敗して作り直してて…」

苦笑いしながら、渚は茅野にクッキーを渡した。茅野は気づいた。
『どうしてプリンを食べてなかったのか』を。
もしかしたら失敗したクッキーを食べていたのではないか、と。

茅野「…ありがとう」

茅野は下を向いてしまった。

渚「…茅野、顔あげてくれるかな?」

茅野「?」

左は壁。右にはメニュー。
まるで盾になっていた。

顔あげた瞬間、渚は一気に茅野との距離を縮めた。そして…。

グイッ

茅野「!!////////」

チュッ

渚「…今日のお礼」

茅野「急すぎるよ」

渚「ごめんごめん、また行こうね」

茅野「もちろん!」

その和やかのフインキの裏には、ゲスい殺せんせーがいたことを知るのは…また後日のことだった。

殺せんせー「くっついてる!くっついてる!にゅや!見えない!あのメニュー邪魔!」

302:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/14(月) 20:52 ID:Jqw

なんか、長くなっていろいろカットしました。申し訳ありませんでした!

303:凪海:2016/03/14(月) 21:25 ID:SNo

みーか、ありがと!
めっちゃドキドキしたwww

てか、「メニューが邪魔だ」と言っている殺せんせーこそ、むっちゃ邪魔だわww

304:凪海:2016/03/14(月) 22:51 ID:0cw

>>297

本郷さんは気絶したまま、目を覚まさなかった。
大丈夫なのだろうか。

ビ「渚、そんなに心配しなくても、海はすぐに目を覚ますわよ」

ビッチ先生はのんきにバナナを食べていた。

渚「茅野は平気?」
茅「全然大丈夫だよ」

さっきまで、茅野は殺せんせーに手厚く(?)看病されていたんだけど、どうやら大丈夫そうなのでホッとした。

カ「にしても、あの豹変ぶりはなんだったんだろうねぇ。ねぇ、ビッチ先生」
ビ「何よ、カルマ」
カ「先生はさっきさぁ、本郷のことをウミって言ったり、カイって言ったりしてたよね。あれ、どういう意味?」

ビッチ先生はカルマくんの言葉に、どう返事をすればいいのか迷っているようだった。

ビ「一言で言い表すなら、海(うみ)は二重人格者。自分の中にもう1人、男性としての意識であるカイがいるのよ」
片「ちょっと待ってよ、ビッチ先生。男性としての意識って何? 本郷くんは男子なんじゃないの?」
ビ「何言ってーーあ、そっか。あの子、男子として転入してきたのね。どおりで男子の制服なわけだわ」
皆「はぁ⁉」

みんなはひどく驚いたように声をあげた。

茅「って、渚もカルマくんも驚かないんだね…」
中「まさか気づいてたの?」
カ「え、逆に気づかなかったの? てか、渚くんがわかってたとは思わなかった」
渚「え、だって、本郷さん。どう見たって女子じゃないの?」
中「あー、同族だから渚ちゃんはわかったのね」
渚「中村さん、それどういう意味⁉」
本「ううっ…」

本郷さんがうめき声をあげた。
どうやら目を覚ましたみたいだ。

本「あれ、みなさんお揃いで…」

それから視線を泳がせて、茅野に目を止めた瞬間!

本「わわっ、茅野さん! ごめんなさい、先ほどは失礼をいたしました!」

本郷さんはガバリと起き上がると、茅野に向かって土下座をした。

茅「え⁉ えっと、大丈夫だよ…」
本「カイが余計なことをして、ごめんなさい。あいつ、ケンカっぱやいからすぐにああいうことをしちゃうんだ。本当にごめんなさい」
茅「だから大丈夫だってば」

2人はどうやら仲直りできるみたいだ。
僕はホッとした。

茅「えっと、本郷さん? あの、もう気にしてないから…その代わり、下の名前で読んでも構わない?」
本「はぁ、別に構いませんが」
倉「やったぁ、ナイスだよ。カエデちゃん。私も下の名前で呼ぶ! 倉橋陽菜乃、陽菜乃って呼んで! よろしくね、海ちゃん」

倉橋さんに海ちゃんと呼ばれた瞬間、本郷さんはかたまった。

本「えっと、どこまで知って…?」
ビ「あなたが女子だって、私がバラしちゃったわよ。あなたもいつまでも優等生ヅラしてないで、素にもどりなさい」
本「なぁんだ、バラしちゃったんだ…」

本郷さんの雰囲気が、またガラリと変わった。
これが殺し屋なのだと、僕は実感せざるを得なかった。

海「改めまして、こんにちは。本郷海です! 一応女子だけど、仕事上、男装をしています。気安く下の名前で呼んでください!」

本郷海は、そう言って僕らに微笑みかけた。

3年E組は暗殺教室、新たな仲間も増え、始業のベルは明日も鳴る。

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。
転校生の時間はこれにて終了!
ここからはやや本編と同じ進行で行く予定だから、興味がなかったらスルーしてください❗

305:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:53 ID:eyU

殺せんせーww
渚カエキスきたー!!

306:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:54 ID:eyU

あ、書き込むとこ間違えた!
ごめん!

307:凪海:2016/03/14(月) 22:57 ID:0cw

>>305,306

ちょっと笑えた。
大丈夫だよ、気にしないで(^^♪

308:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:57 ID:eyU

>>305は、>>301に対するコメねw

309:凪海:2016/03/14(月) 22:58 ID:0cw

うん。
確かにあのシーンはよかった////

310:あやや◆dA:2016/03/14(月) 22:58 ID:eyU

中村さんのいじり好きだなwやっぱw

311:凪海:2016/03/14(月) 23:03 ID:0cw

なんか、一生実現しなさそうだけど、中村莉桜×カルマとか見たいわ。

そういや、誰か暗殺教室のアニメの公式サイト行った?

312:凪海:2016/03/14(月) 23:07 ID:0cw

>>311

311に補足。
あややさんの「茅野に恋する男子」も続きがめっちゃ気になってる!

313:あやや◆dA:2016/03/14(月) 23:14 ID:eyU

あ!ありがとう!

314:凪海:2016/03/14(月) 23:15 ID:0cw

ヾノ≧∀≦)イエイエ!

315:凪海:2016/03/15(火) 00:28 ID:2bc

>>304

テストの時間

渚side

もうすぐ中間テストだ。
3年E組は今日から「高速強化テスト勉強」という授業が加えられた。
殺せんせーがマンツーマンで僕らに勉強を教えてくれるんだ。
それにしても、疲れた…。

渚「あ」

職員室の前を通りかかったとき、視界に職員室の中が入った。
あの人。間違いない、理事長だ。
どうしてこんなところへ?
それに、殺せんせーと烏間先生、ビッチ先生まで。

理「なんとも悲しいおかたですね。世界を救うつもりが世界を滅ぼす巨悪と成り果ててしまうとは」

救う…滅ぼす?
いったい、なんの話をしているんだろう。

理「仮にあなたを殺せた後の学校の未来ですが、率直に言いますとこのE組はこのままでなくては困ります。我が校の目標は95%の働き者と5%の怠け者がいる集団です。
実はこの前、D組の担任から苦情がきまして。E組の生徒がD組の生徒に『殺すぞ』と脅したそうです」

うっ…。
この前の集会後、かつてのクラスメイトが「殺すぞ」と言ってきたから、つい…。
「殺す気なんか、ないくせに」
と、言ってしまったんだった…。

理「殺せんせー、1秒以内に解いてください」

理事長が殺せんせーに投げ渡したのは、知恵の輪だった。

殺「にゅやっ、いきなり!」

1秒経過…。
殺せんせーは触手同士をからめまくって、倒れていた。
なんてザマだ‼

理「殺せんせー、この世界ではスピードだけでは解決しない問題もあるんですよ」

そう言って、理事長は職員室をあとにしようとする。
まずい、どこにも隠れる場所がない!
僕は慌てて職員室から背中を向けた。

理「やぁ、中間テスト、期待してるよ。頑張りなさい」
渚「…………」

理事長の、とても渇いた「頑張りなさい」は、僕を一瞬で暗殺者からエンドのE組へと突き落とした…。

316:凪海:2016/03/16(水) 02:23 ID:.vc

>>315

次の日、殺せんせーの分身が増えていた…。

茅「どうしたの、殺せんせー? なんか気合い入りすぎじゃない?」
殺「にゅ? そんなことありませんよ」

昨日の理事長の言葉を思い出す…。

理「この世界ではスピードだけでは解決しない問題もあるんですよ」

…………。
授業終了のチャイムがなったと同時に、殺せんせーの分身が消え去った。

殺「ぜーはー、ぜーはー」

殺せんせーは息を切らして、うちわであおいでいた。

前「どうしてそこまでして、俺らの成績をあげたいのかね」
殺「だってそうすれば、皆さんは先生のおかげで成績が上がったと喜んでくれますし、その噂を聞きつけて近所の巨乳女子大生が勉強を教えて欲しいとやってくるかもしれません。先生にはいいことづくめですから…ヌルフフフ」
岡島「いーや、成績は今のままでもいいよな」
中「どうせうちら、エンドのE組だもんね」
殺「……そういう考え方をしますか」


殺せんせーはすっくと立ち上がった。
もしかして、怒ってるのだろうか。

殺「全員、校庭にでなさい。それから烏間先生とイリーナ先生も呼んでください」

僕らは殺せんせーに言われた通り、校庭にでてきた。

前「どーしたんだ、殺せんせーのやつ」
中「何か急に怒ったよね」

殺「イリーナ先生」
ビ「何よ」
殺「プロの殺し屋として伺いますが、あなたは仕事をするとき、用意する作戦は1つですか?」
ビ「…いいえ、プランなんて予定通りにいくことの方が少ないわ。より綿密に予備のプランを立てておくことが暗殺の基本よ」
殺「では次に、烏間先生。ナイフ術を生徒に教えるとき、重要なのは第一撃だけですか?」
烏「…第一撃はもちろん最重要だが、その後の第二撃、第三撃をいかに高精度に繰り出すかで勝敗が決まる」

何が言いたいんだろう、殺せんせーは。

殺「先生方がおっしゃるように、自信の持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺ができる。対して君たちはどうでしょう。『自分たちには暗殺があるから別にいい』と思っている。
そんな危うい君たちに先生からアドバイスです。

第二の刃を持たざるものは暗殺者の資格なし!!」
皆「わぁぁぁぁぁ!」

風が、強い!!
殺せんせーは校庭の真ん中でくるくるまわりながら、竜巻を起こしていた。
やがて、とまった。

殺「校庭にでこぼこが多かったので、手入れしました。私は地球を滅ぼせる調整物なので、この工程を平らにするなど、たやすいことです。もしも君たちが第二の刃を示せなければ、ここに私を殺せる暗殺者をいないと見なし、校舎を平らにして先生は去ります」
渚「第二の刃、いつまでに…」
殺「明日です、明日の中間テストで全員50位以内に入りなさい!」

え⁉

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。

本当に申し訳ない。同時進行をさせるために漫画の再現をしまくってます…。
どうしてもやりたい展開があるので、すいません…。

317:凪海:2016/03/16(水) 22:04 ID:1ak

>>316のやつ。
超生物じゃなくて、調整物になってる!
ごめんなさい‼‼

318:みーか:2016/03/19(土) 00:55 ID:9ZU

もっと面白く書けよ

319:凪海:2016/03/19(土) 02:49 ID:/qM

>>318に注意を受けてしまったので、うーん。少し端折りますか。

>>316

中間テストは、見事に理事長の妨害を受け、惨敗してしまった。
どうやらE組も僕らには知らされずに試験範囲が変わってしまったそうで。
どうしよう、殺せんせーは僕らが全員50位以内に入らないと、校舎を破壊して出て行くと言っていた。
僕らは不安で仕方なかった。

殺「先生の責任です…。君たちに顔向けできません」

え?
僕は顔をあげて殺せんせーを見た。
殺せんせーはひどく落ち込んでいるようで、僕らとは反対の方向。つまり、黒板の方を向いて立っている。
その時だった。

殺「にゅやっ!」

かつん
落ちたのは、対せんせーナイフだった。

カ「いいのぉ? 顔向けできなかったら、俺が殺しにくんのも見えないよ」
殺「カルマくん! 先生は今、落ち込んで…⁉」

ばらまかれた、カルマくんの解答用紙。

カ「俺、範囲変わっても関係ないし」
磯「数学100点⁉」

しかも学年4位!

カ「俺の成績に合わせてさぁ、あんたが余計な範囲まで教えたから対処できたんだ。それに、俺だけじゃないよ」

カルマくんの視線が後ろへ向く。
海さん。

海「いやいや、僕は大したことないよ。カルマに比べたら…さぁ」

カルマくんがひょいっと海から解答用紙を奪った。

海「ちょ⁉」
カ「ほぅら、クラス順位7番。上等じゃね?」
渚「でも、どうして?」
海「…まぁ、僕は僕で問題を解いているうちに気付いたら範囲外になってたんだけどね。ねぇ、殺せんせー」
殺「?」

海はゆっくりとした足取りで殺せんせーに近づいた。

海「僕は殺し屋だけど、勉強の楽しみを教えてくれた先生には感謝してるつもり。だからさ、期末はもっと頑張れるよ」
カ「俺は俺でこのクラス、出る気ないよ? こっちのクラスの方が断然楽しいし。で、そっちは? 全員50位以内に入んなかったって言って、ここから尻尾巻いて逃げちゃうの? それって結局さぁ、殺されんのが怖いだけなんじゃないの?」

僕は思わず笑いが漏れた。
周囲でも、「なんだぁ、怖かったのか」とか「正直に言えばよかったのにぃ」と言う言葉が広がっていた。
海もクスクス笑っていた。その目にはいたずらっぽい光があった。

殺「逃げるわけではありません! こうなったら、期末テストであいつらに倍返しでリベンジです!」
海「おぉ、大きく出たね」

今回の標的は手強かったけど、今度こそはと僕らは決意を新たにした。

320:夏輝 美井薫☆天才暗殺者☆:2016/03/19(土) 09:08 ID:Jqw

あーー!!
318のみーか!!
そんなに面白くないなら、自分で書いてみなっていう話になるのでは?

凪海、おもしろいよ♪
318は、私じゃないから、安心してね♪

321:あ:2016/03/19(土) 12:52 ID:9ZU

322:凪海:2016/03/19(土) 19:42 ID:PEg

>>320
えーっと、漢字の方のみーか。
全然気にしてないから平気だよ。
君ではないというのは、1発でわかったし!
それから本当にごめん!!
本当に、どうしてもやりたい展開があるんだ。だから退屈かもしれないけど、最後まで付き合ってください。
よろしくお願いします。

323:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/19(土) 19:56 ID:Jqw

うん、凪海の小説は毎回楽しませてもらってる!
つまんなくないよ!つまんないのは私のほうかも…?

324:凪海:2016/03/19(土) 20:01 ID:2bc

そんなことない!!
渚カエのリク、答えてくれてありがとう!

325:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/19(土) 20:19 ID:Jqw

凪海、いえいえ!
小説…というか、お話考えるのが大好きなんだ!

326:凪海:2016/03/19(土) 22:52 ID:hG.

>>325
それわかる!

327:凪海:2016/03/27(日) 10:25 ID:UX.

お久しぶりです!
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..
>>319

修学旅行先の京都で、不良にさらわれた茅野と神崎を助けた、その日の夜。旅館での会話からスタートです。

片「好きな人?」
中「そう、こういう時はそういう話で盛り上がるもんでしょ?」
倉「はーい、私は烏間先生ー!」
中「はいはい、そういうのはみんなそうでしょ。クラスの男子だったら例えばって話」
倉「えー」

女子の部屋では好きな男子に関する話で盛り上がっていた。
磯貝がかっこいいんじゃないか、とか。前原もいいよね、などなど。カルマに関しては「素行さえよけりゃね」という話になっていた。

海「みんな何してんの?」

そこへ風呂から上がってきた海がやってきた。
中村はひどく驚いたような顔をしながら大声で、

中「何故に男子が女子部屋に来る!?」
海「え!? ちょっと待ってよ」
中「あはは、ウソウソ。海が女子だってことはみんなわかってるから」
海「あー、ビビったぁ…」
茅「ねぇねぇ、海は好きな子とかいないの? クラスじゃなくてもさ、ビッチ先生の後輩だからハニートラップとかちょっとかじってるでしょ?」
海「いやぁ、私はそんなにハニートラップは得意分野じゃないんだよね」
矢「気になった人とか、世界に1人くらいはいたでしょ?」
海「うーん…。ほとんど大人を相手にしてたからなぁ…、同い年とか近い年の人と接点なんてほぼなかったし」
倉「じゃあさ、クラスの男子は?」
中「世界でいなかったら、クラスだよね。気になる男子、いる?」
海「いきなりそれ⁉ うーん…、あっ。でもいたわ。世界を渡り歩いて1人だけだけど、好きになった子」
茅「誰だれ⁉」

女子はみんな、興味津々で海の次の言葉を待った。

海「私が小6くらいの頃かな。ちょうどその日は夏の時期だったんだけどさ、久しぶりに日本に戻ってきたんだ。たまたま公園にいたら、そこで仲良くなった同い年がいたんだ。本当に一時の出会いだったんだけど、その時だけ。自分が殺し屋だってこと、忘れられたなぁ…」

何故かしんみりした空気になってしまった。

海「なぁんてね。ところでさ、有希子はいないの? 好きな人」
神「え、私? 特には…」
茅「えぇ? 本当かなぁ?」

茅野を筆頭にして、神崎をいじり始めた。
そこへビッチ先生が入ってくる。

ビ「おーい、ガキども。どうせ夜通しおしゃべりすんでしょ、あんまり騒ぐんじゃないわよ」
矢「ねぇねぇ、ビッチ先生の仕事の話聞きたい!」
ビ「何よいきなり」
倉「普段の授業よりタメになりそう!」
ビ「なんですって⁉」

女子部屋では、これからビッチ先生の仕事の話で盛り上がろうとしていた。
一方、男子部屋では。

前「やっぱ、1位は神崎か」
三「てか、何気に海が2位ってところが驚き」
岡「いやぁ、まさかの女子っていうギャップがねぇ…」

岡島はニヤニヤしながら「女子で気になる子ランキング」に見入っていた。

前「この前、海を口説こうとしたらさ、たった一言。『じゃあねー』って手ぇ振られたわ。逃げ方がうまいのなんのって」
杉「すげぇな」

誰が誰に入れたという話になり、そこへカルマが加わって、さらに盛り上がった。
そして、そろそろ話が出尽くした頃…。

磯「じゃ、みんな。このことは男子の秘密な。バレたくない奴が大半だろうし…」
皆「あ」

男子全員の視線の先。そこには殺せんせーの姿が!
襖がパタンと閉まる…。

前「メモって逃げやがった! 殺せ!」

結局は暗殺になってしまう、3年E組の修学旅行だった。

328:凪海:2016/03/27(日) 16:39 ID:iRk

>>327

渚side

渚「そういえば今日から転校生が来るんだよね」

修学旅行も終わり、今日からまた学校。
僕は朝の登校中に杉野に転校生のことについて話していた。

杉「な、どんな奴なんだろうな」
岡「そのことなんだけどよー、俺。烏間先生に昨日、写真とかないですかってメールしたのよ。そしたらこれが返ってきた」

スマホの画面に表示されたのは紫色の髪の女の子だった。

杉「うおっ、女子か⁉」
海「おはよー」
岡「……いや、もしかしたら男子かもしれねぇぞ」
海「なんの話?」

首をかしげる海に僕は苦笑しながら校舎に入った。
教室のドアを開けると…。

杉「なんだ、あの黒いの…」

原さんの席の後ろにいた…というよりあったのは、紫色の髪の女の子ではなく、黒くて大きな箱だった。
起動音がした瞬間、画面と思われる場所から人の顔が表示された。

?「おはようございます、みなさん」

機械的な声、紫色の髪、まっすぐ前を向いている瞳…。
もしかして…。

?「はじめまして、今日から転校する自律思考固定砲台といいます」
杉「そうきたか!」

朝のホームルーム。

烏「ノ、ノルウェーから転校してきた…、自律思考固定砲台さんだ」

転校生はまさかの、機械だった。
しかも烏間先生の話によると、彼女は立派な生徒であるため、殺せんせーは彼女に危害を加えることは不可能らしい。

殺「自律思考固定砲台さん、あなたを歓迎します」
砲台「よろしくお願いします」

そして、その日の授業のことだった。
ガチャン、ガチャン!
授業中に不可解な音が鳴り響いた。
明らかに後ろから…。
そっと振り向くと、自律思考固定砲台が銃を展開していた!

渚「何あれ!」
杉「かっけー!」
砲台「攻撃を開始します」

対せんせーBB弾が、その銃口から発射された!!

殺「ショットガン4門、機関銃2門! ここの生徒は当たり前にやっています。それから、授業中の発砲は禁止ですよ」

殺せんせーは相変わらず器用に攻撃を避けながら、挙句、チョークでBB弾をはじいた。

砲台「気をつけます。それでは、次の攻撃に入ります」

ぜ、全然話を聞いていない。
というよりも、理解していないのかも…。
再び発射される対せんせーBB弾!
やっぱり殺せんせーは器用に避ける。
そして、再びチョークで…。

皆「!?」

殺せんせーの指が吹っ飛ばされた!
黒板にベタリとついた、殺せんせーの指の残骸…。

砲台「左指先の破壊を確認。次の射撃で殺せる確率0.001%未満。次の次の射撃で殺せる確率0.003%未満。卒業までに殺せる確率、90%以上」
殺「にゅぅ…」

やっぱり転校生は、ただ者じゃない。
一方で、律の隣に座っている海は、平然とした顔をしていた。
まるで、興味もなさそうな、そんな顔だった。

329:凪海:2016/03/27(日) 23:00 ID:2bc

>>328

結局、機械仕掛けの転校生の暗殺は、1日中続いたのだった。
ちなみに、転がった対せんせーBB弾は僕らが片付ける羽目に…。
そして、次の日。

砲台「殺せんせー、これでは銃を展開できません。拘束を解いてください」

自律思考固定砲台さんはガムテでぐるぐる巻きにされていた。

殺「そう言われましてもねぇ」
砲台「これは明らかに私への危害とお見受けしますが…」
寺「ちげぇよ」

ガムテを投げたのは、寺坂くんだった。

寺「やったのは俺だよ。どう考えたって授業の邪魔だろ。常識くらい、身につけてから来いよ、ポンコツ」
管「ま、機械にはわからないよ、常識は」
原「授業終わったらちゃんと解いてあげるから」

その日の授業は、安心して受けることができたんだけど…。
自律思考固定砲台さん、大丈夫かな。

渚「なんて、そんな心配いらなかったかも」
砲台「おはようございます、皆さん!」
杉「えぇ⁉」

ビジュアルが、大幅に変わっていた…。
いったい何があったのやら。

殺「実は昨夜、少し彼女をいじらせて…もとい性能アップさせてみました。あ、ちなみに彼女の殺意はいじっていませんのでご安心ください。彼女がいれば暗殺の幅は格段に上がるでしょう」
不「ねぇ、自律思考固定砲台ってさ、なんか長くない?」
原「たしかにそうねぇ」
不「自律……………あ! 律はどう?」
千「安直だな」
不「えぇ⁉ かわいいよー」
前「お前はどうなんだ?」
砲台「………では、律とお呼びください」

律を中心に、休み時間は賑わっていた。

岡野「すごーい」

机の上にはミロのヴィーナスが置かれていた。
実はこれ、律が自分の中でプログラミングして作ったらしい。
いくらなんでもすごすぎる!

矢「花とかも作れる?」
律「いえ。では、花のデータ収集をしておきます…あ、王手です、千葉くん」
千「さ、3局目でもう勝てなくなった…」

1人…もとい1台で数人を相手をしている。
器用すぎる…。

ガタッ

椅子を引く音が聞こえた。
海だった。

渚「どうしたの、海」
海「ううん、別に。ただ、最初は機械を転校生にするなんてって、ちょっと呆れてたけど、仲良くなれそう」
律「あ、えっと…」
海「律、私のことは海でいいよ」

律は少し驚いたような顔をした。

律「はい。では海さん。ちょっと質問をよろしいでしょうか。2点なんですが」
海「? いいけど」
律「では、まずは1点目。海さんはもう1人の転校生暗殺者なのですが?」
海「…いやま、転校生暗殺者だけど、私は招かれざる客みたいなもんだよ」
皆「⁉」

何、それ。

海「なぁんてね。で、次は?」

僕らが海を質問攻めしようとした時、海はそれを察したのか急いで会話を次に持っていった。

律「はい。では、2点目。あなたから微弱な電波を感じるのですが…これはいったい?」

微弱な、電波?

渚「携帯とかじゃなくて?」
律「はい。全く違います」
海「……あ、もしかしてあれかも」



海「いやぁ、実は今日、シリアル食べてたんだけどさ寝ぼけてて。たぶんICチップを飲み込んじゃった可能性が…」
皆「はぁ⁉」
海「まぁ、大したデータ入ってなかったし。別にいいんだけどね」

海はケラケラ笑いながら教室をでていった。

330:凪海:2016/03/28(月) 10:51 ID:q4o

暗殺教室アニメ第2期2クール目のPVが公式HPにて公開されました。

331:凪海:2016/03/28(月) 15:39 ID:tbc

>>329

その夜。

科学者「なんてことだ」
律「こんばんはマスター。お陰様で楽しい学園生活を送らせていただいています」
科「今すぐダウングレードだ。暗殺に必要な知識だけにするんだ」
律「あ…」

渚side

律が転校してきたばかりの無表情な顔に戻っていた…。

律「おはようございます、みなさん」
烏「今後は性能アップも危害とみなすそうだ。それから、君らもだ」

指名されたのは寺坂くんたち。

烏「壊れでもしたら賠償を請求すると言ってきた」

寺坂くんの舌打ちが聞こえた。

杉「ダウングレードしたってことは、またあの迷惑な射撃が始まるのか…」

機械の起動音。
展開される銃…のはずが。
舞っていたのは花びらだった!

律「殺せんせーは私に様々な改良を施しました。それらは全て、マスターが暗殺に不要と判断し、削除、撤去してしまいました。ですが、私はこのクラスで協調が必要と判断し、結果。メモリを密かに隠しました」
殺「では律さん、あなたは!」
律「はい! 私の意志でマスターに逆らいました! せんせー、こういう行動は反抗期というんでしょうか。律は、いけない子でしょうか…?」
殺「いえいえ、中学生らしくて、大いにけっこうです」

殺せんせーの顔がオレンジ色に染まり、マルができた。
こうして、転校生・自律思考固定砲台、通称・律は僕ら3-Eの仲間になった。

332:赤の軌跡◆5U:2016/03/30(水) 00:31 ID:BtA

凪海さん、他の方ってどうされたんでしょうね。

333:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 07:03 ID:Jqw

だよね!
本当にどうしたのかなー?

334:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/03/30(水) 10:45 ID:p/I

あっ!美桜久しぶり!
ここでは初めての人もいるんだっけ
とりあえず…
橘 舞花☆赤髪の殺し屋です!
気軽に舞花って呼んでくださいね!
呼び捨てとタメOKなのでよろしくお願いします!

ちなみに私は小説の方は書かなくてもいいかなって思ってるので雑談にいっぱい出れたらいいなって思ってます!

凪海さん!小説凄く上手です!
いつも見てます!
これからも小説頑張ってくださいね!

美桜も小説頑張ってね!

335:凪海:2016/03/30(水) 11:03 ID:MhI

みんながいないのは私も知らないよ(´;ω;`)
あまりにも来なさすぎて、とうとう「暗殺教室」の人気が落ちたか、あるいは私の話がつまらなすぎたかと推測中。
できれば後者であってほしい!! てか「暗殺教室」の人気が落ちるのはありえないか( ̄▽ ̄;)

336:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 13:52 ID:Jqw

凪海、たしかに暗殺教室の人気は落ちてはないと思う!
凪海の小説はつまんなくない!
おもしろいよ!
連載終わったからなのかな……?
それとも規制掛けられた……とか?
規制掛かっても数日で元に戻るから安心してね!(私がなったから)

337:凪海:2016/03/30(水) 14:33 ID:anE

>>331

放課後の教室で、本郷海は数学のテキストを解いていた。
以前、殺せんせーに数学が苦手だと話したら、「ではこのテキストを1日2ページ解きなさい」と言われて渡されたのだった。

海「うーん、やっぱ数学は苦手だなぁ。せんせーに聞いてこよっかなぁ」

そう思い、席を立った。

職員室

ビ「あぁ、もうメンドくさいわ。授業なんて」
烏「その割には生徒のウケはいいようだぞ」
ビ「私は殺し屋よ? あのタコを殺すために仕方なくここにいるの。その肝心のタコはといえば…」

イリーナの視線の先にはピンク色に顔を染めている殺せんせー。

ビ「私の胸を景色に見立てて、優雅にお茶飲んでるし‼」

ビッチは席を立ち、殺せんせーにナイフを突きつけるが、余裕でかわされる。

烏「あせるな、そういうターゲットだ」
ビ「Fuck! やってらんないわ‼」

イリーナはそう言って職員室から出て行った。
入れ替わりで入ってきたのは、海だった。

海「殺せんせー、またわかんないとこができちゃった。教えて〜」
殺「おや、海さん。いいですよ」

廊下

ビ(こんなところで足止め食ってるわけにはいかない…⁉)

首元に違和感。気づいたときには体は宙に浮いていた。

ビ(ワ、ワイヤートラップ⁉ 何故)
?「驚いたよ、イリーナ。子ども相手に楽しく授業。まるでコメディアンのコントを見ているようだった」
ビ「せ、師匠!」
烏「おい、何してる」

烏間が目にしたのは、ワイヤートラップに引っかかったイリーナと謎の男性だった。

烏「女に仕掛ける罠じゃないだろう、放してやれ」
?「心配ない。この程度のトラップから抜け出せる方法くらい、教えてある」

ワイヤーが切られ、イリーナは床に落とされる。

烏「お前は何者だ」
?「イリーナ・イェラビッチをこの教室に斡旋した者。といえばわかるか」
烏(殺し屋ロヴロ‼)
ロ「イリーナ、お前にはこの仕事は向いていない。今すぐ手を引け」
ビ「そんな⁉ やれます、やらせてください、師匠…!?」

今度はイリーナの首にロヴロの親指が食いこんだ。

ロ「ならお前は、こういう動きができるか?」
烏(速い!)
海「ねぇ、なんの騒ぎ?」

そこへ、海が職員室から顔を出した。
イリーナのところにいる男を見て、驚いたように目を見開いた。

海「ロヴロ、先生…」
ロ「⁉ 海か。2年ほど行方不明だったと聞いていたが、まさかここにいたとは」

海は警戒態勢に入った。

ロ「いや、今はそんなことはどうでもいい。
イリーナ、お前は正体がバレない暗殺ならひけをとらない。だがひとたびばれてしまえば、ひと山いくらレベルの殺し屋だ」
殺「半分当たって、半分は違いますねぇ」

そこへ、顔が半分紫、半分オレンジの殺せんせーが現れた。

烏「何しに来た、ウルトラクイズ」
殺「ひどいですねぇ、いい加減殺せんせーと呼んでください」

そう言って、ロヴロとイリーナを見る。

殺「たしかに、彼女は殺し屋としては恐るるに足りません。クソです」
ビ「誰がクソだ!」
殺「ですが、彼女こそ。この教室には必要です。殺し比べてみればわかりますよ」

338:凪海:2016/03/30(水) 14:34 ID:anE

>>336

規制かぁ。
その線もありうるかもね。

339:凪海:2016/03/30(水) 16:48 ID:anE

>>337

渚side

渚「で、こういう結果になったんだ…」
海「そゆこと」

今、ビッチ先生は烏間先生を殺そうと躍起になっている。
なんでも、殺せんせーの提案で、烏間先生を殺せたらビッチ先生は残留。殺せなかったらロヴロさんと帰ってしまうらしい。
僕らとしてもビッチ先生には勝ってほしいんだけど…。

カ「で、どうして海まで参加してんの?」
海「あはは…」

昨日のことだった。
殺せんせーが烏間先生暗殺ゲームを提案したら、海は「だったら自分も参加する」と言ってきたらしい。

ロ「⁉ 海、お前は参加しなくてもいいだろう。何せお前は」
海「私は直接参加はしないよ。ただ、もし先輩が烏間先生を殺せなかったら私もこの教室から去ると言ってるんだ」

前「で、ビッチ先生には勝算があんのかよ?」

前原くんの問いかけに海はきょとんとした。それから大きな声で笑い出した。

海「あるわけないじゃん」
前「ないのかよ!」
海「だって相手は烏間先生だよ? 勝てるわけないじゃん。彼が手加減しない限りさ」

たしかに…。

海「でも、きっと先輩は勝ちにいける。私はそう信じてる、だから彼女に全てを任せたんだ。それに、どうやらさっきロヴロ先生が怪我をしたみたいだし」
茅「怪我⁉」

プロの殺し屋が怪我をするなんて、いや。プロも怪我をするなんて当たり前だけど、いったいなにが…。

海「どうやら烏間先生がやっちゃったみたい。さすが防衛省の人間だよね!」
カ「あぁ、なるほどね。ようするにロヴロさんが烏間先生を暗殺しようとして、反撃にあっちゃった的な」
海「そうそう」

昼休み(三人称でいきます)

ビ「カラスマ、私はどうしてもここに残りたいの。だから、ね」

海はその様子をE組のみんなと一緒に見ていた。
いったい彼女の暗殺が成功するのかどうなのか。それは海にもわからなかった。ただ、信じるより他ない。

烏(この調子だと、ナイフを奪って終わりだな)

少し離れたところで殺せんせーとロヴロは烏間とイリーナを見ていた。

殺「彼女の授業は挑戦と克服の繰り返し。そんな彼女がこの教室に来てから何もしていないとお思いですか」

そう言い、大きめのカバンをロヴロに渡す。

ロ「これは!?」

ビ「じゃ、そっち行くわね」

瞬間、ワイヤートラップが発動した。

烏「!?」

イリーナは烏間の上をとった!

殺「彼女は私の殺し方を自分なりに考え、挑戦と克服をしているのです。あなたならこのバッグを見るだけで彼女の見えない努力が見えるでしょう」

カバンの中身はワイヤーや殺せんせーの人形など、暗殺の練習に必要な道具がそろっていた。

ビ「もらった!」

ナイフが振りかざされる、が。

烏「くっ、危なかった」

烏間は振りかざされたナイフをがっちりつかみ、なんとか回避した。

ビ(!? まずい、力勝負になったら打つ手が… )
「烏間、殺りたいの。ダメ?」
烏「殺らせろとすがりつく暗殺者がいるか!! …あー、もういい。諦めの悪い奴に、今日一日付き合えるか!」

ナイフが烏間の上にポトリと落ちる。

杉「すげぇ」
前「ビッチ先生、残留決定じゃん」
海「フゥ…」

海は心の底からホッとした。

茅「海ちゃん、ホッとしてるの?」
海「あはは、まぁね」

海は窓からそのまま外へ出ていく。
今、ロヴロとイリーナの会話が終わったところだ。きっと、励ましの言葉でもかけてもらったのだろう。イリーナは嬉しそうな顔をしていた。

海「先生」
ロ「…海か」
海「お疲れ様です」
ロ「お前はわかっていたのか? イリーナが勝てると」
海「さぁ、どうでしょうね」
ロ「……海、どうしてお前がまたこの世界に戻ってきたのかはわからない。ただ…」
海「ロヴロ先生」

海はロヴロの言葉をさえぎった。

海「そのことはいづれ、私の口からみんなに伝えます。ただ、今はその時じゃない。それに、私はどうしてもやらなきゃいけないことがある。だから、あそこにいるんだ」

海は校舎の方を見た。
彼女の目の中にはみんなが映っていた。

海「じゃあね、先生。私は私で頑張るから、そっちも達者で」
ロ「フッ、体には気をつけるんだぞ。イリーナにもそう伝えておけ」
海「はーい」

海は微笑むと、教室へと戻っていった。

340:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 18:46 ID:Jqw

なんとなくで301の続き


茅野と渚のデートはまだ続いていた。


渚「これからどうする?」

茅野「んー…と…」

茅野は人差し指をたてて、『うーん』と悩む。『お買い物もいいし…映画見るのもいいよね…』といろいろ考えて周りを見渡した。
そしてハッと気づいて指で差した。
そのお店は…

茅野「あっあれ!!この前できたちょー人気のアイスクリーム店!!あそこがいい!買ってくる!!」

ドッビュンッ

殺せんせーほどではないが、言った瞬間そのお店に走っていってしまった。

渚「ちょっ、茅野ー!…おいてかれちゃったや…」

渚は苦笑して歩いてその店に向かった。

………が、しかし。


ザザッ


渚「!?」


急に囲まれて口をハンカチでふさがれた。

渚「……!(どうしよう……!これって……すい…み…ん…やく…?)」

渚は気を失ってしまった。
最後に見たのは…高校生くらいの人が数人いた…ところだった。




ガー

お店の自動ドアが開き1人の女子が出てくる。

茅野「渚!お店のチラシっぽいの取ってきた!何がい―――」


茅野はいたはずの渚がいないということに気づいた。

茅野「……渚?」

341:凪海:2016/03/30(水) 18:51 ID:FKI

わーお、まさかの渚カエの続き!

マジで神ってる!
美桜、感謝!!

342:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/03/30(水) 18:58 ID:Jqw

バッチリ宣伝いきまーーす!!

暗殺教室ー殺せんせーとE組生徒のファンタジアランドー

というスレ立てましたー!
プロローグしか書いてないけど…よかったら遊びに来てね!

343:凪海:2016/03/30(水) 22:38 ID:B6U

物語の進み具合からいって、次はイトナが出る話だけど、短くいきます!!
イトナファンの方々すみませんm(*_ _)m

>>339

渚side

新たに転校生が来るという話になったのは、昨日のことだった。
烏間先生いわく、「本命」らしい。

殺「律さんのときは驚かされましたからね、今度は驚きませんよぉ」
律「ふふっ」
殺「とはいえ、また仲間が増えるというのは、嬉しいもんです」

自分を殺してくる暗殺者が転校生だっていうのに、殺せんせーは嬉しそうだ。
それにしても、梅雨の時期ってなんだか嫌だなあ。
じめじめしてるし…。

原「ねぇ、律。転校生について何か聞いてないの?」
律「はい、少しだけ。本来私と彼は同時投入の予定でした。ですが、2つの理由でそれはキャンセルされたのです」
原「へぇ、理由って?」
律「1つは彼のメンテナンスに予定より時間がかかったこと、もう1つは私のサポートの力不足。私が彼より、圧倒的に劣っていたから」

殺せんせーの指を破壊した律がその扱い…。
いったい、どんな人が。

ガラッ


僕らは驚いてそちらを見た。
そこにいたのは、白装束の…。
転校、生?

ポンッ


鳩が出てきた。

?「ははっ、驚かせて悪かったね。私は転校生ではなく、保護者さ。まぁ、白いし。シロとでも呼んでくれ」
茅「いきなり白装束でやってきて、手品やったらビビるよね」
渚「うん。殺せんせーでなけりゃ、誰だって…」

って、殺せんせー…。

前「何びびってんだよ、殺せんせー」
岡「奥の手の液状化まで使ってよぉ」
殺「あぁ、いや…。律さんがおっかない話するもので」

殺せんせーは急いで自分の服に戻った…。
シロという名の謎の人物は、なんか掴みどころのなさそうな人だった。
あれ、こっち見てる。

シ「……」
殺「? 何か」
シ「いや、みんないい子そうですな。これならあの子も馴染みやすそうだ。おーい、イトナ。入っておいで」

僕らはドアの方を見たけど…。

ガシャァァァァ


後ろで、ものすごい音がした。

?「俺は勝った。この教室の壁より強いことが証明された」
皆「いや、ドアから入れよ‼」

この子が、イトナくん…。

344:凪海:2016/03/30(水) 22:47 ID:B6U

>>343

前「なんか、またメンドくさいのが来やがった!」
カ「ねぇ、イトナくん。今外から入ってきたよね。外、ずぶ濡れの雨なのにどうしてイトナくん。一滴たりとも濡れてないの?」
茅「あ…」

イトナくんは教室中をキョロキョロ見回し、それからカルマくんに向き直って言った。

イ「お前は、このクラスで1番強い。けど、安心しろ。俺より弱いから、俺はお前を殺さない」

そう言って、イトナくんはカルマくんの頭をなでた。

カ「いやいや、俺より強い人なんていくらでもいるっしょ。例えば、海とかさ」

たしかに、彼女は殺し屋だ。
まだ殺し屋として日の浅い僕らとは、勝負にならないほど強いはず。
そう思い、彼女を見ると。

カ「海?」
海「……」
カ「おーい」

カルマくんは海の肩をトントンとたたいた。

海「ふぇ⁉」
カ「どうかした?」
海「え、何が?」
カ「いや、ボーッとしてたから」


なんか、上の空だ。
そんな僕らを無視して、イトナくんはしゃべり続ける。

イ「俺が殺したいと思うのは、俺より強いと思うやつだけ、この教室では殺せんせー。あんただけだ」
殺「強い弱いとはケンカのことですか、イトナくん。ただの力比べではせんせーには勝てませんよ」
イ「勝てるさ。だって俺たち、血を分けた兄弟なんだから」



皆「兄弟ーーーーーーーーー!?」
イ「兄弟同士、小細工はいらない。放課後、この教室で勝負だ」

そう言って、イトナくんは教室からシロと共に立ち去った。
僕らはそれを呆然と見つめ、それから。

片「ちょっとせんせー、兄弟ってどういうこと⁉」
菅「そもそも人とタコだぜ⁉」

ドサッ

海は床に倒れていた。となりにいる律を支えにしながら、なんとか立ち上がっていた。
僕は慌てて海に駆け寄った。

渚「海、大丈夫?」
海「あ、うん。平気…」
殺「海さん、本当に大丈夫なんですね」
海「うん…。ごめん、心配かけて」

彼女はよろよろと立ち上がりながら、思いついたように言った。

海「あのさ、せんせー。今日は早退してもいいかな」
殺「!? やはりどこか具合が…」

たしかに、顔は青白かった。

海「平気だよ。ただ、ちょっと今日は…あ、でもどうしよう。今日は数学あるんだっけ。だったら…」
渚「休むべきだよ」
海「…そんなにヤバそうに見える?」

僕はうなずいた。
他のみんなもうなずいている。

殺「数学はあとでどうとでもなりますよ。問題は今日の授業が受けられるほどの体調ではないことです。大事をとって、今日は帰りなさい」
海「う…、はい」

海はゆっくりと立ち上がった。
茅野が海のカバンに教材などを入れて、彼女に手渡した。

海「ありがと、カエデ」
茅「ううん」

海はふらついた足取りで帰っていった。

*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ

思ったより、長くなってしまった。

345:凪海:2016/03/31(木) 01:20 ID:pd2

堀部糸成
誕生日!!
🎈🎉 おめでとー 🎉🎈
  ✨\(^∇^)/✨ 

    ⭐ ⭐ ⭐  
    ┃  ┃  ┃   
╭🎂━━━━━━━━━🎂╮
┃ 🍓 🍓 🍓 🍓 🍓 ┃
🎂━━━━━━━━━━━🎂

346:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/03/31(木) 15:28 ID:p/I

イトナ!誕生日おめでとう!

\(*´∀`*)/ハッピーバースデー!

347:凪海:2016/03/31(木) 17:39 ID:WOw

なんかiPadで打つのが面倒になってきたから、
パソコンでやろうかなぁ…。

348:凪海:2016/03/31(木) 22:29 ID:XOs

>>344

 イトナくんは触手持ちだった。最初は殺せんせーを追い詰めていたのだけれど、結局は殺せんせーの勝ちとなった。

 何はともあれ、今日は球技大会の話し合いだ。
 きっかけは、僕とカルマくんと杉野で帰り道である本校舎を歩いているときだった。

?「あれ、杉野じゃないか」
杉「! 進藤」

 野球部の練習場で杉野はかつての仲間と長話をしていた。
 僕とカルマくんはそれを見ていた。

部員「にしてもいいよなぁ、杉野は。E組だから毎日遊んでられるだろ。俺ら、勉強も部活もだから大変でさぁ」

 ‼
 僕は顔をしかめた。
 E組はあらゆる分野で差別を受けるクラスだ。
 部活禁止というのも、その一つだ。

進「やめろ、傷つくだろ。勉強と部活の両立。選ばれた人間でなければしなくていいことなんだからな」
カ「へぇ、すごいね」

 カルマくん……。

カ「その言い方じゃあまるで、自分らが選ばれた人間みたいだね」
進「うん、そうだよ。なら、君たちに教えてあげるよ。選ばれた人間とそうでない人間、この年で開いてしまった大きな差ってやつを」

 で、現在に至る。

寺「俺ら、さらしもんとか勘弁だわ。お前らでテキトーにやっといてくれや」

 寺坂組は教室から去っていった。
 球技大会は、男子は野球、女子はバスケなのだけれど、E組はそもそも除外されているため、代わりにエキシビション・マッチにでなければいけない。

三「要するに見世物さ。男子は野球部と女子は女子バスケ部とやらされるんだ」
殺「なるほど。いつもの、ですね」
片「そ」

 男子は男子で、女子は女子での作戦会議が開始された……んだけど。

前「で、なんで海がここにいるんだ?」
海「ひどいなぁ。私は一応、この学校では男子って扱いになってるんだけど」
岡「修学旅行のときは男子部屋にいなかったろ」
海「それとこれとは話が別だよ。仮に私が女子の所にいったら人数多くなっちゃうし、男子は少なくなっちゃうよ」
磯「でも、大丈夫なのか。相手は男子だぞ?」
海「平気、平気」
千「それにこの前、倒れただろ」
海「大丈夫だって、もう治ったし。いやぁ、あのときはお騒がせしました。寝不足だったんだ、あはは」

 寝不足って……。
 僕らは顔を見合わせてあきれるより他なかった。

殺「君たちは変わりつつある。やりたい、勝ちたい。そういう思いが日に日に強くなっている。それもふまえて、殺監督が勝てるアドバイスをあげましょう」
男子「うっわ……」

 そして、超生物との地獄の猛特訓が始まったのだった。

球技大会当日

菅「そういや、殺監督どこだ」
渚「あそこだよ」

 僕はグラウンドの外野あたりを指さす。

渚「殺せんせー、烏間先生に正体をバラすなって言われてるから遠近法でボールに紛れてるんだ」
カ「やっほー、せんせー」

 カルマくんがふざけて声をかけると、殺せんせーは慌てて地面に身を隠した。
 僕はベンチに入っている海に声をかけた。彼女はグローブを珍しそうに眺めながら自分の手にあわせるために、握ったり離したりを繰り返していた。

渚「海は平気なの?」
海「うん? 何がさ」
渚「こんな男子だらけの場所で、緊張とかしないのかなぁって」
海「ハハッ、何言ってんのさ渚。僕は男子だよ」

 僕は目を白黒させた。
 海は僕の耳元に口を寄せてささやいた。

海「一応、私は男子ってことになってるんだ。だから、みんな。なるべくあわせてほしい。一応、私も国家規模とはいえないまでも、それなりに秘密持ってんだからさ」
皆「おっけ」

 こうして、試合は始まった。

349:凪海:2016/04/01(金) 03:12 ID:XOs

アニメをリアタイで見て、無性に書きたくなったから書く‼

>>348

 E組に点が入ってる。
 きっとそれだけで、驚きなんだろうな。

前「はんっ、どうよ。こっちはあれ相手に練習してんだぜ」

練習中

殺「殺ピッチャーは時速300キロの球を投げ、殺内野手は鉄壁の守備を敷き、殺キャッチャーはささやき戦術で集中を削ぎます……」

 まさか、あんなめちゃくちゃな特訓がこうして実を結ぶんだから不思議だ。

菅「これなら勝てるんじゃねぇの?」

 海はバッドを地面にコツコツたたきながら、試合を見ていた。

海「どうかなぁ。あれ、見なよ」

 海の指さした方向を見ると、敵側ベンチ。

渚「あ‼」

一方、女子

片「惜しかったね、次リベンジ」
茅「ごめんね、みんな。私のせいで……、なんか女バスのぶるんぶるん揺れる胸を見ていたら怒りと殺意で目の前が真っ赤に染まって……」
岡野「茅野っちのその巨乳に対する憎悪はいったい何なの⁉」

海「あ、女子が来た」
千「どうやら終わったみたいだな」
速「そっちはどう?」
菅「順調だよ。で、今から理事長が向こうの指揮を執るところ」

 理事長の采配は半端じゃなかった。
 だいぶ常軌を逸していた。
 そもそもバントばかりのE組。なんとか進藤くんのボールに食らいつくことができたけど……。

杉「前進守備……」

 これじゃあ勝ち目がない!

E組守備

殺「カルマくん」

 外野守備をしているカルマの足元に、殺せんせー……殺監督が地面からボコッと現れた。

カ「何、殺監督。踏んでほしいの?」
殺「次の攻撃は君からです。少し君の挑発で揺さぶってみましょうか」

E組攻撃

審判「どうした、早くボックスに入りな……」
カ「ねぇ、りじちょー」

 カルマは審判を無視して大声を出す。

カ「守備がこんだけ前の位置で守っていても、審判も観客も誰も注意しないっておかしくね? あぁ、そっか。お前らバカだから、守備位置とか理解してないんだね」
皆「がたがたうるせぇぞ、E組のくせして‼」

 カルマはペロッと舌をだしながら、

カ(ダメみたいよ、監督)
殺(それでいいんです。口に出してはっきり言うことが大切なんです)

審判「次、バッター!」
竹「次は誰?」
渚「え、あ、ちょっと海」
海「うん?」
渚「次だよ、バッター」
海「え、嘘。もうそこまで来たの?」

 海は慌てて立ち上がった。

渚「海、バット。忘れてるよ」
海「え⁉ あ、本当だ」
皆「ハハッ、これだからE組は」

 海はバッターボックスに立つと構えの姿勢をとらず、守備位置をじっと見ていた。

海「ねぇ、いいの? こんなに前にいてさ」
皆「はぁ⁉」

カ「何言ってんだ、海。俺がさっき挑発したのに。渚くんわかる?」
渚「僕に聞かれても……」

 進藤から第一投が発射される!
 海はそれをじっと見つめて……、

渚「………」

 なんてへっぴり腰なんだろうかと、その場にいた全員があきれた。
 海は思い切りフルスイングをしたあと、くるりと一回転をして地面に尻餅をついた。

杉「何がしたいんだ、あいつ」
菅「さぁ?」

皆「ハハッ、あいつバカだろ!」

カ「敵側にむっちゃバカにされてんじゃん」
渚「あ、もしかして!」
カ「うん?」

 続いて、第二投。
 海はにやりと微笑んだ。
 バットをそのまま、振って……。

 キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 小気味よいいい音。

渚「う、打った!」
海「ほぅら、だから言ったじゃん。あ、守備の皆さん、走っても無駄だよー。だってその球、」

 ストンと、落ちた。
 場内ではなく、外側に。

海「ホームランだもん」

350:橘 舞花☆赤髪の殺し屋:2016/04/01(金) 10:26 ID:p/I

ほ、ホームラン?!
海恐るべしだね!

351:凪海:2016/04/01(金) 17:11 ID:XOs

>>349

 僕らが呆れて見守るなか、海は普通にホームインしてしまった。

杉「すげぇな、海!」
海「いや、全然すごくないよ。だってほら、あの……シンドウくんだっけ? 彼、全然心折れないのな。普通ホームランくらわされたら茫然自失になるだろうに」
前「ま、そりゃそうだよな。理事長の洗脳を受けちゃってんだから」
海「僕はもう仕事したよ。あとは君ら次第ってことで」
カ「はーい」

 海はきっと、自分が打てるとわかっていたんだ。
 彼女の転校初日、バットで殺せんせーを打った。あれほどの力がありながら進藤くんの球を打てないなんてありえないもの。あとは進藤君の球を目でとらえられるほどの動体視力があればの話だ。
 ともあれ、守備につこう。

E組守備

渚&杉「な⁉」

 バント!

海「杉野、ボーッとすんな! 急いでファーストに投げろ」
杉「え、あ、おう!」

 ファーストはアウト。ただ、セカンドランナーは走って3塁に行っている。

海「……どうすんだよ、カルマ。お前、どうせ何か策あんだろ」
カ「さぁね……、まだ監督から指示が……。あ、次のバッターってさ」

 でてきた、進藤くん!

進「踏みつぶしてやる、杉野!」
杉「………っ」

殺「カルマくん」

 カルマが下を向くと、殺監督がいた。

殺「先ほどの挑発が活きるときがきました」
カ「あぁ、なるほどね。おーい、磯貝。監督からしれー」
磯「?」

海「うっわぁ……、ねぇ、殺せんせー。怪我とかしないの?」
殺「大丈夫ですよ」

 カルマくんと磯貝くんは進藤くんの前に立っていた。バッターボックスにいる進藤くんの前に。

カ「さっきそっちがしたときは、審判は何も言わなかった。文句ないよね、りじちょー?」
理事長「構わず振りなさい、進藤くん」
進(まじかよ……)

 進藤くんのフルスイング!
 僕は怖くなって思わず目をつむった。
 けれど……。

渚「⁉」

 カルマくんも磯貝君も普通に避けていた。

海「へぇ」
殺「カルマくんと磯貝くんの動体視力はE組でも群を抜いています。進藤くんのスイングを避けるなど、私を捕まえるよりたやすいでしょう」
海「僕も参加したかったなぁ……」

カ「駄目だよ、そんなおっそいスイングじゃ。次はさぁ」

 カルマくんはにやりと微笑む。

カ「殺すつもりで振ってごらん?」

 進藤くんはこの時点で、理事長の戦略についていけなくなった。
 観客もみんなも、野球の形をした異様な試合にのまれていた……。

進「うっわぁぁぁぁぁ‼」

海「あーらら」

 ボールがポテンと落ちた。それをカルマくんが受け止め、僕に投げてきた。
 僕は慌てて受け取り、それを磯貝くんの指示で3塁の木村くんに投げて、ゲームは終了となった。

杉「ふぅ……」

352:凪海:2016/04/02(土) 00:31 ID:XOs

いよいよ、鷹岡回です。

>>351

 体育の時間は烏間先生が担当していて、授業内容は主に殺せんせー暗殺のための訓練をしている。
 今日はナイフの授業で、烏間先生にナイフを当てられれば良しとされる。

烏(個々の能力を見る限り、みんなそれぞれ形にはなっ……)

 烏間は次の瞬間、言いようのないほどの殺気を感じ、無意識に防御態勢をとった。

渚「うわっ‼」

 渚は態勢をくずし、地面に思い切り倒れた。

烏「! すまん、強く防ぎすぎた」
渚「平気です」
杉「バッカでー、ちゃんと見てないからだ」
渚「うっ……」
烏(今感じた寒気はなんだ?)

授業終了

海「渚、平気?」
渚「うん。全然大丈夫だよ」

 海の言葉に、僕は明るく答えた。

倉「あれ?」

 倉橋さんの声に反応して彼女の視線の先を見ると、そこには大きめのバッグを何個か持った大柄な男がいた。

菅「誰だ?」
烏「⁉ 鷹岡」
鷹「よ、烏間」
海「烏間先生の知り合い?」

 鷹岡と呼ばれた、その大柄な男性は重そうな荷物を下ろし、人の好さそうな顔で僕らに微笑んだ。

鷹「今日からE組の体育の教師として新しく配属された鷹岡明だ。よろしくな、E組のみんな」
海「配属、ねぇ……」

 鷹岡先生は持ってきた荷物を開け始めた。
 そこにあったのは……。

中「スウィーツ⁉」
茅「本当だぁっ‼」
海「おいしそう!」
鷹「さ、召し上がってくれ。俺からのプレゼントだ」
磯「いいんですか、こんな高そうなの……」
鷹「あぁ。俺の財布を食うつもりで遠慮なくな」

 って、茅野も海ももう食いついている……。

茅「海ちゃん、スウィーツ好きだったんだぁ」
海「もちろん。スウィーツは全部好きだよ。でも、特に好きなのはプリンでしょ、エクレア、ムースケーキ、あとマカロン! あれが一番おいしい。あとはね……」

 海はスウィーツとなると、どうやら口が止まらないらしい。
 新しい一面を知ったな。

353:凪海:2016/04/02(土) 00:58 ID:XOs

>>352

ビ「ねぇ、あんたはいいの? あの男、なぁんかわざとらしいのよね」
烏「空挺部隊にいた頃の俺の同期だ。教官の腕は俺より優れていると聞いている」
ビ「カルマなんて、とっととサボり決め込んでんだけど。ま、一方で海は何を考えているのかしら」

体育の授業

鷹「頑張ったらまた上手いもん食わせてやるからな」
中「とか言って、自分が一番食べたいだけなんじゃないの?」
鷹「ハハッ、おかげさまでこの横幅だ」
皆「アハハッ」

 鷹岡先生、なんだか良い人そうだなぁ。

鷹「さて、これを期に授業内容を変更しようと思う。時間割を配るぞ」

 まわされた時間割。
 ⁉ これって。

不「10時間目⁉」
渚「夜九時まで訓練⁉」
鷹「こうすればお前たちの能力は飛躍的に上がる。では、早速……」
前「待てよ、できるわけねぇよこんなの! 勉強もあるし、遊ぶ時間だって」

 前原くんが抗議のために立ち上がった。鷹岡先生は困ったような顔をしながら、前原くんの頭をつかんで。

磯「なっ!」
前「がはっ」
海「前原!」

 鷹岡先生が前原くんの腹を蹴ったのだ!
 磯貝くんと岡野さん、海が前原くんに駆け寄った。

鷹「できないじゃない、やるんだよ」

職員室

 烏間は職員室でパソコンを開いた。
 鷹岡に関するデータが画面上に映し出されている。

烏「これはっ!」

校庭

鷹「お前たちは俺の家族だ。家族みんなで地球の危機を救おうぜ、な」

 鷹岡先生はこちらへやってきて、三村くんと神崎さんと肩をくんだ。

海「お前……」
茅「海ちゃん」

 海が怒っている。

鷹「な、お前は父ちゃんについてきてくれるよな」
神「あ、あの、私は……いやです。烏間先生の授業を希望します」

 瞬間、鷹岡先生は神崎さんの頬を平手打ちした。

海「有紀子!」
烏「やめろ、鷹岡!」

 そこへ烏間先生がやってきた。神崎さんに駆け寄ってくる。

烏「大丈夫か、首の筋に痛みはないか」
神「大丈夫です」
烏「前原くんは」
前「へ、へーきっす」

 鷹岡先生が微笑みながら言った。
鷹「俺は父親でお前たちは俺の家族だ。世の中に父親の命令を聞かない家族がどこにいる?」
殺「いいや、あなたの生徒ではありません。私の生徒です」

 殺せんせー!

鷹「なんだ、殺るのかモンスター? 多少教育論が違うだけでお前に危害を加えていない俺を攻撃すんのか?」
海「それ以前に、これは体罰だと思うけどな」

 茅野が心配そうな顔をしながら海の腕をつかんだ。
 殺せんせーは何も言い返せないようで、黙るよりなかったみたいだ。
 たしかにここで鷹岡先生を攻撃しては、僕らに納得のいく説明ができない気がする。きっと鷹岡先生はそれを分かったうえでこんなことを言っているのだろう。

鷹「抜けたい奴は抜けてもいいぞ。その場合、俺の権限で新しい生徒を補充するだけだからな」
海「だったら抜ける」

 海⁉

354:凪海:2016/04/02(土) 01:20 ID:vP2

岡野さん、誕生日おめでとう!!
🎈🎉 おめでとー 🎉🎈
  ✨\(^∇^)/✨ 

    ⭐ ⭐ ⭐  
    ┃  ┃  ┃   
╭🎂━━━━━━━━━🎂╮
┃ 🍓 🍓 🍓 🍓 🍓 ┃
🎂━━━━━━━━━━━🎂

355:凪海:2016/04/02(土) 16:00 ID:XOs

>>353

 海が突然のボイコット宣言。

海「やる必要ないっしょ。だから私は抜ける」

 鷹岡先生はにこりと笑って……

渚「海!」

 殴られる!
 僕は思わず目をつぶったけど、海はすれすれでよけていた。
 よ、よかったぁ。

茅「海ちゃん!」
海「大丈夫だよ。じゃ、そういうことで」

 海はバカにしたように笑うと、校庭を去っていった。
 鷹岡先生は肩をいからせていたけど、やがて普通に戻ると僕らのほうを振り向いた。

鷹「さぁ、授業再開だ」

 ここで逆らうと、きっと僕らは殴られるだろう。
 僕らは互いの顔を見合わせて、仕方なくやることに決めた。

殺「彼には彼なりの教育論がある。でも、だからこそ烏間先生。あなたの力で彼を否定してほしいのです」
烏(俺が奴を否定?)

岡「スクワット300回とか……」
菅「ぜってー死んじまうよ」
倉「か、烏間先生……」
鷹「おい」
倉「ひっ」

 倉橋さん!
 鷹岡先生は指をぽきぽき鳴らしながら、倉橋さんに歩み寄っていた。

鷹「烏間は俺たちの家族じゃないぞ。おしおきだなぁ、父ちゃんだけを頼ろうとしない子はっ!」

 倉橋さんが殴られる!
 
 がしっ

皆「烏間先生!」
烏「そこまでだ。暴れたいなら、俺が相手をつとめてやる」
鷹「烏間ぁ、横槍を入れてくるころだと思ってたよ」

 倉橋さんはとりあえず無事だ。
 数人の女子が倉橋さんを取り囲んでいる。

鷹「いいか、烏間。お前とやりあう気はない。やるならあくまで、教師としてだ」
烏「………」
鷹「烏間。お前が育てた中でいちおしの生徒を一人選べ。そいつが俺と戦い、俺に一発でもナイフを当てられれば俺より優れていると認めて、でていってやろう。ただし、使うナイフはこれじゃあない」

 鷹岡先生は自分が持ってきた大きめのカバンから対せんせーナイフを放り投げて、代わりに……。

皆「⁉」

 ほ、本物のナイフ⁉

鷹「殺す相手は俺なんだ。使う刃物も、本物じゃなくっちゃなぁ」
烏「待て。この子たちは人間を殺す訓練も用意もしていない!」
鷹「大丈夫だ、寸止めでも当たったことにしてやる。俺は素手だし、これ以上ないハンデだろう? さぁ、烏間。一人選べよ。嫌なら無条件で俺に服従だ」

 投げ出された、本物のナイフ。烏間先生は地面に刺さったそれを抜き取る。

烏(俺はまだ迷っている。地球を救うためなら、奴のような容赦ない教育こそ必要なのではないかと。俺はまだ迷っている。わずかに可能性がある生徒を危険にさらしていいものかも……)
 「渚くん、できるか」
渚「え?」
杉「なんで渚を⁉」
烏「俺は、地球を救う暗殺任務を依頼した側として君たちとはプロ同士だと思っている。そして、プロとして支払うべき最低限の報酬は当たり前の中学生活を保障することだと思っている。だから、このナイフは無理に受け取る必要はない」

 僕は、この人の目が好きだ。こんなに目を真っ直ぐ見て話してくれる人は家族にもいない。立場上、僕らに隠し事も色々あるだろう。なんで僕を選んだのかもわからない。でも、思った。
 僕は差し出されたナイフを受け取る。
 それに、神崎さんと前原くんのこと、許せない。

渚「やります」
鷹「烏間ぁ、お前の目も狂ったなぁ」

ビ「カラスマの奴、気が変になっちゃったんじゃないの? なんで渚なのよ」
殺「見てればわかります」
海「人がいない間に、とんでもないことになってんね」
ビ「って、ウミ。あんたどこ行ってたのよ」
海「別に。心配になったから戻ってきただけだよ」

356:凪海:2016/04/03(日) 02:01 ID:ySs

>>355

 本物のナイフを前にして、僕はどう動けばいいか迷った。

烏「いいか、鷹岡にとってこれは見せしめのための戦闘だ。対して君は暗殺。大きな力を見せつける必要もなく、ただ1回当てればいいだけ。だが、この勝負の真の意味。それはナイフの有無ではない。わかるか?」

鷹(そろそろ気づいたな、ナイフを持つとはどういうことか。『本物のナイフで人を刺したら死んじゃうよ。こんなもの、本気で使えない』と、俺はな。それに気づいてビビりあがる人間を見るのが大好きなんだ……)

 烏間先生のアドバイス。それは「暗殺である」ということ。
 あれ、でも……。
「ナイフの有無ではない」……。
 そっか、そういうことなのか。

 殺せば、勝ちなんだ。

 だから僕は笑って、普通に歩いて近づいた。通学路を歩くみたいに、普通に。
 鷹岡先生に歩み寄り、彼の腕によりかかるようにする。
 そして、そのまま。

鷹「⁉」

 ナイフを振り、獲物の顔すれすれまで持っていく。
 誰だって、殺されかけたらギョッとする。殺せんせーでもそうなんだから。
 獲物はギョッとして態勢をくずした。重心が後ろに偏っていたから服を引っ張ったら転んだので、仕留めに行く。正面からだと防がれるので、背後に回って確実に。

渚「つかまえた」
烏(なんてことだ。予想をはるかに上回った。戦闘の才能でもなく、暴力の才能でもない。暗殺の才能! これは、咲かせてもいい才能なのか⁉)

渚「あれ、みねうちじゃ駄目なんでしたっけ?」
殺「そこまでです。ですよね、烏間先生。まったく、本物のナイフを生徒に持たすなど、正気の沙汰ではありません。怪我でもしたらどうするんですか」
烏(フッ。怪我でもしたらマッハで助けに入っただろうに) 

357:凪海:2016/04/03(日) 02:02 ID:ySs

>>356

 僕の周りにみんなが集まってきた。

磯「すごいな。よくあそこで本気でナイフを振れたよな」
渚「いや、烏間先生に言われた通りやっただけで。鷹岡先生強いから」

 前原くんが僕の前にやってきて、いきなり平手打ちをした。

渚「いたっ。なんで叩くの⁉」
前「いや、ちょっと信じられなくて。でも、さんきゅ渚。今の暗殺、スカッとしたわ」

烏(ああやって見ると、とても彼が強そうには見えない。小柄だからこそ、鷹岡は油断したんだ)
殺「今回は随分迷っているようですね、烏間先生」
烏「悪いか」
殺「いえいえ、にゅ」

鷹「このやろぅ、父親も同然の俺に逆らいやがって。もう一回だ。心も体も全部残らずへし折ってやる……!」
渚「たしかに、次やったら確実に僕が負けます。けど、はっきりしたのは鷹岡先生。僕らの先生は殺せんせーで僕らの教官は烏間先生です。これは絶対に譲れません。本気で僕らを強くしようとしてくれていたのには感謝します。でもごめんなさい、でていってください」

 鷹岡先生は怒っている。僕は今更になってちょっとびびった。
 まずい、殴られる!
 飛びかかってくる鷹岡先生を前にして、僕は思わず防御の体制をとった。

海「はい、終了」

 視界に入ってきたのは、鷹岡先生の額に向かって飛び蹴りをした、海の姿。

海「言っとくけど、これ以上。人の仲間を傷つけたら次はこっちが殺りにいくけど?」
渚「海……」
海「みんな平気?」
中「てか、おいしいとこだけ持ってくとか、海は生意気〜」

 中村さんが海の髪の毛をわしゃわしゃしている。

海「ちょっ、何すんのさ」

烏「大丈夫か、みんな」
皆「はーい」
烏「身内が迷惑をかけてすまなかった。今後は俺が体育の教師となれるよう、上と交渉する」
理事長「交渉の必要はありません」

 理事長先生!

理事長「新任教師の手腕に興味がありまして、少し見学させてもらったのですが。鷹岡先生、あなたの授業はつまらなかった。教育に恐怖は必要です、が。暴力でしか恐怖を与えられない者は、その教師は3流以下だ」

 理事長先生は鷹岡先生の口に何かを押しこんだ。

海「あれ、解雇通知じゃね?」
茅「うそ⁉」

理事長「この学校の任命権はあなた方、防衛省にはありません。常に私の支配下であることをお忘れなく」
鷹「くっそ、くっそ、くそ、くそぉぉぉぉぉ!」

 鷹岡先生は走り去っていった。

前「鷹岡、クビ」
岡「ということは……」
皆「いよっしゃぁぁぁぁ‼」

 烏間先生が体育の教師だ!

烏「お前は、例えば彼が将来は殺し屋になりたいといえばどうする?」
殺「答えに迷うでしょうね。ですが、迷わぬ教師などいません。だから面白いんですよ、教師という職業は」

358:凪海:2016/04/03(日) 13:58 ID:ySs

>>357

 夏になったらプールがベスト! だけど、E組はそうもいかない。別に本校舎のプールに行くな、というわけではないんだ。ただ、本校舎までの道のりならともかく、授業終了時。つまりは本校舎から帰ってくるときがつらい。何せ、炎天下の中。歩いて旧校舎まで戻らなくてはいけないからだ。
 ところで……。

渚「どうして海は夏のだというのに冬服なの? 暑くないの?」
海「え……、あぁ。私こう見えてけっこう寒がりなんだよね。夏でもさ、なんか寒いなぁって感じちゃうんだ。あはは」
中「てか、なんで本校舎に行かなけりゃいけないのに、こんな山奥に行くの?」
殺「行けばわかりますよ」

 まぁ、炎天下の中。本校舎目指して歩くよりは幾分ましかも。

カ「そういえばこの前、すごかったらしいじゃん。見ときゃよかった。渚くんの暗殺」
渚「え? ああ」
茅「そうだよカルマくん、面倒そうな授業はいつもさぼるんだもん」
カ「えー、だってあのデブ嫌だったし」
渚「あはは」

 でも、いくら人間相手でいい結果をだしても、ここじゃ通用しない。みんな、毎回色々と策を練ってはいるけれど……。

殺「さて、着きましたよ」
海「ここって⁉」
渚「プール⁉」

 そう、プールがあったのだ。

殺「何せ、浅瀬をせき止めて水を溜めるのに1日以上かかりましたから。さぁ、あとは1秒あれば飛びこめますよ〜」
皆「いやっほーーーー!」

 こういうことをしてくれるから、うちの先生は殺しづらい!

茅「楽しいけどちょっと憂鬱〜。泳ぎは苦手だし、水着は体のラインがはっきりでるし」
岡「そんなことないぞ、茅野。お前の体もいつかどこかで需要があるって」
茅「うん、岡島くん。二枚目づらして盗撮カメラ用意すんのはやめよっか」

 僕がプールの真ん中あたりで立っていると、中村さんが意外そうな顔をして僕に声をかけた。

中「渚、あんたって男だったのね」
渚「今更⁉」

茅「海ちゃんはどうしてダイバースーツなの?」
海「え⁉ えーっと、スク水が家になかったんだ。で、仕方なくこれを……。私もけっこう金づちだからさ、あんま水着らしい水着も持ってないんだよね」
茅「そうなんだ」

 僕らがプールではしゃいでいる最中、いきなり殺せんせーの声が響いた。

殺「こら、木村くん。プールサイドを走ってはいけません」
木「あ、すみません」
殺「中村さんに原さん、水中遊びもほどほどに! あまり長くもぐっていると溺れたかと心配します」
中&原「ごめんなさい」
殺「岡島くんのカメラも没収! 狭間さんも本ばかり読んでないで泳ぎなさい。海さんも泳ぎが苦手でもせめてプールに入ってください! 苦手は克服がナンボなんですから」

杉「こ、こうるせぇ……」

 殺せんせー、プールマナーにやたら厳しいなぁ。

359:凪海:2016/04/03(日) 14:41 ID:ySs

>>358

中「いるいる、自分が作ったフィールドだと調子に乗るやつ……」
海「典型的なバカだな」
茅「こらこら」

 僕らが呆れる中で、倉橋さんは持ち前の笑顔で殺せんせーに言った。

倉「そんな固いこと言わないでよ、殺せんせー。水かけちゃえ」

 ばしゃっ

殺「きゃん!」

 え……。
 何、今の悲鳴は。

 ぐらぐら

 カルマくんが何かに感づいたのか、殺せんせーの座っている脚立の足をつかんでぐらぐらとゆすった。

殺「ちょ、カルマくん! やめてください」

 もしかして、殺せんせー。

殺「いえいえ、別に水に浸かると触手がふやけるとかそんなんないしぃ。泳ぎたくないから泳がないだけだしぃ」
三「ビート板持ってるからてっきり泳ぐ気まんまんなのかと」
殺「これはビート板ではありません。麩菓子です」
三「おやつかよ!」

 泳げないんだ!
 これはもしかしたら、今までで一番使える手かもしれないぞ。


倉「海ちゃん、どこ行くの?」
海「ちょっと用事があるんだ。ごめん、みんな。先に帰ってて」
中「?」

裏庭

 そこには寺坂と村松がいた。

寺「成績が上がって良かっただぁ⁉」
村「なんでも、あいつのやった『模試直前ヌルヌル強化講習』を受けたらさ……いてっ」
寺「成績めあてで日和やがって!」

 寺坂は村松を思い切り突き飛ばし、校舎に戻っていった。

360:凪海:2016/04/03(日) 14:43 ID:ySs

>>359

教室

茅「あ、海ちゃんおかえり」
海「ただいま……って、何やってんの、殺せんせー」

 海が教室へ戻ってくると、そこにはヘルメットをかぶった殺せんせーがいた。ちなみに今、彼は木材で作られたバイクらしきものに乗っていた。

吉「まじかよ、殺せんせー。すげぇじゃん」
海「吉田がみんなの輪に加わってるなんて、珍しいな」
吉「いや、俺けっこうバイク好きでさ。こういうの見ると、興奮しちゃうんだよ」
殺「ヌルフフフ。何せ、私はかっこいいうえに、漢字の『漢』と書いて『おとこ』と読む、漢の中の漢の殺せんせー。このくらいのものを作るのはたやすいことです。それにしてもこのバイク、本物はとっても速いそうで。一度乗ってみたいですねぇ」
吉「バカが。そのバイク持って乗った方が速いだろ」
皆「あはは」

 そこへ寺坂がやってきた。バイクを見るなり、それを蹴とばす。

殺「あぁっ!」

 殺せんせーはいきなり壊された木材バイクを前にして、しくしくと涙を流した。

吉「おい、謝れよ寺坂」
中「そうだよ。かっこいいうえに漢字の『漢』と書いて『おとこ』と読む、漢の中の漢の殺せんせーが泣いてるよ!」
寺「うるっせえなあ、虫みたいにブンブンブンブン。駆除してやるよ!」

 寺坂は自分の机の中から殺虫剤のような容器を取りだし、それを床にたたきつけた。すると、そこから薬品が飛びだし、教室じゅうに蔓延した。

皆「うわっ」
殺「こら、寺坂くん。やんちゃするのもいい加減に!」
寺「っるっせぇなぁ、モンスターが。俺はむかつくんだよ。てめぇも、モンスター相手に仲良しこよしのてめぇらも」
カ「そんなにむかつくんなら殺せばいいじゃん。せっかくそれが許されてるクラスなんだから」
寺「んだと、カルマ。てめぇは」

 カルマはその瞬間、寺坂の口をがしっとつかんだ。

カ「ダメだってば、寺坂。ケンカするなら口より先に手ぇださなきゃ」
寺「っ……、うっせぇ!」

 寺坂は肩をいからせながら教室をでていった。

海「ゲホッ、ゲホッ」
茅「海ちゃん、大丈夫⁉」
海「ゲホッ、うん……平気。ちょっと至近距離で浴びちゃったからむせただけ……ゲホッ」

 海が激しくせき込む中で、茅野は心配そうに海を見ていた。

殺「海さん。咳がひどいですよ。少しうがいをしてきなさい」
海「ゲホッ、うん。そうするよ……」

361:凪海:2016/04/03(日) 15:06 ID:KT2

>>319のやつ

ごめん、今更だけど海の中間テストの結果。「クラス順位7番」ではなく、「学年順位7番」だわ!!
すみませんm(*_ _)m

362:凪海:2016/04/03(日) 17:54 ID:ySs

>>360

その夜

 寺坂はプールに続く川に薬品を流しこんでいた。

?「助かったよ、寺坂くん」

 声のした方を向くと、そこにはシロとイトナがいた。

シ「何せあのタコは外部の人間に対しては鼻が敏感だ。君のように内部の人間に準備をしてもらった方がたやすい。ありがとう。はい、報酬の10万円」
寺(こっちのほうが居心地いいな)

 寺坂はシロから報酬を受け取り、それをポケットにつっこんだ。
 樹上で様子を見ていたイトナが寺坂の前に降り立って言った。

イ「お前の目にはビジョンがない。目の前の草を漠然と食っているノロマな牛は、牛を殺すビジョンを持った狼には勝てない」

 寺坂の頭の中に、昼間の光景が映し出される。
 カルマの挑発的な言葉に思わずビビってしまった自分を、思い出す。

寺「んだと、てめぇ!」
シ「まぁまぁ。では明日、頼んだよ寺坂くん」

次の日

 ………。
 なんと言えばいいんだろうか。

ビ「何よ、意味もなく涙流して」

 そう。殺せんせーは泣いているのだ。それをハンカチでおさえているものの、とめどなくあふれている。

殺「いいえ。これは涙ではなく鼻水です。目はここにあります」
ビ「まぎらわしい!」

 なんだ、鼻水だったのか。
 今はお昼休みの最中。みんなで机をくっつけあってお昼ご飯を食べていた。
 何故かカルマくんと海の姿が見えなかった。カルマくんは例のごとく授業をサボったまま帰ってこないんだけど、海のほうはどうしたんだろう。
 そこへ、教室のドアがガラリと開いて、寺坂くんが現れた。

殺「おぉ! 寺坂くん。今日はなかなか来なかったので心配しました」

 殺せんせーは鼻水で顔をベチョベチョにしながら、寺坂くんのもとへやって来て、さらに鼻水で寺坂くんの顔をもベチョベチョにさせた。
 寺坂くんは殺せんせーを押しのけ、殺せんせーのネクタイで自分の顔を拭くなり言った。

寺「おい、モンスター。聞いたぜ? 弱点なんだってな、水が。おい、お前らも手伝え! 俺たちで協力してこいつを殺すぞ」

 一方的すぎない?
 僕がそう思っていると、隣の席で一緒に昼食を食べていた前原くんが立ち上がった。

前「寺坂さぁ、お前。ずっと俺たちの暗殺には協力してこなかったろ。それを今更お前の都合で『はい、やります』なんてみんなが言うと思うか?」
寺「やりたくないならやらなくてもいいぜ? その場合、俺が100億を独り占めだ」

 寺坂くんが教室をでていくと、みんながざわつき始めた。

吉「もう正直ついていけねぇわ」
村「ああ」
倉「私行かな〜い」
岡野「同じく」
殺「みなさん、行きましょうよ〜」

 わっ!
 殺せんせーの鼻水が教室じゅうに広がっていき、僕らは身動きがとれなくなった。

殺「寺坂くんがやっと私を殺る気になったんです。これを期に仲直りして、みんなで気持ちよくなりたいです〜」
木「まずあんたが気持ち悪い!」

363:凪海:2016/04/03(日) 18:23 ID:ySs

>>362

 やっと粘液地獄から抜け出せた。
 僕は校舎からでると、寺坂くんを追いかけた。

渚「寺坂くん」
寺「んだ、渚」
渚「暗殺をするって、具体的にどうするの? ちゃんとみんなに作戦を教えないと、思い付きでやれるほど殺せんせーは甘くはないよっ」

 寺坂くんが僕の胸倉をつかんだ。

寺「っるせぇな。俺はお前らとは違うんだよ。本気で殺すビジョンもないくせによ」

 寺坂くんは僕を突き飛ばすなり、どこかへ行ってしまった。
 それにしても、寺坂くんは計画に自信を持っているように見えたけど、自分に自信があるようには見えなくて。
 ちぐはぐさに、胸騒ぎがした。

プール

寺「よぅし、そうやって全体に散らばっとけ」
木「すっかり暴君だぜ、寺坂の奴」
菅「ああ。あれじゃあ1、2年の頃と同じだ」

 僕らは寺坂くんに言われた通り、プールにやって来た。そして、彼の指示に従っていた。

竹「納得いかないな。君に人を泳がせるほどの器量があるのかい?」
寺「っるせぇ、竹林。とっととお前も行け」

 寺坂くんは竹林くんをプールに突き落とした。

殺「なるほど。みんなに武器を持たせてプール内に散らばらせる。それで君はいったい、どうやってせんせーを落とすんです? ピストル一丁ではせんせーは落とせませんよ」

 たしかに、どうするんだろうか。

寺「俺はずっとお前が気に入らなかった。ずっと消えてほしいと思っていた」
殺「わかっています。この暗殺が終わったら、私と話しましょう」

少し離れた場所にて

シ「寺坂くんにはあのピストルは合図のためだと言ってあるが、それだけであのタコを落とせるわけがない。少し工夫させてもらったよ」

プール

寺(来い、イトナ!)

 寺坂くんがピストルをせんせーに向けて放った瞬間!

 ドゴーーーーーーーーーーン

 ⁉
 プールがっ!

裏山

カ「あれ、海。何してんの?」
海「カルマじゃん。そっちこそ、さっきの授業サボってたでしょ」
カ「まぁね〜。で、何してんの?」
海「ああ。これ? ちょっとした実験だよ」
カ「実験?」

 海が見ていたのは角砂糖に群がるアリたちだった。

海「角砂糖を置けばどのくらいの時間でアリがやって来て、角砂糖をすべて回収するのかっていう。地味〜な実験。今度陽菜乃とやろっかなぁって思ってんだよね」
カ「ふぅん」

 そこへ、爆発音が響いた。

海「何、今の音」
カ「行ってみよう」

 海とカルマは音のした方へ走りだした。

364:白猫:2016/04/03(日) 18:41 ID:g/M

こんにちは 白猫といいます。私、暗殺教室大好きなので、混ぜていただいてもよろしいですか?【今年で中1の女子です】

365:凪海:2016/04/03(日) 19:25 ID:ySs

>>363

 プールをせき止めていた壁が壊れて、僕らは流れに逆らえずどんどん流されていった。

殺「皆さん!」

 殺せんせーがマッハで飛んできて、僕らを助けてくれた。
 でも、殺せんせーの触手がだんだんふやけてきていた。

殺(この先には滝がある。早く助けないと落ちて死んでしまう!)

 寺坂は事態が呑み込めずに茫然としていた。
 そこへ海とカルマがやって来た。

カ「何これ」
海「プールが消えてるじゃん」

 海は寺坂の姿を見つけて、声をかけた。

海「あ、寺坂。これはいったいどういう状況?」
寺「俺は、何もしてねぇ……。こんなことになるなんて、聞いてねぇよ」
カ「なるほどね。自分でたてた計画じゃなくて、まんまと騙されてたってわけ」
海「この計画は誰がたてたのさ」
寺「シロだよ」
海「なっ!」

 海の表情がだんだん青ざめていくのを、カルマは見逃さなかった。

カ「海」
海「え、ああ。……ちょっと待って。まさかとは思うけど、クラス全員をプールに放ったとか言わないよね?」
寺「それがどうかしたのかよ」
海「どうかしたのかよじゃない! カエデは泳げないんだよ⁉ それなのに……」
カ「海、先に行ってなよ」
海「わかった」

 海は急いで滝の方へ向かって走りだした。
 茅野の姿を見つけると、海はホッとして彼女に声をかけた。

海「カエデ、よかったぁ……」
茅「海ちゃん……」

 周囲には何人かいた。
 海はウェストバッグから大きめのタオルを取りだして、茅野の肩にかけた。

茅「ありがと」

 みんなで滝の方へ歩いていくと、そこにはやはり。

海「シロとイトナ……」

 イトナが殺せんせーに攻撃をしかけていた。殺せんせーはその攻撃を必死に防いでいた。

杉「殺せんせー、どうして。あれくらいの攻撃を避けるなんてたやすいだろうに」
倉「触手が水を吸っちゃったからじゃ……」
寺「それだけじゃねぇ、見ろ。タコの頭上」
奥「あっ」

 殺せんせーの頭上には原さんたちがいた。

磯「寺坂。今回の計画、まさかあいつらに騙されて」
寺「あぁ、そうだよ。目的やビジョンを持たない俺のような奴は計算高い奴にいいように操られるだけだ。だけどな、操られる奴だけは選びてぇ。だからカルマ、お前が俺を操ってみろや」
カ「うん? 別に良いけど、いいのぉ? 俺の作戦、死ぬかもよ」
寺「ハッ、やってやらぁ。こちとら実績持ってる実行犯だぜ?」

366:凪海:2016/04/03(日) 19:27 ID:UX.

やっほー、白猫さん。
はじめまして、いらっしゃーい。

367:あやや◆dA:2016/04/03(日) 19:51 ID:eyU

いらっしゃーい!

368:白猫:2016/04/03(日) 21:06 ID:g/M

きっ気づくの遅れてごめんなさい(汗) 皆さんの小説に読み耽ってました

369:白猫:2016/04/03(日) 21:10 ID:g/M

皆さん小説書くの上手ですね 尊敬しちゃいます! どうやったらそんなに上手くかけるのか教えてください!

370:凪海:2016/04/03(日) 21:11 ID:iRk

私は漫画と同じ進行の仕方をしてるだけですよ。

371:白猫:2016/04/03(日) 21:37 ID:g/M

あれ?暗殺教室に『海』ってキャラクターいましたっけ?

372:あやや◆dA:2016/04/03(日) 21:40 ID:eyU

オリキャラだよー

373:白猫:2016/04/03(日) 21:44 ID:g/M

すごーい!!! やっぱりその辺才能ですよ!!! 私なんか、オリキャラなんてとても頭に浮かんできませんよ!!! まず文章の才能がないですし・・・

374:白猫:2016/04/03(日) 21:46 ID:g/M

あややさんは小説はかかれるんですか?

375:白猫:2016/04/03(日) 21:56 ID:g/M

質問続きですいません 皆さんの暗殺教室を好きになったなれ染め?を教えてくだされば嬉しい限りです。 あと、呼びタメokですよ♪

376:凪海:2016/04/03(日) 21:59 ID:iRk

>>375
ガチめなファンに怒られるかもしれませんが、私はアニメで入りました!!

377:白猫:2016/04/03(日) 22:54 ID:g/M

そうなんですか!? 私は映画からで、最近全巻揃えましたー♪ 私も怒られそうです;(οωο);ブルブル

378:あやや◆dA:2016/04/03(日) 23:07 ID:eyU

>>374

私も一応暗殺教室の小説書いてるよー

>>377
私も映画からなんだー(笑)
なんか面白そうだなーって思って、原作全巻集めたよー!
今は原作・アニメ派なんだけど…(笑)

379:凪海:2016/04/03(日) 23:10 ID:ySs

>>365

カ「そうだ! 原さんは助けずに放っておこう」
海「カルマ、あんたね……」

 これを言っちゃうからカルマくんらしいというか。

寺「何言ってんだ、カルマ! 原が一番危ねぇだろ。へヴィで太ましいからつかまってる枝も折れそうだ!」

 カルマくんは小悪魔のような笑顔を浮かべていた。

シ「さぁ、イトナ。とどめをさしなさい」

 イトナくんが触手を振り下ろそうとした瞬間。

寺「おい。イトナ、シロ!」

 寺坂くんが自分の着ていたYシャツを盾にしながらやってきた。

寺「よくも俺をだましてくれたな! おい、イトナ。俺とタイマンで勝負しろっ!」
殺「やめなさい、寺坂くん。君が敵う相手ではない」
寺「うっせぇ、ふくれダコ!」
シ「ははっ。シャツ一枚で健気だねぇ。黙らせろ、イトナ」

渚「カルマくん!」
カ「大丈夫だよ、死にゃしない。原さんも一見危なそうに見えるけど、あのタコが見捨てるはずないのは体験済みだし。
  あのシロも俺たちを殺すことが目的じゃない。生きてるからこそ、殺せんせーの集中を削げるんだ。だから寺坂にも言っといたよ。気絶する程度の触手は食らうけど、逆に言えばスピードもパワーもその程度。死ぬ気で食らいつけって」

 寺坂くんはイトナくんの触手をもろに食らってしまった!
 

シ「ははっ、よく耐えたね。イトナ、もう一発あげなさ……」
イ「へくしょんっ」
シ「え?」

 イトナくんがまるで花粉にかかったようにくしゃみをしまくっている。
 どうして?

カ「寺坂の奴、昨日と同じシャツのままなんだよ」
海「え、きたなっ!」
カ「でも、それはつまり、あの変な殺虫剤みたいなのを至近距離で浴びたってこと。イトナだって、ただで済むはずがない。で、イトナに一瞬でも隙を作れば、原さんはタコが勝手に助けてくれる」

 カルマくんが合図をだす。そろそろ僕たちの出番だ。

カ「殺せんせーと弱点一緒なんだよね? だったら、それをやり返せばいいわけだ」

 崖からイトナくんめがけて、僕らは飛び降りた。
 水しぶきがあがる!
 イトナくんの触手が水を吸ってブクブクに膨れ上がった。

カ「で、どうすんの? 俺たち賞金持ってかれるのヤだし、そもそもみんなあんたの作戦で死にかけてるし。ついでに寺坂はボコられてるし。そっちがまだ殺る気なら、こっちも全力で水遊びさせてもらうけど?」
シ「イトナ、帰るよ」
イ「チッ」

 シロとイトナくんは去っていった。

杉「はぁ。なんとか追っ払えたな」
岡野「よかったね、殺せんせー。私たちのおかげで命拾いしたでしょ」
殺「ヌルフフフ。もちろん感謝しています。まだまだ奥の手はありましたがね」

 バシャッ
 
 突然あがった、水しぶきの音。
 海が四つん這いになって倒れていた。

渚「海っ⁉」
海「ハハッ、ごめんごめん。ちょっと緊張が解けたから安心してさ……」
カ「ねぇ、海。一つ聞きたいんだけどいい?」
海「何さ」
カ「海さ、もしかしてシロとなんかあったの?」

 カルマくん?

380:白猫:2016/04/03(日) 23:11 ID:g/M

はいっ 今あややさんの小説読んできましたー♪ やっぱり渚カエは可愛いですよね〜♪ どうやったらそんなにうまく書けるのか、教えてください! 私も今は原作派です♪

381:凪海:2016/04/03(日) 23:29 ID:ySs

>>379

カ「ねぇ、なんかあんでしょ。例えばイトナの転校初日。俺が海に声をかけたらさ、ボーッとしてたじゃん。それからイトナとシロが教室からあと、いきなり倒れるとか」
渚「それは、海。寝不足だって言ってたけど」
カ「じゃあ、今回のことはどう説明すんの? さっき、寺坂からシロの名前がでたとき、海はすごく青ざめてたじゃん。で、挙句。今回も倒れるし。いったい何があんのさ」

 海は黙っていた。その表情は無で、何を考えているのか読み取れなかった。
 やがて彼女は、フッと笑うと思い切り笑い始めた。

海「アハハハハハッ。ごめんごめん。いやぁ、シロって言われるとさ、毎回思いだしちゃうんだよね。かつて仕事をしていたときにさ、水族館での仕事だったんだけど、そこで私。間違ってシロイルカのいる水槽で溺れちゃってさぁ。それ以来、シロって言われるとトラウマがよみがえっちゃって」
カ「ふぅん」
海「あのときはめっちゃロヴロ先生に怒られたよ。あーあ」
倉「でも、シロイルカは人になつきやすいんだよ?」
海「え、そうなの?」

 ふぅ。
 険悪な雰囲気になりかけてたけど、とりあえず良かった。

原「ところで寺坂くんさ、さっき私のこと散々言ってたよね? へヴぃだとか太ましいだとか」
寺「えっ⁉ あ、あれはだな。状況を客観的に分析してだな……」
原「問答無用! 動けるデブの恐ろしさ、見せてあげるわ」
カ「あーあ、寺坂。そんなんだから人の手の上で転がされるんだよ」
寺「うっせぇ、カルマ。てめぇも高いところから見下ろしてんじゃねぇ」

 寺坂くんは高いところに座っていたカルマくんの胸倉をつかみ、川に落とした。当然、カルマくんはびしょ濡れだ。

カ「はぁっ⁉ 何すんだよ、上司に向かって」
寺「うっせぇ、触手を生身で受け止めさせるイカれた上司がどこにいる! だいたいてめぇはサボり魔のくせしておいしいとこだけ持っていきやがってよ!」
片「あー、それ私も思ってた。よく言った寺坂」
中「これを機に泥水もたっぷり飲ませようか」

 中村さんと前原くんがカルマくんを抑え込んで、川の水に頭を押しつけた。
 散々言いあったりやりあったりしてたけど、そこには寺坂くんも加わっていた。僕もカルマくんもそのことが内心では嬉しくて、だからクラスみんながそのときは見逃していたんだ。

 水なんかよりももっと大きな、殺せんせー最大の弱点を。

382:あやや◆dA:2016/04/03(日) 23:31 ID:eyU

海…何かあるの!?

383:凪海:2016/04/04(月) 00:44 ID:ySs

>>381

殺「今回の試験では各教科でトップ1位をとった者に触手を破壊する権利をあげましょう!」

 そう言った殺せんせーの言葉に、僕らはやる気をそそられた。

奥「皆さん、頑張りましょう!」
カ「珍しく気合入ってるね、奥田さん」
奥「はい。理科だけなら私の大の得意ですから。やっとみんなの役に立てます」

 プルルルル

海「誰の電話?」
杉「あ、俺だ」

 杉野の携帯が鳴っていた。

杉「もしもし、進藤か? 球技大会ぶりだな」
進『やぁ、杉野。ちょっとお前が進学できるか心配に鳴ったから電話をかけたんだが』
杉「ははっ。相変わらずの上から目線で」
進『というのもな、今、特進クラスのA組が会議室に集まってるんだ。指揮をとっているのは、五英傑と呼ばれるうちが誇る精鋭たちだ』

 五英傑。
 たしか、国語が得意な榊原くん。英語が得意な瀬尾くん。社会が得意な荒木くん。理科が得意な小山くん。そして……。

進『生徒会長・浅野』
杉「理事長の1人息子」
進『どうやらA組の連中はE組のお前たちを本校舎に復帰させないつもりらしい』
杉「安心しろ、進藤。今の俺たちはE組脱出が目的じゃない。ただ、目的を達成するためにはA組に勝たなきゃいけないんだ」

放課後

磯「渚、茅野」
渚「磯貝くん?」
磯「明日、本校舎の図書館で勉強しないか? 実はこの日のために随分前から予約してたんだ。E組は基本後回しだから俺たちにとっちゃプラチナチケットだぜ」
茅「行く行く」
渚「うん」
海「ねぇ、磯貝。それ、私も参加していい?」
磯「いいぞ」
海「やった。サンキュ」

次の日

?「あれ〜。E組のみなさんじゃないか。君たちにとってここは、豚に真珠じゃないのかね」
中(うっわー)
茅(よりによって、例の五英傑)

 彼がたしか、荒木くん。そして、榊原くんと瀬尾くん、小山くん、か。浅野くん以外は全員いるみたいだ。
 海は僕の隣で黙々と勉強をしていた。

瀬「どけよ、ザコども。ここは俺らの席だぜ」
茅「何よ、勉強してんだから邪魔しないで!」

 茅野が立ち上がって文句を言った。
 そのとき、バサッと国語の教科書が落ちて、でてきたのは『世界のプリン大百科』

渚「茅野、本……」

 僕はあきれてしまった。

磯「ここは俺らが予約してとった席だぞ」
中「そうそう。エアコンの中で勉強するなんて久しぶりだから、超天国〜」

小「忘れたのか? 成績の悪いE組はA組に逆らえないこと」
奥「さ、逆らえます!」
小「何⁉」
奥「私たち、今回のテストで各教科1位を狙ってるんです。そしたら、大きい顔なんてさせませんから」

 奥田さん……。
 珍しいな、こんなことを言うなんて。

小「んだと、生意気な女め。おまけに眼鏡なんてして芋くさい。なぁ、荒木」
荒「あ、ああ」
榊「やめなよ、小山。ごらん、どんな掃き溜めにも鶴がいる」

 榊原くんは神崎さんに近づいて髪をなでている。

渚&茅(神崎さん、男運なさすぎ)

 それにしても、と思う。
 よく海はこんな状況の中で黙々と勉強をしてられるよなぁ。

384:凪海:2016/04/04(月) 01:22 ID:ySs

>>383

小「待てよ、たしかこいつら……。磯貝悠馬、社会14位。奥田愛美、理科17位。神崎有紀子、国語23位。中村莉桜、英語11位。なるほどなぁ、各教科だけなら張り合える奴もいるってわけだ」
荒「なら、こういうのはどうかな。各教科で1位を取った者がなんでも命令できるってのは」

 え……。

瀬「どうした、臆したか? 俺らなら命賭けてもかまわないぜ」

 瞬間、僕らはそれぞれ反応した。
 僕は瀬尾くんに、磯貝くんは荒木くんに、中村さんは小山くんに、神崎さんは榊原くんに対して急所をついた。

渚「命はそう簡単に賭けないほうがいいと思うよ」

 僕は思わずそう言っていた。
 こんな騒がしい状況の中で、やっぱり海は黙々と勉強をしていた。

荒「お、覚えてろよ」
榊「どうなっても知らないからな!」

 五英傑の人たちが立ち去ろうとしたところで。

海「待った。ちょっと、そこのえーっとなんだっけ? 五、五……あー、いいや。A組の頭が素晴らしくできてる人たち。ちょっと謝ってよ」
瀬「な、なんだよ。どうして俺たちがE組のために謝んなきゃ……」
海「僕らじゃなくて、この人たちにだよ」

 海が示したのは僕らの席の周りにいる他クラスの生徒たちだった。

海「ここにいる人たちは、勉強するためにここに来たんだ。まぁ、もちろん僕らもそうだけど。君たちの勝手な都合で騒がされた挙句に謝らないのはおかしいと思う。あれ、見える?」

 続いて海が示したのは、本棚にある『館内は静かに利用しましょう』の文字。

海「ルールを守れないなんて、成績以前に、人間としてどうかと思うけど。聞いたところによるとさ、A組ってみんなのお手本なんでしょ?」

 海……。

茅「もしかして海ちゃん、間接的にケンカ売ってる?」

 茅野が小声で僕に聞いてきた。

渚「もしかしたら、そうかも」

 海はため息をついて、席に着いた。

小「お前、名前は」
海「名乗ってどうすんのさ。どうせ成績下位組の僕らのことなんて、君たちは興味もわかないでしょ。明日には忘れてるだろうよ」

 海は片づけを始めた。

渚「え、帰るの?」
海「いや、ちょっと校舎に戻るよ。やっぱ数学は難しいや。せんせーに質問してくる。じゃね、みんな」

 海は僕らがあっけにとられている中で、図書室をでていった。

385:白猫:2016/04/04(月) 08:22 ID:g/M

朝早くからすいません
昨日拝見させていただきました、あややさんの小説がすごくて、『私もあんな風に書きたいな・・・』と思い ←できるはずないのに 書いてみました。 ダメなところをアドバイスしてください!


渚視点
「はぁ〜」
今日は3月12日。
明日は卒業なのに、みんな盛り上がってる。
理由は明白。
明後日がホワイトデーだから。
みんなバカみたい・・・
・・・なんていうぼくも持ってきてるんだけど…
カタッ
はぁ。
中「あれれぇ?渚くぅん それを誰に?」
最悪だ。 中村さんにバレたら、死ぬまでからかわれつづける!なんとかごまかさないと・・・
「別に? みんなもってきてたから合わせて持ってきただけだよ」
中「へー あたしはてっきりこの子に渡すかと・・・」
「はぐう/////」
中村さんから見せられたソレは、あの夜の画像だった

386:白猫:2016/04/04(月) 08:33 ID:g/M

茅野視点
あーあー
渚にチョコもらえると思ったのになあ
私があまかったかなぁ
奥「それでは失礼します。」
「うん。 じゃあね♪」
あーあー
奥田さんもカルマくんにチョコもらったって言ってたなあ・・・
私も帰るか。
ガタッ
???「か、茅野・・・」

387:凪海:2016/04/04(月) 10:10 ID:KT2

白猫、続き楽しみにしてるよ!!

388:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 10:14 ID:p/I

白猫さん!初めまして!
私も白猫さんと一緒で4月から中学生の『橘 舞花☆赤髪の殺し屋』です!
気軽に舞花って呼んでね!
あと呼び捨て&ためOK?
私はOKだよ!よろしくね!
あと、小説いい感じですよ!
(私が言うまでもないか。そもそも私は小説書いてないしね)
この調子で頑張ってみてくださいね!
続き楽しみにしています!

389:白猫:2016/04/04(月) 10:50 ID:g/M

ありがとうございます(涙)
呼びタメokです



渚視点
「かっ茅野・・・」
ヤバイ 教室であんなこと絶対ムリ
~回想~
「人を好きになるのはじめてなんだよ////」
中「攻めればいいじゃない あっそうだ♪ 茅野ちゃんと二人きりのんびりときに呼び止めてそこでキスするの!!!」
「そ、そんなことできないよ////」
当たり前だ
中「しないんだったらこの画像ネットにばらまくけど(ニヤリ」
「そんな殺生な!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
で、いまにいたる
どうしよう。どうしたら(汗
茅「ちょっと渚大丈夫?」
うぅぅぅぅぅぅ・・・!
「一緒帰らない?」
???(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)←おこってる

390:白猫:2016/04/04(月) 11:00 ID:g/M

中村視点
渚「かっ茅野・・・」
おっ呼び止めた
渚茅「・・・」
なんだよ 喋れ〜
・・・あれ?渚汗かいてない?
茅「ちょっと渚大丈夫?」
もう!何してんのよ
男でしょ! しっかりしなさいよ!




すいません389のでなんか『のんびりとき』ってなってますけど、正しくは『のとき』です(´д`) ごめんなさい

391:白猫:2016/04/04(月) 11:23 ID:g/M

茅野視点
渚「一緒帰らない?」
今日の渚なんかおかしい・・・
顔赤いし・・・
まさかチョコを? いやそんなはずないでしょ
渚「だっだめだったらだめでいいんだよ」
「えっいやダメじゃないけど・・・」
渚『ピロリン』
渚「あっメールだ。ちょっとごめん茅野」
渚「!!!////!!!」
???

392:白猫:2016/04/04(月) 11:37 ID:g/M

渚視点
『ピロリン』
「あっメールだ。 ちょっとごめん茅野」
『メールを一件受信 中村さん』
なっ中村さん!?
『今ここで じゃないとながす』
うひぃ!!!////!!!
どこから見てるんだよ////

393:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 11:42 ID:p/I

んじゃ早速
よろしくね!白猫!
この話は中村さんしかゲスイ人関わってないんだね
カルマもいつもはいじってるよね♪

あと、敬語じゃなくていいよ!
私もそっちの方がやりやすいからね!

394:白猫:2016/04/04(月) 11:46 ID:g/M

中村視点
フフフッ探してる探してる
もういっちょいっとくか
『ほらほら 愛しの茅野ちゃんがお待ちだよ〜』
フフフッからかいがいがある
!!!!!!!
「えっ!ちょっ!うそでしょ!」

395:白猫:2016/04/04(月) 11:47 ID:g/M

キャラ崩壊してませんか?
大丈夫?

396:白猫:2016/04/04(月) 12:13 ID:g/M

このたび、新しいスレットを立ち上げましたー♪  小説書きたい人はぜひどうぞ♪

397:あやや◆dA:2016/04/04(月) 14:14 ID:eyU

面白い!
私の小説上手いって言ってくれてありがとう!!

続き期待!

じゃ、私も小説書いていい?

リクで、カルマのとある1日とかが見たい!
って言ってくれたから、書くね!

398:あやや◆dA:2016/04/04(月) 14:28 ID:eyU

〜カルマのとある1日〜


=========================
業「……もう朝か…」

時刻は朝の9時。今日は休日。
俺の両親は今海外出張中で、いない。
俺一人だ。

…休みって…ダルい……

ピンポーン

杉野「カルマー!いるかー?」

朝早くに、チャイムがなった。
声の主は、多分杉野だ。

あぁ…今日、渚達と遊びに行くんだっけ……

俺は着替えて、玄関のドアを開けた。

業「おはよう。皆。」
杉野「よう、カルマ。」
渚「おはよう。」
茅野「おっはよ〜!」
中村「カルマ、もしかして寝起き?」
業「あれ、なんでわかったの?」
中村「な〜んとなく?」

399:白猫:2016/04/04(月) 14:59 ID:g/M

すごい! あややさんは天才ですよ!
よーし私も!



茅野視点
『 ピロリン』
渚「うぅぅ」
渚どうしたんだろう。 さっきから何か探してるし・・・
「渚?」
渚「ん?何?」
「どうかしたの?」
渚「あっいやっその・・・これっ!」
何これ・・・
あれ?あれれ?
「渚。これってもしかして・・・」
渚「うん バレンタインのお返し」
「ありがとう」
すごい可愛い。←チョコのラッピングが
「これ、私のために?」
渚「うん     じゃあ」
(タッタ
渚「あっそうだ」
渚がくるりとこちらを振り返った。
少しずつ、確実に、こっちに近付いてきた、次の瞬間、私は声を出さなくなった。




いや、出さなくなったのではない。
出せなくなったのだ。
私の唇は、渚の唇によってふさがれてしまっていたから    〜END〜

400:白猫:2016/04/04(月) 15:02 ID:g/M

最後終わり方が雑になってすいません


私からひとつ提案なのですが、お話リレーみたいなのをやりませんか?

401:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 15:25 ID:p/I

あやや!私のリクに答えてくれてありがとう!

〜寝起きのカルマ君を死ぬまでに1度でもいいから見てみたい舞花でした〜
\(*´∀`*)/  \(~Δ~)/
↑      ↑
寝起き見れて 眠気が半端ない
ハッピーな私  カルマ君

402:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:25 ID:eyU

うわ!リレーやりたいっ!
天才だなんて……とんでもない!!
ただの漫画家志望のオタクですっ

続き↓

業「で、どこ行くの?」
茅野「ハイハ〜イ!私、遊園地行きたいっ!!
でね〜………ジャーンッ!!」

茅野ちゃんが見せて来たのはチケットだった。

茅野「これ、使えるの今日までなんだ〜」
杉野「じゃあ、遊園地行くか!!」

杉野のこの一言で決まった。

中村「ねぇねぇ、カルマ」
業「何?」
中村「……あれやりますか〜?」
業「…!あー…あれね……」

あれ、というのは……

中村「茅野ちゃ〜ん!どう?渚と一緒に出掛けて……」

……これ↑

茅野「ふぇえ!?な、な、何を……///」
業「嬉しいんでしょ〜?俺らも協力しよっか?」
茅野「いいから!そういうの!」

茅野ちゃんは渚の方に向かって走って行った。

中村「ちゃっかり渚の方に走って行ってるけどね〜」
業「……だね。」


何でか渚カエを入れる私ww
渚カエは必須だわww
この先も入れるよ〜

403:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:26 ID:eyU

>>401
わ、私も見たい…!!

404:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 15:28 ID:p/I

私も書きたい!
(うまくできるか分かんないけど…
才能ないしね私(笑))

405:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 15:33 ID:p/I

カルマ君の寝起きの顔を毎日見れるカルマ君の親が羨ましいよ!

406:あやや◆dA:2016/04/04(月) 15:45 ID:eyU

カルマの幼少気の写真とかあったりして……←
卒業アルバムとか見たい…!!

407:白猫:2016/04/04(月) 15:49 ID:g/M

いきなりタメ口ききます
嫌だったらいってください
リレーの内容と順番どうする?

408:白猫:2016/04/04(月) 15:56 ID:g/M

あっちなみに私の小説にカルマのイジリがないのは、よくよめばわかるよ

409:葉月 美桜(夏輝 美井薫):2016/04/04(月) 16:58 ID:Jqw

340の続き


茅野「…渚?」

茅野が少しの間目を話している間に渚がいなくなっていた。

茅野「え、なん…で?帰った?帰ったの?」

悲しくて…そう悲しくて涙が出てきてしまった。

?「どうしたの?茅野ちゃん」

泣いていた茅野を見つけ声を掛けてくれたのは…。

茅野「かっ、カルマ君…」

カルマ「わっ、泣いてた。何があったの?渚君とケンカ?今日デートだったよね?」

茅野「!!なっ、なんで知ってるの!?」

カルマ「見ればわかる」

茅野「…そう、今日はデートなの。でも、私があそこのアイスクリーム店に行ってたの。そして渚のいた場所に戻ったら…渚がいなくなっていたの」

カルマ「渚君が?いなくなっていた?それってどういう…」

茅野「…帰ったのかって考えたけど…」

『渚君がそんなことするわけないよね』とカルマは言って、茅野も『うんうん』と共感する。

カルマ「もしかして、渚君か茅野ちゃんさ、不良野郎になんかされたりした?」

茅野「不良野郎…」

茅野は、少し悩んで『あ!』と思い出したように言った。

茅野「待ち合わせ場所で…私が不良に絡まれてた…その時渚が助けてくれて…」

カルマ「それじゃん!」

前原「おっ、カルマに茅野じゃん。珍しい組み合わせで」

カルマ「は?偶然会っただけなんだけど?」

前原「え?マジか(笑)」

磯貝「前原ー?…いた、ってカルマに茅野。どうしたんだ?」

『…こっちがあってる』と茅野とカルマは心で思う。

そして、事情を全部話した。

前原「マジで!?捜さねーと!」

磯貝「律に頼むか」

さすが、仕事が早い!
と、茅野は思う。

律「お呼びでしょうか?」

茅野「GPSで渚を捜してくれる?」

律「わかりました。でもどうしてですか?」

カルマ「渚君が不良野郎にさらわれたんじゃないかって思って」

律「そうなんですか!?殺せんせーにも連絡しますね!」

と、律は言うといなくなってしまった。

皆「あ、…まっ、いっか」

え?いいのか?

410:あやや◆dA:2016/04/04(月) 17:06 ID:eyU

渚ぁぁぁ〜!!

411:白猫:2016/04/04(月) 17:06 ID:g/M

こんにちは 白猫です 
すごいですね!えっと・・・何で呼べばいいですか?
 ちなみに私は呼びタメokです

412:あやや◆dA:2016/04/04(月) 17:09 ID:eyU

みーかおひさ〜!…かな?

413:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/04(月) 17:10 ID:p/I

カルマ君鋭いね!さすが私一押しのカルマ君!皆で渚を助けにGOー!だね

白猫»やるんならいろんな人(特に美桜は必須!)誘ってやりたいね!

414:白猫:2016/04/04(月) 17:13 ID:g/M

舞花)そうだね!

415:白猫:2016/04/04(月) 17:15 ID:g/M

じゃあ、リレーやりたい人は、私の立ち上げたスレに来てもらうってことでいいかな?

416:匿名さん:2016/04/04(月) 17:18 ID:g/M

ちなみに私の立ち上げたスレは、『暗殺教室〜オリジナル小説〜』ってやつだから

417:白猫:2016/04/04(月) 17:19 ID:g/M

上の私(涙) 名前うち忘れた

418:葉月 美桜:2016/04/04(月) 17:19 ID:Jqw

白猫、みゆでいいよ♪
あやや、おひさ〜♪かな?実はここに毎日来てるんですけども(笑)
舞花、あの私必須なの?(笑)でもリレー小説私もやりたいな♪
白猫のスレに行くねー!ってどのスレ!?

419:葉月 美桜:2016/04/04(月) 17:20 ID:Jqw

って上のうってるあいだに新しいのがー!

420:白猫:2016/04/04(月) 17:23 ID:g/M

うち忘れまたもや
正しくは『オリジナル小説の会』
            え〜ん(泣)

421:凪海:2016/04/04(月) 18:21 ID:Xgs

久しぶりに人が多くて感激してた。゚(゚^ω^゚)゚。

422:白猫:2016/04/04(月) 18:30 ID:g/M

リレーに参加する人は
暗殺教室〜オリジナル小説の会〜へ

423:葉月 美桜:2016/04/04(月) 18:37 ID:Jqw

凪海、確かにね!

424:凪海:2016/04/04(月) 18:45 ID:ySs

>>384

次の日

渚「海、ごめんね」
海「何が?」
渚「昨日、怒ってたでしょ」
海「あー、あれね。私も大人気(おとなげ)なかったし。それに、渚たちは悪くないよ。悪いのはあいつらだよ」

 僕が黙っていると、海はため息をついてさらに続けた。

海「こう言ったら身内びいきみたいに聞こえるかもしれないけどさ、ケンカを売ってきたのはあっちが先だよ。だから、渚たちが気にする必要なんてないよ。それに、あいつら……」

 あ、あれ?
 海、怒ってる?

海「一度として謝ってこなかったし……。ぜってー、私が総合順位で1位とって、あいつらに地べたをなめさせてやる……」
中「アハハッ、海。その意気だよ」

授業

海「ねぇ、殺せんせー」
殺「なんですか、海さん」
海「数学ってどうやったら得意になるかな」
殺「ふぅむ。ちなみに海さんは何故、数学が苦手なんですか」

 海は少し考えた。

海「答えが確実に決まってるってとこかな。いくら公式を使ってもうまく導けない。出口はわかっているのに、そこまでたどり着くのが難しい。そういう脱出不可能な迷路の中にいる気分」
殺「別に得意にならなくてもよいのです」
海「え?」

 殺せんせーからそのような台詞が飛びだすとは思わず、海はぽかんとした。

殺「一生懸命に勉強すれば、おのずとわかるようになりますから」
海「……そういうもんかな」
殺「ええ、そういうもんです」

 一方で、カルマは授業中だというのに寝ていた。

殺「こら、カルマくん。ちゃんと勉強をしなさい。君なら総合でトップを狙えるでしょうに!」
カ「言われなくともちゃんととるよ。あんたの教え方がいいせいでね。それにさ、せんせー。最近あんた、トップトップばっか言って、つまらないね。そんなことよりいいのぉ? A組の持ちだした賭けって、なんか企んでると思うんだけど」
岡「心配ねぇって、カルマ。このE組が失う物なんてこれ以上はねぇよ」
倉「勝ったらなんでも一つかぁ。学食の使用券とかほしいなぁ」
殺「むぅ……。では、これをくれと命令するのはどうでしょう」

 殺せんせーが取りだしたのは、学校案内?

殺「これです」

 学校案内が開かれた、そのページには!

皆「わぁ……」
殺「せんせーはね、今度は君たちにバチバチのトップ争いを経験してほしいのです」

425:凪海:2016/04/04(月) 18:47 ID:Xgs

最新巻、泣きそうになった(´;ω;`)
電車内で読んでたから泣かなかったけど。

426:凪海:2016/04/04(月) 19:39 ID:Xgs

>>424

テスト当日

 本校舎の廊下を歩いているとき、隣にいる中村さんが僕に聞いてきた。

中「どうよ、渚。ちゃんと仕上がってる?」
渚「あはは。まぁ、山が当たれば」
中「男ならちゃんとしなっ! あんただって頑張れば英語でトップとれるんだからさ」
?「あーあ、お前ら。A組の奴らと無謀な賭けをしたそうじゃないか」

 あ、田中くんたちだ。

田「楽しみだなぁ」
高「どんな命令されちゃうんだろうなぁ」

 相変わらず嫌味ったらしいな。
 そう思っていると、中村さんが無言で近づきざま、鉛筆を田中くんの両方の鼻に突き刺した。

田「ホゲェェ」

 中村さん……。

中「さぁて、誰か来てるかな」

 E組が試験を受ける教室に到着した。
 ドアを開けると、そこには……。

渚&中「誰⁉」

 見知らぬ生徒がいた。
 あんな人、いたっけ?

烏「律役だ」

 そこへ現れたのは、烏間先生だった。

烏「さすがに理事長に人工知能の参加は許可されなくてな、律の代わりを務める替え玉で決着した。交渉のとき、理事長に『大変だなぁ、こいつも』という憐みの目を向けられた俺の気持ちが、君らにわかるか?」
渚&中「頭が下がりますっ!」

 烏間先生は僕らの緊張をほぐすためにその話をしたのか、それとも本心からなのか。ともかくも微笑むと、僕らに励ましの言葉を与えてくれた。

烏「律からの伝言をあわせて、俺からも一言。頑張れよ」

 中村さんはにやりと微笑み、僕は元気よく「はい」と答えた。
 
 本来、1人1人で受けるはずのテスト。なのに、色んな人と戦っているのを感じる。仲間となって戦う者、敵となって戦う者、ヤジや声援を飛ばすギャラリー。
 これはまるで……。

 闘技場の門が開かれる。

 僕らは殺し屋。おまけに今日はグラディエイター。
 闘いのゴングが今日は鳴る!



本編と変わらなくてごめんなさい!

427:凪海:2016/04/04(月) 20:45 ID:ySs

本編と変わらない状況が続きそうなので、数学だけやろっかな。

>>426

数学

殺「一生懸命に勉強すれば、おのずとわかるようになりますから」

 殺せんせーの言葉がふと、海の頭の中をよぎった。

海(って、言われてもなぁ……。やっぱわかんないもんはわかんないって)

 銃を持ちなおして、海はどこに弱点があるのかを探った。

海(でも、殺せんせーに中間の頃、約束しちゃったもんな。『次はもっと頑張れる!』って)

 それと同時に、授業中。常に隣にいるカルマのことも思いだす。

海(頑張ってみますか)


 こうして、怒涛の期末テストは終わった。

テスト返却日

殺「さて、テストが返ってきました」

 ごくり。
 僕らの間で緊張が走った。
 不破さんが紙の準備をしていた。どうやらそこにA組とE組の勝ち星を記入するらしかった。

殺「まず、英語から。E組の1位、そして、学年でも1位!」

 え⁉

殺「中村莉桜!」
中「へへん、どうよ〜」

 僕らは中村さんに向かって拍手した。

殺「続いて、国語。E組の1位は神崎有紀子! ですが、学年ではA組浅野学秀!」

 神崎さん、すごい!
 でも、やっぱりどこか残念そうだった。とはいえ、浅野くんに勝つのは難しいだろう。

殺「神崎さんも大躍進です、充分ですよ」

 次は社会だ。

殺「続いて社会。E組1位は磯貝悠馬くん! そして学年でも1位です」
磯「よっしゃ!」
殺「マニアックな問題が多い社会で、よくぞこれだけ取れました」

菅「次は理科、奥田か」
殺「理科のE組1位は奥田愛美。そして学年では……」

 殺せんせーが次をためた。

殺「おめでとう! 浅野くんを抑えて1位です」
菅「すげぇぞ、奥田」
杉「触手1本お前のもんだ!」
不「3勝1敗!」
磯「数学の結果を待たずして、E組が勝ち越し決定!」

 僕らの間で喜びが走った。

木「てことは、賭けのあれもいただきだな」
倉「楽しみ〜」
竹「あとは、数学だけですね」

 数学の、学年1位は……。

428:凪海:2016/04/04(月) 21:25 ID:ySs

>>427

カ「チッ」
殺「さすがにA組は強い。それは当然の結果です。A組もE組の皆も負けず劣らず勉強をした。怠け者がついていけるわけがない」
カ「何が言いたいの?」
殺「よゆーで勝つ俺、かっこいいとか思ってたでしょ。恥ずかしいですねぇ」

 カルマは思わず頬を赤く染めた。

殺「君は今回、暗殺においても賭けにおいてもなんの力にも戦力にもなれなかった。今の君は暗殺者じゃない。錆びた刃を自慢げにかかげた、ただのガキです」

 殺せんせーはナメ顔になり、触手でカルマの頭や頬をぐりぐりし始めた。
 カルマはその触手を振り払い、校舎へ戻っていった。

烏「いいのか、あそこまで言って」

 烏間が殺せんせーに声をかけた。

殺「大丈夫です。立ち直りが早い方に挫折させました」

 殺せんせーはカルマが立ち去っていった方向を見た。ちょうど海が現れたところだった。

殺「彼は、多くの才能に恵まれている。ですが、力ある者はえてして未熟者です。本気でなくとも勝ち続けてしまうために、本当の勝負を知らずに育つ危険性がある。才能のある者は負ける悔しさを早めに知れば、大きく成長できます。テストとは、勝敗の意味を、強弱の意味を教えてくれます」
(成功と挫折を胸いっぱいにつめこみなさい、生徒たちよ。力の意味を、強弱の意味を。今! 
 私が最後まで気づけなかった、とても大事なことだから)

校舎前にて

海「カルマ」
カ「なぁに?」
海「私、頑張ったから」
カ「はぁ?」

 カルマはいったい海が何を言いたいのかわからず、ポカンとした。

海「だから、次回頑張ってよ。私がカルマのために、席。とっといたから」

 海は紙飛行機をカルマに向かって飛ばした。そして、そのまま彼女は校舎内に入っていった。
 カルマは紙飛行機を開いた。そこには。

カ「ったく、生意気だな〜」

 海の成績表は「国語:学年2位 数学:学年4位 英語:学年2位 社会:学年2位 理科:学年5位」とあった。

カ「てか、席とっといたとか。総合2位じゃん」

 カルマは海の成績表を丁寧に折りたたんで、制服のポケットにしまった。


 数学の学年1位、浅野学秀。

429:かめ♪:2016/04/04(月) 22:20 ID:Qvk

かめ♪です。復帰しました。私がいない間に入った方々、宜しくお願いします!私は、タメでOKだよ!

430:白猫:2016/04/04(月) 22:41 ID:g/M

じゃあ早速 かめ♪リレーに参加しませんか? 他にも人はいるけど・・・&もう始まってるけど・・・
他にもやりたい人は»422にかいてあるスレに来てねー

431:凪海:2016/04/05(火) 00:17 ID:ySs

>>428

磯「浅野」

 期末返却後はほどなくして終業式だ。僕らは五英傑を体育館前で待っていた。

磯「さっき、報酬の件についてメールで伝えたけど、あれでいいよな」

 浅野くんが黙っていると、寺坂くんが進言した。

寺「なんなら五教科の中に家庭科を入れてもいいんだぜぇ?」

 ……つい、さっきのことだった。

寺「おいタコ、五教科1位は3人じゃないぜ」
殺「うん? 3人ですよ、寺坂くん。国・英・社・理・数……」

 寺坂くんは村松くん、吉田くん、狭間さんと一緒に殺せんせーの前に立って。

寺「ちげぇよ。五教科つったら、国・英・社・理、あと家だろ」

 教卓に投げ出されたのは、4枚の答案用紙。しかも、100点の!

殺「家、家庭科ぁぁぁぁ⁉ ちょっと、家庭科なんてついででしょうに」
カ「なんてって言っていいの、殺せんせー? 五教科最強の家庭科さんにさ」
菅「そうだぜ、殺せんせー。最強の家庭科さんで4人がトップ!」
倉「合計触手7ほーん!」

 そして、7本コールが始まり、収集がつかなくなった。

磯「それと、殺せんせー。これはみんなで相談して決めたんですが。今回の報酬に賭けも加えさせてもらいます」
殺「What?」

 というのが、家庭科が五教科の中に入る理由……。
 僕らが体育館に入ろうとすると、小山くんが海に声をかけた。

小「おい、お前」

 海はそれを無視していた。

茅「海ちゃ……じゃなかった。海くん、呼ばれてるよ」
海「僕、お前なんて名前じゃないし」

 あはは……。
 どうやら海は相当怒っているみたいだった。
 別に、1位を取れなかったことじゃないとは思うけど。

小「本郷海!」
海「なんか用?」
小「お前の名前、覚えたからな」
海「キョーミなしっ!」

 海はそう一言言うと、体育館に入っていった。


E組にて

殺「触手7本の大ハンデにも関わらず、周囲をせんせーの苦手な水で囲む。正直に認めましょう、君たちは本当に侮れない生徒になりました」

 今回の、A組との賭けの報酬。それは!

殺「沖縄リゾート2泊3日!」

432:凪海:2016/04/05(火) 00:53 ID:ySs

夏休みスタート。

>>431

 沖縄リゾートの前に、僕らは計画の詰めのために学校に集まった。今回はロヴロさんがプロの視点から助言をくれるために来てくれたから、最高のコンディションだ。
 一通り作戦について話していたとき、僕はふと気になってロヴロさんに聞いた。

渚「あの、ロヴロさん」
ロ「⁉ ……なんだ」
渚「僕が知っている殺し屋は今のところ、あなたとビッチ先生しかいないんですが、最強の殺し屋っているんですか?」
ロ「興味があるのか、殺しの世界に」
渚「え、あ、いや……」

 興味がある、というわけではない。ただ、ちょっと気になっただけだ。

ロ「そうだな」

 ロヴロさんはチラッと視線を違う方向へ向けた。
 僕はそちらをなんとなく見た。
 そこには、厳しい顔つきをした海がいた。

渚「海……?」
ロ「最強の殺し屋、そう呼べる奴はこの世界でただ1人。それは『死神』だ」
渚「しに、がみ……」
ロ「君たちが奴を殺せなければ、やがて現れるだろう」

 そんな人が! ますます島の暗殺計画は逃せない。

ロ「では、君には必殺技を授けよう」
渚「⁉ 必殺?」
ロ「そうだ。プロの殺し屋が教える、必殺技だ」

 そして、暗殺夏休みが幕を開ける!

in 沖縄離島(普久間島)

 フェリーで移動して、僕らはすぐに普久間島に着いた。

ウェイター「ようこそ。サービスのトロピカルジュースでございます」
三「いやぁ、最高だね」
菅「な」

 僕らは修学旅行の班に分かれて殺せんせー暗殺の準備にとりかかった。

 1班が殺せんせーと遊んでいる間に、僕らは暗殺の準備!
 ここはE組の校舎と違うから、暗殺に適した場所か。綿密なチェックが必要だ。

杉「茅野と海は泳げないから、ここで待機な」
海「オッケ」
茅「スケジュール管理なら任せて」

 僕とカルマくん、杉野で海に飛び込んだ。

茅「ところで、海」
海「何?」
茅「……どうして着物なんて着てるの?」

 そう。それは僕も気になっていた。

海「私の家、私服これしかないんだよね」
茅「そうなんだ……」

433:凪海:2016/04/05(火) 01:37 ID:ySs

>>432

磯「じゃあ、殺せんせー。夕飯のあとは暗殺なんで……」
殺「はーい」

 殺せんせー、いくらなんでも遊びすぎじゃ。
 なんであんなに日焼けしたんだ。

海「真っ黒じゃん」
殺「おやおや、船上でのディナーですか。どうやら私を酔わせて、戦力を削ぐつもりですね」
磯「ええ、これも暗殺の基本ですから」
殺「ですが、本気になったせんせーにとって、船酔いなど恐るるに……」
中「だから黒いよっ!」

 たしかに、黒すぎる。
 目も、口もわからない……。

海「挙句、お歯黒じゃん」
殺「そんなに黒いですか?」
中「表情どころか、前も後ろもわからないわよ」
片「ややこしいからなんとかしてよ」
殺「ヌルフフフ。私の脱皮をお忘れですか?」

 しゅるん

 殺せんせーが黒い皮を脱ぎ捨てた。

不「あ、月1回の脱皮だ」
殺「そうです。本来はヤバいときの奥の手ですが……あ」
皆「あ」

 あっ!
 殺せんせーの弱点、脱皮直後は反応速度が落ちる!

杉「ばっかでー。暗殺の前から自分で戦力減らしてやんの」

 この日のために、みんなで準備をしてきた。
 みんなで、この作戦なら!

殺「にゅやぁぁ……」
海「結局酔ってんじゃん」
磯「じゃ、せんせー。次はこっちです」

 そこは、水上チャペルだった。

434:凪海:2016/04/05(火) 02:18 ID:ySs

微妙に飛ばす!

>>433

 各教科で1位をとった生徒7人がせんせーの触手を破壊し、続いて全体での暗殺を開始する!

律「暗殺開始」

 カルマくんと茅野、海、原さん、竹林くんがチャペルの天井を破壊した。

茅「どう⁉」
海「うまくいったよ!」
カ「ハハッ」
原「やった」
竹「フッ」

 建物の檻から水の檻へ!

杉「殺せんせーは環境の劇的な変化に弱い!」
前「反応速度をさらに鈍らせる!」

 続いて、水の檻から対せんせーBB弾で弾幕を張る。

磯「殺せんせーは当たる攻撃に敏感だ!」

 だからあえて、その攻撃はせんせーを狙わない。逃げ道を防ぐためだ。

中「かーらーのぉ」

 とどめの2人!
 速水さんと千葉くんの銃でとどめだ!

 放たれた、BB弾。

○○○○○○○○

 暗殺は、失敗に終わった。
 挙句、殺せんせーは完全防御形態になって速水さんと千葉くんの攻撃を免れたのだった。

前「あーあ、もう何もやる気起きねぇ」
寺「ったく、お前ら。もうやることはやったんだ。明日一日遊べんじゃねぇか」
岡「そうさ。明日こそ水着ギャルをじっくり見るんだぁ」
渚「あはは」

 それにしても、おかしい。
 いくらなんでもみんな、疲れすぎじゃあ。
 僕が席から立つと、そばを歩いていた中村さんとぶつかった。

中「ごめん、渚くん。ちょっと肩かして」
 
 中村さんが、壁をつたって倒れた。

渚「中村さん⁉」
岡「うっ」

 岡島くんが鼻血をだした。

渚「岡島くん⁉」

 次々倒れる、一部の人たち。
 これはいったい⁉

海「何の騒ぎ⁉」

 海はどうやら無事みたいだった。

海「ちょっとごめん、陽菜乃」

 海は倉橋さんの額に手をやった。

海「ひどい熱!」

 ⁉
 そのとき、烏間先生の携帯が鳴った。

?「やぁ、先生。かわいい生徒が随分苦しそうだね」

435:かめ♪:2016/04/05(火) 06:29 ID:Qvk

白猫)ありがとう!行ってみる!

436:凪海:2016/04/05(火) 15:57 ID:ySs

>>434

 突然かかってきた脅迫の電話。
 その内容によると、中村さんたち一部の生徒たちはウィルスに感染したとのこと。そのウィルスを治すための治療薬は脅迫電話の向こう側にいる人が持っているとのこと。その人は誰だかはわからない。男性や女性という性別すらも。

海「おそらく変声機でも使ってるんだろうね」

 そして、治療薬が欲しければ普久間島で最も標高の高い場所にある、普久間殿上ホテルの最上階に、クラスの中で一番背の低い男女2人で来いとのこと。しかし、タダではない。殺せんせーと引き換えに、だ。
 ちなみに、クラスの中で一番背の低い男女2人とは、僕と茅野のことだ……。

寺「一番チビの2人で来い、だぁ⁉ このちんちくりん共だろ? 人質増やすようなもんだろーがっ‼」

 うぅっ……。

寺「挙句、人のツレに手ぇだしやがって」
狭「単細胞が……」
村「キシシッ」

 海が全員分の水を配りながら言った。

海「ホンット、寺坂の言う通りだよ。殺し屋だかなんだか知らないけど、標的を殺すためなら正面切って来やがれよ……。ねぇ、烏間先生? 渚とカエデを人質にさせるくらいなら私が行ってもいいかなぁ?」
茅「海ちゃん、怒ってるね」
渚「う、うん……」
殺「大丈夫ですよ、みなさん。律さんの下調べもどうやら終わったようです。元気な人は来てください。汚れてもいい格好でね」

 ?

 車で1時間くらい走った先は普久間殿上ホテル、の。

渚「うわぁ……」

 こんなに標高が高いのか。
 僕らがいるのは、普久間殿上ホテルの真下。というか、この崖は。

海「ねぇ、殺せんせー」
殺「にゅ?」
海「まさかだとは思うけど、この崖を登れっての?」
殺「その、まさかです」

 え⁉

殺「敵の思惑通りになりたくなければ、言う通りになりたくなければ、このホテルの最上階に行き、治療薬を奪い取るのです!」

437:凪海:2016/04/05(火) 16:28 ID:ySs

>>436

岡野「おいてくよ〜」

 岡野さんは崖をひょいひょいと登っていく。

木「身軽だな、岡野は」
磯「ああ。こういうことをやらせたらクラス1だ」
木「一方で、うちで動ける先生が3人中1人とは」

 烏間先生はこの急な崖をビニル袋に入っている完全防御形態の殺せんせーと、ビッチ先生を背負って登っている。

菅「てか、海は着物なのによく身軽に動けるな」
海「あはは。こう見えて私、殺し屋時代……というか、E組に来る前か。そのときはずっと着物で仕事してたんだ」
茅「へぇ」
海「洋服より動きやすいんだよねっ」

 頂上に到達。

烏「律、ホテル内のマップは表示できるか」
律「はい、警備の配置図も。私たちは正面玄関を使用できません。なので裏口から入ります。本来、専用のカードキーがなければ入れませんが、私の合図で開けられるようロックは解除済みです」

 ロビーに着いたはいいけれど。

菅「げっ、あんなにたくさん見張りが」
木「どうやって通る?」
ビ「何よ、普通に通ればいいじゃない」
菅「はぁ⁉ 状況判断もできねぇのかよ、ビッチ先生」
木「あの警備の中、どうや……海?」

 木村くんが話している途中で、海が木村くんの肩をつかんで止めた。

海「先輩、頼んだよ」
ビ「フッ。ねぇ、カラスマ」
烏「なんだ」
ビ「ストッパーの役割、頼んだわよ」

 ?
 ビッチ先生は僕らがあっけにとられている間に、ロビーへ足を踏み入れた。

438:凪海:2016/04/05(火) 16:40 ID:maA

誰か来て〜(´;ω;`)

439:葉月 美桜:2016/04/05(火) 16:48 ID:Jqw

凪海、来てるよ♪
やっぱり…おもしろい!さっすがー!
小説うまくて、羨ましいなぁ…。

よし、渚カエの続き書くよ!

440:凪海:2016/04/05(火) 16:53 ID:maA

良かったぁ。
美桜のも読んでるよ、さすがすぎて、もう私の小説はカスすぎる…。

441:葉月 美桜:2016/04/05(火) 17:00 ID:Jqw

409の続き


渚「…ん…」

渚は、あの時から数時間後…やっと目を覚ました。

渚「こ…こは?」

周りを見渡しても誰もいないので、ここは何処かの部屋。と渚は推理した。

渚「…!」

ドアの外から…話し声が聞こた。
だから、渚はよく耳をすましていた。

『こいつは、さっきさらおうとしてたあいつの彼氏だろ?こいつ痛め付けたら…あいつはここに来る…そして「代わりに私が」とか言うんじゃね?』

『さすが、リーダー!!』

渚「(か、茅野狙い…?)」

渚は、手首足首を拘束されていた。
だが、それをほどこうとしたが…。

渚「くっ…(思うように身体が動かない…助けて…)」





カルマ「…はえーな、殺せんせー」

殺せんせー「渚君はっ…ゼエゼエ…無事っ…ゼエゼエ…なん…ゼエゼエ…ですか…?ゼエゼエ」

皆「なんつってるかわからん!!」

今いるメンバーは…
茅野、カルマ、磯貝、前原…そして殺せんせーだ。

律「本当に早いですね」

茅野「なんでそんなに焦ってるの」

殺せんせー「大事な生徒になにかあったら、大変じゃないですか」

…ちゃんと先生してる…と皆は思った。

磯貝「…修学旅行のしおりを思いだそう」

カルマ「[土地勘のない奴等は、連れ去ったあと遠くには逃げない。近いところでひとけのないところに隠れる]だろ?渚君が修学旅行のとき言ってた」

茅野「正確には読んでた、ね」

殺せんせー「先生が匂いをたどりましょう」

一番楽な方法だ。と皆は思った。

442:葉月 美桜:2016/04/05(火) 17:02 ID:Jqw

凪海!
んなことないって!凪海の小説はカスじゃないよ!めっちゃ引き込まれるもん!
毎回続き楽しみだもん!

443:りら☆:2016/04/05(火) 17:04 ID:n5E

久しぶり!過ぎて知らない方もおるなw
すごいねー!皆文才有って!
自分文才ほんとに無いからw

444:凪海:2016/04/05(火) 17:07 ID:maA

み、みんな…。
お世辞をありがとう。

445:葉月 美桜:2016/04/05(火) 17:11 ID:Jqw

りら!おひさー!

凪海、お世辞じゃないーーー!!
ほんとのこと言ってるから〜!

446:りら☆:2016/04/05(火) 17:13 ID:n5E

おひさー!!

447:凪海:2016/04/05(火) 17:33 ID:ySs

>>437

 ビッチ先生は言葉巧み、行動巧みにロビーの警備をうまく導き、僕らを先に進ませてくれた。
 それにしても、ビッチ先生のピアノ。上手だったなぁ。いや、上手ってもんじゃない。もうあれは次元が……。

烏「普段の彼女から甘く見ないことだな。君らに外国語を教えているのは、世界でも1、2を争うハニートラップの達人なんだ」
殺「私が動けなくても、さすがですねぇ」

 経験と知識を兼ね備えたプロはさすがだ。殺せんせーが動けなくても、大丈夫だった。
 でも、僕らは知らなかった。敵もまた、経験と知識を兼ね備えたプロだということに。

ホテル廊下

烏「さて、ロビーを抜けてしまえばあとは客のフリができる」
菅「え、俺らくらいの年ごろの客なんているんすか?」
烏「聞いた限り、けっこういるそうだ」

 そうなんだ。

烏「ところで、海さん。一ついいか」
海「何ですか」
烏「さっき、イリーナが言っていたが。ストッパーとはなんだ」
海「ああ、あれね」

 海はウェストバッグを肩に持ち替えた。
 いつも思うんだけど、あれの中にはいったい何が入ってるんだろうか。

海「うーんと、私が二重人格って話はしましたよね? それで、そのストッパーっていうのはカイのこと……あ、カエデ。ごめん」
茅「ううん、大丈夫」

 そうか。
 カイは転校初日に茅野を襲ったことがあったんだっけ。

海「カイは優しいけど、好戦的なんだ。口より先に手が出るタイプ……ってやつかも。だから、あいつが暴れずに済むようにストッパーの役割が必要なんだ。ストッパーの合図がない限りは、カイはでてこない。この前はたまたまだったんだけどね」

 そうなんだ。

海「にしても、先輩ったらさぁ。なんで先生に任すかなぁ。生徒だったら楽だったのに」
カ「俺だったら今すぐに呼び出すけどね」
海「ははは」
カ「海はプロだけど、ビッチ先生みたいなことはできないの? 実践的なこと」
海「うーん……、私こう見えて情報収集とかの方が得意でさ。戦闘には不向きなんだよね」
片「そのわりにはナイフも銃も成績いいのにね」
海「基本はとりあえず、一通りかじってるからね」

 しばらく歩いているけれど、敵らしい敵らしいがいないなぁ。

寺「ヘンッ、中に入っちゃこっちのもんだな。とっとと先に進もうぜ」
烏「こら、待て」

 寺坂くんと吉田くんが走りだした。
 正面からは人が歩いてくる。

不「⁉ 寺坂くん、そいつ危ない!」

 不破さん?
 僕らがあっけにとられていると、烏間先生が走りだした。
 あっと思う間もなく、正面から歩いてきた人がポケットに手をやり……。

 ブシュッ

448:凪海:2016/04/05(火) 17:34 ID:maA

りらさん、お久です!

449:りら☆:2016/04/05(火) 17:52 ID:n5E

呼び捨てでいーよ!
えっと…ごめんなさい、名前が読めないw

450:凪海:2016/04/05(火) 19:52 ID:8j6

>>449

普通に「なぎうみ」でOkだよ。

451:刹那@ゲーマー:2016/04/05(火) 20:40 ID:tSk

知ってる人はお久!
初めての人ははじめまして!

書き込み規制に巻き込まれてた刹那です!
よろ!

452:凪海:2016/04/05(火) 20:57 ID:L66

刹那さん、巻き込まれてましたか。
じゃあやっぱり人が来ないのは巻き込まれていたのが大半かな?

453:葉月 美桜:2016/04/05(火) 21:10 ID:Jqw

刹那、一緒一緒ー!
私もこの前殺られてた……!
でも毎日書き込みって押してて、急に書き込めたから、今もこうして活動してます!

454:レモン:2016/04/05(火) 21:14 ID:ZRo

レモンです。
覚えてくれているかな?
だいぶ久しぶりだったから……。

455:凪海:2016/04/05(火) 21:18 ID:L66

レモンさん、名前だけは認識してました。
よろしくです。

456:あやや◆dA:2016/04/05(火) 21:25 ID:eyU

刹那&レモンやっほー!
刹那、規制されてたんだー…
最近いないなーと思ったら…

457:A :2016/04/05(火) 21:39 ID:0IU

初めまして
皆さんの小説見させてもらいました。
めっちゃ面白いです。

458:凪海:2016/04/05(火) 21:57 ID:L66

Aさんありがとうです。

459:白猫:2016/04/05(火) 22:21 ID:g/M

りらさん 刹那さん Aさん はじめまして 白猫です 呼びタメokです

ところで、りらさん 刹那さん 凪海さん レモンさん Aさん リレーに参加しますか? 参加するなら、『暗殺教室〜オリジナル小説の会〜』にきてください♪ 今人数少なめなんで・・・

460:凪海:2016/04/05(火) 22:37 ID:L66

リレー得意じゃないんだがいい??

461:白猫:2016/04/05(火) 22:50 ID:g/M

全然いいよー
あっでも、最初から(読まないでいいとこもたまにあるけど)読んでもらえればルールとかも書いてるよ(途中にw)

462:凪海:2016/04/05(火) 23:10 ID:L66

( ・∀・)b OK!

463:凪海:2016/04/05(火) 23:35 ID:ySs

>>447

 ⁉

烏(ガスかっ!)

 謎のガスが部屋一面に広がっていった。
 と思ったら一瞬で消えてしまった。
 これは一体?

男「殺気を見せずにすれ違いざまに殺る。俺の十八番だったんだがなぁ。何故わかった」
不「だっておじさん、ホテルでサービスドリンク配ってた人でしょ」

 ……あっ!

男「断定するには証拠が弱いぜ」
不「ふふん。夕飯を食べずに映像編集をしていた三村くん、岡島くんも感染していたことから、ウィルスは昼間のドリンクにしぼられる。よって犯人はあなたよ、おじさんくん」
男「ぐぐっ」

 ドサッ

海「烏間先生⁉」
烏「くっ……」
男「俺専用の室内用麻酔ガスだ。一度吸えば象すらオトす」
殺「毒物使い。しかも、実用性に優れている」
男「お前たちに交渉の余地がないのはよくわかった。交渉決裂、ボスに報告でもするか」

 道を引き返そうとした毒物使いの殺し屋。僕らは急いで烏間先生に言われた通りの行動をした。
 すなわち、逃げ道をふさぐこと!

男「⁉」
烏「敵と遭遇した場合、すぐさま逃げ道をふさぎ、連絡を絶つ。指示は全てすませてある」
男「ふん。お前が倒れれば統制がとれず、逃げだすだろうさ」

 瞬間、烏間先生は毒物使いに膝蹴りをもろにくらわせた!

男(はぇー……、人間の速さじゃねぇ……。だがな、おっそろしい先生よ。お前の引率もここまでだ……)

 烏間先生が倒れた。

皆「か、烏間先生!」

廊下

 烏間先生は磯貝くんに支えられながらなんとか歩いていた。

菅「象すらオトすガス浴びて、歩ける方がおかしいって」
不「あの人も充分バケモノだよね」

 さすが、経験と知識を兼ね備えたプロは本当に強い。
 僕らの力だけで、勝てるのか。

殺「いやぁ、いよいよ夏休みって感じですねぇ」

 ………。

片「何よ、自分だけ絶対安全な形態のくせして!」
菅「渚、振り回して酔わせろ!」

 僕はビニル袋に入った殺せんせーを振り回した。

殺「にゅやぁぁぁぁぁぁっ!」
カ「ねぇ、寺坂。これねじ込むから、パンツおろしてケツ開いて」
寺「死ぬわっ!」

 あはは。
 ところで。

渚「なんでこれが夏休み?」
殺「夏休みとは、学校を離れ自立性を養う場でもあります。大丈夫です、君たちにならクリアできます。この暗殺夏休みを」

464:凪海:2016/04/06(水) 00:19 ID:ySs

>>463

 しばらく歩いていると。

海「⁉」
渚「海?」
海「みんな、気をつけて。これはちょっとまずい」
茅「え?」

 正面を見ると。
 あ!

矢「あの雰囲気……」
吉「ああ、いい加減見分けがつくようになったわ。間違いなく、殺る側の人間だ」

 海が警戒している。
 ということは、相当にヤバい殺し屋かもしれない。

烏(くっ。実弾の銃がほしい。よもやこの島で必要になるとは思わなかった)
 「海さん、銃はあるか」
海「さすがに持ってません。ナイフならあるんですが」

 ピシッ
 
 ⁉

寺「なっ」
木「素手で窓にヒビいれたぞ」
男「つまらぬ。足音を聞く限り、手ごわそうな者が一人もおらぬ。精鋭部隊出身の引率の教師もいるはずなのぬ、だ。どうやらスモッグのガスにやられたようだぬ。でてこい」

 僕らはゆっくりでてきた。
 それより、なんていうか。
 怖くて誰も言えないんだけど……。

カ「ぬ、多くね? おじさん」

皆(言った! よかった、カルマがいて!)
男「ぬ、をつけるとサムライっぽく聞こえると小耳にはさんだぬ。かっこよさそうだから試してみたぬ」
渚(なんだ、外国の人か)
海「………」

 手をゴキゴキ鳴らしながら男は言う。

殺「素手。それがあなたの暗殺道具ですか」
男「こう見えて需要があるぬ。身体検査に引っかからない利点は大きいぬ」
海「たしかに、そうみたいだね……」
男「近づきざま頸椎をひとひねり。その気になれば、頭蓋骨も握りつぶせるぬ。だが、殺しの技を学ぶと他の分野でも試してみたくなる。すなわち、強い敵との戦いだぬ。だが、お目当てがその様子では試す気も失せたぬ。ボスに連絡して皆殺しだぬ」

 なっ!
 瞬間。

 バリーン

カ「ねぇ、おじさんぬ」

 次に窓にヒビを入れたのは、植木鉢を片手にしたカルマくんだった。

カ「プロって意外とふつーなんだね。ガラスとか頭蓋骨なら俺でも割れるよ。てゆーか、そっこう仲間呼んじゃうあたり、中坊とタイマン張るのも怖い人?」
烏「やめろ、むぼ……」
殺「ストップです、烏間先生。顎がひけている。
  普段の彼なら余裕を見せて顎を突き出し、相手を見下す構えをしていた。ですが、今は違う。目は油断なく相手の仕草をつぶさに観察している」
 (どうやら敗北からしっかり学んだようですね。存分にぶつけなさい、高い大人の壁を相手に)

465:凪海:2016/04/06(水) 00:50 ID:ySs

>>464

寺「おい、海」
海「何?」
寺「カルマは勝てるのか?」
海「わからない。でも、殺せんせーは彼に任せるみたいだし。私も任せるしかない。ただ、もし彼を死に追いやるような状況になったら、殺せんせー、それから烏間先生も。みんなをつれて逃げてください」
渚「どうするつもり⁉」

 すると海は不敵に笑った。

海「とてもアマチュアには見せられないようなことを、するまでだよ」

 カルマくんは殺し屋と戦っている。
 それにしても。

茅「すごい。全部避けるか捌いてる」
殺「烏間先生の防御テクニックですねぇ」
烏(殺し屋にとって防御技術は優先度が低い。だから授業で教えた覚えはないが。目で見て盗んだな)

カ(よけられるけど、こっちから攻め込んだらつかまるからなぁ)
男「……どうした。俺を倒さなければここを永久に抜けられぬぞぬ」
カ「どうかなぁ。俺がひきつけるだけひきつけといて、みんながちょっとずつ抜けるってのもあるかと思ってー。……安心しなよ、そんなコスいことは無しだ。今度は俺から行くからさ。正々堂々、素手のタイマンで決着つけるよ」

 カルマくんが走りだした。
 すごい、殺し屋と戦ってる!
 カルマくんが殺し屋の足にキックをくらわせると、殺し屋は足を痛めたのか背中を向けた。

カ(チャンス!)

 瞬間!

 ブシュッ

 え、あのガス……。

男「ふぅ。長引きそうだからスモッグの麻酔ガスを試してみることにしたぬ」
吉「き、汚ねぇぞ!」
男「俺は一度も素手だけとは言ってないぬ」

 殺し屋は片手でカルマくんの頭をつかんだ。
 まずい!
 僕らが焦るなかで、海だけが笑っていた。

海「さすがだわ。とてもマネできない」
渚「? 何言って……」

 ブシュッ

 ⁉

男「ぬ、ぁ……」
カ「奇遇だね、2人とも同じこと考えてた」

 カルマくんが持っていたのは、麻酔ガス⁉

海「おそらく、さっきくすねたんでしょ」

 カルマくんは襲ってくる殺し屋をしめあげて、倒してしまった。

カ「ほら、寺坂。早く早く。ガムテと人数がなきゃこんなバケモン勝てないって」
寺「へーへー。お前が素手でタイマンの約束とか、もっとないわな」

 数人が殺し屋の上にのしかかり、ガムテでしめあげた。

カ「それにしてもこのガス、使い捨てが勿体ないくらい便利だね」
男「俺は素手しか見せていないのに、何故ぬ」
カ「当然っしょ。素手以外の全部を警戒してたよ。ここで俺らを止めるためなら、どんな手も使うべきだし。俺もそっちの立場ならそうしてる。あんたのプロ意識を信じたんだよ。信じたから、警戒してた」
海「ふふっ」
殺(一度の敗北を実に大きな糧にした。君は将来、大者になれます)

 殺し屋の男は笑った。

男「負けはしたが、楽しい時間を過ごせたぬ」
カ「え、何言ってんの? 楽しいのはこれからっしょ」

 カルマくんは寺坂くんが持ってきていたバッグから小さな袋を取りだした。
 その袋には、「そなえあればうれしいな」の文字……。

男「なんだぬ、それは」
カ「わさびアンドからし〜。おじさんぬの鼻の穴にねじこむの」

 ⁉

カ「これいれたら、専用クリップで鼻ふさいでぇ、口の中にトウガラシの3倍辛いブート・ジョロキアぶちこんでさるぐつわして、しょちかんりょ……」

 そこへ、海がカルマくんの手を止めた。
 ホッ。

海「カルマ、私ね。この前陽菜乃と見つけたんだぁ」

 え?
 海はウェストバッグからビンを取りだした。

海「これ、1匹のゴキブリに対しての卵ぜぇんぶ。人の中にぶちこんだら、どうなるかなぁ?」

 ⁉

海「一度でいいから、試してみたかったんだよねぇ」

 ここにも、悪魔がいた……。

466:凪海:2016/04/06(水) 01:29 ID:ySs

>>465

 なんで、こんな格好しなきゃいけないんだ……。

速「自然すぎて、新鮮味がない」
渚「そんな新鮮さいらないよ‼」

 ……今、場所はダンスとか踊れるらしいパーティ会場みたいなところ。
 そこで僕らはとある任務を遂行しなきゃいけないんだ。
 ここを行った先にVIP専用のルートがある。そこを抜けないと、最上階にはたどり着けない。そこへ行くには鍵を開けなくちゃいけない。そのための任務なんだ。
 でも、男子も連れていっては目立ちすぎるというわけで。かと言って、女子だけでは危険すぎる。そこでカルマくんの提案で僕が何故か。

海「大丈夫だよ、渚。その格好。凛香の言う通り、違和感ないから。その女装」

 と言いつつ、海は笑っている。

茅「むしろ、違和感あるのは海ちゃんだよね。その格好」
海「うん。正直まずったけど、そこは潜入捜査が得意な私の見せどころだよ」

 潜入捜査をする、ちょっと前のことだ。

渚「やだよ、女装とかっ‼」
カ「かと言ってさ、渚くん。女子ばっかり行かせるのはあんまりじゃない?」
渚「うっ……」
海「大丈夫だよ、渚。君が女装しても私のほうが数倍は目立つ」
不「というよりも、海ちゃんはついてくつもりなの?」
海「当たり前っしょ。じゃあさ、渚。せめて顔を隠すのとかないの? いやま、中性的な顔立ちをしているから目立たないとは思うけどさ」
カ「それなら、あれがあんじゃん。ほら、さっき荷物になるからって寺坂のバッグに入れてた」
渚「あ」

 僕は寺坂くんから受け取った。

海「⁉」
渚「海?」
海「え、あ、いや。なんでもない。行こ、みんな」
女子「オッケ」

?「なぁ、そっちで俺と飲まねぇ? 金あるから、なんでもおごってやんよ」

 ……いきなりなんだ?

片「はぁい、渚。相手しといて」
渚「ちょ、片岡さん⁉」
片「作戦の下見が終わったら呼ぶからさ」
渚「うぅっ」
海「おい」

 う、海。
 ドスの利いた声はやめたほうが。

海「もしも渚に何かしたら、許さな……ちょっ」

 茅野が海を引っ張って退散させた。

片「何が、『潜入捜査が得意』よ。目立つじゃない」
海「う……ごめん」
茅「海ちゃんってさ、何気に渚をかばってるよね」
海「え、そうかな」
不「たしかに、そういう節はあるかも」
速「うん」
矢「そうだね」
岡野「いえてるかも」
海「みんな、そこまで言うことないじゃん……」

(ごめんなさい、大幅に飛ばす! 矢田さんファン、ごめん‼)

階段にて

渚「はぁ……」
茅「どうしたの、渚」
渚「いや、今回女子が全部やってくれたし。僕がこんな格好した意味って」
カ「面白いからに決まってんじゃん」

 カルマくんが見せつけてきたのは、僕の……。

渚「撮らないでよ、カルマくん‼」
茅「……そんなことないと思うよ。きっと誰かのためになってるって」

 さっき、出会ったユウジくんという少年のことを思いだす。非合法なタバコを吸っていたユウジくん。
 彼に、僕は何かをしてあげられただろうか。

467:凪海:2016/04/06(水) 01:44 ID:ySs

ここからオリジナルです。

>>466

 階段を上がっている途中で。

海「⁉」
カ「今度は何、海」
海「2人」
渚「え?」
海「この先、おそらく2人殺し屋がいる。ここにいるだけでもわかる。異様なまでの殺気」
岡野「2人も⁉」

 そんなの、どうやって相手にすれば。

殺「海さん、よく見つけました。烏間先生、動けますか?」
烏「なんとかな……」

 と言っても、まだつらそうだった。

海「いや、その必要はありません。ともかく進もう」
矢「どうするつもりなの?」
海「ま、見てて」

 海は僕らにウインクをすると、先に進んでいった。僕らも一緒になって進んでいく。
 階段を上がってしばらくしたところで。

 パーン、パンパン

 この音‼
 まさか、発砲音⁉

殺「危ない、みなさん避け……」
海「避ける必要はないよ」

 瞬間、海が。

海「渚、私が合図をしたら前線に出ろ」
渚「え?」

 キン、キンッ

木「なっ!」

 弾が床に散らばっていた。

海「まさか、この状況でこのスキルを使うことになるなんて、思わなかったな」

 海が手にしているのは、本物のナイフだった。

海「みんな、怪我してないよね?」
茅「う、うん」
海「そ。ならよかった」

 目の前にいたのは海の言った通り、2人の殺し屋。
 銃を構えていたのだけれど、2人とも驚いていた。

?「何をした」
海「見てたっしょ。このナイフで、弾をはじいた。それだけのことだよ」

 す、すごい。

海「コンビネーションを得意とする暗殺者。私が知ってる中ではあいつらしかいないな。えーっと、トゥイードルダムとトゥイードルディ。『鏡の国のアリス』からとった名前だったっけ。小説の中では殺し屋ではないんだけど、君たちは双子の殺し屋。ゆえにその名前だっけ。今回の場合はダムが女性でディが男性なわけか。小説通りにいかなかったのは、作者に対する冒とくっしょ」

 海はウェストバッグを腰に巻きなおした。

海「さて、殺し屋さんたち。殺りあおっか」

468:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/06(水) 11:14 ID:p/I

久しぶりの人もいればはじめましての方もいるね!
まぁとりあえずよろしく!

469:A :2016/04/06(水) 11:45 ID:0IU

自己紹介しますね。
・愛知県に住んでて
・小6の11歳
・暗殺教室は友達の紹介ではまりました。
・そしてこのみーか小説も友達の紹介です
・頭は馬鹿です

470:あやや◆dA:2016/04/06(水) 12:41 ID:eyU

よろしく!

471:凪海:2016/04/06(水) 13:20 ID:ySs

 みんな自己紹介しているから私もするべきかな……。

・埼玉県
・今年で高3の17歳(17にもなってここに来るのはちょっと変かな…)
・好きなキャラは、渚とカルマ、茅野。

 こんなもんかな……。

472:A :2016/04/06(水) 13:43 ID:0IU

今回も素晴らしく面白いですね。
私もリレーして良いですけど…
正直下手です

473:A :2016/04/06(水) 13:45 ID:0IU

今回も素晴らしく面白いですね。
私もリレーして良いですけど…下手です

474:A :2016/04/06(水) 13:46 ID:0IU

ごめんなさい同じ様なこと書いてしまいました

475:白猫:2016/04/06(水) 14:03 ID:g/M

全然いいよ!
じゃあ『暗殺教室〜オリジナル小説の会〜』 にきてねー
最初から読めばいろいろとわかるから、最初から読んでねー♪

476:凪海:2016/04/06(水) 14:10 ID:ySs

>>467

 僕らは知ることになる。
 常に隣にいて、僕らの暗殺をサポートしていた本郷海という子が、本当に本物の殺し屋だということに。

海「まずはその物騒な銃、しまってくれないかな。こっちは怪我人もいるし」
ダム「あなたなら、弾をそのナイフではじけるでしょう」
海「それが面倒だから言ってるんだけど」

 海はナイフを足にあるナイフ入れにさした。
 というか、あんなところにナイフ入れがあるとは。

海「じゃあいいや」

 海は走りだした。殺し屋の2人は続いて銃を構えようとしたのだけれど、でてきたのは。

 パシャッ

ダ&デ「⁉」

 水、鉄砲?

海「ふふっ」

 海はいつの間にか殺し屋2人の背後にいた。そして、彼女が手にしていたのは、本物の銃。

海「あっれ〜。これなんだろなぁ」
デ「お前、今何を⁉」
海「知ってる? 外国ではよく人のお金を盗むためにとあるスキルを磨くんだ。バレてしまったら逮捕されちゃうからね。そのスキルの名前は、掏り(すり)。そう言えばわかるでしょ」

 海は本物の銃を構えた。

海「じゃ、死んでください」
ダ「ま、待ちなさ……」

 僕らは思わず自分たちの顔をおおった。
 
 パン、パンパンッ‼
 パリーン

 ⁉
 顔をおおっていた手をどけると、見えてきた光景はそばにあった窓ガラスが割れていた。

海「なぁんてね。殺るわけないじゃん」

 海はそこに銃2丁を放り投げて捨ててしまった。

海「私さぁ、こう見えて怒ってるんだよ? 人の仲間をウィルスで感染させた挙句、その犯人はそこのタコボールと治療薬を引き換えろときたもんだ。で、来てみれば来てみたで殺し屋があちらこちらで待ち伏せ態勢。いったい、どんな待遇だよ」

 海は笑っていた。
 それは、人間らしい笑みというよりも、獣が獲物をとらえるために見せる、そういう笑みだった。

海「さすがに他の子がいるから殺しはしないよ。しないけど、殺されたほうがマシなくらい、ひどい苦しみを味わわせたほうが数万倍いいや」

 続いて海が取りだしたのは、2本のナイフ。どちらも足にあったナイフ入れからでてきた物だ。
 海は走りだし、ナイフを両手で器用に扱いながら両方にいる殺し屋に対して突き刺す。
 彼らはギリギリでよけ続けている。

殺「さすがですねぇ」
渚「え?」
殺「海さんは今、『殺しはしない、けれど殺されたほうがマシなくらいの苦しみを味わわせる』と言っていました。実際、ナイフは急所を狙ってはいるもののギリギリで避けている」
カ「避けてるっていうか、あの殺し屋さんたちがよけ続けてるんじゃないの?」
殺「いえ、少し違いますねぇ。君たちも私に対してやったでしょう。私を狙わない弾幕を、張ったでしょう」

 あ。

殺「人は皆、当たるか当たらないかの攻撃に弱い。いつ、自分に対して必殺がくだるかわからないのですから。海さんはそれを心得たうえであのような攻撃を仕掛けています。みなさん、しっかり海さんの動きを観察して、そして技を盗みなさい。きっとそこには、私を殺すためのヒントが隠されているかもしれませんから」

 殺せんせーはそう言ってナメ顔になった。

デ「捕まえたぞ‼」

 ⁉
 トゥイードルディという名の殺し屋が海のポニーテールをつかんでいた。

海「チッ」
デ「捕まえちまえばこっちのもんだ。さぁ、消えろっ!」

 トゥイードルディが取りだしたのは、ナイフだった。それを海の首に向かって……。

茅「やめてっ!」

 ザクッ

477:あやや◆dA:2016/04/06(水) 15:13 ID:eyU

えぇぇぇぇー!?
海ー!?

478:A :2016/04/06(水) 15:34 ID:0IU

海〜〜死ぬなー

479:A :2016/04/06(水) 15:35 ID:0IU

海〜死ぬなー

480:A :2016/04/06(水) 15:36 ID:0IU

まただー すいません

481:A :2016/04/06(水) 18:37 ID:0IU

リクエストとか良いでしょうか?

482:凪海:2016/04/06(水) 18:38 ID:gI2

>>481
例えばどういう??

483:凪海:2016/04/06(水) 18:48 ID:ySs

>>476

 僕らの大半は目をつぶって耐えた。

殺「大丈夫ですよ、みなさん」
茅「え?」

 僕はおそるおそる目を開けた。
 見えてきた光景は。

渚「⁉」

 血が舞っていたのではなく、髪の、毛……?

海「長いからさ、切っちゃった」

 海が手にしていたのは、相手の手。その人が手にしていたナイフには、髪の毛がついていた。
 海の髪は長い髪から肩までの少し短い髪となっていた。

岡野「いったい、何が」
殺「海さんは相手の動きを予測していました。ナイフが飛びだすことも、おそらく計算のうち。そのナイフを持った手をつかみ、そのまま髪に持っていき、自ら髪を切ったのです」
吉「そんな判断、一瞬のうちにできるのかよ……」
殺「だから言ったでしょう。彼女の動きを観察し、技を盗めと。彼女は君たちとは一歩先を進んでいる、プロなんです」

 海は2人の人間を同時に相手していた。
 ナイフを上手く使い、ときどきウェストバッグから色々と飛び出してくる様々な武器。
 あのバッグの中には、いったい何が入ってるんだ?

茅「そういえばさっき、何を言われていたの? 渚」
渚「え? あ、そういえば!」

 合図をだしたら前線に出ろって言われてたんだった。

渚「ど、どうしよう……」
殺「渚くん」

 殺せんせーが声をかけた。

殺「海さんの動きをよく見てください。そうすれば、君にしか分からない合図がだされるはずです」

 僕にしか分からない、合図?

484:A :2016/04/06(水) 18:58 ID:0IU

こんなゴミクソな私のリクエストに応えてくれるとありがたいです。
実はまだ渚が女装して誘拐された小説ありましたよね。
あれの少しアレンジしたものを読みたいんです。

長くなってすいません…>_<…

485:凪海:2016/04/06(水) 19:20 ID:gI2

え、ごめん。
どこのスレッドだろうか。わからない('・_・`)

それと、私が書いても平気なのか??

486:A :2016/04/06(水) 19:40 ID:0IU

すいません
へんてこなリクエストでしたね…>_<…
誰か応えてくれても構いません

487:葉月 美桜:2016/04/06(水) 19:50 ID:Jqw

それって……多分だけど、私のスレの……
渚「今まで(略)」
の最初のほうのストーリーがそうだったよ。

渚は、持病を持っていた。今日はその余命の日。
その最後だと思われる日をE組の皆は渚とどうすごすのか…?

って感じの始まりで…。

488:凪海:2016/04/06(水) 19:55 ID:ySs

>>483

 僕だけにしか分からない合図。
 殺せんせーはそう言ってくれたけれど、どういうことだろう。

殺「あえてアドバイスをしろと言うのならば、一つ。海さんの動きをよく注意して見ていてください」
渚「よく、注意して?」

 機敏に動く海。2人の殺し屋は海の動きを止めようとするけれど、海はその手につかまることなく、ぎりぎりでよけている。
 動くナイフ、そしてロープとかのウェストバッグからでてくるもろもろの武器。

 上に放たれる、ナイフ。

 あれだ!

茅「渚っ⁉」

 僕はみんなが止めるのも構わず走りだした。
 天井に放たれたナイフの柄を持ち、それをトゥイードルダムと呼ばれていた女性の殺し屋の首をねらうようにして思い切り振った。

ダ「なっ」

 すれすれでよけられてしまった、僕の攻撃。

デ「ここに来てコンビネーションをする気かい?」

 僕は海の隣に並んだ。

海「ナイス、渚。タイミング完璧」
渚「え、これでよかったの?」
海「うん」

 海はにこりと笑った。

海「さて、渚。ここからが本番だ。私の指示に従って動いてほしい」

 海が自分の手と手を合わせた。
 なんとなくだけど、そのハンドサインが何を示すのかわかった。

 おそらく、「任せた」

 海が走りだす。僕はその後方を走った。
 すると、海が僕の方をいきなり向いてきた。彼女は自分の口もとに人差し指をもっていった。そして、クスッと笑うと、何かを投げ渡してきた。
 思わずつかんで気づいた。

 お、重いっ‼

 でも、ここで迷ってはいられない。
 海が次の指示をだす。僕はその通りに走りだした。
 あの殺し屋2人は、僕の動きに気づいていない。
 その、意識の隙を突くんだ!

ダ「⁉」
デ「もう1人はどこに消えた⁉」
海「ハハッ」

 海は笑った。
 それが、オッケーサイン。

ダ「がっ」
デ「ぐぉっ」

 僕がいたのは、2人の殺し屋のすぐ後ろ。
 海が僕に指示したのは、「しゃべるな」と「後ろに回り込め」
 そして、海の「笑う」意味は、「準備万端」
 僕は2人の殺し屋に向かって、海が投げ渡してきた物、すなわち「夏休みのしおり」を彼らの頭にたたきこんだのだった。

海「渚が修学旅行のときにしおりを持っていたから、それが参考になったよ。しおりも凶器にできるってさ」

 海が掲げた手を、僕はたたいた。
 僕らの、勝利だ!

489:凪海:2016/04/06(水) 19:56 ID:ySs

>>487

えぇっ⁉
 美桜の神聖な小説のオリジナルとかっ‼
 私が書いて大丈夫なのかっ⁉

490:凪海:2016/04/06(水) 20:04 ID:Xgs

って、ごめん。
>>486見てなかった( ̄▽ ̄;)

491:りら☆:2016/04/06(水) 20:16 ID:n5E

あー…自分は小説一回しか書いたことないし、それめっちゃ駄作だったからリレーはやめとこっかなw
こんなんが入ったら続きが書けなくなるんで、自分は感想担当でお願いしますww

492:A :2016/04/06(水) 20:59 ID:0IU

やっぱすごいです

やっぱ私とリク変でしたね

493:A :2016/04/06(水) 21:02 ID:0IU

私もリラさんに同意です

タメ語 呼び捨てして良いですか( ^ ^ )/□
私は良いですよー( ̄^ ̄)ゞ

494:刹那@ゲーマー:2016/04/06(水) 21:11 ID:tSk

おぉぅ…皆よろしく(o^-')b
小説かぁーパート2の時はバンバン書いてた記憶があるが…

自己紹介
名前 刹那
年齢 今年から中2
好きなキャラ 磯貝君一筋ダゾ(磯メグ神だね)
このスレのパート1からいるけど最近低出現Now

495:刹那@ゲーマー:2016/04/06(水) 21:12 ID:tSk

ちなみに呼びタメおkね

496:凪海:2016/04/06(水) 21:19 ID:ySs

>>483

殺「渚くん、海さん。お怪我はありませんか」
渚「大丈夫です」
海「全然へーき」

 今、2人の殺し屋さんたちは寺坂くんたちがガムテを使って拘束していた。

ダ「くっ」
海「もう少し遊びたかったけど、ごめんね。こっちもタイムリミットまで時間がないからさ」

 海は笑っていた。
 まるで、そこらへんにいる中学生らしく。

海「私よりもみんなこそ本当に平気なの? さっき、弾がかすめたとかそういう怪我、ないの?」
磯「どうだ、みんな」
皆「だいじょーぶ」

 海はウェストバッグに廊下のあちこちに転がっている武器を回収していた。
 あのウェストバッグにはどのくらい物が入るんだろうか……。

カ「ねぇ、海。1ついいかな」
海「何?」
カ「さっき、渚くんにどういう指示してたの? ハンドサインっぽかったけど、あんなサイン。授業で習ってないじゃん」

 たしかに、オリジナル抜群のサインだった。

海「私は昔からさ、1人で仕事をすることはなかったんだ。常に誰かと一緒だった。それでね、そのときに考えついたのが人それぞれに分かるようなサインをくりだすことだった。例えば渚に対して、『しゃべるな』の合図を送ったときは人差し指を口もとに。でもね、カルマ。もしも君に対して送るんだったら、私は」

 海はそう言って自分の人差し指で自分の唇をなぞった。
 それはよく子どもに対して使う、口チャックだった。

海「こうするだろうね」
不「1人1人サインが違うの⁉」
矢「すごいね、海ちゃん」
海「あはは、それほどでも〜」
デ「じゃあ、俺からもだ」
海「え?」

 今度は殺し屋さんから。

デ「何故、少年に『しゃべるな』と指示をだした」
海「……例えばお兄さんたち。暗殺の仕事をするときにしゃべったりする?」
ダ「しないけど……」
海「でも、私。けっこうしゃべってたでしょ」

 そういえば、事あるごとに口を動かしてたっけ。

海「戦場において口を動かすということは『死』を意味する。口で指示している間に殺られちゃうからね。でも、それをコンビネーションで活かすととんでもない威力を発揮する。しゃべっている人間に対して、注意がいきやすくなるんだ。その上、途中から参加してきた人間だ。ろくに動いていない。一方で私はけっこう動いた。そうすると、自然と目や注意は私にいきやすくなる。それに私、けっこう予測不可能な動きをするのが得意だから、余計に警戒されやすい。口を動かしておらず、あまり目立った動きをしない人間が動きやすくなるような状況をつくっただけだよ」

 そう言ってから、海は慌てて口をふさいだ。

海「やばっ。余計な情報与えちゃった」

 あはは。
 そういうところは中学生らしいなぁ。

ダ「お前、まさか……。そうだ、間違いない」

 突然、トゥイードルダムが声を上げた。彼女の顔がだんだん青ざめていくのが僕らの目に映った。
 いったい、どうしたんだろう。

ダ「お前、『死神もどき』なんだろう……?」

 え?

497:りら☆◆cI:2016/04/06(水) 21:55 ID:n5E

あ、呼び捨て&タメ全然おっけーなんで!
とりあえず自己紹介

これから中2 女子
吹奏楽部
好きなキャラ 渚…めっちゃ王道だわwwあと倉橋さんも好き!虫が触れるとことか!!虫が触れるとことか!!

刹那とほぼ同じ時にパート1来たよー!
自分も最近来る頻度が減ってきてるかなw

498:あやや◆dA:2016/04/06(水) 22:08 ID:eyU

刹那、磯メグ平気なんだ……
私は絶っっ対無理!!
磯貝は誰にもくっついてほしくない!

だから二次創作板でも、磯メグとか見ないようにしてるんだ……
カルマの恋愛も無理だな…磯貝と同じ理由で。

499:凪海:2016/04/06(水) 22:12 ID:40M

まぁ、推しキャラが誰かとくっつくのはつらいよね。
私も渚好きだけど、茅野も好きだからビミョーな気分…あはは。

500:白猫:2016/04/06(水) 22:28 ID:g/M

あー 凪海の気持ち分かる
私も暗殺教室では渚と茅野が好きだから微妙な気分になることある!
でも渚が他の誰かとくっつくくらいなら茅野ちゃんとくっついてほしい。

501:凪海:2016/04/06(水) 22:33 ID:ySs

>>496

 夏休みの殺せんせー暗殺計画の際にやって来たロヴロさんの言葉が、僕の頭の中をよぎった。

ロ「最強の殺し屋、そう呼べる奴はこの世界でただ1人。それは『死神』だ」

 その時に見せた、海の表情。とても厳しい、表情だった。そう、まるで二度とその名前を聞きたくないような、そんな表情をしていた。
 
 僕は海の顔を見た。海は、奥歯をかみしめていた。

海「ねぇ、殺し屋さん。私からも1ついいかな?」

 海はウェストバッグからスプーンと箸を取りだした。
 それを。

渚「海っ⁉」

 カルマくんが海を抑えなければ、海はその殺し屋さんに襲い掛かるところだった。

海「放してよ、カルマ」
カ「やだね」
海「殺してやる、お前なんかっ‼」

 本気の、殺意……。
 その殺意はカルマくんに向けられたものじゃない。
 おそらく、あの殺し屋さんに向けられたものだ。
 
カ「じゃあ聞くけどさ、海。そのスプーンと箸、どうするつもりだった?」
海「………」

 海は黙ったままだった。
 カルマくんがため息をつく。

カ「先を急ごう。これじゃ埒(らち)があかない」

 カルマくんは海を抑えたまま、歩きだした。

 しばらく歩いたところで、カルマくんはやっと海を放した。

カ「どう? 目が覚めた……じゃなくて、頭、冷めた?」
海「……ごめん、取り乱した」

 海は僕らの顔をまともに見ようとしなかった。
 いったい、何があったというのだろう。

海「それから、ごめん。私のことについては何も聞かないでほしい……」

 海はつらい表情をしていた。
 これまで見たこともないような、つらい表情だった。

皆「………」

 重苦しい空気があたりを流れた。

海「クスッ、アハハハッ。みんな、もうしっかりしてよ。私については何も聞かないままにしておいて、もう行こう! みんなが治療薬を待ってるからさ」
片「……そうね。みんな、行きましょう」
皆「おうっ!」

 僕は海を見た。
 海はいつも額をさらしているのだけれど、ちょうど前髪が垂れてきて、それが邪魔だったのか。ちょうどヘアピンをさすところだった。
 僕は思わず、そのヘアピンに目が釘付けになってしまった。

渚「ジャン、ヌ……?」
皆「はぁ?」

502:凪海:2016/04/06(水) 22:35 ID:40M

>>500
(╭☞•́⍛•̀)╭☞それな

503:凪海:2016/04/06(水) 23:14 ID:ySs

今更だけど、渚と海のコンビネーションの戦いの題名。
「コンビの時間」とさせていただきます。

>>501

 幼いころの経験は、それだけで人を懐かしくさせたり、運命を変えてくれるということがよくある。
 テレビとかでもよく耳にする。「○○のおかげで、今の自分がある」とか。
 僕にとって、とある少女との出会いがそうだった。
 よく公園に入り浸っていて、着物が私服という、変な子だった。
 僕は彼女によって救われた。彼女のおかげで、今の自分がある。そう断言できるくらいに、だ。
 彼女が町を離れると知ったとき、僕は悲しい気持ちになった。「行かないでほしい」と言った。でも、彼女は寂しい表情を浮かべたまま「ごめんね」と言い、最後に。

「私たちの運命は、きっとつながってる。きっとまたどこかで会えるよ」

 そんな保障なんてどこにあるんだと、問い詰めそうになったとき。彼女はさらに言った。

「だからさ、再会できたときの印(しるし)にさ。私が持ってるこれと、君の持ってるこれを交換しない?」

 そう言って、彼女は自分がかぶっていた帽子を僕にくれた。僕はその代わり、彼女に自分が髪にさしていたヘアピンをあげた。

「きっと、会えるよ」


現在

渚「ジャン、ヌ……?」
皆「はぁ?」

 僕は海のヘアピンに目が釘付けになってしまった。みんなは唖然として僕を見ている。

渚「そう、だよね……」
海「……その名前、懐かしいね」

 僕は海の言葉に、目を見開いて驚いた。
 やっぱり、そうだったんだ!

渚「どうして、今さら……」
海「あはは。言わなかったっけ? あの日、『私たちの運命はつながってる』ってさ」
渚「言った、けど……」

 あんな言葉、信じろと言うのが不思議だよ。

カ「ねぇ、お取込みの最中悪いんだけどさ。渚くんと海ってどこかで会ったことあんの?」
海「……昔ね。小6の頃だったんだけど」
茅「それってもしかして、修学旅行のときに話してた、あれのこと⁉」
海「そう、それ」
矢「すっごーい! 運命の再会だね」
不「ここからすさまじい事件がっ‼」
渚「何言ってんの、不破さん……」

 僕は思わず突っこんでから、涙があふれそうになった。

海「……その話はあとあと‼ まずは目の前の標的に集中しろっての‼」

 海の言葉に、僕は我に返った。
 そうだ。まずはみんなを助けるために治療薬を奪い取るのが先決だ。

504:あやや◆dA:2016/04/06(水) 23:43 ID:eyU

>>499
もしかして、私が渚カエ書いてるの嫌だった?

あと、500おめー!

505:凪海:2016/04/06(水) 23:49 ID:ySs

>>504

 全然‼
 むしろ、渚カエ成就はずっと読みたかったぐらいだよ。
 ただね、もし渚みたいな奴が現実でいたら、茅野をぶっ飛ばしてまで(←)付き合いたいなぁとか。そういう話さ。

 茅野、ごめんね。

茅「ひどい……」

506:あやや◆dA:2016/04/07(木) 00:02 ID:eyU

>>505
それは私もわかるww

507:凪海:2016/04/07(木) 00:04 ID:40M

なんかリクないかな?
恋愛系が書きたくなった(//∇//)

508:凪海:2016/04/07(木) 00:26 ID:ySs

 それから、今書いている夏休み編なのですが、千葉&速水の話は飛ばします!
 ごめんね、千速ファンのみなさん_(._.)_

509:凪海:2016/04/07(木) 00:32 ID:40M

ロヴロさん、誕生日おめでとう
🎈🎉 おめでとー 🎉🎈
  ✨\(^∇^)/✨ 

    ⭐ ⭐ ⭐  
    ┃  ┃  ┃   
╭🎂━━━━━━━━━🎂╮
┃ 🍓 🍓 🍓 🍓 🍓 ┃
🎂━━━━━━━━━━━🎂

510:凪海:2016/04/07(木) 01:35 ID:40M

>>509
あ、ごめんなさい。
間違えたかも…。

511:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/07(木) 09:24 ID:p/I

ち、千葉君!は、速水さん!
まぁでもここからまた出てくるからいいかな!

512:白猫:2016/04/07(木) 09:41 ID:g/M

>>504 あやや 私は逆に渚カエにくっついてほしいから大丈夫!

513:刹那@ゲーマー:2016/04/07(木) 11:19 ID:tSk

あやや)磯メグ無理なの!?そっかー
自分は磯貝君とメグ姉どっちも好きだから大丈夫なんかなー←
ネットで磯メグ小説探してたくらいだから…www
カルマは…興味ないからわかんないや←(超失礼)
渚カエは萌える

514:刹那@ゲーマー:2016/04/07(木) 11:20 ID:tSk

tkホント来ないうちに人増えたよねーwwwww
驚きw

515:A :2016/04/07(木) 12:09 ID:0IU

私が見てないうちに結構進んでる。
続き楽しみ*\(^o^)/*
皆小説書くのうまい
(タメ語OKでしたよね?)

516:白猫:2016/04/07(木) 17:20 ID:g/M

凪海 そろそろ凪海の番だからリレーの方ちょくちょく見といてね

517:あやや◆dA:2016/04/07(木) 17:41 ID:eyU

>>513
私も、メグは好きだけど……

多分、中の人が原因ww
私の大好きな声優さんが、磯貝役と、
カルマ役やってるから……
逢坂さんと岡本さんには、誰にもくっついてほしくない!
早見さんになら取られてもいいかな…

518:凪海:2016/04/07(木) 18:35 ID:bKo

>>516
え⁉
まじか

519:凪海:2016/04/07(木) 18:48 ID:bKo

>>516
私、誰の次?

520:白猫:2016/04/07(木) 18:52 ID:g/M

かめ♪の次だよ

521:凪海:2016/04/07(木) 18:58 ID:bKo

さんきゅです。

522:凪海:2016/04/07(木) 20:34 ID:ySs

>>503

 銃使いの殺し屋との戦いに勝利した僕らは、やっとの思いで最上階に到達した。
 僕らは烏間先生の指示のもと、個々の役割を確認していた。
 そこで僕は気づいた。

渚「寺坂、くん?」

 思わず彼に声をかけて、そして彼の首に手をのばした。
 熱いっ!?

渚「すごい熱だよ⁉ まさか、ウィル……んっ」

 寺坂くんは慌てた様子で僕の口をおさえてきた。

寺「黙ってろ。俺は体力にだけは自信があんだからいんだよ」
渚「そんな、無茶だよ‼」

 ウィルスで苦しんでいた中村さんたちの姿が浮かんだ。
 あんな苦しそうな彼らを見てなんていられなかった。

寺「烏間の先公が麻痺ガスを浴びちまったのは、俺がヘタに前にでたからだ。それ以前に、俺のせいでクラスみんな殺しかけたこともある。こんなところで、足手まといになってたまるかよ……」
渚「寺坂くん……」

 烏間先生が出発の号令を下し、僕らは出発することになった。
 本当に大丈夫なんだろうか、寺坂くん……。

 最上階の部屋の見張り役をしていた男から、すでにルームキーは奪ってあった。
 烏間先生がそのキーでドアを開ける。
 実はさっき、律から最上階の部屋の監視カメラに潜入してもらっていた。今回の事件を引き起こした張本人と思われるその人は、僕らが泊まっているホテルにいる、ウィルスで苦しんでいるみんなが映っている映像を見ていた。
 この状況を楽しんでいるのが、カメラ越しでもわかった。
 殺せんせーがさっき言っていた。

殺「黒幕の人は殺し屋ではありません。殺し屋の使い方を間違っています」

 間違ってる?

殺「彼らの力はフルに発揮されれば、恐ろしい威力を発揮します。たとえば、カルマくん。あの殺し屋が廊下ではなく、日常的に忍び寄られていたら瞬殺されていたでしょう」
カ「そりゃね」
千「たしかに、さっき相手にしたあの銃使いも狙った的は1センチたりともはずさなかった」
殺「そうですね。では、海さん。たとえばあなたが私たちの敵であったとしたら、あなたはどうしますか。どうやって私たちを殺し尽しますか?」
海「殺し尽すって……。うーん、そうだなぁ。さっきせんせーが言ったように日常的に忍び寄るかもね。たとえば、ロビーで普通の客のフリをして、すれ違ったところを皆殺し、的な」

 怖っ。
 僕らの大半はそう思った。

殺「おそらく私がこのような姿になったので、彼らを見張りと防衛にまわしたのでしょう」

 烏間先生から指示がだされる。
 取り押さえられれば、ベスト。
 烏間先生の責任で、さっき奪った銃を使って犯人の腕を打つ。ウィルスの入った治療薬が入ったスーツケースについているのは爆弾。その起爆スイッチを押されないようにするためだ。

殺(おぉっ、ナンバ! 忍者も使うと言われていた歩法。どうりで、最近の暗殺は物音がたっていなかったわけです。決してあせらず悲観せず、皆さんは私の自慢の生徒です。だからこそ、目の前の敵に、決して屈してはいけませんよ)
?「かゆい……」

 ⁉

?「でも、そのせいかなぁ。傷口が空気に触れるから、感覚が鋭敏になるんだ」

 この、声は……。

烏「どういうつもりだ、鷹岡‼」

 椅子に座っていた犯人が、こちらを向いた。
 その顔は、見間違うはずがない。
 鷹岡、先生だった……。

523:凪海:2016/04/07(木) 21:15 ID:ySs

>>522

鷹「屋上へ行こうか。ついてきてくれるよな? お前らのクラスは、俺の慈悲で生かされてるんだからな」

 ……僕らは、鷹岡先生に言われたとおり屋上のヘリポートまで行った。

烏「気でも違ったか」
鷹「おいおい、俺はまともだぜ? 第一お前らが黙ってそこのチビ2人を差し出していれば、俺の暗殺計画はスムーズに仕上がってたのになぁ」

 みんなが僕と茅野を見た。

鷹「計画ではな、えーっと茅野とか言ったっけか。その女。そいつを使う予定だった」

 海が舌打ちをしたと同時に、茅野の前に立った。

鷹「対せんせー弾がたっぷり入ったバスタブの中に、賞金首と一緒に入ってもらう。その上をセメントで生き埋めにする。対せんせー弾に触れずに元の姿に戻るには、生徒ごと爆裂しなきゃいけないって寸法だ。生徒思いの殺せんせーは生徒にそんなひどいことしないだろう? おとなしく溶かされてくれると思ってなぁ」

 悪魔……。

海「てめぇ……」
鷹「こう見えて人道的なほうさ。お前らが俺に対してした、非人道的な方法にくらべりゃあな」

 そう言って鷹岡先生は、自分の頬に爪跡をつける。

鷹「だまし討ちで突きつけられたナイフが頭ん中ちらつくたびに、夜も眠れなくってよぉっ。落とされた評価は結果で返す。落とされた屈辱はそれ以上の屈辱で返す。特に潮田渚! 俺の未来を汚したお前は、ぜってーに許さねぇ‼」

 僕は驚いて、鷹岡先生を見た。

カ「渚くんを呼ぼうとしたのはそのためか。俺ならもっと楽しませてやれるけど?」
寺「第一、お前が渚との勝負で勝手に負けただけだろうが。どの道、てめぇがあんとき勝っていようが負けていようが俺ら、お前のこと大嫌いだからよぉっ‼」

 鷹岡先生が怒りの声をあげた。

鷹「ジャリどもの意見なんて聞いてねぇっ! 俺の指一つでジャリが消えるってこと忘れんなっ!」

 ⁉

鷹「それから、もう一つ。お前、本郷海だったな」
海「………」

 海が僕に対してサインを送っている。

「ナイフ、帯の下。いつでも殺れる」

 そんな指示、急にされてもどうすれば。

鷹「お前も、俺の顔に泥。塗ってくれたよなぁ?」
海「塗った覚えはないよ」
鷹「うるせぇっ‼ 俺の額に思い切りキックをくらわせたのは誰だと思ってんだよっ‼」

「足にもナイフ、1本ずつ。腕にも仕込みナイフ、1本ずつ」

 海の、さっきの言葉を思いだす。

海「口を動かすことで、その人物にしか注意がいかないように仕向けるんだ」

 そうか。
 僕は海の背後に立つ。
 たしか、帯の下。

鷹「おい」

 ⁉

鷹「潮田渚、お前。何をしてる」

 気づかれた!
 僕は慌てて海の手に自分の手をおいてサインを送る。サインを送るなんて初めてだけど、きっとこうすれば彼女は気づいてくれるはずだ。

「ごめん、失敗」
「気にしないで」

 海はこんな状況にも関わらず、冷静沈着だった。

鷹「ふんっ、まぁいい。どの道お前たちが何をしようがもう終わりだからな。来いよ、渚くん。あぁ、本郷海。お前もだ」

 ⁉

海「渚、私は何もしない。君の判断に任せる」
渚「え、あ、うん」
海「烏間先生、ストッパーのほうはいつでも準備万端ですから」
茅「え⁉ ダメだよ、渚、海ちゃん。行ったら……」
渚「行きたくないけど、行くよ」

 僕は殺せんせーを放り投げて茅野に渡した。
 ヘリポートでは鷹岡先生が「早くしろ!」と怒鳴っている。

渚「あれだけ興奮していたら、何するかわからないし。大丈夫、話して落ち着かせて、なるべく穏便に薬を渡してもらえるよう、交渉してみるよ」

 海が僕の背中をたたいてきた。
 僕らは、歩きだした。

524:凪海:2016/04/07(木) 21:42 ID:ySs

>>523

 ヘリポートに着くと、そこには2本のナイフが落ちていた。1本は1メートルくらい離れたところに置いてある。
 何をするつもりなんだ?
 鷹岡先生は、僕らが上っていった梯子を爆弾で破壊した。

鷹「足元のナイフ、俺のやりたいことはわかるな? この前のリターンマッチだ」

 僕は唾を飲みこんだ。

渚「待ってください、鷹岡先生。戦いに来たわけじゃないんです」
鷹「だろうなぁ。この前みたいな卑怯な手はもう通じないし」
海「言っとくけど、私はいつでもできるよ」
鷹「あ、そうそう。本郷海。お前はこっちに来い」

 海は厳しい表情をしながら、何がしたいのかよく分からない目で鷹岡先生を見ていた。

鷹「早く来いっ! クラスメイトを見殺しにしたいのかぁっ⁉」
海「チッ」

 海は鷹岡先生に近づいた、慎重に。いつでも鷹岡先生を殺れるように。

鷹「背中を向けろ、両手を背中の後ろに組んでな」

 海は怪しそうに鷹岡先生を見ながら、背中を向けた。
 瞬間。

 ガシャン

海「⁉」
鷹「ハハッ」

 一瞬、大きな音がしたのに何が起きているのか理解ができなかった。

海「何を、した……」
鷹「なぁに、簡単さ。お前の腕に爆弾つきの手錠をはめた」
茅「そんなっ!」
鷹「これでお前は、俺と渚くんの戦いを邪魔できねぇな。渚くんがやられるところを黙って見てろ。なぁに、大丈夫だ。すぐにお前も渚くんと同じ場所に連れてってやるさ」

 海からふつふつと、怒りのオーラみたいなものがでていた。

鷹「さて、渚くん。戦う前にやることやってもらおうか」

 何を……。

鷹「謝罪しろ、土下座だ。実力がないから卑怯な手で奇襲した。それについて、誠心誠意、な」

 僕はスーツケースを見た。それから、心配そうに僕を見ている海を。
 正座をして……。

渚「僕は……」

 鷹岡先生が足を踏み鳴らす。

鷹「それが土下座か、バカガキがぁっ‼ あったまこすりつけて謝んだよっ‼」

 もう一度、スーツケースと海を見た。
 頭を地面につけて。

渚「僕は、実力がないから卑怯な手で奇襲しました。ごめんなさい」
鷹「おうおう。それから言ったよな。『出ていけ』とか。ガキの分際で、大人に向かって。生徒が、教師に向かってだぞっ‼」

 鷹岡先生が僕の頭を踏みつける。

渚「ガキのくせに、生徒のくせに。先生に生意気な口をたたいてしまい、すみませんでした。本当に、ごめんなさい」

 みんなの悔しがる声が耳に届いた。

鷹「おうおう。ちゃんと謝ってくれて、父ちゃんは嬉しいぞ。褒美に、いいことを教えてやろう」

 僕は鷹岡先生を黙って見ていた。
 海からは、サインがでてこない。いや、だせないんだ。

鷹「あのウィルスにかかった奴らがどうなるか、スモッグの奴に画像を見せてもらったんだが笑えるぜ? 全身デキモノだらけ、顔がブドウみたいにはれあがってな。見たいだろ、渚くん」

 ⁉
 僕は鷹岡先生に手を伸ばした。
 海は驚いた表情をして、走りだした。
 烏間先生の、「やめろ!」という声が響いた。
 鷹岡先生が、スーツケースを空に向かって放り投げた瞬間、スイッチが押され。

 スーツケースが、爆発した。

525:凪海:2016/04/08(金) 00:57 ID:ySs

>>524

 渚は絶望的な表情を浮かべながら、寺坂を見た。ウィルスに感染してつらそうな表情をしている、寺坂の顔を。
 鷹岡はそんな渚の表情を見て、笑いをこらえきれない様子で下卑た(げびた)笑い声を発しながら言った。

鷹「そう、その顔が見たかったんだぁ。夏休みの観察日記にしたらどうだぁ? お友達の顔がブドウみてぇに化けていくさまをよぉ〜」
海「ふざけ、るな……」

 海は下唇をかみしめながら、なんとか耐えていた。

 カラン

 海は異様な音と殺気に気付き、反射的に身震いした。恐る恐る顔をあげると、そこには。

海「なぎ、さ……」
渚「殺、してやる……」
皆「⁉」

 ナイフを両手に持ちながら、鷹岡をにらみつけている渚の姿があった。

片「渚、きれてる……」
吉「俺らだって殺してぇよ。あんなゴミやろう。けど、渚の奴。マジで殺る気か」

 海は思わず叫んでいた。

海「やめて、渚っ! 復讐から生まれる殺しはっ……、相手が憎いと思って生まれる殺意はっ……、決していい結果を残してくれないっ! だから、頼むから、渚。殺さないで……」

 海は、泣いていた。
 茅野はそんな海の姿を見て驚いた。

茅「海ちゃんが、泣いてる……」
カ「………」

 茅野の腕にいた殺せんせーは言った。

殺「渚くんの頭を冷やしてください。君にしかできません、寺さ……」

 殺せんせーが最後まで言い終えないうちに、寺坂は渚に向かってある物をぶん投げた。

寺「ちょーしこいてんじゃねぇぞ、渚ぁっ‼」

 渚はその言葉に振り向いた。

寺「薬が爆破された時よぉ、お前。俺を憐れむような目で見たろっ! いっちょ前に他人の気づかいしてんじゃねぇぞ、もやしやろぉっ! ウィルスなんざな、寝てりゃよゆーで治せんだよっ‼」
磯「寺坂、お前!」

 寺坂は磯貝の言葉を無視して続けた。

寺「そんな奴でも息の根とめたら殺人罪だ。お前はたった1回の殺意で100億のチャンスを棒に振るのかっ⁉」
殺「寺坂くんの言う通りです、渚くん。その男を殺しても何の価値もない。その男の言葉と寺坂くんの言葉、その男の命とせんせーの命。それぞれにどのくらい価値があるのか、考えるんです」

526:凪海:2016/04/08(金) 02:37 ID:ySs

>>525

 最上階の部屋を襲撃する少し前、烏間は海に聞いた。

烏「海さん。ストッパーをはずすというのは要するにどういうことをするんだ」
海「え、あれ。言ってませんでしたっけ。えーっと、まぁ単純です。私ではなく、カイの名前をフルネームで叫べばいいんです」
不「なんか漫画みたい」
カ「てか、中二病の域だね」
海「カルマにだけは言われたくないなぁ」

 ただ、そのとき海は「あまり使うのはよくないとは思います。私の理性で抑えることはできますけど、万が一ということがありますから」と言っていた。

寺「やれ、渚。死なねぇ範囲で、ぶっ殺せ‼」
渚「……っ‼」

 渚は寺坂から投げ渡されたその、スタンガンを腰にさし、上着を脱いだ。

鷹「おーおー、かっこいいねぇ」
烏「本郷カイ‼」

 烏間の突然の言葉に、みんなは言葉を失った。

殺「烏間先生、よく判断しました」

 海は一瞬、烏間を見たが特に反応はなかった。烏間は失敗したのかと不安になったが、ここはもう成り行きで任せるほかなかった。
 鷹岡は不思議そうに首をかしげていたが、渚にも海にも対して変化がなかったのを知ると、戦闘モードに戻った。

茅「殺せんせー。渚、スタンガンしまっちゃったよ」
殺「にゅぅ……」
鷹「ちなみに、ここに薬の予備がある。渚くんが、もしも本気で殺しに来なかったり、下の奴が俺の邪魔をしようものなら、こいつも破壊する。それから、こいつもな」
海「チッ」

 鷹岡が海を引っ張っていき、みんなに見せつけた。
 渚たちを助けようと準備をしていた千葉と岡野は、鷹岡に見つかってしまい、黙って見守ることしかできなくなってしまった。
 鷹岡は海を乱暴に放すと、渚と向かい合った。

殺「烏間先生。もし、渚くんが生命の危機と判断したら、迷わず鷹岡先生を撃ってください」
烏(さきざきまで見通せるこいつが言うのだから、今までになく危険な状態ということか。いや、俺が見ても間違いなくまずい。今までの暗殺者はなんとかこちらのペースで倒すことができたが、今は完全に立場が逆。いくら潮田渚が暗殺に持ち込もうとしても……)

 渚が歩きだしたところを、鷹岡はその顔面をなぐり、さらに拳をふるわせた。
 茅野は見ていられず、顔をそむけた。
 なぐる、蹴るを一方的に繰り返し続け、渚はなすすべもなくただ攻撃を受け続けるしかなかった。

烏(かつての精鋭軍人に勝つなど、全国模試で1位をとるよりも数倍至難だ)

鷹「そろそろ俺も、こいつを使うか」

 へばっている渚の目の前で、鷹岡は地面に置いておいたナイフを手にした。
 渚は海に視線を送る。
 海は黙ったまま、投げ出した足で地面をコツコツたたいていた。渚にはなんの合図かはわからなかったが、それでも海は何かをしようとしているのはわかった。

 コツ、コツ、コツ、コツ

 このテンポは、まるで……。

527:レモン:2016/04/08(金) 17:31 ID:ZRo

みんな久しぶりだね!

528:葉月 美桜:2016/04/08(金) 17:39 ID:Jqw

おっ、レモンー!
おっひさー!みーかだよ♪
みゆに変えたからよろしくねー!

529:凪海:2016/04/08(金) 21:06 ID:ySs

>>526

 渚は海が鳴らしているテンポを頭の中で一緒に鳴らしてみた。
 やはり、そうだ。
 渚は一歩退いた。

茅「どうしたの、渚……」
矢「わからないけど、何かをしようとしていることはたしかだよね」
岡野「うん」

鷹「どうした、殺すんじゃなかったのか?」

 鷹岡は何かに気づいたようだったが、異変には気づいていないようだった。
 渚にしかわからない、異様なまでの……。

?「フッ」

 鼻で笑う声に驚いて茅野が振り返ると、そこには。

茅「海、ちゃん……?」
海「よぉ、茅野。久しぶりだな」
矢「⁉ どうして、ここに……」
海「おい、潮田ぁっ‼」

 渚がこちらを向いた。その表情にはほっとしたような顔が一瞬浮かんだ。

鷹「⁉ 何故、お前がそこに」
海「ついさっきだよ」

 自分の計画を台無しにされたと知り、鷹岡は歯ぎしりをした。おもむろに、爆弾のスイッチを押した!

速「海っ!」

 バァンッ

530:凪海:2016/04/08(金) 22:16 ID:ySs

 今、普久間殿上ホテル編を書いてるけど、千速を書かなかったので書こうと思います。

 というわけで、番外編‼

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*
速水side

 銃を持つと、いつも不思議な感覚にとらわれる。
 黒で輝いた体面に指に上手くあった引き金、何より引き金を引いた瞬間に銃口から飛びだす弾。それが的に当たったときは、緊張から解き放たれた気持ちになる。

「ふぅ……」
「調子いいな」
「千葉……」

 声のしたほうを見ると、そこには千葉がいた。彼はライフルを持っていて、それを私の隣でセットし始めた。

「最近、調子いいみたい」
「……そうか」

 パン、パン、パンッ

 山の中で響く。3回ほど、的に当たった弾。私は目をこらして的を確認する。

「相変わらずすごいね」

 3回とも的の中央に当たっている。

「夏のときは、残念だったな」

 千葉の突然の言葉に、私は一瞬。どう答えたらいいのかわからなかった。

「でも、いい経験もした」
「そうね」

 本物の殺し屋、たしかガストロといっただろうか。彼の撃ってきた弾は狙った獲物は逃がさないがごとくの弾だった。
 正直、あの弾をすれすれで感じたとき、恐怖しかなかった。そのくらいの威圧感があった。
 あんな弾、私には放てない。でも、もしも千葉なら。

「俺でも無理だったろうな」
「え?」

 私は驚いて千葉を見た。

「あの殺し屋。狙った的は1センチたりともはずさなかったけど、それだけじゃない。ためらいがなかった。俺はあの暗殺決行の日、『この弾じゃ殺せない』と確信した。きっと、そういう思いで撃ったらだめなんだろうな」
「………」

 こういうとき、私はなんと言えばいいのだろう。
 そのとき、下校を知らせるチャイムがかすかに耳に届いた。

「もうそんな時間か。帰ろう」
「うん」

 私たちは銃と的を片づけて山をくだった。

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*

 うーむ、千速は書くの難しいなぁ。
 まだ続くよぉ。

531:レモン:2016/04/08(金) 22:57 ID:ZRo

OK☆

532:凪海:2016/04/09(土) 01:02 ID:ySs

>>530

 私は家に帰って夕飯を済ませると、自分の部屋でなんとはなしに矢田とLINEでやり取りをしていた。

「ねぇ、矢田」
「もう! 凛香ってば。私のことは桃花って呼んでって言ってるじゃん(-"-)
 どうかしたの??」
「放課後に千葉と話したの」
「⁉ 何をっ?」
「夏休みの暗殺。必殺の一撃を加えるのに、ためらいはだめだって
 そう千葉が言ってたの」
「……そっか。
 それで、凛香はなんて答えたの??」
「何も答えられなかった」

 そう送ってから、なんだか情けない気持ちになった。
 千葉の言っていたことは正しかった。だからこそ、どう言えばいいのかわからなかった。

「凛香はもうちょっと、自分に素直でいればいいと思うよ」
「え?」

 私は驚いた。自分に、素直?
 突如として思い浮かんだのは、何故か岡島の顔……。
 イトナが3回目の襲撃をしたとき、私は「シロのやつにむかついてただけなんだから、勘違いしないでよね」と言った。そのとき、岡島が……。

「速水が勘違いしないでよねって言ったぞ」

 挙句、竹林にはツンデレ呼ばわりされたし……。

「凛香、どうしたの? 既読ついてるのに返信が(´;ω;`)」
「ごめん。ちょっと考え事してた」

 そのあとは矢田と普段通りの会話をして、LINEを終えた。
 私はベッドに倒れた。右手を開いたり閉じたりしてみる。この手で引き金を引き、ターゲットの急所を狙う。

 ピコン

 びっくりした。慌ててスマホを見ると、LINEで通知が入っていた。

「千葉……」

 私はそれを開いて、内容を見てみる。

「明日の朝、時間あるか?」
「あるけど」
「ちょっと朝練につきあってほしい」

 突然の、申し出だった。

533:魔女 hじjっっkl:2016/04/09(土) 07:05 ID:21o

凄いですね!そんなにうまくかけるなんて、うらやましいdesu。

534:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 07:21 ID:21o

初めまして、魔女です。自己紹介をします。
小学6年生、趣味読書、好きな暗殺教室のキャラクター速水凛香です。
私みたいな人は、邪魔かもしれないので、ダメなら駄目って言って下さい。😃
皆さんが、うらやましくて、家で、小説を書いてしまいました。

535:A :2016/04/09(土) 09:56 ID:0IU

魔女さん同級生ですね。
よろしくお願いします(*^_^*)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リクエスト良いですか?
渚カエの渚女装デート
誰が書いてくれても構いません
むしろ答えなくても良いです( ^ω^ )

536:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/09(土) 10:44 ID:p/I

凪海!千速の小説めっちゃいい!
私、千速好きだから凄い興奮した!
続き楽しみにしてるね♪

537:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 10:44 ID:21o

Aさん初めまして。魔女です。呼びタメokデース。

538:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 10:47 ID:21o

私は、千速の小説を見たいですね〜。

539:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 11:33 ID:21o

舞花さん(略してごめんなさい)私もです!

540:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/09(土) 11:38 ID:p/I

魔女s
全然大丈夫だよ〜
よろしくね!

541:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 11:53 ID:21o

はい!よろしくお願いいたします。

542:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 13:09 ID:21o

私も、機会があったら小説書いてみようかな…

543:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/09(土) 13:27 ID:p/I

ところで魔女は呼び捨て&ためOK?
私は全然平気だよ!

もしも魔女が小説書くなら言ってくれると助かる!
そしたら私も魔女の小説見に行けるからね!

544:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 14:56 ID:21o

はい!呼びタメオッケーです。
時間があったら小説書いて見ようかな?

545:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 14:59 ID:21o

でもそれより、千速の小説の続きが気になります!

546:葉月 美桜:2016/04/09(土) 19:11 ID:Jqw

新しく加入した皆!
よろしくね!ため呼び捨ておっけー!!
みゆって呼んでねー!

547:魔女 ゆかにゃん:2016/04/09(土) 20:25 ID:21o

魔女です。
みゆさん、よろしくお願いいたします!呼びタメオッケーです。

548:葉月 美桜:2016/04/09(土) 20:52 ID:Jqw

うん!
魔女、よろしくねー!

549:凪海:2016/04/10(日) 00:33 ID:KU6

魔女さんよろしくっ(*`・ω・)ゞ

550:凪海:2016/04/10(日) 01:55 ID:ySs

>>532

 次の日の朝になり、私は早めに家をでた。学校に着くと早速練習場所へやってきた。
 まだ、来てないのかな。

「わっ」

 ちょっと、びっくりした。
 千葉が木の下で寝ていたから。それとも、寝ているんじゃなくて集中しているのかな。前髪で目が隠れているからよくわからないんだけど。
 私は恐る恐る近づいた。隣に座ってみる。
 な、なんか恥ずかしい……。でも、悪くない気がする。
 空を仰ぎ見ると、青く澄んでいた。
 うん、悪くない。
 私は心地よい思いのまま、千葉に体を預けようと……。

「ん……」

 ⁉
 私は慌てて千葉から離れた。

「お、おはよ……」
「ああ、おはよう。悪い、寝てたみたいだ」
「だ、大丈夫。今来たところだから」

 私は走って的の用意を始めた。千葉も隣に来て、的の用意をしていた。

「今日はいい天気だな」
「そ、そうね」

 さっきの気まずさが残って、どうも話がうまく続かない。
 額が、急に冷たくなった。

「ちょっ!」

 私は驚いて後ずさった。

「あ、ごめん」

 今、千葉が私の額に手をやったのだ。

「熱はないみたいだな。さっきから返事がおかしいけど、大丈夫か?」
「え……」
「いつもどおりじゃないっていうか、俺もうまくは言えないんだけど」

 そんなに、私。おかしかったのかな。

「あ、悪い。気を悪くしたか。ごめんな」
「ううん、そういうわけじゃない」

 ふと、昨日の矢田とのLINEのやりとりを思いだした。

「凛香はもうちょっと、自分に素直でいればいいと思うよ」

 素直、か。

「ねぇ、千葉」
「なんだ」
「……私、千葉のこと尊敬してる」

 千葉は首をかしげた。

「いきなりどうした? やっぱりどっか悪いんじゃ」
「そういうわけじゃなくて、その……」

 私は千葉の顔を真っ直ぐ見た。

「私はまだ、スナイパーとしては半人前だから、迷惑かけるところがあるし、千葉が不安に思っていても何もできないかもしれないと思う。でも、これだけは言わせて。
 千葉は昨日、自分とあのガストロとかいう殺し屋とを比べてたけど、比べる必要。ないと思う」

 私は銃を手に持った。
 いつもとらわれる、不思議な感覚。この銃の引き金を引いた瞬間、全ての緊張から解き放たれ、自由になれる。

「ためらうとか、ためらわないとかってたしかに大事だと思う。それでも、千葉には千葉らしいところがあるよ。私は千葉のこと、尊敬してる。そういう千葉らしいところが好きだよ」

 ち、ちょっと待った。
 思わず「好き」とか言っちゃった。

「え、あ、あの……。好きっていうのは千葉のこと、尊敬してるからって意味で。べ、別に深い意味は……」
「ありがとな」

 いきなりお礼を言われたから、私はぽかんとした。

「俺、自分にやっぱりちょっと自信がなかったのかもな。これじゃあ必殺も何もないよな」

 千葉がこっちを見て微笑んでくれた。私も嬉しくなって笑った。

「やろう、練習」
「そうだな」

 私たちは銃を手に持ち、歩きだした。
 必殺の一撃を探すため、最高のパートナーと最高の暗殺を成功させるために。


〜END〜


。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

 お、終わったぁ。終わらせ方がイマイチどうすればいいのかわからなかったけど、これでいいのかな。
 楽しんでくれてたら嬉しいです。
 普段あまり話さないキャラって感情表現をどうすればいいのか悩んだ……。ふぅ……。

551:魔女 ゆかにゃん:2016/04/10(日) 05:48 ID:21o

凄い!…でもこれからどうするの?
続きがあると嬉しいdesu。

552:凪海:2016/04/10(日) 13:01 ID:2bc

>>551
魔女さん、ごめんね。
続き考えてない(´;ω;`)

553:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/10(日) 13:20 ID:p/I

その気持ちは分かる気がする
難しいよねあんまり表に出ないキャラクターはさ。
私も試しに書いてみたんだけど酷すぎて書き込みはしなかったくらいだから

554:凪海:2016/04/10(日) 16:12 ID:hG.

でも、久しぶりに違う話を書けて楽しかった。
しばらくはまた、同時進行作品を書くけど、リクあったら何か言ってね!!

555:魔女 ゆかにゃん:2016/04/10(日) 16:45 ID:21o

そういえば私も最初は、書き込みをしようと思って、始めたのに自分が、書いた小説が、酷すぎて、出せませんでした…

556:魔女 ゆかにゃん:2016/04/10(日) 16:50 ID:21o

あ、あとリクエストしていいですか?
私は、千速の続きを書いて欲しいdesu。
最終回のやつだったのに、わがまま言ってごめんなさい!
無視しても結構です。
でも、出来たら書いて欲しいなあ…って何言ってるんだ!
本当にごめんなさい………………

557:魔女 ゆかにゃん:2016/04/10(日) 16:51 ID:21o

私も頑張って、小説考えてみます!

558:みゆき:2016/04/10(日) 16:59 ID:g/M

はじめまして!魔女さん!
千速ならわたしのスレ ←王様ゲームのやつ に書く予定です♪
よければ見てくださいね♪

559:玲 ce12:2016/04/10(日) 17:06 ID:VFM

魔女さん魔女さん!!
魔女さんの事
呼びタメ口でいいですか?
魔女さんと仲良くなりたいです〜
ちなみに好きなカップルは渚カエ・渚あかが大大大好きです
千速も好きです!!

560:玲 ce12:2016/04/10(日) 17:11 ID:VFM

すみません....はじめまして
を忘れてしまって....(;−ω−)ウーン
やっぱり僕は馬鹿だわーww
(女なのに僕を使いたくなってしまう)

561:凪海:2016/04/10(日) 17:16 ID:zRM

>>556

OK、千速の続きね!
普久間殿上ホテル編を書き終えたらやるよぉ!!

562:凪海:2016/04/10(日) 19:00 ID:ySs

>>529

 ヘリポートで突然爆発音が響いた。

鷹「何故だ」
海「悪いけど、手錠。はずさせてもらったぜ? あんな安物じゃなくてもっと堅そうな奴だったらはずすのに5分はかかったろうな」

 海がだしたのは、針だった。

海「スキルがあればたとえ両手を縛られていても針だけでピッキングなんか可能だぜ?」

 茅野は海の顔色が悪そうなことに気づいた。

茅「カイくん、顔色が悪そう……」

 鷹岡が海をにらみつけて、顔を真っ赤にしながら言った。

鷹「それ以上、いらねぇ口をたたいてみやがれっ! この薬を破壊し……」
海「あー、薬ってこれか?」

 海は振袖の中から3本の試験管を取りだした。

不「治療薬‼」
海「掏りのスキル。海は無駄にスキルを極めすぎだが、たまには役に立つよな」

 そう言って海は歩きだした。

海「おい赤羽。これ、お前に預けるぞ」

 海が渡した治療薬をカルマは黙って預かった。海はそのまま視線を上に――渚の方へ向けた。

海「じゃあな、潮田。あとは頼んだぞ……」

 そう言って海はゆっくり倒れた。

茅「海ちゃんっ‼」

 渚は黙ってそれを見ると、鷹岡に向き直った。
 記憶は、夏休みの暗殺計画のときにさかのぼる。

夏休み暗殺計画

渚「今のが、必殺技……?」
ロ「そうだ。と言ってもピンとこないだろう。俺は殺し屋としてピンチのとき、これを編み出すことで切り抜けた」

 渚は両の手をあわせてみる。

渚「でも、ロヴロさん。これって」
ロ「そう。相撲で言う猫だましだ」

 渚は息を吸って、吐いた。

渚(この技の発動条件は3つ。1つは武器を2本持っていること、2つ目は敵が手練れであること、3つ目は敵が殺される恐怖を知っていること……よかった、全部そろってる)

 渚は、鷹岡を真っ直ぐ見た。

渚(鷹岡先生、実験台になってください)

 鷹岡は渚の笑顔を見て、寒気が走った。

片「渚、笑ってる?」

 茅野は海を近くの壁によりかかせながら、渚を見守った。

 渚はゆっくりとした足取りで鷹岡に近づいた。

鷹「こんの、クソガキ……」
渚(タイミングはナイフの間合いのわずか外。接近するほど敵の意識はナイフに集まる……。その意識ごと、ナイフを空中に置くように捨て、そのまま……)

 パァンッ

563:凪海:2016/04/10(日) 20:04 ID:ySs

>>562

 鷹岡は突然の柏手(かしわで)に驚き、体をのけぞらせた。

鷹「何が、起こっ……」

 渚はそのまま、2本目の刃――スタンガンを鷹岡にあてた。
 走る、電流っ!
 
寺「とどめさせ、渚。首あたりにたっぷり流しゃ気絶するっ……!」

 渚はスタンガンに鷹岡のあごをのせた。

渚(殺意を、教わった。抱いちゃいけない種類の殺意があるってことを、それからその殺意から戻してくれる友達の存在も……。ひどいことをした人だけど、それとは別に授業の感謝はちゃんと伝えなきゃ)

 鷹岡に、再び寒気が走った。

鷹(やめろ……。その顔で終わらせるのだけはやめてくれぇっ。もう一生、その顔が、悪夢の中から離れなくなるっ)

 渚は、笑った。
 にっこりと、なんの恐怖も殺意も抱かずに。

渚「鷹岡先生、ありがとうございました」

 スタンガンのスイッチを押した。

木「……たお、した?」
岡野「ということは……」
菅「ぃよっしゃぁぁぁぁっ‼」
磯「ボス撃破ぁっ」

 みんなの歓声が聞こえて、僕はほっとした。

海「うぅっ……」
茅「あ、海ちゃん!」

 茅野が慌てて海に駆け寄っていった。僕もヘリポートから降りると、みんなと合流した。

海「あー、疲れた……」

 海は頭をぶんぶん横に振ってから、僕を見た。

海「渚、お疲れ」
渚「海こそ」

 僕らが笑いあっていると、カルマくんが不思議そうな顔をしながら聞いてきた。

カ「ところで、海さ。さっきどうやって鷹岡から薬を奪ったの?」
海「あー、あれね。うーん、この位置から私は見えにくいのか」

 海は解説を始めた。

海「……私はまず、鷹岡の足音を聞いてどのくらいのテンポで歩いているのかを考えたんだ。そこから、鷹岡の意識の隙をついて薬をくすねた。そのままヘリポートまで全員にバレないようにゆっくり降りてきたんだ。いや、落ちたかな? 梯子なかったし」
矢「ずいぶん無茶したね」
海「あはは、そうでもないよ」

 海はゆっくりと立ち上がった。顔色はほぼよくなっていた。

烏「みんなはここで待機しててくれ。俺が毒使いの男をつれてくる」
皆「はい」
?「お前らに、薬なんざ必要ねぇ」

 声がした方を向くと、そこにはあの殺し屋さんたちがいた。

ガ「ガキども……そのまま生きて帰れると思ったか?」
烏「やめておけ。俺は回復したし、生徒たちも充分強い。これ以上、互いに不利益を被る(こうむる)ようなことはやめにしないか」
ス「ああ、いいぜ」

 ⁉
 いいの?

ガ「そもそも、ボスの敵討ちは契約に含まれてないからな。それに言ったろ? お前らに薬は必要ねぇってな」
海「どういう意味?」
ス「お前らに盛ったのはこっち。食中毒菌を改良したやつだ」

 ビンが一つだされた。それから、もう一つのビンがでてきた。

ス「ボスに言われたのはこっちだ。これを使ったら、お前らマジでヤバかったぞ」

 毒使いの殺し屋は僕らに向かって何かを放ってきた。僕は慌ててそれを受け取った。

ス「その治療薬、患者に飲ませて寝かしてやんな。毒を飲んだ時より体調がよくなったって、感謝の手紙が届くほどだぜ」

 アフターケアも完璧だ。

烏「薬が効くかどうかは生徒に飲ませてからだ。それまでは防衛省でお前らを拘束させてもらうぞ」
ガ「ま、しゃあねぇな」

 ヘリポートにヘリが止まった。
 殺し屋さんたちがヘリに乗ろうとしたところで、カルマくんがグリップという殺し屋の前に立った。

カ「ねぇ、おじさんぬ。俺のこと、殺したいほど恨んでないのぉ?」
グ「俺は私怨で人を殺したことはないぬ。殺してほしければ、狙われるぐらいの人物になるぬ」

 グリップさんはカルマくんの頭をたたくと、ヘリに乗りこんだ。

海「双子の殺し屋さん、さっきはごめんね。急に襲いかかったりして」

 海?

デ「別に気にしてない」
ダ「そうね。驚きはしたけれど。でもね、かわいい殺し屋さん」

 トゥイードルダムが海の顔を正面から見て言った。

ダ「私から言わせてもらうと、あなた。1人で戦うよりも大勢で戦う方が向いてると思うわ。どうして再び殺し屋の前に姿を現したかは知らないけど、あなたは周りを信じて戦いなさい」
海「むぅ……、なんかムカつく」

 海は不満そうに口をとがらせた。

564:凪海:2016/04/10(日) 20:29 ID:ySs

>>563

 僕らは泊まっているホテルへ戻るため、ヘリに乗りこんだ。

海「烏間先生、さっきはいい判断ありがとうございました」
烏「いや。あれで正しかったのか、俺には判別しかねたぞ」
海「私だけじゃ、あのピンチは切り抜けられなかったんで良かったですよ。あ、それと先輩には連絡しました?」
烏「ああ、イリーナのことだ。おそらくそのままホテルへ戻ってくるだろう」

 僕は寺坂くんにお礼を言った。

渚「ありがとう、寺坂くん」
寺「あ?」
渚「あのとき、声をかけてくれて。間違えるとこだった」
寺「ケッ、てめぇのために言ったわけじゃねぇ。仲間が1人減ればタコ殺す戦力が減るじゃねぇか」

 僕はほっとして言った。

渚「うん、ごめん……」

 ホテルに戻ると、僕らはウィルスで苦しんでいたみんなにもう大丈夫なことを伝えた。それぞれの無事を確認すると、僕らは泥のように眠り、起きたのは次の日の夕方だった。

茅「渚、もう平気?」
渚「うん」
杉「みんな体育着だな」
木「まぁ、これが1番動きやすいしな」
不「2日分の私服、全員分考えるのはエグすぎるしね」
渚「何言ってんの」

 海があくびをしながら現れた。

海「あー、寝たりない……」
茅「あ、海ちゃんは和服だ」
海「体育着持ってくんの忘れてたみたい……。代わりにもう1枚和服あったから着ちゃった」

 僕らは視線を海辺に移した。

木「烏間先生は?」
渚「不眠不休で指揮とってるよ」
磯「疲れも見せず、すごい人だな」
前「ああ見えて、ビッチ先生もすごい人だし」

 殺せんせーは今、海上に設置されている巨大爆弾の中にいる。

海「果たして成功するかなぁ」

 爆発音がとどろいた!

杉「爆発したぞっ‼」
木「殺ったか⁉」

 とはいえ、みんな結果はわかっていた。
 頭の上に、何かが乗るような感覚がした。

殺「みなさん。敵と戦い、ウィルスと戦い、本当によく頑張りました」

 そこにいたのは、殺せんせー。もうすっかりタコ型に戻っていた。

渚「おはようございます、殺せんせー」
倉「おっはー」
殺「おはようございます、みなさん」

 僕らは殺せんせーのことを、笑顔で出迎えた。

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

 夏休み編、終了! ここから大幅に飛ばします。えーっと、普久間島での最後の日とか、夏祭りの話、竹林の話も……。
 その前に、番外編ですね。リクがあった千速っ! それからAさん。私があなたのリクに答えてもよろしいかな??

565:凪海:2016/04/10(日) 22:30 ID:ySs

>>550

 キーンコーンカーンコーン

「あ、今何時?」

 私の問いかけに千葉が自分の腕時計を確認した。

「⁉ やばい、もうそろそろ朝のHRだ」

 え、ウソでしょ。
 私たちは大慌てで的と銃を片づけて校舎に急いだ。
 教室に滑りこむようにして入ると、クラスメイトは全員そろっていた。普段遅刻の常習犯であるカルマまでいた。

「あっれ〜、2人そろって遅刻とかなんかあったの〜?」

 カルマがにやにやしながら聞いてきたけど、私は「別に」と答えるだけにした。ここで何か余計なことを言ったらカルマだけでなく、そこでやはりにやにやしながら私たちを見ている中村まで参加してくるだろう。

「朝練してたんだ。でも、まだ殺せんせー来てないし、ぎりぎりセーフだろ?」

 千葉はそう言って私の横をすり抜けると、自分の席に座った。私も自分の席まで歩いていく。
 隣の席の岡島が私に聞いてきた。

「なぁなぁ、何かあったのかよ?」
「だから、別にって言ったじゃない」
「気になるなぁ」

 しつこいな。
 
 ガラガラ

「おはようございます、日直の人は号令を」

 殺せんせーが入ってきた。
 今日の日直は……茅野か。

「起立!」

 茅野の号令で私たちは立ち上がり、銃を手にした。
 でも、なんだか不思議。
 隣に千葉がいないってだけで、銃を持つ自分に違和感を感じる。
 どうしてだろう?

 休み時間になると、矢田が私を引っ張って廊下にでた。

「ちょっ、ストップ。矢田、止まって」

 私が声をあげると、矢田はぴたりと止まった。そのまま勢いでこちらを振り返った。

「どうしたのよ、凛香っ! 昨日のLINEでなんか変だなぁって思ってたけど、いきなり展開が急すぎない?」
「何の話よ……」

 私は矢田の言葉にあきれてしまった。

「……朝練って口実?」

 矢田が周りを気にして小声で聞いてくるもんだから、さらにあきれてしまった。

「朝練は本当のことよ。実際、さっきまでやってたし。気づいたら朝のHR前だったから慌てて教室に駆け込んだだけ」
「なぁんだ」

 いったい何を期待してるのよ。

「あ、そうだ矢田」
「だーかーらー! 私のことは桃花って呼んでって言ってるじゃない」
 
 私はその言葉を無視して続けた。

「昨日は、アドバイス。ありがとう」
「え? 何のこと?」
「ほら、自分に素直になれって言ってくれたじゃない。それ参考になった。だから、ありがと」

 すると矢田は嬉しそうに微笑んだ。

「お礼なんていいって」

 矢田は私の手を引っ張って教室に戻った。

 今日の体育の授業内容は射撃だった。

「まずは速水さん、やってみなさい」

 烏間先生に言われて、私は前に立った。
 深呼吸をして、的に狙いをしぼった。

 パン、パン、パンッ

 3度撃った弾は3回とも的に命中した。

「よし。次に千葉くん」
「はい」

 私はさがって千葉の射撃を見ていた。
 千葉の狙いは正確かつ、速かった。
 やっぱり、尊敬できるなぁ。

「おーい、はーやーみーちゃんっ」
「!」

 中村に後ろからいきなり抱きつかれて、私はかなりびっくりした。

「な、何よ、中村……」
「いやぁ、よく千葉のこと見てるなぁって思ってさ」
「そ、そんなことないわよ」
「どうかなぁ」

 うっ……。
 中村の表情が怪しくなっている。だいぶ離れたところでやっぱりカルマがにやにやしている。
 この2人、苦手……。

「そんなことより、ほら。中村。烏間先生に呼ばれてるよ。的当て、順番からいって次は中村でしょ」
「あ、ほんとだ。じゃ、行ってきまぁす」

 中村がスキップをしながら行ってしまった。
 はぁ、なんとか解放された。

566:凪海:2016/04/10(日) 22:57 ID:ySs

 やっぱ、茅野のプリン爆殺計画も飛ばそうかなぁ……。
 ちなみに今から書く物語(暗殺教室と同時進行ver.)はオリジナルです。
 あと、千速書いたから興味あったら読んでね! >>565

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

>>564

「デートの時間」
渚side

 夏休みも明けた、ある日の日曜日。僕は登校日でもないのに早起きをした。
 その理由っていうのが……。

先週の金曜日

海「ねぇ、渚」

 放課後、なんか物足りなくてみんなとしゃべりつつ、今後の暗殺をどうするべきか話し合っていると、海が僕に話しかけてきた。

渚「何?」
海「今度の日曜日、暇?」

 僕は少し考えた。

渚「暇だけど……」
海「じゃあ、午前10時。椚ヶ丘駅に来られる?」

 その言葉に、クラスメイトみんなだけでなく、僕までもが。

皆「ハァァァァァ⁉」

 となった。

カ「良かったじゃん、渚くん。デートだよ、デート」
渚「え、ちょっ。待ってよ、海。確かに暇だし、その時間は大丈夫だけど」

 カルマくんのからかいの言葉に僕は焦って海を見た。
 海は平然とした顔つきで。

海「そ、ならいいや。それじゃまた明後日。ばいばーい」

 海はそう言って帰った瞬間。

前「やべぇぞ、海」
岡「まさか渚にデートのお誘いとはな」
殺「ヌルフフフ、のぞかない手はありませんねぇ」
皆「って、おい。いつの間に‼」

 いつの間にか教室には殺せんせーがいた。

殺「これは小説のほうで新展開を望める気がします。楽しみですねぇ」
中「殺せんせーの言う通り! のぞかない手はないよっ‼」

 ゲ、ゲスすぎるよ、みんな……。

現在

 母さんは臨時で仕事が入ったって言ってたから、今日はいないんだよね。

テレビ「次のニュースです。8年ほど前から行方不明になっている如月家の長女……」

 テレビを消して、僕は身支度がほぼできたことを確認してから家の鍵と財布を持って外にでた。
 椚ヶ丘駅に着くと、すでに海は来ていた。まだ約束の時間までまだ10分はあるのに。

渚「早いね、海」
海「今来たところだよ」

 海は今日もやっぱり和服だった。道行く人々が海を見て感心していた。
 す、すごい目立ってる……。

海「この前、カエデと一緒に行った、とってもおいしいケーキのあるカフェ店があるんだ。そこに行こう」
渚「あ、うん」

 海の誘導で僕は歩きだした。なんとなく、視線を街路樹に向けると……。

 しゅばっ

 ⁉
 今、何か隠れた気が……。
 もしかしなくとも、みんな、だよね。

渚「ね、ねぇ海……」
海「渚、それやっぱり持ってきたね」
渚「え? あ、うん。どうしても持っていきたかったんだ。それに海だって、ヘアピンしてるし」
海「あはは、そうだね」

カ「なぁんか、並んでると付き合ってる感あるね」
茅「そうだね」
中「ねぇねぇ、カルマ。写真撮らない? あとで渚くんに見せつけるの」
カ「ナイス、アイディア中村さん」

 カルマと中村はスマホを手に、シャッターを切り続けた。

567:レモン:2016/04/10(日) 22:58 ID:ZRo

ねぇ、私も書いていいかな?
出来ればでいいんだけど……。

568:凪海:2016/04/10(日) 22:58 ID:T12

OKですよ〜( ̄∀ ̄)

569:凪海:2016/04/10(日) 23:48 ID:ySs

>>566

 かわいらしいカフェ店に着いた。

海「お昼まで時間あるけど、どうする? やっぱりレストランにでも行く?」

 僕はカフェ店に着いてから気づいた。そっか、これはデートじゃないんだ。目的は他にあるってことか。

海「渚?」
渚「あ、大丈夫だよここで」
海「そっか。なら入ろう」

 僕らがカフェ店に入ると、店員が明るい声で「いらっしゃいませー」と言った。

店「何名様ですか?」
海「2人です」
店「どの席にいたしましょう?」
海「えーっと、テラス席空いてますか」
店「はい」

 テラスに移動して、僕らはそこの一番端の席に座った。

店「ごゆっくりどうぞ」

 海は早速メニュー表を見ていた。

海「この前のプリン爆殺計画、おしかったなぁ。でも、結果的にプリン食べられたし、いっか」
渚「そうだね」

 海はメニューを見て、やがて満足したようにうなずくと僕に渡した。

海「ここのショートケーキは絶品でさ、でも今日は違うのにしよっかなぁ」
渚「海は甘い物好きだね。なんか、殺せんせーみたい」

 あれ?
 何気なく口にしただけなのに、海が驚いたような顔をしている。

渚「海?」
海「え、あ、なんでもないよ。うーん、殺せんせーと一緒にされるのは嫌だなぁ。だって私、人間だし」

 あはは。

店「注文はお決まりですか?」
海「渚、平気?」
渚「うん。決まった」
海「じゃあ、えーっとこのチョコパフェとアップルティお願いします」
渚「僕はミルクティで」
店「かしこまりました」

 店員が去っていくと、海はメニュー表をたてかけた。
 そのとき、袖の内側――というか、腕が見えたんだけど。

渚「海。それ、どうしたの?」
海「え?」
渚「ほらそこ、怪我でもしたの?」
海「⁉」

 海は慌てて袖を引っ張りその傷を隠した。
 そう、傷だった。けっこう長めの線が数本入っていたんだ。

海「これは……、小さい頃にちょっとあってね」
渚「そうなんだ」

 聞いちゃいけなかったかな。
 話題、変えよう。

渚「それにしてもびっくりしたよ、海。まさかあの時の……ジャンヌだっただなんて」
海「懐かしいなぁ、その名前」
渚「今思うと、海って名前にも納得だよ。だって海さ、『名前を知っちゃうと愛着が湧いちゃうから互いに偽名を名乗ろう』って言ったから」
海「潮田渚。たしかに、海っぽい名前だよね」

 そう、僕は海の前で「僕は海って名乗るよ」って言ったとき、とても彼女は驚いていた。そのとき、僕は不思議がるしかなかったんだけど、今思えば本名がそれの人に同じ名前を名乗ったんだから、変な話だ。

渚「そうだ、海。これ返すよ」

 僕は頭の上に手をやって、それをはずした。 
 そう、3年前に海が再開の印に僕にくれた物。それは帽子だった。

海「いや、持ってていいよ」
渚「でも、なんか悪いし……」
海「それは特注品なんだ。だから、渚に持っていてほしい」
渚「それじゃあますます……」
海「いいからいいから」

 海はそう言って自分の頭に手をやった。

海「その代わり、このヘアピン。もらってもいいかな?」
渚「あ、うん。いいよ」

 このデートの本来の目的。

渚「海、あのときはありがとう。僕を助けてくれて」
海「うん? ああ、3年前のね。別に気にしなくていいよ。そんなことよりさ、渚。真剣な話。私に聞きたいことがあったんじゃないの?」

 店員さんがパフェと紅茶を置きに来た。海はさりげなく「ありがとうございます」とお礼を言ってから、パフェにぱくついた。

海「う〜ん、やっぱおいしいなぁ……。今度もう1度カエデと来よっかなぁ」

 僕は視線をそっと店内に向けた。
 ちょうど茅野が海とまったく同じ商品を食べているところだった。
 ここにいるよ、茅野は。

渚「聞きたいことは、特にないよ。ただ、お礼を言いたかったんだ」
海「あ、そうなの? ……もぐもぐ」

 って、もう完食しそうじゃん。
 僕は驚きあきれる思いでそれを見つめた。

渚「あえて質問があるといったら、ちょっと1つだけ」
海「うん?」

 僕は深呼吸を1つした。

渚「海はどうして、殺し屋になったの?」

 瞬間、海は殺し屋の目になった。

570:凪海:2016/04/11(月) 00:06 ID:ySs

>>569

 僕は少し怖気づいた。でも、これだけは聞いておかなきゃいけない。
 きっと僕らがあった3年前。あのときからすでに海は、殺し屋だったんだから。

渚「海、どうして君は殺し屋になったの?」
海「聞きたいの? それ。どうしても」

 僕は真剣な目をしてうなずいた。海は紅茶を一口飲むと、口を開いた。

海「人間、誰しもそうなりたいと願うための、それ相応の理由がある」

 不思議な言葉から、海は始めた。

海「野球選手のプレイにあこがれて、少年はプロ野球選手を目指す。親の背中を見て、自分もそうなりたいと願う。またはポジティブな理由ではなく、ネガティブな理由である場合もあるんだ。私にだって、それなりの理由があり、殺し屋になった」

 そして、紅茶をもう一杯飲んだ。

海「渚、私が殺し屋になった理由はね。至極簡単なんだ。私が殺し屋になった理由、それは……

















































殺し屋を殺すため、なんだよ」

 え?

571:凪海:2016/04/11(月) 01:08 ID:jc.

寺坂、昨日は誕生日おめでとう
🎈🎉 おめでとー 🎉🎈
  ✨\(^∇^)/✨ 

    ⭐ ⭐ ⭐  
    ┃  ┃  ┃   
╭🎂━━━━━━━━━🎂╮
┃ 🍓 🍓 🍓 🍓 🍓 ┃
🎂━━━━━━━━━━━🎂

572:魔女 ゆかにゃん:2016/04/11(月) 06:29 ID:k/k

私は呼びタメオッケーですよ。
それより1日でここまで書けるなんて凄いです!

573:魔女 ゆかにゃん:2016/04/11(月) 06:29 ID:k/k

千速ありがとうございます。

574:レモン:2016/04/11(月) 16:44 ID:ZRo

ありがとう!
じゃあさっそく……(=^・^=)

注意
・渚カエで、渚くんがヤンデレです……。
・ちょこっと描写があります。(R15位?)

などなど……。
それらを踏まえたうえでご覧ください……<m(__)m>

575:玲 ce12:2016/04/11(月) 16:58 ID:emg

見たい見たい渚カエ
ヤンデレ見たい見たい!!

レモンさんいきなりごめんなさい!
呼びタメ口でいいかな??
女だけど自分のこと僕って言う人です
あと私のこと呼びタメ口タメ口いいよ!

楽しみにしているよ!!

576:レモン:2016/04/11(月) 17:19 ID:ZRo

桜の舞う季節、春。

多くの学校で入学式が行われる今日この日。

それは、茅野カエデ……もとい、雪村あかりが入学する高校も例外ではなかった。

中学卒業と芸能界復帰を機に、緑髪から黒髪へと戻した彼女は、その滲み出るような色気に周囲の男の目を引き付けていた。

入学式が終わり、下駄箱のふたを開けると……。

―ドサドサッ!

男子からのラブレターの山が落ちた。

当然、周囲はそんな彼女に注目する。

しかし、あかり本人はそれどころではないといった様子で急いでそれらを鞄に詰め込むと、昇降口を飛び出した。

校門に誰かが寄り掛かっている。

女の子の様な中世的な容姿、短い水色の髪の毛。

「渚っ!」

あかりが声をかけると、渚も嬉しそうな笑みを浮かべる。

「茅野。久しぶり」

「うんっ!久しぶりだね!」

新しい学校はどうだ、新しいドラマの撮影は―。

そんな会話を続けながら、あかりは渚の家に来ていた。

この先忙しくなりそうでしばらく会えないかもしれないからという理由で一緒にあかりが出演しているドラマを見る……という事になったのだ。

彼らは別に付き合っているわけでは無い。

お互いに抱いている淡い恋心を伝えられないでいる。

両片思いというやつだ。

577:玲 ce12:2016/04/11(月) 17:24 ID:emg

あーーーーーーーーーーー
渚あかダワーーーーーいいよいいよいいよ
やばいなー僕がやばくなりそうだなーーー
よすぎるよ
レモンさんありがとうございます!!!
はじめっから面白い!!

578:レモン:2016/04/11(月) 17:51 ID:ZRo

ただ、それほど大切な存在なのだ。

あかりにとって渚が。

渚にとってあかりが。

渚は、自分の隣でソファーに座っているあかりを見た。

あかりはテレビを真剣に見ながら

「ここ、もっと溜めた方が……」

などとつぶやいている。

20分後―。

少し休憩しようと渚が冷蔵庫に入っているプリンを取りに腰を浮かせた。

すると、あかりの鞄に躓いてしまった。

少しファスナーが開いていた様で、鞄の中身が散らばっていた。

「ご、ごめん茅野……」

そう言いながら、その中身に視線を落とした渚は目を見開いた。

白いものや青色のものなど、様々であったが、封筒の中身は統一されているのかと思うほどほとんど同じだった。

『好きです』『付き合って下さい』

そんな言葉たちが並べられている。

気まずい沈黙が流れる。

「茅野、これって……?」

「……うん、想ってくれてる人たちがいるの。私を」

579:レモン:2016/04/11(月) 17:52 ID:ZRo

玲)ありがとー(^O^)/

580:玲 ce12:2016/04/11(月) 18:01 ID:emg

やばい気になる気になる

581:レモン:2016/04/11(月) 18:04 ID:ZRo

渚side

『想ってくれている人たちがいる』

その一言で、僕の中の何かが切れた。

気が付いたらあかりを押し倒していた。

あかりは少し痛そうにしている。

焦点が合わない、トロンとした瞳で僕を見つめてくる。

「なぎさ……?」

「黙って」

自分の声とは思えないほど低く冷たい声色だった。

あかりはビクッとして縮こまっている。

僕はあかりを抱きかかえると、自室に連れて行った。

ベッドの上に放り投げる。

「なっ、何……!?」

怯えた声だった。

しかし僕は構わずにあかりに覆いかぶさると、自分のネクタイを外した。

それで、あかりの手首を縛る。

震えている体を抱きしめるようにして耳元でささやいた。

「茅野……君のハジメテを僕に頂戴?」

582:レモン:2016/04/11(月) 18:05 ID:ZRo

玲)遅くなってごめん!
 もちろん呼び捨て&タメ口OKだよ☆

583:玲 ce12:2016/04/11(月) 18:09 ID:emg

ありがとうレモン!!
あとめちゃくちゃ興奮するよー!!
続きガーーーーー気になって仕方ない!!
やばい今日たくさん渚カエ呼んだり書いたり見たりしたせいで僕鼻血でそうー

584:レモン:2016/04/11(月) 18:20 ID:ZRo

あかりside

な、何が……起こったの?

急に渚が私を……。

しかも、ハジメテを頂戴だなんて。

私はそっと渚の目を見つめた。

あの時の目だ。

中3の冬、渚が私を殺してくれた時の―……。

って、そんなことを暢気に考えている場合じゃなかった!!

「茅野……」

今とは仇名になってしまった私の名前を呼びながら渚は私のブレザーに手をかける。

「な、なぎ……」

口に口をつけられた。

するりと舌が入ってくる。

唾液が絡まる水音……。

渚は荒々しく私のワイシャツのボタンを外した。

「なぎさっ……!」

スカートにも手をかける。

ホックをはずし、ファスナーをゆっくりと下ろしていく。

渚は私のスカートを放り投げた。

手を縛っているため、シャツを完全に脱ぐことはできない。

でも、渚にはそれで十分だった。

585:レモン:2016/04/11(月) 18:21 ID:ZRo

玲)頑張るね!

586:レモン:2016/04/11(月) 18:22 ID:ZRo

ヤバイ、親が帰ってきたからまた明日書くね!

587:玲 ce12:2016/04/11(月) 18:24 ID:emg

うん
あと明日は見れないかもけど
楽しみにしているね

見れないのは親が問題

588:凪海:2016/04/11(月) 19:01 ID:jc.

タダィマ☆(*>ω<*)ゞ
少ししたら小説更新しまぁす!!

589:凪海:2016/04/11(月) 20:04 ID:ySs

 まずは千速の続きといきますか。

>>565

 授業が終わると、また中村が私のところへやってきた。

「ねぇねぇ、最近速水ちゃんったら、千葉のことよく見てるよねぇ」

 またその話か。

「別にそんなことない」
「あっやしいなぁ」

 いい加減うんざりしてくるんだけど……。
 でも、ここで何か余計なことを言いだしたら、中村の思うツボ、か。
 ここはあえて何も言わずに違う話題にしよう。

「ねぇ、中村」
「なになに?」
「英語で分からないところがあるから、あとで教えて」
「えー、千葉に教わればいいじゃん?」

 なんで千葉の名前が……。
 それに、クラスで1番英語ができるのは中村でしょ。千葉はどっちかっていうと、数学……かな。

「おやおやぁ、沈黙ってことは千葉に教わりたいってことかなぁ?」
「だから、そんなんじゃないってば」

 私はちょっと声を荒らげてしまった。まずい、これは私の悪い癖だ。そんなに怒ってはいないんだけど、毎回怒るような口調で言ってしまう。中村が気にしてないといいんだけど……。
 けれど、私の心配をよそに。中村は相変わらずにやにやしっぱなし。ゲスいことを考えている証拠だ。

「ま、いいや。それじゃ私はこれで」

 いったい、中村は何をしたいのやら。
 私はあきれるばかりだった。

 放課後。私は帰らずに狙撃の練習をしようかと思って外に出ると、そこには渚がいた。

「あれ、速水さん」
「渚」
「すごいね、速水さんも千葉くんも。今日の体育、狙撃の点数めっちゃ高かったじゃん」
「ありがと」

 渚はなんていうか、不思議な奴。その場にいるだけで空気をなごませてるっていうか、私みたいにあまり話すことが苦手な人にも積極的に話しかけてくれるし。いつだったか岡野が「渚は口が堅い」と言っていたっけ。
 だったら、彼になら相談できるかもしれない。

「ねぇ、渚」
「うん?」

 渚は不思議そうな顔を私に向けてきた。

「ちょっと相談があるんだけど、時間ある?」
「あるけど……」

 そう言って、私の顔をまじまじと見つめてきた。

「な、何よ……」
「いや、ここでは話しにくいことなのかなぁって思って。なんだったら、裏山で話す?」

 私はほっとした。
 こういう気づかいをしてくれるから、渚は相談役にちょうどいい。

「うん、そうする」

 私たちは裏山へと向かった。

590:凪海:2016/04/11(月) 20:26 ID:ySs

>>570

 海の口から出てきた言葉、それは「殺し屋を殺すために殺し屋になった」という事実だった。
 僕はしばし茫然としてしまった。

渚「殺し屋を、殺すため?」
海「そう」

 海はそう言ってまた紅茶を飲んだ。

渚「じゃ、じゃあさ。海がこのクラスに来たのって、殺し屋が集まってくるからなの? それかあるいは、殺し屋となった僕らを、殺すため?」

 僕の声は震えていた。
 海の目が、怖かったから? それとも、その事実に怯えたから?
 きっと、どちらも違うのだろう。

海「そんなわけあるか。私は私自身の目的を果たすためにこのクラスに来たんだ」
渚「目的って?」
海「それはまだ言えない」

 海はにっこり微笑んだ。
 さっきまでの異様なオーラが一瞬で吹き飛んでしまうほどの、微笑みだった。

海「それにさ、渚。私が一度としてあなたたちに殺意を向けたことがある? まぁ、転校初日のカイの事件は別として」

 言われてみれば、そんなことは一度としてなかった。
 それに、よく考えてみれば海は常に周りを気にする子だった。
 例えば、鷹岡先生が体育の授業中に勝負を仕掛けて僕が勝ったとき。鷹岡先生は怒って僕に襲いかかろうとしたけれど、海は彼に向かって飛び蹴りをくらわせて僕を助けてくれた。
 普久間島でクラスメイトの一部がウィルスに感染していたとき、誰よりも怒りをあらわにしていたのは海だった。
 他にも、仲間を守るためにあらゆる言葉を投げかけ、あらゆる働きをしていた。

渚「まさか、海が殺し屋になった理由はあの涙と関係あるの?」
海「涙?」

 普久間殿上ホテルで、僕が鷹岡先生に抱いちゃいけない殺意を抱いたとき、海が僕に「復讐から生まれる殺しは、相手が憎いと思って生まれる殺意は、決していい結果を残してくれない」と泣きながら叫んでいた。

海「あー、あのことね……」

 海は思案にくれているようだった。話そうか、どうしようかという、そういう顔をしていた。

海「ちょっと、あるかもね。実際、相手が憎いと思って生まれた殺意って、どうしようもなく空しい(むなしい)だけなんだよ」

 海は急に立ち上がった。

海「ごめんね、渚。ちょっとこの話は重かったかな。せっかくの晴れの日なのに、気分を沈めちゃったよね」
渚「え、あ、いや。そんなことないよ。今日は誘ってくれて感謝してるよ。あの日のお礼も言えなかったし」
海「アハハ。あ、そうだ。渚。これだけは教えておかないと分が悪いかも」
渚「え?」

 僕が不思議に思っていると、海は、僕の耳もとにそっと自分の顔を近づけてきた。

591:あやや◆dA:2016/04/11(月) 20:27 ID:eyU

楽しみ…♪

592:あやや◆dA:2016/04/11(月) 20:29 ID:eyU

千速も楽しみだよー!

593:凪海:2016/04/11(月) 20:30 ID:jc.

┏○)) アザ━━━━━━━━ス!
あややありがとう!!

594:葉月 美桜:2016/04/11(月) 20:46 ID:Jqw

凪海
続き楽しみにしてるよ!

595:凪海:2016/04/11(月) 20:51 ID:jc.

美桜も((^o^))ァリガトォ♪

596:凪海:2016/04/11(月) 22:16 ID:jc.

Aさんおられる??

597:凪海:2016/04/11(月) 22:47 ID:jc.

Aさんのリク、私が答えてもよろしい??

598:レモン:2016/04/12(火) 17:26 ID:ZRo

ブラジャーの中に手を入れ、小さなふくらみを撫でる。

思わずビクッとなってしまった。

渚は、そんな私の反応が気に入ったのかニコリと黒い笑みを浮かべる。

……どうしよう、何か私まで変な気分になってきた。

「茅野」

「渚ぁ……」

「いい?」

「何がぁ……」

下半身に違和感を感じると、渚は下にまで手を伸ばしていた。

「っ……!だっ…め……!!」

ささやかな抵抗として、私は手首を縛られたまま体を丸めた。

しかし、渚は腕を無理やり剥がすと私の首筋に顔をうずめた。

「っ……!」

怖い。

私が抱いた感情。

でも、渚はそれに気付く余地もない。

599:レモン:2016/04/12(火) 17:31 ID:ZRo

渚は私の首筋に犬歯を立てた。

そしてそのまま吸い付く。

首、二の腕、胸、太ももの内側……。

沢山の箇所に唇の感触がする。


そのあとは覚えていない。

滲んだ記憶の中にあるのは、腰に感じる鋭い痛みと熱。

それから、混ざり合う熱い吐息だけだった。

600:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/12(火) 17:37 ID:p/I

600おめー!

601:レモン:2016/04/12(火) 17:44 ID:ZRo

オメデトウ!
これからもよろしく(^O^)/

602:レモン:2016/04/12(火) 18:29 ID:ZRo

それからどれほどの時間眠っていたんだろう。

そっと目を開けると、カーテンの隙間から光が差し込んでいた。

朝だ。そう思った。

「起きた?」

聞きなれた声が響く。

「渚……」

まだ脳が覚醒し切っていないため、頭がボーっとする。

渚の方を向くために体を動かしたときに走る腰の激痛と、素肌にあたる布団の感触に全てを思い出した。

途端に顔が熱くなる。

「思い出した?」

くすっと笑いながら渚は私の事を抱き締めた。

ちなみに、渚も私と同じく裸身だ。

私の自由を奪っていたネクタイは取られ、上下それぞれの下着とワイシャツも無かった。

「ごめんね……」

私の髪の毛を左手で空きながら、渚は呟く。

私は何も答えなかった。

渚は独り言のように続ける。

「痛かったよね……?手を縛ってまで無理やりやって。茅野だって大切にしたかったのにね……」

私は何も言わない。

「僕ね、茅野が好きだよ」

「えっ!?」

しまった……。

何も言わないと決めていたのに。

渚が変なこと言うからだ!

「今まで気づいてなかったの?僕、ずっと前から茅野が好きなんだよ?」

さもおかしそうに言う彼が憎らしい。

でも、今はそれよりも……。

「そう……」

それだけを言うと、私は目をぎゅっと瞑った。

せっかく渚が言ってくれたんだ!

ずっとずっと好きだった渚が……。

行け!あかり!!

「渚……」

―大好きだよ。

そう言った時の渚の笑顔は忘れない。

603:レモン:2016/04/12(火) 18:36 ID:ZRo

たまたまその日は一日中オフだったあかりと渚は、その夜、浜辺に来ていた。

二人きりで。

海のすぐそばに腰を下ろす。

「あかり、体は平気?」

あれから、渚は『あかり』と呼ぶようになった。

心配そうな顔で尋ねる渚を見て、あかりは答える。

「うん。もう大丈夫」

そもそも、本当の本当に初めてだったのに、渚があの後2回戦までいくからだ。

とあかりは思う。

「綺麗だね」

渚が言う。

「綺麗だね」

あかりが言う。

渚はそっとあかりに唇を寄せた。

リップ音の一つも立てないで離れていく。

604:玲 ce12:2016/04/12(火) 18:37 ID:emg

レモンありがとうーーーーーー
神神神神!!!!!!!!

605:レモン:2016/04/12(火) 18:54 ID:ZRo

そんな二人の頭上を、流れ星が通り過ぎる。

「見て!流れ星!」

「ホントだね!」

子供みたいに無邪気にはしゃぐあかりが渚の瞳に映っている。

渚は、静かに流れ星に祈った。



―どうか、この先永遠にあかりと一緒に居られますように。

もし、この先どんな苦しみに君が遭おうと、

その時は、必ず僕が君の支えになるから……。


あかりは目を閉じて流れ星に祈った。



―どうか、この先ずっと渚と離ればなれになりませんように。

もし、あなたがどんなに大きい悲しみに押し潰されようと、

その時は私の命を差し出してでもあなたを助けるから……。


桜の季節、紺色の夜空、クリーム色の月……。

全てが愛おしかった。

キミになら、何をされてもいい。

たとえ殺されてもいい。

死とはどういう事か、殺すとはどういう事か、あの三日月の犯人に教わったから。



今、一つの夜が終わり、新しい永遠が始まろうとしていた―……。


END

606:レモン:2016/04/12(火) 18:55 ID:ZRo

玲)気に言って貰えてよかったよ!

607:レモン:2016/04/12(火) 18:56 ID:ZRo

ごめん!

上誤字……。

気に入ってでした<m(__)m>

608:あやや◆dA:2016/04/12(火) 18:58 ID:eyU

ちょ、渚と茅野まさかあれをっ…!?

609:玲 ce12:2016/04/12(火) 18:59 ID:emg

いいじゃんいいじゃないか!!
レモンありがたき幸せだ幸せだ!!

610:あやや◆dA:2016/04/12(火) 19:00 ID:eyU

ね!考えたんだけど、このメンバーで
専スレ作らない!?

611:葉月 美桜:2016/04/12(火) 19:04 ID:Jqw

あやや、いいねー!
例えばどんなスレ?

612:あやや◆dA:2016/04/12(火) 19:06 ID:eyU

どんなとは(?_?)

613:玲 ce12:2016/04/12(火) 19:16 ID:emg

面白そうだねー
賛成

614:葉月 美桜:2016/04/12(火) 19:22 ID:Jqw

あやや
えーと…どういうの書くのかーとか、二次創作なのか仲良し・交流(?)なのか…とか?

615:あやや◆dA:2016/04/12(火) 19:26 ID:eyU

交流・仲良しで作りたいな!

暗殺教室以外の事も話してOKって事で!

616:みゆき:2016/04/12(火) 19:32 ID:g/M

私も入りたい(・ω・)ジー
ダメ?

617:あやや◆dA:2016/04/12(火) 19:35 ID:eyU

いーよ!

じゃ、入りたい人、挙手を!

618:レモン:2016/04/12(火) 19:45 ID:ZRo

はーい!!(^O^)/

619:みゆき:2016/04/12(火) 19:46 ID:g/M

はいっ!!!!!!!!!(ビシッ

620:葉月 美桜:2016/04/12(火) 20:01 ID:Jqw

はーい!
はいりたーい!

交流・仲良しだったね…!ごめん…違った(笑)
下手したら、すぐ終わったりしそうだねー!
すっごい楽しみなんだな♪

621:玲 ce12:2016/04/12(火) 20:07 ID:emg

遅れたけどいいかな?

622:かめ♪:2016/04/12(火) 20:23 ID:Qvk

881059に帰ってきたかめ♪です。また、小説を書こうと思います。別のスレの方も宜しくお願いします。

ついでに、851059 の意味がわかる方いますかね?

623:あやや◆dA:2016/04/12(火) 20:25 ID:eyU

わかんなーいw

かめ♪も入る?

624:凪海:2016/04/12(火) 20:41 ID:u6U

あやや、私も入りたいです!!

625:鈴原 杏莉◆jS.:2016/04/12(火) 20:43 ID:iFg

あやや
塾から帰ってきて見るの遅れたけど、私も専スレ入っていい?

626:かめ♪:2016/04/12(火) 20:50 ID:Qvk

あやや)な、なにに?

627:あやや◆dA:2016/04/12(火) 21:01 ID:eyU

みんないいよー!!

かめ♪)あのね、このメンバーで専スレたてるから、かめ♪も入る?

628:玲 ce12:2016/04/12(火) 21:02 ID:emg

ありがとうあやや!!

629:あやや◆dA:2016/04/12(火) 21:03 ID:eyU

今集まってる専スレメンバー!

あやや(私)
みゆき
レモン
みゆ
れいれい
凪海
杏莉

630:玲 ce12:2016/04/12(火) 21:12 ID:emg

明日朝練だから僕今から寝るね!
おやすみー

631:凪海:2016/04/12(火) 21:14 ID:u6U

玲、ヾ(*´・ω・`*)おやすみなさぁ〜ぃ

あやや、専スレ参加させてくれて((^o^))ァリガトォ♪
どこに行けばよろしい??

632:あやや◆dA:2016/04/12(火) 21:27 ID:eyU

かめ♪も入れていいかな?

633:凪海:2016/04/12(火) 21:30 ID:ySs

 今日は思いのほか、スレッドにたくさん人が来てくれたから感激してる(;''∀'')
 それと、部活の勧誘のほうも! 30人くらい来たよぉ‼
 では、更新‼

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼
>>589

 裏山に着くと、渚は木の下で腰を落ち着かせた。私もその隣に座った。

「で、何の相談?」
「渚はさ、自分に自信がなかったときってある?」

 渚は目をぱちくりさせた。それから悩むように「うーん」と唸ったあと、

「そんなのいつもだよ。その点、速水さんは本当にすごいと思うよ」
「渚の方がすごいよ」
「え、そうかな」

 私はうなずいた。
 例えば、鷹岡先生と戦ったとき。本気で本物のナイフを振れるなんて普通はできないことだ。このクラスで一番暗殺者として有能な人は渚だ。普段はおとなしい、どちらかというとあまり目立ちそうにない人なのに。

「僕はさ、このクラスに来たときから自信なんてなかったよ」
「それはみんなも同じでしょ」
「ははは」

 渚が空を仰いだから、私もなんとなく隣で空を仰いでみた。
 きれいな空だったけど、なんか「きれい」の一言で片づけられる空だった。
 今朝見た空とは、全然違う気がする。

「私、となりに信頼できる奴がいないだけで、射撃の結果が悪い気がするんだよね」
「その人って千葉くん?」

 ⁉
 私は驚いて渚を見た。

「なんでわかんの?」
「だって、いつも一緒にいるでしょ。良いコンビだよね」

 渚は立ち上がった。

「僕から言わせてもらうと、それは気の持ちようの問題なんじゃないかなぁって思うけど……。きっとそんな一言で片付くほど、軽い話ではないんだろうね」

 私はそのとき、渚はすごい奴だと思った。
 人が気づきそうにないところまでちゃんとフォローしている。岡野が渚を信頼している理由、分かった気がした。

「渚、ありがと。すっきりした」
「え、こんなんで大丈夫なの? 僕、大したこと言ってない」
「ううん。話しただけで、だいぶ楽になった」

 私は立ち上がる。渚はにこりと笑った。

「なら良かった」
「それじゃあね、渚」
「うん、また明日」

 私たちは別れた。
 さて、このあとどうしようかな。射撃の練習しようと思ってたんだけど……。でも、1日サボったら腕落ちそうだな。

「速水」

 声をかけられてそちらの方を向くと、そこには……

「千葉……」

 千葉がいた。

634:あやや◆dA:2016/04/12(火) 21:32 ID:eyU

たてたよ!みたらわかるから!
みゆの名前、ひらがなにしちゃった
(笑)

635:凪海:2016/04/12(火) 21:34 ID:u6U

あやや
行ったぜ( ̄^ ̄ゞ
ありがとです(●´艸`)

636:凪海:2016/04/12(火) 21:57 ID:ySs

>>590

 テラス席の様子を見ていたカルマたちは、いきなりの海の行動に唖然とした。

中「やばやばっ! あれどう見たってキスしてんでしょっ!」
カ「ははっ。海やるねぇ」

 カルマは笑いながらスマホを2人に向けてかざして、パシャリと写メを撮った。

殺「ヌルフフフ。みなさんも見習ってください。それにしても海さん、大胆ですねぇ」

 殺せんせーはメモ帳にペンを走らせていた。
 茅野はポカンと口を開けたままだった。


 え?

渚「ちょ、海。それって」
海「さぁね。あとは自分で考えてください」

 海は僕に向かって笑いかけると、お金を置いた。

海「私、このあと予定あるから行くね。お金はここに置いてくから。それじゃ、また明日」

 海は立ち上がって僕に背を向けて店内に入っていった。僕は慌ててその背中を追いかけた。

渚「海っ‼」

 僕が追いかけて声をかけても、海は止まらなかった。そのまま彼女は外へ出ていく。
 ここで呼び止めても、きっと彼女は振り返らないのだろう。そう思いながら僕は海を見ていた。

渚「うっ」

 急に視界がまぶしくなった。
 海のうなじ、光ってる?
 そう思ったときには光は消えていた。
 なんだ、気のせいか。

中「なーぎっさくんっ!」

 声をかけられて振り向くと、そこには中村さんとカルマくん、茅野、殺せんせーがいた。

渚「中村さんたち、やっぱりいたんだね……」
カ「見て見て、渚くん」

 カルマくんが僕にスマホを見せつけてきた。
 その、画像は……。

渚「なっ!」

 僕は赤面をした。

中「へへん、ベストショットだよねぇ。LINEで拡散しちゃったよぉ」
渚「ちょっ、なんでそんなアングルで撮るのさっ!」

 これじゃあキスしてるみたいじゃんっ!

カ「いやぁ、渚くんもスミに置けないね。まさか海が渚くんにキスするとは思わなかったけど」
渚「ち、違うってばっ!」

 なんでそうなるのさっ‼
 茅野はこっち見てるだけで、何にも言わないしっ‼

殺「ヌルフフフ。すでにLINEでは大盛り上がりのようですねぇ」

 殺せんせーの言う通りだった。
 すでに既読はクラスメイトほぼ全員で、前原くんや岡島くんが「やばい、やばい」と言っている……。

渚「だ、だから違うのに……」
中「えー、何が違うのよ。そぉんなに顔真っ赤にさせちゃって」
渚「こ、これは夕日のせいでっ!」
カ「まだお昼だけど?」
渚「………」

 駄目だ、これ以上言っては。
 
殺「ヌルフフフ。これは学校に帰ったら小説を書かなくてはいけませんねぇ……」

 そう言ってマッハで飛んでいった。
 僕は茅野に助けを求めた。

渚「か、茅野……」
茅「さーて、残りのパフェ食べちゃおうっと」

 茅野は店にさっさと戻っていく。
 中村さんとカルマくんはにやにやしながら、

中「まぁ、諦めなって」
カ「そうそう。いくら俺たちに弁明してもキスしたことに変わりはないしね」

 ど、どうしよう……。
 明日の学校で、みんなにからかわれるのが目に見えてる……。

637:あやや◆dA:2016/04/12(火) 22:08 ID:eyU

か…茅野……

638:みゆき:2016/04/12(火) 22:13 ID:g/M

あややぁ
どこのスレかわかんないから名前教えて(涙)

639:凪海:2016/04/12(火) 22:20 ID:u6U

みゆき)交流・仲良しのところにあるよん(*^^)v

640:A :2016/04/12(火) 22:45 ID:0IU

私も交流・仲良しには入りたいです…
最近やれなくてごめんなさい(>_<)
取り上げられていたので…
あとリクの事は誰が答えてくれても良いですから(^。^)

641:凪海:2016/04/12(火) 22:49 ID:u6U

>>640
私が答えちゃダメかなぁ。
だいぶ先になるけど^^;

642:A :2016/04/12(火) 22:52 ID:0IU

良いですよ凧海さん

643:凪海:2016/04/12(火) 22:57 ID:u6U

┏○)) アザ━━━━━━━━ス!

644:あやや◆dA:2016/04/12(火) 23:15 ID:eyU

A)いいよ!スレ名にAの名前は入ってないけど入って!

645:みゆき:2016/04/12(火) 23:19 ID:g/M

凪海 ありがとう!

646:凪海<偽者>mow:2016/04/12(火) 23:43 ID:UX.

今日はこれでおしまいにするつもりだったけど、もうちっと書こうかなぁ。

647:凪海:2016/04/12(火) 23:45 ID:UX.

ひし形つけたら<偽物>ってでてきた(´;ω;`)
トリップだっけ? どうやってつけるの〜??
誰か教えて!!

648:凪海:2016/04/13(水) 02:09 ID:ySs

>>636

 僕は家に帰る最中、海とLINEのやり取りをした。

渚「クラスLINEに出回ってるんだけど……」
海「あー、あれね。別に気にしなくていいんじゃない?」

 海は自由すぎるなぁ。
 明日からの学校で中村さんやカルマくんにからかわれるのは目に見えているというのに。

渚「それで、さっきのあれ。どういう意味?」
海「そのまんまだよ。そんなことより、コンビニに立ち寄ったら? 面白いもの見つけた」

 コンビニ?
 僕はちょうど近くにコンビニを見つけたから、そこに入った。

海「雑誌の棚。情報誌とか週刊誌があるあたり」

 僕は海に言われたとおりにそこに行った。
 そこで、見つけた。

渚「え⁉」

次の日

 学校に走りこむと、クラッカーが飛んできた。

渚「うわぁっ‼」
中「おっめでとー‼」

 中村さんがさらに僕にクラッカーを飛ばしてきた。
 か、火薬くさい……。

海「おっはよ……って何? 超ケムいんだけど」
中「あらら〜、渚くん。彼女来たよ、彼女」
渚「だから違うってば!」

 あー、言わんこっちゃない。
 僕は海を見たけど、海は普通に僕らをスルーして席に着いた。

中「なぁんかフツーだね」
前「ホント」
カ「付き合ってるってバレバレなのにね」
渚「だから違うってば……」
海「ねぇ、渚」
中「そら来た、ご指名」

 海はカバンを持ちながら教卓にバサバサと何かを落とした。

海「私が言ったあれ、見た?」
渚「あ! うん、見た」
中「何よ、あれって」

 僕が言う前に、海が中村さんたちに教卓に落とした何か――雑誌を見せた。

磯「なんだ、これ」
片「情報誌?」
海「付箋貼ってあんでしょ」
原「これね」

 原さんが開けると、そこには!

649:凪海:2016/04/13(水) 02:44 ID:ySs

>>633

「まだ残ってたんだ」
「ああ」

 な、なんか気まずい。

「これから自主練か?」
「え、まぁそんなとこ……」

 私は千葉の近くを通り過ぎようとした。
 瞬間、思い切り腕をつかまれた。
 ちょっと、痛かった。

「何、千葉……」
「さっき、渚と裏山に行ったろ」
「うん」

 私は自分の腕を見て、

「千葉、痛い」

 と言った。
 すると彼は「悪い」と言って慌てて手を放した。私はつかまれた腕をぼんやりと見つめた。

「それがどうかしたの?」
「何を話してたんだ」

 どうしてそんなことを聞くんだろう。

「別に。千葉には関係のないことだから」

 そう言ってからハッとした。
 まずい、こんな言い方じゃ傷つけちゃう。
 また、私は……。

「そうか」

 千葉は普通だった。

「ごめんっ!」

 私は急いで謝ると、居ても立っても居られなくて校舎でカバンを手に取ると走って帰った。
 ごめん、千葉……。

650:魔女 ゆかにゃん:2016/04/13(水) 15:22 ID:k/k

どうやって1日でこんなに書けるんですか?

651:レモン:2016/04/13(水) 17:32 ID:ZRo

another story


渚に支えられながら、あかりは脱衣所に来ていた。

ふっと鏡を見る。

すると、自分の身体のあちこちに赤い斑点があることに気付いた。

「えっ!?……な、なぎさ。これ、何?」

あかりが尋ねると、渚はニコリと笑い、

「キスマークだよ」

と悪びれもなく答えた。

途端にあかりの顔は真っ赤に茹で上がる。

それを見て、渚は、自分に男としての欲求が産まれるのを感じた。

「あかり、可愛い……」

そして、あかりの谷間に顔をうずめ、強く吸い上げる。

「〜っ!!」

声にならない悲鳴を上げるあかり。

「はっ……出来たよ……」

「なぎさぁ……」

渚はあかりの顔を見る。

赤く染まった顔、潤んだ瞳、キスマークだらけのカラダ……。

「……あかり、もう一回、しよっか?」

あかりの返事も待たず、渚はそのまま押し倒した。

第2ラウンドの火蓋が切って落とされた。


END

652:玲 ce12:2016/04/13(水) 17:34 ID:emg

レモン。。。。
すごくいいいいよ!!!
もう死にそうだわー

653:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/13(水) 17:43 ID:p/I

わがままかも知れないけど私も専スレ入りたい!
挙手してる時私出掛けてて今見て気づいたんだ…
良ければ入りたいです!

トリップは『#◆』の後に私だったら『MCZ』→『us』になるんだ!
『◆』だけだと『<偽物>』ってなるんだ!
試しに適当に打って自分の好みのトリップを付けるといいと思うよ!
お役に立てたかな?

654:凪海◆L6:2016/04/13(水) 20:41 ID:IMQ

舞花)((^o^))ァリガトォ♪

655:凪海◆L6:2016/04/13(水) 21:09 ID:IMQ

そろそろ更新しまぁす!!

656:凪海◆L6:2016/04/13(水) 21:15 ID:IMQ

魔女)とりあえず思い浮かんだから書いてるだけだよ^^;
でも、話を考えるのはめっちゃ長い。果たしてみんなが望むような結果にたどり着けるか不安😥

657:凪海◆L6:2016/04/13(水) 21:34 ID:IMQ

舞花)交流・仲良しに私たちの名前があるスレがあるから、きてね´ ³`)ノ

658:凪海:2016/04/13(水) 21:56 ID:ySs

>>648

殺「二学期も滑り出し順調! 生徒との仲もますます強固になりました。さて、今日も皆さんは私を親しみの目で見つめ……」

 殺せんせーが教室に入ると、生徒たちの目は。

殺「お、汚物を見る目ぇ⁉」

 前原くんが、海が持ってきた情報誌を殺せんせーに見せた。

前「市内で巨乳のみを狙った下着ドロボー。犯人は黄色い頭の大男。これどう考えたってせんせーだろ」
岡野「見損なったよ」
殺「ちょっ、待ってください! 私のせいではありません」
速「じゃあアリバイは?」
殺「はい?」

 そうだ、アリバイだ。

速「この事件が起きた、一昨日の深夜。どこで何してた?」
殺「何って、高度1万メートルから3万メートルの間を上がったり下がったりしながら、シャカシャカポテトを振ってましたが」
前「誰が証明できんだよ、それをよっ‼」
村「だいたい、アリバイなんて無駄だろ」
狭「そうね。何があっても一瞬でこの町に戻ってこられるんだから」

 た、たしかに……。
 そのとき、声をあげたのは磯貝くんだった。

磯「決めつけるだなんてひどいだろ、みんな! たしかに殺せんせーは色々煩悩も多いけど、今までやってきたことと言えばせいぜい……エロ本拾い読みしたり、休み時間に狂ったようにグラビアに見入ったり、『手ブラじゃなまぬるい私に触手ブラをさせて』って要望葉書をだしたり……」

 磯貝くんの言葉が、そこでとまった。

磯「せ、せんせー、自首してください」
殺「にゅやっ! 磯貝くんまで」

 殺せんせーは絶句していたけれど、やがて決心したように顔をあげた。

殺「決めました! せんせーが清廉潔白だということを証明するために、今から職員室の机の中にあるグラビアを全て捨てますっ‼」

 殺せんせーが職員室に行くのを僕らは後ろからついていった。
 殺せんせーは自分の机の前に来ると、引き出しを開けてグラビア雑誌を出し始めた。

海「うっわぁ……」

 海が驚くのも無理はない。そのくらい多いんだから。
 そのときだった。

殺「にゅやっ!」

 そこからでてきたのは、女性用の下着……。

岡野「ねぇ、みんな見てよこれっ!」

 そこへ岡野さんがクラス名簿を持ってやってきた。

岡野「クラスの女子の、カップ数が書いてある!」

 岡野さんが広げた名簿を、女子全員がのぞいた。 
 突然、茅野が叫んだ。

茅「ちょっ! 私だけ『永遠の0』って何よこれぇっ‼」

 ………。
 
 ゾクッ

 な、なんか急に寒気が……。

海「殺せんせー、女子の秘密を知ってるって……。しかも、私のまで知ってるとかどういう意味かなぁ? 殺されたいのぉ〜?」

 う、海……。
 名簿からひらりと、何かが落ちた。

前「おい、なんだよこれ。『椚ヶ丘市内のFカップ以上のリスト』って!」

 ⁉

殺「にゅやぁっ! そ、そうだ。今日はみんなでバーベキューをする予定でした。ほら、おいしそーで……あっ!」

 殺せんせーがだしてきたクーラーボックスの中からでてきたのは……、やっぱり女性用の下着だった。

片「信じらんない」
岡野「不潔……」

659:凪海:2016/04/13(水) 22:49 ID:ySs

>>649

「凛香、大丈夫?」
「うん、平気……」

 私は家に帰ると引きこもってしまった。母さんが心配して様子を見に来るけど、どう言えばいいのかわからないから、とりあえず「大丈夫」や「平気」を連発するしかなかった。
 すると突然、LINEの通知を知らせる音が鳴った。

「千葉⁉」

 慌ててスマホを見ると、そこに表示された名前は矢田だった。

「やっほー、凛香」

 私はちょっと落胆した。

「何?」

 そう返信すると、矢田の返事は意外なものだった。

「なんか落ち込んでる? いつもより返信が短い気がする(・_・;)」

 私は驚いた。
 そんなに私、落ち込んでた?

「なんでわかったの?」

 そう聞くと、

「わかるよー。だって1年くらい一緒にいるんだよ! 何かあったの?」

 私は泣きたくなった。

「電話、してもいい?」
「え、いきなり⁉ 別にいいけど」

 私は矢田に電話をかけた。

『大丈夫?』

 第一声がそれだった。

「どうしよ、矢田……」

 声が自然と涙声になっていた。

『えぇっ⁉ ちょっと、本当に大丈夫なの?』
「ダメ、かも……」
『え、え、どうしよ‼」
「いや、そんな慌てることない……」
『でも、ダメって』

 私は流れていく涙を服の袖(そで)でぬぐった。

「私、今日。千葉に冷たくしちゃった……」
『あー。それで落ち込んでたのかぁ』
「どうしよう……」

 渚は今日、私のことをすごいって言ってたけど、全然そんなことない。すぐに折れちゃうし。自分にやっぱり、自身がないんだ……。

『ねぇ、凛香』

 矢田の声が耳に届いた。

『どうして、千葉くんに冷たくしちゃって「どうしよう」って思っちゃうのか。そんなに心が苦しくなっちゃうのか。もう一度よく考えてみたら?』

 考える?

660:凪海:2016/04/14(木) 02:02 ID:ySs

>>659

 私は一晩、色々と考えてみた。
 私が千葉に対して抱いている罪悪感とか、そういうものを。
 でも、考えれば考えるほど、ますますわけがわからなくなっていった。気づいたときには、朝になっていた。
 どれだけ考えすぎたのだろうか、私は。
 それに、寝不足に等しいから気分も悪い……。

「凛香、入るわよ」
「うん」

 母さんが部屋に入ってきた。

「顔色悪そうね。大丈夫?」
「平気」

 すると母さんはため息をついた。

「あなたはそうやって、いつも本心を隠そうとするのよね……」

 え?
 いきなりそんなことを言われるとは思っていなかったから、ぽかんとした。

「今日は休みなさい。母さんは午後からちょっとでていかなきゃいけないから、とりあえずお昼はコンビニでなんか買っておいてあげるから」

 母さんはそう言って私の部屋からでていった。
 私はすぐにLINEで矢田に連絡した。

「体調が悪いから学校を休むことにします」

 すると、すぐに返信がやってきた。

「平気なの? 昨日からずっと変だったけど……」
「別に行ってもいいんだけど、母さんに『休め』って言われたから」
「そうなんだ。それじゃ、体に気をつけてね」
「ありがとう」

 会話を終えると、私は急に襲ってきた睡魔に勝てず、ゆっくりと目を閉じた。


 家じゅうに鳴り響くドアフォンの音で目が覚めた。
 うん。さっきより冴え冴え(さえざえ)としてる。どうやら寝不足だったみたい。 
 私は午後になったら母さんが家にいないことを思いだし、慌てて玄関へ行ってドアを開けた。

「すみません、待たせました……」
「よっ」
「千葉……」

 学校から帰ってきたばかりという出で立ちの千葉が、そこには立っていた。

661:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/14(木) 18:50 ID:p/I

了解!専スレ見つけてるからいくね!

662:葉月 美桜:2016/04/14(木) 19:59 ID:Jqw

凪海、さっすがー!
めっちゃおもしろい!私も渚カエの続きを書こうっと

663:葉月 美桜:2016/04/14(木) 20:22 ID:Jqw

多分441の続き


殺せんせー「はい、ここから渚君の匂いがしますね」

殺せんせーの嗅覚を使うと決めたときから、早5分。殺せんせーはすぐに渚の位置を捜し当てた。

磯貝「ここか…」

カルマ「俺さ…マジで殺る気あるよ」

茅野「おっ押さえて!」

前原「んじゃ、突破して渚を返してもらうってことで」

前原はニヤッと笑った。

茅野「私服でも全然動けるんだから!」

突撃開始!!


バッコオオンッ!!!!


壁を壊したら…そこには渚がいた。
別に怪我はなさそうで皆は安心した。

茅野「渚!」

渚「茅野…カルマ君…磯貝君…前原君………え?殺せんせー!?」

殺せんせー「なんで私だけびっくりしてるんですか……」

渚「来るなんて……思ってなかった……」

『なっ、早くもターゲットがおいでで?』

『お前が変わりになれば助けてやる』

茅野達は、意味がわからなかった。

律「多分……『茅野さんが渚さんの変わりに人質…になれば渚さんを助けてやる』って言うことでしょう」

茅野「いっ嫌だもん!渚も助けて皆で逃げるんだもん!」

カルマ「俺らをなめんなよ…!」

一斉攻撃開始!!




渚「待って…皆僕のこと忘れてない?」

664:凪海◆L6:2016/04/14(木) 20:45 ID:maA

渚カエ待ってましたぁぁぁぁっ!!
私も更新しますよ!!

665:凪海:2016/04/14(木) 21:46 ID:ySs

>>660

 私は慌ててドアを閉めた。

「速水?」

 千葉がドアをどんどん叩く音が聞こえる……。
 というか、なんで来てるの⁉ 
 いきなり来るから何をどうすればいいのかわからない。服はパジャマだしっ。

「な、何か用⁉」

 思わず声が上ずった。

「……中村たちに頼まれたんだ。今日、学校で配られた手紙とか、色々」

 なんだ、お使いか。
 私はゆっくりとドアを開けた。

「いらっしゃい」
「え、入っていいのか?」
「平気だよ。今、親いないから」

 私は千葉を家に招いた。

「そこに座ってて」

 千葉に席に着いてもらって、私は冷蔵庫を開いてお茶を取りだし、自分用と千葉用にお茶を用意した。

「はい」
「ああ、ありがとう」

 席で向かい合ってから気づいた。
 や、やっぱり気まずいっ‼
 昨日、あんなこと言っちゃったし。何しろ、今、パジャマだしっ‼
 もうちょっと普通の私服で出迎えればよかった。

「じゃあ、俺はこれで」
「え、もうちょっとゆっくりして……あ、いや。なんでもない……」

 なんでそんな言葉を口に出そうとするのよ。
 千葉はお使いで私の家に来ただけなんだから。

「明日、来られるといいな」
「大、丈夫……。ちょっと今日は体調悪かっただけだから」
「そうか」

 不意に千葉の手がのびてきて、私の頭の上に乗った。

「待ってるから」

 私は視界がぼやけた。
 ううん、ぼやけたんじゃない。涙が……。
 
「うっ……」
「え、速水⁉」

 私、色々考えて。きっと煮詰まりすぎたんだ……。
 だから、こんなに……。

「おい、大丈夫か?」

 千葉が心配してる……。
 答えたいのに、何か言っておきたいのに、何を言えばいいかわからない。

「私、千葉に……嫌われたくないっ」
「え?」

 言ってから気づいた。
 そうか、嫌われたくないってことは。

「私、千葉のことが好きっ……」

 言葉に、なっていた。

「昨日、ひどいこと言っちゃってごめん……。私、怖かったの。千葉に、嫌われるんじゃないかって……。今日、会うの気まずくて。だから……」

 だから……。
 体が不意に温かくなった。

「俺さ、昨日。速水が渚と歩いてるとき、ちょっと心の中がモヤッとしたんだ。なんでかはよくわからなかったし、結果的に速水を傷つけてたことに気づいたんだ」

 千葉が、私を抱きしめていた。

「今日、中村たちに頼まれたってあれ。嘘なんだ」

 私は驚いた。
 う、そ……?

「速水が来なかったから心配して、それで渚に思わず聞いたんだ。昨日、何を話してたんだって。そしたら、『僕からは何も言えないよ。本人に会いに行ったらいいと思う』って。そう言われて、俺も気づいたんだ」

 不意に、唇がふさがれた。

666:あやや◆dA:2016/04/14(木) 21:58 ID:eyU

きゃぁぁぁぁっ!!

667:凪海:2016/04/14(木) 23:44 ID:ySs

>>665

 何が起きたのか理解できず、私はしばらくの間茫然としていた。

「速水?」

 声をかけられて初めて、私は気づいた。 
 今もしかして、キスされた⁉

「あ、えっと、あの……」

 涙、とまっちゃった。
 私たちは顔を見合わせて、互いに赤面。

「それじゃ、俺はこれで」

 私が何か言う前に千葉は玄関へと走っていった。
 玄関のドアが閉じる音が確かに耳に届いた。

「あ、ま、待ってっ‼」

 私は思わず声にだしていた。そして、走った。

「待って、待って、千葉っ‼」

 外に飛び出して、千葉を追いかけた。
 彼はすぐに気づいて、立ち止まってくれた。

「速水、ごめん」
「そ、そんなことないっ! 謝る必要なんてないよ……」
「それと、1ついいか?」
「う、うん」
「どうして裸足なんだ?」

 言われて気づいた。
 お、思わずっ。

「い、急いでて。その、じゃないと千葉。帰って行っちゃうかと思って……っ!」

 息をきらしながら必死になって弁明して、さらに息をきらしてしまった。
 すると千葉はクスクス笑い始めた。

「わ、笑うことないじゃないっ!」
「クスクス。ごめんごめん」

 千葉が座った、道路の真ん中で。
 私はその仕草を見て、ぽかんと口を開けた。
 何してるの?

「裸足で道歩いたら怪我するだろ。送ってやる」
「いいよ、そんなことしなくても!」

 そんなことしたら、近所で噂される。

「いいから」

 千葉がこっちの目をのぞきこむようにして顔を向けてきたから、私は恥ずかしさと照れで顔を真っ赤にしながら千葉の背中に乗った。
 は、恥ずかしい……。

「お、重くない?」
「平気」

 少し目線が高くなって、私は違う世界が見られたような気になった。
 ああ、この高さがいつも千葉が見ている景色なんだな。

「私、千葉のこと好き」
「……知ってる」
「だから、これからも、その……よろしくね。絶対、暗殺。成功させようね」
「クスクス。そこに戻るあたり、速水らしいな」
「そ、そうかな……」

 玄関前で千葉におろしてもらった。

「それじゃあな、また明日」
「うん、バイバイ」

 空が夕焼け色に染まる頃、私たちは別れた。
 この幸せな空が、いつまでもいつまでも続けばいいと思った。


 幸せな空の下、その恋人たちが互いに下の名前で呼び合うのは
 
 まだもう少し先の話。

〜END〜

。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

 最後の2行いらなかったかなぁ。うまくできてるといいんだけど……。
 何気にだんだん少女漫画的展開になってしまうのは、許してください_(._.)_
 
魔女)どうかな? 気にいってくれると嬉しい!

A)それじゃあリクに答えるねっ! 今日は無理かもだけど、そのうちっ! えーっと、「渚カエで渚女装デート」というリクでしたっけ??

668:魔女 ゆかにゃん:2016/04/15(金) 07:03 ID:k/k

遅れてすみません。気にいらないわけがございません!
凄いです!新しい小説ありがとうございます。😁

669:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 10:24 ID:tSk

あー地震怖かったぁ(>_<)
熊本に住んでるから余震ヤバい…
学校はもち休校になったよ(・∀・)

670:葉月 美桜:2016/04/15(金) 10:35 ID:Jqw

刹那、大丈夫だった?
ニュースでめっちゃやってるよ。それ
私は風邪のせいで学校休み…

671:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 13:47 ID:tSk

私の家の周りは大丈夫。。。
益城町まで34kmだから震源だいぶ近かったんだよねー
震度6弱だったかな?
津波来てたら氏んでたかもしれん。。。
有明海近いから…(>_<)

672:葉月 美桜:2016/04/15(金) 14:54 ID:Jqw

それ聞いてもーっと安心したー!
34qって近いほうだよね…
でもさ、震源が海だったら津波が…だったかもしれないんだって(母が言ってた)
海じゃなくてよかった…!
関東も安心できないけどね…( ̄▽ ̄;)

673:レモン:2016/04/15(金) 16:06 ID:ZRo

刹那大丈夫!?
不安だったら専スレでもここにでもいつでも書き込んでね(^_^)/

674:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/15(金) 18:11 ID:p/I

刹那大丈夫?
私埼玉だから平気だったけど…
刹那も天災で辛いと思うけど、葉っぱ天国で気持ちを癒してね!
復興応援してます!

675:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 18:43 ID:tSk

皆ありがとう!(゜▼゜*)
怖くなった時はここに来るよ!(*^▽^*)

676:凪海◆L6:2016/04/15(金) 20:25 ID:T12

刹那(_´Д`)ノ~~オツカレー

なんかテレ東で震度7強とか言ってたらしい。
ありえんわ、7強とか。

677:レモン:2016/04/15(金) 21:47 ID:ZRo

私が前に体験した地震も震度7だった……。
凄い怖かったよ。

678:魔女 ゆかにゃん:2016/04/15(金) 21:58 ID:k/k

殺那須さん大丈夫でしたか?
あ、初対面でごめんなさい
本当に震源、が海じゃなくて良かった!
余震気を付けて下さい。

679:あやや◆dA:2016/04/15(金) 22:05 ID:eyU

魔女に質問〜

魔女ってもしかして渚カエ駄目なの?
なんか渚カエのスレにだけ来てない気がするから…

680:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:10 ID:emg

何!?魔女さんダメな方だと!!!
オウマイガーードゥ

681:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 22:14 ID:tSk

なんか皆さんありがとうございますw(゜▼゜*)

専スレかぁなついねwここから桜蓮学園ができたからなa((殴

最近暗殺教室のスレめちゃくちゃ増えたねwww

682:あやや◆dA:2016/04/15(金) 22:14 ID:eyU

渚カエのスレがいっぱいあるのに、
渚カエのスレどこにもいなかったし、
磯メグとか千速とかのスレにはいるんだもん。

私も磯メグとか駄目だから…

683:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:14 ID:emg

ごめん....僕渚カエ・渚あかがめちゃくちゃ好きすぎてやばいから....

684:あやや◆dA:2016/04/15(金) 22:15 ID:eyU

桜蓮……

なんか今ヤバく荒れてるみたい。時雨が。(あのん)

685:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:16 ID:emg

大丈夫だよあやや!!
私は磯メグも好きだよ!!
もちろんカル愛や杉神が好きだよ!!

686:あやや◆dA:2016/04/15(金) 22:17 ID:eyU

渚カルじゃね?渚あかじゃなくて。

687:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 22:17 ID:tSk

時雨?あぁ、永久追放されたよ。
もう桜蓮にはいない

688:あやや◆dA:2016/04/15(金) 22:19 ID:eyU

カル愛無理ぃぃぃぃーーーーー

前ひなはびみょー何だよね……
複雑なような違うような……

私は渚カエ、千速、杉神は平気!

他は……(苦笑い)

689:あやや◆dA:2016/04/15(金) 22:20 ID:eyU

え!?時雨、なにやらかしたの!?
ってか、どうしたの!?

690:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 22:24 ID:tSk

桜蓮学園の生徒(私達)を危険にさらしたという事で、私達生徒皆キレたんだよね。
危ない人達と関わっていて…。
それで追放された。匿名板でお嬢様としてなっていたのも正直笑ったwww
まぁ、よくない事をしたって事かな。

691:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:24 ID:emg

ってか渚カルとかカル渚とかまじで無理!!
ファンの人すみませんが....ガチでどこがいいのかわからんそして渚はカエデ(あかり)とくっついてくれないと嫌だ!!!

692:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 22:26 ID:tSk

玲さん同感ッス。
自分もイマイチ分からないですw

693:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:27 ID:emg

悪いが....カル愛行けるって言ってるけど....あれは微妙なんだよね〜(^ω^;);););)
千速はいろんな意味で複雑....(;−ω−)ウーン
ほかは味によるね!うん

694:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:30 ID:emg

>>692
ですよねー
あとなんて呼べだ方がいいですか??
僕馬鹿だから漢字が....すみません....
タメ口でいいですか??

695:葉月 美桜:2016/04/15(金) 22:31 ID:Jqw

カルマ→?が無理かな…私は…。

渚→←茅野でいいかなー…私は…。
それにカルマが乱入するっていう感じ?

つまり…

渚→←茅野

渚カエ←カルマ(悪戯するために乱入)

これが面白いかな?自分的に。

696:刹那@ゲーマー:2016/04/15(金) 22:32 ID:tSk

刹那(せつな)です(*^▽^*)
呼びタメおkですよ♪

697:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:37 ID:emg

刹那ね!!わかった!!
僕の事も呼びタメ口でいいよ!!
僕って言ってるけど女だからね!

あとみーちゃん....あなたは天才ですか!!それ私も好きだよ〜(*´˘`*)

698:葉月 美桜:2016/04/15(金) 22:43 ID:Jqw

私は天才じゃないよ〜
でも渚カエをイジるカルマがおもしろいからね〜♪

699:葉月 美桜:2016/04/15(金) 22:44 ID:Jqw

2

700:葉月 美桜:2016/04/15(金) 22:45 ID:Jqw

2じゃない!1だ!

700げっとー!

701:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:45 ID:emg

700だーーーーー
.*・♥ Congratulations ♬+° ・*.

702:玲 ce12:2016/04/15(金) 22:46 ID:emg

凄いもう700とか....凄すぎだねーww

703:葉月 美桜:2016/04/15(金) 22:51 ID:Jqw

そーだねー!
このスレが羨ましく思うよー…
私のスレなんてまだ1000行ったことなんてないもん…

704:レモン:2016/04/15(金) 22:57 ID:ZRo

あの、私またなんか書こうと思ってるんだけど……。

渚カエか渚あかでリクエストある??

705:玲 ce12:2016/04/15(金) 23:03 ID:emg

レモン!!!
また書いてくれるの!!!
なら渚カエ・渚あかのリクじゃんじゃん出してもいいかな??
こっちはめちゃくちゃあるから書くね!!

706:玲 ce12:2016/04/15(金) 23:06 ID:emg

渚カエ・渚あかリク
・お家デート
・カルマと中村が渚カエの事をいじりまくる!!
・結婚式とか
・告白(渚からで!!)7年後で
・誕生日プレゼント!どっちでもいい!時代は何でもOK

707:玲 ce12:2016/04/15(金) 23:07 ID:emg

多いけど....書けるやつからでお願いしてもいいかな??
書きたくないとか無理とだったら書かなくっていいよ!!
レモンめちゃくちゃ注文多くってごめん

708:凪海◆L6:2016/04/15(金) 23:18 ID:Fv.

明日も学校(><)

709:凪海◆L6:2016/04/15(金) 23:53 ID:40M

魔女)気に入ってくれてありがとです(●´艸`)
とはいえ、私。あまり過激なシーンを書いちゃうとbackキーを大連打しちゃうんで、過激シーン欲しかった人には申し訳ない┏○ペコ

710:竜牙:2016/04/15(金) 23:57 ID:OtI

会話に参加してないだけでずっとみているんですが。。。参加してもいいですか??

711:凪海◆L6:2016/04/16(土) 00:02 ID:40M

よろしいですよ!

みんなはどうかな?

712:玲 ce12:2016/04/16(土) 00:21 ID:emg

>>711
僕はおkだよ〜(。・ω・。)

あとなんて呼べだ方がいいですか?
あと名前の漢字が読めません....すみません
タメ口でいいですか??

713:玲 ce12:2016/04/16(土) 00:23 ID:emg

すみません読めていましまた......

その代わりに呼びタメ口でいいですか??

714:凪海◆L6:2016/04/16(土) 00:30 ID:40M

小説そろそろ更新しまぁす。

715:凪海:2016/04/16(土) 00:43 ID:ySs

>>658

 その日の授業は、重く暗いものだった……。主に女子が。

殺「き、今日の授業はここまで……」

 殺せんせーが去った瞬間、カルマくんが笑いだした。

カ「ハハッ。あのタコ、一日じゅう針の筵(むしろ)だったね。いづらくなって逃げだすんじゃね?」

 僕は立ち上がって言った。

渚「でも、殺せんせー。本当にやったのかな? こんなシャレにならないこと」
カ「地球爆破に比べたらかわいいもんでしょ」

 え、うーん……。
 隣で海が呆れてる。

カ「ま、もしも俺がマッハ20の下着ドロなら、こんなにボロボロ証拠残さないけど、ねっ」
 
 カルマくんが投げてきた物を、僕は慌てて受け取った。
 それは、下着のついたバスケットボールだった……。

カ「あの怪物教師からしたら、俺らの信用を失うことは暗殺されんのと同じくらい避けたい事だと思うけどね」

 僕はカルマくんの言葉に笑顔でうなずいた。

渚「うん、僕もそう思う」
 
 そのとき、茅野が立ち上がった。

茅「でも渚、もし殺せんせーじゃなかったとしたらいったい誰が……」
不「偽よ」

 え?
 不破さんが不敵な笑みを浮かべながら立ち上がって力説し始めた。

不「ヒーロー者のお約束、偽物悪役の仕業だわっ‼」

 え………。

不「体色、笑い方をマネしてるってことは、犯人は殺せんせーの情報を得ている何者か。律に助けてもらって犯人の手がかりを探りましょう」
律「はいっ」

 カルマくんが立ち上がって、寺坂くんの肩に手を置いた。

カ「だねぇ。何のためにこんなことすんのか知らないけど、そのせいで賞金首がこの町からいなくなっても困るから、俺らの手で真犯人捕まえてタコに貸し作ろうじゃん」

 僕の後ろで、茅野が燃えていた。

茅「永遠の0……」

 あはは……。

716:凪海:2016/04/16(土) 02:29 ID:ySs

 それでは、Aさんのリクに答えますか。
 では、Aさん。よろしくお願いします。楽しんでいただけると嬉しいですっ!

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼

渚カエ(Aさんリク)

渚side

「ねぇねぇ、渚くん」

 カルマくんに声をかけられて僕は振り向いた。
 今日は休日なんだけど、殺せんせー暗殺の計画のためにみんなで集まったんだ。

「ちょっと買い物頼みたいんだけど、いいかな?」
「買い物? 何か必要だったっけ?」

 別に巨大プリンを作るとか、そういう作戦を立てているわけではない気がするんだけど……。

「ほら、だって言ったじゃん。今日は泊まりこみだって」

 ああ、そういえばそうだった。
 だから僕たち、こうやって大きめのバッグの中に色々と詰めてるんだっけ。
 着がえとか、洗面用具とか。でも、お風呂はさすがに難しいから、E組の山を下りたところにあるお風呂屋さんに行くんだよね。

「で、そのために食材とか色々買いこまなきゃいけないわけなんだけど……」

 そこで、カルマくんの顔が悪魔的な微笑みに変わった。
 絶対、これは何かある!
 次の言葉を待つ前に、カルマくんが何かに気づいたみたいだ。

「茅野ちゃん、茅野ちゃん」

 茅野が重たそうな荷物を持って現れた。

「あれ、渚にカルマくん……。2人とも早いね」
「荷物重そうだね。持つよ」
「ありがとぉ」

 僕は茅野に手を貸した。

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*

ここでいったん、切ります。
明日学校なんでw

717:刹那@ゲーマー◆Sc:2016/04/16(土) 02:59 ID:LfI

地震怖すぎるよ!!!
夜中に来ないで!((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

718:あやや◆dA:2016/04/16(土) 07:08 ID:eyU

竜牙さん!おっけーですよ!

719:魔女 ゆかにゃん:2016/04/16(土) 08:24 ID:k/k

全然!駄目じゃないですよ♪
渚カエもオッケーです。😁

720:魔女 ゆかにゃん:2016/04/16(土) 08:27 ID:k/k

ただすぐ見つかるから後回しにしてるだけです。
いますぐ見て来ます!

721:魔女 ゆかにゃん:2016/04/16(土) 08:32 ID:k/k

あ、あと磯メグのスレにいましたか?
磯メグは、そんなに好きじゃないから見ている覚えないんですが……

722:A :2016/04/16(土) 10:53 ID:0IU

凧海(私なんかのリク応えてくれてありがとうです。
マジ面白い(((o(*゚▽゚*)o)))

723:レモン:2016/04/16(土) 11:28 ID:ZRo

玲)リクエストじゃんじゃん出しちゃって!!

じゃあ、上から順に行こうかな?

724:レモン:2016/04/16(土) 11:53 ID:ZRo

私、雪村あかりは、潮田渚の家に遊びに来ています。

渚とお付き合いを始めてから4か月……。

渚から突然お誘いを受けちゃいました!

「あかり」

一人緊張しながら待っていると、渚がミルクティーとショートケーキを持って部屋に入ってきた。

渚が何か喋ってたみたいだけど、そんなの全く頭に入ってこなかった。

「あかり?食べないの??」

渚が怪訝な顔をして私の顔を覗き込んでくる。

「あっ……うん。食べる」

いただきますと呟いてからミルクティーを口に運ぶ。

けれど、味なんてわからなかった。

「あかり……どうしたの?美味しくなかった?」

「そっ……そんなことないよ」

大丈夫と笑顔を作ってから、もう一度口に含む。

そのときの私には気付く余地もなかった。

渚が私を見て企みを働いていたことに……。

725:レモン:2016/04/16(土) 12:02 ID:ZRo

「……飲めないなら、飲ませてあげる」

「えっ?」

渚は自分のミルクティーを口に入れた。

すると、そのまま私の頬に左手を添え、唇を重ねた。

舌だけではなく、液体まで入ってきた。

元々甘いが、渚の唾液で更に甘くなっている。

「んっ……ふっ……ふぁ……!」

隙間からミルクティーが少し漏れ出す。

けれど、渚はやめなかった。

歯列をなぞり、舌先を甘噛みする。

キスをやめようと唇を離せば、後頭部に手を置いて、更に、更に深くキスをする。

壁に押し付けられ、がっちりホールドしながら、渚はひたすら私を責め続けていた。

726:玲 ce12:2016/04/16(土) 12:07 ID:emg

*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...きたきたきたーーーーー!!!
レモンありがとうーーーーーヽ(*´∀`)ノヽ(*´∀`)ノ
続きが気になって仕方ない!!

727:レモン:2016/04/16(土) 12:08 ID:ZRo

確か、10分位はキスをしていたと思う。

あの後、服の中に手を入れられ、上着をはぎ取られて首筋を強く吸われた。

「なぎさ……」

頭がボーッとする。

すると、渚はそれを見かねたように私をベッドの上においた。

「気持ちよかった?」

ニッコリと悪魔のスマイルを浮かべながら、渚は尋ねる。

728:A :2016/04/16(土) 12:15 ID:0IU

レモンさんすごい(>人<;)
そんなすぐ小説思いつくなんて…

(さん付けはなんかピンとこない)
なんて呼べば良いですか?

729:レモン:2016/04/16(土) 12:16 ID:ZRo

そこで私の意識は途絶えた。

目を覚ますと、愛する人の腕の中。

もぞもぞと動くと渚も目を覚ます。

「ぁ……おはよぉ、あかり……」

「おはよ、渚」

目をこすりながら、渚は私を抱き締めた。

そしてもう一度布団の中にもぐりこむ。

「なっ渚!」

「もうちょっとだけ……ね?お願いあかり……」

すると渚は私の返事も聞かずに更に強く抱き締めて眠りに落ちるのだった。


END

730:レモン:2016/04/16(土) 12:16 ID:ZRo

レモンでいいよ〜!

もちろんタメ口もOKね☆(^O^)/

731:竜牙:2016/04/16(土) 12:21 ID:OtI

ありがとうございます♪♪
タメでいいですよ!私、女なので。

732:玲 ce12:2016/04/16(土) 12:24 ID:emg

>>731
僕は玲!!
自分のこと僕って言ってる女だけど気にしないで!!

あと僕はただの馬鹿だから名前の漢字が読めませんすみません本当に....なので!!
教えてください!!
あとタメ口でいいかな??

733:玲 ce12:2016/04/16(土) 12:27 ID:emg

あとレモンありがとう!!!
ごちそうさまです!!
僕は今死んでもいいぐらい幸せだな〜♪
ってかここはまさに天国だ!!!

734:竜牙:2016/04/16(土) 12:31 ID:OtI

りゅうがで〜す!!
本名は違うけど。。。全然タメでいいですよ〜!!

小説書いたことないんですが、自由に作品投稿していいんですよね??
何を書くのか決めていませんが……

何かお題をくれれば書けると思います。腐向け以外ですが。。。
堅苦しくてすみません(*_*)

735:玲 ce12:2016/04/16(土) 12:42 ID:emg

竜ちゃんって呼んでもいいかな??
僕も本名じゃんないから平気
こっちは好きに呼んでも構わないよ〜(^ω^)
あと腐は僕も無理だから大丈夫だよ!
むしろダメ過ぎってやばい....腐がでて来たらおわっただから....
そんなことより僕はリク結構してるけど....こんど自分で書いてみたいと思ってるんだー

竜ちゃんリクなんだけど....渚カエ・渚あかが大好物だからお願いできるかな??

僕も書きたいからリクでもお願い!!

736:葉月 美桜:2016/04/16(土) 12:51 ID:Jqw

竜牙
美桜(みゆ)です!
ため口おっけ〜です!よろしくねー!

737:竜牙:2016/04/16(土) 13:08 ID:OtI

玲ちゃん!美桜ちゃん!よろしくね!!
玲ちゃん»時間かかってもいい??

738:玲 ce12:2016/04/16(土) 13:09 ID:emg

いいよ!全然!

739:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/16(土) 13:10 ID:p/I

竜牙さん!
『橘 舞花(以下略)』です!
気軽に『舞花』とお呼び下さい!
あと呼びためOKですか?
ちなみに私も本名全く違うんで大丈夫ですよ!
これからもよろしくお願いします!

740:竜牙:2016/04/16(土) 13:13 ID:OtI

よろしくね!舞花ちゃん!
ためでいいですよ!!

741:A :2016/04/16(土) 13:15 ID:0IU

レモンOK

742:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/16(土) 13:17 ID:p/I

うん!んじゃあそっちが『ちゃん』付けだから私も『竜ちゃん』って呼ばせてもらうね!

743:竜牙:2016/04/16(土) 13:27 ID:OtI

うん!わかった!舞花ちゃん!

744:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/16(土) 13:33 ID:p/I

それじゃあ竜ちゃんよろしくね!

745:みゆき:2016/04/16(土) 13:55 ID:g/M

竜牙さんこんにちは!
みゆきといいます!
このスレでは、白猫として小説を書いたことがあります!
(読んで頂けましたか?)
他にも、専スレとかもあるので、そっちにも来ていただけるとうれしいです
私も竜と呼んでいいですか?
私のことは適当にあだ名でもつけて呼んで下さい♪
タメ口いいですか?
私は大丈夫です!
質問多くてごめんなさい(>_<;)

746:竜牙:2016/04/16(土) 14:37 ID:OtI

じゃあ、みゆちゃんって呼びますね!!白猫さんでしたか!!読みましたよ!!専スレ行けるときに行きますね!

747:みゆき:2016/04/16(土) 14:52 ID:g/M

うん♪
ありがとう 竜♪
タメ口okだからねー
私はタメ口でいく!

748:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/16(土) 14:55 ID:p/I

ただいまより塾→バレエに行ってきま〜す!帰りは21時過ぎかな?
そういうことなんで行ってきま〜す!

749:玲 ce12:2016/04/16(土) 14:57 ID:emg

頑張っていってらっしゃい

750:みゆき:2016/04/16(土) 15:01 ID:g/M

舞花ガンバレー!

751:A :2016/04/16(土) 15:55 ID:0IU

みゆきさん私はみっちゃんで良いですか?

752:みゆき:2016/04/16(土) 16:17 ID:g/M

どうぞー♪
私はAって呼ぶね♪

753:凪海◆L6:2016/04/16(土) 16:22 ID:bKo

そろそろ更新しますね!!

754:玲 ce12:2016/04/16(土) 16:24 ID:emg

楽しみだーーーーー!!
あとAさんのこと呼びタメ口でおkですか??

755:あやや◆dA:2016/04/16(土) 17:07 ID:eyU

私まだ杏莉の『E組の〜』見れてない…
たまーにチラッとみるけど…磯貝が…

756:凪海◆3A:2016/04/16(土) 17:07 ID:ySs

>>715

海「ゲホッ、ゲホッ……」
茅「海ちゃん平気?」
海「ゲホッ……ハハ、ごめん。ちょっと最近風邪気味でさ」
不「大丈夫なの?」
海「いやはや申し訳ない……。みんな今年受験なのにね。感染したら大変だわ」

 うん?

渚「みんな受験って、海も今年受験でしょ? それとも……」

 殺し屋に戻るのかと聞こうとして、ちょっとためらった。

海「あ、あー……。そういえばそうだった」

 ?

不「さて、到着よ」

 不破さんを筆頭にして、僕らは高い塀を乗り越えた。

不「ふふん。体も頭脳もそこそこ大人の名探偵参上!」
渚「やってることはフリーランニングを使った、住居侵入だけどね……」

 僕らは急いで物陰に隠れた。

寺「不破、どうしてここが次に犯人が現れる場所だってわかんだよ」
不「ふふっ。実はここで、巨乳アイドルのみを集めた合宿が開催されてるの。しかも、今日は合宿最終日。犯人がこの手を逃すはずないわっ!」
海「ふぅん。あ、あれ何?」

 海が指さした方向を見ると、黄色い頭の……。

茅「こ、殺せんせー⁉」
渚「なぁんだ。殺せんせーも同じこと考えてたのか」
海「⁉」
寺「海、今度はなんだよ」
海「変な気配がする……」
カ「ん〜? あ、あれじゃない?」

 カルマくんが指さした方向にはっ!

不「き、黄色い頭の大男⁉」
渚「やっぱり……」
カ「真犯人は別にいたみたいだね」

 黄色いヘルメットをかぶったスーツ姿の人間が、物干し竿のあたりを右往左往していた。そして、次々と物干し竿に干されている下着を取っていった!
 そこへ殺せんせーが飛びだしてきた!

殺「捕まえたぁぁぁぁっっ‼ よくも私のマネして羨ましいことしてくれましたねぇっ! 隅から隅まで手入れしてやる、ヌルフフフフフ‼」

 僕らは物陰から出た。

寺「なんか、下着ドロより危ねぇことしてるぞ」
渚「笑い方も報道されてた通りだしね」
カ「でも、海。これで安心でしょ」

 そういえば、変な気配がするって言ってたっけ。
 僕は海を見たけど、海は依然(いぜん)厳しい表情をしていた。何があるというのだろう?
 その時だった。

海「⁉ 殺せんせー、逃げてっ!」
渚「え⁉」
殺「にゅやっ⁉」

 物干し竿で一緒に干されていたシーツが、殺せんせーを囲み始めた!

?「国にかけあって烏間先生の部下をお借りしてね。おかげであのタコをここまで誘い出すことができた」

 この声は!

寺「シロっ!」
シ「君たちが夏休みに使った方法を利用させてもらったよ、あてるより、まずは囲うが易し。そして」

 囲まれたせんせーの上空には。

不「イトナくん⁉」
イ「さぁ、兄さん。どちらが強いか。改めて決めよう」

757:凪海◆3A:2016/04/16(土) 18:05 ID:ySs

>>716

 校舎に茅野が持ってきた荷物を置くと、カルマくんが言った。

「でさ、渚くんと茅野ちゃん。下まで行って、お使い頼まれてくれない?」
「お使い?」

 茅野が首をかしげた。

「そうそう。あ、私服で行ってね。制服で行って本校舎の先生に寄り道してるとか言われたら、色々面倒だから」
「オッケー」

 え⁉

「ち、ちょっと待ってよ、カルマくん。私服って何? そんなの聞いてな……」

 あ!
 つまり、これが狙いだった⁉

「あっれー、渚くんには連絡回ってなかったんだ。私服持って来いって」

 僕は何かまずい予感がして、慌てて茅野の手をつかんだ。

「い、今すぐ行ってくるよ。大事な作戦会議をするんだから、着がえなんて時間のロスだし! ね、茅野‼」
「え、あ……」

 茅野の言葉を聞き終える前に、僕は茅野と一緒に走りだした。

「チェッ、つまんねぇの」
「あれ、カルマ。失敗したの?」
「あー、中村か。感づかれちゃったよ」
「なぁんだ。残念だなー」

 山を駆け下りていると、

「ス、ストップ渚っ!」
「あ、ごめん……」

 僕は茅野に声をかけられるまで走りつづけていた。
 茅野はいきなり走ったせいで汗をかいたのか、それとも別の理由か。顔を真っ赤にしていた。

「そ、それと手……」
「あ、ご、ごめんっ‼」

 つかんでいた手を、僕は慌てて離した。しばらくの間、気まずい空気が僕らの間を流れた。

「ねぇ、茅野……」
「何?」
「顔、真っ赤だけど……熱でもあるの?」
「え⁉ え、あ、そ、そんなに真っ赤かな?」

 そう言って、さらに真っ赤になっていく。
 そのとき、僕の携帯が鳴った。

「もしもし」
「渚くん。カルマくんにお使い頼まれたんだって?」

 電話の主は原さんだった。

「うん、そうだけど。あ、何を買っていけばいいのか聞くの忘れてた」
「実は今日、みんなでバーベキューをやらないかって話になってるのよ」

 バ、バーベキュー⁉
 そういうのって最終日にやる方が盛り上がるんじゃ……。というか、そもそも今回の合宿は殺せんせー暗殺のために集まったわけで遊ぶためでは……。

「これから言う材料を買ってきて。えーっと」

 僕は茅野に頼んで、材料をメモしてもらった。

「それじゃ、お願いね」
「うん、わかった」

 僕は電話を切ると、茅野と一緒に歩きだした。

「ど、どこのお店に行けばいいかな?」
「えーっと、安いお店は一通り知ってるから……そこに行こうかな」

 僕は茅野に手をだした。

「え?」
「早く行こう」
「あ、うん……」

 茅野が僕の手をギュッと握ってくれた。茅野の顔は、相変わらず真っ赤だった。

758:刹那:2016/04/16(土) 18:11 ID:Vo.

専スレに変なやついるねー(一応見てたけど)
とりま無視だね。
しつこかったらアク禁依頼出せばいい(^^)

759:凪海◆L6:2016/04/16(土) 18:13 ID:vP2

刹那)( ・∀・)b OK!

760:玲 ce12:2016/04/16(土) 18:19 ID:emg

やばいねーこの状態ww
凪海(''∇^d) ナイス☆!!
めちゃくちゃ面白すぎてやばい!!
手を出す渚とかww
顔を真っ赤っかになるカエデ....めちゃくちゃ可愛いいいい!!!!!

761:玲 ce12:2016/04/16(土) 18:20 ID:emg

凪海
続き楽しみにしてるよ!!!!

762:凪海◆L6:2016/04/16(土) 18:21 ID:vP2

玲)Thanks!


あと、謎の人物が専スレにいるけど、みんな無視してね。よろしくっ(*`・ω・)ゞ

763:凪海◆L6:2016/04/16(土) 18:24 ID:vP2

そうそう、新しく「地震」の板(?)が新設されたみたい。
地震に関する情報が欲しかったら、そこに行ってみては??

764:玲 ce12:2016/04/16(土) 18:26 ID:emg

凪海
あの謎の人物なんで来たんだ??
まじで!!
ありがとう
早速行ってくるね!

765:凪海◆L6:2016/04/16(土) 18:27 ID:vP2

(*`・з・)ノ))ィッテラッタイ♪

766:刹那:2016/04/16(土) 18:33 ID:Vo.

自分その板でマリンとしておるw

767:葉月 美桜:2016/04/16(土) 18:36 ID:Jqw

凪海
謎の人物荒らし(?)てるよね…。
何か…大変なんだけど…(読むのが)

768:刹那@ゲーマー:2016/04/16(土) 18:37 ID:Vo.

wwwwwね(・∀・)

769:凪海◆L6:2016/04/16(土) 18:39 ID:vP2

美桜)結局、その謎人は「友達が勝手な真似してごめんね」って言ってるけど、真実かどうかも怪しいよね。
ま、気にしないのが1番だけどね。
とりあえず、アク禁に行ってしまった。行かないほうが良かったかな?

770:玲 ce12:2016/04/16(土) 18:42 ID:emg

んー難しいねー
ってかなんで来たんだろ〜来た時点で可笑しい気が....

771:凪海◆L6:2016/04/16(土) 18:50 ID:vP2

玲)(╭☞•́⍛•̀)╭☞それな

772:レモン:2016/04/16(土) 21:48 ID:ZRo

謎の人物ww

773:あやや◆dA:2016/04/16(土) 22:14 ID:eyU

皆!
ちょっとスレタイとかも変だったから、新しく板たてたよ!
見てきてね!

774:凪海◆L6:2016/04/16(土) 22:20 ID:T12

レモン)他に名前が思いつかんかったw
顔文字打つの面倒だったしw

775:凪海◆L6:2016/04/16(土) 22:20 ID:T12

あやや)(ˀ̢⋅⃘‧̮⋅⃘ˁ̡ી˂ᵒ͜͡ᵏᵎ⁾
スレ名は?

776:あやや◆dA:2016/04/16(土) 22:25 ID:eyU

言いたいけど、言ったら荒らし来そうだから、上にあげておく!

777:レモン:2016/04/16(土) 22:41 ID:ZRo

凪海)なるほど!ww

あやや)すぐ行くね!(^_^)/

778:あやや◆dA:2016/04/16(土) 22:47 ID:eyU

あやって名前の人の言うことは聞かないとか言ってたけど、私、『あや』とか言ってないよね?
『あやや』なのに…

779:玲 ce12:2016/04/16(土) 22:51 ID:qfE

確に....あやって書いてあった....本当はあややなのに....

780:レモン:2016/04/16(土) 23:16 ID:ZRo

ね……。

781:あやや◆dA:2016/04/16(土) 23:52 ID:eyU

本名はあやだけどね(笑)
葉っぱでは、あややだし!

782:凪海◆L6:2016/04/17(日) 00:07 ID:L6U

小説更新しまぁす!!

783:みゆき:2016/04/17(日) 00:12 ID:g/M

あの人のせいで私専スレ分かんないんだけど(怒)
こんなこと言っちゃダメかもしんないけどさ
結局なんかあんな低レベルな人がいるからいけないのに被害受けるの私達なのがムカつくんだよね
というかあの人が友達に貸したりとか見せたりとかしたのがまずいけないんじゃないの?
ちなみに私は母から
『日付変わるまで勉強しろ』
といわれたのでやってた(汗)
なのに母から
『なんでまだ勉強しよると?』
といわれ今泣きそう(涙)

784:凪海◆L6:2016/04/17(日) 00:17 ID:L6U

みゆき)お母さんどうかしとる…( ¯-¯ )
勉強(_´Д`)ノ~~オツカレー
受験生なのに勉強してない奴がここにいる、すなわち私w

785:みゆき:2016/04/17(日) 00:24 ID:g/M

凪海は頭良さそうだから大丈夫でしょ!
私はマジでバカだから(涙)
(・∀・)_/ココテストニデルヨ!?

786:凪海◆L6:2016/04/17(日) 00:37 ID:L6U

みゆき)私は頭良くないよ!!
【凪海はъака】\_(・ω・`)ココ重要!

787:玲 ce12:2016/04/17(日) 00:49 ID:emg

みんなも大変だね....こっちも親があーーーーーーー
親がひどい....
んまー僕も【僕はъака】\_(・ω・`)ココ重要!だから....
この馬鹿な頭脳のせいでスマホが大変なことになる!!
日によってスマホが没収されることに....いない日があるかもしれないがよろしくお願いします!

788:凪海◆L6:2016/04/17(日) 00:51 ID:L6U

玲)( *๑•̀д•́๑)̀わかった!!!

789:凪海◆3A:2016/04/17(日) 01:37 ID:ySs

>>756

 イトナくんの触手が殺せんせーを追い詰めていた。

寺「俺らの獲物だぞっ!」
不「いっつもいやらしいところから手ぇまわして!」
シ「それが大人ってものだよ」

 一方で、カルマくんの目は違う方向へ行っていたのに僕は気づいた。カルマくんが見ていたのは、海だった。
 海はさっきからずっと黙っていた。

イ「殺せんせー、お前は俺より弱い。お前を殺して、たった一つの問題を解く。すなわち、最強の証明!」

 シーツ越しだから、どうなっているかわからない。けれど、殺せんせーがおされている!

殺「にゅるん」

 シーツの囲いの中では殺せんせーはイトナの攻撃を避けていた。

殺「さすがです、イトナくん。一学期までのせんせーなら殺られていたでしょう。ですが、君の攻撃パターンは単純です。いかに速くても、いかに強くても、いかに保護者が策を積み上げても、3回目ともなれば、せんせーも順応できます」

 放たれたイトナの触手を、両腕で受け止める!

殺「イトナくん、せんせーだって学習するんです。せんせーが日々成長せずしてどうして生徒に教えることができましょう。さて、厄介な布の檻を始末しますか。夏休みを経て、せんせーも学習しました。イトナくん、覚えておきなさい。せんせーにとって暗殺は教育。暗殺教室のせんせーは教えるたびに強くなる!」

 シーツの向こう側から光が放たれた。シーツがふっ飛ばされ、中から殺せんせーとイトナくんがでてきた。

殺「そういうことです、シロさん。イトナくんを置いてこの場を去りなさい。あと、私が下着ドロじゃないという正しい情報を広めてくださいっ!」
茅「わ、私の胸も正しくはび、B! Bだからっ!」

 ………。

イ「ぐっ、ぐぁぁぁぁぁっっ!」

 ⁉
 イトナくんの触手が暴れだした!

イ「あ、たまが痛いっ!」
シ「どうやら度重なる敗北のショックで、触手が精神をむしばみ始めたか」

 何を言ってるんだ?

シ「ここいらがこの子の限界かな」

 そう言ってシロは去ろうとする。

殺「待ちなさい、シロさん! あなたはそれでも保護者ですか⁉」
シ「教育者ごっこしてんじゃないよ、モンスター。なんでもかんでも壊すことしかできないくせに……。さよならだ、イトナ。あとは1人でやりなさい」

 シロが去った直後、イトナくんの触手がこちらに向かって襲いかかってきた。

殺「危ないっ!」

 殺せんせーが慌てて僕らの盾になって、イトナくんの触手をはじいてくれた。

イ「ぐああああああああっ‼」

 イトナくんは叫び声をあげて飛び去っていった……。

カ「……海」
海「………」
カ「海っ!」
海「え、あ。ごめん。ボーッとしてた」

 何か、思い詰めてるような表情をしていた。

海「ゲホッ……。で、殺せんせー。どうすんの? このままだと」
殺「ええ、わかっています」

次の日

律「みなさん、見てくださいっ!」

 休み時間中、律の声が教室じゅうに響いた。
 律から表示されたのは、破壊された携帯ショップだった。

不「これは……」
殺「おそらく、触手のせいですね。触手でなければああいうことはできません」
不「ということは、イトナくんよね。でも、どうして携帯ショップばかりを?」

 そこへ。

海「おはよ……」
茅「海ちゃん! どうしたの?」 

 海はマスクをしていた。

海「ちょっと病院行ってた。風邪みたい……」
殺「よかったです、海さん。せんせーはてっきり海さんが不良になったのかと……、連絡もしてくれなかったので……うぅっ」

 殺せんせが泣き始めた……。
 こんな状況だというのに。

海「ごめんごめん、次からは遅刻の連絡とかするから」

790:凪海◆3A:2016/04/17(日) 02:18 ID:ySs

>>757

カエデside

 やっぱり、渚は天然だよ……。普通に手とかつないでくるし。
 買い物が済んだ私たちは、学校に戻るとみんなと合流して暗殺計画を立て始めた。

「で、ここでさ……」
「それいい考え!」
「だとしたらさ……」

 暗殺計画はスムーズに進んでいき、そして、あっという間に1日は過ぎていった。
 で、もちろん夕飯はバーベキュー‼
 私は家庭科室でみんなにお茶を用意する係だった。

「あれ、足りなくなっちゃった」

 コップは最後なのに。

「まだ残ってたかなぁ」

 冷蔵庫を開けると、お茶の入った入れ物が置いてあった。

「よかったぁ」

 私はそれを手にして、最後のコップにお茶を注いだ。

「茅野さん、平気?」
「あ、神崎さん! 今、終わったところだよ」
「じゃあ運ぶの手伝うわ」
「ありがとー」

 私たちは協力してトレーの上に全員分のお茶の入ったコップを運んだ。
 みんなは今、外にいる。

「お待たせー」
「お、サンキュな。茅野も神崎も!」
「では、かんぱーい」

 みんなで乾杯をして、それぞれに食べ始めた。

「どうだ。順調に進みそうか」

 烏間先生が聞いてきた。

「はい。きっと大丈夫です」
「今回の暗殺計画で、今度こそ殺せんせーを殺れるわ!」

 中村さんの言葉に、私たちは「そうだね」とうなずきあった。

「ん? 渚くん、どうかしたの?」
「……ごめん。僕、もう休む……」

 ?
 どうしたんだろう、渚。なんだか顔色が悪そう。

「大丈夫? 渚」
「平気だよ」

 渚は私に笑いかけてくれると、学校の中へと戻っていった。
 心配だな……。
 でも、そんな必要はなかったみたいで。急に渚はふらっと戻ってきた。

「ねぇ、誰か服を貸してほしいんだけど」
「どうかしたの?」
「ほら、私服。忘れちゃったから……」

 あー、そういえばそうだったっけ。
 でも、なんで私服?

「大丈夫。俺持ってるから」

 カルマくんがにやりと笑いながら言った。中村さんも、にやにやしてる……。
 まさかとは思うけど。
 カルマくんは足元に置いておいたバッグの中から袋をだして、それを渚に投げた。

「それ、着なよ」
「ありがと……」

 そしてまた、ふら〜っと戻っていった。

「ねぇ、カルマくん。まさかとは思うけど……」
「さぁねー。果たして着るかどうかは別問題だけど」

 そう言ってカルマくんはお肉にかぶりついていた。
 やがて戻ってきた渚に、みんなはあぜんとした。でもやっぱりみんな、おおかた予想はついてたみたい。だって、カルマくんが渚に渡す服なんて1つしか考えられないから。

 渚が着ていた服は女の子用の服だった。

791:玲 ce12:2016/04/17(日) 02:29 ID:emg

あーーーーーーー渚がーー女装する事になるなんて....

もうーーーー続きが楽しみ過ぎてやばいよーーーーー!!

792:凪海◆L6:2016/04/17(日) 02:34 ID:iRk

玲)まだ起きてたw
続きは朝か昼に書くね。

793:魔女 ゆかにゃん:2016/04/17(日) 05:17 ID:k/k

おはよーございます

794:竜牙:2016/04/17(日) 08:26 ID:OtI

玲ちゃんリク!
文才…ないです。何回かにわけてやります。

茅野視点

卒業式も終わり、中学生でもないのにE組校舎へ足が向いてしまう。それは皆も同じだったみたい。日当たりもよく春の陽気のせいでわたしは寝てしまった。
茅野「………zzz」
渚「茅野〜。起きて〜。もう夜だよ〜。」
茅野「………zzz」
渚「しょうがないな〜。奥の手だ。…………………あ!あんなところに、巨大プリンが!!!!!」
ガタッ
茅野「ふぇ?!巨大プリン?!どこ?!」
渚「やっと起きた。まさか、ホントに起きるとは…………。」
茅野「渚!巨大プリンどこ?!…………………ってもう夜じゃん!」
渚「うん、そーだよ?茅野起きないんだもん。」
茅野「うぅ〜。ごめんね、渚〜。」
渚「いいって。皆もいないし、帰ろうよ。」
茅野「うん。そーだね。」
(こうやって渚と帰れるのも最後かな〜。なんか寂しいな……。)
渚「そうだ!茅野、明日空いてる?」
茅野「え?空いてるけど…なんで?」
渚「いや〜、茅野といきたいところがあってさ。」
茅野「うん。じゃあ9時集合ね。」
渚「うん。わかった。じゃあね!茅野!」
(渚からのお誘いなんて珍しい…。どこ行くのかな??)

この時、後ろで会話を聞かれていたことに気づかなかった。
E組一同「くっつけちゃいますか。」
下世話な目が光る………。

一旦切ります!

795:凪海◆L6:2016/04/17(日) 11:08 ID:L66

┏━━━━━┓
☀ Ⴛ̅̀ ∣ժ̅ ꒭☀
  ∧ ∧
🌸 (๑╹ꇴ╹๑) 🌸
┗━〇━〇━┛

あ、こんにちは、かw

796:レモン:2016/04/17(日) 11:08 ID:ZRo

ネタを突然思いついたから書くね!

注意
・吸血鬼パロ
・完全に俺得です<m(__)m>

797:凪海◆L6:2016/04/17(日) 11:11 ID:L66

吸血鬼!?
なんか楽しみヾ(≧∀≦*)ノワクワク……

798:凪海◆L6:2016/04/17(日) 11:11 ID:L66

2!

799:凪海◆L6:2016/04/17(日) 11:11 ID:L66

1!!

800:凪海◆L6:2016/04/17(日) 11:12 ID:L66

800(σ´∀`)σゲッツ!!

801:レモン:2016/04/17(日) 11:17 ID:ZRo

夕日の色に染められている道を、茅野カエデは一人で歩いていた。

ふっと一陣の風が心地よく吹いた。

彼女の鮮やかな緑髪を揺らす。

その、白い首筋には、多数の傷跡が刻まれていた―……。

802:玲 ce12:2016/04/17(日) 11:47 ID:emg

おおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー面白いいいいいい!!!!!!
竜ちゃん
ありがとう!!!面白かったよ!!続き楽しみに待ってる!!

レモン
渚カエは出るか??
出てきてくださいな!!
吸血鬼....渚がカエデを吸う....萌える!!面白いいいいいい!!
カエデが渚の吸うのもありかも!!

803:レモン:2016/04/17(日) 11:53 ID:ZRo

茅野カエデと潮田渚には、ある、一つの秘密があった。

もちろん、それはある日の触手などではなく……。

「渚」

夜の12時過ぎだというのに、茅野は町はずれの小さな倉庫に来ていた。

この倉庫は、もうだいぶ前から使っておらず、人っ子一人来ていない。

そんな中で、水色のツインテールの男子が一人。

「茅野」

渚は、茅野に気付いた様子で近づいてきた。

一歩一歩こちらに歩み寄るたびに、茅野の身体が緊張で固まる。

渚は、茅野の髪の毛をほどいた。

長い髪は、重力に従って落ちていく。

「じゃあ、いい……?」

茅野の両肩に手を置きながら、渚は尋ねた。

「……っ、うん……」

渚は茅野の首筋に顔をうずめた。

そして、鋭い犬歯を立てる。

カリッと音がして、真っ赤な鮮血が首を伝う。

804:レモン:2016/04/17(日) 11:54 ID:ZRo

渚カエでるよー!!

805:玲 ce12:2016/04/17(日) 11:57 ID:emg

やばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!!!
いいいいいいいいいいいいいい!!!!!
良すぎだろ!!!
レモンありがとう!!
ありがたき幸せ!!!

神様・仏様・レモン様
ありがとう・ありがとう・ありがとう・ありがたき幸せ!!

806:玲 ce12:2016/04/17(日) 12:00 ID:emg

やばいねー僕www
感想いつも騒がしくってww
でも本当に萌える!!面白い!!凄すぎ!!
だから!!
渚カエ書いてくれてありがたき幸せ!!

807:凪海◆L6:2016/04/17(日) 12:15 ID:L66

そろそろ更新しまぁす!!

808:凪海◆3A:2016/04/17(日) 12:17 ID:ySs

>>790

 そこへ、後ろからゆっくりと中村さんが近づいていった。そして、おもむろに渚のヘアゴムをとった!

「うっわぁぁ。マジで女子じゃんっ!」

 ……たしかに、髪長いよね。転校初日も思ったけどさ。

「って、あれ。渚くーん」

 あれ? いつもの渚だったら「やめてよ、中村さん!」とか言いそうなのに。渚はボーッとしたままだった。
 そのまま、歩きだして。

「え?」

 私の腕を、がっちりつかんでいた。

「みんな、ちょっと出かけてくるよ……」
「はぁ⁉」
「え、待って、渚ってば!」

 私は渚にずるずると引きずられるようにして山を下っていった。


中村side

 うーん?
 なぁんか今日の渚くん、おかしくない??

「ねぇ、カルマ」
「俺に聞かれても困る」
「ですよねぇ」

 カルマも困惑してるみたい。まぁ、こんなこと滅多にないもんね。

「どうする? 追いかけてみる?」
「面白いかもねぇ。あんな渚くん、滅多にお目にかかれないし」

 よし、それじゃあ行きま……。

「ねぇ? 誰か私のお酒知らない?」

 って、ビッチ先生……。

「お酒ってなんのことだよ」

 前原の問いにビッチ先生は私たちにボトルを突きつけてきた。
 半分くらい減っていた。

「これよ、これ! 家庭科室の冷蔵庫の中に入れておいたのにぃ‼」
「って、そんなもん。冷蔵庫に入れとくなよ」

 言えてる……。

「! まさか」

 カルマ?
 カルマはコップの中身をかいでいた。

「‼ うっわ、これ強すぎじゃね⁉」
「何、どうしたの?」
「これ、渚くんが使ってたコップだよ……」
「それって、つまり……」

 私たちは、叫んだ。

「はぁぁぁぁ⁉」
「おい、お茶係誰だよ!」
「た、たしか茅野さんだったはずです!」
「急いで追いかけるぞ!」
「ちょ、何なのよ!」

 私たちはビッチ先生を置いて、山を駆け下りた。

809:玲 ce12:2016/04/17(日) 12:27 ID:emg

*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...展開が面白い!!
続きが気になって仕方ない!!

810:A :2016/04/17(日) 12:54 ID:0IU

超次の展開気にナルーーー
あと気軽に呼びタメして下さい(^o^)/

811:玲 ce12:2016/04/17(日) 12:55 ID:emg

Aよろしく〜♪
あと本当に気になって仕方ない!!!

812:凪海◆L6:2016/04/17(日) 12:55 ID:L66

Aだ!!
君からのリク、あんな小説で平気ですかね( ´'ω'` )

813:凪海◆3A:2016/04/17(日) 12:58 ID:ySs

>>789

海「で、これは何の騒ぎ?」
茅「イトナくんが町で暴れてるの」
海「ふぅん」

 海はあんまり興味なさそうだった。まぁ、基本彼女は自分に関係なさそうだと、興味なくすんだよね。

カ(シロの性格はだいたいわかった。あいつにとって、周り全てが当たればラッキーの使い捨ての駒。ああいう奴は、何をしてくるか戦術が読めない)
 「ほっといたほうが賢明だと思うけどね」

 カルマくんの言葉に、僕らは黙ってしまった。だけど、殺せんせーは。

殺「それでも、教師として彼をほっとくわけにはいきません。どんなときでも生徒からこの触手を離さない。せんせーは先生になるとき、そう誓ったんです」


その夜

 破壊された携帯ショップの近く。そこでイトナくんを見つけた。

イ「勝てる強さが、欲しい……」
殺「やっと人間らしい顔を見られました、イトナくん」
イ「にい、さん……」
殺「殺せんせーと呼んでください」
イ「うるさい、勝負だ。今度は、勝つ……」

 イトナくんは弱りきった目をしながら、殺せんせーをにらみつけていた。

殺「勝負してもいいですが、お互い国家機密の身。どこかの空き地でやりませんか? それが終わったらバーベキューでもしながら、一緒にせんせーの殺し方を勉強しましょう」
カ「そのタコ、しつこいよ〜。ひとたび担任になったら、地獄の果てまで追ってくるから」
殺「当然です。目の前に生徒がいるのなら、教えたくなるのが先生の本能です」

 そこへ。

 ドーーーーーンッ

 なっ!

イ「ぐっ」
殺「⁉」
シ「これが第二の矢。イトナを泳がせたのも、予定のうちさ」

 この声は、シロ⁉
 白い煙の中で前がよく見えなかったけれど、イトナくんに向かって何かが放たれたのがわかった。

シ「さて、イトナ。これが君への最後のご奉公だ」

 エンジン音がしたかと思うと、何かが走り去っていく音が聞こえた。
 煙が晴れた向こう側では、ネットに入ったイトナくんが軽トラックに引きずられるようにして走り去っていく姿だった。

殺「みなさん、大丈夫ですか⁉」
磯「多分、全員なんとか……」
殺「では、せんせーはイトナくんを追いかけます!」

 マッハで飛び去っていく殺せんせー。

三「俺らを気にして、回避反応が遅れたな……」
海「ゲホッ、ゲホッ……⁉」
茅「海ちゃん、大丈夫?」
海「……うん、気管に入っただけだから、平気……」

 海、まさか……。

寺「あんの、シロやろ〜。とことん駒にしやがってぇ……」

 海の手、暗くてよく見えなかったけど濡れていた。
 いったい、どうして?

814:レモン:2016/04/17(日) 13:14 ID:ZRo

一滴も漏らさないようにと、渚は鎖骨と首筋を丹念になめる。

渚の熱い舌が皮膚を這うたびに、茅野の身体がピクリと身じろぐ。

やがて、血が止まったのか、渚のぬくもりが離れた。

「……終わったよ」

茅野は何も言わず、はだけていた私服の襟を元に戻した。


―これが、渚と茅野の秘密。

渚は、人間の血を飲まないと生きていけない。

飲まないと徐々に弱っていき、ついには死んでしまう生物。

率直に言うと、吸血鬼である。

815:凪海◆L6:2016/04/17(日) 13:17 ID:L66

ヤバタン:( ; ˘•ω・):ヤバタン
レモン神ってるーーーーーー!!

816:玲 ce12:2016/04/17(日) 13:20 ID:emg

ヤッベッゾ(*´Д`*)ヤッベッゾ(*´Д`*)
死にそうでやばい....
萌えるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レモンありがとう!!ありがたき幸せ!!

神様・仏様・レモン様!!

817:レモン:2016/04/17(日) 13:27 ID:ZRo

人間と人間の間に生まれた普通の男の子……な、ハズだったのだが……。

潮田家の中で唯一吸血鬼の血を受け継いできてしまったのだ。

もちろん、茅野以外はこのことは知らないし、親だって親族や身内にも吸血鬼などはいない。

そもそも、吸血鬼だなどと言われて信じてくれる人なんて茅野以外いないだろうし。

それも含めて、渚は茅野以外には自分の秘密は一切話していない。

茅野も、渚の事は二人だけの秘密にしている。

だから、毎晩毎晩渚は茅野に命を分けてもらっているのだが……。

818:レモン:2016/04/17(日) 13:28 ID:ZRo

玲)いやぁ……レモン様なんて(#^.^#)
 

819:玲 ce12:2016/04/17(日) 13:28 ID:emg

レモンまじ神!!
もう続きが気になって仕方ないじゃないか!!

820:レモン:2016/04/17(日) 13:44 ID:ZRo

渚には、一つ気がかりなことがあった。

それは……。


帰り道、深夜に女の子を一人で帰すわけも行かないので、渚は茅野を家まで送っていた。

だけど……、茅野の足取りがおぼつかない。

渚の歩くスピードが速いわけでもないのに、茅野は渚の遥かに後ろを歩いている。

渚は立ち止まり、振り向いた。

「茅野?どうしたの……?」

声をかけると、茅野は渚を見ようともせずに薄い唇を開いた。

「渚……。大丈夫……」

そう独り言のように答え、とぼとぼと歩いていく姿を渚は見つめていた。

821:レモン:2016/04/17(日) 13:45 ID:ZRo

玲)嬉しいなぁ!!(#^.^#)

822:凪海◆L6:2016/04/17(日) 13:46 ID:L66

レモンーーーー!!
続き楽しみにしてる!!!!!
(((o(*゚▽゚*)o)))

823:玲 ce12:2016/04/17(日) 13:58 ID:emg

まさか....カエデ無理でもしていたりして....死にネタなしでお願い!!
生きていてカエデ!!渚!!

824:凪海◆L6:2016/04/17(日) 13:59 ID:L66

カエデかわいい(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ

825:玲 ce12:2016/04/17(日) 14:00 ID:emg

凪海
うんうんそれわかる!!
カエデ・あかりまじで天使!!♡♡♡可愛いい♡♡♡可愛い♡♡♡

826:凪海◆L6:2016/04/17(日) 14:04 ID:L66

玲)(o^o^)o ウンウン♪

827:凪海◆3A:2016/04/17(日) 14:30 ID:ySs

>>808

カエデside

 渚、大丈夫かな?
 なんか、足元ふらついてるし。ときどき、痛そうに頭おさえてるし。

「渚……」
「何、茅野」

 声も、なんだか張りがない。

「さっき休むって言ってたでしょ。寝なくて平気なの?」
「へーき、へーき……」

 ぜ、絶対平気じゃないでしょ!
 山を下りきっても、渚は私の腕をつかんだままだった。
 い、いい加減に離してくれないと、し、心臓がもたないっっ。

「あ、のさ。渚」
「うん?」
「手、離してくれない?」
「やだ」

 や、やだって……。
 しかも即答……。今、明らかに私が言い終える前に言ったよね。
 渚は私を引っ張りながら、町なかにやって来た。
 い、いったいどこまで行くのやら……。

「渚、どこまで行くの?」
「うーん……。そういえば考えてなかった……」

 渚はそう言って立ち止まった。というか、やっと止まってくれた。
 今の時刻は20時。外を出歩いていてもぎりぎり補導はされないと思うけど……。

「……あー、頭痛い」
「大丈夫?」
「うん……」

 そこへ。

「おーい、渚、茅野ー!」
「あ、みんな」

 よかった、みんな来た。

「行くよ」
「え?」

 渚が私を引っ張って走りだした。

「え、ちょっ!」
「待て、渚!」

 そこから、私たちの追いかけっこが始まった。


「ス、ストップ渚……」

 あちこち滅茶苦茶に走り回って、私は体力が限界だった。体力には自信あるのに……。今日の渚はどうかしちゃってんじゃないのかな……?
 女装してるのに、恥ずかし気もなさそうだし。まぁ、下は短パンだから走りにくいことはないと思うけど。

「渚さん、茅野さん!」
「あ、律……」

 私はスマホを取りだした。

「無事で何よりです。急いで皆さんに連絡を」

 律が言い終える前に、渚が私の手からスマホを取り上げた。

「ちょっ!」

 そして、そのままスマホの電源を切っちゃった。それから渚は自分のスマホも取りだして、電源を切ってしまった。
 おそらく、GPSで探知されないようにしたんだろうけど……。

「な、渚、携帯返して……」
「やだよ〜」

 そう言って自分のポケットに私のスマホと自分のスマホをしまってしまった。

「ねぇ、渚。やっぱりみんなのところに戻ろうよ。渚、体調悪そうだよ。それにこんな時間でうろうろしてると補導されちゃう……」
「うるさい、黙って」

 そう言うといきなり、私の唇を奪ってきた。

828:竜牙:2016/04/17(日) 14:34 ID:OtI

794続き

渚視点

(どうしよう。全然眠れなかった。茅野を誘うだけでも緊張するなんて…)
それにしても早く着きすぎた。集合時間は9時のはずなのに今の時間は8時だ。
(1時間、何してようかな……。)
○○「ちょ!離してください!!人を待たせてるんです!」
男「いいじゃねーかそんなの。俺と遊ぼうぜ〜?」
(あれが大人のナンパ……前原君と比べものにならない!…………………じゃなくて。抵抗してる子は僕より背が低いけど黒髪の綺麗な子だ……………って、そんなこと考えてる場合じゃない!!)
僕は駆け出した。
渚「離してください!彼女、嫌がってます!」
(こんなこと言っても離してはくれないよね。)
その時胸ぐらをつかまれた。
男「あぁ?誰かと思えば小学生かよ。ぶっ殺されたくなかったら家に帰れ!」
(……殺す?殺す、か……。)
渚「殺そうとしたことなんて、ないくせに。」
僕は得意技を使って男を仕留めた。クラップスタナー。
(暗殺技術がナンパ撃退に役立つとは思わなかった……。あ、そうだ。)
渚「大丈夫?怪我とかしてない?」
○○「う、うん。ありがとう。渚。」
(あれ?なんで僕の名前を知ってるのかな?)
渚「え、えっと。どこかでお会いしたこと、ありましたっけ??」
○○「あ!ゆ、雪村あかりです!」
渚「え?!茅野?!」
あかり「そーだよー?びっくりしたー?」
渚「びっくりしたよ!きれいだな〜って見とれちゃったし……。」
そう言うと茅野はうつむいてしまった。茅野の赤くなった顔が見られないことは残念だけど、僕も赤くなっているから見られなくてよかった。
(つい口走っちゃった…。ど、どうしよう………。)
あかり「な、渚!////い、行こ!とにかく!」
渚「う、うん。そーだね。」
こうして目的地へと歩き出す二人。その後ろから尾行する集団。

中村「なにあれ!すっごくいいネタじゃん!カルマ!何やってんの??」
カルマ「んー?動画保存してる〜♪欲しい人いる〜?」
杉野「俺、欲しい………かな。」
神崎「ふふっ。じゃあ私も。」
前原「俺も〜♪」
ひなた「お前は黙ってろ!!」ゲシッ
倉橋「はいはーい。私カエデちゃんが赤くなってるところ見たーい。」
カルマ「はいよー。じゃあみんなに後で送るよ〜♪」
中村「(私も動画にしとけばよかった………。)じゃあ私の撮った写真もあげるよ〜♪」
不破「これからどんな展開になるのか必見です!」
寺坂「お前…何言ってんだ???」






すみません!余分な文章多くなりました。

829:凪海◆L6:2016/04/17(日) 14:37 ID:L66

竜牙)ひなたw

私もその動画( ゚д゚)ホスィ…

830:玲 ce12:2016/04/17(日) 14:38 ID:emg

待て待て待てなんで!!!!????
まじで!!町のなかだよね!!
その中でキス!?
(酔って)渚の事だから絶対にDだよね!!
あーーーーーーー見ている人たちが羨ましい!!
むしろ渚絶対カエデ(あかり)と二人きりになったらあんなことやそんなことをやりそうなんだけど....
んまーそんなことより!!!
凪海あなたは神様ですか??神様ですか??
凄すぎだよ!!
楽しみだーーーーー!!!!!!( ̄▽ ̄)

831:玲 ce12:2016/04/17(日) 14:44 ID:emg

あーーーーーーーデートとかやばい!!!
それとあかりにナンパしたヤツ許さいな(^言^)★(#・∀・)おこだよ!殺したい....まじで殺したい....
そんな事よりカルマーーーーーーーその動画くれ!!お金が欲しかったらさっきあかりにナンパしたやつに出してもらうから!!
渚ーーーーーあかりーーーーーデート楽しんでこい!!
あーーーーーーー続きが楽しみだーーーーー

832:玲 ce12:2016/04/17(日) 14:45 ID:emg

ねー竜ちゃん....あなたも神様ですか??
神様じゃなくってもありがとうございます〜ありがたき幸せー

833:凪海◆L6:2016/04/17(日) 14:52 ID:L66

更新押した瞬間の、玲のコメントの長さに笑えたw
ありがと、玲。

834:竜牙:2016/04/17(日) 14:53 ID:OtI

凪海さん»ひなたならこーすると思って…w書いてる側もだけど動画欲しくなりますね!
玲ちゃん»そんな!大げさだよ!みんなと比べたら全然だけど…。やっぱり渚カエ渚あかはいいね♪

835:凪海◆L6:2016/04/17(日) 14:55 ID:L66

竜牙、竜牙!
私のことは さん付けしなくてもいいよ!
「凪海」とフツーに呼んでっちょ! でなかったら「ナギ」でもいいから(*゚ー゚)v

836:竜牙:2016/04/17(日) 15:22 ID:OtI

うん!わかった!なぎちゃん!

837:凪海◆L6:2016/04/17(日) 15:25 ID:L66

べ、勉強する気が起きない…。当たり前だけどさ。
その代わり、めっちゃ書きたい衝動がヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

838:玲 ce12:2016/04/17(日) 15:27 ID:emg

書いちゃえ書いちゃえ(ΦωΦ)フフフ…

839:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/04/17(日) 15:29 ID:p/I

私もその動画欲しい!!
お金は殺せんせーに払わせるから!

840:玲 ce12:2016/04/17(日) 15:32 ID:emg

まいちゃんそれいいね!!いいね!(´・ω・`)☆
殺せんせーの扱い方が受けるわ〜www

841:玲 ce12:2016/04/17(日) 15:33 ID:emg

なんか小説書きたくなったから書くね!!
暖かい目で見守ってください(●´∀`●)なー

842:ぷるもち。:2016/04/17(日) 15:39 ID:qck

えっと、入ってもOKですか?

843:凪海◆L6:2016/04/17(日) 15:42 ID:L66

ぷるもちさん、よろしくてよ!!
私は凪海(ナギウミ)です。
呼びタメ( ・∀・)b OK!

844:凪海◆L6:2016/04/17(日) 15:43 ID:L66

 ∧,,∧
(´・ω・) 玲、バッチ
( っ(⌒) コーーイ
`u-u'

845:ぷるもち。:2016/04/17(日) 15:48 ID:qck

凪海、お願いします!私の方も呼びためd(^_^o)なので。

846:凪海◆L6:2016/04/17(日) 15:51 ID:L66

あ、ぷるもち。ごめんなさい。

最後の方に「。」ついてたの気づかんかった(>︿<。)

847:ぷるもち。:2016/04/17(日) 15:54 ID:qck

いや、もう「。」は空気的存在でいいんです(^O^☆♪

848:凪海◆L6:2016/04/17(日) 15:57 ID:L66

ぷるもち。)そんなっ!!
せっかくの名前なんだから大事にしてよっ!!

そういえばぷるもち。が作ったスレ見たよ!! 全然駄作じゃなかったよ!!
すっごく良かった。これからも頑張って!!
 |_∧  ピョコ♪
 |∀゜)
 |⊂
 |/
 |′

849:玲 ce12:2016/04/17(日) 16:02 ID:emg

まじで変かもしれないが僕は行く!!


「久々にここの坂登ったけどにしてもきついね〜この坂」

「ね!一年しかたっていないのにこんなに変わるなんて」

渚と一緒にE組行きの坂を登っていた....

卒業してちょうど一年がたた
今日はE組のみんなで同窓会
みんなとは高校に入ってから会う機会が減ったから久しぶりに会う
久々に会ったみんなは少し変わっていた雰囲気は変わっていないけど
けど私はすごく変わった....
私は卒業後「茅野カエデ」から本来の姿「雪村あかり」に戻った....
みんなから変わらず「茅野」と呼べれている
髪は下ろして緑で染めていた髪は黒に戻した
けどこんなに変わった私でも変わっていないとこが一つあるそれは....
まだ渚の事が好きって言う恋心は変わっていない
この想いはだけは絶対変わっていない
渚は高校に入ってからそんなに変わっていない髪は切っているけど....身長はそんなに変わってない....私はそれでいいと思っている
渚は女の子見たいって言われているけど私には男の子にしか見えない
渚にはこの想いを伝えていないむしろ伝えれることができない
渚には大きな夢を持っている....殺せんせー見たいな教師になること
私はそんな渚の夢を邪魔したくない
だから今は伝えいないけど
いつかはこの想いを伝えられる日が来るまで私はずっと渚のこと応援し続けるそしてずっと好きでい続けるよ













渚....大好きだよ....














「えっ?....茅野?」











ん?

850:玲 ce12:2016/04/17(日) 16:04 ID:emg

わかるかもしれないがこれはあかり視点です!!
渚あかだよー

851:ぷるもち。:2016/04/17(日) 16:04 ID:qck

うぇっ?恥ずかしい…けど応援ありがとう!
凪海の小説も私の頭をパンクさせる力は凄いよ…( ^ω^ )

…「えっ?茅野?

852:ぷるもち。:2016/04/17(日) 16:05 ID:qck

うわ、途中で書き込んじゃった!」
「えっ?…茅野?」ってもしかして声に出てたり…しちゃったのかなぁ?!

853:玲 ce12:2016/04/17(日) 16:11 ID:emg

ぷるもちよー!!この意味不明な作品どうすればいいかな??
続きは後で書くよー

854:凪海◆L6:2016/04/17(日) 16:15 ID:L66

ヤバタン:( ; ˘•ω・):ヤバタン

玲スゴすぎる!! 茅野可愛すぎる!!!!

855:竜牙:2016/04/17(日) 16:16 ID:OtI

ぷるもち。さん!よろしく!私もタメでいいよ!

856:ぷるもち。:2016/04/17(日) 16:19 ID:qck

龍牙さん、こちらこそよろしく!

>>853
全然意味不明では無いと思うけどなぁ。
一途に渚を想い続ける茅野がかわいいよ〜!

857:玲 ce12:2016/04/17(日) 16:20 ID:emg

本当にみんな優しいね〜
それとありがとう〜

858:凪海◆3A:2016/04/17(日) 16:26 ID:ySs

>>827

 ⁉
 ちょ、ちょ、ちょっ‼
 長い、長い、長いってばーーーーーーーーーー‼

「んっ……な、渚……って、ば!」

 ここ、町なかだよ⁉
 やっぱり今日の渚はおかしい、ぜーーーーったいおかしい!
 さ、さすがキステク1位……。ま、前も受けたことがあ、る、けど……。
 私がいつまでも黙っていると、やっと渚は私から離れた。そして、にっこりほほ笑んで。

「うん、やっと静かになった」

 さ、最初からそれが目的⁉
 もう、歩けない……。あ、しが動かない……。

「茅野?」

 渚が心配そうな顔をしながらこっちを見てくる。でも、目の奥はいたずらっぽく輝いてる。
 おかしい、絶対におかしいってば!
 何、何が原因⁉ そう、思えばごはんの最中だったはず! いきなり、「休む」って言って校舎内に入っていって……、ふらっと戻ってきたときにはすでに違っていて……。
 あーーーーーー、ぜんっぜんわかんないっっ!

「どしたの? 平気?」

 とか言いつつ、にやにや笑ってるのは……いったい?
 なんか、いたずら考えてるときのカルマくんや中村さんにそっくりなんだけどっ‼

「ねぇねぇ、茅野……」
「何……?」

 こ、今度は何を企んでるんだか……。

「カエデって呼んでもいい?」

 ⁉
 ちょ、ちょっと待ってよーーーーーーー!
 何その、笑顔で言うあたり。無駄に破壊力あるしっ! 裏があるのは見え見えなのになんか逆らう気が失せちゃうっ‼

「だってさー、茅野はいっつも僕のこと『渚』って呼んでくれてるのに、僕だけ下の名前で呼んでないからさ〜」

 ………。
 ど、どう答えればいいのかな……。

「うーん?」

 渚は黙っている私に首を傾げてきて、そして、急に私の髪に手をのばしてきた。

「え?」
「うん、こっちの方が似合う」

 ヘアゴムとられた……。

「あ、いたぞ!」

 上から声がして、振り仰ぐと磯貝くんたちがいた。超体育着を着てた……。

「ねぇ、磯貝くん! 渚がおかしいんだけどっ‼」
「それは……」

 パァンッ

「うぉわっ」
「渚⁉」

 渚がいきなり、磯貝くんたちに向かって対せんせー弾を発射してきた。
 対せんせー弾だから、みんなに怪我はないんだけど……。
 前原くんが叫んだ。

「ちょ、危ねぇじゃねぇか‼」
「うるさい……」

 渚、なんか殺気立ってる……?

「これ以上僕らの邪魔をするようなら、誰であろうと容赦しないからっ‼」

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼

 キ、キャラ崩壊しとる……。
 え、Aさんごめんなさい。本来、「渚カエデート 渚が女装」のはずが、追いかけっこ状態に……( ノД`)シクシク…
 本当にごめんなさいっっ‼

859:竜牙:2016/04/17(日) 16:27 ID:OtI

玲ちゃん!頑張ってね!

860:竜牙:2016/04/17(日) 16:30 ID:OtI

なぎちゃん!そんなことないよ!渚がいい感じだよ!やっぱすごいね!

861:玲 ce12:2016/04/17(日) 17:19 ID:VFM

続き!!書くね!!

渚視点

「久々にここの坂登ったけどにしてもきついね〜この坂」

「ね!一年しかたっていないのにこんなに変わるなんて」

茅野と....いやあかりかな?心の中ではそう読んでいるけど....
あかりと一緒にE組行きの坂を登っていた....
本当にきつい....おまけに辛い....
僕はあかりが好きもちろん恋愛感情としてだ....
あかりの事はあの時....彼女に触手事件のキスその後気づいた自分の気持ちに
彼女の事が好きだと....
あかりは高校に入って「茅野カエデ」からあかりの本来の姿「雪村あかり」になっていた
E組にいた時はムードーメイカーで元気な子
綺麗と可愛いで例えると可愛い系だったのが高校に入ってますます綺麗系なっていた
髪型ツインではなく普通に下ろしている
不思議な色(人の事言えないが)、緑髪じゃなくって黒髪
少しウェブのかかった長髪で髪からはシャープの少し甘い香りがする
まるで変態だなー僕....
そんなあかりとは高校に入ってちょくちょく会っているけど僕はそれだけじゃ満足できない....
今だに身長さえ伸びない....男らしいとこが一切ない
僕はあかりから男の子として見られているのかっと思うと気持ちが落ち着かないし不安になってしまう....
けど僕はあかりが1番好きで愛しいと思っている
僕はあかりにこの伝えられる自信がない....むしろ伝えた方がわからない....
ただのヘタレだ僕は....
あかりが好き....好きすぎている
愛しい愛している
恋人で何もないなのに....
あかりを....
自分の物にしたい....
って何想ってるのだろー僕....














「渚....大好きだよ....」













「えっ?....茅野?」














ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!///////←注意:心の叫び声です!








なんか渚がおかしい....いや絶対におかしい!!キャラ崩壊していない??
おかしいおかしい!!

こんなにダメな作品だが暖かい目で見てくれるありがたい!!

862:匿名さん:2016/04/17(日) 17:23 ID:L66

玲)やっぱり茅野、声に出てたんだねww
渚の心の声、面白いよd(≧▽≦*)

863:凪海:2016/04/17(日) 17:24 ID:L66

>>862は、私(>︿<。)

864:玲 ce12:2016/04/17(日) 17:24 ID:VFM

凪海
渚大胆!!
ってかカエデじゃなくってあかりの方が良かった....んまーこれはこれでいいんだよね〜〜

続きが楽しみ!!!

865:玲 ce12:2016/04/17(日) 17:25 ID:VFM

凪海
わかった

866:凪海◆L6:2016/04/17(日) 17:26 ID:L66

玲)そっか、カエデではなく、あかりって手もあったかw
気づかんくてすまぬ。

867:玲 ce12:2016/04/17(日) 17:30 ID:VFM

いいんだよーヽ(*´∀`)ノ
渚カエでも渚あかでもオケd(ゝω・´○)だから〜
だけどあかりを出して欲しかったわーw

868:凪海◆L6:2016/04/17(日) 17:32 ID:L66

玲)やっぱり「あかり」にしよっかなぁ。

これから別の人の視点で書きます!!

869:玲 ce12:2016/04/17(日) 17:32 ID:VFM

*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...楽しみに待ってるよーー

870:ぷるもち。:2016/04/17(日) 17:49 ID:BUI

みんなの小説の茅野、あかりが可愛すぎる…♡

871:レモン:2016/04/17(日) 17:51 ID:ZRo

玲)死ネタじゃないよん♪

872:凪海◆3A:2016/04/17(日) 17:54 ID:ySs

 渚が茅野にキスする少し前を書く。

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼

>>858

カルマside

 これはちょっとまずいなぁ。

「相当酔いが回ってるみたいだね」
「あれで町の中うろつかれたら、大騒ぎになるんじゃないか?」
「うーん……律」
「はい」

 俺は律を呼び出した。

「急いで茅野ちゃんのスマホに連絡して」
「わかりました」
「? どうして渚くんではないのですか?」

 奥田さんの問いに俺は答えた。

「あんな状態で話をつけられるのはおそらく無理っしょ」
「そ、そうですね……」

 しばらくすると、律が戻ってきた。

「す、すいません」

 何故に謝る?

「茅野さんと連絡を取ろうとしたのですが、渚さんに取り上げられてしまい……、挙句電源を切られました」
「……渚くんのは?」
「渚さんの方もです」

 まずい……。

「急いで学校に戻ろう。みんな、超体育着を着て」
「おっ、そっか」
「わかった!」
「それから修学旅行のときの班になって、手分けして2人を探すよ」

 俺らは即座に学校に戻った。


磯貝side

 フリーランニングを使って、俺たち1班は上から行くことにした。

「にしても、どうして渚のだけ酒だったんだ?」
「茅野っちが盛ったっていうのは、まずありえないよね……」
「そのことなんだけど、さっき不破さんが言ってたのよ」

 片岡の話によると……。

 家庭科室にて、不破はお茶の入ったボトルとお酒の入ったボトルを交互に見ていた。

「お酒の入ったボトル、お茶の入ったボトルと似てない?」
「たしかに……」
「お茶がなくなって、冷蔵庫を開けるとお酒のボトルがあった。でも、見た目的にそっくりだから、おそらく茅野さんはお酒のボトルをお茶のボトルと勘違いしたんじゃないのかな」

「その線はありうるかもな」
「あ、カエデちゃんたちはっけーん!」

 倉橋の声に、俺たちはそっちの方向へ急いだ。

「どこだ!」
「ほら、あそこ」

 下を見ると、たしかに2人だった。

「あ、いたぞ!」

 茅野がすぐに俺たちに気づいた。

「ねぇ、磯貝くん! 渚がおかしいんだけどっ‼」
「それは……」

 俺が理由を話そうとした瞬間、渚がこっちに銃を放ってきた!

「うぉわっ」
「渚⁉」

 なんだ、対せんせー弾か。
 焦ったー。

「ちょ、危ねぇじゃねぇか‼」
「うるさい……」

 渚、なんか様子がおかしいぞ。

「これ以上僕らの邪魔をするようなら、誰であろうと容赦しないからっ‼」

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼

 そんなに変わらんかったなぁ……。 
 許してほしい<(_ _)>

873:レモン:2016/04/17(日) 17:57 ID:ZRo

その様子は、学校でも変わらなかった。

昨日は暗闇の中歩いていたから気付かなかったが、顔が青白い。

元々細い体なのに更に痩せ細っているように見える。

それだけではなかった。

今日の訓練中は素振りだった。

前に体重をかけようとしたとき、そのまま倒れて気を失ってしまったのだ。

874:凪海◆L6:2016/04/17(日) 18:00 ID:L66

レモン)茅野ぉぉぉぉ!!
続き楽しみにしてるぜ(´∀`*)

875:玲 ce12:2016/04/17(日) 18:03 ID:VFM

レモン
続きキターーーーあと面白いいいいいい次ガーーーーーーーーーーーー

凪海
変じゃない!!
むしろ面白いいいいいい!!!

876:レモン:2016/04/17(日) 18:23 ID:ZRo

そして、渚は今、保健室で休んでいる茅野を迎えに行っているところだ。

「失礼しまーす……」

言っても返事がない。

「茅野??」

布団を少しめくってみると、まだ眠っている様だ。

「おーい……。茅野ー……」

―ガララ……。

ドアの方を見て見ると、殺せんせーがドアを開けたままこちらを見ていた。

「おや、渚くん。ちょうどよかった。ちょっと来てくれませんか?」

「?はい」

877:竜牙:2016/04/17(日) 18:26 ID:OtI

続きー。

茅野?あかり?視点

あかり「でさ〜渚〜。」
渚「ん?どうしたの??」
あかり「今日行きたいところってどんなところ〜?」
渚「んー。ついてからのお楽しみ♪」
(何その笑顔!////私、キュン死しちゃうよぉ////もう、ホントに…さっきはあんな凛々しかったのに……ギャップスゴすぎる…それが魅力の1つなんだけどさ/////)
渚「あ、着いたよ!」
あかり「え?ここって確か……」
渚「そ。前に女子だけで話してたのを聞いててさ。条件付きだけど当日限定販売のプリンがあるから茅野を誘ったんだ。」
(えぇぇぇぇぇぇ/////渚よく調べてたね!でも確か条件って………)
あかり「あ、あのさ、渚。確か………条件って………。」
渚「か、カップルで入店することだよ//////」
あかり「や、やっぱり//////」
渚「ぼ、僕とじゃ………嫌…かな?」
あかり「そんなことないよ!///」
渚「よかった。じゃあ、入ろっか。」

カルマ「(渚、やるじゃん♪そのままキスまで行かないかな〜?wあ、中での偵察組を作らなきゃ。)ねー。このなかでさー。中に入ってくれる人いなーい?」
千葉「確か、今日だけあの店で磯貝がバイトだったな。」
速水「うん。じゃあここはメグが適任だね。」
メグ「え、ちょ?!なんで私?!しかもさらっと決めないで!」
中村「さすが仕事人コンビ。あ、2人が行ってきてくれてもいーよ♪」
千葉速水「「…………断る。」」
メグ「はぁー。行くしかないのか…。」
ひなた「メグ!磯貝君のカッコいいところが見られるよ。(((ボソッ」
メグ「私、行くよ。彼は中にいますって言って。」


店員?「いらっしゃいませ〜………って、渚?!……と茅野?!」
渚「磯貝君?!もしかして……バイト??ばれたら大変なんじゃ………」
磯貝「うっ。そ、それは……」
あかり「大丈夫!私も渚も誰にも言わないから!!」
磯貝「ああ。そうしてもらえるとありがたい。………席は窓際の隅です。」
渚「ありがとう。」
磯貝「……。びっくりしたぁ。………あ、いらっしゃ……………『磯貝君、ちょっと。』ど、どうしてここに?」
片岡「単刀直入に言うけど、渚と茅野ちゃんの席の近くに一緒に座って…。」
磯貝 チラッ「あぁ。そういうことか。わかった。協力するよ。」
磯貝『オーナー。時間なんであがります。ありがとうございました。』

店員「お待たせしました。本日限定プリンです。」
あかり「いただきまーす♪」
渚「やっぱりプリン大好きなんだね。」
あかり「うん!でさ、渚………。食べる………?」
渚「じゃあひとくちもらうよ。」
あかり「……はい。あーん/////。」
渚「え?!ちょ?!1人で食べれるよ//////!」
あかり「食べないの………??」
渚「その顔は………ずるいよ///」
パクッ       パシャッ
あかり「ど、どう?おいしい??」
渚「うん、すごく///あ、じゃあ僕もお返ししなきゃ♪」
あかり「ふぇ?!」
渚「はい、あーん。」
あかり「な、渚!恥ずかしいよぉ///」
渚「僕にもやったじゃーん。ほらー、茅野〜。目の前のプリン食べないの??」
あかり「うぅぅぅ///////」
パクッ       パシャッ
渚「どう?美味しい??」
あかり「お、美味しいよ////////」
渚「そっか、よかった。残り全部、こうやって食べよっか////」
あかり「うぅ/////////////」
恥ずかしがりながらも食べきった。

店の外
カルマ「2人とも〜お疲れ〜♪」
片岡「すごく恥ずかしかった……。」
磯貝「大丈夫か、片岡?別に恥ずかしがることないだろ?」
片岡「磯貝君にあんなことされたら///」
一同「「「「「何してたの?!」」」」
中村「それはさておき〜。肝心の写真と動画〜♪」
磯貝「あぁ。もう送った、2人以外。」
一同「「「「仕事早っ!!」」」」
カルマ「へー、渚、間接キスとあーんの連続なんて、結構やるじゃん♪」
杉野「俺には絶対無理だ………。」
奥田「や、やろうと思えばできますよ!」
カルマ「フォローになってないよ、奥田さん……。」
中村「『はい、あーん。 な、渚!恥ずかしいよぉ///』」
一同「「「「このタイミングで再生?!」」」」


ヤバイ。だんだん意味不になってきた………。

878:凪海◆L6:2016/04/17(日) 18:35 ID:L66

竜牙)(*・▽・)<やばす♪*゚
渚と茅野が可愛すぎるーーーーーーー!!!!!!!

879:凪海◆L6:2016/04/17(日) 18:58 ID:L66

私の小説、だんだん渚が悪者化してくんだが…。
イカれた…。

880:凪海◆3A:2016/04/17(日) 19:19 ID:ySs

>>872

カエデside

 渚……。

「渚、戻ってよ!」
「何が? 僕は普通だよ……、ほらカエデ、行くよ」
「え⁉」
「ちょ、待てよ!」
「おい、カルマ。聞こえるか?」

 私はまた渚に引っ張られて走りだす。
 やっぱり、変だよ……。こんな渚、渚じゃない!

「渚……」
「また、しゃべろうとする……」

 そう言って、またキスをしてきた。
 私は、泣きたくなってきた……。

「カエデ?」
「うっ……うぅっ……」
「それとも、『あかり』って呼んだ方がよかった?」
「ねぇ、渚はさ」
「うん?」
「私のこと、好き?」
「好きだよ」

 き、聞いてから後悔……。
 破壊力が……いやいや、今はそんなこと気にしてらんない!

「誰よりも好きだよ」

 本当の渚だったら、そういうこと即答しない。でも、目の前にいる渚は偽物じゃないこともたしか。1年間、ずっと隣にいた私だからわかる。

「だったらさ、渚。本当の渚に戻ってよ……」
「まだ、やだね」

 ?
 まだ?
 今、まだって言った?

「だって、こんなに楽しいんだもん!」

 たの、しい……。
 渚は目をキラキラ輝かせていた。

「今までにないくらい、楽しい!」
「本当に楽しいの?」

 そう聞き返すと、渚がこっちをにらむように見てきた。
 私は、ちょっとビビった。

「じゃあ聞くけどさ、あかり。今まで茅野カエデとして過ごしてきて、自分の本音すら隠して。僕がそんな子に向かって嘘をつくとかあり得ると思う?」

 たしかに、演技をするなんてありえないけど……。
 途端に渚が悲しそうな表情を見せた。そして、ぺたんと地面に座って、体育座りをした。私もなんとなく、その隣に座った。
 渚は、私の方をじっと見てきた。私も、なんとなく渚を見ていた。
 そして、そのまま……。

 パンッ

「⁉」

 渚が私を引っ張った。
 あ、危なかった……。

「この射撃、千葉くんと速水さんだね」
「よくよけたな」

 渚の視線の先には、渚の言った通り、千葉くんと速水さんがいた。

「何か用?」
「今すぐ学校に戻って」
「やだ」

 なんか、わがままな子どもに見えてきたよ。

「茅野だって困ってるわよ、そんなに振り回されて」
「うるさいなぁ……」

 渚がチラッと私を見てきた。

「あかり、逃げて」
「に、逃げる⁉」

 逃げる必要ある⁉
 てか、そもそもの話。みんなが私たちを追いかけているのは、渚のためであるわけで……。

「早くっ‼」
「え、あ、はいっ!」

 渚の気迫に圧されるまま、私は走りだしていた。

881:レモン:2016/04/17(日) 19:22 ID:ZRo

渚side

僕は職員室に呼び出されていた。

「さて……渚くん。茅野さんの事ですが……」

「はい」

「茅野さんは、貧血です」

その言葉は僕の心に響いた。

「貧血……?」

「はい、血量がとても少なく、血圧がとても低い状態です」

「……」

どうしよう……。

僕の、僕のせいだ……。

僕が毎晩茅野の血を吸い取っているせいだ。

僕が、あんなことをしなければ……。

「渚くん、何か知りませんか?」

自発的に出した次の言葉は、今後、僕を苦しめることになる。

「何も知りません」

882:A :2016/04/17(日) 19:38 ID:0IU

凪海様〜マジ神〜
予想をはるかに超えてる‼

2人とも(レモン様と凪海様)暗殺の才能じゃなくて小説の才能ダーーー

883:凪海◆L6:2016/04/17(日) 19:44 ID:L66

レモン) こ、殺せんせーにバレるのかと焦ったわ…。でも、どうなっちゃうの⁉

884:凪海◆L6:2016/04/17(日) 20:16 ID:L66

A)気に入ってもらえているのならなにより(´ω`)

885:ぷるもち。:2016/04/17(日) 20:36 ID:BUI

2人の小説が神すぎて*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
脳内お花畑。

886:玲 ce12:2016/04/17(日) 21:04 ID:VFM

A
それ私も思った!!
もう神様にしか思えん!!
それとここはまさに天国!!

887:葉月 美桜:2016/04/17(日) 21:14 ID:Jqw

今、小説書いてる方々…
小説神ってるじゃないですかー!
羨ましい…真の天才じゃないですかー!!

888:レモン:2016/04/17(日) 21:29 ID:ZRo

皆に気に言って貰えてるみたいで良かった〜!!(#^.^#)

889:レモン:2016/04/17(日) 21:49 ID:ZRo

僕は、茅野をおぶって帰っていた。

茅野の身体はとても軽く、まるで中身が綿でできているようだった。

これも、全部全部僕のせいなんだ……。

「ん……」

背中の方から声がする。

とっても可愛いあの声が。

「あ、起きた?」

「渚……」

まだ覚醒し切っていないのか、ぼんやりとした声だ。

「ぁ……ごめ……」

「謝らないで!!」

無意識のうちに僕は叫んでいた。

世界中に響き渡るような声だった。

驚いたのか、茅野は消え入りそうな声で尋ねてくる。

「なぎさ……?」

顔は見えないが、今、茅野がどんな顔をしているのか分かる気がする。

僕は、茅野を降ろした。

「ごめん……茅野……。もう、血は……いらないから」

それだけ言うと、僕は茅野の顔も見ずに駆け出した。

さよなら、最愛の人……。

僕、キミに迷惑をかけてばかりだったけど、

キミの事が、大好きだったよ―……。

890:竜牙:2016/04/17(日) 21:54 ID:OtI

続きだよ〜。

カルマ視点

カルマ「あれ〜?寺坂グループと竹林と岡島はどこいった〜?」
磯貝「あぁ。あいつらなら竹林おすすめのメイド喫茶に行ったぞ?」
カルマ「せっかくイジろうとおもったのにな〜。」
中村「相変わらずいい性格してるね〜♪」
矢田「あれ?イトナ君。なんでここに?」
イトナ「俺は別にメイドになんて興味ない。こっちの方が面白そうだからいるだけだ。」
前原「じゃあ俺と可愛いチャンネー探しに行くか?」
ひなた「1回タヒね!!女たらし!!」ゲシッ
前原「ぐほぉ…………。」
『お前か〜。俺の仲間に手をあげたっていう野郎は。』
(あの2人何やってんだか。)
カルマ「ちょ〜とみんな静かにしてくんな〜い?」
一同「「「「?????」」」」

渚「強引に彼女を連れていこうとしたからとめただけです。」
男A「ほぉ〜。じゃあその女の子よこしな。おい!お前ら!」
あかり「キャッ!ちょっと!やめてください!!」
渚「離してください!!」

渚「茅野、大丈夫??」
あかり「う、うん。」
男A「俺の仲間はこんなもんじゃねぇ。バット持ってこい!全員で潰せ!」
(まずい。このままだと二人ともやられる。どうする。どうする………。)
渚「大丈夫。茅野は僕が守る。もう……絶対に……大切な人を………失いたくないから。」
あかり「そんな!1人でこの人数は無理だよ!」
渚「作戦がある。茅野は僕の後ろにいるだけでいいよ。……律。……………………………………………。」

ピロリン
(ん?誰からだろう。)
律「渚さんからのメッセージです。いる人みんなで上から奇襲して。だそうです。」
木村「気づかれてるぞ!カルマ!」
カルマ「うん。けど今は渚のいう通り動こう。」
一同「「「「了解。」」」」

渚「ぐうぅ…。」
あかり「もう無茶だよ!渚!もうやめて!私が連れてかれればすむんだから!」
渚「ぐっ…。茅野を…この人たちに…渡すわけには…いかない!」
男B「じ、銃?!」
パァァァン
男CDEFG「ぐぁぁぁ!」
カルマ「ちょうど皆が配置場所についたところだったよ。」
渚「………嘘だね。合図なんてしなくてももっと早く来れたんじゃない?」
あかり「え?なんでみんながここに??」
中村「いいじゃんいいじゃん♪それより、あとは任せたよ。カルマ、渚。」
カルマ「軽く捻り潰そうね〜♪王子様♪」
渚「……………遊んでる暇はないんだ。けりを着けよう。」
俺らは戦況を一気にひっくり返した。ものの1分で終わるのも味気ないな〜。

カルマ「いつからきづいてたの??」
渚「店を出てからすぐ、僕と茅野の声が聞こえてさ。わかったよ。」
杉野「中村のせいかよ……。」
中村「テヘペロ♪」
渚「はぁ………。もうついて来ないでね。」
中村「えー。」
磯貝「もう諦めろ。」
片岡「そうよ。もう充分でしょ?」
カルマ「ちぇー。」


カルマ「イトナ。ドローン貸して。あの二人の帰りを盗撮するから。」
イトナ「いいだろう。ただし、報酬は晩飯だ。」
カルマ「いいよー♪交渉成立だね♪」
中村「律〜。渚と茅野ちゃんの会話録音して私にまわして〜♪」
律「用途はわかりませんが…承知しました♪」
中村「ありがとー。」
一同(((悪魔が2匹いる!!!)))


ごめんなさい。だんだん訳がわからなくなってます。

891:凪海◆L6:2016/04/17(日) 21:56 ID:bog

レモン)な、渚が離れていく…。行かないでーーー‼

892:凪海◆L6:2016/04/17(日) 22:00 ID:bog

竜牙の書く、ひなた好きだわw
なんかかわいい!
大丈夫だよ、話ちゃんとしてるよ!!!

893:竜牙:2016/04/17(日) 22:27 ID:OtI

なぎちゃんありがと!
前ひなもいいなぁ〜。

894:凪海◆L6:2016/04/17(日) 22:28 ID:bog

竜牙)前ひな、書いて!!

895:竜牙:2016/04/17(日) 22:32 ID:OtI

なぎちゃん)じゃあ、渚カエ終わったら書くね!上手くかけるかわかんないけど…。

896:凪海◆L6:2016/04/17(日) 22:33 ID:bog

竜牙)ファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆

897:玲 ce12:2016/04/17(日) 23:00 ID:emg

レモン
放っれてしまうなんていやーーーー!!
でもこのあとの展開が楽しみだーーーーー!!!!!
待ってるよー*(^o^)/*

竜ちゃん
あなたはもう天才!!
だめだデートの続きが気になって仕方ない!!
楽しみすぎる!!
それと....ナンパしてきた奴達絶対に許さない....許さない....許さない....許さない....許さない....許さない....き(#・∀・)おこだよ!(#・∀・)おこだよ!(#・∀・)おこだよ!(#・∀・)おこだよ!(#・∀・)おこだよ!(#・∀・)おこだよ!

ごめんいきなり騒がしくって....

898:竜牙:2016/04/17(日) 23:07 ID:OtI

玲ちゃん)いいっていいって!私の文章、話が結構飛んでるんだよね…w

899:凪海◆3A:2016/04/17(日) 23:10 ID:ySs

 修学旅行2班、3班は一緒に行動してることにします!

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼

>>880

 渚に言われるまま、なんとなく走ってきたけど。
 私、何やってんだろ……。
 立ち止まろうとすると、いきなり腕をつかまれた。

「きゃ……ムグッ」
「静かにしろ、茅野」
「って、寺坂か……」

 あー、びっくりした……。

「よかったー、見つかって」

 物陰から現れたのは中村さんたちだった。

「ねぇ、渚どうしちゃったの?」
「そのことなんだけどさ、茅野ちゃん。お茶係って茅野ちゃんだったよね?」

 何で今、その話?

「そうだけど」

 そう答えると、みんなが落胆した。

「え、え? どうしたのよ」
「……お茶、途中で足りなくなった?」
「うん」

 そして、さらに落胆。
 え、何なの?

「……それでさ、そのあと冷蔵庫にあったボトル、使った?」
「あ、あれね。使ったよ」
「あの中身、なんだと思う?」
「お茶じゃないの?」

 そう言った瞬間、みんなから信じられないような顔をされた。

「え、ウソ! まさか違ったの⁉」
「違うも何もねぇよ! あの中身、ビッチが用意した酒だよ、酒‼」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ⁉」

 ウソでしょっ⁉
 だからあんなに頭痛そうにしてて、なおかつテンションが高かったんだ。思えば、普段やりそうにないことも平気でやってのけてたし……。

「ど、どうしよう……。私、とんでもないことしちゃった……」
「……これ、とにかく渡すわ」

 不破さんから渡されたのは、小瓶だった。

「何これ」
「奥田さんが作った睡眠薬なの。それを渚くんに飲ませれば寝てくれるから、それで万事かいけ……」

 不破さんが言い終える前に。

 パァンッ

「うぉっ⁉」
「危なっ‼」

 対せんせー弾……。

「言ったよね。邪魔したら容赦しないって」
「渚……」
「はいはい、私たちは引きさがりますよ」

 中村さんは降参するように両手を挙げた。みんなもそれをマネして、ゆっくりと後ずさっていく。

「行くよ、あかり」
「う、ん……」

 私は渚に引っ張られるまま、また歩きだした。
 はぁ、また追いかけっこの始まりかな……。
 それにしても、不破さんに渡されたこの薬。どうやって盛ろうかな。

「渚、ごめんね」
「何が?」
「私のせいで、渚……」

 申し訳ないったらない! もし、私があのとき冷蔵庫にあるお酒を取らなかったら。もし、私が配分をしっかり決めてお茶を入れていれば……。

「あかり、落ち込んでるの?」
「ちょっと、かな……」
「落ち込む必要ないよ」
「え?」

 顔をあげると、そのときの渚の表情は普段の渚に見えた。気のせいかもしれないけど……。

「何があっても僕が守ってあげるから」

 ⁉
 うなずこうとして、ちょっとためらった。
 今はきっと、お酒の力で言ってるだけなんだ。普段の渚だったら、絶対そういうこと言わないもん。

「……あかり?」
「大丈夫、何でもない。心配かけちゃって、ごめんね」

 私はほほ笑むと、渚の手をギュッと握って歩きだした。
 と、近くに自販機を発見した。
 これは、チャンスかもしれない。

900:凪海◆L6:2016/04/17(日) 23:11 ID:bog

900!!

901:玲 ce12:2016/04/17(日) 23:15 ID:emg

!?!??!?900だとーーーーーーー!!!!!
.*・♥ Congratulations ♬+° ・*.
*(^o^)/**(^o^)/**(^o^)/*

902:あやや◆dA:2016/04/17(日) 23:16 ID:eyU

おめー!!

903:凪海◆L6:2016/04/17(日) 23:19 ID:bog

もうそろそろこのスレッドも終わりが近づいてきたね。

904:みゆき:2016/04/17(日) 23:41 ID:g/M

900オメ!

905:凪海◆L6:2016/04/17(日) 23:51 ID:bog

そろそろ更新しまぁす!!

906:玲 ce12:2016/04/17(日) 23:54 ID:emg

楽しみだーーーーー!!!

907:みゆき:2016/04/17(日) 23:58 ID:g/M

((ο(・∀・)ο))オー

908:凪海◆L6:2016/04/18(月) 00:35 ID:bog

30分以上かかる( ´:ω:` )

909:凪海◆3A:2016/04/18(月) 01:39 ID:ySs

>>899

「ねぇ渚、ちょっと走ったり歩いたりで疲れちゃったからさ。休まない?」
「そうだね……」

 見ると、渚はどこか疲れているようだった。まぁ、あんなに大暴れしてたから疲れて当然なんだけど。それにしても、お酒の力ってすごいなぁ。

「飲み物買ってくるよ」
「あ、僕が行くよ」

 渚はそう言って自販機に行った。
 チャンスッ!

「お待たせ」
「ありがと」

 って、1つだけ?
 渚はペットボトルのフタを開けた。そして、自分で飲み始めた。

「はい、残りあげるよ」

 はぁぁぁぁぁぁぁ⁉
 て、てっきりそろそろ酔いが醒めるかと思ってたんだけど、どうして、どうして、まだ酔ってるのぉ⁉

「飲まないの? それとも飲ませてあげようか?」

 渚が上目づかいで聞いてくる……。
 ま、まだ酔ってる……。

「うぅっ……、の、飲むよ……」

 か、間接キスとか。さっき、けっこうキスされたばかりなのに……。
 そ、それに不破さんに渡された薬、盛る機会がなくなりそう。
 えいっ。

「やった、間接キスだね!」

 な、なんでそんなに喜んでるの、渚……。
 とりあえず少し残しておいた。バレないように、そっと不破さんからもらった睡眠薬をペットボトルの中に流しこんだ。
 よし、完了!

「……渚、ごめんね」
「うん?」
「渚がおかしくなったのは、私のせいだから」
「僕、おかしいかな?」
「うん。おかしいよ。今までにないくらい……」

 私はなんだか笑いたくなった。

「でも、楽しかったかも」
「?」

 私は渚にペットボトルを渡した。
 たぶん、無意識の行動だったんだと思う。渚はそれを受け取り、そのままキャップを回して中身を飲んだ。

「うっ……」
「渚、ありがと。楽しかったよ」

 渚はくずれるようにして、その場で倒れた。

「終わった?」

 そっと現れたのは、カルマくんと杉野、神崎さん、奥田さんだった。

「あ、カルマくん。やっと終わったよ……」
「あーあ、人騒がせだったな」
「みんな、ごめんね。私のせいで……」
「とりあえず2人とも無事でよかったわ」
「そうだねー、こんな画像も手に入ったし」

 カルマくんがにやにやしながら私にスマホの画面を見せてきた。

「ほら、これとか。これも」
「っっっっっ‼」

 な、な、なんで⁉
 ど、どこで撮ってたのよーーーーーーーーーーーーーー‼
 カルマくんが私に見せてきた画像、それは。

 私が渚にDキスされてたときとか、一緒にいるときとか、お、おもむろにキスしそうになったときとか……。それに、さっきの間接キスのとか……。
 あーーーーーーーーー! 私もう、恥ずかしくて渚と顔を合わせられないーーーーーっっ‼

「動画もあるけど見る?」

 やめてーーーーーーーーーーーっっ‼

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:.. ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼

 茅野が言っていた、「おもむろにキスしそうになったとき」とは、千葉と速水が現れる少し前に渚と茅野の会話があったんだが、そのとき茅野が「そして、そのまま……」のあとの箇所です。「キスしそうになった」と書いたら雰囲気壊しそうなので書かなかった。ごめんね。

 あーあ、キャラ崩壊した……Ω\ζ°)チーン

910:竜牙:2016/04/18(月) 06:48 ID:OtI

続き!

渚視点

帰り道。暗くなった道を2人で歩いていた。
(いたたたたた。木製バットでよかった。金属バットじゃ、骨がおれてたかも……。まぁ、茅野を守れたからよしとするか!)
あかり「渚…。その…さっきはありがと……守ってくれて…。」
渚「いいって!お礼なんて。僕がしたかったからしただけだよ。」
あかり「痛くないの……??」
渚「んー。痛くないって言ったら嘘になるかな。けど、茅野の9ヶ月間に比べたら全然だし、茅野が無事ならそれでいいよ。」
あかり「……。どうしてさ。渚は…私のために……そこまでしてくれるの……??」
渚「……茅野はさ、今年1年間で…1度死にかけて、1度…僕らの目の前で貫かれてる…。茅野が生き返った時、ホントに嬉しかった。さっきの人たちの狙いが茅野だってわかった時、もう2度と茅野を失いたくないって改めて思った。だから……………。」
あかり「………。じゃあ、さ。私が“大切な人”って、どういうこと…?私は…渚にとって、どういう存在なの………??」
(ど、どうしよう……。これは、想いを伝えるチャンス……?でもどうやって……?)
あかり「私はね。渚のこと、好きだよ。男の子として。……相手の立場になって考えられる優しさ、ターゲットを見つめるまっすぐな殺意、どんなときもそばにいて助けてくれて守ってくれる…。そんな渚をいつも…隣で見てきたから………。だから、さっき一方的にやられてる渚を見て……。私の…大切な人を…失いたくないって思った。けど…渚は、それでも…私を守り続けてくれた……。ホントに…ありがとう……。」
渚「茅野……………。」
(茅野…泣いてる…?これは演技なんかじゃない。本心だ…。波長でわかる。だったら僕も……。)
ナデナデ
あかり「!?/////」
渚「茅野…。あそこで茅野が連れてかれてても僕は追いかけてたよ。1人でなんでも抱え込んで無茶するし、一直線に突き進むし……。そんな茅野を1年間隣で見てきた。だから………。」

あかり「………だから…?」
渚「かや…………あかり。」
あかり「/////////////」
渚「1年じゃなくて、ずっと隣にいてほしいな。僕があかりを…守りつづけるから。……………あかり………好きだよ。」
あかり「私も……!大好き……!」
渚「もう絶対に…失ったりはしないから…。」
(ずっと泣いてる……。でもこういうときは……………。)
あかり「んっ、ん?!/////////////」
プシュー……
渚「あかり…泣き止んだ??」
あかり「うん///////」

空を見上げると三日月があった。
(殺せんせー。見守っててくださいね。)
『ぬるふふふふふふふふふふ』
確かにそういったように聞こえた。

律「中村さん♪お待たせしました♪」
中村「あー。ありがとー♪」
イトナ「もう、いいか?」
カルマ「うん。ありがと♪じゃあ、行こっか。」
イトナ「あぁ。」

後日。E組のみんなからいじられた……。
(けど僕はもう…離したりはしない。殺ればできる。そう、恩師に教わったから。)

〜END〜



ど、どうでしたか?!うまくできたか心配で………。

911:玲 ce12:2016/04/18(月) 07:09 ID:emg

めちゃくちゃいいいいいい

912:刹那@ゲーマー:2016/04/18(月) 08:43 ID:Vo.

もう900www
皆小説すごいねー(゜▼゜*)

913:A :2016/04/18(月) 15:39 ID:0IU

またスレ作らないとね…

キャラ崩壊面白い!

914:玲 ce12:2016/04/18(月) 15:49 ID:emg

A
だねーヽ(*´∀`)ノ
私的に....
特に渚!!渚がキャラ崩壊してる時めちゃくちゃ面白い!

915:魔女 ゆかにゃん:2016/04/18(月) 16:05 ID:k/k

❤❤❤😆😆😆❤❤❤

916:レモン:2016/04/18(月) 17:37 ID:ZRo

その夜、僕は母さんが寝静まったのを確認して、ベランダからこっそり外へ出た。

11月の風は冷たく、まるで、今の僕の心情を表しているかのようだった。

静かな住宅街に僕の足音だけが響く。

少し歩きたい気分だった。

ふと、あの倉庫の横を通りかかった。

そう言えば、あの倉庫が全ての始まりだったな……。

この古びた倉庫は、僕が茅野に初めて自分の秘密を打ち明けた場所。

初めて、茅野の命を分けてもらった場所。

それも、全部終わりなんだ……。

視線を外して通り過ぎようとしたとき、今一番聞きたい声が辺りに響いた。

「渚?」

と。

917:玲 ce12:2016/04/18(月) 17:43 ID:emg

*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...
きたきたきた続きキターーーーー!!!楽しみだーーーーー楽しみだーーーーー!!(((o(*゚▽゚*)o)))(((o(*゚▽゚*)o)))

918:レモン:2016/04/18(月) 18:21 ID:ZRo

僕は反射的に振り返っていた。

すると、そこには茅野が真っ白なワンピースに身を包んで僕を見つめていた。

「渚……」

「茅野……」

僕は、もう逃げない。

逃げようにも足が動かなかった。

茅野は、僕によたよたと近寄るとギュッと抱き締めた。

少女特有の甘い香りがする。

茅野の臭いだ……。

「なぎさ……逢いたかったよ……」

僕は、茅野の降ろしている髪の毛をそっとすいた。

心地よい温もりがある。

「ねぇ、茅野」

「ん?」

僕は茅野を抱き締めたまま聞いた。

「茅野は、僕の事を許してくれるの……?キミをおいて逃げたのに……?」

茅野は僕から静かに離れた。

二人の間を冷たい風が通る。

「許すも何も、私の事を想ってくれているから、渚はまたここに来てくれたんでしょ?」

「……」

その通りだった。

僕は、何気ないふりを装って、茅野に逢うためにまた、ここへ来たのだから。

919:レモン:2016/04/18(月) 18:26 ID:ZRo

「渚、心配かけてごめんね。そして、また私と一緒にいてください」

茅野は、大きなはちみつ色の瞳に、ゆるめく涙を溜めながら僕の目をしっかりと見た。

僕は、そんな彼女に口づけで返事をする。

茅野は、何の抵抗もなく受け入れてくれた。

「僕の方こそごめんなさい。もうキミが孤独に包まれないようにするからっ……」

だから、だから僕と。

― 一緒にいてほしい……。

920:レモン:2016/04/18(月) 18:31 ID:ZRo

冷たい吸血鬼の心の氷を溶かしてくれたのは、お姫様のキスでした。

何も映っていなかった無の瞳に光を差し込んでくれたのです。

二人の間には命よりも大切な心があるのですから。

だから、きっともう、何があっても大丈夫。

命を分け与えなくても、お互いの気持ちを確認しなくても。

寒空の下で実った二人の初恋が、どうか、永遠に続きますように……。



END

921:玲 ce12:2016/04/18(月) 19:07 ID:emg

ああーー感動したよーーーーー。・゚゚ ''゜(*/□\*) ''゜゚゚・。 ウワァーン!!
いいいいいいいいレモンありがとう〜ありがたき幸せー

922:凪海◆L6:2016/04/18(月) 19:45 ID:vP2

親に怒られるから、更新遅れます(*_*)

923:レモン:2016/04/18(月) 19:45 ID:ZRo

落ち着け〜ww

でも嬉しい〜!!
ありがとう(^O^)/

924:レモン:2016/04/18(月) 19:45 ID:ZRo

凪海)楽しみにしてるぜ(^O^)/

925:魔女 ゆかにゃん:2016/04/18(月) 19:58 ID:k/k

か…感動(涙)

926:竜牙:2016/04/18(月) 20:44 ID:OtI

みんな。うまいよ…!
前ひな結構難しい。。。

927:凪海◆L6:2016/04/18(月) 21:04 ID:vP2

竜牙)無理な頼みをしてごめんね( ..)"

928:美薫:2016/04/18(月) 21:31 ID:Jqw

うんうん
なんでそんなに上手なんですか?
教えて…!

929:レモン:2016/04/18(月) 21:50 ID:ZRo

皆ありがとう!
美薫)凪海に聞いてみ!アドバイスくれるかも(^O^)/

930:美薫:2016/04/18(月) 21:53 ID:Jqw

凪海、お願いいたします!
どうやったら、そんなに上手く……書けるのかな?

931:葉月 美桜:2016/04/18(月) 21:53 ID:Jqw

あれ……

レモン…美桜って気づいた?

932:葉月 美桜:2016/04/18(月) 21:55 ID:Jqw

前の……

夏輝 美井薫と

今の

葉月 美桜を合わせて……

美薫(みか)にしてみて気づくかどうか(笑)
をやってた…短い時間ですが。

933:レモン:2016/04/18(月) 22:01 ID:ZRo

うん、気付いてた。
だってID同じだしね。

でも、妹さんとかだったらどうしようとか思ってあえて聞かなかったww

934:竜牙:2016/04/18(月) 22:01 ID:OtI

なぎちゃん)そんなことない!ただ前原君がタラシだから…………… じゃなかった。ナンパネタしか思い付かなくて…………www

935:凪海◆L6:2016/04/18(月) 22:37 ID:K3E

竜牙)タラシネタ(*b'v・)b+。
それでもいいんじゃないかな??

936:凪海◆L6:2016/04/18(月) 22:38 ID:K3E

美薫)え、美薫とかレモンの方がうまいだろっΣ\(゚Д゚;)

937:凪海◆L6:2016/04/18(月) 22:40 ID:K3E

親が寝たから更新しまぁす!!

938:玲 ce12:2016/04/18(月) 22:51 ID:emg

楽しみに待てる!!

939:凪海◆L6:2016/04/18(月) 22:56 ID:K3E

PCのロードが遅い🐢💨💨

940:凪海◆3A:2016/04/18(月) 23:12 ID:ySs

>>813

 殺せんせーはイトナにやっとのことで追いついた。
 すぐさま彼の近くに寄ろうとすると、

 カッ

殺(こ、これはっ! 私の動きを鈍らせる光っ‼)

 続いて放たれる、対せんせー弾。しかし、その方向は殺せんせーではなく、イトナへと向かっていく。

シ「お前は自分以外が狙われると、途端に反応速度が落ちる。結局お前も、自分のことしか考えていない奴だ」
殺「にゅ、にゅ、にゅーーーーーっっ‼」

 殺せんせーは着ている服でなんとか対せんせー弾がイトナに当たらないように守っているが、限界が近づいている。
 万事休す、かと思われたが。

 ドカッ

部下「ぐぉっ」
寺「これ、対タコ用に作られた服だろ? おかげでタコの代わりに俺らが落とさなきゃなんねーだろーが」

 寺坂くんが木の上にいたシロの部下の1人を蹴り落とした。
 僕らはカルマくんや前原くんや寺坂くんや岡野さんが次々と落としていくシロの部下たちを片っ端から簀巻き(すまき)にした。

シ「なっ!」
カ「こっち見てていいの、シロ? 俺らに注意を向けてたら、ネットなんてあのタコに根元からはずされちゃうよ〜」

 シロが後ろを振り向いた頃には、すでに殺せんせーはイトナくんを捕らえていたネットの根元を壊していた。

殺「シロさん、あなたは周到に計画を練りますが、生徒を巻きこめば必ずその計画は台無しになる。イトナくんをこのクラスに残して早く去りなさいっ!」
シ「モンスターにコバエが群がるクラス、か。大層うざったいね。いいよ、そんな子はくれてやる。どうせ、もって3日の命だ」

 シロはそう言い残して、部下と共に軽トラに乗りこみ、走り去ってしまった……。



。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

 ま、大方知っての通り、このあと寺坂組がイトナを助けてイトナは正式にE組加入だね。
 そこからさらに飛ばして、次からは体育祭行きまーす!

941:玲 ce12:2016/04/18(月) 23:13 ID:emg

*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...面白いいいいいい次ガーーーーーーーーーーーー楽しみだーーーーー(」・ω・)」う〜!(/・ω・)/ひょ〜!

942:凪海◆3A:2016/04/18(月) 23:35 ID:ySs

>>909

渚side

 うーっ、頭痛い……。
 そう思いながら目を覚ますと、そこは自分の部屋じゃなかった。
 あ、そっか。今、殺せんせー暗殺のためにクラスで合宿の最中だったんだった。そう思いながら辺りを見回すと……。

「え、もう朝っ⁉」

 慌てて起きて外へと急いだ。部屋の中はたたまれた布団だらけで、すでにみんな起きていることがうかがえたからだ。

「ごめん‼ 寝坊し……あれ?」

 なんでみんな、外で寝てるの? しかも、超体育着を着て。
 新しい訓練……ってわけでもなさそうだし、まさか朝練してたのかな?
 それにしても、昨日の夕飯のまんまなんだけど。バーベキュー用のコンロとかだしっぱなしだし……。
 
 カタッ

 後ろ――校舎の中で音がしたから振り返って見ると、

「あ、茅野。おはよう」

 そこには茅野がいた。茅野は眠たそうにまぶたをこすって、それから僕の顔をまじまじと見つめてきた。
 え、何かついてるかな?

「な、なななななな、なぎ、なぎ、さ……」

 ?
 茅野はかなり動揺しているようで、僕の顔をしっかり認識するなり、顔を真っ赤にしてどこかへ走っていってしまった。

「え、茅野⁉ おーい」

 僕は声をかけたけど、止まってくれそうになかった。
 いったい何が……。

「……ん? って、渚っ!」
「うわっ! 杉野か……。おはよう」
「おい、みんな。渚が起きたぞっ!」

 杉野の声にみんなが次々と起きだした。

「渚っ!」
「よかったー」
「心配したんだぞ」
「もう体調は平気なの?」

 え、え、え、え⁉
 僕は何が起こっているのか理解できず、みんなの質問責めに慌てるしかない。
 いったい何があったの?

「って、おい。渚、フツーすぎないか?」

 フ、フツーって何!

「あれ、ホントだ」
「ねぇねぇ、渚くん」

 カルマくんがにやにやしながら聞いてきた。
 い、いつものいたずらを考えているときの顔だ……。

「何があったのか、自分の姿見て分からない?」
「すが、た……?」

 僕は首を傾げて、なんとなく自分の格好を見返した。
 え……。

「何これーーーーーーーーーーーーっっ‼」

 な、なんで女装してんのさ、僕‼
 挙句、髪の毛もヘアゴムないしっ‼

「ど、どうして⁉」
「それはー、渚くんが自分の意志で着たんだよー」

 中村さんが笑いながら言ってきた。

「ウソでしょ! それ、絶対ウソでしょっっ‼」
「ホントだってば。ねぇ、みんな」

 中村さんの声に、みんながうなずいた。1人も残らず、本当に全員うなずいていた。
 
「え、え、え、え、え??」

 頭が混乱してきた……。ただでさえ頭痛がするのに、なんで? 意味がわからないっっ‼

「さらに、さらに。とんでもない証拠写真もあるけ……」
「やめてーーーーーーーーーーーっっ‼」

 カルマくんが言い終える前に、茅野がどこからかすっ飛んできた。そして、カルマくんが手にしていたスマホを手から奪い取って、それを死守し始めた。

「ぜーーーーーったい、やめて! お願いだから、やめてっっ!」

 な、なんでそんなに必死そうな顔をしているんだ、茅野は……。

943:玲 ce12:2016/04/18(月) 23:57 ID:emg

渚....君って言う人が羨ましいよ〜(´・∀・`)
まさに鈍感の鏡だと改めて思ったよーww
凪海
めちゃくちゃ面白かったよ!!
これから寝る!!
お休みなさい〜(=-ω-)zzZZ乙乙

944:凪海◆L6:2016/04/19(火) 00:00 ID:K3E

玲)ヾ(*´・ω・`*)おやすみなさぁ〜ぃ

945:あやや◆dA:2016/04/19(火) 17:58 ID:eyU

杏莉〜(¶д¶)本当にごめん!!
私、杏莉の新しいスレ見たんだけど…

。°(¶д¶)°。
私、杏莉のスレに書き込めてないから
…申し訳なくて……
杏莉の事、嫌いとかじゃなくて…
その……

946:あやや◆dA hoge:2016/04/19(火) 18:06 ID:eyU

。・°(°´д`°)・。

947:A :2016/04/19(火) 19:06 ID:0IU

やっぱりカルマのいじり欠かせないな〜(*^_^*)

948:あやや◆dA:2016/04/19(火) 20:40 ID:eyU

杏莉…

949:凪海◆L6:2016/04/19(火) 21:23 ID:zoc

今日も親が寝たら書きますね( ̄▽ ̄;)

950:あやや◆dA:2016/04/19(火) 22:29 ID:eyU

ね、皆。

なんか近頃私が入ってる専スレに入ってくる荒らしがいるんだけど、どういうつもりなのかな…?

951:みゆき:2016/04/19(火) 22:35 ID:g/M

あややが人気だから羨ましかったんだよ
もしあれなら
「すいません 私あなたのような低レベルで人のことをまるで考えないバカにレベル合わせられないので出ていってください」って言えばいい!
それでもまだいってくるならアク禁しちゃえ!

952:あやや◆dA:2016/04/19(火) 22:38 ID:eyU

さっきも二人来てて、アク禁依頼出したんだよねー
まぁ…私、うつ板とかで壊れてるからね……

953:みゆき:2016/04/19(火) 22:39 ID:g/M

あややは人気だから私も羨ましいよ

954:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:02 ID:maA

やっと書ける(*´∀`)-3

955:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:17 ID:maA

交流・仲良し板に荒らし発生!
みんな。きぃつけて。

956:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:23 ID:eyU

私が人形!?
ないない!学校でぼっちだよ!?

957:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:23 ID:eyU

あ、人気だった(笑)
人形ってなんだww

958:みゆき:2016/04/19(火) 23:27 ID:g/M

とりあえず荒し挑発してきた(怒)

959:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:31 ID:maA

みゆきw
とりあえず、アク禁サイト行っといたわ

960:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:33 ID:eyU

おぉぉぉー!ありがとうー!

961:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:33 ID:maA

反映されるといいのだけれど( ̄▽ ̄;)

962:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:36 ID:eyU

また規制されるかもね…

963:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:38 ID:maA

え、困る(´・ω・`)

964:みゆき:2016/04/19(火) 23:38 ID:g/M

見てきたら?
私の挑発ww
まぁ上であややにアドバイスしたのとほぼ同じだけど
(私にもカルマの血が流れてるかもしれないw)

965:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:39 ID:maA

みゆき)カルマの血が流れてるとか、サイキョーじゃんwww
私もその血欲しいわw

966:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:41 ID:eyU

私も欲しいww

967:みゆき:2016/04/19(火) 23:41 ID:g/M

私相手を挑発することに関しては神だからw

968:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:41 ID:eyU

おぉww

969:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:42 ID:maA

神様ァァーー\(。´□`・。\)助けてェェ

970:みゆき:2016/04/19(火) 23:43 ID:g/M

この前もクラスのウザイ男子黙らせた ←挑発でw

971:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:43 ID:eyU

あ、みゆき!
匿名の漢字違ってたよ!

972:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:43 ID:maA

みゆき)✡( ( \(°ㅂ°)/ ) )✡すげっ

973:みゆき:2016/04/19(火) 23:45 ID:g/M

医ってしてたやつでしょ?
あれわざと間違えたw
反応見たくてw

974:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:46 ID:maA

みゆき)(・∀・)イイネ!! サイッコウダネ!!
ナイスだわww

975:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:46 ID:eyU

スゲー(・д・)ー!!!!

976:みゆき:2016/04/19(火) 23:47 ID:g/M

ところでこのスレの続き誰がたてるの?

977:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:47 ID:maA

みゆき)考えてないわ^^;

978:みゆき:2016/04/19(火) 23:48 ID:g/M

私たてて良いのかな?

979:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:49 ID:maA

みゆき)よいよ(≧∇≦)b

980:あやや◆dA:2016/04/19(火) 23:53 ID:eyU

いいよー!!

981:みゆき:2016/04/19(火) 23:56 ID:g/M

じゃあたててくる!

982:凪海◆3A:2016/04/19(火) 23:57 ID:ySs

>>940

 僕らはある情報を得て、それを確認するために学校からほど近いカフェ店にやってきた。というのは建前で。

磯「いらっしゃいませ。あ、原田さん。こんにちは」
原「どうも〜」

 カフェ店で働いているのは、磯貝くん。僕らのクラスの委員長だ。

前「うーむ、イケメンだ」
岡「殺してぇ……」

 カランカラン

磯「いらっしゃいませ……って、海か」
海「何その反応」
磯「渚たちと待ち合わせか?」
海「うん」
磯「だったら、ほらそこ」
海「おー、ありがと」

 茅野が海に向かって手を振ると、海はこっちに気づいたみたいだ。すぐに来た。

海「お待たせ」
片「海はまた和服なのね」
海「慣れちゃってるからね」
渚「ところで早退してたけど、風邪は大丈夫なの?」
海「あ、今日の早退は薬取りに行ってたんだ。足りなくなっちゃって。私の行きつけの開業医がさ、今日だけ閉めるの早かったから」
茅「風邪は平気なの?」
海「ぜーんぜん、平気!」

 海はすぐにケーキと紅茶を注文してそれらにぱくついていた。
 そこへ、また店のベルが鳴る音が響いた。

?「おやおや、情報通りバイトしている奴がいるよ」
?「いーけないんだ、磯貝くん」

 この声は!

浅「これで2度目の重大校則違反だ。見損なったよ、磯貝くん」

 五英傑に浅野くんまで……、最悪だ。


店の外


磯「頼むよ、浅野。今日やれば今月分は足りるからさ」
浅「そうだね……、僕としてもできれば穏便に済ませたいしね」

 よからぬことを考えているときの浅野くんは、本当に理事長そっくりだ。
 ところで……。

榊「ねぇ、君。かわいいね。よかったらうちに奉公に来ない?」
海「………」

 さっきから榊原くんが海にめっちゃ言い寄ってるんだけど……。
 まぁ、海は普段男子の制服を着ているから、女子らしい服(和服だけど)を着てると女子に見えちゃうもんね。まぁ、女子なんだけど。
 前原くんが小声で僕に言ってきた。

前「おい、彼氏。助けてやれよ」
渚「う、海が怖くて……。それに彼氏じゃないし」
片「何言ってんのよ、男でしょ」

 でもなぁ……。
 海は榊原くんを無視しながらも、さっきからとんでもない殺気を放ってる……。

磯「……おい、やめろ!」

 そのとき、磯貝くんが海をかばった。
 すると、海が待ってましたとばかりに、何かとんでもないいたずらを思いついたかのような顔をした。

983:凪海◆L6:2016/04/19(火) 23:58 ID:maA

みゆき)イテラ━━━ヾ(*・ω・*)━━━ッシャイ!

984:あやや◆dA:2016/04/20(水) 00:00 ID:eyU

磯貝の会キター(*>∀<*)ーーー!!!!!

985:凪海◆3A:2016/04/20(水) 00:32 ID:ySs

>>942

 その日、ずっと僕は茅野に避けられていた。
 例えば。

「ねぇ、茅野。ここなんだけど……」
「あ、奥田さん。ちょっとさ」

 とか。
 歩いているときに肩がぶつかって。

「あ、ごめん」

 と言うと、顔を真っ赤にして一目散に逃げちゃうんだ。何故か。
 というより、どうして逃げるんだ?

「ねぇ、カルマくん」
「うーん?」
「今日、すっごい茅野に避けられてるんだけど。僕、なんかしたかな?」

 すると、カルマくんはにやにや笑って。

「自分の胸に聞いてみな」

 と謎の答え。
 みんなも、あきれてたり、にやにやしてたり。
 い、意味がわからない……。

 その日の夕飯はカレーだった。
 明日で合宿も終わりだ。でも、計画はスムーズに進んだから、あとは今後の予定とか綿密に立ててっと。
 それから僕らは山の下にあるお風呂屋さんに行った。
 ふー、さっぱりした。思えば昨日、お風呂に入っていなかったような……。まぁ、いっか。

「あれ、茅野」
「な、渚……」

 ちょうどお風呂あがりの茅野と、お風呂屋さんの玄関ででくわした。彼女はフルーツ牛乳の瓶を持っていた。
 お風呂あがりのせいか、顔が真っ赤だった。でも、なんかますます赤くなってるような……。
 気のせいかな。

「ね、ねぇ。渚」

 いきなり向こうから話しかけられた。
 僕は思わずほっとした。

「あー、よかった」
「え?」
「あ、ごめん。今日、なんだか一日じゅうずっと避けられてたような気がしたからさ、てっきり嫌われたんじゃないかって思っちゃって」
「そ、そんなことないっ! むしろ……えぁっ、な、なんでもないよっ‼」

 ??

「で、何?」
「あ。えーっとさ、渚。もう頭痛くないの?」
「うん。全然平気。朝、ちょっと痛かったんだけど、もう治った」
「そ、そう……」

 沈黙……。
 うーん、この沈黙どうにかならないかなぁ……。
 あ、ところで。

「昨日も思ったんだけどさ、茅野って髪を下ろしてた方が似合うよね」
「え⁉」

 え、何その反応。
 あれ、そういえば。昨日、茅野って髪下ろしてたっけ? いつも通り、髪を2つに結わいてた気がするんだけど。
 うーん……、記憶に混乱が。

「渚?」
「ごめん、茅野。変なこと言ったね」
「う、ううん! き、気にしてないからっ‼」

 そう言って茅野はいきなりフルーツ牛乳の瓶を僕に差し出してきた。

「これ、飲んでっ!」
「って、それ。茅野が自分で買ったやつじゃ」
「だ、だだだ、大丈夫! 私、ポケットにもう1本あるから。ほらっ」

 たしかに、茅野のポケットは瓶の形のふくらみがあった。

「そ、それとさ、渚」
「うん?」
「人にぺ、ペットボトルとか買うときは、その……。自分の分と相手の分を、買っておいた方がいいよっ!」
「わ、わかった……」

 なんだかよくわからないけど、とりあえず。

「アドバイスありがと、茅野」
「ううんっ! ど、どういたしまして。それじゃ、おやすみっ!」

 そう言って、1人で帰っていった。

「うん、おやすみっ!」

 僕はその背中に声をかけた。
 それにしても、1人で帰らせるのはまずかったかなぁ。


。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.。。.:♦♥♦:.

 一応、ここで終了ってことにさせていただきます。きったない終わり方だけど、てか後味悪っ! でも文才ないから終わらせ方がよくわからなくて泣ける……( ノД`)シクシク…

 ここで決をとりたいです。
 個人的に満足できないので、続きを書こうと思うのだが。続きが気になる人、いる?

 それと、専スレのほうで今回の話のウラバナシをしようと思ってまぁす。

986:玲 ce12:2016/04/20(水) 06:52 ID:emg

カエデーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー可愛いい可愛いい可愛いい可愛いい可愛いい可愛いい可愛いい可愛いい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

987:A :2016/04/20(水) 07:23 ID:0IU

カエデ照れてる超可愛い続き気にナルーーー
ここでカルマとか出したら面白くなりそうヽ(;▽;)ノ

988:竜牙:2016/04/20(水) 14:52 ID:OtI

ちょ!遅くなりました。

前ひな

ひなた視点

「ごめ〜ん。これから他校の女子とデートだから行くね〜♪」
これがあいつの口癖。付き合っては別れ付き合っては別れ、その繰り返し。別れの理由は大抵、
『二股がばれた。』
と、いうことらしい。
(まったく…。とんでもないタラシだよ…………。こっちの気も知らないでさ。)
ひなた「うっさい!早くいってよ女タラシ!」ゲシッ
前原「いってぇ!!!ってかもう行くんだよ!」

(はぁ〜。またやっちゃった………。あいつにだけ強く当たっちゃうんだよね………。野生児とかサルって言ってるから、私、女子として見られてないよね…。バレンタインの時は私のことたくさん知ってて、きもかっこいいって思ったけど、嬉しかったな〜。でもどうしてタラシなんか好きになっちゃったの………?これからどうすればいいの…?)
ひなた「はぁ〜。」
片岡「どうしたの?また前原君?」
ひなた「うっ。うん……。どうして……わかったの??」
片岡「ひなた、思ってること、たまに口にでてるから……。」
ひなた「嘘?!…………でもわかってるならいいや。メグ。女子として見られるためにはどうすればいい??」
片岡「え……ごめん。私、女子からしか手紙もらったことなくて、男子に女子として見られたいっいうのは考えたことないかな……。あ!でもそれなら!」
ひなた「??」
片岡「渚!渚!」
渚「どうしたの?片岡さんに岡野さん。もしかして、また前原君??」
ひなた「バ、バレてる……。」
片岡「こういうことは渚にしか聞けないんだけどさ…。女子として見られたいとき、渚ならどうする………?」
渚「僕男だよ?!」
ひなた「例え話だよ?」
渚「あ、そういうことか。ん〜。普段と違う服装すればいいんじゃないかな?虚をつくような感じ。あ!でも暗い感じの服装はだめだよ!」
ひなた「う、うん。」
渚「例えば〜。岡野さんがスカートをはくとか。」
ひなた「制服以外で着たことないし、ズボンしかないよぉ〜…。」
片岡「じゃあ、私が選んであげるよ!」
ひなた「メグ〜。ありがとぉ〜。」
渚「あ、じゃあ僕はこれ………」
片岡「渚はさ、茅野ちゃんが普段と違う雰囲気の服装だったら喜ぶ???」
渚「いきなり何言ってんの?!/////」
ひなた「いいからいいから〜♪」
渚「そ、そりゃあもちろん////。っていうかいつも可愛いけどね/////。」
(これは後で茅野っちに報告しなきゃ。)
片岡「わかった!アドバイスありがとね!」
渚「僕でよかったらいつでも相談にのるよ。」


さらりと渚カエ混ぜてすいません。全然前ひなじゃない。。。

989:玲 ce12:2016/04/20(水) 15:27 ID:emg

いいんだよ!!渚カエで喜ぶ僕がいるから!!!(`・ω・´)キリッ

990:竜牙:2016/04/20(水) 18:59 ID:OtI

ここのスレが書き込めなくなったらどこに行けばいいの??

991:みゆき:2016/04/20(水) 19:01 ID:g/M


よく見て!
私の作った『5』があるから!

992:竜牙:2016/04/20(水) 19:25 ID:OtI

ホントだ!ありがと!!

993:凪海◆L6:2016/04/20(水) 19:25 ID:Fv.

タダィマ☆(*>ω<*)ゞ

みゆき)お! 5作ったか。♪(о ̄▽ ̄)/サンキュ-

994:ゆっくり楓 yukkurikaede:2016/04/20(水) 19:54 ID:MVI

どーも、初めましてゆっくり楓です!
中2で、暗殺教室にはまったバカです!
皆さんの完成度がスゲエ書き込み拝見させていただきました!
ちなみに学校は私立で部活はESS、成績は学年50位です!
なんか自慢みたいですいません。
楓って呼んで下さい!

995:ゆっくり楓 yukkurikaede:2016/04/20(水) 19:57 ID:MVI

みゆきさん!5つめはどう調べたら出てきますか?

996:玲 ce12:2016/04/20(水) 20:03 ID:emg

楓さん
はじめまして!!
僕玲!!(女だけど気にしないでおくれ!)
呼びタメ口でいいかな??
僕の事は呼びタメ口でいいよ!
あと5は少し下らへんにあるからしっかりと探してみてください!!
ヨロ(`・ω・´)スク!

997:葉月 美桜:2016/04/20(水) 20:56 ID:Jqw

楓さん
はじめまして!
葉月 美桜といいます!
気軽に美桜(みゆ)って呼んでください!
ため口でいいかな?

998:竜牙:2016/04/20(水) 21:15 ID:OtI

楓さん!竜牙です!
女です!!
ため口でいいんで!よろしくです!

999:あやや◆dA:2016/04/20(水) 21:17 ID:eyU

竜牙よろー!

1000:あやや◆dA:2016/04/20(水) 21:17 ID:eyU

1000!!!

1001:1001:Over 1000 Thread

このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててください。


全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ